5月5日5月5日ソフトバンクが逆転で5連勝を飾った。0−2で迎えた9回にデスパイネが同点2ランを放ち、上林が勝ち越しソロを右翼に運んだ。中田が8回を5安打2失点で3勝目。ロッテは抑えの益田が2本塁打を浴びる乱調で、5連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ロッテにはショックが大きい負けだった。2−0の9回、益田がソフトバンク先頭の内川に四球を与え、次のデスパイネに同点2ランを浴びた。さらに、2死から上林に決勝ソロ。2発とも変化球が真ん中に入った。伊東監督は「先発から抑えにつなぎ、うちとしては今できることをやった。しょうがない」と力なく話した。チーム打率2割を切る打線が、3回に2点をもぎとった。投げては、エース涌井が7回まで封じ、8回をセットアッパー内がつなぎ、9回に守護神が登場。完全な勝ちパターンだった。連敗ストップと思われた直後の、まさかだった。
益田は前回登板の3日の日本ハム戦では同点の9回に無死満塁を招き、大田にサヨナラ打を許した。抑え交代が検討されたが、英二投手コーチの方針で再びチャンスが与えられた。それに応えられなかった。同コーチは「自分の責任。去年の段階で抑えを益田と決めた選択には自信があるが、結果の世界」と受け止めた。益田は中継ぎに回る。抑えは内が務めるが、故障歴への配慮から連投に制限をかける可能性がある。5連敗で借金13。最下位からの巻き返しへ、課題が増えてしまった。
ロッテ益田が2本塁打を許し、5連敗に伸びた。伊東勤監督のコメント。
「先発から抑えにつなぎ、うちとしては今できることをやった。しょうがない」。
2−0で迎えた9回、益田が無死一塁からデスパイネに同点2ランを打たれた。さらに、2死から上林に決勝ソロを浴びた。
勝利目前で守護神が打たれ敗れる展開に、伊東勤監督（54）は「あと1点が取れていれば。2点ではどうかと思ったが。選手は一生懸命やっている。現状、これがいっぱい、いっぱいです」と話した。
これで、ソフトバンクには開幕から7連敗となった。同監督は「なかなか1つ勝たせてもらえない。開幕カードで3つやられて、リズムを崩された。ここを倒さないといけないと、選手も今日は思っていたはず。ショックは大きいが、切り替えていくしかない」と前を向いた。
ロッテ細谷圭内野手（29）が先制の2点適時打を放った。
3回2死二、三塁で、ソフトバンク中田の146キロを中前に運び、2点を挙げた。「打ったのはストレートです。あの場面とにかくどんなヒットでも、どんな形でも先に点を取りたいと思っていた。（遊撃）今宮の守備範囲もあるので、走りながら抜けてくれと祈っていました。とにかく必死にやるだけです。泥臭くやっていきたい。今日はこどもの日。たくさんの子供達の声援が後押ししてくれました。サンキュー」と話した。
ロッテ猪本健太郎内野手（26）と柴田講平外野手（30）が5日、移籍後初昇格を果たした。井上、大嶺翔に代わって、登録される。
猪本はソフトバンク戦（ZOZOマリン）前の練習を終えると、「やるしかない」と気合十分。くしくも、昨季まで在籍した古巣が相手だ。「熱くなりますね。（ソフトバンクは）感謝している球団だし、結果を出すことで恩返しになる。もちろん、ロッテに貢献したい。その一心です」と話した。
伊東監督は「元気なところを呼んだ。特に、柴田はずっといい。新しい風を入れて欲しい」と、2軍で打率3割3分3厘の柴田に期待した。また、猪本についても「全体的にベンチの雰囲気が暗い。そういう部分で、キャラが明るい。雰囲気を変えてくれれば」と、ムードメーカーとして期待していた。
ロッテ林信平球団本部長が5日、新外国人選手の補強を急ぎたい考えを明かした。
前日4日の日本ハム戦に敗れた後、伊東監督が「球団も本気で動いて欲しい」と要望していた。以前から新戦力の調査を進めている林本部長は、この日のソフトバンク戦（ZOZOマリン）前に「どういう状況かはノーコメントです」とした上で、「シーズン途中の戦力補強も急いで考えたい」と話した。
