千葉・鴨川で秋季キャンプ中のロッテは16日の練習終了後、運営に協力する地元住民などを招いたバーベキュー大会を行った。
「地元の皆さんに感謝していますから」という伊東監督発案のイベントは、昨秋に始まりこれで3回目になる。球団スタッフが昼から火おこしなどの準備を開始。地元名産の野菜、海産物なども取り入れた豪華なバーベキューで、ボランティアスタッフや国際武道大の野球部員らをもてなした。
会の最後には、若手選手がモノマネなどの一発芸も披露。感謝の宴は、大盛り上がりのうちに終わった。指揮官が「家も3度建てれば立派になると言うでしょう」と話していた通り、回を重ねる度に充実のイベントとなってきている。
「神スイング」でおなじみのタレント・稲村亜美(20)が、得意のQVCマリンフィールドで自己最速に挑戦する。
ロッテは16日、千葉・23日に開催するファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」で、稲村と鈴木大地内野手の1打席対決を行うと発表した。
稲村は球団を通じ「球速110キロを目指してプロジェクトに取り組んでいます。なかなか難しい数字ですが、当日は110キロが出せることを目指して頑張ります」とコメント。4月24日には同会場でのロッテ−オリックス戦始球式で、自己記録の103キロを出したことに触れ「何とかそれを超えたいと思います!選手との1打席対決はとても貴重な体験。本気で打ち取る気持ちで、全力で投げます」と意気込んだ。
ロッテは千葉・鴨川での秋季キャンプに参加していた東條大樹投手(25)が、15日に帰京したことを発表した。16日から浦和球場に残って練習している選手達に合流している。
東條は11日に体調不良で発熱。ホテルでの静養を続けていた。
ロッテは16日、秋季キャンプで紅白戦を行い、入団テスト組の元広島でルートインBCリーグ・石川の三家(みけ)が2打数2安打&幻満塁弾の活躍を見せた。同選手は2安打で迎えた六回一死満塁で、宮崎から左翼ポール際に大飛球(ファウル)を放ち、直後に押し出し死球。「何としてでも合格したい」と意気込む三家に、伊東監督も「あれは入っている(本塁打)。いいアピールだった」と絶賛。17日も紅白戦が予定されている。
ロッテは23日のファン感謝デー(QVCマリン)で、“神スイング”で話題のタレント、稲村亜美(20)が始球式を務めると16日、発表した。
千葉・鴨川秋季キャンプ中に体調不良を訴えていたロッテ・東條大樹投手(25)が16日、離脱。浦和球場での残留練習組に合流した。
豪快な“神スイング”と“神ノーバン投球”で話題のタレント、稲村亜美(20)が11月23日に行われるロッテのファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」(QVCマリン)で始球式に登板することになった。16日、球団が発表した。
当日は午後1時10分頃から、グラウンド始球式と選手との1打席対決(打者は主将・鈴木を予定)も行われる。なお同企画はBS11「中畑清 熱血!スポーツ応援団」内の「始球式球速 女子新記録への道!!」の企画の一環。
「神スイング」で人気のタレント・稲村亜美が23日のロッテ・ファン感謝デーで始球式を務め、選手と1打席対決を行う。
中畑清氏(スポニチ本紙評論家)がMCを務めるBS11「中畑清 熱血!スポーツ応援団」で球速110キロに挑戦する企画の一環。4月24日のロッテ−オリックス戦(QVCマリン)の始球式で自己最速の103キロを計測した稲村は「110キロを目指して頑張ります!1打席対決は本気で打ち取る気持ちで全力で投げます!」とコメントした。
ロッテから戦力外となった右腕・伊藤が、巨人の入団テストを受けるために秋季キャンプに合流した。
高橋監督ら首脳陣が見守る中、ブルペンで41球を投じ「緊張しました。トライアウトより緊張した」と話した。中継ぎとして入団から4年連続50試合登板を果たした伊藤は、昨オフに右肘の手術を受け、今季は2軍で7試合の登板に終わった。18日のキャンプ終了まで参加予定で「現状を見てもらいたい」と力を込めた。
桜美林大・佐々木千が最後に力尽きた。8回108球を投げた準々決勝の環太平洋大戦から中1日。柳とのドラフト1位対決に「高ぶる思いはあった」と気合十分で臨み、初回にこの日最速の147キロを計測した。
4回まで1安打無失点。だが疲労の色は濃く、制球が乱れた5回に今季自己ワーストの1イニング4失点を喫し、この回で降板した。「どの球種も良くなかった。思うような投球ができず、悔いが残る」。背番号1は目を赤くした。
