ロッテは29日、QVCマリンで行ってきた秋季練習を打ち上げた。11月1日からは、千葉・鴨川で秋季キャンプを行う。
伊東勤監督(54)は「ここでは何も言わなかった。明後日の夜のミーティングから、(キャンプが)スタートする。それぞれが今年、何が足りなかったか。全体のレベルアップは当然だけど、個々の能力を、技術を含めレベルアップさせないといけない」と話した。
「アジャ」ことロッテの井上が三塁挑戦に意欲を見せた。
秋季練習で三塁用グラブをはめ、114キロの巨体を揺らして二塁の守備位置でノックを受けた。プロ3年間で守ったのは一塁のみだが、中大4年時には三塁の経験もあり「一塁だけでは厳しい。(秋季)キャンプで(三塁を)やると思う。捕ることはできるし、アピールになる」と鼻息を荒くした。伊東監督は11月1日からの秋季キャンプを前に「色んなポジションを守れる選手は、それだけ試合に出られる」と期待した。
ロッテが29日、QVCマリンで秋季練習を打ち上げた。この日はフリー打撃など約3時間の練習。31日にはキャンプ地の千葉・鴨川入りし、11月1日から秋季キャンプを張る。伊東監督は「調整は終わり。それぞれが何が足りないかを考えて、まずは個々の能力挙げること。ケガをしたら(来春キャンプは)2軍スタートになる」とサバイバルを予告した。
また、昨年に続き台湾や韓国プロ野球の選手が練習に参加することが決まった。
ロッテ・伊東勤監督が29日、11月1日から始まる鴨川秋季キャンプに向け、ナインに「手抜き」を勧めた。狙いはケガ防止だ。
この日でQVCマリンでの秋季練習は打ち上げ。1日からは伊東監督が「限界に挑戦したい。這って帰ってくるような練習が理想」という超ハードなキャンプがスタートする。
秋季キャンプでケガをすれば、来春キャンプの2軍スタートが決まる。それだけに、伊東監督は「ケガをしそうになったら手を抜けばいい」とあくまでプロとしての、要領の良さを求めている。
強化指定選手は決めない。指揮官は「個々の能力を上げるのが狙い」と、参加選手全員を徹底的に鍛え上げる。