わたしはかもめ2016年鴎の便り(10月)

便

10月6日

ロッテ下克上へ初戦重視、ハリル日本が反面教師だ[ニッカン]

「下克上」のカギは、初戦にあり。ロッテは6日、CSファーストステージを戦うヤフオクドームで全体練習を行った。3位からの日本一へ、まずはソフトバンクを倒す。2戦先取の超短期決戦だけに、8日の初戦は是が非でも取りたい。伊東監督は「(初戦が大事なのは)間違いない。頭のゲーム。短期決戦は1プレーで流れが変わる」と力説。初戦を取って、CS全体の流れも取りたい。

データが雄弁に語る。ロッテは過去4回、CS出場。いずれもファーストステージからだが、同ステージは突破率100%を誇る。どの年も同ステージ初戦に勝利したのが効いた。CS導入前05年のプレーオフでもファーストステージ初戦に勝ち、日本一に上り詰めた。当時を知る福浦も「初戦だね。そこを取ったら勝つよ!」と言い切った。

難敵が相手だ。初戦先発のソフトバンク千賀には、今季7試合で0勝4敗、防御率2.36、チーム打率1割8分1厘。伊東監督は「CSだからと打線が爆発することはない」と冷静だった。その上で「CSは独特の雰囲気。立ち上がりがどうか。点が取れなくても塁に出ること」と攻略法の一端を明かした。期待は、ナバーロ。戦力構想から外れかけたが、復調した。「短期決戦。外国人は乗ったら怖い」と起用を決めた。

サッカーのハリル・ジャパンはW杯アジア最終予選初戦を落とし、苦しくなった。伊東ロッテはCS初戦を取り、下克上を成す。

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ロッテ伊東監督「挑戦者の立場。がむしゃらに行く」[ニッカン]

ロッテは6日、ヤフオクドームで全体練習を行い、ソフトバンクと戦う8日からのCSファーストステージに備えた。

伊東勤監督(54)は「今日、明日と2日間の練習で、良い調整をしてくれたら。徐々に気持ちも高ぶるでしょう。うちは挑戦者の立場。がむしゃらに行くしかない」と話した。

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ロッテ「来季は160万人超え」昨年比15.5%増[ニッカン]

ロッテの今季公式戦72試合での観客動員は、152万6932人だった。昨年比15.5%アップとなった。

山室晋也球団社長は「ファンの皆様の熱い応援をいただき、昨年比で15.5%増の観客動員を記録することが出来ました。チームの頑張りと、様々な新しい試みを積極的に挑戦したことの融合によるものではないかと考えています。ただ、もっともっと千葉を盛り上げることが出来ると思っています。まず来年はさらに積極的かつチャレンジ精神で球団記録となる160万人超えを目指していきたいと考えています。これからクライマックスシリーズが始まります。もう1度、マリンで試合が出来るように勝ち続けたいと思っていますのでご声援の程、よろしくお願いします」とコメントした。

なお、球団記録は08年の160万1630人。

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愛称に「マリン」維持要望、ロッテ本拠地の命名権[ニッカン]

プロ野球千葉ロッテマリーンズの本拠地「千葉マリンスタジアム」を所有している千葉市は6日、球場命名権の募集要項を発表し、新スポンサーには愛称に「マリン」を盛り込むよう求めるとした。料金は年2億5000万円以上、期間は今年12月から5年以上とした。

千葉市は2010年にスポンサーを募集した際は、料金年2億円以上、期間3年以上としていた。市は「プロ野球の広告宣伝効果は近年上昇している」として、今回の募集では料金をより高く設定したという。

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ロッテ、“下克上茶漬け”で出陣!信長流でサラッと鷹狩る[サンスポ]

とことん、下克上だぜ−。ロッテが8日からのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ、ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に向け、「下克上茶漬け」を緊急販売することが6日、分かった。CS期間中にパブリックビューイング(PV)を実施するQVCマリンに登場。天下統一へ湯漬けで出陣した織田信長、茶漬けといえば永谷園!?もビックリの後方支援だ。

