序盤3回までは両先発が好投した。ロッテ石川は無安打、ソフトバンク和田は2安打に抑え、ともに点を与えなかった。ロッテは6回、デスパイネの18号2ランで先制。石川は中盤も好投を続け、6回までソフトバンク打線を2安打無失点に抑えた。ロッテは石川が完封でリーグトップタイの12勝目。チームは3連勝。ソフトバンクは打線に元気なく、連敗が6に伸びた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | x | 2 |
ソフトバンク戦は今季も昨季も勝ちがなく、クライマックスシリーズも含めると、千葉ロッテの石川は自身7連敗中だった。相手が今季初の5連敗中で勢いを失っているとはいえ、2安打しか許さなかった。見事な107球で、7月2日のオリックス戦以来となる今季2度目の完封勝利を収めた。
3回、先頭にこの試合で唯一だった四球を与えて嫌な形で1死二塁のピンチを背負ったが、今宮に内角を厳しく突いて145キロで三飛。続く川島からは、外角への150キロで見逃し三振を奪った。内外角、しかもコースいっぱいに切れのある直球を投げ込んだ。
6回1死から、川島に三塁内野安打でこの日初めての「H」ランプをともされてしまう。さらに中村晃に左前打で続かれ、一、二塁で3番柳田を迎える。だが、ここも直球で見逃し三振に仕留めると、スタートを切っていた二走を田村が刺す。「6回は球威も落ちていた。走ってくれてラッキー」。併殺で切り抜け、その後は三者凡退で9回を投げきった。
「よくないと思っていた」と石川本人は明かしたが、伊東監督は「切れも、コントロールも良かった。いい集中力で投げていた」とたたえた。これで、この日投げ合ったソフトバンク・和田と並んでリーグトップタイの12勝目。3年目右腕の充実ぶりが際立つ。
豪快な「花火」を打ち上げた。千葉ロッテのデスパイネが6回に先制の18号2ラン。直球を捉えると、打球はバックスクリーンを直撃した。
後方に広がる海の影響で、QVCマリンフィールドは強い風が吹きがち。それだけに「この球場でのホームランはなかなか難しい」と常々話す。実際これが、本拠地では今季4本目だ。
今月に入って、効果的な一打が際立つ主砲は「完璧に捉えることができたね。少し高めのボールだったけど、ストレートに合わせていたので、思い切って振り抜いたよ。風もいい方向に吹いていてくれたからね。完璧だったね。完璧だよ」と誇らしげだった。
最終回にも当然、ロッテ石川歩投手(28)の姿があった。3者凡退で締め、首位ソフトバンク打線を2安打完封。「9回は全部、良い当たりだったんで。バテました」と照れ笑いを浮かべたが、堂々と投げきった。投げ勝った和田に並ぶリーグトップタイ12勝目。CSを含む自身のソフトバンク戦の連敗を7で止めた。
1週間前のオリックス戦では、9回2死から1点差に詰められ自ら降板を申し出た。周囲の完投を期待する声の一方で、石川本人は「疲れしかなかった。まだまだ力不足です」と正直だった。己の状態や周囲を冷静に見詰める。この日は、6回1死で発揮された。川島を4球で追い込むと、突然、動きを止めた。足元を指さす。セミが落ちていた。球審に取りに来てもらった。「気になったので」。邪魔なモノは、冷静に排除。投げ急がなかった。
試合後、苦笑いで明かした。富山で育った少年時代、虫捕りは好きだったが「今は苦手です。いつの間にか、触れなくなりました」。だから、無安打の流れを止めてでも取りに来てもらった。仕切り直した次の球で、打ち取った当たりが内野安打。中村晃にも連打され、1死一、二塁。ピンチを迎えたが、やはり冷静に自分の投球を見詰めた。「球威が落ちている。制球重視で」。柳田に対し、フルカウントから内角ぎりぎりを突いた。見逃し三振。二塁走者は三盗失敗。併殺で切り抜けた。その裏、デスパイネが決勝2ラン。勝負の分かれ目を制した。
