わたしはかもめ2016年鴎の便り(10月)

便

10月20日

ドラフト会議

◇1位:佐々木千隼(ささき・ちはや)

生年月日
1994-06-08
位置
投手
所属
桜美林大
身長/体重
181cm/83kg
投打
右投右打
担当スカウト
井辺康二
コメント
フォーク、シンカー、スライダー、カーブと精度のよい変化球を投げる。ストレートは150キロ出すことができ、平均でも140キロ中盤から後半。非常に完成度の高い投手で来季、1年目からの1軍ローテの期待が高まる。益田直也投手を彷彿させるスリークウォーター気味の腕の位置から投げるタイプで、大型右腕。

◇2位:酒居知史(さかい・ともひと)

生年月日
1993-01-02
位置
投手
所属
大阪ガス
身長/体重
178cm/80kg
投打
右投右打
担当スカウト
下敷領悠太
コメント
丁寧な投球が持ち味の投手。140キロ台後半のストレートと多彩な変化球を操る。力みのない投球フォームで、直球と変化球をキッチリと内外へと投げ分ける事が出来る。昨年は社会人野球のタイトルを多く獲得しており、総合力を評価している。

◇3位:島孝明(しま・たかあき)

生年月日
1998-06-26
位置
投手
所属
東海大市原望洋高
身長/体重
180cm/82kg
投打
右投右打
担当スカウト
山森雅文
コメント
150キロを超える直球が持ち味。カット系のスライダーのキレがよく、クレバーな投球をする点も高評価。トレーニングメニューも自分自身で考えて行っている。地元・佐倉市出身。佐倉リトルシニア出身。将来的な地元出身の選手として一軍で活躍し、スターになりうる素材。先発、抑えともに可能。

◇4位:土肥星也(どひ・せいや)

生年月日
1995-07-07
位置
投手
所属
大阪ガス
身長/体重
186cm/82kg
投打
左投左打
担当スカウト
下敷領悠太
コメント
大型左腕。球威もあり、角度の良い直球を投げ込む。年齢的にも若く、まだまだ伸びしろを感じる。最速147キロのストレートにスライダー、カーブ、チェンジアップを組み合わせた投球で先発タイプ。

◇5位:有吉優樹(ありよし・ゆうき)

生年月日
1991-03-12
位置
投手
所属
九州三菱自動車
身長/体重
178cm/87kg
投打
右投右打
担当スカウト
山森雅文
コメント
重い球質の直球とカットボールが特徴の安定感ある投手。落ち着いたマウンドさばき、そして強気の投球にクレバーな投球術が身上。ボールが低めに集まる事も特徴で、1年目から先発ローテに食い込める力がある。地元・千葉県大網白里出身。

◇6位:種市篤暉(たねいち・あつき)

生年月日
1998-09-07
位置
投手
所属
八戸工大一高
身長/体重
183cm/83kg
投打
右投右打
担当スカウト
井辺康二
コメント
ストレートにカーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップと多彩なボールを持っている。体格にも恵まれている。ストレートは140キロ後半を計測しており、非常に魅力的な直球を投げる投手。ポテンシャルが高く、将来、1軍での活躍が期待される大型右腕。

◇7位:宗接唯人(むねつぐ・ゆいと)

生年月日
1994-07-06
位置
捕手
所属
亜細亜大
身長/体重
183cm/90kg
投打
右投右打
担当スカウト
諸積兼司
コメント
地肩があり、送球も良い大型捕手。打撃も反応がよく、パンチ力もある。小技もうまい。大柄な体格だが、足もあり、走れる捕手。即戦力の捕手で正捕手争いを期待している。

◇育成1位:安江嘉純(やすえ・ よしずみ)

生年月日
1992-05-26
位置
投手
所属
石川ミリオンスターズ
身長/体重
185cm/80kg
投打
右投右打
担当スカウト
小林敦
コメント
インパクトでしっかりと腕が振れるタイプの先発投手。横の揺さぶりにフォークを織り交ぜ、幅広い投球が出来る先発型右腕。ストレートは140キロ台中盤を記録している。リーチが長い事も魅力的。

◇育成2位:菅原祥太(すがわら・しょうた)

生年月日
1993-09-19
位置
外野手
所属
日本ウェルネススポーツ大
身長/体重
183cm/95kg
投打
左投左打
担当スカウト
諸積兼司
コメント
体が大きく、狙い球を絞ってしっかりと振り切れる打撃が魅力。脚力、肩もあり、今後、鍛えれば面白い存在になる選手。ホークス・柳田選手を彷彿させる雰囲気を持つ。将来が非常に楽しみ。

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桜美林大・佐々木ロッテ外れ1位にも「本当に光栄」[ニッカン]

桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)は、外れ1位でロッテに指名された。最初の1位指名では入札がなかったが、くじ引きを外したロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島の5球団が入札。史上初の外れ1位で5球団による競合抽選の末、ロッテが交渉権を獲得した。

佐々木は東京・町田市の同大内にある「荊冠(けいかん)堂チャペル」で会見を行った。都立高野球部出身者では初のドラフト1位指名で、桜美林大でも初の支配下指名となった。「最初の12球団のところで呼ばれなかった時は『このまま呼ばれなければどうしよう』と、すごい不安になった。指名していただいて本当に光栄」とホッとした表情を見せた。

ロッテについては投手力が高いという印象を持つ。「涌井投手は小さい頃から大好きな投手。同じ球団でプレーさせていただけるので吸収できれば。(伊東監督は)キャッチャー出身の監督。色々ご指導していただければと思います。ロッテはファンと一緒になって戦っているチーム。ファンに愛されるような選手になっていきたい」と、意気込みを語った。

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ロッテ6位種市「刺激し合う」青森県高校生4人指名[ニッカン]

八戸工大一(青森)の本格派右腕・種市篤暉投手(3年)が千葉ロッテから6位指名を受けた。青森山田・三森大貴内野手(福岡ソフトバンク4位)、堀岡隼人投手(巨人育成7位)、八戸学院光星・田城飛翔外野手(福岡ソフトバンク育成3位)も合わせ、青森県の高校生が一挙4人指名された。その中で唯一の青森県出身の種市は「みんなで刺激し合い、青森代表のつもりで」と誓っていた。

