ロッテがサヨナラ勝ちした。0−2の9回2死無走者から安打や一ゴロ失策などで満塁とし、鈴木が右前に2点打。延長10回は1死満塁で角中の中飛が犠飛となった。ソフトバンクは9回の一塁手吉村の失策が響き、逆転負けした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1x | 3x |
「うそみたいですが…」。伊東監督の言葉が、この試合を端的に表した。千葉ロッテは2点を追う9回2死から追い付いて、10回に今季6度目のサヨナラ勝ちを収めた。
4、5回を除く毎回で先頭打者の出塁を許しながらも踏ん張っていた涌井が、9回に均衡を破られた。3安打を集められて2失点し、途中降板。前日に1安打零封を喫した打線も、岩崎に散発4安打に抑えられて三塁も踏めず。9回の相手マウンドは守護神のサファテに代わったが、簡単に試合終了までアウトあと1つに追い込まれた。
しかし、ハイライトはここからだった。角中が中前打で出塁すると、デスパイネは四球。続く福浦は156キロに詰まらされて一ゴロ。連敗かと誰もが思った瞬間、吉村が2度も打球が手に付かず失策。鈴木が「今年1番バットを短く持っていった」と初球の155キロを右前に運んで、試合を振り出しに戻す。そして10回、角中が殊勲の中犠飛を放った。
角中は「最後まで諦めないでやっている。それが出た」とお立ち台で声を張った。伊東監督は常々「ミスをしてくれない」と首位ソフトバンクの強さを語るだけに、まさかの展開だった。幸運に恵まれると、しっかりとものにした。ソフトバンク戦のカード勝ち越しは4月上旬以来今季2度目。残り35試合への弾みにしたい。
ロッテが劇的勝利を収めた。
0−2の9回2死走者なし。角中がソフトバンク・サファテから中前打で出塁。デスパイネは四球を選んだ。次の福浦は一ゴロで試合終了と思われたが、吉村がファンブル。首の皮がつながり満塁となった。すると、続く鈴木が初球155キロを右前に打ち返す同点の2点適時打を放った。
延長10回は、1死満塁から再び角中。森福から中堅へサヨナラ犠飛を放ち、4カード連続の勝ち越しを決めた。
伊東勤監督(53)は「こういうこともあるんですね。ミスした方が負ける。この相手(ソフトバンク)は、なかなかミスしてくれない。そう言ってきたけど、まさか9回2死からとは。最後まで、どうなるか分からない。まさに今日の試合がそう」と興奮気味に話した。
ロッテ南昌輝投手(27)が3勝目を挙げた。
0−0の9回に先発涌井が2点を勝ち越され、なお1死一塁で登板。後続を断った。その裏に味方打線が同点に追い付くと、南は10回もマウンドに上がり、3者凡退に抑えた。その裏のサヨナラ勝ちで、白星を手にした。
お立ち台に上がると「涌井さんがすごい投球をしていたので、自分も続きたいと思っていました。(白星は)野手の方のおかげです。球場が一体で逆転したいという雰囲気になったので、逆転できたんだと思います」と話し、ファンを喜ばせた。
ロッテ先発の涌井秀章投手(30)は、8回1/3、8安打2失点で勝ち負けはつかなかった。
ソフトバンク岩崎との投手戦。涌井は8回までの6イニングで先頭を出したが、粘りの投球で点を与えなかった。だが、0−0の9回も先頭福田に出塁を許し、送られ1死二塁。ここで外野は前進守備を敷いた。すると、今宮の打球は右翼加藤の頭上を越え、勝ち越された。続く中村晃にも右前適時打を打たれ降板した。
そのまま試合が終われば負け投手だったが、9回裏に打線が追い付いた。そして、延長10回にサヨナラ勝ち。涌井は「チームが勝って良かったです」と話した。
伊東監督は「涌井は、しっかり自分の仕事をしてくれた。(9回の勝ち越しを許す失点は)しょうがない。1点勝負だから。外野の頭を越されることは考えていない」と説明した。
ロッテは14日、球界初の売り子アイドルグループ、マリーンズカンパイガールズの13日のソフトバンク戦(QVCマリン)でのビール売上数を発表した。
メンバー6人合計で1116杯で、1000杯を超えた。7月30日から9月4日までのホームゲーム20試合のうち、10試合以上で1日1000杯の売り上げを達成すれば、初のワンマンライブ開催と水着カレンダー発売が決まる。これで、達成は4回目。残り10試合で6回の達成が必要となっている。
