名前 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
中村 | 3200万円 | △700 |
加藤 | 2490万円 | △700 |
高濱 | 1450万円 | △500 |
三木 | 1400万円 | △150 |
井上 | 1400万円 | △300 |
大嶺翔 | 950万円 | △250 |
香月一 | 520万円 | △20 |
脇本 | 480万円 | − |
肘井 | 470万円 | △20 |
大木 | 430万円 | − |
セ、パ両リーグの今季のベストナインが25日に発表され、千葉ロッテからは田村龍弘捕手が初めて、鈴木大地遊撃手が3年ぶり2度目、角中勝也外野手が4年ぶり2度目の受賞を果たした。日本ハムの大谷翔平選手が史上初めて投手と指名打者の2部門での同時受賞。25年ぶりにリーグ優勝した広島からは、いずれも初受賞の野村祐輔投手や鈴木誠也外野手ら5人が選ばれた。
大谷は投手として2年連続2度目で、指名打者では初の受賞。今季から投手と野手の重複投票ができるようになり、ダブル受賞につながった。規定投球回数に満たない投手の受賞は救援で活躍した1998年の佐々木主浩(横浜=現DeNA)以来で、パでは初めて。
日本一に輝いた日本ハムからは大谷に加え、中田翔一塁手、レアード三塁手、西川遥輝外野手が選ばれた。広島勢では新井貴浩一塁手が11年ぶり2度目の受賞を果たし、丸佳浩外野手、石原慶幸捕手も選出された。
ヤクルトの山田哲人二塁手は3年連続3度目、DeNAの筒香嘉智外野手は2年連続2度目の受賞。最多受賞はオリックスの糸井嘉男外野手の5度目で、巨人の村田修一三塁手は4度目、坂本勇人遊撃手は3度目の選出となった。
有効投票総数はセが269票、パが245票で、両リーグ最多得票は鈴木(広島)の266票。大谷は投手で111票、指名打者で190票を集めた。
ベストナインはプロ野球担当記者らによる日本シリーズ開幕前までの投票で決まる。最優秀新人、最優秀選手(MVP)は28日のNPBアワーズで発表される。
セントラル・リーグ | 守備位置 | パシフィック・リーグ | ||||
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選手名 | 球団 | 得票数 | 投手 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎野村祐輔 | 広 | 150 | ◎大谷翔平 | 日 | 111 | |
ジョンソン | 広 | 90 | 石川歩 | ロ | 69 | |
菅野智之 | 巨 | 20 | 和田毅 | ソ | 61 | |
黒田博樹 | 広 | 7 | 増井浩俊 | 日 | 1 | |
中ア翔太 | 広 | 1 | 宮西尚生 | 日 | 1 | |
井納翔一 | デ | 1 | 千賀滉大 | ソ | 1 | |
サファテ | ソ | 1 | ||||
選手名 | 球団 | 得票数 | 捕手 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎石原慶幸 | 広 | 150 | ◎田村龍弘 | ロ | 123 | |
小林誠司 | 巨 | 54 | 大野奨太 | 日 | 116 | |
原口文仁 | 神 | 29 | 炭谷銀仁 | 西 | 3 | |
戸柱恭孝 | デ | 26 | 鶴岡慎也 | ソ | 2 | |
會澤翼 | 広 | 5 | 若月健矢 | オ | 1 | |
杉山翔大 | 中 | 3 | ||||
中村悠平 | ヤ | 2 | ||||
選手名 | 球団 | 得票数 | 一塁手 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎新井貴浩 | 広 | 263 | ◎中田翔 | 日 | 130 | |
ロペス | デ | 3 | 内川聖一 | ソ | 97 | |
エルドレッド | 広 | 1 | メヒア | 西 | 18 | |
阿部慎之助 | 巨 | 1 | ||||
ビシエド | 中 | 1 | ||||
選手名 | 球団 | 得票数 | 二塁手 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎山田哲人 | ヤ | 154 | ◎浅村栄斗 | 西 | 217 | |
菊池涼介 | 広 | 114 | 田中賢介 | 日 | 25 | |
荒木雅博 | 中 | 1 | 本多雄一 | ソ | 2 | |
藤田一也 | 楽 | 1 | ||||
選手名 | 球団 | 得票数 | 三塁手 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎村田修一 | 巨 | 256 | ◎レアード | 日 | 238 | |
川端慎吾 | ヤ | 9 | 松田宣浩 | ソ | 6 | |
ルナ | 広 | 2 | 中村剛也 | 西 | 1 | |
安部友裕 | 広 | 2 | ||||
選手名 | 球団 | 得票数 | 遊撃手 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎坂本勇人 | 巨 | 257 | ◎鈴木大地 | ロ | 118 | |
田中広輔 | 広 | 10 | 中島卓也 | 日 | 67 | |
倉本寿彦 | デ | 1 | 今宮健太 | ソ | 42 | |
堂上直倫 | 中 | 1 | 茂木栄五郎 | 楽 | 13 | |
安達了一 | オ | 4 | ||||
金子侑司 | 西 | 1 | ||||