種市は、最速148キロの速球を投げ込む長身右腕で、鋭いスライダー、コントロールの良さにも定評がある。今夏は青森大会で準々決勝敗退で、甲子園出場経験はないが、早くから将来性が注目されていた。

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ロッテの大阪ガス・コンビ、ライバルは東京ガス山岡[ニッカン]

大阪ガスの投手コンビがそろってロッテから指名を受けた。酒居知史投手(ともひと、23=大体大)が2位指名、土肥星也投手(21=尽誠学園)が4位で指名された。

大阪ガスでエースの右腕酒居は「開幕1軍」を目標とした。「投球術を巧みに操る(広島)黒田さんや(DeNA)三浦大輔さんを参考にしている。2人とも今年で引退してしまって残念ですけど、超えるような存在、黒田さんや三浦さんのような投手が出てきたぞ、と言われるように頑張りたい」と意気込んだ。

酒居にとって関東で暮らすのは初めて。「イメージは湧かない。でも新しいところに行くのはいい機会だと思うし、成長につながる。期待して行きたい」。プロでも同僚となる3学年下の後輩土肥については「切磋琢磨して、なれ合うことなく、土肥のいいところを盗みたい」と、冷静だった。

土肥は投げ合いたい投手としてオリックスに1位指名された東京ガスの「山岡投手」と即答。「社会人3年目で、同い年。意識するところはある。プロの舞台で投げ合いたい」とライバル心を見せた。

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ロッテ育成2位菅原はソフトバンク柳田を彷彿[ニッカン]

ロッテが育成2位で、日本ウェルネススポーツ大・菅原祥太外野手(23=駿台学園)を指名した。

左打ちで、伊東監督が「注目していた」という“隠し球”だ。183センチ、95キロのがっしりした体格。球団の「一言コメント」は、次の通り。

「体が大きく、狙い球を絞ってしっかりと振り切れる打撃が魅力。脚力、肩もあり、今後、鍛えれば面白い存在になる選手。ホークス・柳田選手を彷彿させる雰囲気を持つ。将来が非常に楽しみ」。

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佐々木当てたロッテ山室社長、前夜1人でマリン祈願[ニッカン]

ロッテがドラフト1位で、桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)を引き当てた。

1位では、創価大・田中に入札。5球団競合した。山室球団社長がくじ引き役に立ち、最初にくじを引いたが、外した。外れ1位で佐々木に入札も、再び5球団が競合。田中の時と同じく、山室社長が最初にくじを引き、見事、引き当てた。

大金星の山室社長は「昨晩、誰もいないマリンのマウンドからマリンの神様にお願いをしました。そしてファンで満員に埋まったスタンドを想像してパワーをいただきました。本日もドラフト会議出席前にグラウンドにて、昨晩と同じことをして出発しました。ファンの皆様の思いとマリンの神様のおかげで佐々木投手と素晴らしいご縁に恵まれたと思っています」と喜んでいた。

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大阪ガスからダブル指名!ロッテ2位酒居、4位土肥[ニッカン]

大阪ガスの投手2人がロッテからダブル指名を受けた。酒居知史投手(ともひと、23=大体大)がロッテの2位指名、土肥星也投手(21=尽誠学園)が4位で指名された。

2人は兵庫・西宮市内のクラブハウスで会見を行い「高い評価を頂けると思っていなかったので嬉しかった」(酒居)「実感が湧かない。非常に嬉しい」(土肥)と、喜んだ。

先に会見に臨んでいた酒居は、報道陣の質問で土肥がチームメートになることを知った。「驚いている。非常にいいライバル関係になるんじゃないか。土肥よりも長く大阪ガスでやっている分、自分は頭を使ってプレーできる」とキッパリ。一方の土肥は「プロは不安なところもあるので、一緒の球団で心強い。大阪ガスでは酒居さんの方が結果残しているけど、ロッテでは酒居さんを抜いて活躍したい」と闘志を燃やしていた。

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ロッテ伊東監督、外れ1位で佐々木ゲットに大興奮[ニッカン]

外れ1位で桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)を引き当てたロッテの伊東勤監督(54)は、興奮気味に喜んでいた。

1位指名で5球団競合の創価大・田中を外したが、再入札で再び5球団競合の佐々木をゲットした。

佐々木も1位指名での競合が予想されていたが、最初の入札では指名がなかった。外れ1位で指名、獲得でき、伊東監督は「フタを開けたら、どの球団も(1位で)佐々木君がなく。1番は、(山室)社長が引いてくれたラッキーですが。(外れ1位で)佐々木君を競合できたのは大きかった。外れとは見ていなかった。(田中と)2分する即戦力の投手。甲乙付けがたかった」と話した。

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桜美林大・佐々木はロッテ外れ1位、全5球団が競合[ニッカン]

桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)は2度目の入札で、創価大・田中を外した日本ハム、巨人、広島、ロッテと、明大・柳を外した中日の5球団が入札。抽選の結果、ロッテが交渉権を得た。

佐々木は最速153キロの直球が武器の右腕で、日米大学野球では主力として活躍。リーグ戦では今春から秋にかけ巨人菅野(東海大)が持つ53イニング無失点、年間7完封のリーグ記録に並んだ。

都立校の日野出身。高校では1年夏に三塁の控えとしてベンチ入り。3年春からエース。高校通算33本塁打を放ち最後の夏はベスト8入りした。

桜美林大からは初のドラフト1位指名。

また、都立高校出身選手のドラフト1位指名は90年に日本ハムから1位指名を受けた住吉義則内野手(箕島−竹早−プリンスホテル)以来。ただ、住吉は竹早ではプレーしておらず、佐々木が都立出身初の1位指名選手になる。

佐々木千隼(ささき・ちはや)
1994年(平6)6月8日、東京・日野市生まれ。小2から日野イースタンジュニアで野球を始める。ポジションは主に三塁手。小6から投手。三沢中では軟式野球部に所属。ポジションは投手、三塁手、外野手。日野では1年夏に三塁の控えとしてベンチ入り。3年春からエース。桜美林大では1年春に初登板。181センチ、83キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄2人。

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ロッテ、角中と石川のタイトル記念Tシャツを販売[ニッカン]