永禄3(1560)年5月19日。時の戦国武将、織田信長は「桶狭間の戦い」に出陣する直前、側近に「湯漬けを持て!!」と命令。立ったまま一気にかき込むと、よろいをまとい出陣した。結果、10倍近い数を誇った今川軍に勝利。この一戦をきっかけに、天下統一を目指して突き進む流れはあまりに有名だ。

ロッテがこれに乗った。湯漬け=茶漬け。2010年、リーグ3位から日本一になった「史上最大の下克上」を再現すべく、「下克上茶漬け」をイケイケ販売する。

所はPVが行われるQVCマリン(午前11時開場)で、期間はCSファーストステージが行われる8日から、最長で10日までの3日間。販売場所は「千客万来」(フロア2=内野中央207・208通路の間)で、価格は1杯650円(税込み)に設定された。

もちろん具材にもこだわった。ソフトバンクを食らうために、福岡名産の「明太子」をトッピング。勝ち抜けば対戦する日本ハムとのファイナルステージに向け、北海道といえば定番の「サケ」ものせた。これを千葉県の郷土料理「孫茶」風に仕上げた。茶漬け以外にもTシャツ、タオルの「下克上グッズ」も同時にイケイケ販売される。

今季逆転勝ちを繰り返したロッテを後押しするように発売した「逆天丼」に続く、応援メニュー。球団の飲食担当者は「圧倒的多数の今川軍を少数の織田軍が撃破したように、下克上を成し遂げて欲しいとの思いから作りました」と話した。

企画を伝え聞いた主将の鈴木は「下克上シリーズ、すごい。お茶漬けは想像もしていませんでした。ぜひ達成して、QVCマリンで日本シリーズができればと思っています」。かようなケース、1番いけないのは中途半端。ロッテは攻めまくる。

孫茶(まごちゃ)
あじやかつお、まぐろなどを刺し身にするかたたき、しょうがじょうゆに漬けたものをご飯の上にのせ、煎茶をかけて食べる。だし汁や熱湯をかけることもある。「まご茶づけ」とも形容。一般的に千葉県、静岡県の郷土料理として愛される。
湯漬け(ゆづけ)
米飯に熱い湯をかけて食べる食事法。平安時代の書物に湯漬けの出し方について論じた記載があるなど、その歴史は古い。江戸時代中期以後に登場した茶漬けとは別の食べ方とされる。最初は香の物から食べ、中の湯は米飯を食べているときにはすすらず、食べ終わった後に残った湯を飲むのが作法。織田信長の好物だったといわれ、信長公記(信長の生涯を記した歴史資料)に桶狭間の戦いの際、湯漬けを食べてから出陣したという記述がある。

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ロッテ・ナバーロ、全体練習で快音連発「ミスショット逃さず狙う」[サンスポ]

前日5日のレギュラーシーズン最終戦を勝利で締めたロッテは6日、空路福岡入り。午後4時から約2時間の全体練習を行った。フリー打撃では“ひげの怪人”ナバーロが快音を連発。

敵の第1戦先発は千賀が有力。「日本で色々な投手と対戦したが、オレの中では1、2を争う好投手だ。ただ、千賀にもミスショットはある。逃さず狙いたい。面白い試合になる」と不敵な笑みを浮かべた。

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ロッテ球場命名権は「マリン」条件、前回より料金高設定[サンスポ]

ロッテの本拠地、千葉マリンスタジアムを所有している千葉市は6日、球場命名権の募集要項を発表した。愛称に「マリン」を盛り込むことが条件で、料金は年2億5000万円以上、期間は今年12月から5年以上。2010年にスポンサーを募集した際は、料金年2億円以上、期間3年以上としていたが、「プロ野球の広告宣伝効果は近年上昇している」として、今回の募集では料金をより高く設定した。