選手名 | 球団 | 得票数 | 外野手 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎鈴木誠也 | 広 | 266 | ◎角中勝也 | ロ | 234 | |
◎筒香嘉智 | デ | 264 | ◎糸井嘉男 | オ | 214 | |
◎丸佳浩 | 広 | 192 | ◎西川遥輝 | 日 | 151 | |
福留孝介 | 神 | 74 | 柳田悠岐 | ソ | 86 | |
大島洋平 | 中 | 6 | 秋山翔吾 | 西 | 23 | |
山俊 | 神 | 2 | 陽岱鋼 | 日 | 22 | |
エルドレッド | 広 | 1 | 中村晃 | ソ | 4 | |
長野久義 | 巨 | 1 | 栗山巧 | 西 | 1 | |
桑原将志 | デ | 1 | ||||
選手名 | 球団 | 得票数 | 指名打者 | 選手名 | 球団 | 得票数 |
◎大谷翔平 | 日 | 190 | ||||
デスパイネ | ロ | 47 | ||||
メヒア | 西 | 5 | ||||
内川聖一 | ソ | 2 | ||||
長谷川勇也 | ソ | 1 |
パ・リーグ首位打者に輝いた千葉ロッテの角中は4年ぶり2度目の選出となった。今季は自身初の全試合出場を果たし「素直に嬉しい。今年頑張ってきたのが認められましたね」と喜んだ。
チームは2年連続の3位でクライマックスシリーズに進出したが、頂点には届かなかった。「来年はチームが優勝して、この賞が取れれば言うことはない」と意気込んだ。
自分1人の力では取れない賞。使っていただいた監督、コーチ、常にサポートしてくれているチームスタッフ、チームメートの皆さんに感謝です。
取れると思っていなかったからめちゃくちゃ嬉しい。簡単ではないけど来年も取れるように、この賞を励みに、そして賞に恥じないように頑張る。
ロッテ井口資仁内野手(41)がこのほど、沼津市内で野球教室を開催した。沼津ヤングベースボールクラブの選手20人と、地元の小学生22人の計42人が参加。素振りや送球時のボールの持ち替え方など、基本から約2時間、丁寧に指導した。
現役スター選手から指導を受け、子供達は目を輝かせた。沼津ヤングの斎藤響前主将(中3)は「短い時間でも内容は濃かった。いい経験になりました」。内村聡志主将(中2)も「脇を締める基本を分かりやすく説明してくれました。教わったことをグラウンドで意識していきたい」。小6の漆田雄葵内野手は「コツがつかめて楽しかったです」と笑顔を見せた。
指導後、参加者1人1人と握手をし、サインボールを手渡した井口は「この中から1人でもプロ野球選手が生まれてくれればいいですね」と期待を寄せていた。
ロッテのドラフト6位、八戸工大一・種市篤暉投手(18)は25日、八戸市内のホテルで球団と入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸480万円で正式契約を結んだ。会見では3位指名された東海大市原望洋・島孝明投手(18)をライバル視した。漫画「課長島耕作」からもじった島のあだ名「課長」に対抗し、NHK連続ドラマ「あまちゃん」の「種市先輩」で猛アピールを展開。同じ高卒右腕に闘志を燃やした。(金額は推定)
じぇじぇじぇ!な「宣戦布告」だった。種市が同じ高卒右腕で最速153キロを誇るU−18日本代表の島にライバル心を燃やした。「島が課長なら、自分は種市先輩で。顔も負けてないと思う」。13年に放送されたNHK連続ドラマ「あまちゃん」で、イケメン福士蒼汰が演じた「種市先輩」を引用し、強気に猛アピール。「今の段階では島に負けているけど、冬場に追い込んで、超す勢いで頑張りたい。島には負けたくない」と意気込んだ。
島とはまだ対面していないが、大学日本代表と対戦した試合をテレビで見ていた。「スライダーが切れていた。でも自分のフォークも負けてない」。最速134キロを誇る落差の大きい高速フォークは、同席した永野吉成チーフスカウト(48)からも「プロで生き抜けるボール」と絶賛された。種市は「フォークで140キロを目指す。直球に近いスピードだと打たれない」と宣言。「じぇじぇじぇ!級」の決め球に進化させる。
「先輩」への弟子入りも志願した。「石川さんにはシンカーのコツを、涌井さんにはプロで長くやれる秘訣を聞きたい」。自分の中に潜む「あまちゃん」を捨て去り、冬場に走り込んで体づくりに取り組む。「1年目は体づくりだと思うが、3年目からはしっかり投げたい。1軍のローテに入って10勝が目標」と目を光らせた。「青森に希望を与えたい」。高卒新人コンビの「課長と先輩」が、未来のロッテを支える。
ロッテ中村奨吾内野手(24)がミスターロッテの「8」を引き継ぐ。25日、QVCマリンで契約更改を行い、700万円アップの推定年俸3200万円でサイン。2年目の今季は打率2割1厘と苦しんだが、守備やチームプレーなど数字以外の点を評価された。同時に、背番号23が来季から8に変更されることが決まった。「偉大な番号。それだけ期待されている。より一層、頑張らないといけない」と口元を引き締めた。
かつては有藤通世氏。昨季までは今江(現楽天)がつけた8番。松本編成部長は「期待料込み。8をつければ、自覚も変わる。来年はレギュラーを取って、球団の顔になってもらいたい」と狙いを明かした。中村は、来年1月には8番の前任者である今江と自主トレ予定だ。「憧れの存在。良いところを盗みたいです」。番号に相応しい選手を目指す。
ロッテ井上が本塁打量産を誓った。
25日、300万円アップの年俸1400万円で更改。長打力が売りだが、プロ3年間で通算4本塁打。「来年は20本は打ちたい。情けないです。何しにプロに来たんだろうと。期待を裏切り続けている」と言葉を絞り出した。会見を終えると、パワーアップだとばかり、椅子を持ち上げるパフォーマンスを見せた。(金額は推定)
