わたしはかもめ2016年鴎の便り(11月)

便

11月14日

ロッテ、1位佐々木に成瀬つけた背番号「17」用意[ニッカン]

ロッテがドラフト1位指名した桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)に背番号「17」を用意することが分かった。

神宮大会終了後に行う入団交渉では、新人の最高額(契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円)を準備する。

さらに「良い番号を考えています」(球団関係者)と、エース候補に相応しい番号でも評価を示す。そこで、14年まで成瀬が付けていた17を検討。今季17のナバーロは退団が決定的となっている。

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桜美林大・佐々木千1号&11Kの衝撃全国デビュー[ニッカン]

◇明治神宮大会:桜美林大7−1環太平洋大(大学の部準々決勝、神宮)

衝撃の全国デビューだ。初出場の桜美林大(関東5連盟第1)は、ドラフトでロッテから1位指名を受けた佐々木千隼投手(4年=日野)が8回11三振1失点と好投し、環太平洋大(四国・中国3連盟)に快勝した。

佐々木千が、野球少年に戻った。8回1死まで無安打投球。大学では公式戦初となる打席に立てば、ソロ本塁打を放った。「嬉しくて、わくわくしながら試合を待っていた。楽しかった」。小2で野球を始めて以来、初めて上り詰めた全国の舞台を独壇場にした。

緊張なんて無縁だった。「悪いなりに投げられました」。最速は147キロ。初回1死後から5者連続三振を奪った。「3回ぐらいに無安打だと気付いた。打たれた時は少し残念だった」。8回1死後にシンカーを初安打され連打を浴びた。1点を失ったが、チームを全国初勝利へ導いた。

首都大学リーグはDH制を用いるため、公式戦で打席に立つのは初めてだった。「毎日打撃練習をしてきた」と、初打席からフルスイング。ファウルで粘って四球を選ぶとベンチが沸いた。第3打席で逆方向へ大学初安打を放つと、8回には初アーチを放った。「狙った球(チェンジアップ)がきたので、当たってくれと願いながら振った。当たってくれて良かった」。高校通算33発のパワーまで見せつけた。

趣味は銭湯という庶民派のイケメン右腕が、その実力を存分に見せつけた。準決勝は中日2位の京田陽太内野手(4年=青森山田)擁する日大だ。「今日は打撃は100点で、投球は50点。残り試合、かみしめながらやりたいです」。プロ入り前、大学生活最後に天下を取る。

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桜美林大4強!ドラ1佐々木千、8回途中まで無安打[ニッカン]

◇明治神宮大会:桜美林大7−1環太平洋大(大学の部準々決勝、神宮)

ロッテ1位指名の桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)が本領を発揮して4強に進出した。

8回1死まで無安打投球だった。代打選手に初安打(二塁打)され、さらに三塁打を浴びて1点を失って降板したが、三振は5連続を含む11。外れ1位ながら5球団が競合した注目右腕は、初出場の全国舞台で実力を見せつけた。さらに8回、リーグ戦で経験のない打席にも入り、本塁打までかっ飛ばした。

佐々木千の女房役として先制2ランを放って援護した大平達樹捕手(3年=桜美林)は「無安打は打たれてから気づいた。千隼さんはよくなかったと言っていたようですが、僕はよかったと思う。初打席(2回)でも四球を選んでくれて。あれでベンチが盛り上がりました」。自分のことより投打に活躍したエースをたたえた。

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ロッテのファン感、北原絵里菜さん迎えヨガタイム[ニッカン]

ロッテは11月23日に行うファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」(QVCマリン、午前10時開場、入場無料)でも「マリーンズYOGAタイム」を行う。

今季、QVCマリンでの主催試合で、5回表終了後に場内ビジョンで実施してきた。ファン感謝デーでも、マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんを迎えて行う。

北原さんは「皆さん、こんにちは!マリーンズヨガガールの北原絵里菜です。最近寒い日が続いていますが、風邪など引いていませんか?今シーズン、皆さんと一緒にマリーンズを応援できてとっても幸せでした!今回私もファン感謝デーに参加致します!ぜひ一緒にヨガをして、ヨガを通じて大勢の皆さんとのつながりを感じてみてくださいね。では、当日お会い出来ることを楽しみにしております!ナマステ(ありがとうございます)!」と呼び掛けた。

