わたしはかもめ2017年鴎の便り(1月)

便

1月30日

ロッテ1位佐々木の球をキャッチ!VRで体験可能に[ニッカン]

あなたも注目ルーキーの球を捕球できる!?ロッテがVR(バーチャルリアリティー)技術を用いて、ドラフト1位の佐々木千隼投手(22=桜美林大)の投球を体感できるプロジェクトを進行中だ。慶大大学院メディアデザイン研究科と共同で進めており、順調に行けば、4月のホームゲーム1カード限定でZOZOマリンに特設ブースを設置。来場者に体験してもらう。

VRといえば、昨秋にソニーがプレイステーション用に販売し話題となった。そんな注目技術を使ったファンサービスの試みだ。専用ゴーグルとミットを装着することで、実際に佐々木の投球を受けているような感覚を味わえるという。

撮影は23日にロッテ浦和球場で行われた。佐々木の投球を受けた捕手の後方に定点カメラを、ヘルメットには360度カメラをそれぞれ設置。さらに、ミットにも測定センサーを3個、貼り付けた。これにより、ミットに球が入る感覚や衝撃を再現。単なる視覚だけではない、より現実に近いVRとなる。佐々木は「どんなものになるか、全くイメージできません。完成したらぜひ自分のボールを受けてみたいです」と興味津々だった。

チームは30日、沖縄・石垣島入り。31日は選手だけで自主トレを行い、明日からいよいよキャンプが始まる。1軍スタートの佐々木は「しっかりアピールして結果を残せるようにしたい」と、気持ちを高ぶらせた。まずはバーチャルではない、リアルな佐々木を披露する。

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ロッテ佐々木「アピールしたい」初沖縄の気候に歓喜[ニッカン]

ロッテは30日、羽田空港初の航空機で、春季キャンプ地の沖縄・石垣島に入った。

ドラフト1位の佐々木千隼投手(22=桜美林大)は、人生初の沖縄。到着時は小雨にやや強い風が吹いていたが「寒い、って感じがないですね」と、南国の気候を喜んでいた。31日は選手だけで練習を行い、2月1日からキャンプが始まる。

1軍スタートの右腕は「しっかりアピールしたい」と意気込んだ。

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ロッテ、ホーム開幕戦で特製フリース配布が決定[ニッカン]

ロッテは30日、今季のホーム開幕戦にあたる4月4日の日本ハム戦(ZOZOマリン、午後6時半開始)で来場者全員に特製のマリーンズ・ホワイトフリース(フリーサイズ)を配布することを決めたと発表した。

チケットは、TEAM26(ファンクラブ)ゴールド会員限定先々行WEB抽選発売が2月10日より。TEAM26(ファンクラブ)会員スペシャルシート先行発売が2月14日より。TEAM26(ファンクラブ)会員先行発売が2月19日より。一般発売は3月1日より。

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ドラ1・佐々木のボールをVRで体験!ロッテ、売り出し作戦「第1弾」計画[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=が30日、羽田発の航空機でキャンプ地の沖縄・石垣島に上陸。2月1日の初日からブルペン入りを予定する“5球団競合右腕”は「石垣島というより、沖縄自体が初。やはり暖かいというのが第一印象ですね。しっかりとアピールしたいです」と意気込みを披露した。

注目ルーキーに、球団側も本格売り出し作戦の「第1弾」を計画。慶大大学院メディアデザイン研究科との共同プロジェクトとして、VR(バーチャル・リアリティー)で佐々木の投球をファンが体感できる極秘プロジェクトが進行中だ。

本拠地ZOZOマリンで開催される4月の1カード(未定)で特設ブースを設置。専用のゴーグルとミットを着装し、あたかもボールを受けているような衝撃、迫力を味わえるという。

撮影&測定を終えた佐々木は「どんなものになるのか、全くイメージできません。完成したら、ぜひ自分のボールを受けてみたい」。佐々木のボールを佐々木が受ける…これはファンにもウケる!?