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ロッテが福岡入り…ナバーロ、フリー打撃で快音[サンスポ]

ロッテは6日、ソフトバンクと対戦するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに備えて福岡入りし、ヤフオクドームで全体練習を行った。

シーズン終盤に調子を上げてきたナバーロはフリー打撃で快音を響かせ「だいぶスイングも良くなってきた」と手応えをにじませた。今季、ヤフオクドームで放った4安打のうち3本が本塁打で、長打力が期待される。

第1戦で対戦が予想される千賀に対しては「日本で対戦した中で1、2番の投手。ただ、ミスもあると思うので逃さないようにしたい」と思い描いた。

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ロッテの今季観客動員数は152万6932人!前年比15.5%アップ[サンスポ]

ロッテは6日、2016年シーズン公式戦全日程を終え、ホーム72試合で、観客動員が152万6932人に達したと発表。前年比15.5%増となった。なお、球団記録は08年の160万1630人。

山室球団社長
「ファンの皆様の熱い応援をいただき、昨年比で15.5%増の観客動員を記録することができました。チームの頑張りと、様々な新しい試みを積極的に挑戦したことの融合によるものではないかと考えています。ただ、もっともっと千葉を盛り上げることができると思っています。まず、来年はさらに積極的かつチャレンジ精神で球団記録となる160万人超えを目指していきたいと考えています。」

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ロッテ、本拠地命名権の募集要項発表、愛称に「マリン」維持を要望[サンスポ]

千葉ロッテマリーンズの本拠地「千葉マリンスタジアム」を所有している千葉市は6日、球場命名権の募集要項を発表し、新スポンサーには愛称に「マリン」を盛り込むよう求めるとした。料金は年2億5000万円以上、期間は今年12月から5年以上とした。

千葉市は2010年にスポンサーを募集した際は、料金年2億円以上、期間3年以上としていた。市は「プロ野球の広告宣伝効果は近年上昇している」として、今回の募集では料金をより高く設定したという。

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[球界ここだけの話]ロッテ・サブローが説く「個性・特性」の論理!これこそプロで生きる道[サンスポ]

“アジャパイネ”ことロッテ・井上晴哉内野手(27)が最近、髪の毛を伸ばし始めた。すっきりとした短髪を好んでいた男の変化に「イメチェンか!?」と聞いたところ、意外な答えが返ってきた。

「実はこれ、サブローさんからの指令です。しかも、伸ばすだけ伸ばしたら、オールバックにしろと…。だから切るに切れないんです」。

今季限りで22年間の現役生活にピリオドを打ったサブロー外野手(40)。井上も目をかけてもらった若手の1人だ。

2軍のロッテ浦和ではこんなこともあった。夏場に打撃の調子を崩していた井上が、イースタン・リーグの試合で大振りを控え、軽打に徹していた時期があった。ある日の試合後、サブローに呼ばれたという。

「オマエ、何やってんの!?そんなのオモロないやろ。一発か三振でええやん」。

この前段があって、さらには「オールバック指令」。サブローが井上に求めたのは個性、特性の重要性。桁違いの力がありながら、1軍に定着しきれない井上にジレンマを感じていたサブローからの助言だった。

「プロに行きたいのなら目立て!!何でもいいからアピールしろ!!」。サブローにこう説いたのは大阪・PL学園高時代の中村順司監督(70)=現名商大監督=だった。

「高校3年の春、センバツ大会の前でした。将来はプロ野球選手になりたいと言ってきたので、『だったら目立ちなさい』と。試合前の練習で、センターからの返球をバックネットに直接ぶつけてみろ、と言ったことを覚えています」。