ロッテからドラフト6位指名された八戸工大一・種市篤暉投手(18)が25日、八戸市内のホテルで入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸480万円で正式契約を結んだ。会見では3位指名された東海大市原望洋・島孝明投手(18)をライバル視した。
漫画「課長島耕作」からもじった島のあだ名「課長」に対抗し、NHK連続ドラマ「あまちゃん」の「種市先輩」で猛アピールを展開。「島が課長なら、自分は種市先輩で」。13年度上半期に放送されたNHK連続ドラマ「あまちゃん」で、イケメン福士蒼汰演じる「種市先輩」を引用し強気に猛アピール。「今の段階では島に負けているけど、冬場に追い込んで、超す勢いで頑張りたい。島には負けたくない」と同じ高卒右腕に闘志を燃やした。(金額は推定)
ロッテからは3選手がベストナインに選ばれた。各選手のコメントは次の通り。
ロッテ中村奨吾内野手(24)が来季から背番号「8」を背負うことになった。
25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、700万円アップの年俸3200万円でサイン。打率は2割1厘にとどまったが、チームプレーなど数字以外の部分を評価された。
背番号も「23」から「8」に変更が決まった。ロッテでは、有藤通世氏や今江(現楽天)がつけていた。「偉大な番号。それだけ期待されている。より一層、今まで以上に頑張らないといけない。自分にプレッシャーをかけて、頑張らないといけない」と話した。(金額は推定)
ロッテ三木亮内野手(25)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、150万円アップの年俸1400万円で更改した。
今季は守備固めを中心に75試合に出場した。一方で、打撃では打率1割8分5厘に終わった。「始まる前の目標を下回っている。満足はしてません。守備はある程度、できている。打撃で結果を残さないといけない」と話した。(金額は推定)
ロッテ大嶺翔太内野手(25)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、250万円アップの年俸950万円で更改した。
これまでは打撃のイメージが強かったが、7年目の今季は二塁の好守でも活躍。「守備がへたくそで入って来た。今まで教えてもらったコーチの方に言われたことを、1つ1つクリアできたと思います。1軍で二塁を守るとは想像も出来ませんでした。来年はレギュラーを取るつもりでいきます」と意気込んでいた。(金額は推定)
ロッテ高浜卓也内野手(27)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、500万円アップの年俸1450万円で更改した。今季年俸は1220万円と報道されていたが、「阪神にいた頃から、ずっと違ってました。そんなにもらってません」と、自ら訂正を申し出た。実際は、今季年俸は950万円だった。
今季は開幕スタメンを勝ち取り、53試合に出場。プロ初本塁打を含む3本塁で、打率2割1分5厘だった。ただ、腰痛に苦しむことが多かった。「元々、体が硬い。ストレッチを多めに、体幹も鍛えます」と故障防止に努める。
また、来季は背番号が「00」から「32」に変わることを公表した。「数字が欲しいなと思ってました」と、これまでの背番号に引っかけて、おどけた。32については「(西武時代の)松井稼頭央さんのイメージ。32から、1ケタの番号になれたらいい」と出世番号にする。写真撮影では、指の数で新背番号をアピール。球団スタッフから「5億円、もらったみたいだ」と突っ込まれると、爆笑していた。(金額は推定)
ロッテ井上晴哉内野手(27)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、300万円アップの年俸1400万円で更改した。
昨季は出場5試合にとどまったが、今季は35試合。開幕戦で、1回に日本ハム大谷から2点適時二塁打を放ったことを評価された。それでも、自慢の長打力を発揮できず、2本塁打に終わった。「来年は、20本塁打は打ちたいです!」と誓った。(金額は推定)
ロッテ加藤翔平外野手(25)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、700万円アップの年俸2490万円で更改した。
今季は80試合に出場したことが評価されたが、反省も忘れなかった。「開幕直後と、8月中旬から1カ月、ファームだった。チームが1番大事な時期に下にいた。1年間、1軍でやり通さないといけない」と話した。
さらに、来季の数字の目標として「打率もそうだけど、出塁率と盗塁を上げたい」と話した。今季は6盗塁だった。(金額は推定)
ロッテ大木貴将内野手(25)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、現状維持の年俸430万円で更改した。
昨秋の育成ドラフト1位で入団。7月に支配下選手登録を勝ち取り、2軍では16盗塁を記録した。ただ、目標の1軍デビューはならなかった。「来年、これならやっていけると思うので、良い1年でした。でも、1軍には出ていないし、ファームの成績も納得はしていません」と冷静に話した。
1月に結婚したが、プロで勝負をかけるため、入寮を選択。妻亜咲紀さんとは別居生活だった。前日24日に寮から千葉県内の新居に引っ越した。ようやく、新婚生活が始まる。「(亜咲紀さんが)やっと一緒になったので、喜んでました。早く1軍にいって、稼いで、奥さんが良い生活ができるよう頑張らないといけません」と誓っていた。(金額は推定)