慶大大学院メディアデザイン研究科の担当者
「誰もがプロ野球選手のボールを受けてみたいという憧れがあると思います。将来的には球場にブースを常駐し、全選手のボールを体験できればと考えています。」

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打撃と足でアピールだ!ロッテ育成D2・菅原がキャンプ地入り[サンスポ]

“ミスター炊飯器”ことロッテ育成D2位・菅原(日本ウェルネススポーツ大)が30日、キャンプ地入り。炊飯器は持ち込まなかったが、球団初となる育成新人の1軍キャンプスタートに「自信のある打撃と足をアピールしていきたい。いただいたチャンスを生かします」と意気込んだ。羽田空港では“アジャの里”こと井上に挨拶。“アジャ”と“ジャー”の大砲競演にも注目だ。

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千隼「自分の投球を受けてみたい」VRでミットに飛び込む感覚も再現[スポニチ]

ロッテが慶大大学院メディアデザイン研究科との共同プロジェクトとして、VR(バーチャルリアリティー)でドラフト1位・佐々木(桜美林大)の投球を体感できるプロジェクトを進めている。4月の本拠地開催の1カードで球場内にブースを設立。ファンが専用のゴーグルとミットをつけることで360度映像体験が可能となる。これまでにも視覚的なVRはあったが、今回はミットの衝撃なども測定し実際にボールがミットに包み込まれる感覚も再現することが可能になった。

担当者は「野球ファンの誰もが、プロ野球選手のボールを受けてみたいという憧れがある。今回はそれをVRの世界で再現できないかというプロジェクト」と説明。将来的には球場に全選手を体験できるブースを常駐したい構想もある。撮影を終えた佐々木は「完成したら自分のボールを受けてみたい」と話した。

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ロッテ石垣島直行便でトラブルなし、大嶺兄弟に歓声[スポニチ]

ロッテは羽田空港からの直行便でキャンプ地の石垣島に入ったため、トラブルに巻き込まれなかった。

伊東監督や地元出身の大嶺兄弟らが空港での歓迎セレモニーに出席。ファンの温かい拍手と声援を受けた。ドラフト1位右腕の佐々木(桜美林大)は「必死にやってアピールできれば」と抱負を語った。31日は合同自主トレを行い、キャンプインに備える。

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ドラ1千隼、幕張のシーサーになる、石垣島入りで初日ブルペン宣言[報知]

石垣島入り ロッテのドラフト1位、佐々木千隼投手(22)=桜美林大=が、幕張のシーサーになる。30日、キャンプ地の石垣島入り。沖縄で災いを除き、福を呼ぶとされる伝説の守り神を目指す。

気温24度を超える、生まれて初めての沖縄。リクエストに応じ、こんがり日焼けした顔でシーサーと写真に納まると、周囲から「似てる!」と声が飛んだ。キャンプ初日のブルペン入りを宣言し「ユニホームを早く着たい。しっかりアピールして、結果を残せるようにしたいです」と意気込んだ。

競争は激しい。先発は涌井、石川、スタンリッジが確定的で、残りの枠を約10人で争う。24日に新人合同自主トレを打ち上げてからも、継続的にブルペン入り。50〜60球まで球数を増やしてきた。「まだまだフォーム固めができていない。課題をしっかり見つけて、取り組みたい」。縁起を呼ぶ千隼が、12年ぶりのV奪回に導く。

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[12球団キャンプ見どころ・ロッテ]昨年はシャレでは済まななかったキャンプ[報知]

[ロッテ]
休日予定=6、10、15日(沖縄・石垣島=21日まで、その後沖縄本島ほか)

WBCの陰でひっそり?幕を開ける10年目の石垣島キャンプ。いやいや、侮ってはいけない。2月のロッテは何かが起こる。

昨年はシャレでは済まななかった。某国から飛んできたミサイルが上空を通過し、選手らは一時退避。さらには実弾を所持していたヒゲの新助っ人が逮捕された。2月ではないが、移住している元女優も捕まった。

石垣島以前のキャンプを思い出しても、宿舎近くで発砲や殺人事件が発生。どうにも物騒なアクシデントに巻き込まれている。危険な寄生虫を体内に持つカタツムリの一種「アフリカマイマイ」大量繁殖なんてのもあった。

意外に有名人の来島も多い。山田邦子(10年)や小倉優子(05年)も訪問。邦ちゃんは下克上日本一、ゆうこりんは31年ぶり優勝の年で、吉兆の女神だった。野球やリゾートはもちろん、予測できないハプニングにも注目だ。

