千葉ロッテの石垣島キャンプは12日、台湾プロ野球ラミゴとの交流戦の2戦目を行い、13−1で圧勝した。1回に井上の適時打で先制すると、その後も高濱の二塁打などで小刻みに追加点。先発の関谷は3回無失点の好投を見せた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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マリーンズ | 4 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 13 |
Lamigo | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
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1 | 遊 | 中村 | 5 | 2 | 2 |
2 | ニ三 | 三木 | 4 | 1 | 0 |
3 | 指 | 高濱 | 4 | 3 | 2 |
4 | 一 | 井上 | 3 | 2 | 4 |
走二 | 平沢 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 三一 | 大嶺翔 | 3 | 1 | 3 |
6 | 中 | 加藤 | 4 | 1 | 0 |
中 | 柴田 | 0 | 0 | 1 | |
7 | 右 | 肘井 | 5 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 江村 | 4 | 1 | 0 |
打 | 吉田 | 1 | 0 | 0 | |
捕 | 宗接 | 0 | 0 | 0 | |
9 | 左 | 三家 | 4 | 1 | 0 |
名前 | 投球回 | 安 | 責 |
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関谷 | 3 | 2 | 0 |
田中靖 | 1 | 1 | 0 |
高野 | 1 | 0 | 0 |
東條 | 1 | 0 | 0 |
成田 | 1 | 1 | 1 |
阿部 | 1 | 0 | 0 |
金森 | 1 | 0 | 0 |
ラミゴ戦に「3番・指名打者」で出場した高浜が3安打。8回1死一塁の場面では適時二塁打を放った。初球を捉えて左中間に飛ばし、「積極的に振ることを意識したのが良かった」と納得の表情を見せた。
昨季は腰痛に苦しみながらも自己最高の53試合に出場。プロ初本塁打も放った。内野の定位置を狙う10年目は今回のキャンプでは練習前には必ず湯船につかり、ストレッチの時間を長めに確保。ここまで順調にキャンプを過ごしており、「体の状態は悪くない」とうなずいた。
ロッテ伊東勤監督(54)は次の通り試合を振り返った。
「無事2試合を終えられた。試合内容は別にして、この交流が続けられるよう、お互い努力していきたい」。
「(先発で3回2安打無失点の関谷は)まあまあかな。いい球もいくつかあった。やられる時は、全体的に高くなるが、今日はコントロールできていた。変化球は、今一つだったが」。
「(1回を3者凡退の東條は)今日のような投球ならいい。ストライクが入れば面白い投手」。
「(1回1安打1失点の成田は)変化球が決まらなかった。球の強さは多少、出ているが、ストライク1本じゃ通用しない」。
「(12安打13得点の打線は)1人が打てば、他も刺激になって打つ」。
ロッテ先発の関谷亮太投手(25)は、3回2安打無失点だった。
初回先頭に二塁打を打たれ、味方の失策もあり無死三塁を招いた。だが、後続を断った。2回は2三振などで3者凡退。3回は2死から安打と死球を出したが、再び後続を断った。
先発枠を争う2年目右腕は「とにかく0で抑えることと、ブルペンでのボールを出せるかを考えた。出せた部分と出せなかった部分と両方あった。半々ぐらい。オープン戦から、また結果を求めていきたい」と話した。
