わたしはかもめ2016年鴎の便り(10月)

便

10月9日

福岡ソフトバンク4−1千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ソフトバンクが逆転勝ちした。0−1の4回に明石の適時打で追い付き、5回1死三塁から本多の適時打で勝ち越し。8回に今宮の2点適時打で差を広げた。バンデンハークは6回1失点と好投。7回からは継投で反撃を許さなかった。ロッテは1回に清田の先頭打者本塁打で先行したが、その後は追加点が奪えず、先発の石川も踏ん張り切れなかった。

123456789R
千葉ロッテ1000000001
福岡ソフトバンク00011002x4
伊東監督
「レギュラーシーズンの力の無さが出た。選手は何かを感じて、精進してくれればいい。完全に打者の力負け。攻略の糸口を見つけられなかった。」

◇チームの課題、最後に露呈

チームの抱える課題を露呈し、千葉ロッテは2016年の戦いが終わった。「選手は全員必死こいてやってくれた。そのまま(レギュラー)シーズンの力の無さが出た」。伊東監督は実に淡々とした口調で、悔しさを押し殺した。

シーズンで2戦2勝を献上し、防御率1.20に封じられていたバンデンハークとの対戦。1回に清田が2試合連続となる先頭打者アーチをかけた。幸先いい展開に三塁ベンチは沸き返ったが、その流れに乗ることができない。

加藤が右翼線二塁打で続いて、角中は四球を選んだ。一気に畳み掛けられる局面で4番デスパイネが併殺打に倒れると、福浦は空振り三振。その後は単打3本にとどまり、二塁を踏めたのは6回2死からの連続四死球からだけだ。

3−4で競り負けた初戦はチーム全体で14三振を喫した。この日も10三振。150キロ前後の速球派投手に歯が立たない光景が繰り広げられた。

2試合で挙げた得点は、全てソロ本塁打。一発攻勢は持ち味ではない。「サインをほとんど出せなかった。野球をやらせてもらえなかった」と伊東監督。「完全にバッターの力負け」と、投手陣を援護できなかった。シーズンでチーム打率2割5分6厘はリーグ5位と低調だった、現状が凝縮されている。

チームは過去5度出場したプレーオフ、CSの全てで最初のステージを突破していたが、今回初めてはね返された。球団31年ぶりに2年連続Aクラスとなったものの、2位ソフトバンクとは12.5ゲーム付けられた3位だった。差は簡単には埋められなかった。

◇清田が2戦連続、先頭打者本塁打

千葉ロッテの清田が2試合連続で、初回先頭打者本塁打を放った。「昨日、初球を振ろうと思って振れなかったので、ストレート1本に絞って絶対に振ろうと思っていた」と積極的に打ちにいった。「詰まったけど、うまく振り抜けた」。初球の真ん中150キロを左翼テラス席に放り込んだ。

パ・リーグが前後期制で行われていた1973年から82年までのプレーオフなどを含めてもポストシーズンに2度記録するのは初めてのことだった。レギュラーシーズンでは振るわなかったが、「開幕の気持ちでワクワクしながら戦いたい」と臨んでいた舞台で確かな存在感を示した。

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伊東監督「力の差」で敗退、来季の続投要請受諾へ[ニッカン]

ロッテの不敗神話が終わった。ソフトバンクに2連敗。

ファーストステージで敗れるのは、CS出場5度目で初めてだ。伊東監督は「選手は全員ねちっこくやってくれた。負けたからどうこうはない」と細かな論評は避けた。ただ「レギュラーシーズンの差が出たシリーズだった」と、2位チームとの12.5ゲーム差を実感していた。

今季を象徴する負け方だった。清田の2試合連続先頭打者本塁打で先制したが、2回からは0行進。バントミスもあり追加点を奪えない。守りでは、四球絡みの失点が続いた。伊東監督は常々「上位とやる時はミスしたら勝てない」と繰り返してきた。負ければ終わりの土俵際で、心配していたことが起きた。

無念の終了となったが、球団では31年ぶりとなる2年連続Aクラスに導いた。既に、就任5年目となる来季の続投要請を受けている。試合直後は「今のところ何とも言えません。強いチームを作りたいと思ってきたが、勝てるチームを作れていない」と、あらためて保留した。今後、球団と話し合い、最終的には要請受諾が濃厚だ。「勝てるチーム」を作る作業が始まる。

林球団本部長は「監督と相談して、希望を聞いて」新戦力獲得に動く考えを示した。伊東監督は「この2試合も、打者が力負け」と言った。現有戦力の底上げと合わせ、打てる新外国人の獲得が必要。ドラフト上位では投手を狙う。悲願の優勝、日本一へ、歩みを止めない。

