楽天が逆転で接戦を制した。アマダーが0-1の4回に2ラン、8回にはソロを放った。投手陣は小刻みな継投が奏功し、美馬が6回途中まで1失点で自己最多タイの8勝目。松井裕が23セーブ目。ロッテは打線がつながらなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 3 |
ロッテは楽天アマダーの2本塁打で敗れた。
先発唐川が4回に逆転2ラン。8回には、3番手の阿部がソロを打たれ、2点差に広げられた。
伊東勤監督(53)は「同じ打者に打たれすぎ」と不満を隠さなかった。特に、8回のソロについては「論外。2死走者なし。歩かせても、ホームランだけは打たれてはいけない。1点差なら、(9回の攻撃で)チャンスはあるのに」と嘆いていた。
ロッテ福浦和也内野手(40)が4回の守備から途中交代した。
2回の一塁守備で背中の左側に張りを覚えたため、大事を取った。ナバーロの二塁からの送球がそれ、捕球するために体をひねり、張りが出た。
病院には行かなかった。19日以降の出場は当日の状態で決める。
ロッテ角中勝也外野手(29)が先制打を放った。
1回1死二塁で、楽天美馬の高め真っ直ぐを右前に運び、安打と二盗で得点圏に進んだ岡田をかえした。クリーンアップの仕事を果たし、「最近いつも、オカさん(岡田)がチャンスメークしてくれるので、たまには打たないとオカさんにも申し訳ないですからね。打てて良かったです。最近は早い回に点を取ることが出来ていなかったので、先制、中押し、ダメ押しと試合を優位に進めていければいいですね」と話した。
左肩痛で出場選手登録を抹消されていたロッテ・ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が18日、再登録された。
2軍の練習には参加せず、1軍で体を動かしていた。楽天戦(コボスタ宮城)前の練習を終えると、伊東監督は「久々の実戦。本当は2軍で何試合か出てよかったが、本人が大丈夫だと。練習の感じでは振れている。問題ない」と話した。
よもやの連敗で、5カードぶりの負け越し。伊東監督は「(敵の)花火を見に来たようなもんでしょう。いったい、何発打たれているのか。攻めが甘い」と2戦で7本塁打を献上した投手陣にあきれた。しかもアマダーには前夜(17日)に続き、この夜は特大の2発。「前からそうだけど、同じ打者に打たれ過ぎ。使っているオレも悪いが、論外!!」と珍しく語気を荒らげた。
ロッテはアマダーに2本塁打され、逆転負けを喫した。前夜もアマダーの2ランを含む5本塁打を許しており、伊東監督は「攻めが甘い。同じパターンで打たれすぎ」と苦言を呈した。
1−0の4回に唐川が逆転2ランを浴び、8回には阿部がソロを打たれた。唐川は「結果的にあれが決勝点になった。もったいなかった」と話した。
左肩痛で出場選手登録を外れ、婚約者の出産に立ち会うため一時帰国していたロッテのナバーロが「6番・二塁」で戦列に復帰した。
2打席目までは連続三振。守備でも2回1死一、二塁での三ゴロで、併殺を狙って一塁へ転送した球がそれるなど精彩を欠いたが、6回の第3打席で内野安打を放った。
ロッテが2連敗で5カードぶりの負け越しとなった。
アマダーに2本塁打され、逆転負け。前夜もアマダーの2ランを含む5本塁打を許しており、伊東監督は「花火を見に来たようなもんだ。何発打ち上げられてるか。攻めが甘い。同じ打者に打たれすぎ」と、珍しく怒りをあらわにした。4回に逆転2ランを運ばれ、5敗目を喫した唐川は「もったいなかった。警戒はしていたが」と肩を落とした。
ロッテのルーキー・平沢に2戦連続安打となるプロ2安打目が飛び出した。2戦連続「9番・遊撃」で先発。1点を追う5回2死の第2打席で、美馬の内角スライダーにバットを折られながら、二塁へのボテボテのゴロで激走し内野安打をもぎ取った。「ヒットはヒットなので嬉しい。これを続けていきたい」と平沢。前日に24打席目でプロ初安打を記録したことで「だいぶ楽になった」と笑みをこぼした。
しかし、チームは2連敗。18歳は1−0の2回2死一、二塁で空振り三振に倒れていた。「チャンスで1本打てればいい」と意気込んだ。
ロッテはアマダーに2本塁打され、逆転負けを喫した。前夜もアマダーの2ランを含む5本塁打を許しており、伊東監督は「攻めが甘い。同じパターンで打たれすぎ」と苦言を呈した。
1−0の4回に唐川が逆転2ランを浴び、8回には阿部がソロを打たれた。唐川は「結果的にあれが決勝点になった。もったいなかった」と話した。
唐川が6回2失点の粘投も、手痛い逆転2ランを浴びて5敗目。
前回11日の楽天戦(QVC)では完封勝利を挙げていたが「今回は四球も(4四球と)多かったし、野手陣を攻撃に集中させることができなかった」と悔やんだ。8回には阿部もアマダーに2発目を許し、投手陣はこの2試合で楽天から7発を被弾。伊東監督は「同じ打者に打たれている。花火を見に来たようなもん」と嘆いた。
ロッテはアマダーに2本塁打されるなど、逆転負けを喫した。前夜もアマダーの2ランを含む5本塁打を喫しており、伊東監督は「攻めが甘い。同じパターンで打たれすぎ」と苦言を呈した。
1−0の4回に唐川が逆転2ランを浴び、8回には阿部がソロを打たれた。唐川は「結果的にあれが決勝点になった。もったいなかった」とうな垂れた。