さらに「その一方で、それで100％、問題が解決する訳ではない。今いる選手が調子が出ていない。それぞれの選手が力を発揮できるように。本来の力を出してくれれば、ここまでの成績にはなっていないので」と、現有戦力の復調も不可欠とした。
ロッテは5日からのソフトバンク3連戦（ZOZOマリン）でも、「マリーンズYOGAタイム」を実施する。今カードは「目の疲れに効くポーズ」。
球場内ビジョンにて5回表終了後、マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんが短いレッスンを行う。
北原さんは「手のひらをこすり合わせて、手のひらを温めます。両手のひらを瞼の上に乗せて、ここで深く呼吸を続けます。手のひらの中心は軽くくぼませ、眼球や瞼には触れないようにします。このポーズは、目の疲れに効果的なポーズです。さあGWのホークス3連戦、3連勝でマリーンズの勝利を目に焼き付けましょう！GO、マリーンズ！ナマステ！」と呼び掛けた。
ロッテは5日、ZOZOマリン正面ロビーで、おもてなしプロジェクト4月の月間表彰を実施した。
球場のクルー、職員がよりよい接客対応を行う意識向上を目的にしており、15年より月1回の表彰を行っている。今回は今年の1回目。案内クルー1人、警備クルー1人、サンプリングクルー1人、インターンクルー1人、飲食クルー2人、カスタマーセンタークルー1人、ボランティアクルー1人、ファンクラブクルー1人の9人が表彰され、表彰状と観戦チケット、井口資仁内野手（42）のサイン色紙がプレゼントされた。
山室晋也球団社長は「チーム成績は厳しいですが、皆様の笑顔でのおもてなしはファンの方に喜んでいただいていると思います。これからもみんなで、さらに素晴らしい笑顔と対応をしていきましょう」と呼び掛けた。
表彰式に参加した井口は「厳しい試合が続いていますが、クルーの皆様と一緒になって頑張って盛り上げていけたらと思っています。一緒に頑張りましょう」と話した。
2点リードで迎えた9回、抑えの益田がデスパイネに同点2ランを浴び、2死から上林の一発で逆転を許した。チームは今季2度目の5連敗で、ソフトバンクには開幕から7連敗。伊東監督は「選手は一生懸命やったが、これが現状。ショックは大きいが切り替えていかないと」と言葉少なだった。3日の日本ハム戦（札幌ドーム）に続いて救援失敗の益田は「力不足です」と落胆。中継ぎへの配置転換が決まった。
深刻な打撃不振を受け、ロッテ・林球団本部長は5日、新外国人獲得に強い意欲をみせた。「何とかしたいとは思っている。7月いっぱいまでしか時間はないので、なるべく早くとは考えている」と話した。他球団で日本の野球を経験している選手も含め人選を進めるが、「新しい選手が来れば100％解決ではない。今いる選手にも力を発揮してもらいたい」と奮起を促した。
ロッテは益田が2本塁打を浴びて逆転を許し、5連敗となった。2点リードの9回にデスパイネと上林に変化球を痛打された。サヨナラ負けした3日の日本ハム戦に続いて黒星を喫し、試合後、抑えの役割を離れることが決まった。
伊東監督は「できることはやった。ショックは大きいけど、切り替えてやるしかない」と話した。益田は「力不足。何回か失敗しているので（配置転換は）しょうがない」と肩を落とした。
ロッテは5日からのソフトバンク3連戦（ZOZOマリン）でも「マリーンズYOGAタイム」を実施する。今回は「目の疲れに効くポーズ」。5回表終了後に球場内ビジョンで、マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんが短いレッスンを行う。
北原さんは「手のひらをこすり合わせて、手のひらを温めます。両手のひらを瞼の上に乗せて、深く呼吸を続けます。手のひらの中心は軽くくぼませ、眼球やまぶたには触れないようにします」とコメントした。
