わたしはかもめ2016年鴎の便り(10月)

便

10月23日

桜美林大・佐々木千隼嬉しい初V、次は正義と対戦[ニッカン]

最後は首を振ってシンカーで仕留めた。ロッテからドラフト1位で指名された桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)は空振り三振でリーグ初優勝を決めると、両拳を握りしめて雄たけびをあげた。東海大を相手に2失点完投勝利。「今週はドラフトとか色々あったけど、23日のこの日の試合を目標にしてきた。ほんとに嬉しいです」と喜びをかみしめた。

ロッテの永野吉成チーフスカウトらが見守り、スタンドには早くもロッテのユニホームを着たり、帽子をかぶったファンまで現れた。そんな中、立ち上がりに苦しんだ。「硬くなってしまった。指名していただいたことに恥じない投球をしたかったけど、思い通りではなかった」と苦笑い。速球が走らず、いきなり2失点。それでも「悪いなりに投げられたのは収穫」と、2回以降は0点に抑え、チームを勝利に導いた。

この優勝により、明治神宮大会の出場権を争う関東選手権の初戦(31日)でソフトバンク1位の田中正義投手を擁する創価大との対戦が決定した。「(田中は)注目されてすごいですよね。負けたくない相手だなと思います」。直接対決は2−3で敗れた3月のオープン戦以来。今度こそは負けられない。ともに5球団が競合した、注目のドラ1同士の戦いとなる。

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桜美林大が初V!ロッテD1・佐々木、2失点完投/首都大学[サンスポ]

桜美林大が東海大に3−2で勝ち、8勝3敗の勝ち点4で初優勝。明治神宮大会代表2枠を争う関東地区大学選手権への出場を決めた。ロッテにドラフト1位指名された佐々木千隼(ちはや)投手(4年)は、8安打を浴びながらも2失点で完投し今季5勝目。31日の初戦(横浜スタジアム)でソフトバンクのドラフト1位指名・田中正義投手(4年)を擁する創価大と対戦する。

最後の打者を空振り三振に仕留めると、佐々木千は空へ叫んだ。

「最高に気持ちよかった。1週間、色々ありましたけど、この試合を目標にしてきた。流れを持ってこられるような投球を心がけました」。

外れ1位で史上最多となる5球団競合の末、ロッテが交渉権を獲得した。その20日のドラフト会議後、初めての実戦。「硬さからボールが走らなかった」と1回に犠飛、適時打などで2点を許し、2011年の東海大・菅野智之(現巨人)を超えるリーグ年間8完封はならなかったが、リーグ加盟から8年、1部昇格から6季目のチームを頂点に導いた。

注目の大一番が実現する。この勝利で、明治神宮大会の切符がかかる関東地区大学選手権に進出。31日の初戦で、5球団が競合してソフトバンクに1位指名された田中を擁する創価大と激突する。「負けたくない相手。勝たないと全国までいけないので、必死に戦って勝ちたい」。ドラフトの主役の投げ合い。佐々木千が“最強の外れ1位”の意地を見せる。

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ロッテドラ1佐々木千、悲願初優勝導いた、いざ正義とドラ1対決だ[スポニチ]

◇首都大学野球:桜美林大3−2東海大(サーティーフォー相模原)

20日のドラフト会議でロッテから1位指名された桜美林大の佐々木千隼投手(4年)が、チームを1部昇格6季目で初優勝に導いた。東海大戦に先発し、8安打2失点で完投。8勝3敗の勝ち点4とした。桜美林大は、明治神宮大会出場を懸けて、31日の関東地区大学選手権初戦で東京新大学リーグ1位の創価大と激突。プロ入り前に、ソフトバンクに1位指名された田中正義投手(4年)との注目の対決が実現する。

プロの世界に飛び込む最速153キロ右腕が、母校に最高の置き土産を残した。佐々木千の121球目。最後の打者からシンカーで4個目の三振を奪うと両手を高く突き上げて吠えた。リーグ加盟8年目の初優勝だ。

「ボールも走らなかったけど、悪いなりに試合をつくれた。(最後は)最高に気持ちよかった」。

20日のドラフト会議では外れ1位では過去最多5球団競合の末、ロッテが交渉権を獲得した。「ドラフト1位」の看板を背負って初めての登板とあって、サーティーフォー相模原球場にはロッテファンの姿も見られた。

「指名に恥じない投球をしたかったが、無意識のうちに硬くなったり力が入ったりした」。初回先頭打者に直球で左前打を許すなど、いきなり2失点。この時点で、東海大・菅野(現巨人)を超える年間8完封のリーグ新記録は逃した。それでも「真っ直ぐが良くなかったので、どう組み立てるかを意識した」と、3回以降は変化球でカウントを取り、直球で勝負。4回は直球を決め球に3者連続三振を奪った。

視察したロッテ・永野吉成チーフスカウトは「安定感がある。マリンの風でシンカーも生きてくる」と本拠地での投球をイメージ。井辺康二スカウトは「直球が良くないから変化球でいくとか、そういうことができるから好不調の波がない」と、先発としての修正能力を高く評価した。

神宮大会を懸けた関東地区選手権では、31日の初戦で創価大・田中と激突することが決まった。今年3月のオープン戦では敗れており「凄い選手。負けたくない」と、同じ「5球団競合」の右腕に対抗心をあらわにした。

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桜美林大が初優勝、ロッテ・ドラ1佐々木千が完投「最高に気持ちよかった」[スポニチ]

ロッテからドラフト1位指名を受けた桜美林大・佐々木千隼投手(4年)が23日、サーティーフォー相模原球場で行われた首都大学リーグ1部の東海大戦で2失点完投勝利を挙げ、1部昇格6期目で初優勝を果たした。

初回に2点を失ったものの、2回以降は粘り強く投げ抜き8安打3奪三振。最後の打者から空振り三振を奪うとガッツポーズを見せ「最高に気持ちよかった」と笑顔を見せた。

ドラフト後の初登板を見ようと、スタンドにはロッテファンの姿も見られた。「わざわざ相模原まで来ていただいた。ファンに愛される選手になっていきたい」と誓った。

神宮大会をかけた関東地区選手権では、31日の初戦でソフトバンクに1位指名された田中正義投手(4年)を要する創価大と対戦する。「負けたくない」と対抗心を燃やした。

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