わたしはかもめ2016年鴎の便り(7月)

便

7月19日

埼玉西武2−9千葉ロッテ(西武プリンス)

ロッテが逆転勝ちで連敗を6で止めた。0−2の6回に井口が4号満塁本塁打。鈴木も2ランを放った。7回以降には計3点を加えた。二木が6回途中までを2失点で6勝目。西武は6回1死満塁で登板の大石が2本塁打を許した。

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千葉ロッテ0000061029
埼玉西武0101000002

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ロッテ井口が打線に手本、逆転満弾は球団最年長[ニッカン]

ベテランの一振りが、チームの連敗を6で止めた。ロッテ井口資仁内野手(41)が0−2の6回、逆転の4号満塁本塁打を放った。代わったばかりの西武大石の第1ストライクを逃さなかった。41歳7ヶ月での満塁弾は、74年アルトマン(41歳0ヶ月)を抜き球団最年長記録。通算打点は998となり、大台目前だ。

右腕を突き上げた姿は完璧だった。地鳴りを浴び、井口は一塁をゆっくり蹴った。「この何試合か、打線がカバーできてなかった。良い形で打てた」と満足げに振り返る。0−2の6回1死満塁。「最低でも犠飛」と思ったが、代わったばかりの西武大石はボールを2つ続けた。「バッティングカウント。ストレート1本」と定め、その通り144キロを砕いた。連敗中のチームは序盤にミスが続いていた。左翼席への弾道が重い空気を切り裂き、12日ぶりの勝利をもたらした。

日米通算20年目。経験で、冷静に見ていた。開幕から投打がかみ合い「逆転のロッテ」と呼ばれた。だが、前半戦終盤に失速。後半初戦の前日も振るわなかった。「つながりがうちの持ち味だけど、こういう時は、どうしても球を見がちになる」。黒星と消極の負のスパイラル。大石の第1ストライクを捉え、お手本を示した。「これで吹っ切れる」。満塁弾に続けとばかり、終盤は打線がつながり加点。本来の形が戻った。

猛暑の夏。母校の活躍を楽しみにしている。国学院久我山は西東京大会ベスト8進出。明日21日、第1シードの東海大菅生に挑む。「いつも、ここまでは来るんです」と、自らが2年生の時に出場した91年以来の夏の甲子園出場を願う。そんな41歳は、元気の理由を「この位置(3位)にいるから。上を向いていける。残り少ない野球人生。何回でも優勝したい」と力強く挙げた。伊東監督が「困った時はベテランの力。チームを救った」と絶賛する男は、逆転優勝を本気で考えている。

41歳7ヶ月の井口が満塁本塁打。満塁本塁打の最年長記録は94年大島(日本ハム)の43歳6ヶ月。井口は5番目の年長記録で、ロッテでは74年アルトマンの41歳0ヶ月を抜いて球団最年長満塁弾となった。井口の満塁本塁打は13年8月22日西武戦でこの日と同じ大石から打って以来13本目(他にメジャーで2本)。通算13本は歴代5位タイとなり、パ・リーグで13本は中村紀に並び3位タイに進出した。

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ロッテ伊東監督「1発で仕留めてくれた」井口を絶賛[ニッカン]

ロッテが連敗を6で止めた。

先発二木は1回以外は毎回走者を背負ったが、踏ん張った。5回1/3、8安打2失点(自責1)で6勝目。

打線は6回、井口が4号満塁本塁打。鈴木も5号2ランで続いた。終盤にも打線がつながり、さらに3点を加えた。

伊東勤監督(53)は「今日も先制されて、苦しかった。なかなかチャンスで打てず。その中で二木は、今日ダメなら2軍というぐらいの気持ちで投げたと思う。再三ピンチを作ったが、しのいだ」と、二木をねぎらった。

打線については「連敗していて、誰か起爆剤をと思っていたが、ベテランでしたね。1発で仕留めてくれた」と、井口を絶賛。また、途中出場で2安打1四球、2盗塁、3得点の岡田も「久々に先頭でチャンスを作ってくれた」とたたえた。6回の逆転劇は、先頭岡田がファウルの末につかんだ四球からだった。

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ロッテ鈴木がミス取り返す2ラン「これでチャラ」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(26)が5号2ランを放った。

0−2の6回、井口の満塁本塁打で逆転。なお1死一塁で、鈴木が西武大石から2ランを放った。

4回には、遊撃の守備で適時失策を犯していた。ミスを取り返す1発を放ち、「これでチャラです。エラーしていますので。井口さんのホームランでベンチの雰囲気も変わり、いい流れで打たせてもらいました。絶対に勝ちたいです。いや、勝ちます」と話した。

