西武は1−1の6回に秋山のソロで勝ち越し、7回に秋山の2打席連続となる3ランで突き放した。岸は9回を5安打1失点で投げ切り、今季2度目の完投で4勝目。ロッテは1回に先制したが、その後は本塁を踏めず6連敗となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
埼玉西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | x | 6 |
打線はつながらず、32イニング連続適時打なし。ロッテ伊東勤監督は「(岸は)立ち上がりは良くないが、いつも2回り目から手が出ない。全体的に沈みがち。引っ張ってくれる人が」と願った。
ロッテは投打に振るわず、連敗が6に伸びた。
先発スタンリッジが右腰の張りで1回を投げただけで降板。2回からは、急遽登板の大嶺祐が4イニングを1失点に抑え踏ん張った。だが、6回、7回に、藤岡、南で4点を失った。
打線も元気がなかった。岸に対し、5安打1点のみ。初回にデスパイネの内野ゴロの間に1点を奪っただけだった。これで、32イニング連続適時打なしとなった。
伊東勤監督(53)は「流れが良くない。何とか立て直すしかない。ここまで頑張ってきたんだから」と話した。
ロッテ先発のジェイソン・スタンリッジ投手(37)がアクシデントで降板した。
1回は8球で3者凡退。だが、2回のマウンドに上がり、イニング間の投球練習を行った際に右腰の張りを訴えた。1回の守備中にひねっていた。治療のためベンチ裏に下がったが、結局、交代。急遽、大嶺祐太投手(28)が登板した。
病院には行かず、アイシング治療を受けた。試合後は「原因は分からない。明日様子を見るが、大丈夫だと思う」と話した。
今後の起用は、状態を見て決める。
日本ハムは18日、9月に札幌ドームでの主催試合で実施する「レジェンドシリーズ」の企画チケット発売概要を発表した。
さらに、ロッテファンにも企画チケットを発売する。日本ハムとロッテの共同企画として、遠方でホームゲームに来場することが難しいファン向けに、本来はホームゲームでしか手に入らない「限定ユニフォーム」付チケットを数量限定で販売する。詳細は球団ホームページへ。
ロッテは岸を攻略できず、今季ワーストを記録中の連敗が6に伸びた。1回に内野ゴロの間に先制し、10日の日本ハム戦から続いていた連続イニング無得点は23で止まったが、2回以降は再びゼロ行進に陥った。
角中、デスパイネ、福浦の中軸はそろって4打数無安打に終わった。伊東監督は「(打線の)真ん中が打てないと乗っていけない。引っ張っていく選手が出ないと」と奮起を求めた。
オールスター休みを挟んでも、トンネルを抜け出せなかった。ロッテは今季初の6連敗。初回1死二、三塁からデスパイネの二ゴロで三塁走者・荻野が生還し24イニングぶりの得点を奪ったが、2回以降は無得点に抑えられ、逆転を許した。
主軸3人が無安打に終わり、伊東監督は「真ん中(主軸)ですね。ガツンと行くとか安打で還すとか。しばらく時間はかかりそうだな」と話した。
勝負手は打った。40歳の福浦を「5番・一塁」で今季初のスタメン起用。5月19日以来の先発出場となる根元を2番に起き、プロで初めての左翼を守らせた。福浦は4回に左中間への鋭い打球を放ったが秋山の好捕に阻まれ今季初、通算1913本目の安打はならず「(岸は)良かったんじゃない。しようがない。あれがヒットになっていればね」と話した。左翼の守備を無難にこなした根元は「(守備は)思っていたより落ち着いてできた。打てなかったことの方が悔しい」と振り返った。
指揮官は「誰か引っ張っていく選手が出てこないと」と話した。若手とベテランが一丸となって快進撃を見せてきたロッテ。6連敗しても、貯金は「9」ある。
ロッテは今季初の6連敗。初回1死二、三塁からデスパイネの二ゴロで三走・荻野が生還し24イニングぶりの得点を奪ったが、2回以降は無得点に抑えられた。
不振が続く打線が5安打に抑えられ、伊東監督は「しばらく時間はかかりそうだな」と話した。40歳の福浦を「5番・一塁」で今季初のスタメン起用。5月19日以来の先発出場となる根元を2番に起き、プロで初めての左翼を守らせたが、勝利に結びつかなかった。福浦は「(岸は)良かった。しようがない」と話した。
ロッテの先発・スタンリッジがアクシデントで降板した。初回を三者凡退に斬り、2回の前の投球練習に突然顔をしかめてベンチに下がった。
スタンリッジは右の腰に違和感を覚えたということで、2回から大嶺祐が緊急登板し4イニングで65球を投げた。
ロッテが24イニングぶりに得点を挙げた。初回1死二、三塁からデスパイネの二ゴロの間に三走・荻野が生還。1点をもぎ取った。
この試合で零敗すると球団ワーストタイの3試合連続零敗となる危機だったけに、初回に岸から挙げた貴重な先制点。チームは5連敗中だが、伊東監督は試合前「今日から後半戦。前半戦と違って負けを取り返すのがきつくなってくる。まず勝ってスタートを切りたい」と話していた。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(37)が18日の西武戦に先発したが、2回の投球練習中に異変を訴え緊急降板した。
初回を3者凡退に抑え、上がった2回のマウンド。投球練習中に何らかの異常が発生した様子で、腰を押さえながらゆっくりと歩きベンチ裏へ下がった。
