西武が4連勝を飾った。1回に秋山の先頭打者本塁打と中村の2ランで先制。4、6回には山川が2打席連続ソロを放った。菊池が7回3失点で自己最多タイの9勝目、増田が20セーブ目。ロッテは石川が誤算で3連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
埼玉西武 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | x | 5 |
ロッテは3連敗を喫した。
先発の石川歩投手(28)が5回6安打4失点で4敗目。初回、西武秋山に先頭打者本塁打を打たれると、中村には2ラン。さらに、4回に山川にソロを打たれた。2番手二木も6回に山川にソロ。5失点は、全て本塁打によるものだった。
石川は「前回の西武戦(6月24日、5回8安打5失点)と同じような感じになってしまった。ホームランでの失点、5回降板。もう少し慎重に攻めていかないと。もう少し長く投げないと。チームに申し訳ないです」と話した。これで、14年から続けていた西武戦の連勝は8で止まった。
チームとしては、3連敗中の被本塁打が11。伊東監督は「ミーティングはしているんだろうけど、試合に生かしていない。同じことを繰り返して。負けている時こそ、勇気を持っていかないと」と、バッテリーに反省を求めた。
ロッテのドラフト1位、平沢大河内野手(18)がプロ初となる長打と初得点を記録した。
2−4の5回先頭で、西武菊池の真っ直ぐ147キロを引っ張り、右翼フェンス直撃の三塁打とした。さらに、菊池の暴投でホームを踏み、一時1点差に追い上げた。「ちょっと詰まりました。あそこまで行くとは思いませんでした。今日は(真っ直ぐへの対応が)出来たけど、明日から続けていくことが大事だと思います」と話した。
プロ初安打を放った17日の楽天戦から、これで3試合連続安打。伊東監督は「(相手投手が)左なんで、どれだけ対応できるか見たかったが、きっちり振れていた。左でも、そこそこ使える。試合に慣れてきたし、雰囲気も出てきた。余裕が出てきている」と評価した。もっとも、チームは3連敗。「ルーキーが良いバッティングをしている。他の人達が、もう少し打席で考えてないといけない」と、他の選手の奮起も期待した。
ロッテ・アルフレド・デスパイネ外野手(30)が19号2ランを放った。
0−3の4回1死一塁で、西武菊池の真っすぐを左中間席へ放り込んだ。
1点差に追い上げ、「仙台で連敗しているので今日は負けられない。なので早い回に点を返しておきたかったから、いいところで打てて良かったよ」と話した。
ロッテ福浦和也内野手(40)が19日、出場選手登録を抹消された。
18日の楽天戦の守備で左側の背筋を痛めていた。この日の西武戦(西武プリンスドーム)の試合前、伊東監督は「今朝も若干、張りがあった。2、3日は無理そうなので、代えます」と説明した。
“急性一発病”による3連敗。伊東監督は「今日も同じパターン。(敵の打球を見上げ)首が痛くなった。勇気がない。攻めていないからああなる」と4発(全5失点)を浴びた投手陣を嘆いた。楽天との2試合を含む3連敗中の合計は実に11被弾。「本塁打は防げるんですよ。不用意な投球が多すぎる。何のためにミーティングをやっているのか」と頭を抱えた。
ロッテ・福浦和也内野手(40)が19日、左背筋痛のため出場選手登録を外れた。18日の楽天21回戦(コボスタ宮城)の2回の守備で送球処理した際に痛めた。今季は19試合で11安打を放ち、通算2000安打まであと77本としている。
ロッテの石川は3本塁打を許して5回までに4点を失い、2014年から続いていた西武戦の連勝が8で止まった。防御率でリーグトップに立つ安定感とはほど遠い投球で「打者と勝負していなかった。自分の状態が悪過ぎた」と言葉少なだった。
直前の楽天戦からの3試合で計11本塁打と投手陣が打ち込まれる試合が続く。伊東監督は「どれだけ打たれりゃ気が済むんだという話。攻めているんじゃなく、逃げているから余計に打たれる」と怒りをにじませた。
ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18)=仙台育英高=が、西武戦の5回先頭で、プロ初長打となる右翼フェンス直撃の三塁打を放った。
カウント3−1から、菊池の投じた真ん中、147キロの速球をたたいた。同選手は「9番・遊撃」で3試合連続の先発出場で、3戦連続安打となった。
ロッテの福浦が19日、左背筋痛のため出場選手登録を外れた。18日の楽天戦で守備の際に痛めたためで、伊東監督は「2、3日では無理そうということだったので」と説明した。
プロ23年目の今季は19試合に出場して11安打を放ち、通算2000安打まであと77本としている。
3戦連続先発出場したロッテのルーキー・平沢が、あと1メートルでプロ初アーチという右翼フェンス直撃の三塁打を放った。2−4の5回先頭で菊池の147キロ直球を振り抜き「直球1本に絞った。ちょっと詰まったけど、あそこまで行くとは」。