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NPB新ルール、MLBでは激しいプレーやかわす技が減り嘆くファンも[報知]

NPB(日本野球機構)は30日、今季から導入される新ルール「併殺を試みる塁へのスライディング[野球規則6・01(j)]」に関するメディア向け説明会を都内で行った。

野手に接触しようとして走路を変更するなど「併殺崩し」のスライディングを規制する新ルール。二塁塁上での新ルールのきっかけは、一昨年のMLBナ・リーグ地区シリーズ第2戦メッツ―ドジャースだった。

1点をリードされたド軍が7回1死一、三塁で二塁ゴロ。二塁からの送球を受け、一塁に転送し併殺を狙おうとした遊撃手が、一塁走者・アトリーに猛烈なスライディングを受けて転倒。三塁走者が生還した。メ軍の抗議で“チャレンジ”になったが審判団は合法として試合はそのまま続行となった。

しかし、テハダが右足骨折の大けがになったこともあり、暗黙の了解だった「(接戦での)ベースではなく野手に向かっての併殺崩しスライディング」を危険なプレーとしてMLB機構が昨年から厳しくするように各チームに通達した。そのため開幕直後のレイズ―ブルージェイズ戦ではこんなケースも。1点を追うブ軍が1死満塁で三塁ゴロ。送球を受けた二塁手が、一塁走者のスライディングの影響で一塁に悪送球し2点入って逆転。しかし、“チャレンジ”で判定が覆り打者と走者がアウト(記録は併殺打)になってゲームセットという、奇妙な幕切れとなった。

その後も判定変更でゲームセットという試合があったが、シーズンが進むにつれ違反ぎりぎりのスライディングが格段に減った。ただ、激しいプレーがなくなったことを嘆くファンもおり、またスライディングを避けながら一塁送球する野手のプロフェッショナルなプレーがなくなることも危惧されている。

◇新ルール

今季から適用される野球規則6・01(j)では、走者が併殺阻止のために“正しいスライディング”をせずに野手に接触、または接触しようとした場合に守備妨害を宣告する。条文では“正しいスライディング”を

(1)
ベースに到達する前からスライディングを始め、
(2)
手や足でベースに到達しようとし、
(3)
スライディング後も(本塁を除き)ベース上にとどまろうとし、
(4)
走路を変更せずにベースに達するように滑る、

と定義している。逆に“正しいスライディング”で野手に接触した場合や、正規の走路に野手が入ってきて接触した場合は守備妨害とはならない。“正しいスライディング”か否かの判定に疑義が生じた場合は、審判員の判断で映像によるリプレー検証を行う。

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ロッテが慶大とVRマシン共同開発、ドラ1佐々木の球が360度映像体験可能に[デイリー]

ロッテが慶大大学院メディアデザイン研究科と共同で、ドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=のボールを体感できるプロジェクトを進行させていることが30日、明らかになった。

バーチャルリアリティー(VR)での360度映像体験が可能となるもので、現在、4月の本拠地ゲーム1カード(3日間)で試験的に球場内にブースを作り、体験できるよう調整中だ。ファンは専用のゴーグルとミットをつけることで、佐々木のボールを受けているような感覚を味わうことができる。

すでに柳沼ブルペン捕手を相手に立ち投げ30球の撮影が終了。佐々木も「完成したらぜひ自分のボールを受けてみたいです」と楽しみにしていた。

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ロッテが石垣入り 2月1日キャンプイン[デイリー]

ロッテが30日、キャンプ地の沖縄県石垣市に入った。伊東監督や選手会長の角中、地元出身の大嶺祐、大嶺翔らが空港での歓迎セレモニーに出席し、ファンの温かい拍手と声援を受けた。

ドラフト1位新人の佐々木(桜美林大)は「必死にやって、アピールできればいいと思う」と抱負を語った。31日は合同自主トレーニングが行われ、2月1日にキャンプインする。

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[千葉魂]黄金ルーキー支え続けた1曲、スタートラインに立つ佐々木[千葉日報]

ふと耳に入ってきた曲があった。その唄はスッと大学時代の佐々木千隼投手の耳に入ってきた。自宅で大の字になり寝ころび、天井を見上げていた時だった。「どんな時も 信じることをやめないで きっと チャンスは何度でも 君のそばに〜」。その歌詞の部分を聞き終わると流れていた涙を拭って立ちあがった。部屋を飛び出し、ひたすら走った。