様々な種目を運動会方式で行う「マリンピック」直前の午後1時20分頃より、北原さんがグラウンドに登場。スタンドのファンと一緒に「みんなでYOGA」と題して行う。

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熊崎コミッショナー「野球界へ愛着」1年続投を受諾[ニッカン]

プロ野球のオーナー会議が14日、都内で開かれ、任期満了を迎えた熊崎勝彦コミッショナー(74)に1年間の続投を要請し、熊崎コミッショナーが受諾した。

議長を務める阪神坂井信也オーナーは「オーナー会議全員一致の結論としまして、熊崎現コミッショナーにさらに1年間、継続して職務にご尽力を頂くように要請しました。熊崎コミッショナーは今季限りの勇退を希望されてましたが、私どもからの強い要請にお答えを頂けるとのことです」と説明した。

熊崎コミッショナーに対しては、昨年の野球賭博問題などで発揮した手腕を評価する意見が多数あったという。

熊崎コミッショナーは「任期満了によって退任する考えでいましたが、この度さらに1年間の続投を強く要請されることになりました。野球界を取り巻く厳しい環境や競争、時代の変化の大きさといったことを鑑みると、微力な自分がこの重責を担っていいのか、時に自問自答することもありましたが、野球界への愛着もあり、プロ野球の健全な発展を願う1人として、オーナーの皆さまの一致した要請を真摯に受け止め、しっかりと答えなくてはいけないという考えに至りました。大変微力ではありますが、この重責を引き受けることにしました」と話した。

任期は来年11月のオーナー会議までになる。

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ロッテ・デスパイネ、去就不明もカレンダーは残留[サンスポ]

去就が注目されているロッテ・デスパイネの残留が14日、決定!!といってもカレンダーのお話。この日までに来季のラインアップが固まり、開幕当初の「4月」に起用された。球団、本人ともに残留を希望しているが、決定権はキューバ政府が持つ。山室球団社長は「他球団も動いているようだが、マネーゲームに参加しないとは言っていない」と全力で引き留める。

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ロッテ、ファン感謝デーで「YOGAタイム」を開催![サンスポ]

ロッテは14日、11月23日に行われるのファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」(マリン、10時開場。入場無料)で、今シーズン開幕カードより5回表終了後にビジョンにて行い大好評だった「マリーンズYOGAタイム」を、マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんを迎えて行うと発表した。

北原絵里菜さん
「皆さんこんにちは!マリーンズヨガガールの北原絵里菜です。最近寒い日が続いていますが、風邪など引いていませんか?今シーズン、皆さんと一緒にマリーンズを応援できてとっても幸せでした!今回私もファン感謝デーに参加致します!ぜひ一緒にヨガをして、ヨガを通じて大勢の皆さんとの繋がりを感じてみてくださいね。では、当日お会い出来ることを楽しみにしております!ナマステ(ありがとうございます)!」

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熊崎勝彦コミッショナー続投、任期は来年11月のオーナー会議まで[サンスポ]

プロ野球のオーナー会議が14日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、この日で任期満了となった日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナー(74)に続投を要請し、受諾された。新しい任期は来年11月のオーナー会議までの1年間。

議長の阪神・坂井信也オーナー(68)は「賭博事件など暴力団排除の判断や手腕を高く評価するとともに、来年はワールド・ベースボール・クラシックが控えている」と要請の理由を説明。熊崎コミッショナーは「球界発展は健全性がなければいけない。暴排を確立し、様々な施策をやっていきたい」と述べた。元検事の同コミッショナーは2014年1月、統一球問題で辞任した加藤良三前コミッショナーの後任として就任。昨年、任期を1年間延長していた。

また、15年度の事業収支として、約2億9000万円の黒字が報告された。黒字は5年連続。

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桜美林大・佐々木、8回1死までノーヒッ投&豪快弾!/明治神宮大会[サンスポ]

明治神宮大会第4日(14日、神宮)大学の部準々決勝で、初出場の桜美林大(関東1)が7−1で環太平洋大(四国・中国)に快勝した。ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(4年)は11奪三振で8回2安打1失点。8回1死まで無安打投球で、打っても8回に右中間席へ本塁打を放ち、チームを全国舞台初勝利に導いた。日大(東都)は東海大北海道(北海道)に7−0で7回コールド勝ちした。