無残な結末に、ロッテ・益田は表情を失った。2−0で迎えた9回に2発を浴びて逆転負け。今季3敗目を喫した守護神は試合後、中継ぎへの配置転換が決まった。
「力不足。それだけです。何回も失敗しているし、しようがない」。連敗脱出は目前だった。エースの涌井が7回まで無失点に抑え、8回は内が3者凡退でつないだ。ところが、益田がデスパイネに同点2ラン、上林に勝ち越しソロを被弾。「何とか逃げ切ろうと思ったけど…。現状、これがうちのいっぱいいっぱい」と伊東監督は話した。西野の先発転向で開幕から守護神を務めた右腕だが、今季3度目の救援失敗で防御率は6.30になった。
今季2度目の5連敗で借金は最多の13に膨れあがった。「子供達がたくさん来てくれて、途中まではいいプレゼントができると思っていたんだけど…」。伊東監督は申し訳なさそうだった。
ロッテは益田が2本塁打を浴びて逆転を許し、5連敗となった。2点リードの9回にデスパイネと上林に変化球を痛打された。サヨナラ負けした3日の日本ハム戦に続いて黒星を喫し、試合後、抑えの役割を離れることが決まった。
伊東監督は「できることはやった。ショックは大きいけど、切り替えてやるしかない」と話した。益田は「力不足。何回か失敗しているので（配置転換は）しょうがない」と肩を落とした。
抑えの益田が乱調で、今季2度目の5連敗を喫した。ソフトバンク戦は今季7戦全敗となり、伊東監督も「開幕カードで3つ叩かれて、リズムを完全に失った。何とかやり返そうと先取もやってくれているけど。ショックは大きいけど、切り替えてやっていくしかない」と肩を落とした。
2点リードの9回、満を持して守護神がマウンドに上がったが、先頭・内川を四球で出すと、続くデスパイネに同点2ランを許した。さらに2死から上林にも決勝ソロを浴び、3日の日本ハム戦（札幌D）に次いで、自身2登板連続の敗戦投手となった。「ただ力不足。それだけです」と言葉をつないだ。今季は0勝3敗6セーブ、防御率6.70と調子を欠く右腕は試合後、クローザーから中継ぎへの配置転換が決まった。
英二投手コーチは「結果の世界ですから、これでポジションを変える。怖さを知っちゃって、表情にも不安が出ている」と説明。試合後、益田本人とも話し合ったと言い「（登板機会は）8回よりも前になるだろうし、競った展開では出せないかもしれない。本人にも『気持ちを入れ替えてやれるか？』と聞いたところ、『やります』ということだった」と楽な展開で登板を重ね、復調を待つつもりだ。当面は内が抑えを務める。
あまりにもドラマチックな暗転で今季2度目の5連敗を喫した。ロッテ・伊東勤監督（54）は「現状はいっぱい、いっぱいできることをやっている。選手達は今日こそと思っている」と話し、「誰も責めることはできない」と続けた。
完全な勝ちゲームだった。涌井が7回を無失点、内が8回を片付けて、2点リードで守護神・益田の出番だったが、ZOZOマリンに悲鳴が2度上がった。先頭の内川を歩かせると、3タコだった元僚友デスパイネに左翼席へ同点2ランを被弾。さらに2死後、上林に決勝ソロを右翼席に突き刺された。
「子供さんが大勢来て、いいプレゼントができると思ったが。野球の難しさということか…」と指揮官。林球団本部長は「早めにとは思っている」と、現状打破へ新外国人獲得へ動いていることを明らかにした。
この“大どんでん返し”を何と呼べばいいのか。あまりにもドラマチックな幕引きとなった。今季2度目の5連敗。伊東監督は「逃げ切れるかと思ったが。あと1点…2点ではどうかなと思ったが」と声を絞り出しながら、ゲームを振り返った。
打率2割にも満たない打線だが、ワンチャンスをしっかりとモノにした。3回、田村の四球から2死二、三塁の先制機をつかんだ。細谷が執念の一打。中田が投じた1−1からの144ストレートを中前に運んだ。2点が刻み込まれた。
エース涌井が7回を被安打5。毎回走者を背負っても、粘りの投球で本塁を許さなかった。特にかっての僚友・デスパイネ対策は文句なしだった。
1回2死一、二塁で見逃し三振、4回無死一塁で投ゴロ併殺打に切って落とし、さらに6回2死一、二塁でも投ゴロに仕留めた。