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ロッテ・スタンリッジ引退も「現役と気持ちは半々」[ニッカン]

ロッテはCS敗退を受け、外国人選手との残留交渉を本格化させる。

アルフレド・デスパイネ外野手(30)、ジェイソン・スタンリッジ投手(37)、チェン・グァンユウ投手(25)には残留を要請する方針。デスパイネは、この日「またロッテでプレーしたい。代理人に希望を伝える」と話した。近くキューバに帰国し、既に開幕している同国リーグに参加する。スタンリッジは「現役続行か、引退か、気持ちは半々」と明かした。現役続行の場合は、ロッテ残留を第1希望とした。なお、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)の残留は微妙。イ・デウン投手(27)は退団する。

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ロッテ南「1球で流れが変わる」痛恨のダメ押し失点[ニッカン]

ロッテは1−2の8回に2点を失い、試合を決められた。

この回から登板した南昌輝投手(27)が、ソフトバンク先頭内川に中前打。犠打で1死二塁となり、松田を敬遠。続く明石には四球を与え、満塁を招き降板した。代わった西野が、次打者の今宮に左前に2点適時打を打たれた。

南は昨季は1軍登板がなかった。今季は敗戦処理の立場から結果を出し続け、試合終盤を任されるまでに。「CSは1球で流れが変わる。丁寧にいかないといけなかった」と悔やんだ。来季も救援陣の一角を期待される。「1年間できたことが1番嬉しい。体がきつい時にも、結果を出さないといけないと思いました」と振り返っていた。

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ロッテCS敗退でカンパイガールズ単独ライブ消滅[ニッカン]

ロッテは9日、QVCマリンで行ったCSファーストステージ第2戦のパブリックビューイング(PV)の観衆が4505人だったと発表した。

また売り子アイドルグループ、マリーンズカンパイガールズ6人のビール売上杯数が合計851杯だったことも合わせて発表した。同グループは、ファイナルステージまでのCS期間中に5度、1日400杯以上を売り上げると、単独ライブが開催できるというチャレンジを行っていた。2日連続で目標をクリアしたが、チームのCS敗退により、自動的にチャレンジ失敗が決定。

リーダーの今井さやかは「つらく悔しい結果となってしまいましたが、たくさんの方がカンパイチャレンジを知って応援してくださり、とても嬉しかったです。ありがとうございました。そして今シーズン、たくさんの方にマリーンズカンパイガールズを見守っていただきましたことを感謝します。ありがとうございました」とコメントした。

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ロッテ伊東監督、2連敗で幕「力の差出たシリーズ」[ニッカン]

ロッテは2連敗でファーストステージを敗退した。

1回、清田が2試合連続となる先頭打者本塁打で先制。だが、2回以降は追加点を奪えなかった。

先発石川は1回以外は毎回走者を抱えた。4回に明石に左前に同点打、5回には本多に勝ち越しを許す右前適時打を打たれた。6回途中で降板した。8回には救援陣が2点を追加され、試合を決められた。

今季の全試合の指揮を終えた伊東勤監督(54)は「今日で今年は終わり。1年間、応援してくださった、千葉だけでなく全国のロッテファンに感謝したい。ここまで戦って来られたのも、他の5球団があったから。それらのチームにも感謝の気持ちを持ちたい」と切り出した。

CSは1勝も出来なかった。「選手は全員、ねちっこくやってくれた。負けたからどうこうははない。レギュラーシーズンの力の差が出たシリーズだった」と振り返った。

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ロッテ石川、6回途中2失点4四球「バテました」[ニッカン]

2連敗のロッテはCSファーストステージで敗退となった。

先発石川歩投手(28)が5回3分の1を5安打2失点。初回に1点のリードを得たが、4回1死から四球で出した走者をかえされ同点とされた。5回には先頭に二塁打され、勝ち越しのホームを許した。

制球が安定せず、6回1死二塁からこの日4つ目の四球を出したところで降板。96球と球数もかさみ「バテました」と言葉少なに振り返った。

チームは5投手をつぎ込んだが、8回にさらに2点を失った。

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ロッテ清田また先頭打者で「得意のテラス弾」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(30)が、CS2戦連続で初回先頭打者弾を放った。

バンデンハークの初球150キロを、左中間最前部のホームランテラス席へ。前日の第1戦とまったく同じコースへ先制ソロをたたき込んだ。「昨日、初球を振ろうと思って振れなかったので、今日はストレート1本に絞って絶対に初球を振ろうと思っていました。ホームランはたまたまですが、初球から積極的にいった気持ちがスタンドに届いてくれたと思います。得意のテラス弾です」と笑ってみせた。