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ロッテ井口が満塁弾「最高の場面で最高の結果」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(41)が逆転の4号満塁本塁打を放った。

0−2の6回1死満塁で、西武大石の144キロ真っすぐを左翼席へ運んだ。6連敗で臨んだ試合。「ツーボールになったからストレート1本狙い。打たないと連敗が止まらないからね。皆が作ってくれた最高の場面で最高の結果が出せた。とにかく、連敗を止めないと。それだけです」と話した。

井口は、これで通算998打点となった。

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ロッテ古谷、左の中継ぎで1軍再昇格「役割果たす」[ニッカン]

ロッテ古谷拓哉投手(35)が19日、1軍に再昇格した。

4月15日の日本ハム戦に先発し、4回11安打11失点と打ち込まれ、2軍に降格していた。

今回は、再調整となった藤岡に代わり、左の中継ぎとして昇格。西武プリンスドームに合流すると「与えられたところで、しっかり役割を果たすことが大事だと思います」と意気込みを口にした。

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ロッテ・井口、13発目満塁弾!通算250号&1000打点へあと「2」[サンスポ]

ロッテは19日、西武16回戦(西武プリンスドーム)に9−2で今季23度目の逆転勝ち。連敗を「6」で止めた。

ヒーローは井口資仁内野手(41)。2点を追う6回1死から、左翼スタンドに劇的な4号逆転満塁本塁打を放った。通算250号、同1000打点へいずれもあと「2」に迫る一発は自身3年ぶり、通算13本目の“満弾”。チームの窮地を大ベテランの一振りが救った。

「打撃カウント(2−0)だったんでね。真っ直ぐ一本狙い。みんなが作ってくれた最高の場面で最高の結果が出せた」。西武・大石の144キロをたたいた。実は前回の“満弾”も2013年8月22日(QVCマリン)に大石から放っており、井口は「覚えてましたよ」とニヤリ。相性も味方につけた。

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ロッテ・二木、粘って6勝目「次につながる投球できた」[サンスポ]

ロッテ・二木が約1ヶ月ぶりの6勝目を手にした。6回途中まで8安打を許しながら、2失点(自責点1)と踏ん張り「ヒットもたくさん打たれたが、ピンチで粘ることができた」と手応えをにじませた。

過去2試合で計16失点と打ち込まれていた。同じ過ちを繰り返さず「まだ納得のいく結果ではないが、次につながる投球をできた」と口にした。

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ロッテ・井口が逆転満塁ホームラン!「今日はカバーできてよかったです」[サンスポ]

ロッテは井口資仁内野手(41)が6回、4号逆転満塁本塁打を放つなど、9−2で快勝。ベテランの一振りで連敗を6で止めた。

ロッテは2点を追う6回1死満塁から、井口が西武・大石の3球目、144キロの高めの真っ直ぐに力負けせず、豪快に左翼席に突き刺した。4号逆転満弾で、一気に流れを引き寄せた。

ヒーローの井口は「ずっと投手陣が頑張ってくれて、(打撃陣が)カバーできていなかった。今日はカバーできてよかったです」と、投打の歯車が合ったことに手応えを示した。 さらに、劇的弾については「思い切っていくしかない。ストレート?狙っていました」と、納得の表情で振り返っていた。

伊東監督
「誰が起爆剤になってくれるかと思っていたけど、ここ一番はベテラン。井口の勝負強さで、一気に流れを持ってきてくれた。」(逆転満塁本塁打の井口に)
岡田
「今、自分ができることは塁に出ること。とにかく1球でも多く投げさせようという意識が良かった。」(6回、先頭打者として10球粘って四球を選んで逆転につなげ)
鈴木
「井口さんのホームランでベンチの雰囲気も変わり、いい流れで打たせてもらった。」(6回に2ラン)

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井口、球団最年長満塁弾で逆転!歴代5位の13本目[スポニチ]

6連敗の長いトンネルを、ロッテ・井口の一振りで抜け出した。2点を追う6回、1死満塁で救援した大石の代わりばなだった。2ボール0ストライクからの3球目。迷わず144キロの直球を強振すると、打球は左翼席へ。4号逆転グランドスラム。重苦しいムードを一瞬で吹き飛ばした。

「ストレート一本狙い。バッティングカウントなので思い切りいこうと思った。最高の場面で最高の結果が出せた」。

12月で42歳になる現役最年長野手。球団最年長記録を更新する自身3年ぶり通算13本目の満塁本塁打。3年前も投手は大石だったが「覚えてますよ。対戦が少ないので、それ(相性)は関係ない」と淡々と言った。

ライバルの存在を励みにしている。日米通算200勝に王手をかけた広島・黒田だ。青学大時代から、専大の同学年右腕とは東都大学リーグで対戦を重ねてきた。「ずっと大学からやってきたメンバーなので凄く刺激になっている。まだまだ勝てる投手だと思う」と話す。自分もまだまだ負ける訳にはいかない。