ロッテ脇本直人外野手(20)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、現状維持の年俸480万円で更改した。
同期の香月一や、新人で年下の平沢が1軍でプレーした中、脇本は今季も1軍デビューはならなかった。「悔しい思いはあります。でも、1軍に上がる時期は人それぞれだと思う。上がった時に、結果を残して1軍に定着できるようにしたい」と力強く話した。
1軍昇格のためには「持ち味を生かしたい。走塁です。打撃も少しずつ成長していると思う」と話した。(金額は推定)
ロッテ肘井竜蔵外野手(21)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、20万円アップの年俸470万円で更改した。
1軍では8試合で無安打に終わったが、2軍では目標だった2ケタ本塁打(11本)を記録。3年目で着実に力をつけている。「球団からは、1軍では真っ直ぐに対応できなかったと。自分でも分かっていたこと。再確認できました」と、来季への課題を口にした。
昨年9月の2軍戦で顔面に死球を受け、鼻骨と頭蓋骨を骨折。手術を受け、今でも顔にボルトが埋まったままだ。「今年の春も冷や汗をかいてましたが、ちょっとずつ怖さを克服しました」と、恐怖はなくなった。「良い先生のおかげです」と担当医に感謝した。一方で、チーム内には、手術の結果、眼がぱっちりしてイケメンになったという評判も。「奥二重が出てきたんですが…。自分では分からないですね」と苦笑いだった。
最後は、恒例の「肘井ポーズ」を披露。右肘を突き出し、「右肩上がりでいきたいです」と元気よく締めた。(金額は推定)
ロッテ香月一也内野手(20)が25日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、20万円アップの年俸520万円で更改した。
2年目の今季は、シーズン終盤の9月26日ソフトバンク戦で1軍デビュー。プロ初打席で初安打を放った。「1軍に2試合、出させてもらい、良い経験になりました。来年にしっかり良いスタートが切られるよう、自主トレを大事にしたい」と話した。
今年2月に父昌美さんを病気で亡くした。20万円とはいえ、昇給を果たし「良い報告はできます。来年、もっと上がったら、母親に何か贈りたい」と決意を口にした。(金額は推定)
ロッテ・中村奨吾内野手(24)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、700万円増の3200万円でサインした。来季は背番号23から、「ミスターロッテ」の象徴「8」に出世することも分かった。
減俸も覚悟していた。今季は108試合、打率・201、6本塁打、25打点。「正直、上がるとは思っていませんでした。背番号変更もサプライズです」と驚いた。だが松本編成部長は「数字には表れない貢献度もある。期待料も込みです」と説明した。
伊東監督は「山田(ヤクルト)になれる男。それだけの素質はある」と辛抱強く起用。また新たに選手会長に就任する角中も「将来を見据えた人事」として会計に任命することを決めた。
山内和弘、有藤道世、今江敏晃(現楽天)らが付けたロッテ栄光の8番。「偉大な番号。自分にプレッシャーをかけながら、来季こそ内野のレギュラーを取りたい」。中村が覚醒の時を迎えた。
“アジャパイネ”ことロッテ・井上は25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、300万円増の1400万円でサイン。先発出場した3月25日の日本ハムとの開幕戦(QVCマリン)の一回に放った“大谷撃ち”の2点二塁打が高評価された。「あの一打は査定面でも大きかった。でも、プロに入って3年。自分的には何も残せていない。来季は最低でも20発は打ちたい」。同選手は12月23日、夫人の玲緒さんとの1年遅れの結婚披露宴を控えている。
ロッテ・高浜卓也内野手(27)の背番号が「00」から「32」に変更になることが25日、決まった。
ロッテがドラフト6位で指名した青森・八戸工大一高の種市篤暉投手(18)=183センチ、83キロ、右投げ右打ち=の入団が25日、決まった。契約金3000万円、年俸480万円で合意した。球団を通じて「青森と言えば種市と言われるような選手になって、地元に貢献するのが夢」とコメントした。(金額は推定)
セ、パ両リーグは25日、2016年のベストナインを発表した。
パ・リーグ首位打者に輝いたロッテの角中は4年ぶり2度目の選出となった。今季は自身初の全試合出場を果たし「素直に嬉しい。今年頑張ってきたのが認められましたね」と喜んだ。
チームは2年連続の3位でクライマックスシリーズに進出したが、頂点には届かなかった。「来年はチームが優勝して、この賞が取れれば言うことはない」と意気込んだ。
パ・リーグでは25日、ロッテ勢から3選手がベストナインに選ばれた。
ロッテ・中村奨吾内野手(24)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、700万円アップの3200万円でサインした。また、来季は背番号が「23」から“ミスター・ロッテ”の「8」に“出世”することも分かった。
同選手は今季、108試合に出場して打率201の成績。シーズン終盤に勝負強い打撃を取り戻したとはいえ、「正直、上げてもらえるとは思っていなかった」と本人も驚く昇給となった。
しかし、裏を返せば球団側による期待料。中村は「それを感じますし、内野のレギュラーとして定着できるように努力していきたい」と決意を新たにしていた。
“アジャパイネ”ことロッテ・井上晴哉内野手(27)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、300万円増の1400万円でサインした。