プロ初長打を記録し、2死から暴投で生還し初得点。チームは3連敗となったが、伊東監督は「左(投手)に対応できるか見たかったけど、きっちり振れていた。左でも使える」と評価し、18歳のレギュラー獲りが近づいた
。ロッテの一発病が止まらない。先発・石川がいきなり秋山に11号先頭打者アーチを許すと、中村にも2ランを被弾。2−3の4回にも山川にソロを浴び4失点で4敗目を喫した。「もっと慎重に攻めないと」と石川。6回から救援した2番手・二木も山川に2打席連発のソロを打たれて突き放された。
敵地で楽天戦に連敗した17、18日の2試合で計7被弾。この日も4本塁打を浴び、3戦11被弾で3連敗だ。伊東監督は「(打球を見上げて)首が疲れた。どんだけ打たれたら気がすむんだ。勇気がない。逃げるから打たれる」と、あきれ気味。落合投手コーチは「どうしようもない本塁打は1本もない。投げミスばかり」と苦言を呈していた。
ロッテ・石川が5回3被弾4失点と一発に泣き、4敗目を喫した。初回に秋山に11号先頭打者弾を浴びると、中村にも14号2ランを被弾していきなり3失点。1点差に迫った4回にも山川の5号ソロで突き放された。
右腕は「もう少し慎重に攻めていかないと…。チームに申し訳ない」と言葉少な。これで14年から続いた西武戦の連勝が8で止まった。「レオキラー」は5回5失点で勝ち星がついた前回の西武戦となる6月24日(前橋)を引き合いに出し「前回負けたようなもんなんで」とサバサバと引き揚げた。
ロッテの福浦和也内野手(40)が19日、左背筋痛のため出場選手登録を抹消された。
18日の楽天21回戦(コボスタ宮城)に「5番・一塁」で先発したが、守備中に左の背中に張りを覚え、4回の守備から途中交代。伊東監督は「2、3日じゃ無理そうだから抹消した」。今季19試合で11安打を放ち、通算2000安打まで77に迫る1923安打としていた。
ロッテの「アジャ」が帰ってきた。ロッテ・井上が4月24日以来4ヶ月ぶりに1軍昇格を果たした。
チームが楽天戦(コボスタ宮城)に敗れた18日の午後10時半頃に連絡を受けたという井上は「寝ようと思ってたら電話がかかってきて、バタバタですよ。開き直っていきます」と意気込みを語った。
今季は開幕スタメンを勝ち取ったが、18試合で打率.208、2本塁打と振るわず2軍落ち。イースタンでは5月20日の日本ハム戦(ロッテ浦和)で史上8人目のサイクル安打を達成するなど、59試合で打率・340、13本塁打、42打点と大暴れした。屋外デーゲーム続きの2軍で真っ黒に日焼けし、体重も減ったかと思えば「増えましたよ。1キロ増えて115キロです」とニヤリ。楽天に連敗して元気がないチームのムードメーカーとしても期待がかかる。
ロッテ・石川が5回4失点で4敗目を喫し、14年から続いていた対西武戦連勝が8で止まった。直球にキレがなく、4回には山川に宝刀シンカーを左翼席へ運ばれるなど3被弾。「見ての通り。前の西武戦(6月24日)と同じようになってしまった。ホームランでの失点で5回降板(5失点)。もう少し慎重に攻めていかないと」と反省。
ここ3試合で投手陣が11本塁打を浴び3連敗。大黒柱でも流れを変えられなかった。
ロッテのドラフト1位ルーキー・平沢大河内野手(18)が、19日の西武戦(西武プリ)で、プロ初安打から3戦連続安打をマークした。あと1メートルで本塁打という、右翼フェンス直撃の三塁打を放った。
3試合連続でスタメン出場した平沢。2点を追う5回無死、先頭打者として打席に立ち、西武の左腕・菊池の147キロをカウント3−1からジャストミート。「直球に振り負けないようにしたい」という意気込み通りの当たりだった。
4本塁打を浴びて3連敗。ロッテ・伊東監督は、「言うことは1つ。首が疲れた。どれだけ打たれりゃ、気が済むんやの話」とあきれた。
ここ3試合で被本塁打は11。「逃げるから余計打たれる」と投手陣に攻めの姿勢を求めた。対西武戦の連勝が8で止まった先発の石川は、「打者と勝負していなかった…」と言葉少なに振り返った。
ロッテのドラ1ルーキー・平沢大河内野手に待望の長打が飛び出した。
2点を追った5回、先頭打者として打席に入り、西武の先発・菊池が3−1から放った真ん中高めの147キロストレートを強振。打球は右翼に舞い上がりフェンス上部を直撃した。もう少しでオーバーフェンスだった。
この好機に清田が二ゴロ、荻野が三振に倒れたが、打者・角中を迎えると、菊池が1−2から暴投し全力で本塁を踏んだ。
平沢は3試合連続スタメンで、17日の楽天戦でプロ初安打を放ち、18日にも内野安打を記録しており、これで3試合連続安打となった。
ロッテの福浦が19日、左背筋痛のため出場選手登録を外れた。18日の楽天戦で守備の際に痛めたためで、伊東監督は「2、3日では無理そうということだったので」と説明した。
プロ23年目の今季は19試合に出場して11安打を放ち、通算2000安打まであと77本としている。