サブローは、これを忠実に実践した。センバツの毎試合前、バックネットに返球を当てて“強肩”をアピール。これがスカウトの目にとまったともいわれている。

高校時代に恩師から授かった「金言」を、今度は後輩へ。チームにサブローを師事する若手は少なくない。井上へのアプローチはほんの一例だ。

伊東監督は、サブローについて「指導者向き」とする一方、「顔も名前もあるし、編成(スカウト)もありかな」。サブローにはまだまだ、ロッテでの仕事が残っている。

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ロッテ、信長茶漬けで下克上じゃ〜!“巨大戦力”ソフトB討つ[スポニチ]

ロッテの「下克上」が幕を開ける。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは8日に開幕する。パ・リーグ3位のロッテは6日、ヤフオクドームで練習を行い、伊東勤監督(54)はソフトバンクの第1戦先発・千賀滉大投手(23)の立ち上がりを攻める考えを明かした。武将・織田信長が奇襲で今川義元の大軍を破った「桶狭間の戦い」のように、相手の隙を突いて先勝を狙う。

「史上最大の下克上」で天下を取る。2位・ソフトバンクとは12.5ゲーム差も離されたロッテだが、10年には3位から日本一に上り詰め、下克上はお家芸だ。伊東監督は「挑戦者なのでガムシャラにいく。短期決戦は流れだからね。頭のゲームの立ち上がりを攻めるのが理想」と語った。

下克上といえば織田信長だ。「桶狭間の戦い」では10倍の兵を持つ今川義元を撃破した一戦は、油断した相手を「闇討ち」に近い形で倒したと伝えられる。ロッテも巨大戦力のソフトバンクに立ち向かう。千賀には今季0勝4敗。手も足も出なかったからこそ、千賀に油断が生まれる可能性がある。「CS独特の緊張感で初回に四球を出すこともある。塁に出れば、動かすこともできる」と伊東監督。相手の戦闘態勢が整う前に攻める「桶狭間戦法」だ。

1番起用が濃厚な清田は「フォークがあるし、追い込まれる前に勝負したい」と気合。1、2番がヒットエンドランなどでかき回し、打率.339で首位打者を獲得した角中が3番に座る。鈴木主将も「先攻なので先に点を取ってプレッシャーをかけたい」と話した。

球団も下克上ムードを盛り上げる。QVCマリンで行うパブリックビューイングで「下克上茶漬け」を650円で販売する。茶漬けは織田信長が「桶狭間の戦い」前に食べた勝負飯。今回は魚の刺し身のしょうゆ漬けをご飯に乗せてお茶をかける静岡の郷土料理「孫茶(まごちゃ)」風で、「福岡を食う」という意味でめんたいこもトッピング。日本ハムとのファイナルSに進出すれば、サケに替わる。

ファーストSは過去5度出場し全て突破している。「合戦」を2日後に控えた指揮官は「短期決戦は技術云々じゃなく気持ちで勝っていく」と宣言。いざ、出陣だ。

桶狭間の戦い
1560年(永禄3)、尾張の大名・織田信長が駿河の今川義元の大軍を奇襲によって破り、その後の天下統一への大きな足掛かりとした。出陣前、信長は居城である清洲城で「敦盛」を舞い、その後に立ったまま「湯漬け」をかき込んで戦いへと飛び出していったという。「湯漬け」はお茶漬けの元祖ともいえるもので、当時の史料「信長公記」にも登場する。桶狭間では2000〜3000人ともいわれた織田軍が、10倍(諸説あり)ともされた今川軍を撃破した。

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ロッテ、ひげのナバーロに懸ける、伊東監督「乗ったら怖いよ」[スポニチ]

ロッテ・ナバーロの先発出場が濃厚となった。怠慢な二塁守備が理由でCS構想外の危機に立たされていたが、シーズン最後の2試合で好守を見せ、信頼を勝ち取った。

今季10本塁打のうちソフトバンク戦で4本、しかもヤフオクドームで3本を記録。「ひげ怪人」は「千賀は日本で1、2を争う素晴らしい投手だけど、誰もが完璧じゃない。失投を狙う」とひげの奥に白い歯を光らせた。伊東監督は「短期決戦で外国人が乗ったら怖いよ」と爆発を期待した。

