西武が競り勝ち4連勝を飾った。5回に浅村、中村の連続適時打で3点を先行した。野上が6回を5安打1失点で3勝目。増田が5セーブ目を挙げて逃げ切った。ロッテは好機を生かし切れず、今季ワーストの6連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
ロッテの自力優勝の可能性が、今季37試合目で早くも消滅した。
チェンが5回に西武打線につかまり3失点。先発が先制を許すと打線が追いつけないという、いつもの負けパターンだった。攻撃でも、守備でも、細かいミスが重なった。連敗は今季最多の6に伸び、借金は18。オープン戦首位の面影はなく、長いトンネルに入ってしまった。
伊東監督は、あえて明るく振る舞った。どんよりした空気を振り払うように「みんな、暗くなるな!悲愴感を漂わせても、しょうがない。上を見て行くしかない」と、報道陣に笑みさえ見せた。1点差の惜敗だった。ただ、監督自ら鼓舞する裏には、借金18で自力優勝消滅という重い現実があった。
負けっ放しの6試合は、1試合をのぞき先発が先制を許した。この日は5回。チェンが1死走者なしから4連打に味方の失策が絡んで3点を失った。打線は1点ずつ返したが、そこまで。7回無死一、二塁では清田がバント失敗で、続く平沢はボール球を振り三振。追い上げムードが一気にしぼんだ。「もうちょっとのところまでは行くようになったけど、それ以上はいけない」。監督の言葉が、現状を端的に示していた。
選手内の雰囲気は、決して悪くないという。5連敗目だった14日の日本ハム戦。試合前の円陣で声出し係を務めた荻野の胸には、白いテープが「C」の字に貼られていた。同い年の清田がシャレで作った即席のキャプテンマークに、自然と笑いが起きた。こういう時こそ、暗くならずに−。気持ちは前を向いている。ただ、結果が伴わない。
自力優勝は消え、CS圏内の3位西武とも10ゲーム差。林球団本部長は「伊東さん中心につくってきたチーム」と、現体制で巻き返す方針だ。新外国人の補強を急ぐことも明言した。補強しても浮上できる保証はないが、急がないと、望みは完全に絶たれてしまう。早ければ、角中が19日、石川も23日から1軍復帰の見込み。欠けたピースが戻ってくるのは明るい材料だ。
だからこそ、伊東監督が指摘した「細かいミスがある。その辺が出来てない」という課題の克服が急務。まずは現有戦力のプレーの精度を高め、1日も早く連敗を止めないといけない。
ロッテは37試合目で自力優勝の可能性が消滅した。楽天がロッテとの残り18試合に全敗しても、他球団との残り試合に全勝すれば116勝27敗で勝率8割1分1厘。ロッテは残り106試合に全勝しても8割1分(115勝27敗1分け)で楽天に及ばない。最近では05年楽天の自力1位の可能性が29試合目に消えたが、当時のパ・リーグはプレーオフで優勝を決めたため、この時の消滅は自力Vではなく自力勝率1位。自力V消滅の早さでは、90年ダイエー(37試合目)以来。ダイエー以前に37試合以下は59年近鉄(32試合目)までなく、60年以降では最速タイとなった。
ロッテは4月28日西武戦から16試合連続で2桁安打がない。58年8月に記録した球団ワーストの18試合連続が近づいてきた。
ロッテの自力優勝の可能性が、今季37試合目で早くも消滅。連敗は今季最多の6に伸び、借金は18。伊東勤監督のコメント。
「みんな、暗くなるな!悲愴感を漂わせても、しょうがない。上を見て行くしかない」。
7回無死一、二塁では清田がバント失敗で、続く平沢はボール球を振り三振。
「もうちょっとのところまでは行くようになったけど、それ以上はいけない」。
「細かいミスがある。その辺が出来てない」。
ロッテの自力優勝の可能性が、早くも今季37試合目で消滅した。
先発チェンが5回1死走者なしから4連打に味方の失策が絡み、3点を先制された。打線は1点ずつ返したが、あと1歩、及ばなかった。連敗は今季最多の6に伸び、勝ち星は2ケタに届かない9のまま。借金は17となった。
伊東勤監督(54)は「だいぶ、もうちょっとのところまでは行くようになったが、それ以上はいかない」と、惜敗を嘆いた。
自力優勝消滅について、林球団本部長は「1つの区切りにはなるのでしょうけど、今は足元を見て、まずは目の前の試合に全力でいくこと」と話した。伊東監督への信頼については「全く変わりありません。伊東さん中心につくって来たチーム。伊東さん中心に、本来の力を発揮してやってもらいたい」と話した。
ロッテの自力優勝が消滅した。
先発のチェン・グァンユウ投手(26)が5回に突然崩れ、4連打で3失点。