佐々木千の独り舞台だった。最速147キロを計測した直球には強弱をつけ、スライダー、シンカーを織り交ぜながら8回1死まで1死球だけの無安打投球。ノーヒットノーランが現実味を帯びたところで、2本の長打を浴びて失点したものの、外れドラフト1位ながら5球団が競合した実力を全国の舞台で示した。

「調子は良くなかった。いつかは打たれるだろうと投げていました。残念な気持ちもありましたが、そう簡単に(ノーヒットノーランは)できません」と苦笑いだ。

打ってもすごかった。8回の第4打席、左腕・和田のチェンジアップを右中間席に運んだ。首都大学リーグではDH制が採用されているため、大学の公式戦で打席に立ったのは初めて。都日野高で通算33本塁打を記録した男は今大会出場決定後、連日打撃練習に励んできたという。

「ワクワクしながらプレーしていた。投球は50点。打撃は満点です」。

ネット裏ではロッテのスカウト5人が視察。担当の井辺スカウトは「どのマウンドにも対応できる。打撃も思い切りがいい」と、改めて能力の高さを実感。この男、底が知れない。

明治神宮野球大会
1970年に明治神宮鎮座50年を記念して第1回大会が行われた。毎年11月に神宮球場で開催され、今年は第47回。大学の部は、6月の全日本大学選手権と合わせて2大全国大会とされる。73年の第4回から大会に加わった高校の部は、新チームによる全国一を争い、各地区の秋季大会を勝ち抜いた10校が出場。優勝校が属する地区は春の甲子園出場枠が1増となる。

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ソフトBも獲得動き…ロッテ球団社長、デスパ残留に自信「相思相愛」[スポニチ]

ロッテの山室晋也球団社長がデスパイネ残留に自信を見せた。今季で2年契約が切れる主砲の残留交渉をキューバ政府と行っているが、ソフトバンクも獲得に動いている。

オーナー会議に出席した山室社長は「うちは相思相愛。他球団からも来ているが、デスパイネ自身が球団を愛してくれているというのが一番」。今季24本塁打、92打点の大砲争奪戦はマネーゲームになる可能性もあり「できるだけのことはするけど、できないこともある」と話すにとどめた。

そんな中、球団グッズには一足先に“残留”した。球団は23日のファン感謝デーで発売する来年カレンダーの4月にデスパイネの写真を使用。来季の本拠地開幕戦となる4月4日の日本ハム戦に合わせて起用した担当者は「今回のメインページ。人気も高いし、来季もマリーンズでプレーして欲しい」と思いを込めた。

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ロッテ球団社長、球界将来に危機感「若年層の競技人口が…」[スポニチ]

オーナー会議に出席したロッテの山室晋也球団社長も球界の将来について危機感を口にした。

サッカーやフィギュアスケートのテレビ中継と重なった侍ジャパン強化試合の視聴率が伸びなかったことに触れ、「サッカーに比べて若年層の競技人口が減っている。今後取り組んでいかなきゃいけない課題」。メジャーリーグの事業拡大にも言及し「抜本的にやらないといけないという意見も出た。メジャーは競技人口が減っても事業は成功している」と話していた。

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ロッテドラ1佐々木千、二刀流弾!投げては8回1死まで無安打[スポニチ]

◇明治神宮野球大会第4日・大学の部準々決勝:桜美林大7−1環太平洋大(神宮)

豪快なスイングだった。5−0の8回2死、桜美林大・佐々木千が外角低めのチェンジアップを捉えた打球は、神宮の右中間席に達した。

大学初アーチ。両手を叩いてベースを一周し「フェンス直撃くらいの手応えだった。伸びてくれて入ってくれた」と笑った。

都日野では通算33本塁打。首都大学リーグはDH制のため打席に立たないが、明治神宮大会出場が決まると「(打撃練習は)毎日やった。楽しいので」とバットを振り込んできた。その成果が出た。左腕・和田の決め球を仕留め、「前の試合でチェンジアップで打ち取ることが多かったので、狙っていた」と胸を張った。6回にも右前打を放ち、次打者の中前打で三塁を狙った。ベース手前で憤死したが、津野裕幸監督は「打って投げて走る。千隼が思っていること」と目を細めた。

