わたしはかもめ2016年鴎の便り(11月)

便

11月26日

“イケメンすぎる捕手”ロッテ寺嶋、テニストレで球界の錦織に[スポニチ]

ロッテの「イケメンすぎる」捕手・寺嶋が「テニスの王子様」になる。25日、ロッテ浦和球場で自主トレを行った24歳は、ネットに向かって黙々とサーブを打ち込んだ。「体幹のねじれを使って、ひねった反動で投げる練習。夏頃からテニスを取り入れて、送球が良くなった」と話した。

髪をなびかせてラケットを振る姿はテニス選手のように様になっていた。だが、「最初はボールに当たらなかったんですよ」と苦笑い。サーブを打つ腕の動きもスローイングにつながっているという。

創価大から14年ドラフト4位で入団し、「マスク」をかぶるのがもったいないほどの甘い「マスク」で話題となったが、2年間は1軍出場なし。「消えましたね」と自虐的に笑う。24日の契約更改では減額制限いっぱいの25%ダウンとなる年俸675万円でサインしたばかりだ。

大学の2年後輩の田中はドラフト1位でソフトバンクに入団。「負けていられない。大学で自主トレをやっても(記者が)みんな向こうに行くと思いますけどね」と話した。今季はイースタン・リーグで外野にも挑戦したが、「捕手でいきたい」。話題性だけで終わらせる訳にはいかない。背水の3年目へ、寺嶋は闘志を燃やしている。

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戦力外・大松、来春キャンプでの入団テスト目指す[報知]

ロッテから今オフに戦力外となった大松尚逸内野手(34)が26日、現役続行を目指し年明けに楽天・今江らと沖縄自主トレを行うことを明かした。「2月には100%の状態にしたい」と、来春キャンプの入団テストなどで復帰の機会をうかがう構えだ。

大松は5月29日のイースタン・楽天戦で右アキレス腱を断裂し、同30日に都内の病院で縫合手術。全治6か月の診断でリハビリを続けるさなか、10月に戦力外通告を受けた。今月12日に行われた合同トライアウトには参加できなかったが、昨季も自主トレを行った今江のほか、チームメートの根元、中村、東海大の後輩でもある広島・田中らと再起を目指す。

この日、ロッテ浦和室内でのマシン打撃などでトレーニングを行った大松は「打つ方は普通にできています」と順調な回復ぶりをアピール。現在は、股関節の可動域を広げて足に負担のかからないランニングフォームへの改良を進めている。「そこ(現役続行)に目標を持ってしっかりやっていきたいです」と闘志を燃やしていた。

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[われら球界太公望]ロッテ・井口、巨大ヒラメ連発[サンスポ]

プロ野球の釣り好きが腕を競う、恒例企画「球界太公望」が、今年もスタート!ロッテ・井口資仁内野手(41)は、14日に鹿嶋沖でヒラメ釣りに初挑戦し、体長72センチ、4.2キロの巨大魚をゲット!!11枚を釣り上げて船中5人の竿頭(さおがしら=釣果1位)に輝いた。来季、プロ野球最年長選手となる好打者は、竿さばきも鮮やかだった。

竿が弓なりにしなる。井口が「重いっ!腕もパンパン!ひょっとすると“今日イチ”かもしれない」。両足で踏ん張ってリールを巻いた。

「デカい!!」。水面に魚体が姿を現すと、船上が活気付いた。玉網で慎重にすくい、堂々の体長72センチ、4.2キロの巨大ヒラメをゲット。勝負強さを発揮した。

「前夜、釣り好きの兄貴(実兄・伸一さん)から『ヒラメ40秒っていうんだからな』と教えてもらった。じっくり待って、合わせられた」。

午前6時10分、茨城・鹿嶋沖約15キロのポイントに到着。仲間5人の中で、最初にヒットしたのも井口で、いきなり体長55センチのワラサをゲット。これで勢いづくと、生きたイワシを餌にして、ヒラメ11枚を抜き上げた。

「難しい釣りだと聞いていたから、これだけ釣れるとは思わなかった。合わせるタイミング、駆け引きが最高に面白い」。

魚は全て、揺れる船上で“活き締め”にして持ち帰った。親しい知人が営む東京都内のレストランで刺し身、しゃぶしゃぶなどのフルコース。超高級シャンパン「ドンペリ・エノテーク」とともに、舌鼓を打った。

「釣り自体も楽しいけど、醍醐味は釣った魚を食べること。この甘味と旨味、贅沢ですよね」。

井口はこのほど“釣り道”を究めるため、2級小型船舶操縦士の免許も取得した。モットーは「1000匹の小魚よりも1匹の巨大魚。大物に勝るものはない」−。来季、プロ野球現役最年長となる男は、いつか自分で船を操り、巨大魚ハンターに…という大きな夢を描いている。

◇08年にはマグロ・カツオGET

井口は2008年1月の自主トレ中に、沖縄・本部沖でトローリングを楽しみ、パヤオ(浮き魚礁)を回ってキハダマグロ、カツオをゲット。「小さいけど、引きが強くて楽しめた。それよりも、足場の真後ろがすぐ海で、竿を合わせたときに海に落ちそうになって焦りました」と苦笑いで思い出を語った。

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