「大学2年の時ですね。全然勝てなかった。歯が立たなくて、自分にも自信がなくて、そんな落ち込んでいる時にこの曲を聞いたんです。負けても、何もうまくいかなくても、頑張らないといけない。人生とはそのようなものだなって。奮い立たせてもらいました」。

高校時代からお気に入りの曲だった。馬場俊英さんの「スタートライン〜新しい風」。その歌詞は佐々木にとっては自分の人生そのものに感じた。中学までは軟式野球部。高校では一塁と外野手として都立高校で名門私立校を倒そうと頑張った。野球エリートではない中で挫折を繰り返し試行錯誤しながら歯を食いしばった日々。いつもこの曲が励ましてくれた。

高校2年の冬、東京都選抜メンバーに選ばれて、意気揚々と向かったロサンゼルス遠征。そこではまた挫折が待っていた。同じ年の選手とのレベルの違いに圧倒された。ひと際、目についたのが現カープの鈴木誠也(二松学舎大付)だった。どこまでも飛んでいくボールに、自分がちっぽけな存在に感じた。差は歴然でキラキラと輝いて見えた。

「高校生とは思えなかった。化け物。直接、見てレベルの違いを感じました」。

その差は永遠の差。絶対に追いつかないほどの能力差のように思われた。それでも、だからこそ野球を極めて、不可能に挑戦したいという野望が目を覚ます。それは生まれながらの負けん気の強さからくるものであり、目の前で見た鈴木誠也という同じ年のスーパースターに刺激を受けたものでもあった。そして、お気に入りの曲も「信じることをやめないで」と優しく語りかけるように背中を押してくれた。

こうして大学から本格的にピッチャーとしてマウンドに上がるようになる。しかし、球種も少なく、なかなかうまくはいかなかった。2年の時にチームが1部昇格をするとなおさらレベルの差を感じた。負けるのが、打たれるのが悔しく、どうしようもなくつらかった。もう自信など微塵もなかった。何度も諦めようかと思った。だけど不思議と逃げ出そうとした時に、この曲がまた耳に入ってきた。

曲は「もうダメさ これ以上は前に進めない。そんな日が誰にだってある」で始まる。ハッとさせられた。大学生活はまだ半分も終わったわけではない。自分を信じ練習の虫となることを決意した。今まで積極的ではなかったウエートにも挑戦をした。また挫折をしそうになるとこの曲を聞いて自分を励ました。そして大学3年になると頭角を現すようになる。2015年には元横浜ベイスターズ(現DeNA)で長らくエースとして活躍をした野村弘樹氏が特別コーチとして野球部に合流したことも転機となった。大きな出会いだった。プロの第一線で活躍をされた方からの直接のアドバイスに目からウロコが落ちる思いがした。基本中の基本であるボールの握り方から修正を施され、投球に取り組んだ。自信なさげに投げるマウンドでの立ち振る舞いも指摘された。

「もっと堂々と投げろ。打たれてもクヨクヨするな。マウンドでも、ベンチでもクヨクヨせずに堂々と投げろ」。

少しずつ結果が出ると自信が伴ってきた。ちょっとしたことがキッカケでグングンと力が伸びていった。140キロそこそこだったストレートは150キロに達した。気が付くとドラフト注目選手となり、そして昨秋プロ5球団が1位指名。縁がありマリーンズのユニホームに袖を通した。打たれては悩み、苦しみ、逃げ出しそうになった2年時を考えると夢を見ているような瞬間だった。

「今は楽しみと不安で半分半分。当然、不安もたくさんありますけど、これから始まるというワクワク感が強いですかね。見えないこのスタートラインから自分を信じて頑張ろうと思います」。

2月1日。いよいよプロへの第一歩を踏み出す。この道の先に何が待っているかは分からない。決めた道を行くしかない。曲の歌詞の中にある言葉が佐々木の脳裏をよぎる。プロの壁にぶち当たる時もあるだろう。だけど、そんな時、また大好きな曲の歌詞に勇気づけられ、前に進むつもりだ。背番号「11」のスタートライン。いよいよ千隼伝説が幕を開ける。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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