オリックスが逆転で5連勝を飾った。2−3の6回にT−岡田の6号ソロで追い付き、7回に小谷野の中前打で勝ち越した。西は粘り強く投げ、8回7安打3失点で2勝目を挙げた。ロッテは2度リードしながら涌井が守れず、5連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
ロッテ涌井は2度のリードを守れず7回2死から勝ち越され降板した。伊東勤監督のコメント。
「2死からもったいなかった。我慢してやるしかない」。
ロッテは連敗が今季最多の5となった。
2回にダフィーの左前打と田村の犠飛で、26イニングぶりの得点となる2点を先制。
だが、先発涌井がリードを守れない。4回に同点を許した。4回裏にすぐ、田村の犠飛で再び1点リードをもらったが、6回にT−岡田に同点ソロを許した。さらに、7回にも1点を失い、降板。そのまま、逃げ切られた。
逆転負けだったが、前カードのような一方的な負けではなかった。伊東勤監督(54)は「半歩ぐらい、前進。もう少しだった。良い形で先制できたけど、(失点が)2死からもったいなかった。ずっと勝てないと、どうしてもこうなってしまう。不安の中でやっているので、流れが悪い。ただ、久しぶりに外国人(ダフィー)も打って、少しは明るい光が見えたと思う。勝てはしなかったが、内容は今までにないものがあった。我慢してやるしかない」と話した。
ロッテが2回に2点を先制した。無死一、三塁で、マット・ダフィー内野手(28)がオリックス西から左前に先制打を放ち、チームの連続無得点を25イニングでストップ。直前には、細谷の右前に落ちる当たりに、一塁走者の福浦が好判断で三塁を陥れた。ベテランの激走が得点につながった。
ダフィーは「打ったのはチェンジアップだね。得点圏にランナーがいた場面だったので、内安打でも犠牲フライでも先制点につなげたかった。ワク(涌井)のピッチング、フク(福浦)の走塁に刺激を受けた。自分も結果的にタイムリーを打てて良かった。次もガンバリマス」と話した。
さらに、次打者の田村が犠飛で続き、この回2点を挙げた。
ロッテ香月一也内野手(21)が22日、今季初めて1軍に合流した。
オリックス戦(ZOZOマリン)の試合前練習に参加。不振で降格したパラデスに代わり、昇格する。
チームは前日まで4連敗で、打線に元気がない。伊東監督は「何か違う風を入れないといけない。こんな状態。入れ替えがない戦力が1番いいが、そういう状況でもない。下にいる人にもチャンスがある。どんどん、アピールしてもらいたい」と、3年目の若手に期待していた。
ロッテが本拠地ZOZOマリンで行っている「マリーンズYOGAタイム」。22日からのオリックス2連戦は「脇腹を伸ばすポーズ」だ。5回表終了後に、球場内ビジョンにマリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんが登場。観戦中の観客向けに短いレッスンを行う。
北原絵里菜さんは「両手を横に下ろします。息を吸いながら右手を横から上げて、吐きながら上体を左に倒します。このまま、呼吸を体側に届けるように続けていきましょう。このポーズは、ウエストの引き締めに効果的なポーズです。さあ、週末の2連戦は体を整え、マリーンズも気持ちよく快勝してもらいましょう!GO、マリーンズ!ナマステ!」とコメントした。
ロッテの涌井は2度、リードをもらいながら守れずに3敗目を喫した。3−2の6回にT−岡田に同点ソロを浴び、7回は2死一、三塁で小谷野に内角への速球を中前に運ばれて勝ち越しを許した。
細かい制球に苦しみ、7回途中で降板するまで131球を要した。試合後、報道陣への取材対応はせず「連敗を止められなくて申し訳ない」と球団を通じてコメントした。
ロッテは2回に26イニングぶりの得点となるダフィーの左前適時打、田村の右犠飛で2点を奪いながら、エースの涌井が踏ん張れずに逆転負け。連敗は5に伸びた。
今季初めて球場を訪れた重光昭夫オーナー代行の前で、課題の打線は7安打3得点。伊東監督は「半歩前進。久しぶりにダフィーも打ってくれたし、少しは明るい兆しが見えた」と話した。それでも試合後には井口、福浦、ダフィーを除く野手陣が約1時間半の打ち込みを敢行。指揮官は「我慢してやるしかない」と語気を強めた。
ロッテの新外国人ダフィーが先制打を放った。
2回。先頭の福浦が四球を選んで出塁。続く細谷の右前打で、福浦が三塁を陥れる好走塁を見せた。そして打席に入ったダフィーが、西のチェンジアップを左前へ運んだ。打率1割台と苦しむ助っ人だが、出場7試合ぶりの適時打に「得点圏に走者がいた場面だったので、内野安打でも犠牲フライでも先制点に繋げたかった。ワク(涌井)のピッチング、フク(福浦)の走塁に刺激を受けた。自分も結果的にタイムリーを打てて良かった。次もガンバリマス」と安どの笑みをこぼした。
2試合連続零敗を喫していたチームにとって、これが実に26イニングぶりの得点。その後も田村の右犠飛で1点を加え、先発の涌井に2点のプレゼントをした。
ロッテが5回表終了後、ZOZOマリンスタジアム球場内ビジョンにてホットヨガスタジオLAVAにてヨガのインストラクターを務め、マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんが野球観戦中のファンに短いレッスンを行っている「マリーンズYOGAタイム」。22日からのオリックス2連戦は「脇腹を伸ばすポーズ」を行う。
ロッテが逆転負けで今季初の5連敗を喫した。先発したロッテ・涌井秀章投手(30)は6回2/3を4失点で今季3敗目。「連敗を止められなくて申し訳ないです」と言葉少なに球場を後にした。
2回にダフィーの適時打と田村の犠飛で2点を先制。26イニングぶりの得点で勢いづいた打線は、2−2の4回にも田村の犠飛で一時勝ち越しに成功した。しかし、エースが2度のリードを守れなかった。
涌井について伊東監督は「悪くなかったけど、同じ打者に打たれている。研究も含めて甘かった」と指摘。ただ、打線が復調の兆しを見せ「半歩前進したな。外国人が久々に打って多少明るい材料はある。今はとにかく踏ん張るしかない」と話した。
ロッテは22日、「マリーンズYOGAタイム」のオリックス2連戦のお題を「脇腹を伸ばすポーズ」と発表した。
「YOGAタイム」はZOZOマリンのビジョンで、5回表終了後にマリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんがファンに短いレッスンを行う。
北原さんは「両手を横に下ろします。息を吸いながら右手を横から上げて、吐きながら上体を左に倒します。このまま、呼吸を体側に届けるように続けていきましょう」と説明。さらに「このポーズは、ウエストの引き締めに効果的なポーズです」と効能を強調した。
最後に「さあ、週末の2連戦は体を整え、マリーンズも気持ちよく快勝してもらいましょう!GO、マリーンズ!ナマステ!」とファンに呼びかけていた。