場内には「治療中」のアナウンスが流れたがこのまま交代。2番手には大嶺祐が上がった。5連敗中のチームが後半戦初戦で思わぬアクシデントに見舞われた。
今季ワーストを記録中のロッテの連敗が6に伸びた。
1回にデスパイネの二ゴロの間に1点を先制し連続イニング無得点は23で止まったが、その後はゼロ行進。32回連続適時打なしで、伊東監督は「真ん中が打てていない。(打線は)しばらく時間がかかりそうだ」と唇をかんだ。「打つ方で引っ張る選手が出て欲しい。今は我慢の時だ」と“我慢”の2文字を強調した。
ロッテの先発・スタンリッジが2回の投球に入る直前のピッチング練習中、右腰に違和感を訴え、緊急降板した。
投球の際、腰の辺りを気にするしぐさをみせると、治療のためベンチに下がった。代わって大嶺祐が登板した。
スタンリッジは今季、ここまで5勝(5敗)を挙げており、後半戦の”開幕投手”として期待を背負ってのマウンド。しかし、5連敗中のチームは緊急事態に見舞われた。
日本野球機構(NPB)は18日、早期導入を目指していたコリジョン(衝突)ルールの新基準について、後半戦開幕からの適用を断念した。16日のNPB規則委員会では、各球団の選手から理解が得られれば、後半戦開幕からの導入が可能との見解を示していたが、楽天が早期導入に難色を示すなど、12球団の足並みはそろわなかった。
楽天の銀次選手会長は「今日、明日で十分な説明、理解がないまま導入するのはさすがに無理。これから先、全員が理解した上で、導入するなら前向きに考える」と話した。前日17日に球団側から説明を受けていなかったDeNA、ヤクルト、日本ハムの3球団の選手は、試合前までに説明されたが、全球団の意思統一には至らなかった。
新基準の導入時期について、NPBは全球団からの理解があった時点からという見解を示し、3連戦の途中からは否定している。現状では最短で22日からとなるが、規則委員のヤクルト新純生専務は「説明が行き届いてからということになる。まだ分からない。検討していかなければ、いけない問題」と話し、中日西山和夫球団代表は「メドは分からない」と言った。新基準では、守備側の選手が走路に入ったか否かではなく、実際に衝突が発生したかを重視し、捕手のブロックや走者の体当たりが適用の対象となる。
日本野球機構(NPB)が進めているコリジョン(衝突)ルールの運用基準見直しについて、時期を巡って各球団の選手会の間で意見の一致が得られず、18日の後半戦スタートからの導入は見送られた。
NPBは走路に侵入したかを重視せず、実際に衝突が発生した際のブロックや体当たりに対して適用する案を作成。日本プロ野球選手会は導入前に選手の理解を得るよう求めていた。球団からの説明を受けた各選手会の見解がこの日までに出そろったが、シーズン中の変更に難色を示す声を含め、早期の導入には異論が出た。
日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は「統一が図れなかったとNPBに連絡した。今後、協議を続ける」と話した。NPBは後半戦からの見直しを目指していた一方、理解を得られることを優先し、導入時期に固執して結論を急ぐことはないとしている。
日本野球機構(NPB)が進めているコリジョン(衝突)ルールの運用基準見直しについて、時期を巡って各球団の選手会の間で意見の一致が得られず、後半戦スタートからの導入は見送られた。
日本プロ野球選手会は導入前に選手の理解を得るように求めており、森忠仁事務局長は「統一が図れなかったとNPBに連絡した。今後、協議を続ける」と話した。
ヤクルトやDeNAがこの日、選手に変更点を説明。ヤクルトの川端選手会長が「みんな納得した」と話した一方、DeNAの梶谷選手会副会長は「捕手も走者も万が一のことがあると野球人生に関わる。個人的にはこのままでいて欲しい」と話した。NPBは12球団の足並みがそろった段階で適用の時期を探る。
日本野球機構(NPB)は18日、コリジョン(衝突)ルールの新運用基準の後半戦開幕からの導入を見送った。この日、ヤクルト、DeNA、日本ハムの3球団で選手への説明が行われ、12球団への説明は済んだが、一部の球団の選手会が導入時期に難色を示していることが分かった。
日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は「12球団の選手会が説明を理解し、見直しの時期についても意思の統一ができればスタートとなるところだったが、できなかった」と明かした。この日、NPB側には報告を済ませ、「今後はNPB側と改めて協議をすることになると思う」との見解を示した。
選手会は15日の臨時大会で、選手への説明を求めており、NPBは各球団への説明が済んだ時点で新基準をスタートさせる方針だった。だが、シーズン途中という異例の時期での見直しだけに、12球団の選手会の理解が出そろうのを待つという。
NPB関係者は「一部の球団の選手会に理解をいただけていないようなので、説明を続けていく」とし、引き続き、早急に新基準がスタートできるように調整していく。
こんにちは、SHEILAです。
今回はロッテの主砲、デスパイネ選手を直撃しました。日本に来て3年目、前半戦は本塁打14本。過去2年のシーズン本塁打数(14年12本、15年18本)を大きく上回りそうなハイペースで打ち続けています。そのパワーの源は何なのか?前後編に分けて、デスパイネ選手の本音に迫ります。