今季は沖縄・石垣島キャンプで2軍スタートだったが、青松(今季限りで戦力外)の故障からチャンスをつかみ、そのまま波に乗って「開幕スタメン」をゲット。その3月25日の日本ハム戦(QVCマリン)では1回、左翼線に大谷撃ちの2点二塁打を放った。
井上は「シーズン通しての活躍はできませんでしたが、あの開幕戦は査定面でも大きかったみたいです。でも、プロに入って3年。恥ずかしいほど、何も残せていない。来季は1軍に定着して、最低でも20発は打ちたい」と気勢を上げた。
ロッテ・高浜卓也内野手(27)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、500万円アップの1450万円でサインした。また同選手の申し出により、今季推定で報道されていた年俸は1220万円でなく、950万円だったことが明かされ、さらに背番号が「00」から「32」になることも公表された。
同選手は「元々数字に“番号”が欲しかったので、心機一転、頑張ります。“32”は松井さん(楽天)が西武時代につけていた番号で、守備がいいイメージもある。いずれはレギュラーを獲って、1桁番号も目指したいです」と誓いを新たにしていた。
ロッテ・加藤翔平外野手(25)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、700万円アップの2490万円でサインした。今季は80試合に出場、打率.245の成績。勝負強い打撃と出場試合数が評価されての大幅昇給となった。
長打力もあるスイッチヒッターだが、シーズン当初は「左はやめて右1本で勝負したい」と悩んだ時期もあった。
しかし、4月の開幕直後、イースタン・リーグの試合で顔を合わせたヤクルト・館山から「左は辞めちゃうの?オレからしたら加藤くんの左打ちは嫌だよ」のアドバイス。これが加藤にとっては“金言”となり、再びスイッチへの専念を決意した。
加藤は「あれだけ実績のある方からいわれた言葉ですからね。もう迷いはありません」と来季に向けてさらなる闘志を燃やしていた。
育成から支配下選手登録されたロッテ・大木貴将外野手(25)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の430万円でサインした。
俊足が魅力の同選手は今季、四国アイランドリーグ香川から育成1位で入団。1軍昇格こそ果たさせなかったが、イースタン・リーグでは106試合、打率.251、16盗塁を記録した。
夫人の亜咲紀さんとは今年1月7日に結婚。新婚ホヤホヤながらも、「チームに慣れたい」という理由から大木はロッテ浦和寮住まい。シーズン中は別居婚となっていたが、それも解消。前日24日に千葉県内の新居に引っ越しを済ませたばかりだ。
大木は「新婚生活といっても、まだ一晩だけですから実感はありませんが、自分としては1日も早く1軍に定着し、奥さんにいい生活をしてもらえるようにがんばります」と泣かせるセリフで締めた。
育成出身でプロ3年目のシーズンを終えたロッテ・肘井竜蔵外野手(21)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、20万円アップの470万円でサインした。
今季は1軍で8試合に出場したが、10打数無安打、打率.000。非凡な打撃センスは伊東監督も認めるところだが、その期待に応えることはできなかった。
「自分のセールスポイントは、やはり打撃。1軍レベルの速球に対応できなかったことが原因で、課題もはっきりとしている。このオフにしっかり克服したい」。
来季の1軍定着に燃える左の大砲候補。最後はお約束の“エルボー肘井”のポーズで飛躍を誓った。
ロッテ・香月一也内野手(20)が25日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、20万円増の520万円でサインした。
同選手は昨季、大阪桐蔭高からドラフト5位で入団。プロ2年目の今季はシーズン終盤に初の1軍昇格を果たし、2試合に出場して6打数1安打、打率.167。その1安打が9月26日のソフトバンク戦(QVCマリン)で摂津から放ったプロ初打席初安打だった。
「2試合で20万円。わずかな昇給でも1軍で試合に出れば、給料が上がることが分かりました。130試合なら1300万円?そうなりますね。来季は1軍定着を目指して頑張ります」。
今年2月5日、沖縄・石垣島春季キャンプ中に父・昌美さんが病死(享年52)。悲しみを胸に秘めた中でつかんだ1軍初昇格&初昇給。「霊前にいい報告ができます」と笑顔がこぼれた。
ロッテの2年目、中村が来季からミスターロッテの象徴を背負う。千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万円増の年俸3200万円でサイン。会見で「背番号8を頂きました」と明かした。
今季の「23」から「8」へ。かつて有藤道世(スポニチ本紙評論家)、今江敏晃(現楽天)がつけた重みのある番号。中村は「偉大な番号。それだけ期待されている。応えないといけない」と気持ちを引き締めた。14年に早大からドラフト1位で入団。今季は108試合で打率.201、6本塁打にとどまったが、松本尚樹編成部長は「三塁の守備範囲など見えない貢献度がある。球団の顔になってもらいたい」と評価した。「今江さんのイメージが強い」という8を背負い、中村は「来年しっかりレギュラーを獲りたい」と誓った。
ロッテ・井上は300万円増の年俸1400万円で更改したが「本塁打2本は情けない」と反省。
今季14本塁打の西武・山川を名指しで「ライバル視している山川が2桁いっちゃったんで“何やってるんだろう”という思いはある」と明かした。同じ右の強打者で体重114キロの井上と100キロの山川。「キャラかぶり」の相手に闘志を燃やした井上は「下半身を鍛えて来年は20本打ちたい」と目標を掲げた。