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ロッテ、初のファーストS敗退…伊東監督、続投要請受諾の意向[サンスポ]

幻の下克上−。ロッテはソフトバンクに1−4で完敗。2年連続6度目のCS出場(2005年のプレーオフ含む)で、初のファーストステージ敗退を喫した。

球団から来季の続投要請を受けている伊東勤監督(54)は試合後、「強いチーム、勝てるチームを作れなかったのは自分の責任。今は気持ちの整理がつかない」と明言を避けたが、受諾の意向。近日中に行われる球団との話し合いで、契約年数、補強問題などを協議する。また、1軍のコーチ人事に関しては、全員留任が基本線とみられる。

CS2試合で挙げた得点はソロ4本塁打だけの4得点。一方で喫した三振数は24。伊東監督は「選手は必死に頑張ってくれたが、シーズンと同様、相手との力量差が出た。1つぐらいは勝ちたかった。(攻撃の)サインを出すこともほとんどなく、個人的には面白くないCSだった」と悔しさをにじませた。

それでも、将来に向けては「選手達が今回の経験で何かを感じ、精進してくれたらいい」と指揮官。来季5年目となるシーズンへ、静かに自身に語りかけた。

角中
「チャンスが作れなかった。練習でレベルアップして、また挑戦したい。」(CS敗退に)
石川
「自分の調子自体は悪くなかった。バテました。」(先発して6回途中までを2失点)
「1球で試合が決まる。いつもより丁寧にいかないといけないと思った。」(4番手で2失点)

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ロッテ・清田、2戦連発初球狙い撃ち「直球に絞っていた」[サンスポ]

清田が試合開始と同時にバンデンハークの初球、150キロの直球を左中間のホームランテラスへ。前日は千賀の初球の直球を見逃して2球目のスライダーを左翼へ運んでおり、「今日は初球を振ろうと直球1本に絞っていた」と狙い通りだった。ポストシーズンで2本以上の先頭打者弾は阪急・福本豊(3本=プレーオフ1、日本シリーズ2)以来2人目で、2戦連発は史上初。しかし敗退に、厳しい表情で引き揚げた。

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ロッテがイ〜ネ♪デスパイネ、残留希望「来季も引き続きプレーしたい」[サンスポ]

主砲・デスパイネがCS敗退後、「このチームが気に入っている。来季も引き続きプレーしたい」とロッテ残留の意向を表明した。今季が2年契約(年俸総額5億円)の最終年で去就が注目されていた。交渉はキューバ政府と球団が行うため、直接本人が関わることはできないが、「自分の考えは政府に伝える」とコメントした。一両日中に帰国し、キューバ国内リーグに参加する。

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ロッテのカンパイガールズがチームとともに“完敗”、単独ライブの夢消える[サンスポ]

ロッテは9日、同日に本拠地・QVCマリンで行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦(VSソフトバンク、ヤフオクドーム)のパブリックビューイング(PV)の観衆が4505人だったと発表した。天候は雨のち曇りで、気温は23.5度だった。

また、同球団から誕生した球界初の売り子アイドルグループ「カンパイガールズ(カンパイG)」の6人による同日のビール売り上げ杯数は851杯で、8日続き目標達成(1日6人合計で400杯以上を5日間)となったが、チームのCS敗退(完敗)が決まったため、同期間中の企画が自動消滅となることも、合わせて発表された。

カンパイGは、同期間中(ファースト、ファイナル合わせて最大9試合)、メンバー6人合計、1試合・400杯以上のビール売り上げ、これを5回以達成すると、「単独ライブ」が開催できるという目標に向けて挑戦中だった。

カンパイGのリーダー、今井さやか
「辛く悔しい結果となってしまいましたが、たくさんの方がカンパイチャレンジを知って応援してくださり、とても嬉しかったです。ありがとうございました。そして今シーズン、たくさんの方にマリーンズカンパイガールズを見守っていただきましたことを感謝します。ありがとうございました。」

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中盤につかまったロッテ・石川「バテました」[サンスポ]

ロッテの石川は勝たなければ、引き分けでもファーストステージでの敗退が決まる状況でマウンドに上がった。1回こそ三者凡退で滑り出したが、1−0の4回に明石に同点打を許し、5回は本多に勝ち越し打を右前へ運ばれた。6回1死一、二塁で交代を告げられた。

実戦登板は9月24日以来となったが「別に良かったと思う。(試合中盤は)バテました」と振り返った。今回の短期決戦は投手陣が打線の援護に恵まれず、伊東監督は「守らないと、という重圧があった」と指摘した。