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ロッテ、ホーム観客動員15.5%増、山室代表「来年は160万人超え目指す」[スポニチ]

ロッテは6日、今季のホーム72試合の観客動員が昨季から15.5%増となる152万6932人だったと発表した。なお、球団記録は08年の160万1630人。

山室晋也球団社長は「チームの頑張りと、さまざまな新しい試みを積極的に挑戦したことの融合によるものではないかと考えています。ただ、もっともっと千葉を盛り上げることができると思っています。まず来年はさらに積極的かつチャレンジ精神で球団記録となる160万人超えを目指していきたいと考えています。これからクライマックスシリーズが始まります。もう1度、マリンで試合ができるように勝ち続けたいと思っていますのでご声援のほど、よろしくお願いします」と話した。

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[CSキーマン]ロッテ・内、ソフトバンク戦の対戦防御率0.00!「抑えるだけ」[スポニチ]

ロッテの内がソフトバンク打線の前に立ちはだかる。今季は自己最多の34試合に登板し、防御率1.39をマークしたリーグ屈指のセットアッパー。ソフトバンク戦は5試合で5回1/3を投げ防御率0.00、2安打しか許していない「鷹キラー」だ。「短期決戦はシーズンの成績は関係ない。とにかく抑えるだけ」と気合十分で臨む。

右肘や右足首など5年連続で手術を受けるほどケガに泣かされてきた。今季も右肘痛で7月上旬から2ヶ月離脱。守護神・西野の故障離脱も重なり、チームの失速につながった。内、西野がともにCS直前で復帰し、伊東監督は「まだ西野に抑えは任せられない。益田か内になる」と話す。

内は昨年のCSでもケガの西野に代わり守護神を務めたが、ソフトバンクとのファイナルS第1戦の延長10回に救援しサヨナラ負け。そのまま3連敗で終戦となった。雪辱に燃える右腕は「走者がいる場面でも抑えでも、どこでも投げる」と頼もしく言い切った。

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鈴木、CSのパブリックビューイングで「下克上茶漬け」[報知]

CSのパブリックビューイングを開催するQVCに新メニュー「下克上茶漬け」が登場する。

織田信長ら戦国武将がお茶漬けを食べて出陣したと伝えられることになぞらえ、05、10年に続く下克上日本一を願って発売が決定。ソフトバンクの本拠地・福岡名物の明太子がトッピングされる。主将の鈴木は「ファンの方もぜひ試合前に食べて、戦の準備をしていただければ」と共闘を呼びかけた。

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観客動員15.5%大幅アップ!72試合で152万6932人[報知]

ロッテは6日、今季公式戦の全日程を終えた観客動員数が、ホーム72試合で152万6932人を記録したと発表した。昨年比15.5%アップの大幅増となった。

山室晋也球団社長は「チームの頑張りと、様々な新しい試みを積極的に挑戦した事の融合によるものではないかと考えています。ただ、もっともっと千葉を盛り上げる事ができると思っています。まず来年はさらに積極的かつチャレンジ精神で球団記録となる160万人超えを目指していきたいと考えています」とコメントした。

なお、球団記録は2008年の160万1630人となっている。

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千賀対策にナバーロ!ロッテ伊東監督がキーマンに指名[デイリー]

ロッテ・伊東勤監督(54)が6日、CSファーストS初戦のキーマンにヤマイコ・ナバーロ内野手(28)を指名した。

初戦のソフトバンク先発は千賀。今季のロッテ戦4勝無敗だった難敵だけに、伊東監督はナバーロを使うべきか、使わざるべきか−。まさに“ハムレットの心境”だった。そんな指揮官はヤフオクドームでの練習後に「短期決戦なので外国人はノったら怖い。ナバーロを使おうと思う」と先発起用を明言した。