ロッテは12日、前日に続き、台湾・ラミゴとの交流試合を行った。
1番多くダイヤモンドを走ったのは、井上晴哉内野手(27)だ。
「4番一塁」で先発出場。1回無死満塁で右翼フェンス直撃の当たりを放つと、一気に三塁を陥れた。117キロの巨体ながら、50メートル6秒6。加速すれば結構、速い。三塁まで進んだことで、次打者の左飛で生還できた。さらに、4回の第3打席では左中間二塁打を放った。
「(第1打席は)高めにきたら右方向に打とうと思ってました。狙い通りの打撃です。スリーベースは狙ってませんけど」と笑ったが、チームとして取り組んでいる「次の塁を奪う走塁」ができたことを喜んでいた。
デスパイネが退団し、打線の長打力が課題。井上は「チャンスと思っています」と、売りの打撃でレギュラー奪取を狙っている。
左足首を捻挫していたロッテ唐川侑己投手(27)が12日、投球練習を再開した。
ブルペン投球を終えると「普通に投げました。でも、今日は(ボールが)抜けまくり。明日は大丈夫です」と話した。
ロッテは12日、マリンフェスタ用の新ユニホームを4月23日のオリックス戦(午後1時開始、ZOZOマリン)で来場者全員に無料配布すると発表した。
当日は「月1回のファン感謝デー」をテーマとして行うイベントデー「マリンフェスタ」として、様々なファンサービスを行う予定。チケットは、TEAM26会員(ファンクラブ会員)先行発売が2月19〜21日。一般発売が3月1日からとなっている。
平沢大河内野手(19)は「マジっすか?今回のマリンフェスタのユニはとても爽やかなので着るのが楽しみです。そしてZOZOマリンスタジアムが満員のお客さんとともに青く染まるのを見るのを楽しみにしています。自分もしっかりとアピールして、その時、1軍でプレーできるようにしたいと思います」とコメントした。
ドラフト1位新人の佐々木(桜美林大)がブルペンで約50球を投げ込んだ。普段のノーワインドアップではなく、全てセットポジションで投げた。外角や低めに構えるミットに力のある球が集まり、投球フォームや制球に一定の安定感が見えた。
練習後に「試行錯誤。色々試してやっている」と説明。英二投手コーチは「本人が考えてやっている。よく見えたし、ステップアップしてもいい」と話し、近くフリー打撃に登板することを明らかにした。
昨季、新人で5勝を挙げた関谷が、台湾プロ野球ラミゴとの練習試合に先発して3回を無失点だった。右打者の外角低めを突く直球と緩いカーブをうまく使って許したのは2安打だけ。持ち味の制球の安定感が光った。
先発ローテーションの一角を激しく争っている。「ブルペンの練習(の成果)が出た部分と出なかった部分があった。好結果を求めてやっていきたい」と話した。伊東監督は「いい球がいくつもあった。しっかり制球できていた」と評価した。
ロッテは12日、新マリンフェスタユニホームを4月23日のオリックス戦(午後1時試合開始、ZOZOマリンスタジアム)に来場者全員に無料配布すると発表した。
当日は「月1回のファン感謝デー」をテーマとして行うイベントデー「マリンフェスタ」として様々なファンサービスを行う予定。この試合のチケットはTEAM26会員(ファンクラブ会員)先行発売が2月19日から21日。一般発売が3月1日からとなる。
ロッテの涌井秀章投手(30)が3月31日のソフトバンクとの開幕戦(ヤフオクドーム)に先発することが12日、分かった。7日に伊東監督が通達していた。涌井は15年から3年連続。西武時代と合わせると、自身8度目の開幕投手となる。
昨年の日本ハムとの開幕戦(QVCマリン)は7回無失点で白星を挙げ、現役投手では最多の開幕戦5勝をマークしている。今季は「どの成績も過去最高を残したい」と07年の17勝を上回る18勝を目標に掲げる右腕に対し、伊東監督も「エースとしての役割を期待している」と大事なマウンドに送り出す。
涌井はこの日ブルペン入りし、今キャンプで初めて100球を超える投げ込み。「徐々に上げていくこと。今は試合に入れる投球を心掛けています」と話しており、大役に向けて順調に調整を進めている。ソフトバンクと敵地で対戦する開幕戦で、エースがチームに今季初勝利をもたらす。