3連戦の頭を取り、チームは3連勝。最大11あったソフトバンクとのゲーム差が7まで来た。伊東監督は「まだまだ追いかける立場。でも弾みがつく」。混パへ、ターニングポイントの1勝とする。
ロッテ石川歩投手(28)が2安打完封で、リーグトップタイ12勝目を挙げた。
5回までは無安打投球。6回1死から連打で一、二塁を招いたが、柳田を見逃し三振。二塁走者の三盗失敗で、併殺で切り抜けた。7回からの3イニングは、3者凡退で抑えた。
この日から、自身がプロデュースした「富山流かき氷」がQVCマリンで発売された。税込み400円だが、完投した翌日は半額になる決まり。早速、実現させると、お立ち台で「明日は半額です!」と、ファンにアピールしていた。
ロッテ・アルフレド・デスパイネ外野手(30)が先制の18号2ランを放った。
6回無死一塁で、ソフトバンク和田の高め真っ直ぐを強振。バックスクリーン直撃の特大の1発となった。好投を続ける先発石川を援護。「完璧に捉えることが出来たね。少し高めのボールだったけど、ストレートに合わせていたので、思いっきり振り抜いたよ。風もいい方向に吹いていてくれていたからね。石川も頑張っているから、先に点を取ることが出来て良かった。完璧だったね。完璧だよ」と話した。
ロッテ細谷圭内野手(28)のオリジナルタオルが13日のソフトバンク戦(QVCマリン)から再販されることが決まった。
発売日の7月2日に即日完売。再販した7月29日も2日間で完売となっていた。ファンの大反響に応え、再度、再販が決定した。税込み1200円。
細谷は「プロ11年目、初のオリジナルグッズがまさかの大反響。本当に感慨深いものがあります。打席に立った時、そしてお立ち台に上がった際に多くのファンの方がスタンドで掲げている姿を見て、胸が熱くなりました。サンキュー、幕張!サンキュー、マリーンズファン!そして行くぜ、ミラクルマリーンズ!」と熱く語った。
ロッテは12日、球界初の売り子アイドルグループ、マリーンズカンパイガールズの11日の楽天戦(QVCマリン)での売上数を発表した。メンバー6人合計でビール1333杯を売り上げ、1000杯を超えた。
7月30日から9月4日までのQVCマリンでのホームゲーム20試合のうち、10試合以上で1日1000杯の売り上げを達成すれば、初のワンマンライブ開催と、水着カレンダー発売が決まる。これで、8試合のうち3試合で目標を達成。残り12試合で7試合の達成が必要となる。
リーダーの今井さやかは「ノルマを達成できたので、とても嬉しく思います。今日からのホークス3連戦も絶対に3試合とも1000杯達成し、連勝を伸ばすミラクルマリーンズのように勢いを加速させたいです。それでは、残り12試合中7試合でノルマ達成できるよう、全力で頑張ります!それでは最後にウ〜グビグビ。そしてもう1回!ウ〜グビグビ。マリーンズカンパイガールズです!!」とコメントした。
ロッテは12日、タレントでキャスターの岡副麻希(24)が14日のソフトバンク戦(QVCマリン、午後5次開始)で始球式を務めると発表した。
岡副は、「色が黒すぎる女子アナ」として有名。プロ野球の始球式に登板するのは初めてで、身体がやわらかいことでも話題になっていることから、ロッテガム「Fit's」のやわらかなかみ心地をイメージした“フニャン投法”にチャレンジする。
始球式は午後4時45分頃を予定している。また、当日は、ロッテガム「Fit's」のグレープミックス味、ピーチ味のいずれかを来場者先着2万人に配布する。