伊東監督
「シーズンの力の差が出たシリーズだった。それぞれが何かを感じて、来年に向けて精進してくれれば。欲を言えば、1つくらい勝ちたかった。」
「1球で試合が決まる。いつもより丁寧にいかないといけないと思った。」(4番手で2失点)
鈴木
「(ソフトバンクとの)力の差は認めないといけない。来年に向けて見つめ直し、次に進むしかない。」
田村
「力負けだと思う。バッテリーで点を与えないように、そういうところを求めていきたい。」

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ロッテ、CS第1Sで初の敗退…伊東監督「野球としては面白くなかった」[サンスポ]

レギュラーシーズン2位通過のソフトバンクが、同3位のロッテに連勝し、ファーストステージ突破を決めた。ロッテは2007年のCS開始後、5度目にして初めてファーストステージで姿を消した。

敗れたロッテの伊東勤監督(54)は、「シーズンの力の差がそのまま出た」と試合を振り返った。続けて、「昨日、今日と初回にホームランが出たけども、そのまま流れを作らせてくれなかった。それは向こう(ソフトバンク)の方が上でした」と、相手チームを称えた。

2試合とも得点が本塁打のみに終わったことには、「ロッテらしい攻めができなかった。この2試合はほとんどサインは出していません。野球としては面白くありませんでした。打線は力負け。攻略の糸口も見つけることができませんでした」と、力負けを認めた。

また、投手陣については、「そんなに点は取られていないんだが、それを守らなきゃいけないという重圧もあって、自分達で苦しんでいたように見える」と淡々と語った。

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ロッテ・清田が2試合連続の先頭打者弾!「得意のテラス弾です」[サンスポ]

ロッテ・清田育宏外野手(30)が2試合連続の先頭打者アーチをたたき込んだ。プレイボールと同時にソフトバンク先発のバンデンハークが投じた初球の150キロ直球を一振り。快音を残し、打球は左中間のホームランテラスに飛び込んだ。

「昨日、初球を振ろうと思って振れなかったので、今日は直球1本に絞って絶対に初球を振ろうと思っていました」と清田。

前日は千賀の初球、150キロの直球を見逃し、2球目のスライダーを左翼のホームランテラスに運んだ。2試合連続のプレイボール弾に「得意のテラス弾です」と照れながらも「初球から積極的にいった気持ちがスタンドに届いてくれたと思います」とCS突破への強い思いを示した。

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ロッテのカンパイガールズが体を張って奮闘中!ビールを売って単独ライブだ[サンスポ]

ロッテから誕生した球界初の売り子アイドルグループ「カンパイガールズ(カンパイG)」が、QVCマリンで行われているクライマックスシリーズ(CS)ファーストシリーズのパブリックビューイング(PV)で挑戦中の新企画は−。

同期間中(ファースト、ファイナル合わせて最大9試合)、メンバー6人合計、1試合・400杯以上のビール売り上げ。これを5回以達成すると、単独ライブが開催できる(試合数が5日間より少なければ自動的にチャレンジ失敗)というもので、初日となった8日は、同合計で816杯となり、1回目の目標達成となった。9日、球団が公表した。

また、下克上グッズはオフィシャルショップ、オンラインともに8日中に売り切れ。QVCマリン内にて発売された「下克上茶漬け」は8日の試合開始前に売り切れとなった。8日のPV観衆は3070人。天候は雨のち晴れ。気温は19.5度だった。

カンパイGリーダー・今井さやか
「達成できたことはよかったと思うのですが、チームが負けたので悔しさしかありません。9日もマリンからファンの方と一緒に気を送ります。下克上を信じています。そして、9日はマリンで応援してくださっているファンの方と一緒に勝利のカンパイをして喜びたいです!それでは最後に、ウ〜、グビグビ。マリーンズカンパイガールズです!」

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デスパ、スタン気になる発言も…ロッテ基本線は助っ人4人残留[スポニチ]

ロッテが4人の外国人を残留させる方向であることが9日、分かった。

アルフレド・デスパイネ外野手(30)は2年契約が終了する今季、24本塁打を記録。「来年もロッテでプレーしたいけど、キューバ政府が代理人のような形になる」と話し、他球団が獲得に動く場合、球団は引き留めに全力を注ぐ。チェン・グァンユウ投手(25)は残留が決定的で、ジェイソン・スタンリッジ投手(37)、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)も残留が基本線だが、スタンリッジは「現役を続けるか分からない。続けるならロッテを1番に考えたい」と話した。なお、イ・デウン投手(27)は退団する。