その後は酒居−有吉−土肥とルーキーで細かな継投を見せ、最後は大谷もつぎ込み、6回以降は無失点で切り抜けた。
英二投手コーチは「2点差までは中継ぎも有吉とか大谷とかを使わざるをえない。いざ、勝ち試合で使おうとした時に、へばってしまうのが怖いけど。でも、接戦をしていかないとチーム力はつかない。3点で止めようと我慢した」。勝ちパターンの投手をつぎこんだ継投を説明した。
自力V消滅については「自分達が、まいたこと。1試合1試合勝っていくことは変わらない。まだ100試合以上ある。先を見ずにいくだけ」と話した。
ロッテ清田育宏外野手(31)が、反撃の適時打を放った。3点を先制されて迎えた5回裏。無死二塁から一塁手メヒアの右を抜く、右前打を放った。「打ったのはストレートです。先制された直後でネモ(根元)さんがチャンスをつくってくれたので、最低でも進塁打の気持ち。結果的にタイムリーになってくれて良かったです」と話した。
4月は月間打率9分3厘、4安打、1打点と絶不調だったが、5月に入ってからの月間打率は2割を越え、これが11安打で5打点目と、徐々に復調気配だ。
ロッテ先発のチェン・グァンユウ投手(26)が、反省の弁を口にした。4回までは走者を出しながらも粘っていたが、5回に1死から4連打を許して3失点した。
「立ち上がりはいい感じで入ることができたのですが、5回に連打…。踏ん張ることができなかった。試合をつくることができなかった。チームに申し訳ないです」。
メヒアに四球を与えた場面で交代となり、今季2勝目はならなかった。
右脇腹を痛め、出場選手登録を抹消されたロッテ角中勝也外野手(29)が、早ければ19日の楽天戦(ZOZOマリン)から1軍復帰する見通しとなった。
伊東監督が16日、「今日から(2軍戦に)出ます。今日、明日とフルで出てみて、それで3つ目をどうするか。この3試合いかんで、週末の試合からになるかも知れない」と話した。
この日のナイターで行われるイースタン・リーグ楽天戦(Koboパーク宮城)に出場予定。17日も同2軍戦に出場し、患部の状態を見て、1軍復帰時期を決める。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が16日、国内FA権を取得した。外国人選手では8人目。「(日本語で)オモシロイ。どこにも行かないけどね。しっかりとケガなくここまでやれた。誇りに思っている」と笑顔で話した。
来年からは外国人枠を外れることになる。「自分にとってもチームにとってもプラスになることが多いと思う。自分以外が1軍に4人いられるからね」。日本球団でのプレーは10年目を迎えた。家族も日本の生活に溶け込んでおり「妻には感謝している。家族の支えがないと日本で長くやれないからね」と話した。
スタンリッジは07年にソフトバンクに入団、初来日した。08年で限りで自由契約となったが、10年に阪神で日本に復帰。14、15年はソフトバンクでプレーし、16年からロッテに所属している。
ロッテは16日、ミシュランシェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」がZOZOマリンの球場外周グルメゾーンに新登場すると発表した。
08年から9年連続でミシュランガイドで一つ星を獲得している「La BOMBANCE」(ラ・ボンバンス)の料理長、岡元信シェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」が外周グルメゾーンにキッチンカーで登場。主催試合の開場1時間前より販売する。
主なメニューは「こだわり出汁にゅうめん」700円、「揚げたこやき」600円、「とり天」400円、「メンチカツ」200円。
岡元シェフは「この『揚げ物屋 OKAMOTO』は、2017年4月に六本木ヒルズで開催された日本酒イベント『CRAFT SAKE WEEK』で初めて登場した新レストランです。当初はそのイベントのみの実施の予定でした。マリーンズさんからお誘いいただき急遽、登場させていただくことになりました。レストランの味をスタジアムで味わえるよう、しっかりと料理を提供させていただきます」とコメントした。
ロッテのドラフト5位ルーキー有吉優樹投手(26)が16日、千葉市立幕張東小学校を訪れ、新1年生89人にランドセルカバーとキッズキャップを贈った。
球団キャラクターのマーくんと登場すると、拍手と歓声を浴びた。代表の子供達にランドセルカバーなどを手渡した。「僕もみんなと同じ、プロ野球選手としては1年生です。先生の言うことを聞いて、楽しい学校生活を送って下さい」と呼び掛けた。