ロッテは21日午後6時から、2016年タイトルホルダー記念Tシャツをマリーンズオンラインショップにて受注販売する。

商品は2種類。角中勝也外野手2016年首位打者&最多安打記念Tシャツ(税込み4320円)と、石川歩投手2016年最優秀防御率記念Tシャツ(税込み3240円)。サイズは、S、M、L、XL。

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史上初珍事!外れ1位で佐々木に5球団、制したのはロッテ/ドラフト[サンスポ]

まさか、そんなはずが…。佐々木の表情が、みるみる硬くなった。

桜美林大のチャペルで行われたパブリックビューイング。競合必至と思われた佐々木の名前が、1位で呼ばれなかった。200人以上の学生や関係者は戸惑いを隠せず、本人も口を真一文字に結んだまま。ところが、外れ1位で入札した全5球団が指名。史上最多となる外れ抽選での5球団競合となった。

「指名されるまでは不安な気持ちでいっぱいだったが、本当に光栄」。

抽選の結果、ロッテの指名が決まり、壇上で挨拶を済ませると、佐々木はようやく笑顔。春から秋にかけて評価が急上昇を続けた末に、まるでエアポケットに入ったように指名で取り残された形だ。ドラマチックすぎる展開に「すごく嬉しかったけど、無表情でしたね」と頭をかいた。

都立日野高から、今年で創部8年目の桜美林大へ。雑草魂あふれる右腕は、スリークオーターから投げ込む最速153キロの直球と、スライダーやシンカーなど多彩な変化球が持ち味だ。ロッテのエース・涌井は「小さい頃から大好き。吸収させてもらいたい」と早くも弟子入りを志願した。

同年代の大谷(日本ハム)については「雲の上の存在だけど、早く勝負できるように頑張りたい」。都立高出身では史上初となるドラフト1位指名。記録と記憶に残る1日を過ごした右腕は、色紙に「新人王」「優勝」とプロ1年目の目標をしたためた。

元横浜の左腕エースで桜美林大特別コーチとして佐々木を指導してきた野村弘樹氏(サンケイスポーツ専属評論家)
「失点しても黙々と投げられるハートの強さはプロ向き。まだ球速も上がるはず。力と技術を兼ね備えた選手になって、プロの舞台で大暴れして欲しい。」

◇解説

例年以上の大豊作といわれたドラフトが、思わぬ展開を呼んだ。予想通り5球団の1位指名が集中した田中(創価大)に次ぐ人気とされた佐々木(桜美林大)に1位指名は、なし。外れ1位で、全5球団が指名する“珍現象”となった。

ドラフトは駆け引きの舞台でもある。事前公表は他球団への牽制にも、決断の重要なファクターにもなる。田中に名乗りを上げた球団は重複を覚悟。一方、佐々木の指名を公表した球団はなく、情報が錯綜。田中が春に右肩を痛めたこともあり、「(田中より)多いんじゃないかと思った」(ロッテ・伊東監督)という声さえあった。

終わってみれば、各球団が“裏読み”をし過ぎた可能性がある。外れ1位で佐々木を指名したDeNA・高田ゼネラルマネジャー(GM)は「まさか残っているとは思わなかったから、行くしかないという判断だった」、巨人・堤GMも「予想外」。楽天・星野球団副会長が「佐々木を取れたやないか」とつぶやいた姿が、複雑な駆け引きの結末を象徴していた。

佐々木千隼(ささき・ちはや)
1994(平成6)年6月8日生まれ、22歳。東京・日野市出身。市立三沢中から都立日野高に進み、外野手兼一塁手で高校通算33本塁打を放ち、3年春から投手に。桜美林大では2年春から首都大学リーグ1部。今春は4勝3敗、防御率0.27でベストナインに選出。今秋はリーグ記録に並ぶ53イニング連続無失点をマークした。1メートル81、75キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ・伊東監督、佐々木は「もちろん開幕ローテ候補」/ドラフト[サンスポ]

史上初となる外れ1位の5球団競合を制したロッテ・山室晋也球団社長(56)は、「1回目(田中)では欲を出し、箱の中を引っかき回して失敗した。2回目は無心で1番上を引いた。吸い寄せられる感触でした」と満面の笑みだ。

伊東監督がくじ引き担当を固辞したため、当日に“緊急登板”が決定したが、元々、300人規模のパーティーでハワイ旅行を引き当てた経験があり、さらには宝くじを売る「みずほ銀行」の出身。“くじ”には縁があった。

これには伊東監督も「勝因は自分ではなく、社長がくじを引いたことです。お見事でした。田中君か佐々木君かのドラフトで佐々木君を取れたのは大きい。もちろん開幕ローテーション候補です」とエビス顔だった。

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ロッテ山室球団社長が“緊急登板”で5球団競合制す「吸い寄せられる感触でした」/ドラフト[サンスポ]

ロッテはドラフト1位で桜美林大・佐々木千隼投手(22)の指名に成功。最初の入札で田中(創価大)を逃し、史上初となる外れ1位の5球団競合を制したのは、山室晋也球団社長(56)。「1回目(田中)では欲を出し、箱の中を引っかき回して失敗した。2回目は無心で1番上を引いた。吸い寄せられる感触でした」としてやったりの笑顔を浮かべた。

伊東監督がくじ引き担当を最後まで固辞したため、当日に“緊急登板”が決定したが、もともと、300人規模のパーティーでハワイ旅行を引き当てた経験があり、さらには宝くじを売る「みずほ銀行」の出身。“くじ”には縁があった。

これには伊東監督も「勝因は社長がくじを引いたこと。田中君か佐々木君かのドラフトで佐々木君を獲れたのは大きい。もちろん、開幕先発ローテ候補です」とエビス顔だった。

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佐々木千隼、外れ1位でドラフト史上最多5球団が競合「今日がゴールではなく、スタート」/ドラフト[サンスポ]

外れ1位でドラフト史上最多5球団の競合となり、ロッテが交渉権を獲得した佐々木千隼投手(22)=桜美林大=が20日、東京・町田市の町田キャンパスで会見。「千葉ロッテから指名していただきました。今日がゴールではなく、スタート地点と思ってやりたい」と、緊張の様子でドラフト会議を見守った表情から一転して笑顔を見せた。