ロッテがドラフト6位指名した八戸工大一の本格派右腕、種市篤暉投手(18)と青森県八戸市内のホテルで契約した。契約金は3000万円、年俸480万円。
種市は青森県三沢市の出身で、1メートル83の長身からの最速148キロの直球と切れのあるフォークが武器。ロッテ製品のカスタードケーキが好きだという18歳は「青森に明るい話題を提供できるような存在になれるように頑張りたい。地元に貢献するのが夢です」と目を輝かせた。
パ・リーグ首位打者に輝いたロッテの角中は4年ぶり2度目の選出となった。今季は自身初の全試合出場を果たし「素直にうれしい。今年頑張ってきたのが認められましたね」と喜んだ。
チームは2年連続の3位でクライマックスシリーズに進出したが、頂点には届かなかった。「来年はチームが優勝して、この賞が取れれば言うことはない」と意気込んだ。
ロッテの2年目、中村奨吾内野手(24)の背番号が来季から「23」から「8」に変更される。
25日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、700万円増の3200万円でサイン。14年に早大からドラフト1位で入団。今季は108試合で打率.201、6本塁打に止まったが、潜在能力は高い。かつてはミスターロッテ有藤道世、近年では今江(現楽天)が着けたチームの顔となる背番号。「偉大な背番号と思うし、それだけ期待されている。応えないといけない」と気を引き締めた。
ロッテの井上晴哉内野手(27)が「打倒・山川」に闘志を燃やした。千葉市内の球団事務所で契約更改を行い、300万円増の年俸1400万円でサインしたが「本塁打2本は情けない」と反省。今季49試合で14本塁打を記録した西武の山川を名指しで「ライバル視している山川が2桁いっちゃったんで“自分は何をやってるんだろう”という思いはある」と明かした。
登録体重114キロの井上と100キロの山川。同じ右のパワーヒッターと共通点が多い「キャラかぶり」の相手だけにライバル心もメラメラ。「もっと強く打ち返す打撃をこころがけたい。オフに下半身を鍛えて、来年は20本打ちたい」と椅子を振り上げる悪役レスラーばりのパフォーマンスでやる気を表現した。
ロッテの高浜卓也内野手(27)が千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、500万円増の年俸1450万円でサインした。
今季は開幕スタメンの座を掴むなど53試合に出場。打率.215も「いいところでタイムリーも打ってくれた」と球団から評価された。「気持ちよくサインした」という高浜。来季は「00」の背番号を「32」に変える。「数字が欲しかった(笑)。32は球団ではいい番号と聞きました」。かつては西村徳文元監督(現オリックスヘッドコーチ)らが着用。出世番号で10年目シーズンに挑む。
ロッテの加藤翔平外野手(25)が千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、700万円増の2480万円でサインした。球団から「80試合に出たこと。いい場面で打ってくれたことを評価していただいた」と明かした。
4年目の今季は80試合の出場で打率.245。来季に向けて.291だった「出塁率のアップ」と6に終わった「盗塁数のアップ」を課題に挙げた。チーム唯一のスイッチヒッターだが、今季当初は率の悪かった左打席をやめ、右打席1本で勝負することも考えた。気持ちを変えたのはヤクルト・館山からもらった「俺はお前の左打席の方が嫌だったけどな」の一言だったという。「館山さんの言葉で捨てるより磨こうと思った」。
オフはチームメートの鈴木大地、若い肘井、柿沼と自主トレを行う。「僕も若手の方ではなくなってきた。見本になりたいと思う」。自覚を胸に来季の飛躍を誓った。
ロッテの肘井竜蔵外野手(21)が千葉市内の球団事務所で契約更改を行い、20万円増の年俸470万円でサインした。
「球団からファームで結果を出せるようになってきたので、それを1軍でも出来るようにして欲しいと言われた」。今季1軍では8試合の出場で9打数無安打に終わったが、2軍では93試合で11本塁打を記録。和製大砲として期待されている。
昨季は支配下登録で開幕1軍を迎えた。チームでは岡田、西野らに続く育成枠からの「希望の星」だ。体重も筋肉量だけで5キロ増やして88キロ。「ファームで2桁本塁打出来たことでやってきたことが間違っていないと分かった」。オフは主将の鈴木に弟子入りし、「同じ右投げ左打ちで毎年3割打てる打撃を学びたい」。来季は肘を突き出す応援スタイル「肘井ポーズ」が球場でたくさん見られそうだ。
大阪桐蔭の甲子園優勝メンバーでロッテの2年目、香月一也内野手(20)が千葉市内で契約更改を行い、20万円増の年俸520万円でサインした。
今季は9月26日に1軍初昇格。同日からのソフトバンク戦(QVCマリン)に2試合連続で「9番・三塁」として先発出場。プロ初安打も記録した。「2試合出て20万円上げてもらった。1軍の試合に出て打撃、守備ともに課題が見えた」。14年夏の甲子園では主砲として大阪桐蔭を頂点に導いた。打撃力には定評がある。レギュラー奪取には守備力のアップが必要。派手さはなくても確実な守備を目指し、目標とする三塁手は高校の先輩でもある西武・中村の名前を挙げた。
同じ名字の香月良が退団したが、登録名は「香月一」のままを希望した。「K・KATSUKI」で親しんだユニホームを変えないためだ。増額分は母親のために何か使いたいという香月一。来季は飛躍の年になりそうだ。