贈呈式を終えると「小学校1年生の元気な姿に、元気をもらいました。こういう子供達が応援に来てくれるのなら、頑張ろうと思いました」と笑顔で話した。
1点及ばず今季ワーストの6連敗。首位・楽天が勝ったため、37試合目にして自力優勝の可能性が消滅した。5月中の消滅は2015年のオリックス(31日、54試合目)以来で「こういう状況でも意地を見せないといけない。上を向いていかないといけない」と伊東監督。林球団本部長は「監督への信頼は変わらない。伊東さんを中心に本来の力を出して欲しい」と奮起を期待した。
ロッテ・石川歩投手(28)が16日、イースタン・リーグ、楽天戦(Koboパーク)に先発して7回を5安打1失点。1軍に昇格して23日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発する見込みとなった。右内腹斜筋損傷で2軍調整中の角中勝也外野手(29)も、早ければ19日からの楽天3連戦(ZOZOマリン)で1軍復帰の見込み。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)は16日、出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント権の資格取得条件を満たした。来年も日本でプレーした場合は外国人枠を外れる。米国出身の同投手はソフトバンク、阪神、ロッテでプレーし、今季が日本通算10年目。「来年から外国人枠を外れることは自分にとってプラスになる」と話した。
ロッテは今季ワーストの6連敗で首位楽天に16.5ゲーム差となり、早くも自力優勝の可能性が消滅した。伊東監督は、2番に起用したパラデスが4打数無安打3三振とブレーキとなり「上位打線がなかなか機能しない」と嘆いた。
浮上のきっかけがつかめず、5月はまだ2勝。「こういう状況でもファンが一生懸命応援してくれるので、意地を見せないといけない」と選手に奮起を求めた。
ロッテのスタンリッジは16日、出場選手登録が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。来季も日本でプレーすれば外国人選手の枠から外れる。「ケガなく長年プレーしてこられたのは誇り。色々な方にサポートしてもらった」と話した。
ロッテは16日、ZOZOマリンスタジアム新名物として、ミシュランシェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」が球場外周グルメゾーンに登場すると発表した。
2008年から9年連続、ミシュランガイドで一つ星を獲得し続けている「La BOMBANCE」(ラ・ボンバンス)の料理長、岡元信シェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」が外周グルメゾーンにキッチンカーで登場する。出店日はロッテの主催試合で、開場時間の1時間前から営業を開始する。主なメニューは「こだわり出汁にゅうめん」(700円)、「揚げたこやき」(600円)「とり天」(400円)、「メンチカツ」(200円)。
岡元シェフは「『揚げ物屋 OKAMOTO』は、2017年4月に六本木ヒルズで開催された日本酒イベント『CRAFT SAKE WEEK』で初めて登場した新レストランです。当初はそのイベントのみの実施の予定でしたが、マリーンズさんからお誘いいただき急遽、登場させていただくことになりました。レストランの味をスタジアムで味わえるよう、しっかりと料理を提供させていただきます」とコメントした。
ロッテのドラフト5位・有吉優樹投手(26)=九州三菱自動車=が16日、千葉市立幕張東小学校を訪問し、小学1年生の児童89人にランドセルカバーを贈呈した。
ロッテによる小学1年生への交通安全を目的としたランドセルカバー配布は2012年度にスタートし、今年で6回目。千葉市内の34校に無償配布している。今年はデザインをリニューアルし、球団公式マスコットキャラクター「マーくん」「リーンちゃん」「ズーちゃん」が手を挙げて、横断歩道を渡るイメージとなっている。
有吉投手は「新1年生の皆さんには先生の言うことをしっかり聞いて楽しい学校生活を送って欲しいと思います。自分も同じ1年生として頑張るので、応援をしてもらえたら嬉しいなあと思います」とコメントした。