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ロッテ伊東監督、続投要請も保留「僕の責任もある」[スポニチ]

ロッテ・伊東監督は試合後、球団から5年目となる来季の続投を要請されていることについて「今のところ何とも言えない。勝てるチームをつくれなかった僕の責任もある。この段階では“来年仕返しします”とは言えない」と態度を保留した。

指揮を執った4年間で3度のCS進出に導いており、林信平球団本部長は「Aクラスにいて当たり前のようになってきている。それは伊東監督の力が大きい」と改めて手腕を評価した。

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ロッテ、終戦…清田CS初2戦連続先頭弾もまた空砲に[スポニチ]

また、空砲に終わった。ロッテ・清田はポストシーズン史上初となる2試合連続の先頭打者アーチ。初回、バンデンハークの初球を振り抜いた打球は左中間ホームランテラス席に飛び込んだ。

しかし、この1点だけに終わって連敗。04年開始のプレーオフ、CSでは6度目の出場で初めて最初のステージで敗退した。

清田は「先に点を取れたのはいいことだと思うけど、勝てなかったのは悔いが残る。(2回以降)変化球が捉えきれなくてズルズルいってしまった」と振り返った。逆転負けした第1戦と同じように、追加点を奪えずに流れを手放した。

先制した初回、なお無死一、二塁の好機ではデスパイネが遊ゴロ併殺打に倒れ、2回は無死一塁から鈴木が送りバントを失敗した。2試合で計24三振を喫し、計4得点は全てソロ本塁打によるもの。策を講じる間もなく、ねじ伏せられた。「力の差は認めなきゃいけない」と鈴木。伊東監督は「攻略の糸口を見つけられなかった。それぞれが何かを感じて精進してくれたらいい。この経験を今後につなげて欲しい」と話した。

2試合連続はPS初
清田(ロ)が第1戦に続き、初回先頭打者本塁打。プレーオフ、CSで初回先頭打者本塁打は10本目だが、1人で2本は清田が初めて。日本シリーズでも福本(阪急)が76年第4戦、78年第2戦で記録したのがあるだけ。2試合連続はポストシーズン初めてだ。ちなみに大リーグでポストシーズン2試合連続先頭打者弾は一人もいない。この日は初球を運んだが、ポストシーズンで初回表初球のプレーボール本塁打は05年パ・プレーオフ第1S第1戦で栗山(西)がマークしたのに次いで2人目。

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ロッテ石川、伏兵にやられた「調子は良かったけどバテた」[スポニチ]

ロッテ・石川は5回1/3を5安打2失点。柳田、内川を無安打に抑えたが、4回は明石に同点の適時打、5回は本多に勝ち越しの右前適時打と伏兵に痛打を浴びた。

「調子は良かったけどバテた」。今季は2.16でリーグ防御率1位を獲得。最多勝を狙える登板を回避して臨んだCSで勝利を呼び込むことができなかったが、「1年間ありがとうございました」と周囲に感謝の言葉を残した。

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ロッテ、CS2戦での「カンパイガールズ」売り上げは851杯[スポニチ]

ロッテは9日、QVCマリンで行われたCSファーストSのソフトバンク戦のパブリックビューイングにおいて、球界初の売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」の6人合計ビール売り上げが851杯だったと発表した。

CS期間中に5試合で400杯をクリアすると単独ライブ開催という企画にチャレンジ中で、2日連続の達成となったが、チームが敗退したため自動的に企画は終了となった。

マリーンズカンパイガールズのリーダー・今井さやかは「辛く悔しい結果となってしまいましたが、たくさんの方がカンパイチャレンジを知って応援してくださり、とても嬉しかったです。ありがとうございました。そして今シーズン、沢山の方にマリーンズ カンパイガールズを見守っていただきましたことを感謝します。ありがとうございました」とコメント。なお、観衆は4505人だった。

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伊東監督、続投要請を保留「自分の中で整理はついていない」[スポニチ]

ロッテの伊東勤監督(54)は9日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでの敗退が決定後に取材に応じ、球団から5年目となる来季の続投を要請されていることについて「強いチームをつくりたいが、勝てるチームをつくれなかった責任はある。自分の中で整理はついていない」と態度を保留した。

林信平球団本部長は「Aクラスにいて当たり前のようになってきている。それは伊東監督の力が大きい」と改めて手腕を評価した。

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ロッテ初のファーストS敗退…伊東監督「力の差がそのまま出た」[スポニチ]