ロッテからドラフト6位指名を受けた八戸工大一(青森)の種市篤暉投手(3年)が25日、八戸市内で入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸480万円(金額はいずれも推定)で契約した。種市は同じ高卒ルーキーのドラフト3位・島孝明投手(3年)=東海大市原望洋=との“共闘”を決意した。
唯一の同級生はライバルであり、仲間だ。種市は「今は彼の方が有名。切磋琢磨していきたい」と力強く語った。ロッテは育成を含め、9人指名も、高卒は種市と島の2人だけ。島は高校日本代表に選ばれ、種市は甲子園経験なしとキャリアの差はあるが、「フォークや負けん気は負けていない」。プロで成長し、2人で競い合ってレベルを上げていく。
契約後に色紙へ「千葉の星になる」と書いた島とそろえるように、青森の星を目指す。色紙に「夢を与える」と記し、「青森や子供達に夢を与えたい」と宣言。青森県出身のプロ野球選手といえば、楽天入りした細川亨捕手(36)や西武・外崎修汰内野手(23)らがいるが、「青森出身と言ったら自分、と言われるくらい力をつけたい」と気合十分だ。
現在は走り込み中心で基礎体力強化を意識。あまりお菓子は食べないと言いながらも、「カスタードケーキが1番好き」とロッテ商品もしっかりPR。同級生と競いながら、青森で培った力をプロで開花させる。
ロッテ・中村奨吾内野手(24)が、来季から「ミスターロッテ」の背番号「8」を背負うことが25日、決まった。QVCで契約更改し、700万円増の3200万円でサイン。その際に球団側から現在の「23」からの変更を提案された。往年のミスターロッテ・有藤通世、近年では今江(現楽天)がつけており「偉大な背番号。それだけ期待されている。去年、今年以上に結果を出して期待に応えたい」と表情を引き締めた。
プロ2年目の今季は、108試合に出場し、打率2割1厘、6本塁打、25打点。「今年は上がらないかと思っていた。(背番号8も)予想外」と驚きの表情を見せるも、「来年は勝負の年。レギュラーを取れるように頑張りたい」と覚悟を口にした。松本編成部長は「(背番号は)期待も込めて。数字に見えない部分での貢献が非常に大きい選手。とにかくレギュラーを取って、中心選手としてチームの顔になって欲しい」と大きな期待を込めた。
セ・パ両リーグは25日、2016年度のベストナインを発表した。ロッテからは捕手部門では田村龍弘(22)が初選出。遊撃手部門で鈴木大地(27)が118票で3年ぶり2度目、外野手部門では角中勝也(29)が今回最多の234票で4年ぶり2度目の受賞となった。
田村はプロ4年目の今季130試合に出場し、打率2割5分6厘。2本塁打、38打点。守備率9割9分6厘、3失策、盗塁阻止率3割6厘の堅実な守備を見せ123票を獲得した。
主将3年目の鈴木は、今季全試合に出場し、打率2割8分5厘、6本塁打、61打点。
角中は今季は全試合に出場し、打率3割3分9厘、安打178で首位打者と最多安打のタイトルを獲得した。
受賞者は次の通り。
[注]選出方法=全国の新聞、通信、放送各社の経験5年以上のプロ野球担当記者による記名投票。中田(日)は外野手で2度、浅村(西)は一塁手で1度受賞。
ロッテ・三木亮内野手(25)が25日、QVCで契約更改に臨み、150万増の1400万でサインした。
プロ3年目の今季は75試合に出場。「守備固めとしてチームに1年間帯同した。目標に結果が下回っているので満足していない。打撃で結果を出していきたい」と意気込んだ。
ロッテの中村奨吾内野手(24)が25日、QVCで契約更改に臨み、700万増の3200万円でサインした。また、背番号は23から、8に変更。ミスターロッテ・有藤や今江(現楽天)が背負ったミスターロッテの背番号に「嬉しかったです。気が引き締まる思い」と強く意気込んだ。
プロ2年目の今季は108試合に出場し、打率2割1厘、6本塁打、25打点。「今年は上がらないかと思っていた。(球団側から)来年はレギュラーをつかんで欲しいと言われました。来年は勝負の年」と気を引き締めた。
背番号8については「今江さんのイメージ。1年間一緒にやらせてもらったので、憧れの存在。後で連絡します」と顔をほころばせた。オフには、ともに沖縄で自主トレを行う予定だ。
ロッテ・大嶺翔太内野手(25)が25日、QVCで契約更改に臨み、250万増の950万円でサインした。
今季は、38試合に出場し、打率2割3分6厘、0本塁打、7打点。クルーズの移籍、ナバーロの不振で空いた二塁を守り2失策。「(球団側から)守備は上達している、守備が安定すれば打撃も期待できると声を掛けてもらった。来季はレギュラーを取りにいきます」と意気込んだ。
守備の向上については「一昨年(14年)引退した塀内(久雄)さんにファームで色々と教えてもらった。コーチには言えないことも言っていただけた」と感謝。来季に向けて「守備だけじゃレギュラーは務まらないので、打撃の確実性を上げたい」と打撃向上にも意欲を示した。
ロッテ・高浜卓也内野手(27)が25日、QVCで契約更改に臨み、950万から500万増の1450万でサインした。また来季から、背番号は00から32に変わった。
9年目の今季は、自己最多の53試合に出場。「2番三塁」で開幕スタメンを勝ち取ると、4月15日の日本ハム戦でプロ初本塁打を放った。しかし、8月に腰痛で2軍降格するなど「心残りがある、悔しいシーズン。体が硬いので、オフは股関節のストレッチをやっていきたい。(来季は)体を万全にしてアピールして行けたら」と意気込んだ。
また、背番号の変更については「(今年まで00で)数字が欲しかったです(笑)。やっと数字がもらえたので、そこからレギュラーを取って1桁にしたい」と背番号の数字減に意欲を見せた。
ロッテ・井上晴哉内野手(27)が25日、QVCで契約更改に臨み、300万増の1400万でサインした。今季2本塁打に終わったアジャは、来季20発を打つと宣言した。