「レギュラーシーズンでは、いい成績を残せなかった。状態は悪くない。チームの勝利に貢献したい」。そう強調したナバーロは「千賀は日本で1、2番に入るピッチャーだけど、完璧な人間はいないからね」と不敵な笑み。名誉挽回の大仕事をする気配を漂わせた。

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茶漬けにTシャツ!ロッテ「下克上グッズ」販売へ[デイリー]

ロッテは6日、「下克上グッズ」を販売すると発表した。

10年にリーグ戦3位から日本一への下克上を成し遂げたロッテならではで、今回は「下克上茶漬け」が登場する。織田信長ら戦国武将が戦に行く前に食べたと言われる茶漬けがヒントになった。価格は税込みで650円。マリンでのPV開催時に販売される。「下克上2016Tシャツ」(税込み価格3000円)なども8日から販売される。

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ロッテ・ナバーロが調子上向き[デイリー]

ロッテは6日、ソフトバンクと対戦するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに備えて福岡入りし、ヤフオクドームで全体練習を行った。

シーズン終盤に調子を上げてきたナバーロはフリー打撃で快音を響かせ「だいぶスイングも良くなってきた」と手応えをにじませた。今季、ヤフオクドームで放った4安打のうち3本が本塁打で、長打力が期待される。

第1戦で対戦が予想される千賀に対しては「日本で対戦した中で1、2番の投手。ただ、ミスもあると思うので逃さないようにしたい」と思い描いた。

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ロッテ、今季観客動員は15.5%増の152万6932人[デイリー]

ロッテは6日、2016年シーズン公式戦全日程を終え、ホーム72試合で152万6932人の観客動員になったと発表した。

昨年と比較して15.5%のアップとなる。山室晋也球団社長は「ファンの皆さまの熱い応援をいただき、昨年比で15.5%増の観客動員を記録することができました。チームの頑張りと、さまざまな新しい試みを積極的に挑戦したことの融合によるものではないかと考えています」とコメント。

同社長はまた、「ただ、もっともっと千葉を盛り上げることができると思っています。まず来年はさらに積極的かつチャレンジ精神で球団記録となる160万人越えを目指していきたいと考えています。これからクライマックスシリーズ(CS)が始まります。もう1度、マリンで試合ができるように勝ち続けたいと思っていますのでご声援の程、よろしくお願いします」とファンへ呼びかけた。

なお、これまでの球団記録は08年の160万1630人。

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[千葉魂]伊東監督、兄弟の契り、思い背負ってCSに挑む[千葉日報]

その送別会は9月末に職場内の食堂で和やかな雰囲気の中で行われていた。社員が定年退職になることを受けて後輩社員達が手作りで行ったアットホームなパーティー。50人ほどが参加したこのイベントの最後にビデオメッセージが流れた。同僚など様々な人の言葉が続いた。映像は終わった。その時、司会者はわざとらしく慌てた雰囲気で、言葉を発した。

「大変、申し訳ありませんでした。もうひとかた、今回のためにビデオメッセージを頂いていた方がいらっしゃいます。今から改めて紹介させていただきます」。

会場は、少しざわついたが、その直後、誰もが画面にくぎ付けになった。実に凝った演出だった。そして誰もが驚いた。登場したのは千葉ロッテマリーンズ・伊東勤監督だったからだ。練習日にQVCマリンフィールドの監督室で撮られたその映像で、マリーンズの指揮官は神妙な表情で語り出した。

「兄貴、長い間、お疲れ様でした。お互いもう歳をとって、兄貴も定年の年になりましたね。小さい頃から兄貴の背中を見て、ボクの中では常に目標の人間でありましたし、何とか兄貴を越えたいという思いで野球をやってきました。そのおかげでこうしてプロ野球の世界まで長いこと、生きて来られましたし、その感謝の気持ちはいつも変わりません。長いこと、ご苦労様でした」。