ロッテは初回に清田のポストシーズン史上初となる2試合連続先頭打者本塁打が飛び出したが、その後は追加点を奪えずに逆転負け。連敗で3位からの“下克上”ならず、伊東監督は「欲を言えば1つくらい勝ちたかった」と悔やんだ。

最多勝のタイトルよりも調整を優先してCSに臨んだ先発の石川だったが、6回途中5安打2失点と踏ん張り切れず。初回こそ三者凡退に仕留めたが、その後は毎回走者を出して中盤に逆転を許し、「バテました」と悔しさを口にした。

打線は初回の1点のみ。ファーストS2試合で挙げた得点は全てソロ本塁打で、2発を放った清田とデスパイネ以外は適時打を打てず、2試合で合計24三振と貧打ぶりを露呈した形となった。

チームはファーストSに過去5度出場して突破率100%を誇っていたが、6度目にして初の敗退。伊東監督は「レギュラーシーズンの力の差がそのまま出て、ロッテの野球ができなかった」と振り返り、「最後まで勝ってもらいたい」とソフトバンクにエールを送っていた。

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ロッテ清田、ポストS初!2戦連続先頭打者弾「絶対に初球を振ろうと」[スポニチ]

ロッテの清田が初回にポストシーズン史上初の2試合連続先頭打者本塁打を記録した。

バンデンハークの初球、150キロの直球を振り抜き、左翼テラス席へ。「昨日、初球を振ろうと思って振れなかったので、今日はストレート1本に絞って絶対に初球を振ろうと思っていました。ホームランはたまたまですが、初球から積極的にいった気持ちがスタンドに届いてくれたと思います。得意のテラス弾です」と笑みを浮かべた。

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ロッテ・チェン、グラブに刻んだ「冠」、来季は最高の笑顔を[スポニチ]

12球団ナンバーワンの「笑顔」だろう。ロッテの台湾出身左腕のチェン。一度見たら忘れられない。落合投手コーチは「彼のいいところは笑顔」と言うほどだ。

シーズンの前半、2軍のロッテ浦和球場から帰る途中に、自転車に乗ったチェンに会った。チェンだけに?自転車のチェーンを指さし「これ壊れてますよ!」とニッコリ。私が「チェンさん、この間ジャイアンツ球場で奥さん見たよ」と言うと「怖かったですか?かわいくないですよ!」と、またニッコリ。「いや、怖くないけど…」と言うと彼は既に自転車で去っていた。せめて、お立ち台の決めぜりふ「チェンチェン(全然)大丈夫です」が聞きたかった。愛すべきキャラだ。

そんなチェンのグラブの網に、謎の模様が。聞いてみたら、チェン・グァンユウのチェン(C)グァン(K)ユウ(Y)のアルファベットを合わせて「冠」という文字をデザインしているという。「冠」=タイトルを目指すという意味が込められている。今季は7試合で1勝1敗、防御率4.01だが、チームの先発左腕で唯一の勝利を挙げた。貴重な存在であることは確かだ。140キロ台後半のクロスファイアとキレキレのスライダー、チェンジアップ。2桁勝利する力はあると思う。

普段「ワンピース」の漫画を読んで日本語の文字を勉強し、アニメ版でヒアリングを鍛えている。悩みは「“ワンピース”には敬語がないね」らしい。確かに敬語の勉強にはならないと思う…。「海賊王に俺はなる!」と叫ぶ主人公のように、大きな野望を抱いて欲しい。来季はチームの「ワンピース」となって優勝に貢献して欲しい。球界の「ベストスマイル賞」があれば間違いなく受賞すると思うが、投手のタイトル=「冠」を手にして最高の笑顔を見せて欲しい。

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単独ライブへ!カンパイガールズ、売り上げ初日クリア、CSのPV企画[スポニチ]

ロッテは9日、球界初の売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」が8日にQVCマリンのクライマックスステージ(CS)ファーストステージ第1戦のパブリックビューイング(PV)で売り上げたビールが6人合計816杯だったと発表した。

CSのPV期間中に400杯以上を5回達成すれば単独ライブが開催できるというチャレンジ企画。1日目はクリアし、カンパイガールズのリーダー・今井さやかは「達成できたことは良かったと思うのですが、チームが負けたので悔しさしかありません。今日もマリンからファンの方と一緒に気を送ります。下克上を信じています。そして今日はマリンで応援してくださっているファンの方と一緒に勝利のカンパイをして喜びたいです!」と話した。

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デスパイネら4外国人と来季も契約へ、争奪戦濃厚デスパは「引き続きロッテで…」[報知]