岡副は「始球式が出来るなんて思っていなかったので、とても光栄です。一生懸命頑張ります!」とコメントした。
ロッテは12日、ソフトバンク17回戦(QVCマリン)に2−0で勝利。“絶景エース”の石川歩投手(28)が2安打完封で12勝目(3敗)を挙げ、パ・リーグ最多勝争いで再びトップに並び、防御率1・59と合わせ「2冠」に立った。
観衆2万7648人+アブラゼミ1匹。石川の大記録が、このセミに阻止された。「嫌いです。駄目です」。ノーヒットノーランの匂いが漂い始めた6回1死に“珍事”が発生した。
川島を2−2と追い込んだところで「タイム」を要求。足もとを指さした。そこには飛来したアブラゼミ。森球審がつかまえ、試合は再開されたが「怖くて、触れなかった」と石川は動揺!?直後の真っ直ぐを三塁内野安打され、プロ入り初の大記録は“幻”。ノーヒットノーランが史上初めてセミに阻止された。
それでも、この“ピンチ”を乗り切ると、その裏の攻撃でデスパイネが18号決勝2ラン。流れを引き戻し、最多勝を争う和田との直接対決を制した。チームは今季本拠地でのソフトバンク戦初勝利で、石川も同戦初勝利。カード連敗も「4」で止め、今季初の6連敗となった鷹とのゲーム差を7に縮めた。
“アブラ汗”も終わってみれば“快汗”。「打って、守ってくれた野手のおかげでいい投球ができた。次の目標は13勝目です」。絶景エースはあえて絶景を見ず、足もとだけをみつめる。
ロッテのデスパイネが特大の一発で決勝点を挙げた。0−0の6回無死一塁で「完璧に捉えることができた」とバックスクリーンに当てる18号2ランを放った。
直球に狙いを絞り「ちょっとボールだったけど、いいスイングができた」と高めの141キロを強振した。ここ4試合は11打数7安打、2本塁打と手が付けられない好調ぶり。「野球だから(調子が)いい時も悪い時もある」と4番打者は平然と言った。
ロッテは先発した石川歩投手(28)がソフトバンク打線を相手に2安打1四球の快投を見せ、今季2度目の完封勝利で12勝目(3敗)を挙げた。エースの好投でチームは3連勝とした。
石川が、ソフトバンク打線を手玉に取った。安定した制球でコーナーを丁寧につく投球。得意のチェンジアップを織り交ぜて、6回1死までノーヒット投球。ソフトバンク打線に的を絞らせなかった。
結局、許した安打は2安打のみ。11日の唐川に続き、2試合連続の完封勝利を飾った。
お立ち台に上がった石川は「プレッシャーはあったけど、しっかり自分の投球をして味方も点を取ってくれたのでなんとか勝てました」と、納得の表情。「走者を出してから、良いフォームのバランスで投げられた」と、試合中の修正力も光った。前回登板の5日のオリックス戦(京セラ)ではあとアウト1つのところで失点し、完封を逃した。この日も「9回はバテていました」と、笑ったが、しっかりとリベンジした。
ロッテの岡田が第1打席から左前打、中前打、右前打と打ち分け、4月5日以来となる3安打の固め打ちを見せた。
2試合ぶりに1番を任され、1回に計7球ファウルで粘り、最後はフルカウントから外角高めの144キロを鮮やかに流し打った。和田には試合前まで7打数4安打で打率5割7分1厘をマーク。この日も相性の良さを見せつけた。
ロッテ・石川歩投手(28)は、ソフトバンク戦で、立ち上がりから快調な投球を披露。6回1死まで、強力打線を相手にノーヒット投球を続けていたが、打者・川島をカウント2−2と追い込んだ際、突如、マウンド上にセミが飛来。石川の前にボトリと着地し、試合が中断した。
森球審がすぐにセミをつかまえ、試合は再開されたが、直後の真っすぐを三塁内野安打され、プロ入り初の大記録は“幻”。ノーヒットノーランがセミに阻止されたのは史上初!?