8回を内が三者凡退で乗り切り、勝利のバトンは守護神の益田にわたった。
これ以上ない勝ちパターンだ。
だが、暗転した。悲鳴が2度上がった。9回先頭の内川を歩かせると、デスパイネが0−1から真ん中のスライダーを強振。打球は左翼席に吸い込まれる同点弾となった。中村と松田を打ち取り延長戦かと思われたが、上林に2−2から131キロのシンカーを右翼席に運ばれた。この6号ソロで勝負が決した。
伊東監督は、「現状はいっぱい、いっぱい、今できることをやっている。選手達は今日こそと思っている」と話し、こう続けた。
「誰も責めることはできない」。
5日は「子どもの日」。スタンドは親子連れのファンで埋まった。「子供さんにも途中までいい形で、いいプレゼントができると思ったが。野球の難しさということか…」。
それでも指揮官は、「ショックは大きいけど、また明日から切り替えてやるしかない。2死からチャンスを作れるようになった。内容は徐々によくなっている」とプラス思考で前を見据えた。
ロッテ・林信平球団本部長は5日、ZOZOマリン内で、新外国人獲得へ動いていることを明らかにした。
すでに伊東監督からは、「新外国人獲得に本気で動いて欲しい」と要望が出されており、これを受けて「何とかしたいと思っている」と話した。
開幕から打線の不振は深刻で、5日までのチーム打率は2割を切る.183。12球団最低で、今季3度目の4連敗を喫して最下位に落ち込んでいる。
ソフトバンクに移籍したデスパイネに替わる新外国人選手として、ジミー・パラデス内野手、マット・ダフィー内野手が期待されたが、2人とも攻守の不振から4月末に2軍落ちしている。
チーム本塁打数「9」も12球団最低で大砲獲得が急務だが、林本部長は「（大砲について）それはノーコメント」と話し、「投手も可能性がないとは言えない」とした。
日本球界で実績を残した選手か、それとも全くの新戦力か。「両方あると思う。両にらみでやる」と語り、手広く調査を進める方針のようだ。
林本部長は「早めにとは思っている」としたが、このままでは3年連続Aクラス入りの最低目標に届かないどころか、下位に定着してしまう。球団挙げてのバックアップの行方が注目される。
ロッテは5日、ソフトバンク3連戦（5〜7日、ZOZOマリンスタジアム）で行われるヨガ「マリーンズYOGAタイム」のお題を「目の疲れに効くポーズ」と発表した。
このヨガタイムは、ZOZOマリンのビジョンで五回表終了後、「マリーンズYOGAガール」の北原絵里菜さんにより、観戦中のファンを対象にレッスンを行う。
北原さんは「手のひらをこすり合わせて、手のひらを温めます。両手のひらを瞼の上に載せて、ここで深く呼吸を続けます。手のひらの中心は軽くくぼませ、眼球や瞼には触れないようにします。このポーズは、目の疲れに効果的なポーズです」とやり方と効能を説明。「さあ、GWのホークス3連戦、3連勝でマリーンズの勝利を目に焼き付けましょう！」とファンに訴えた。
ロッテは5日、「おもてなしプロジェクト4月の月間表彰」を実施した。これはZOZOマリンスタジアムでクルー、職員がよりよい接客対応を行う意識向上を目的に1昨年から月1回の表彰をしているもので、今回は今年の1回目。
案内クルー1人、警備クルー1人、サンプリングクルー1人、インターンクルー1人、飲食クルー2人、カスタマーセンタークルー1人、ボランティアクルー1人、ファンクラブクルー1人の計9人が表彰され、表彰状と観戦チケット、井口選手サイン色紙がプレゼントされた。
表彰式に参加した井口は「厳しい試合が続いていますが、クルーの皆さまと一緒になって頑張って盛り上げていけたらと思っています。一緒に頑張りましょう」と話していた。
山室晋也球団社長は「チーム成績は厳しいですが、皆さまの笑顔でのおもてなしはファンの方に喜んでいただいていると思います。これからもみんなで、さらに素晴らしい笑顔と対応をしていきましょう」と職員に呼びかけた。