今秋は5勝1敗、防御率0.91で首都大学リーグ初優勝に貢献。ソフトバンク1位の田中正義(創価大)に投げ勝った関東地区大学選手権も制して明治神宮大会出場を決めると、今大会も環太平洋大との初戦で8回1失点、打っても大学初本塁打をマークした。初の全国大会で堂々の準優勝。佐々木千の力なくしては成し得なかった快挙だ。
「実力が足りないことを感じた。まだまだやることがある。一から頑張りたい」。母校に歴史を刻んだ最速153キロ右腕は、悔しさを糧に新たなステージに向かう。
ドラフト会議でロッテに1位指名された桜美林大の佐々木千は球威、制球とも欠いて5回4失点で無念のマウンドとなった。「思うような投球ができず悔いが残る。チームに迷惑を掛けて申し訳なかった」と悔し涙で目を真っ赤にした。
2点リードの5回に4安打、2四球などで失点を重ねた。明大・柳とのドラフト1位右腕同士の投げ合いに「高ぶる思いはあった」と話した。それでも中1日の登板による疲労もあってか、頂点へ導けなかった。「実力はまだ足りない。次へ向けてやらなければいけないことがある」と声を絞り出した。
ロッテは16日、千葉・鴨川キャンプの練習後、鴨川市の関係者やボランティアスタッフらを招いてバーベキューを行った。
今キャンプ2度目となるバーベキュー。林信平球団本部長が「キャンプも残り1週間になりました。最後まで頑張りましょう」と、挨拶。選手は肉、野菜、魚介類、カレーライス、焼きそばなどを食べながら盛り上がり、「超追い込み」を掲げる地獄のキャンプの疲れを癒やしていた。
桜美林大は初優勝こそ逃したが、準硬式から硬式に移行して8年目で堂々の準優勝を飾った。津野裕幸監督は「関東地区大学選手権に入ってから、ここまでやってきた積み重ね。ファイナルまで来られたことに関しては、素晴らしい選手達と出会えたと思う。勝敗より、素晴らしい選手と出会えたことが財産です」と感極まった。
ロッテからドラフト1位指名された先発・佐々木千については「本調子ではないと感じていた」という。2−1の5回2死満塁で明大・萩原を迎えた場面は自らマウンドへ行き「千隼よりいい投手はウチにはいないから思い切って行け」と佐々木千を鼓舞。指揮官は「これまで無死満塁や1死満塁でも抑えてきてくれたので代えるつもりはなかった」とエースを信じたが、佐々木千は萩原に決勝の右前2点打を打たれ、3−2と逆転を許した。
この5回の4失点が大きく響いたが、指揮官は「ここまで来るとは正直思ってなかった。4年生は3年生以下に財産を残してくれた。来年また鍛え直して、頂点を目指せるように頑張りたい」と、来年以降も快進撃を続けていくことを誓った。
ロッテが16日、千葉・鴨川秋季キャンプで紅白戦を行った。紅組が、肘井の右中間ソロや平沢の右前適時打などで3−1の勝利。テスト生3人が参加した試合で、ロッテの若手野手陣が躍動した。
伊東監督は「そういう(テスト生を入れて刺激を与える)狙いもある。ここにいる選手は上を目指さないといけない」と話していた。
ロッテは16日、「神スイング」で人気のタレント・稲村亜美(20)が23日のファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」で始球式を務め、選手と1打席の対決も行うと発表した。出演するBS11「中畑清 熱血!スポーツ応援団」の企画「始球式球速 女子新記録への道!!」の一環で実施される。
稲村は「110キロを目指してプロジェクトに取り組んでいます。なかなか難しい数字ですが、当日は110キロを出せる事を目指して頑張ります!ちなみに今年、4月24日に行ったマリーンズさんでの始球式では(自己最速の)103キロを出したので、何とかそれは超えたいと思います!また、選手との1打席対決はとても貴重な体験ですので本気で打ち取る気持ちで、全力で投げます!」と意気込みを語った。
当日は球界初の売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」のライブや自動車教習所教官出身ルーキー・信楽による「交通安全講座」など、様々なイベントが行われる。
ロッテは16日、東條大樹投手(25)が発熱、体調不良のために千葉・鴨川キャンプを離れ、15日に帰京したと発表した。11日から練習に参加せず、チーム宿舎で静養していた。16日にロッテ浦和球場の練習に合流した。
今キャンプでは京大出身2年目の田中英祐投手(24)が体調不良のためすでに離脱している。