ロッテは11日、「色が黒すぎる女子アナ」で有名なタレントでキャスター、岡副麻希(おかぞえ・まき)が14日のソフトバンク戦(QVCマリン、午後5時開始)で始球式に登板すると発表した。
岡副がプロ野球の始球式に登板するのは初。身体がやわらかいことでも話題になっていることから、ロッテガム「Fit's」のやわらかな噛み心地をイメージした“フニャン投法”にチャレンジする。
岡副は球団を通じて「始球式ができるなんて思っていなかったので、とても光栄です。一生懸命、頑張ります!」とコメントした。
また、試合当日は「Fit's」のグレープミックス味、ピーチ味のいずれかを来場者先着2万人に配布する。
ロッテは12日、プロ11年目でブレークした細谷圭内野手(28)の初グッズ「オリジナルフェースタオル」を13日のソフトバンク戦(QVCマリン)から再々販売すると発表した。
同タオルは、最初の発売日となった7月2日に即日完売、再販をした同29日も2日間で完売。圧倒的な人気を集めていることから、異例の再々販売が決まった(税込1200円)。
ロッテから誕生した球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズ カンパイガールズ(カンパイG)」が、7月30日から9月4日までの主催20試合(QVCマリン)のうち10試合以上で、メンバー6人合計、1日・1000杯の売り上げを達成をするという目標に挑戦中−。
11日の楽天戦は6人合計で1333杯の売り上げを達成、見事に目標を達成した。12日、球団が公表した。
7月30日、2日目の31日は1000杯の目標を達成したが、続く8月2日〜4日の日本ハム3連戦は未達成。9日、10日の楽天戦も未達成と、最近は苦戦続きだったが、久々の目標達成となった。
10試合以上での1000杯という目標が達成されれば、カンパイG初となるワンマンライブ開催と、“挑発水着”のカレンダーが発売される(8試合が終了して達成したのは3試合。残り12試合で7試合の達成が必要となります)。
試合後、完封勝利を挙げたロッテ・石川がベンチ裏の通路で報道陣に対応していると、近くを通った球団OBの小宮山悟氏が「セミ、苦手?」と聞いた。「はい…」と即答。マウンドではクールな男が頬を赤く染めた。
5回まで無安打。最速150キロの直球と得意のシンカーも好調で大記録を予感させた。ところが6回1死、打者・川島の際に小さなアクシデントが襲う。「ポトリ」。足元に何かが落ちた。絶命寸前のアブラゼミだった。4球目を投げた後に森球審に「捕獲」をお願い。迅速な措置ですぐに試合は再開も、続く5球目が初の被安打となる三塁内野安打となった。続く中村晃にも左前打を浴びて1死一、二塁とされたが、何とか後続は斬った。
結局、許した安打は6回の2安打のみ。新人だった14年7月から自身6連敗を喫していたソフトバンク打線を圧倒した。今季2度目の完封で和田と並ぶリーグトップタイの12勝目。防御率と合わせてパ2冠だ。大事な3連戦に先勝し、3連勝で首位と7ゲーム差とした伊東監督も「石川はリラックスして投げた。ボールの切れ、制球も良かった」と称えた。
富山で生まれ育った石川は、少年時代の夏休みはセミ捕りに明け暮れたという。大人になり、都会の生活に慣れ、「手づかみは怖い。小さい頃は好きだったのに、いつの間にか触れなくなった」。この試合で石川が動揺した相手は柳田でも内川でもなかった。
「最初は調子がよくなかったので(投げ合った)和田さんをイメージして投げました。リラックスしてバランスもよくなりました」。プロ3年目にしてこの対応力。確かに石川は大人になった。
石川(ロ)が被安打を2本に抑え今季2度目で通算5度目の完封。自身の完封試合では昨年4月28日の西武戦に並ぶ最少被安打になった。また、ソフトバンク戦はCSを含め7戦7連敗中だったが、14年7月14日以来2年ぶりに3勝目を挙げた。これで、パ1位の防御率1.59に加え12勝も和田(ソ)に並ぶ最多となり、勝率は.800で2位に浮上。投手3冠も視野に入ってきたがどうか。なお、前日11日の楽天戦では唐川も完封。チームの2試合連続完封は、11年4月19、20日の西武戦で成瀬、唐川がいずれも完投で記録して以来5年ぶりだ。
ロッテのデスパイネが0−0の6回無死一塁から、スコアボード下まで飛ばす推定140メートルの特大の18号2ラン。
石川とともに上がったお立ち台では「打った瞬間に入ると思った。少しボール球だったけど直球を狙っていた」と胸を張った。前カード楽天3連戦でも9打数6安打、3打点の活躍。頼れる4番に伊東監督も「こういう試合は一発で決まる。4番が仕事をしたね」と目を細めた。
ロッテは12日、発売した7月2日に即日完売し、7月29日の再販売後も2日間で完売した細谷のオリジナルタオルを8月13日の福岡ソフトバンク戦(QVCマリン)で再販売すると発表した。
11年目でブレークした細谷は「幕張のロックスター」と呼ばれ、「サンキュー」の決めぜりふはファンの間で大人気。苦労人は「プロ11年目、初のオリジナルグッズがまさかの大反響。本当に感慨深いものがあります。打席に立った時、そしてお立ち台に上がった際に多くのファンの方がスタンドで掲げている姿を見て、胸が熱くなりました。サンキュー、幕張!サンキュー、マリーンズファン!そして行くぜ、ミラクルマリーンズ!」と絶好調だった。
ロッテは12日、「色が黒すぎる女子アナ」で有名なタレント・岡副麻希(24)が14日のソフトバンク戦(QVCマリン)で始球式を務めることを発表した。
身体が柔らかいことでも話題になっていることから“フニャン”投法に挑戦するという。プロ野球での大役を務めるのが初めてとなる岡副は「始球式が出来るなんて思っていなかったので、とても光栄です。一生懸命頑張ります!」と気合たっぷりにコメント。
ヒーローはいつものようにお立ち台で叫んだ。「絶景です!」。石川は、9回わずか2安打の完封劇をゴエモン節で締めた。投げ合ったソフトバンク・和田に並び、リーグトップの12勝目。今季2度目のシャットアウトで防御率も1.59とし、堂々の投手2冠だ。6回に2安打を許しただけの、ほとんどノーヒッター。その快挙を阻んだのは、実はセミだった!?