「4番・一塁」で先発出場したロッテ・井上が、3打数2安打4打点と持ち前の打力をアピールした。
初回無死満塁では右翼フェンスを直撃し、走者を一掃。激走して三塁打とし「センターから右のイメージで打てた。普通に走ったらセーフでしょうけど、(117キロの)僕は必死に走ってぎりぎりでした」と照れ笑いしながら振り返った。主砲のデスパイネがソフトバンクに移籍し、「長距離砲としてチャンスだと思う」と語気を強めた。
2軍から参加した2年目左腕のロッテ・成田が、7回から登板。1軍の試合での「初登板」は1回1安打1失点に終わった。
サイン違いによる捕逸などで1死一、三塁のピンチを招き、犠飛で失点。「テンパってしまった。緊張してブルペンと同じような球が投げられなかったことが、今日1番悔しいです」と唇をかんだ。17、18日の紅白戦でも登板が予定されており、「今日と同じことをしないようにしたい」と雪辱を誓った。
ブルペン入りしたロッテドラフト1位の佐々木(桜美林大)はノーワインドアップではなく、全てセットポジションで51球を投げ込んだ。
「フォームがバラバラ」と話していた右腕は「色々試してみようと思ってやっています」と試行錯誤している。英二投手コーチは「ステップアップしている。打者を相手に投げます」と話し、14日に打撃投手を務める方向となった。
ロッテは11日、新マリンフェスタユニホームを4月23日オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で来場者全員に無料配布すると発表した。
当日は「月1回のファン感謝デー」をテーマとして行うイベントデー「マリンフェスタ」として、様々なファンサービスを行う予定。この試合のチケットはTEAM26会員(ファンクラブ会員)の先行発売が2月19日から21日。一般発売が3月1日からとなっている。
ユニホームを手にした平沢は「マジっすか?今回のマリンフェスタのユニはとても爽やかなので着るのが楽しみです。そしてZOZOマリンスタジアムが満員のお客さんとともに青く染まるのを見るのを楽しみにしています。自分もしっかりとアピールして、その時、1軍でプレーできるようにしたいと思います」と話した。
ロッテ・内竜也投手(31)が12日、1軍投手陣の大トリでブルペン入りした。
昨季は自己最多の34試合に登板し、3勝1敗、1セーブ、19ホールド、防御率1.39をマークした14年目右腕。1、2クールはじっくりと体や肩を作っていた。この日は立ち投げで28球。調整は順調で「まあまあです」と明るい表情だった。
左足首の捻挫で別メニュー調整していたロッテ・唐川侑己投手(27)が12日、本隊に再合流した。
唐川は8日のノック中に同患部を痛め、9日から別メニューで調整していた。この日は4日ぶりにブルペン入り。「足は大丈夫です。球はバラバラでした」と振り返ったが、早期復帰で安心させた。
ロッテは12日、今季の「マリンフェスタ」で着用するユニホームを4月23日のオリックス戦(ZOZO)で来場者全員に無料配布すると発表した。マリンフェスタは「月1回のファン感謝デー」をテーマに行うイベントデー。この試合の入場券はTEAM26(ファンクラブ)会員先行発売が19日から21日、一般発売が3月1日から。
2年目の平沢は「今回のマリンフェスタのユニはとてもさわやかなので着るのが楽しみです。そしてZOZOマリンスタジアムが満員のお客さんとともに青く染まるのを見るのを楽しみにしています。自分もしっかりとアピールして、その時、1軍でプレーできるようにしたいと思います」と心待ちにしていた。
ロッテは12日、台湾・ラミゴと練習試合を行う。スタメンは次の通り。
1 | 遊 | 中村 |
2 | 二 | 三木 |
3 | 指 | 高浜 |
4 | 一 | 井上 |
5 | 三 | 大嶺翔 |
6 | 中 | 加藤 |
7 | 右 | 肘井 |
8 | 捕 | 江村 |
9 | 左 | 三家 |
投 | 関谷(3回) | |