リーダーの今井さやかは「12日のホークス戦では999杯と、あと1杯届かないというとても悔しい思いをしたので、昨日は絶対に1000杯達成しなければならないと奮起し、みんなで一生懸命頑張りました。私達を後押ししてくれる方々の声に応えるためにこれからも笑顔で頑張りますので、美味しいビールを片手にマリーンズへの熱い応援をよろしくお願いします!さあ、今日、ホークスに絶対に勝ち越して、ビールで乾杯をしましょう!それでは最後にウ〜グビグビ。マリーンズカンパイガールズです!!」と呼び掛けた。
ロッテ大木貴将内野手(24)が14日、1軍に初めて合流し、ソフトバンク戦(QVCマリン)前の練習に参加した。
13日の同戦で、同じ内野手の細谷が右脇腹を痛めたため、バックアップ要員として呼ばれた。昨秋の育成ドラフトで入団。7月末に支配下登録を勝ち取った。練習を終えると「初めてなので、緊張しました」と初々しく話した。
伊東監督は「(細谷は)長引くようなら登録を抹消する。1、2日は様子を見る」と説明した。
ロッテ・ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が14日、1軍に再合流した。
婚約者の出産に立ち会うため、ドミニカ共和国に一時帰国。13日に再来日した。左肩の痛みを訴え、7月末に出場選手登録を抹消されている。
伊東監督は「実戦を離れている。本人からは、1日でも早く試合に出たいという要望があったが、いきなりは無理。しばらく練習の様子を見て、状態を上げてから登録します」と話した。
右肘痛で7月初めに出場選手登録を抹消されたロッテ内竜也投手(31)が14日、ロッテ浦和球場でブルペン投球を再開した。
右肘にサポーターをつけ、立ち投げで20球。「遊びですよ。いい球は2、3球だけ。まだまだです」と控えめに話したが、指にかかった球で小気味よくミットを鳴らした。
ロッテは14日、ソフトバンク19回戦(QVCマリン)に延長10回、3−2でサヨナラ勝ち。1死満塁から角中勝也外野手(29)が中犠飛を放ち、4月5日からの3連戦(ヤフオクドーム)以来となるソフトバンク戦のカード勝ち越しを決めた。
「東邦の試合を見て、個人的には少なからず刺激を受けていた。密かに、ウチのチームもやってくれないかなと…」。
伊東監督の“念力”が通じた。この日、夏の甲子園で東邦高(愛知)が八戸学院光星高(青森)を相手に、9回に5点を奪ってサヨナラ勝ち。しかも、東邦高の応援団は、ロッテ応援団の「チャンステーマ」をガンガン流し、チームを乗せた。
舞台はかわり、QVCマリン。“本家”の「チャンステーマ」が流れる。9回2死無走者から角中の中前打をきっかけに満塁のチャンスを作り、鈴木の2点打で同点。そして10回、角中が決めた。「東邦の試合はドキドキしながら見ていましたよ」。孤高の天才打者も指揮官と同様、刺激を受けていた。
ソフトバンクの急降下で再び“熱パ”到来の予感。「真のミラクル」はここから始まる。
ロッテ・細谷圭内野手(28)が14日、右脇腹痛のためソフトバンク19回戦(QVCマリン)を欠場した。前日13日の試合中に痛め、16日の楽天戦(コボスタ宮城)の出場は当日の様子をみて判断する。
ロッテは土壇場で追い付き、延長10回にサヨナラ勝ちした。伊東監督は「こういうこともあるんですね。まさか。うそみたい」と驚いた表情を見せ「最高の形で終えることができた」と喜んだ。
角中の働きが大きかった。0−2の9回2死無走者から安打で出塁。これをきっかけに失策なども絡んで同点となり、延長10回1死満塁で中犠飛をマークした。頼れる3番打者は「自分はいつも最後まで諦めずにやっている。それが出たと思う」と誇った。
“ひげの怪人”ロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が14日、QVCマリンでの1軍練習に再合流した。同選手は婚約者の出産に立ち会うため、ドミニカ共和国へ一時帰国。13日に再来日した。
頭髪は“サマーカット”の丸刈りで、心機一転をアピールしているように映ったが、トレードマークのひげ(象徴!?)は健在だった。