変化球で打ち取るタイプだと自己分析し、伊東勤監督(54)からは「捕手出身なので、配球を学びたい」と意欲的に話した。

ロッテのイメージについては「涌井さんや石川さんがいて、投手力がすごく高い。ファンと一体となって戦っているチームなので、これからファンに愛されるようになりたい」と決意表明。また、千葉県については「海が近いので海鮮丼が美味しい印象」と話し、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

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大阪ガスはロッテから2人指名、2位・酒居、4位・土肥はそろってライバル心/ドラフト[サンスポ]

大阪ガスからは酒居、土肥の2投手がロッテから指名を受けた。2位の酒居は「これから切磋琢磨していきたい。野球の結果では(土肥に)負けたくない」と話せば、4位の土肥は「ロッテでは酒居さんを抜けるような活躍をしたい」と、そろってライバル心をのぞかせた。

酒居は緻密な制球を持ち味とした右腕、土肥は思い切りよく直球を投げ込む左腕。竹村監督は「2人とも年々きっちり成長してくれた」とダブル指名を喜んだ。

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桜美林大・佐々木千「都立でもプロになれる」、ロッテ1位指名に喜び/ドラフト[サンスポ]

東京・日野高出身の佐々木千(桜美林大)がロッテから1位指名を受けた。「都立(高校)でもプロ野球選手になれるんだということを証明できた」と晴れやかな表情で言った。

最初の1位指名では名前が挙がらなかった。手の汗を拭いたり、腰を浮かしたりし「このまま呼ばれなかったら、どうしようという気持ちになった」と振り返った。

その後、外れ1位で5球団が競合しても、ロッテが交渉権を獲得しても、口を真一文字に結んだままだった。直後の記者会見で「1位で指名してもらって本当に光栄」と話すと、ようやく頬が緩んだ。

ロッテの印象は「涌井投手、石川投手をはじめ、投手力がすごく高いイメージ」と言う。特に涌井は小さい頃からの憧れで「すごい威力のある球を投げられる。吸収できれば」と胸を躍らせた。

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ロッテ・伊東監督はほくほく顔「どちらかといえば佐々木君の方が多いんじゃないかと」/ドラフト[サンスポ]

ロッテは1位指名の田中を抽選で外したが、同等の評価で1位指名候補に挙げていた佐々木千が残っていた。外れ1位としては異例の5球団競合の末に交渉権を獲得し、伊東監督は「どちらかといえば佐々木君の方が(1位指名が)多いんじゃないかと思っていた」とほくほく顔だった。

補強ポイントの即戦力投手を、監督は「両サイドの揺さぶりのいい投手。投球術という点で完成度が高い」と、上機嫌で評価していた。

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ロッテがタイトルホルダーの角中&石川の記念Tシャツを販売!21日午後6時から受注開始[サンスポ]

ロッテは20日、「2016年タイトルホルダー記念Tシャツ」を21日午後6時から、マリーンズオンラインショップにて受注販売を開始すると発表した。商品名は「角中勝也選手2016年首位打者&最多安打記念Tシャツ」(税込み4320円)。「石川歩投手2016年最優秀防御率記念Tシャツ」(税込み3240円)。サイズはS、M、L、XL。

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ロッテ伊東監督「大成功」佐々木千1回目指名なしは「想定外」[スポニチ]

ロッテ・伊東監督は、1位指名で田中を外したものの、佐々木千の交渉権を獲得し「大成功。来年から先発ローテーションに入って、実力を出してくれれば2桁は勝てる」と喜んだ。

佐々木千の方が競合が多いと予想して、田中を1位指名しただけに、これには「想定外だった」。2度クジを引いた山室社長は「2度目は無心で1番上を引いた」としてやったりで、宝くじを発売する「みずほ銀行」の元銀行マンだけに、クジには縁があるようだ。

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桜美林大・佐々木千、都立高出身で初のドラ1[スポニチ]

ロッテが交渉権を獲得した桜美林大・佐々木千隼投手(22)は、都立高野球部出身としても初めてのドラフト1位選手となった。

都立高野球部出身選手は、現役では秋吉(ヤ)が都足立新田から中央学院大、パナソニックを経て13年3位で入団している。引退した選手では66年中日第2次3位の井手峻(都新宿→東大)、71年ヤクルト5位渡辺孝博(都八王子工→東海大→日立製作所)ら。都日野からは02年横川雄介が巨人8位で捕手として入団し3年間在籍した。ドラフト1位では90年日本ハムの住吉義則(都竹早→プリンスホテル)がいるが、同選手は和歌山の箕島から転校。都竹早での硬式野球歴はない。

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佐々木千“表”の5球団競合・田中正義と投げ合いも[スポニチ]

佐々木千は今後、23日に未消化分となっている首都大学野球リーグ戦の東海大戦に臨む。

チームは8日の同戦で先勝しており、勝ち点を挙げれば初優勝。連敗で勝ち点を落とせば2位でリーグ戦が終了する。31日からは明治神宮大会出場を懸け、関東地区大学野球選手権(横浜)に出場。リーグ優勝した場合は、初戦で創価大(東京新大学1位)と対戦する。ソフトバンク1位指名の田中とプロ入り前に対決する可能性が高い。

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ロッテ5位、九州三菱自動車・有吉、昼間は営業で訪問販売[スポニチ]

◇ロッテ5位:有吉優樹、投手、九州三菱自動車

仕事をしながら店のパソコンを見て吉報を知った。昼間は営業担当として約300人の顧客に訪問販売を行う社会人4年目の最速149キロ右腕は「やっとスタートラインに立ててホッとした。三菱自動車のような愛される選手になりたい」と抱負を語った。

内角を突く直球とスライダー、ツーシームなど多彩な変化球を操る先発タイプ。「開幕1軍を目指したい」と燃えていた。

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桜美林大・佐々木千、最強外れ1位!史上最多5球団競合でロッテへ[スポニチ]