3年目の今季は35試合に出場し、打率2割3分2厘、2本塁打、16打点。「ライバル視している山川(西武)は2桁(14発)。何やっているんだろう。来年、2桁、20本打ちたい。最高の年にしたい」と来季に向けて闘志を燃やした。
今季は社会人・日本生命の同期で、同じく13年ドラフトでロッテに入団した吉原正平投手(27)が現役引退。「今まで(引退に)現実感がなかった。危機感とやらなくちゃという使命感がある」と表情を引き締めた。
ロッテ・加藤翔平外野手(25)が25日、QVCで契約更改に臨み、700万増の2490万円でサインした。
4年目の今季は80試合に出場し、打率2割4分5厘、0本塁打、12打点。「去年下がった分取り戻しました」と笑顔を見せる一方で「開幕直後と8月半ばに下(2軍)に行ってしまった」と反省した。
今季初め、左打席で結果が出ずスイッチを考え直すも、転機はファーム開幕直後に戸田で行われたヤクルトとの2軍戦。ヤクルトの右腕・館山昌平(35)に「俺は左(打席)の方が嫌だけどな」と言われ「これで勝負していきたい」と決意。チーム唯一のスイッチヒッターは「(左を)捨てるより、これまで以上に努力して行きたい」と意気込んだ。
ロッテ・大木貴将内野手(25)が25日、QVCで契約更改に臨み、現状維持の430万でサインした。
15年のドラフトで四国IL・香川から育成1位で入団し、7月に支配下契約を勝ち取った。今年1月に結婚したが、野球に集中するため1年間選手寮に入寮する“別居婚”だったが、前日の24日に退寮。「やっと1年たって暮らせる。(奥さんは)喜んでいました。早く1軍になって、奥さんに良い生活してもらえるように頑張らないといけない」と、愛の力で1軍定着に向けて意気込んだ。
ロッテ・肘井竜蔵外野手(21)が25日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、20万円増の470万でサインした。
3年目の今季は8試合に出場。15年9月に死球で顔を骨折したが「今年1年、ケガなくできた。体は1年間で5キロくらい増えて88キロ。一回り大きくなった」と手応えを口にした。
オフはロッテ・鈴木大地内野手(27)と自主トレを行い「ポジションは違うが、3割近く安定して打っているので、盗めるもの盗んでやっていきたい」と心を躍らせた。
ロッテ・脇本直人外野手(20)が25日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の480万円でサインした。
2年目の今季は1軍出場なし。「とにかく1軍に上がれるように。上がったときに結果を残して1軍に定着したい。オフは走る部分。スピード、キレ(の向上)を目指していきたい」と来季の1軍昇格を目標に掲げた。
ロッテ・香月一也内野手(20)が25日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、20万円増の520万円でサインした。
高卒2年目の今季は、9月26日のソフトバンク戦(QVC)でプロ初打席初安打を記録するなど、2試合に出場。「1軍の試合に出させてもらって良い経験につながった。自主トレを大事にして、来年は1軍に定着したい」と意気込んだ。オフは大阪桐蔭高の先輩でもある西武・森友哉(21)と大阪で自主トレを行う予定。
ロッテ・中村奨吾内野手(24)が25日、700万増の年俸3200万円で契約を更改した。今季は108試合に出場して打率.201と苦しんだ。来季は背番号が23から看板選手が着けてきた8に変わることを明らかにし「それだけ期待してくれている」と表情を引き締めた。
また、高浜は500万増の年俸1450万円でサイン。来季は背番号が00から32に変更される。
ロッテは25日、ドラフト6位で指名した種市篤暉(あつき)投手(18)=八戸工大一=と青森県・八戸市のホテルで入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸480万円(いずれも推定)で契約を結んだと発表した。
背番号は新入団会見で発表予定。
種市は東北屈指の本格派右腕で、148キロの直球と縦、横のスライダー、さらにフォークもさえる。冬場に走り込んで鍛えた下半身も強靱の一語だ。
種市は「地元青森に明るい話題を提供できるような存在になれるように頑張りたいと思っています。青森といえば種市と言われるような選手になって、地元に貢献するのが夢です。周囲からも『青森をアピールしろよ』とかよく声をかけてもらいます。だから、青森のために頑張ります」と決意表明し、さらにこう続けた。
「球種としてはフォークに自信がありますが、ストレートに磨きをかけて、フォークも球速の出るフォークを投げられるようになりたいです。好きなロッテのお菓子はカスタードケーキです。フワフワしていて美味しいです」。
千葉ロッテがドラフト6位で指名した青森・八戸工大一高の種市篤暉投手(18)=183センチ、83キロ、右投げ右打ち=の入団が25日、決まった。契約金3000万円、年俸480万円で合意した。
球団を通じて「青森といえば種市と言われるような選手になって、地元に貢献するのが夢です。フォーク(ボール)に自信がありますが、ストレートに磨きをかけて、フォークも球速の出るフォークを投げられるようになりたいです」とコメントした。(金額は推定)
千葉ロッテの中村が25日、700万円増の年俸3200万円で契約を更改した。2年目の今季は108試合に出場して打率2割1厘と苦しんだ。来季は背番号が23から看板選手が付けてきた8に変わることを明らかにし「それだけ期待してくれている。頑張らないと」と表情を引き締めた。
また、高浜は500万円増の年俸1450万円でサイン。来季は背番号が00から32に変更される。