同選手の戦列復帰について伊東監督は「いきなり出てきて150キロの球は打てないでしょう。1軍に帯同させながら、時期をみて判断します」と語った。
ロッテから誕生した球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガールズ(カンパイG)」が7月30日から9月4日まで、本拠地・QVCマリン20試合のうち10試合以上で、メンバー6人合計で1日・1000杯の売り上げを達成をするという目標に挑戦中−。
12日のソフトバンク戦は、何と1杯届かない999杯、13日の同カードは6人合計で1116杯の売り上げを記録し、目標を達成。これで10試合中、4回達成となり、残り10試合で6回の達成が必要となった。
10試合以上での1000杯越えという目標が達成されれば、カンパイG初となるワンマンライブ開催と、“限界”水着のカレンダーが発売される。
ロッテは延長10回1死満塁で、角中が森福からサヨナラ中犠飛を放った。0−2の9回2死からは中前打で口火を切り、土壇場の同点劇を演出。打率.334でリーグ1位を独走する男は「いつも最後まで諦めずに戦っている。それが出た」と胸を張った。
チームは試合前、甲子園で東邦が八戸学院光星に9回4点差を逆転サヨナラ勝ちした一戦をテレビ観戦。伊東監督は「内心ああいう試合をして欲しいと思っていた」と興奮気味に話した。
「逆転のロッテ」の面目躍如。今季26度目の逆転勝ちを延長10回サヨナラ勝ちで飾った。
0−2の9回2死から角中が中前打で出塁し、デスパイネが四球、福浦が敵失で2死満塁。鈴木が同点の右前2点適時打を放った。延長10回に角中がサヨナラ中犠飛で決めた。
鈴木は「高校野球の時期だけど、高校野球は最後まで何が起こるか分からない。そういうのを感じながらやっている」と話した。試合前には、甲子園で東邦が八戸学院光星に9回4点差をひっくり返して逆転サヨナラ勝ちする試合をテレビ観戦。角中は「すげえなって感じた」。
9回途中から涌井を救援し無失点に抑えた南が3勝目。「涌井さんが凄い投球をしていたので自分も続きたかった」と笑みをこぼした。ロッテが4カード連続の勝ち越しをソフトバンク3連戦で決め、勢いに乗った。
婚約者の出産に立ち会うためにドミニカ共和国に一時帰国し13日に再来日したロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が14日、1軍に合流した。
トレードマークのあごひげはそのままだが、髪の毛は短く切って登場。「左肩周囲炎」で7月30日に出場選手登録を抹消されたが、問題なくフリー打撃や守備練習をこなし、回復したとみられる。伊東監督は「“試合に出たい”と言っていたけど、しばらく実戦から離れていたし、いきなりは無理。練習で様子を見ながら状態が上がったら登録する」と話し、16日からの楽天3連戦(コボスタ宮城)にも帯同する方針。
新外国人のナバーロは今季70試合に出場し打率.224、10本塁打、41打点をマーク。チームにとって貴重な長距離砲だ。
球界初の売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」が7月30日から9月4日までのQVCマリンフィールドホームゲーム20試合のうち10試合以上で、メンバー6人合計でビール1000杯売り上げるという目標に挑戦中。達成すれば初のワンマンライブ開催と水着カレンダー発売が待っている。
8月13日のソフトバンク戦は1116杯で達成した。これで10試合で4回達成しており、残り10試合で6回クリアしなければいけない。
リーダー今井さやかは「12日のホークス戦では999杯と、あと1杯届かないというとても悔しい想いをしたので、昨日(13日)は絶対に1000杯達成しなければならないと奮起し、みんなで一生懸命頑張りました。私達を後押ししてくれる方々の声に応える為にこれからも笑顔で頑張りますので、美味しいビールを片手にマリーンズへの熱い応援をよろしくお願いします!さあ、ホークスに絶対に勝ち越して、ビールで乾杯をしましょう!」と話した。