10月のドラフトでは「外れ1位」で史上最多5球団が競合し、ロッテが交渉権を獲得した。プロでも二刀流として活躍する同い年の日本ハム・大谷のようだったが、「(自分には)無理です。打てません」と苦笑い。それでも、夢の可能性を感じさせてくれる男だ。

本職の投球は8回1死まで相手打線をノーヒットに封じた。甘く入ったシンカーを初安打され、連打で失点したが、「いつかは打たれると思っていた。打撃は満点。投球は50点くらい」と笑い、8回108球を投げ2安打11奪三振1失点でまとめ、チームを全国初勝利に導いた。「今の仲間とできるのはあと2試合。(3連投でも)投げる機会があれば抑えたい。一戦一戦、かみしめながら勝てるようにしたい」。頂点まではあと2勝。佐々木千は表情を引き締めた。

桜美林大・大平
「チェンジアップをうまく膝で拾えた。(佐々木)千隼さんのホームランは規格外。ノーヒットノーランは(8回に)連打されるまで気付かなかった。両方ともシンカー。僕(のリード)が単調でした。」(4回に左翼へ先制2ラン)

◇敵将もロッテドラ1佐々木千に驚いた「野手顔負け」

環太平洋大の野村昭彦監督は「佐々木君は最初の打席で四球を選んだり、野手顔負けでバットを振ってきた。その姿勢がチームに勇気を与えていた」と脱帽した。

8回にチーム初安打を右前へ運んだ代打・三木は1年生で、これが公式戦初安打。「次につながる」と声が弾んだ。メンバー唯一の4年生・和田は4番手で3回3失点。JR北海道へ入社予定で「プロへ入る投手と戦えたのは誇り」と前を向いた。

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熊崎コミッショナー1年続投決定、賭博問題対応を評価[スポニチ]

プロ野球のオーナー会議と日本野球機構(NPB)の臨時社員総会では、任期満了を迎えた熊崎勝彦コミッショナー(74)の1年間の続投が決まった。14年1月に就任し、昨年11月に任期が1年間延長されていた。

オーナー会議では、野球賭博問題への対応を評価する意見が相次ぎ、来年3月に行われる第4回WBCなど、継続して取り組む事案もあることから、全会一致で続投を要請した。熊崎コミッショナーは「任期満了で退任する考えだったが、プロ野球の健全な活力ある発展を願う1人といたしまして、要請を真摯に受け止め、お引き受けすることになった」と話した。

来年11月以降のコミッショナー人選について、坂井信也議長は「コミッショナー選考委員会は引き続き広く人材を求め、次期コミッショナーの選考作業を継続する」と語った。

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ロッテ「YOGAタイム」23日ファン感で実施「つながり感じて」[スポニチ]

ロッテは14日、今季導入した試合中のヨガレッスン「マリーンズYOGAタイム」を11月23日のファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」で実施すると発表した。

マリーンズヨガガールの北原絵里菜さんは「最近寒い日が続いていますが、風邪など引いていませんか?今シーズン、皆さんと一緒にマリーンズを応援できてとっても幸せでした!今回私もファン感謝デーに参加します!ぜひ一緒にヨガをして、ヨガを通じて大勢の皆さんとの繋がりを感じてみてくださいね。では、当日お会い出来ることを楽しみにしております!ナマステ(ありがとうございます)」とコメント。

当日は球界初の売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」のライブや、自動車教習所の教官出身ルーキー・信楽の交通安全講座など、様々なイベントが行われる。

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ロッテ、ドラ1佐々木、全国初勝利、8回途中まで走者許さず、打っては大学初の本塁打[スポニチ]

◇第47回明治神宮野球大会第4日大学の部準々決勝:桜美林大7−1環太平洋大(神宮)

ロッテからドラフト1位指名された桜美林大・佐々木千が14日、明治神宮大会の初戦の環太平洋大戦で8回1失点の好投を見せ、全国初勝利を果たした。大学初の本塁打もマークし、まさに千隼劇場となった。

7回までは無安打無得点。8回1死で安打を許しノーヒットノーランはなくなったが、右腕は「いつか打たれると思って投げていた。そう簡単にはできない。点差もあったんで気にしながら投げていたという訳でもない」と淡々と振り返った。