最強の外れ1位だ!「プロ野球ドラフト会議 Supported by リポビタンD」が20日、都内のホテルで行われ、桜美林大・佐々木千隼投手(22)に外れ1位で史上最多となる5球団が競合した。抽選の結果、交渉権を獲得したのはロッテ。支配下指名としては同大史上初、都立高野球部出身としても初めてのドラフト1位選手となった。大学で急成長した「大谷世代」の153キロ右腕が、初物尽くしのドラフト指名でプロの世界に飛び込む。

運命のドラフト会議。佐々木千の表情はこわばっていた。「最初に呼ばれなくて不安になった。このままどこからも指名されなかったらどうしよう…」。手の汗を拭いたり、腰を浮かしたり、落ち着かない。直前の予想では創価大・田中と並ぶ人気で、競合は必至と思われた。ところが、12球団の1位指名で最後まで名前を呼ばれなかった。

キリスト教系の大学であることから、会見場はチャペルが用意された。桜美林大初のドラフト1位指名の瞬間に立ち会おうと、学生ら200人以上が集まったが、予想外の展開に静まり返った。明大・柳、田中の抽選が終了し、外れ1位へ。すると、ロッテから名前を呼ばれた。会場は拍手と歓声が湧き起こり、さらにDeNA、巨人、日本ハム、広島と続く。1位で抽選に外れた全5球団が佐々木千を指名。今度はどよめきに変わった。

特設ビジョンで抽選を見守った佐々木千は、ロッテ・山室晋也球団社長が当たりクジを引き当てても、まだ表情は変わらない。「緊張と嬉しさがあって、凄く嬉しかったのに無表情になっちゃいました」。想像を超えた出来事を振り返ると、ようやく笑った。

今夏は大学日本代表の主戦を任され、首都大学リーグでは巨人・菅野に並ぶ7完封をマークするなど、53回連続無失点を樹立し「ミスターゼロ」と呼ばれた。だが、野球エリートではない。都日野時代は甲子園とは無縁。都立高野球部出身者でドラフト1位で指名されたのは史上初の快挙だ。「これで都立でもプロ野球選手になれることを証明した」。桜美林大から支配下選手で指名されたのも初めてだ。

田中、柳とともに「大学ビッグ3」と称されるが、同世代の日本ハム・大谷、阪神・藤浪らはすでにプロでも超一流だ。「大谷君は雲の上の存在」と現在の立ち位置を分析するが、「早く同じレベルで勝負できるようになりたい。もし、日の丸を背負えるならば一緒に戦ってみたい」と、4年後の東京五輪も夢見る。

色紙には「新人王、優勝」と記した。「ロッテは投手陣がいい。子供の頃から好きだった涌井さんと同じ球団でプレーできる。色んなことを吸収したい」と抱負を語り、対戦したい打者には日本ハム・中田の名前を挙げた。数々の歴史を塗り替えてきた「最強の外れ1位」が、新たなステージでも夢を実現していく。

過去のドラフト外れ1位の最多重複指名
07年大・社ドラフトの篠田、同年服部、13年柿田の3球団で、5球団は佐々木千が初めて。なお、外れ1位が重複したのは17度目で、うちロッテが交渉権を得たのは95年沢井、前記服部、10年伊志嶺、12年松永、今回の佐々木千と5度目。12球団では巨人など4球団の2度を抑え、断然多い。

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ロッテ指名の酒居&土肥、2人で起こす!「大阪ガス旋風」[スポニチ]

「大阪ガス旋風」を巻き起こす。ロッテにドラフト2位で指名された西の社会人No.1右腕・酒居は「高い評価をしていただいて嬉しい。個人的には先発をできれば。開幕1軍を目指していきたい」と宣言。喜びの会見中にチームメート・土肥の4位指名を知り「驚いています。(ロッテでも)非常に良いライバルになるんじゃないかと思う」と早くも対抗心を燃やした。

土肥も「酒居さんと同じ球団に行くのは心強い。パ・リーグということで大谷選手と対戦したい」と意気込んだ。

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ロッテ3位、東海大市原望洋・島「200勝目指す」[スポニチ]

◇ロッテ3位:島孝明、投手、東海大市原望洋

地元ファンの声援を背に「200勝」を大きな目標に掲げた。最速153キロ右腕としてU−18侍ジャパン高校代表に名を連ね、アジア王者に貢献。「高校で地元の人達に注目してもらえたので、プロでも応援してもらえたら。できれば通算200勝を目指したい」と目を輝かせた。

千葉県の名門・佐倉リトルシニア出身で、地域密着球団だけに声援は多そうだ。

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ロッテ、山室球団社長、無欲で当たり「マリンのマウンドからマリンの神様にお願いした」[スポニチ]

ロッテは20日のドラフト会議で桜美林大・佐々木千隼投手(4年)の交渉権を獲得した。

創価大・田中正義投手(4年)を1位指名したが、5球団競合のくじを山室晋也球団社長が引き、惜しくも獲得ならず。外れ1位では史上最多となる5球団競合で佐々木千を引き当てた。2度目のくじで当たりを引いた山室社長は右手でガッツポーズ。「とても良いドラフトになったと思います。大変、満足をしています。くじに関しましては、最初は欲を出して、ぐちゃぐちゃとかき混ぜて選んでしまったので、2回目は無欲に1番上のものを選ばせていただきました。手にスッと吸い込まれるような感じでした」と喜んだ。

就任以来、抽選は2戦2勝の伊東監督に代わる大役。山室社長は極秘の願掛けをして臨んだ。「ちなみに昨晩、誰もいないマリンのマウンドからマリンの神様にお願いをしました。そしてファンで満員に埋まったスタンドを想像してパワーをいただきました。本日もドラフト会議出席前にグラウンドにて、昨晩と同じ事をして出発しました。ファンの皆様の想いとマリンの神様のおかげで佐々木投手と素晴らしいご縁に恵まれたと思っています」と明かした。

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ロッテ、千葉にゆかりある2投手指名、伊東監督「地元の選手指名できて良かった」[スポニチ]

ロッテが20日のドラフト会議で地元・千葉にゆかりのある2投手を指名した。3位で東海大市原望洋の最速153キロ右腕・島、5位で千葉出身の即戦力右腕の九州三菱自動車・有吉を指名した。伊東監督は「地元の選手を指名できて良かった」と話した。