田中靖(1回) | ||
高野(1回) | ||
東條(1回) | ||
成田(1回) | ||
阿部(1回) | ||
金森(1回) |
昨季、新人で5勝を挙げたロッテの関谷は12日、台湾プロ野球ラミゴとの練習試合に先発して3回を無失点だった。右打者の外角低めを突く直球と緩いカーブをうまく使って許したのは2安打だけ。持ち味の制球の安定感が光った。
先発ローテーションの一角を激しく争っている。「ブルペンの練習(の成果)が出た部分と出なかった部分があった。好結果を求めてやっていきたい」と話した。伊東監督は「いい球がいくつもあった。しっかり制球できていた」と評価した。
今季、プロ2年目の関谷亮太投手(25)がラミゴ(台湾)との練習試合で先発。3回を被安打2で3奪三振、2四死球の無失点。と“結果”を出した。
前日の12日にはブルペンで32球の投球練習で、この日に備えた。「去年は投げさせてもらったのでムダにしないようにしたい」と話していたが、たとえ練習試合でも結果を出したいところだった。
1回、いきなり先頭・林承飛の二塁打と失策、さらに四球も絡んで1死一、三塁としたが後続を断ち切った。三回も2死後、ピンチを招いたが、落ち着いて切り抜けた。
「ブルペンでやって来たことをしっかりと出せるかでした。右打者の外の真っ直ぐがよかった」と言いながら、「内容はまだまだ認めるところにない」とあくまでも貪欲だ。
昨季は5月21日のオリックス戦でプロ初先発・初登板して見事に初勝利を挙げた。その後も白星を重ねたが、後半戦は疲れが出て、最終的には5勝6敗と黒星が先行した。
現在、ロッテ投手陣は先発の6ワクを巡って、し烈な争いの真っ最中だ。涌井、石川の2枚看板にスタンリッジは当確。さらに今季から先発に復帰する西野が濃厚だ。
残り2ワクを新人の佐々木、酒居に大嶺祐、唐川、二木、そして関谷の6人で奪い合う格好になっている。
課題の夏場対策に冬場から取り組んできた。「昨年は自分の体調に合わせてトレーニングしてきましたが、いまは習慣づけとしてやっている」。自覚も十分だ。
ロッテは12日、「新マリンフェスタ・ユニホーム」を4月23日のオリックス戦(13時試合開始・ZOZOマリンスタジアム)で来場者全員に無料配布すると発表した。
当日は「月1回のファン感謝デー」をテーマにしたイベントデー「マリンフェスタ」として様々なファンサービスを行う予定。
この試合のチケットはTEAM26会員(ファンクラブ会員)の先行発売が2月19日から21日。一般発売が3月1日からとなる。
平沢大河内野手は「マジっすか?、今回のマリンフェスタのユニはとても爽やかなので着るのが楽しみです」と新ユニホームに期待した。
現在、石垣島キャンプでは遊撃争いの真っ最中だが、「ZOZOマリンスタジアムが満員のお客さんと共に青く染まるのを見るのを楽しみにしています。自分もしっかりとアピールして、その時、1軍でプレーできるようにしたいと思います」と改めて活躍を誓っていた。
関谷が激しい先発枠争いを一歩リードした。ラミゴ戦に先発登板し、3回を無失点。許した安打はわずか2本と前日10得点を奪った強力打線に的を絞らせなかった。2年目の右腕は「とにかくゼロに抑えることを心掛けた」と涼しい顔で振り返った。
最も光ったのは、決め球のチェンジアップではなく直球。右打者への外角低めが決まり、チェンジアップ、カーブなどの落ちる変化球と組み合わせた緩急自在の投球を披露した。1回には二塁打と失策で先頭打者を三塁まで進めたが、低めに投げ続けて切り抜けた。背番号15は「ブルペンで投げてきたボールを出すことを考えた。抑えられて良かった」と充実感をにじませた。
チームは現在先発ローテーション争いが熾烈。涌井、石川の実績ある両右腕の座は確実。関谷は残る4枠をスタンリッジ、唐川、二木、抑えから転向した西野、新人の佐々木らと競っている。昨季5勝を挙げるも終盤は失速しただけに「結果を求めてやっていきたい」と気を引き締める。伊東監督も「良いボールがいくつもあった。最初(の実戦)にしてはまあまあ」と評価した。