2歳年上の兄である伊東修さんは今年、長い間、勤務した熊本市内の職場を退職する。兄が小学校2年で野球を始めたからこそ、指揮官も野球に興味を持った。ずっとその背中を追い掛けた。2人で野球に明け暮れた毎日。伊東監督は「兄貴との思い出といえば毎日、遅くまでキャッチボールをしながら、またけんかもしながら、そうやって野球をずっとやっていたこと」と当時を懐かしそうに振り返る。だから、兄がいた熊本工業高校に入学した。兄は甲子園にこそ出場しなかったが、注目の外野手だった。プロ入りの話もあり複数の球団が興味を示したが、あえて駒沢大学に進学することを選択。その後、社会人野球で活躍をした。指揮官は、その背中に憧れ、刺激を受けライオンズに入団。プロの世界で、輝かしい実績を残し54歳になった今は千葉ロッテマリーンズを率いている。

大人になった今もよく顔を合わせる。オフに故郷で食事をしたりゴルフをしたり、福岡遠征に観戦に来てくれたりしている。監督にとって甥っ子達は「自分の子供のように可愛い」と話す。そんな兄のために同僚達が送別会を開き、兄を驚かせようと自分にビデオメッセージを依頼してくれた。会社の仲間達に兄が慕われていることが嬉しかった。そして深く感謝をした。5分を過ぎる長いメッセージになったが、兄弟への気持ちを短く伝えることはどうしてもできなかった。子供の頃からの色々な思い出が走馬灯のようによみがえった。今年は故郷・熊本で震災もあった。それらの思いが交差し、涙があふれそうになるのを必死にこらえた。

「サプライズですので、お兄様にはくれぐれも御内密にお願いします」。

依頼者からの指示にコクリとうなずいた。後日、兄から電話が入った。「ビックリしたよ。とても盛り上がった。ありがとう」。その光景を目にしていないが、兄の明るい声に元気が湧いた。サプライズ的な演出が行われたことも聞かされ、思わずニヤけた。

「お袋が1人暮らしをしていましたけど、今は兄貴夫婦と一緒に暮らしていますので、その点は非常に兄貴に頼って申し訳ないですが、おかげでボクとしては安心して毎日、仕事ができます。これから、私の方は大事な試合が控えていますので、ぜひファンの人達の期待に応えられるような成果を、結果を出せるように一生懸命頑張ります。最終的に自分の話ばかりになってしまいましたけど、これまで兄貴の背中を追い掛けてやってきたのは間違いないですし、その兄貴が一線から引くのは寂しい気がします。これからはゆっくりと過ごしてください。またオフに熊本に帰った時には楽しくゴルフでもしましょう」。

ビデオレターはそう締められた。開場は万雷の拍手に包まれた。涙を流し、号泣する人さえいたという。きっと兄は嬉しそうに自慢の弟のことを思ったはずだ。そしてその日、遠く離れた北海道で指揮を執っていた弟は、かけがえのない存在だった兄のことをずっと考えていた。

いよいよクライマックスシリーズが幕を開ける。舞台は福岡。「3位は悔しい。この悔しさをぶつける。暴れまわってきます。日本シリーズでマリンに戻ってきます」。最終戦セレモニーで指揮官はファンに約束をした。遠い昔、兄の真似をして始めた野球が今はかけがえのない仕事になっている。そして自らの采配は多くの人の夢や希望となり、ファンの人の期待を背負う存在となっている。重圧やストレスは数えきれない。ただ、弱音を吐くことも逃げることもしない。原点は兄と空き地で日が暮れるまで野球に明け暮れた日々。泣いて、笑って、ケンカをした毎日。2人は、とにかく野球が好きだった。そして大きな夢を語り合った。野球が大好きだった兄の思いと共に伊東勤監督はクライマックスシリーズのタクトを握る。日本一を目指す次なる戦いがまもなく始まる。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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