地元のファンに愛される千葉の選手を獲得するのが球団の方針。昨年ドラフトでも5位で専大松戸・原を指名した。千葉の高校OBの福浦(習志野)、唐川(成田)、清田(市柏)、松戸市出身の涌井など、地元スターが球団を支えている。永野吉成チーフスカウトは「高校生がロッテに入ることを目標にしてくれたら、千葉の高校野球も盛り上がる」と話している。

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大阪ガス、ロッテから2人指名「切磋琢磨していきたい」[スポニチ]

大阪ガスからは酒居、土肥の2投手がロッテから指名を受けた。2位の酒居は「これから切磋琢磨していきたい。野球の結果では(土肥に)負けたくない」と話せば、4位の土肥は「ロッテでは酒居さんを抜けるような活躍をしたい」と、そろってライバル心をのぞかせた。

酒居は緻密な制球を持ち味とした右腕、土肥は思い切りよく直球を投げ込む左腕。竹村監督は「2人とも年々きっちり成長してくれた」とダブル指名を喜んだ。

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「都立でもプロになれることを証明できた」、ロッテ1位、桜美林大・佐々木千[スポニチ]

東京・日野高出身の佐々木千(桜美林大)がロッテから1位指名を受けた。「都立(高校)でもプロ野球選手になれるんだということを証明できた」と晴れやかな表情で言った。

最初の1位指名では名前が挙がらなかった。手の汗を拭いたり、腰を浮かしたりし「このまま呼ばれなかったら、どうしようという気持ちになった」と振り返った。

その後、外れ1位で5球団が競合しても、ロッテが交渉権を獲得しても、口を真一文字に結んだままだった。直後の記者会見で「1位で指名してもらって本当に光栄」と話すと、ようやく頬が緩んだ。

ロッテの印象は「涌井投手、石川投手をはじめ、投手力がすごく高いイメージ」と言う。特に涌井は小さい頃からの憧れで「すごい威力のある球を投げられる。吸収できれば」と胸を躍らせた。

同学年には大谷(日本ハム)藤浪(阪神)らがいる。「1軍に入ってローテに入り、優勝に貢献できるようになりたい」と高い目標を掲げた。

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ロッテ、伊東監督、外れ1位獲得にほくほく顔「投球術という点で完成度が高い」[スポニチ]

ロッテは1位指名の田中を抽選で外したが、同等の評価で1位指名候補に挙げていた佐々木千が残っていた。外れ1位としては異例の5球団競合の末に交渉権を獲得し、伊東監督は「どちらかといえば佐々木君の方が(1位指名が)多いんじゃないかと思っていた」とほくほく顔だった。

補強ポイントの即戦力投手を、監督は「両サイドの揺さぶりのいい投手。投球術という点で完成度が高い」と、上機嫌で評価していた。

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[ロッテ1位]桜美林大・佐々木千、都立高出身ドラ1は史上初[スポニチ]

◇佐々木千隼(ささき・ちはや)投手:22歳、桜美林大、右投げ右打ち、1メートル81、83キロ

スリークオーターから最速153キロの直球にツーシームやスライダー、シンカーなど6種類の変化球を操る。今春リーグ戦では7試合で4完封するなど67回を投げ防御率0.27。無敵の投球を誇った。

大学日本代表にも選ばれ、7月の日米大学野球選手権では開幕投手に。「メジャーの卵」を相手に7回3安打1失点、12奪三振と圧倒した。

日野高3年時にエースとして西東京大会8強入りに導いた「都立の星」。4年間で着実に力をつけ、才能は大きく花開こうとしている。都立高出身者でドラフト1位指名されるのは史上初だ。

東京都日野市出身。日野第8小2年から「日野イースタンジュニア」で野球を始め、三沢中では軟式野球部に所属。日野では1年夏からベンチ入りし3年夏に西東京大会8強入り。甲子園出場なし。桜美林大では2年春から1部リーグ。

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桜美林大・佐々木千、ロッテが交渉権、ハズレ1位で異例の5球団重複[スポニチ]

創価大・田中正義投手に5球団、明大・柳裕也投手に2球団が重複指名し、それぞれソフトバンク、中日が交渉権を獲得。くじを外したロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島の全5球団が外れ1位で桜美林大・佐々木千隼投手を重複指名する異例の事態となった。

佐々木は1巡目で重複指名も予想されていたが、田中に人気が集まったこともあり、くじを外した全5球団が殺到。再度の抽選でロッテが交渉権を獲得した。

ロッテの伊東監督は「佐々木君は即戦力として完成度の非常に高い投手。来年から活躍できる力を持っている。うちは先発が若干手薄なので、ローテーション投手としてやって欲しい」と期待した。

佐々木千隼(ささき・ちはや)
22歳、桜美林大、右投げ右打ち 1メートル81、83キロ。
スリークオーターから最速153キロの直球にツーシームやスライダー、シンカーなど6種類の変化球を操る。今春リーグ戦では7試合で4完封するなど67回を投げ防御率0.27。無敵の投球を誇った。
大学日本代表にも選ばれ、7月の日米大学野球選手権では開幕投手に。「メジャーの卵」を相手に7回3安打1失点、12奪三振と圧倒した。
日野高3年時にエースとして西東京大会8強入りに導いた「都立の星」。4年間で着実に力をつけ、才能は大きく花開こうとしている。都立高出身者でドラフト1位指名されるのは史上初だ。

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ロッテ、角中&石川“タイトル獲得記念記念”Tシャツ発売[スポニチ]

ロッテは20日、タイトルホルダー記念Tシャツを21日に発売すると発表した。

マリーンズオンラインショップで受注販売を開始する。角中の2016年首位打者&最多安打記念Tシャツ、石川の2016年最優秀防御率記念Tシャツとなる。

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[ロッテ1位]桜美林大・佐々木に外れ1位最多の5球団[報知]

「大学BIG3」を巡って、大抽選が展開された。最速156キロを誇る創価大の田中正義投手(22)は広島、巨人、日本ハム、ソフトバンク、ロッテの5球団が1位指名。抽選でソフトバンクが交渉権を得た。明大・柳裕也投手(22)は中日とDeNAが1位指名し、中日が交渉権を獲得。桜美林大の佐々木千隼投手(22)は、外れ1位では史上最多となる5球団が競合。田中のクジを外したロッテが再び抽選に臨み、交渉権を手にした。