大きな瞳が真っ赤に潤んでいた。桜美林大・佐々木は全国制覇にあと一歩届かず、「悔しいっすね…。申し訳ない気持ちが強い」と何度も声を詰まらせた。第1回優勝の東海大をのぞき、大会史上5校目となる初出場初優勝は夢と消えた。
初回に2点の援護をもらったが、4安打に2四球と崩れた5回に一挙4失点で逆転を許した。「思うような投球ができなかったのは悔いが残る。これが実力なのかなって」。環太平洋大との準々決勝から中1日登板の大一番は、本調子には程遠く制球に苦しんだ。5回を5安打6四死球4失点は、先発した今年の公式戦で最短KOだった。
それでも今秋の首都大学リーグ戦初優勝、ともに東海大・菅野(現巨人)に並んだ年間7完封、53イニング連続無失点記録など、ドラ1に相応しい輝きは色あせない。「まだまだやることはたくさんある。一から頑張っていきたい」と、プロへの決意を胸に涙をぬぐった。
巨人は16日、ロッテを戦力外となった伊藤義弘投手(34)の入団テストを宮崎・秋季キャンプで行った。
ブルペンでは、杉内の隣に入り、直球にスライダー、シュートを織り交ぜ、視察に訪れた高橋監督、老川オーナーの目の前で41球を投げ込んだ。「トライアウトの時より緊張しました」。
伊藤は、18日のキャンプ打ち上げまでブルペンでテストされる。また、17日は堤GMがブルペンで投球を視察する予定だ。
ロッテは16日、ファン感謝デー(23日・QVC)でタレント・稲村亜美が始球式を行うと発表。鈴木と1打席対決も行う。
稲村はBS11「中畑清 熱血!スポーツ応援団」の企画の一環で登場。「110キロを目指してプロジェクトに取り組んでいます。なかなか難しい数字ですが、当日は110キロを出せることを目指して頑張ります」と話した。
ロッテから戦力外となった伊藤義弘投手が16日、巨人入団テストのため秋季キャンプに参加した。
12日のトライアウトも受験していた中継ぎ右腕で、18日のキャンプ最終日まで参加予定。この日は高橋監督ら首脳陣が見守る中、ブルペンに入り「きっちり(自分の力を)出せました。現状の僕を見てもらいたい」と話した。
ロッテ・鴨川秋季キャンプで入団テストを受けている前阪神・柴田講平外野手(30)が、初の紅白戦に白組の「中堅・7番」で出場。安打こそなかったが、売り物の“足”の片鱗を見せた。
第1打席、柴田は一ゴロ失策で塁に出ると、すかさず二盗を試みた。結果はアウトだったが、次の塁を狙う果敢な姿勢が首脳陣の目を引いた。その後は遊ゴロ、遊直に倒れたが伊東監督は「元々、実績があり、クビになる選手ではない。これからも必死でやってもらいたい」と評価した。
17日の紅白戦が最終試験。柴田は「自分の生きて行く道をアピールするだけです」と前を見据えた。シェアな打撃と、かつて「赤星2世」と呼ばれた足で合格通知を手に入れる。
桜美林大は先発したロッテ1位指名の佐々木千隼投手(4年・日野)が5回4失点。逆転負けで初出場初優勝を逃した。
記者会見場のモニターを見つめ、佐々木はグッと唇をかみしめた。映し出される優勝インタビューの光景を見つめるその目から涙が流れ、表情はゆがんだ。5回4失点で準優勝。「人生で1番悔しい?はい。そうです」と声を絞り出した。
悔やんでも悔やみきれない投球内容。初回に味方打線が2点を先制してくれた。だが明大打線に低めの変化球を見極められ、それがボディーブローのように効いた5回、ボールが高めに浮き、制球が定まらなくなった。
連続四球で傷口を広げ、逆転打は浮いたスライダーを捉えられた。「自分の実力不足。みんなに連れてきてもらった。申し訳ない気持ちしかない」と言った右腕。その目から涙が途絶えることはなかった。
ロッテからドラフト1位指名を受けた桜美林大・佐々木千隼投手(4年・日野)は、先発するも5回4失点で降板。試合後には大粒の涙を流し、何度も何度も唇を強く噛みしめるなど、悔しさをにじませた。
目は真っ赤に腫れ、涙がこぼれ落ちた。会見場のモニターに明大の優勝インタビューが映し出されると、唇が切れんばかりに強く噛みしめ、その様子を凝視した。「自分に実力がなかった。人生で1番悔しい試合?はい、そうです」と声を詰まらせながら絞り出した。
中1日で迎えた決勝のマウンド。明大の打者が厳しいコースにも食らいついてきた。序盤から球数を投げさせられ、それがボディーブローのように響いた。5回、同点に追いつかれなおも2死満塁から浮いたスライダーを萩原に捉えられ、勝ち越しを許した。
決勝戦の緊張感、相手打線がかけ続けたプレッシャーが右腕の指先を微妙に狂わせたのか−。「神宮にはみんなが連れてきてくれた。申し訳ない気持ちでいっぱい。まだまだなので、やらなきゃいけないことはたくさんある」と最後まで涙が止まらなかった。