9回2死から2点を追いつき、今季6度目のサヨナラ勝ちを決めたのはリーグ首位打者・角中だった。延長10回1死満塁から中犠飛。4月以来のホークス戦勝ち越しに「いつも最後まで諦めずやっている。それが出ました」と胸を張った。東邦が逆転サヨナラ勝ちした甲子園をテレビ観戦していた伊東監督は「あれに刺激を受けていたので、内心そう思いながらやっていた」と感激していた。
「色が黒すぎる女子アナ」として有名なタレント・岡副麻希(24)がQVCで始球式を行った。
体の柔らかさを生かしてロッテガム「Fit's」のかみ心地をイメージした“フニャン投法”に挑戦したがノーバン投球にはならず。「すごい幸せでした。届かなかったけど、気分は120点」と笑顔。
ロッテがソフトバンクから劇的な今季6度目のサヨナラ勝利を収めた。9回2死から、鈴木が守護神・サファテの初球を右前に運ぶ起死回生の同点2点打。そして延長10回1死満塁、パ・リーグの打率トップを走る角中が中犠飛を決めた。チームは2勝1敗で、4月以来となるソフトバンク戦の勝ち越しとなった。
お立ち台には打のヒーロー2人と、3勝目を挙げたリリーフの南が登場。土壇場の逆転劇に、角中は「自分はいつも最後まで諦めずにやっているので、それが出たと思う」と胸を張る。鈴木は「(野球は)怖いですね。最後まで集中していきます」と気を引き締めていた。
右肘痛で2軍調整中のロッテ・内竜也投手(31)が14日、ロッテ浦和で今季離脱後初めてのブルペン入り。捕手を立たせたまま20球を投げ込んだ。
ロッテの中継ぎエースは7月2日に登録を抹消され、2軍で調整を続けてきた。「今日のブルペンは遊びみたいなもの。いいボールは2、3球でした。痛みは消えることはないと思う。それでも投げない訳にはいかない」と、復帰へ向けて強い意欲を見せていた。
13日に再来日したロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が14日、ソフトバンク戦(QVC)の試合前練習に合流。フリー打撃と二塁守備練習を行った。
ナバーロは、7月30日に左肩痛の影響で出場選手登録を抹消。その後、5日に婚約者の出産立ち会いのためドミニカ共和国へ一時帰国していた。故障の影響はないもようで、首脳陣には「1日でも早く試合に出たい」と要望しているという。
伊東監督は、16日からの楽天3連戦(コボスタ)への帯同を決定。1軍昇格については「2週間も試合から離れている。しばらく練習の様子を見て、状態が良ければ考えたい」と話した。
「ビール売り上げチャレンジ」に挑戦中のロッテの売り子アイドルグループ・カンパイガールズは、13日のソフトバンク戦(QVC)でメンバー6人合計1116杯のビールを販売。2試合連続4度目の1000杯超えを果たした。
ビール売り上げ1日1000杯を10試合達成で、初のワンマンライブ開催と水着カレンダー発売が決まる。期限となる9月4日までの主催試合は残り10試合。ノルマ達成まであと6試合と厳しい戦いとなるが、リーダーの今井さやかは「昨日(13日)は絶対に1000杯達成と奮起し、みんなで一生懸命頑張りました。私達を後押ししてくれる方々の声に応えるために、これからも笑顔で頑張ります」と気合を入れていた。
ミラクルサヨナラ劇にQVCが揺れた。2−2で迎えた延長10回、1死満塁。ロッテ・角中勝也外野手の打球は中堅に大きな弧を描いた。三塁からタッチアップした大嶺翔が生還し、また揺れた。
伊東監督がいみじくも言った。「こういうこともあるんだな。ウソみたいだ」。演出者は角中だ。2点を追う9回、サファテの前に2死走者なし。「自分の仕事はこれしかない」と3−2と追い込まれながらも中前打で出塁した。これが呼び水となり敵失も絡んで満塁。鈴木の右前同点打へとつながった。
そして延長10回にはサヨナラのお膳立てに応える決勝犠飛。「いつも最後まで諦めないでやっています」と静かに振り返った。
首位打者争いでリーグトップを走る角中。そのバットは突破口を開き、勝負を決める。
タレントでキャスターの岡副麻希が14日、始球式に登場。体の柔軟性を生かし、ロッテのガムをイメージした『フニャン投法』を披露した。
初体験の登板はワンバウンドとなったが「気分は120点です」と、評判の小麦色の肌から白い歯を輝かせた。