ロッテがアルフレド・デスパイネ外野手(30)、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)、ジェイソン・スタンリッジ投手(37)、チェン・グァンユウ投手(25)の4選手と来季も契約する方針であることが9日、分かった。主砲のデスパイネ残留を最優先課題として交渉に臨む。

チームトップの24本塁打、92打点を挙げたキューバ出身のデスパイネは、今季年俸2億5000万円。他球団との争奪戦も避けられないが、本人は「チームと政府との交渉になるが、引き続きロッテでプレーしたい希望は伝える」と話した。今季から加入したナバーロも「来年も日本でやりたい」と意欲を見せるなど、4選手ともチームに残留を視野に入れている。

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田村、脱帽!「力負けだった」[報知]

ロッテ・田村は正捕手として、投手陣をリードしたが、4回に同点、5回に勝ち越しを許した。

「(石川さんは)調子は良くなかった。普段はシンカーだが、(相手にイメージのない)カーブを使った。本塁打を打たれなかったのは良かったが、力負けだった」。

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南、1死しかとれずに2失点「丁寧に行ったが、裏目に出た」[報知]

ロッテ・南は1点ビハインドの8回に、4番手として登板も2失点。1死しか取れず降板し「1球で試合が決まると思って、丁寧に行ったが、それが裏目に出てしまった」。

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石川、ワーストタイの4四球で6回途中で降板、2年連続の“終戦投手”に[報知]

ロッテ・石川は6回途中2失点、96球で降板。自身ワーストタイの4四球と苦しみ、昨年に続いてチームが敗退した試合で敗戦投手になった。

力投はしたが、プロ入りからヤフオクDでは白星がなく、公式戦6敗、CSで2敗目。9月24日以来の実戦登板で「全体的には良かったですけど、バテました」と悔やみ、言葉少なに引き揚げた。

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清田、2戦連続の先頭打者弾も…残りは凡退「悔いが残ります」[報知]

24時間前に描いた放物線を再現した。清田がバンデンハークの初球150キロを捉えると、打球は同じように左翼テラス席へ飛び込んだ。プレーオフ、CSのプレーボール弾は2人目。もちろん、2試合連続の先頭打者アーチは、日本シリーズを含めてもポストシーズン初の快挙だ。

「詰まってたんですけど、うまく打てた。初球から積極的にいった気持ちがスタンドに届いてくれたと思います」。初戦は振ろうと決めていた千賀の初球150キロに手が出ず、仕留めたのは2球目のスライダー。この日はその反省を生かし、CS通算5本目のアーチに変えた。

華々しい一発でチームを勢いづけたはずが、2戦とも2打席目以降は凡退。不本意だった7年目は幕を下ろした。「甘い変化球を捉えきれない。悔いが残ります」と反省。それでも、1番の適性を示した秋は、来季の巻き返しにつながるはずだ。

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カンパイガールズ、チームの第1S敗退で“敗退”決定!単独ライブ開催ならず[報知]

球界初の売り子アイドル・マリーンズカンパイガールズは9日、QVCで行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)のパブリックビューイング(PV)で、ビール売り上げ400杯以上を5回達成できれば、単独ライブが開催できる企画に挑戦中だったが、ロッテが敗退したため、失敗に終わった。

PVには4505人の観客が訪れた。8日の816杯の売り上げに引き続き、851杯を売り上げたが、ロッテのCSが2日で終わったため、5回の達成とはならなかった。

リーダー今井さやかさんは「辛く悔しい結果となってしまいましたが、たくさんの方がカンパイチャレンジを知って応援してくださり、とても嬉しかったです。ありがとうございました。そして今シーズン、沢山の方にマリーンズ カンパイガールズを見守っていただきましたことを感謝します。ありがとうございました」と話した。

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伊東監督「選手は全員、必死こいてやってくれた」CS最終S進出初めて逃す[報知]

ロッテが、2試合連続で逆転負けを喫し、ファーストステージ(S)敗退が決まった。CSの1Sは、過去5度全て負けなしだったが、今回初めて1Sで敗れ最終S進出を逃した。

清田の2試合連続となる初回先頭打者弾で1点を先取。先発の石川は、5回に勝ち越しを許すも、6回途中5安打2失点と粘投。しかし、打線が清田以降追加点を奪えなかった。

敗戦を終え、伊東監督は「選手は全員、必死こいてやってくれた。(ソフトバンクとは)レギュラーシーズンの力の差がそのまま出ましたね。ロッテらしい攻撃ができなかった。選手達は、来年に向けて精進してやって欲しい」と締めくくり、球場を後にした。

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清田、2戦連続初回先頭打者アーチ!「得意のテラス弾です」[報知]