不安から一転、快挙の瞬間が訪れた。校内のチャペル「荊冠(けいかん)堂」で“ラブコール”を待つ桜美林大の153キロ右腕・佐々木の名は最初の入札にはなかった。「本当に指名されるのだろうか、と思っていた」と焦りを必死に隠した。すると1位の抽選に敗れたロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島の5球団から指名され、ロッテが交渉権を獲得。“外れ1位”の5球団競合は史上初だった。

今年、桜美林大は創立50周年で野球部創設8年目。14年の育成ドラフト2位では巨人・川相拓也内野手(13年卒)が入団したがドラフトでの指名は同校初。さらに西東京の都立の強豪・日野出身の佐々木は都立高野球部出身選手で初の“ドラ1”となった。「日野高校のみんなにもやればできる、都立高からでもプロになれるんだと思ってもらえたら嬉しいです」とマウンド同様、クールに話した。

だが、ロッテの本拠地・千葉の印象を問われると「海があるので海鮮丼が美味しいのかなと思います」とニヤリ。会場に集まった学校関係者や野球部員など約220人から笑いが起きるとイケメン右腕は表情を崩した。ロッテについては「小さい頃から涌井さんが好き。スゴイ魅力のある球を投げるので吸収したいです」と対面を心待ちにしながら指名された喜びを感じていた。

会見の最後には桜美林大の特別コーチの元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏(47)から激励を受け、初モノづくしのドラフトは終わった。現在、東海大・菅野(現巨人)に並ぶリーグ戦年間7完封を記録中。23日には1部昇格後、リーグ優勝をかけた東海大戦。視線の先には“初V”と記録更新を見据えていた。

◇1番クジで伊東監督大満足

山室球団社長は創価大・田中こそ外したものの、再び5人の中から1番目に引いたクジで“当選”。田中と並ぶ評価をしていた右腕を再入札で仕留めただけに、伊東監督は「お腹いっぱいです。(佐々木は)実力通りのものを出してくれれば、2ケタ(勝利)はいける」と、先発ローテとして期待を寄せた。

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外れ1位で桜美林大・佐々木の交渉権獲得…7人指名し6人が投手[報知]

ロッテは指名7人中6人で投手を指名した。

1位で創価大・田中正義投手(22)を指名したが5球団競合で抽選で逃した。「外れ1位」はロッテを含む全5球団が桜美林大・佐々木千隼投手(22)指名し、抽選の末に交渉権を獲得した。伊東監督は、佐々木を即戦力として2ケタ勝利を期待。「(当たりくじを引き当てた)社長に感謝です。十分、先発ローテの中でやれる力のある投手。田中と力を二分する投手だと思うし、実力通りのものを出してくれれば2ケタ(勝利)はいけると思います」と話した。

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[ロッテ1位]外れ1位で桜美林大・佐々木ゲット!伊東監督「十分、先発ローテの中でやれる[報知]

ロッテは再入札で5球団の競合の末、桜美林大・佐々木千隼投手(22)の交渉権を獲得した。 最初の1位入札では創価大・田中を外したが、抽選に臨んだ山室球団社長が2度目の挑戦で当たりくじ。右手で大きなガッツポーズを作った。

伊東監督は、佐々木を即戦力として2ケタ勝利を期待。「(当たりくじを引き当てた)社長に感謝です。十分、先発ローテの中でやれる力のある投手。田中と力を二分する投手だと思うし、実力通りのものを出してくれれば2ケタ(勝利)はいけると思います」と話した。

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[ロッテ1位]外れ1位で5球団競合!桜美林大・佐々木を抽選で交渉権獲得[報知]

桜美林大・佐々木千隼投手(22)の交渉権はロッテが獲得した。20日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が行われ、佐々木をドラフト外れ1位でロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島の5球団が指名。抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得した。

佐々木は都立校の日野のエースとして3年夏の西東京大会は準々決勝で日大三に敗れ8強。桜美林大に進学してから頭角を現し、今年の日米大学選手権の開幕戦では最速153キロをマークし、7回12奪三振と大学ジャパンのエースとして活躍。首都大学リーグでは東海大・菅野(現・巨人)と並ぶリーグタイの53イニング連続無失点と年間7完封を記録した。

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ロッテ1位・佐々木、誓った中田斬り、涌井に“弟子入り”志願も[デイリー]

ロッテから1位指名を受けた佐々木千隼投手(22)=桜美林大=は、日本ハム・中田との対戦を熱望した。外れ1位ではドラフト史上最多となる5球団競合の末、念願のプロ入りを確定させた最速153キロ右腕。ホッとした表情で「光栄です」と話し、前を向いた。

東京都町田市内の同大チャペルには約450人の学内関係者が集まり、テレビや新聞各社など報道陣は42社、約100人が集結。プロへの扉を開けた佐々木は「先発ローテーションに入って、ロッテの優勝に貢献したい」と力強く宣言した。

最も対戦したい打者を問われると今季、打点王を獲得した中田の名を出した。「すごい打者ですけど闘争心を前に出していきたい。『絶対に抑えるんだ』という気持ちを出したい」。日本球界を代表する強打者との対決に思いをはせる。会場も大声援で右腕を包んだ。

ロッテのエース・涌井から「色々吸収したい」と早くも“弟子入り”を志願。同大初の支配下登録選手という夢も背負い、大きく羽ばたいていく。

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ドラフトのパ?近年は5球団以上競合で負けなし、田中、佐々木もパ球団[デイリー]

創価大の田中正義投手を広島、巨人、日本ハム、ソフトバンク、ロッテの5球団が指名しソフトバンクが交渉権を獲得。1位指名選手の交渉権を得られなかった5球団が今度は桜美林大・佐々木千隼投手に集中。広島、巨人、DeNA、日本ハム、ロッテのうち、ロッテがくじを引き当てた。気になるのはこのくじ運。競合が5球団以上になると、近年はパ・リーグの球団がことごとく当たりを引き当てている。