ロッテは開幕37試合目で自力Vの可能性が消滅した。ロッテが残り106試合に全勝しても115勝27敗1分けの勝率.810。この場合、楽天はロッテとの残り18試合に全敗となるが、他カードの合計92試合を全勝すれば116勝27敗の勝率.811とロッテを上回るため。
5月中の自力V消滅は、15年のオリックス(5月30日)以来で、開幕37試合以下は90年のダイエー(37試合目)以来27年ぶりの屈辱だ。なお、04〜06年のパはシーズンではなく、プレーオフを制したチームがV。そのため、同じ計算方法では自力Vではなく、レギュラーシーズン1位の可能性となるが、楽天は早々に消滅。05年は29試合目の4月30日、06年は43試合目の5月18日だった(ともに首位はロッテ)。
日本一のロッテ応援団も声が尽きた。1点を追う9回の攻撃も3者凡退。ZOZOマリンがため息に包まれる。「もうちょっとまでいってもそれ以上いかない」。静かなベンチ裏で伊東監督が声を振り絞った。
今季最長の6連敗。首位・楽天とは16.5ゲーム差に広がり、自力優勝の可能性が消えた。開幕37試合目以下での消滅は90年のダイエー以来、27年ぶり。チーム総得点95はリーグワースト。この日のスタメンにも1割台の打者を4人並べざるを得ない状況だ。
もがきながら手は打った。2番にパラデスを起用したのは、投手コーチサイドからの案だった。ところが2点を追う8回無死二塁で空振り三振を喫するなど、パラデスは4打数無安打3三振のブレーキ。期待に応えてはくれなかった。
デスパイネの抜けた穴はあいたまま。前カードの日本ハム3連戦(東京ドーム)で3本塁打し、この試合も8回に左前適時打を放ったダフィーは復調傾向だが、パラデスはいまだ本塁打0。林信平球団本部長は「持ち場、持ち場で全力を尽くす」と話し、補強についても「そういう方向に進んでいる」と繰り返した。
明るい材料もある。右脇腹痛で2軍調整中の角中がこの日のイースタン・リーグ楽天戦(Koboパーク宮城)で実戦復帰。今週中にも昇格するメドが立った。昨季の最優秀防御率・石川も同戦に先発して7回1失点で勝利。こちらも23日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)で先発復帰する可能性は高い。
「毎日、毎日、悲壮感が漂ってるけど。しようがない。上を見てやるしかない」。伊東監督は言った。98年にはプロ野球史上最長の18連敗を経験した球団が再び直面した窮地。まだ106試合、長い戦いが残っている。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が16日、出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権を取得。来季からは外国人選手枠の制限を受けずにプレーできる。
ZOZOマリンでの西武戦前、報道陣に対応したスタンリッジは「大きなケガなくやれたことが大きい。妻の支えがなければ日本でここまでやれなかった」と家族への感謝を口にした。
スタンリッジは07年に来日。ソフトバンク、阪神でプレーした後、16年からロッテに所属し、日本通算72勝65敗。林信平球団本部長は「日本に貢献してきた素晴らしい投手。これからも長く活躍して欲しい」と話した。
ロッテのルーキー有吉が千葉市立幕張東小学校を訪問し、この4月に新入学した1年生児童89人にランドセルカバーを贈呈した。
ロッテ球団は12年から新1年生を対象に交通安全を目的としたランドセルカバー配布を始め、今年で6回目。毎年、千葉市内の34校に無償配布している。千葉県大網白里市出身の有吉は「自分も同じ1年生として頑張るので、応援をしてもらえたら嬉しい」と話した。
ロッテの自力Vが早くも消滅した。16日、ホームのZOZOマリンスタジアムで西武と対戦。2−3で敗れて今季ワーストの6連敗を喫し、首位の楽天が日本ハムに勝ったためロッテの自力優勝の可能性が消えた。
ロッテは左腕のチェン、西武は右腕の野上が先発投手を務めた1戦。0−0のまま進んだ試合が動いたのは5回だった。そこまで4回3安打無失点に抑えていたチェンが5回1死からつかまり、秋山、源田、浅村、中村に4連打を浴びて3失点KO。ロッテ打線はその裏、先頭・根元の左中間二塁打で築いた無死二塁から清田が右前適時打を放ち1点を返したが、西武の投手が2番手・牧田に代わった7回には安打と四球で無死一、二塁とした好機に清田が痛恨の送りバント失敗、平沢が空振り三振、代打・福浦が遊撃へのフライに倒れて無得点に終わった。