6回1死。ここまで打たれる気配すらない。川島へ4球目を投げ込み、カウント2−2としたところで異変が起こった。マウンドにセミがいた。「怖いです。苦手」。故郷・富山の野山で遊んだ少年は大人になり、いつしか触れなくなっていた。球審に取ってもらい、さあ再開という5球目が三塁内野安打。進撃は止まった。
だが、そんなハプニングで揺るがないほど、この日の石川は絶品だった。連打で1死一、二塁とされてから柳田を見逃し三振。三盗の川島も刺して三振ゲッツーとした。宝刀シンカーの制球は抜群で、直球も威力十分だった。「初回はフォームがバラバラで、僕は(ノーヒッターを)やるとは思ってなかった。和田さんを見習って投げました」。元メジャーのベテラン左腕からテンポの良さを盗んだゴエモンは、終わってみれば107球で仕事を終えた。
ソフトバンクには昨季が0勝3敗で、今季もここまで2戦2敗。天敵に14年7月14日(QVC)以来2年ぶりの勝ち星を挙げた。伊東監督も「いつもより気持ちが入っていた」と、前夜の唐川に続く先発の2戦連続完封にご満悦だ。「僕はエースじゃないんで…。でも頑張りました」と、どこまでも控えめな背番号12の快投で首位まで7差。混戦模様を呈してきたパ・リーグ上位2チームに、食い込むチャンスが訪れた。
ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(30)が、12日のソフトバンク戦(QVC)でシーズン自己最多タイとなる18号2ランを放った。
0−0で迎えた6回無死一塁、相手先発・和田の高め直球をバックスクリーンへ運ぶ特大アーチ。昨季マークした18本塁打に並んだ怪力4番は「少し高めのボールだったけど、ストレートに合わせていたので思いっきり振り抜いたよ。風もいい方向に吹いていてくれていたからね。イシカワも頑張っているから、先に点を取る事ができて良かった。完璧だったね。完璧だよ」と高笑い。無失点投球を続けていた自軍先発の石川に大きな援護弾となった。
「ビール売り上げチャレンジ」を行っているロッテの売り子アイドルグループ・マリーンズカンパイガールズは、11日の楽天戦(QVC)でメンバー6人でビール1333杯の売り上げ。6試合ぶり3度目の1000杯超えとなった。
7月30日から9月4日までの主催試合20試合のうち10試合以上で1日1000杯を売り上げれば、初のワンマンライブ開催と水着のカレンダー発売が約束されているカンパイガールズ。今後は残り12試合で7度の1000杯超えがノルマだ。リーダーの今井さやかは「今日(12日)からのソフトバンク3連戦も、絶対に3試合とも1000杯達成したい」とスパートを誓っていた。
ロッテは12日、細谷圭内野手(28)のオリジナルタオルを13日のソフトバンク戦(QVC)から再々発売すると発表した。新発売だった7月2日、再販した同29日もわずか2日間で完売となる人気を受け、2度目の再販が決まった。
ナインの新作オリジナルタオルは高浜、中村、田村、二木とルーキー・平沢も同時発売されていたが、細谷タオルだけ完売状態が続いていた。プロ11年目に大ブレイクを果たした細谷は「まさかの大反響。11年目で本当に感慨深いものがあります。打席に立った時、そしてお立ち台に上がった際に多くのファンの方がスタンドで掲げている姿を見て、胸が熱くなりました。サンキュー、幕張!」とコメントを寄せた。
ロッテは、14日のソフトバンク戦(QVC)の始球式を、フジテレビ系「めざましテレビ」のスポーツキャスターなどを務める岡副麻希さん(24)が務めると12日、発表した。