都日野では高校通算33本塁打も放った打撃も披露。8回に右中間本塁打を放ち「大学で初めて打席に立ったが、少し投球に影響が出るというか疲れを早く感じてしまった。初めてのことだったので。(本塁打は)狙ってる球が来て、思い切り振ったら当たった」と話した。

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23日のファン感でYOGAガール登場!生登場で実演[報知]

ロッテは14日、ファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」(23日・QVC)で、今季ホーム公式戦の大型ビジョンで放映していた「マリーンズYOGAタイム」を、YOGAガールこと北原絵里菜さんの実演で実施すると発表した。

シーズン中はスクリーンでヨガを伝授していた北原さんも、ファン感謝デーではグラウンドに生登場。「今回、私もファン感謝デーに参加いたします。ぜひ一緒にヨガをして、ヨガを通じて大勢の皆さんとのつながりを感じてみてくださいね」とコメントした。

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[明治神宮大会]ロッテドラ1桜美林大・千隼“二刀流”右越えソロ&11K[報知]

◇第47回明治神宮大会第4日、大学の部・準々決勝:桜美林大7−1環太平洋大(神宮)

大学の部では、ロッテからドラフト1位指名された桜美林大の佐々木千隼投手(4年)が、準々決勝の環太平洋大戦で8回1死までノーヒッターの快投。4強進出に導いた。8回を2安打1失点、11奪三振で、8回には逆方向へ豪快な右越えソロ。チーム初の全国舞台で華麗な“二刀流”のワンマンショーを演じた。

鋭い当たりを目で追いかけた。佐々木は白球が人工芝に弾むと、悔しげに顔をしかめた。「いつかは打たれると思っていたが、打たれた時は少し残念な気持ちもあった」。8回1死まで無安打の快投を続けたが、惜しくも甘く入ったシンカーを右翼線二塁打とされた。大会史上5人目のノーヒットノーランこそ逃したが、チームに全国大会初出場初白星をもたらし、4強入りに導いた。

決して本調子ではなかったが、立ち上がりから快投の予感はあった。「(無安打を意識したのは)3回くらい。いつも序盤で打たれるので。悪いなりにピッチングができた」。8回は初安打から連打を許して失点したが、8回を2安打1失点の11奪三振。シンカーなど変化球で狙いを絞らせず、ドラ1の貫禄を見せつけた。

まさかの“二刀流”が、さらなるドラマを生んだ。首都大学リーグは指名打者制のため、大学の公式戦では“4打席目”となる8回2死。読み通りのチェンジアップを逆方向の右中間席へ豪快に放り込んだ。高校通算33発を誇り、都立の星だった日野時代以来のアーチ。神宮弾は通算3本目だ。2安打1打点の活躍に「久々に塁に出て、すごく自分自身ワクワクした」とバットの話題には笑顔があふれた

日本ハム・大谷ばりの活躍に本人は「プロでも?無理ですよ」と笑ったが、津野裕幸監督(45)は「あれほどの打撃をするので、打つ方でも考えないといけない」と、思わず野手としての起用を示唆したほどだった。大学日本一まであと2勝。投打で日本一に輝いた“本家”に負けじと、千隼がミラクルを予感させた。

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[明治神宮大会]ロッテ1位の桜美林大・佐々木、8回1失点も「出来は良くなかった」[報知]

◇第47回明治神宮大会第4日、大学の部・準々決勝:桜美林大7−1環太平洋大(神宮)

ノーヒットノーランまであと5つのアウトに迫りながら惜しくも快挙を逃しても桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)は淡々としていた。

「ピッチングの出来次第良くなかった。今シーズンは悪いなりのピッチングをすることを心がけていた。リズムを意識して投げた」と話した。8回1死から初安打を許し、快挙を逃すと、直後にタイムリーを浴び、8回で降板。それでも「いつか打たれるだろうと思っていた。そう簡単にはできません」。降りしきる雨が一段と強くなった中で初安打を喫したが「雨は気になったけど、それは打たれた原因とは違うと思う」と言い訳をしなかった。