ベテランの一打で、37イニング適時打がなかった打線にも火が付いた。1死一塁からは鈴木がダメ押しの右越え5号2ランを放ち、この回一挙6得点で逆転。鈴木は「井口さんの本塁打でベンチの雰囲気が変わり、いい流れで打たせてもらった」と話した。伊東監督も「ここ一番はベテラン。流れを一気に持ってきてくれた。チームを救ってくれた」と賛辞を贈った。

前半戦は粘り強く得点を重ね「逆転のロッテ」と呼ばれたが、6連敗中は零敗が3試合もあった。この日も5回まで無得点だったが、終わってみれば9得点で今季23度目の逆転勝利。井口は「打線がカバーして、本来の形ができた。いい勝ち方ができたし、吹っ切れると思う」とうなずいた。

これで通算250本塁打、通算1000打点まで、ともにあと「2」と迫った。それでも、41歳は「自分の記録はどうで もいい。残り少ない野球人生、何回でも優勝したい」と言った。今季もそのチャンスを諦めてはいない。

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ロッテ、二木、粘って6勝目「まだ納得のいく結果ではないが…」[スポニチ]

ロッテの二木が約1ヶ月ぶりの6勝目を手にした。6回途中まで8安打を許しながら、2失点(自責点1)と踏ん張り「ヒットもたくさん打たれたが、ピンチで粘ることができた」と手応えをにじませた。

過去2試合で計16失点と打ち込まれていた。同じ過ちを繰り返さず「まだ納得のいく結果ではないが、次につながる投球をできた」と口にした。

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井口、球団史上最高齢41歳7ヶ月でグランドスラム!自身3年ぶり13本目[報知]

バット一振りで白星を呼び込んだ。井口はジャストミートした瞬間、太い腕を天へ突き上げた。「最高の場面で最高の結果が出せた」。6回1死満塁、2点ビハインドから左翼へ逆転の4号満塁弾。今季最長6連敗のトンネルを脱出した。

2013年8月22日の西武戦(QVC)以来、3年ぶりグランドスラム。13本目は史上5位タイで、41歳7ヶ月は球団最高齢。大石の代わりばなを仕留めたベテランに、伊東監督も「やっぱりここ一番はベテラン。困ったときの力です」と脱帽だった。

頼れるバットマンは、ナインの精神的支柱でもある。遠征では17歳年下の中村らを食事に誘うなど、若手の話に耳を傾ける。決して孤高の男ではない。「今日みたいなゲームができれば、みんな吹っ切れる」と、自身に続いて追加点を重ねたナインの活躍を喜んだ。

これで998打点。節目の数字は目前だが、個人記録は気にしない。「自分のはどうでもいい。みんな、去年の位置(3位)じゃ満足しない。僕も残り少ない野球人生、何回でも優勝したいんでね」。頂点だけを見据える、優勝請負人の顔だった。

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ロッテ・井口、球団最年長逆転満塁弾、41歳7ヶ月の大仕事で連敗止めた[デイリー]

ベテランの鮮やかな一振りだった。2点を追う6回1死満塁。ロッテ・井口はボール、ボールと続いた後の3球目を待っていた。代わったばかりの大石が投じた外角寄りの144キロ直球を強振。左翼席へ放り込む逆転の4号グランドスラムだ。

通算13本目の満塁弾は、3年前の8月22日の西武戦(QVC)でこの日と同じ大石から放って以来だった。「バッティングカウントだったので、思い切りいこうと思っていた」。しかも41歳7ヶ月の満弾は、アルトマンの41歳0カ月を更新する球団最年長記録だ。

連敗を6で止める一撃に、伊東監督は「ここ一番はやはりベテランだった。一発で流れをこちらに持ってきた」と絶賛した。

暑い日々が続くが、特別な対策はないという。自宅の冷房は常に25度に設定。球場では若手と同じ練習量をこなすベテランは「自分の記録はどうでもいいです。チームがいい位置にいますからね」と笑いながら、最後を締めた。

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ロッテ井口が球団史上最年長満塁弾、41歳7ヶ月でアルトマン超え[デイリー]

ロッテの井口資仁内野手(41)が逆転の4号満塁本塁打を放った。41歳7ヶ月での満塁弾は、これまでの41歳0ヶ月のアルトマンを超え、球団史上最年長となった。

2点を追う6回、1死満塁の好機で、代わったばかりの大石のストレートを左越えへと運んだ。6連敗中のチームの停滞ムードを吹き払う一打にベンチには、伊東監督以下、笑顔の花が咲いていた。

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