ワールドベースボール・クラシック(WBC)の先発要員に指名されているロッテの“絶景エース”石川歩投手(28)が、千葉海上保安部「118番」のポスターに起用されることが22日、分かった。海難事故などの通報先を、より多くの人に知ってもらうことを目的としたもので、同投手の起用は3年連続3度目。今年も東京湾から房総沖にかけての「絶景」を守る。
また、海上保安庁によると、同一人物が3年連続で啓発ポスターに起用されるのは、有史以来初。2014年、石川が新人王を獲得したことをきっかけに、翌15年から“指名”したもので、「継続は力なり」を証明した形だ。
海上保安庁は、海難事故、密漁や密航、密輸などの事件情報の通報先として、2000年5月1日から、海上保安庁緊急通報用電話番号として「118番」の運用を開始。また、毎年1月18日を「118番の日」と制定し、周知活動を強化。「118番」の重要性をより多くの人に理解してもらうべく、海の安全と安心を確保するため、ポスターを制作している。ポスターは県内の公共施設などに順次、約2000枚、張り出されるという。
ちなみに、今年のメッセージは「千葉の海で全力投球!」。16年は「愛します!守ります!絶景 千葉の海」。15年は「守ります!千葉を、海を、絶景を」だった。
ロッテ・石川が今年も千葉海上保安部の118番の周知活動を行うためのポスターに起用された。
海上保安庁緊急通報用電話番号「118番」の重要性をより多くの人に理解してもらい、海の安全・安心を確保するためのポスターに3年連続3度目の登場。3月7日のキューバ戦(東京ドーム)先発が有力な石川は「今年はWBC、シーズンと頑張ることで期待に応えたい。不安は多いですが、色々な絶景を見ることができるように頑張ります」と世界一を見据えた。
ロッテは一部の投手陣が宜野湾市内で練習を行い、23日のDeNAとの練習試合に先発する唐川や、ドラフト1位の佐々木(桜美林大)らがキャッチボールなどで汗を流した。
19日の紅白戦で2回無失点だった佐々木は、対外試合デビューとなる26日の巨人とのオープン戦(那覇)に向けて調整。2番手として1イニングの登板が予定されており、知名度抜群のメンバーと対することになるが「しっかり投げたい。自分の球が投げられれば」と自然体で挑む。
ドラフト1位ルーキーの佐々木がG打線相手に“プロデビュー”する。
26日の巨人とのオープン戦(那覇)で、1イニングの対外試合初登板が決まったが「すごい打線。試すという立場ではないので、全力でやるだけ」と意気込んだ。英二投手コーチは23日からの対外試合4連戦から、開幕へ向けて陣容を整えていくことを明かし「これからは(人数を)落としていかないといけない時期になる。心を鬼にして選手を選んでいかないと」とサバイバル開始を告げた。
ロッテ・石川が3年連続で千葉海上保安部「118番周知活動」のポスターに起用されたことが22日、分かった。
海上保安庁は海難事故や事件情報の通報先として「118番」を運用。今年のメッセージは「千葉の海で全力投球!」となっている。石川は「今年はWBC、シーズンと頑張ることで期待に応えたい。色々な絶景を見ることができるように頑張ります」とコメントした。