8回2安打1失点で11奪三振の好投は、外れ1位ながら5球団競合でロッテが引き当てた評判通りだが、佐々木は本職の投手だけでなく、打ってもすごかった。6回に右前安打を放つと、8回には右中間スタンドに本塁打をたたき込む。リーグ戦では指名打者制度のため、公式戦初安打&初本塁打。「狙っていた球だったので思い切り振った。当たってくれて良かった」と打撃に関しては満面の笑みを浮かべた。

打席にも立ち「ワクワクしていた」と振り返った初めての全国舞台。「今の仲間と出来るのもあと2試合」と仲間とともに、有終の美を飾るためにフル回転する。

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ロッテ・デスパイネ残留決定!?来年カレンダーに登場[デイリー]

来季去就が注目されているロッテ・デスパイネの“残留”が14日、決まった。とは言っても来年の球団カレンダーでのお話。4月に入っており、担当者は「来季もプレーをして欲しいという球団の強い思いも込められています」と話す。

昨年は今江、一昨年は成瀬がカレンダーを飾ったが、ともにFA移籍。ちなみにナバーロの姿はない。

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ロッテのドラ1、桜美林大・佐々木が投打に躍動、11K&豪快ソロ[デイリー]

◇明治神宮野球大会大学の部・準々決勝、桜美林大7−1環太平洋大(神宮球場)

桜美林大が初出場初勝利で4強入り。ロッテにドラフト1位指名された佐々木千隼投手(4年・日野)は8回1死まで無安打投球。右中間へのソロも放ち、投打に活躍した。

雨の夜空にドデカい放物線を描いた。8回2死。狙っていた外角低めのチェンジアップを、佐々木が野手顔負けのスイングで逆方向の右中間席に放り込んだ。「思い切り振って『当たってくれ』と願っていた」。ドラ1右腕は、打ってもスケールが違った。

初の全国舞台を満喫した。リーグではDH制。今大会出場が決まり「楽しいんで。毎日やってました」と、打撃練習に励んだ。大学初アーチを含む3打数2安打1四球。高校通算33発の実力を発揮したエースに、津野裕幸監督(45)も「打つ方(の起用)も考えないといけない」と笑った。

本職も「悪いなりの投球ができた」という状態で、8回1死までは無安打。連打で1点を失って快記録は逃したが、最速147キロを計測して8回2安打1失点。5者連続を含む11三振を奪った。

「久々に塁に出てワクワクして、疲れが早く来てしまった。でも、楽しかった」と笑った佐々木。「打撃は満点。投球は50点」という自己採点以上の衝撃を残した全国デビューだった。

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桜美林大・佐々木8回1死までノーノー&本塁打、ロッテのドラ1右腕、4強進出[デイリー]

◇明治神宮野球大会・大学の部・2回戦、環太平洋大1−7桜美林大(神宮球場)

ロッテからドラフト1位指名を受けた桜美林大・佐々木千隼投手(4年・日野)が、環太平洋大戦に先発。8回1死まで無安打無得点の快投を演じ、打席は右中間にダメ押しソロをたたき込んだ。

小雨が降りしきる悪コンディションの中でも、立ち上がりから力強いストレートを主体に、凡打の山を積み重ねた佐々木。味方が4回に3点を先制して以降はリリースポイントだけに力を入れ、相手打線をまったく寄せ付けなかった。

史上5人目となる快挙まであとアウト5つと迫った8回1死。代打・三木俊外野手(1年・明石商)に、浮いたストレートを捉えられ、右翼線二塁打を浴び初安打を許した。続く和田洸輝投手(4年・久御山)に右中間適時三塁打を浴び、完封もついえた佐々木。「いつかは打たれるだろうと思いながら投げていたので。そう簡単にはできないですね」と試合後は苦笑いしていた。

リーグ戦ではDH制があるため普段は打席に立たないが、高校通算33本塁打の実績を証明するように8回、ダメ押しのソロを右中間席へたたき込んだ。佐々木によれば、公式戦では大学初の本塁打。「狙っている球がきたので当たってくれと思ったら当たった」と謙虚に振り返った。6回に右前打で出塁した場面では、次打者の中前打で一塁から一気に三塁を狙って憤死するなど、全力プレーに神宮の客席も沸いた。

第43回大会の富士大・多和田真三郎投手(現・西武)が達成して以来、史上5人目の快挙は逃したものの、ドラ1右腕が8回2安打1失点、11奪三振でチームを4強進出へと導いた。

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