「色が黒すぎる女子アナ」として有名な岡副キャスター。関係者によると、プロ野球の始球式は初めてとなるが、身体の柔らかさを生かしてロッテガム「Fit's」の噛み心地をイメージした“フニャン投法”にチャレンジするという。「始球式ができるなんて思っていなかったので、とても光栄です。一生懸命頑張ります」と話した。
試合当日は、来場者先着2万人にロッテガム「Fit's」のグレープミックス味、ピーチ味のいずれかがプレゼントされる。
その飄々とした雰囲気に独特の味がある。ロッテ・石川だ。2安打完封で手にした12勝目は投げ合ったリーグトップの和田に並ぶ白星であり、さらに昨季マークした自己最多タイの勝ち星となった。
「ボクはエースではない。プレッシャーはなかったです。野手の人がよく守ってくれたので、いい投球につながった」。
だが、心中ひそかに期するものがあった。11勝目を挙げた5日のオリックス戦。完投目前の9回2死一塁からT−岡田に適時打を浴びて益田の救援を仰いだ。「まだまだ力不足です…」。自分の言葉を発奮材料とした。
この日から、QVCで石川プロデュースの「富山流かき氷」が売り出された。抹茶味だ。「美味しいですよ」。こちらも、独特のいい味がするに違いない。
ロッテ・石川歩が首位のソフトバンク打線を2安打1四球に抑え込み、リーグハーラートップタイとなる12勝目を完封で飾った。
首位・ソフトバンクのエース和田との投げ合いに勝利し、「僕は野手じゃないので。でも、頑張りました」と笑顔。投球内容については「田村のミット目がけて投げたことがいい投球につながった。初回はフォームがバラバラだったが、走者が出てからいいフォームで投げられた。9回、全部いい当たりされていたのでバテてました」と振り返った。
打線は6回に四球の走者を置いて、デスパイネが決勝打となる18号2ランを放った。
ソフトバンクは打線が沈黙。好投の和田を援護できずに6連敗を喫した。
ロッテは12日、球界初の売り子アイドルグループ、「マリーンズカンパイガールズ」が11日の楽天戦で、6人合計で1333杯の売り上げて目標を達成したと発表した。
「−ガールズ」は、7月30日から9月4日までのQVCマリンフィールドのホームゲーム20試合のうち10試合以上で、メンバー6人合計で1日1000杯の売り上げに挑戦している。
初日となった7月30日からこれまで8試合でクリアできたのは3試合。残り12試合で7試合の達成が必要。10試合以上で1000杯超えが達成されれば、「マリーンズカンパイガールズ」初のワンマンライブ開催と水着カレンダーを発売する。
リーダーの今井さやかは「ノルマを達成できたので、とても嬉しく思います。今日からのホークス3連戦も絶対に3試合とも1000杯達成し、連勝を伸ばすミラクルマリーンズのように勢いを加速させたいです」と張り切っていた。
ロッテは12日、2度発売し2度とも完売した「細谷オリジナルタオル」(税込み1200円)を13日のソフトバンク戦(QVCマリンフィールド)で再度、販売すると発表した。
タオルは7月2日に発売したところ即日完売し、同29日に再び、発売したが、2日間で売り切れたもので、ファンの反響に応え、3度目の発売が決まった。
細谷は「プロ11年目、初のオリジナルグッズがまさかの大反響。本当に感慨深いものがあります。打席に立った時、そしてお立ち台に上がった際に多くのファンの方がスタンドで掲げている姿を見て、胸が熱くなりました。サンキュー、幕張!サンキュー、マリーンズファン!そして行くぜ、ミラクルマリーンズ!」とファンに呼びかけていた。