高校生と大学生・社会人に分離されていたドラフト会議が統合された08年以降で見ると、セとパ両方の球団が指名し競合したのは今年を含めて26例。このうち、2球団が競合したケースはパが7度、セが6度の交渉権獲得と拮抗しているが、3球団だと5例中3例、4球団は3例中2例、さらに5球団の3例、6球団の2例は全てパ・リーグの球団がくじを引き当てている。

もちろん、競合球団の内訳がパに偏っていれば、このような統計は意味がないが、そうとも限らない。

◇4球団競合

○の球団が交渉権獲得、以下同様。

(14年)有原航平投手
パ1:○日本ハム
セ3:広島、DeNA、阪神
(12年)藤浪晋太郎投手
パ2:ロッテ、オリックス
セ2:○阪神、ヤクルト
(10年)斎藤佑樹投手
パ3:○日本ハム、ソフトバンク、ロッテ
セ1:ヤクルト

◇5球団競合

(16年)田中正義投手
パ3:日本ハム、○ソフトバンク、ロッテ
セ2:広島、巨人
(16年)佐々木千隼投手
パ2:日本ハム、○ロッテ
セ3:広島、巨人、DeNA
(13年)松井裕樹投手
パ3:日本ハム、ソフトバンク、○楽天
セ2:中日、DeNA

◇6球団競合

(10年)大石達也投手
パ3:○西武、楽天、オリックス
セ3:広島、横浜、阪神
(09年)菊池雄星投手
パ3:日本ハム、○西武、楽天
セ3:阪神、ヤクルト、中日

パの球団が極端に多かったケースはなく、ほぼ同じ条件での抽選となっている。中でも09年菊池、10年大石はどちらも当時の渡辺久信監督が引き当てる強運ぶりを発揮した。 現在シニアディレクターに就任している渡辺氏は今年、重複が出た場合にくじを引く予定になっていたが、単独で今夏甲子園で優勝した作新学院の今井達也投手を一本釣り。“神の右腕”の出番はなかった。

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外れ1位で5球団競合の桜美林大・佐々木千、ロッテ交渉権獲得に「光栄」[デイリー]

桜美林大・佐々木千隼投手(22)はドラフト史上初となる外れ1位でロッテ、日本ハム、DeNA、巨人、広島の5球団が競合し、抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得した。

東京都町田市内の同校チャペルには約450人の学内関係者が集まり、テレビや新聞各社など報道陣は42社、約100人が集結。念願のプロ入りを果たす153キロ右腕は「1位で指名していただいて光栄です」と笑みを浮かべ、前を向いた。

佐々木千隼(ささき・ちはや)
1994年6月8日生まれ、22歳。東京都日野市出身。182センチ、85キロ、右投げ右打ち。都立日野高では3年夏に西東京大会8強に進んだが、甲子園出場はなし。桜美林大(首都)では今春から秋にかけて53イニング連続無失点で、東海大・菅野(現巨人)と並ぶリーグ記録をマークした。さらに今年は春4度、秋で3度、計7度の完封を記録した。直球は最速153キロ。球種はスライダー、フォーク、ツーシームなど。

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外れ1位で5球団競合、桜美林大・佐々木の交渉権はロッテ[デイリー]

5球団による外れ1位で桜美林大・佐々木千隼投手(22)を異例の全5球団が指名した。ロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島によるくじ引きの末、ロッテが交渉権を獲得した。

ロッテ・山室球団社長、DeNA・ラミレス監督、巨人・堤GM、日本ハム・栗山監督、広島・緒方監督の順番にくじを引き、山室九段社長が右手を上げた。

佐々木はドラフト1位での指名が想定されるほどの逸材だったが、創価大・田中正義投手に5球団が競合したり、佐々木の1位指名が予想されていた阪神が白鴎大の大山悠輔内野手を指名するなどした“ドラフトのあや”で残っていた。

ロッテの交渉権獲得が決定した瞬間を、佐々木は目を見開いたまま見つめていた。
佐々木千隼(ささき・ちはや)
1994年6月8日生まれ、22歳。東京都日野市出身。182センチ、85キロ、右投げ右打ち。都立日野高では3年夏に西東京大会8強に進んだが、甲子園出場はなし。桜美林大(首都)では今春から秋にかけて53イニング連続無失点で、東海大・菅野(現巨人)と並ぶリーグ記録をマークした。さらに今年は春4度、秋で3度、計7度の完封を記録した。直球は最速153キロ。球種はスライダー、フォーク、ツーシームなど。

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ロッテ、首位打者角中&最優秀防御率石川のTシャツ発売[デイリー]

ロッテは20日、21日18時から2016年タイトルホルダー記念Tシャツをマリーンズオンラインショップにて受注販売すると発表した。

商品は角中勝也2016年首位打者&最多安打記念Tシャツ(税込4320円)。石川歩投手2016年最優秀防御率記念Tシャツ(税込3240円)で、サイズはS、M、L、XL。

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島「目標は200勝」、3位、地元球団に歓喜[千葉日報]

“その”瞬間が訪れると、沈黙が一気に歓声に変わった。開始から1時間を過ぎ、待ちに待った吉報。さらに地元の千葉ロッテから3位指名となれば、喜びは格別だった。東海大市原望洋高の島孝明は「本当に指名されるか不安だった。安心してます」と笑った。

昨秋。球速はまだ140キロ台前半。冬に徹底的なフォーム研究と体を鍛え抜いた。「もしかしたらプロへ…」。思いが芽生えたのは、春先の県大会。最速153キロを記録したときだった。

しかし、最後の夏は準々決勝で敗退。「優勝候補と言われて勝てなかった。自分に何か足りない物がある」。フォームを再確認し、アジア選手権で日の丸を背負うまでに成長した。「ストレートは注目もされているし、自信もある。1軍で早く投げれるように、頑張りたい」。

夏の県大会最後に涙したのも、マリンだった。そのマウンドへ、プロとして再登板を目指す。「ファンの応援も熱く、とても良いチーム。涌井投手を始め、多くのことを学びたい。生まれ変わった島を見てもらいたい」と強く意気込んだ。

グラウンドでは、たくさんの仲間達にもみくちゃにされた。「島をみたいという人が1人でも多くなるように。中継ぎでも、先発でも、目標は200勝」。真っ直ぐな瞳で、誓った。

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