ロッテの清田が、初戦に引き続き初回先頭打者弾を放った。

ソフトバンク先発・バンデンハークの初球、150キロ直球を左中間テラスに運び1点先取した。2戦連続の初回先頭打者弾はCS史上初。清田は「昨日、初球を振ろうと思って振れなかったので、今日はストレート1本に絞って絶対に初球を振ろうと思っていました。ホームランはたまたまですが、初球から積極的にいった気持ちがスタンドに届いてくれたと思います。得意のテラス弾です」と話した。

清田は8日の初戦では初回、千賀の2球目スライダーを左翼テラス席に打ち込んでいる。

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カンパイガールズ、CSPVで816杯売り上げ!「下克上信じてます」[報知]

ロッテは9日、球界初の売り子アイドルグループ・マリーンズカンパイガールズが、QVCで行われたソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(1S)初戦(8日・ヤフオクD)のパブリックビューイング(PV)で、メンバー6人合計816杯を売り上げたことを発表した。

マリーンズカンパイガールズは、CSのPVでビール売り上げ400杯以上を5回達成できれば、単独ライブが開催できるチャレンジ企画に挑戦中。CS初日は、PVに訪れた3070人の観衆に対して816杯を売り上げる大勝を飾った。リーダーの今井さやかさんは「達成できたことは良かったと思うのですが、チームが負けたので悔しさしかありません。今日もマリンからファンの方と一緒に気を送ります。下剋上を信じています。そして今日はマリンで応援してくださっているファンの方と一緒に勝利のカンパイをして喜びたいです!それでは最後にウ〜グビグビ。マリーンズカンパイガールズです!」と、コメントした。

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ロッテCS敗退、伊東監督ショック…続投要請も「どうなるか分からない」[デイリー]

ロッテのCSファイナルS進出の道は断たれた。「敗軍の将」の言葉は潔かった。

「完全に打者の力負けです。攻略の糸口を見つけられなかった。強い、勝てるチームを作れなかった。僕の責任です」。

1回に清田の2試合連続先頭打者弾が飛び出した。だが、2回以降はソフトバンク投手陣の前に凡打の山を築き、8個の「0」が並んだ。過去4度出場したファーストSは全て突破していたが、屈辱の2連敗だ。

球団は既に伊東勤監督に続投を要請している。しかし「どうなるか分からない。(来年)仕返ししてやる、とこの段階では言えない。自分の中で整理がついていない」と同監督。敗退ショックの大きさが浮き彫りとなった。

山室晋也球団社長は「続投の方針は変わりません」と明言。チームを31年ぶりに2年連続Aクラスへと導いた指揮官に、全幅の信頼を置く。去就に関して近日中に会談が行われる。

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ロッテのマリーンズカンパイガールズがPVでのビール販売数目標達成[デイリー]

ロッテは9日、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガールズ」が、QVCマリンフィールドでのパブリックビューイング(PV)で挑戦しているビール販売数のチャレンジ企画で、8日に1回目の目標を達成したと発表した。

「マリーンズカンパイガールズ」はCS(ファースト、ファイナル合わせ最大9試合)の期間中にQVCマリンでのPVで6人合計のビール販売数が1試合400杯以上を5回達成すると、単独ライブが開催できる企画に挑んでおり、8日は816杯を売り上げた(試合数が5日間より少なければ自動的にチャレンジ失敗)。

リーダーの今井さやかは「達成できたことは良かったと思うのですが、チームが負けたので悔しさしかありません。今日もマリンからファンの方と一緒に気を送ります。下克上を信じています。そして今日はマリンで応援してくださっているファンの方と一緒に勝利のカンパイをして喜びたいです!」と話していた。8日のPV観衆は3070人だった。

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逆転突破だ、マリンのファンへ「ガンバーロ!」<CSファーストステージ第2戦・試合前レポート>[千葉日報]

逆転突破だ−。プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは9日に第2戦が行われ、レギュラーシーズン3位の千葉ロッテはヤフオクドームで2位のソフトバンクと対戦。初戦は競り負けて、後がない。伊東勤監督は試合前に「接戦でゲームが進んでいくように。一方的にならないように」と展望を描いた。

また、ヤフオクドームでは試合直前、パブリックビューイングが行われている本拠地のQVCマリンフィールドと中継を結び、球団広報が雰囲気をレポート。手嶌広報はひげグッズでナバーロ選手に扮し、「ナバーロ、ガンバ―ロ」と選手達の意気込みを代わりに千葉へ届けた。最後は、集まったファンと「3、2、1、下克上」と拳を突き上げて、必勝を願った。

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