それでも8回には3番手・シュリッターから先頭・荻野が左翼線二塁打を放ち、2死三塁としてからダフィーの左前適時打で2−3と1点差に詰め寄ったが、及ばなかった。
ロッテは開幕から低迷し、5月に入ってからも2勝11敗。通算37試合でわずか9勝(27敗1分け)しか挙げられず、最下位を独走している。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が16日、出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権を取得した。これによって来季からスタンリッジは外国人枠の制限を受けずに日本のどの球団でもプレーできる。
ZOZOマリンでの西武戦前、報道陣に対応したスタンリッジは「取得したからと言って今日はどこにも行かないよ」とジョークで笑わせた後、「大きなケガなくやれたことが大きい。もう少しいい成績を挙げられたかなとも思うが、自分でも誇りに思う。妻の支えがなければ日本でここまでやれなかった」と家族への感謝を口にした。
07年に来日したスタンリッジはソフトバンク、阪神でプレーした後、16年からロッテに所属。今季も1勝を挙げ、16日現在で日本通算72勝(65敗)。ロッテの林信平球団本部長は「日本に貢献してきた素晴らしい投手。これからも長く活躍して欲しい」と賛辞を送った。
ロッテの本拠ZOZOマリンにミシュランシェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」が新登場した。
08年から9年連続、ミシュランガイドで一つ星を獲得し続けている「La BOMBANCE」(ラ・ボンバンス)の料理長、岡元信シェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」が外周グルメゾーンのキッチンカーで営業する。
とくに「こだわり出汁にゅうめん」(700円)はこのお店のために開発。特性麺とコクのある出汁がかき揚げに馴染む一品だ。他にも外はカリカリ、中はふわふわの「揚げたこやき」(600円)、「とり天」(400円)、「メンチカツ」(200円)などが提供される。
ロッテのドラフト5位ルーキー、有吉優樹投手(26)が16日、千葉市立幕張東小学校を訪問し、この4月に新入学した1年生児童89人にランドセルカバーを贈呈した。ロッテ球団は12年から新1年生を対象に交通安全を目的としたランドセルカバー配布を始め、今年で6回目。毎年、千葉市内の34校に無償配布している。
千葉県大網白里市出身の有吉は「自分も同じ1年生として頑張るので、応援をしてもらえたら嬉しいなあと思います」とコメントした。
空席が目立つスタジアムに、ため息が漏れた。ロッテは8回に1点差に迫りながら、最終回はあっさり3者凡退。連敗は昨年7月以来の6に伸び、その17分後に楽天が勝ったため、37試合目という異例の早さで自力優勝の可能性が消滅した。ベンチを出て、スタンドに頭を下げる選手の足取りは重い。5月の夜は、秋風のように肌寒かった。
投打がかみ合わない。伊東監督は「もうちょっとのところまでいくようになったけど、それ以上は…。先発が我慢できないのが現状。上位打線も機能しない」と首をひねった。5回に先発のチェンが重すぎる先制の3点を失うと、2番にパラデスを据える今季35通り目の攻撃的布陣も実らず、打線は16試合連続2ケタ安打なしと泥沼だ。
オープン戦25年ぶりの首位も今は昔。5月はまだ2勝。シーズン104敗ペースとなった。手遅れと言われようと、チーム打率、防御率とも12球団ワーストのチームに起爆剤が欲しい。この日から右脇腹痛で離脱している角中が2軍戦で復帰。早ければ19日から1軍合流の見通しで、同日に先発する石川の昇格が決まった。6月以降の見通しだった新外国人補強も、林球団本部長は「以前はゆっくりと思っていたのを早めているのも事実」と説明した。
もちろん、現体制で巻き返す。同本部長は「伊東さん中心でつくってきたチーム。そこは全然変わりない」と明言。指揮官も「みんな、暗くなるなって。上を見ていくしかない。ファンの人たちのために意地を見せないといけない」と情熱は衰えていない。まだ5月。消化試合の幕開けには早すぎる。
ロッテは37試合目で自力Vが消滅。9勝27敗1分けのロッテが残り試合に全勝すると、115勝27敗1分けだが、首位の楽天(24勝9敗)が、ロッテとの残り18試合に全敗しても、ほかのカードで全勝なら、116勝27敗となり、ロッテは楽天を上回れないため、自力優勝がなくなった。
早期の自力V消滅には、90年のダイエーが5月29日に37試合目で消滅。58年の近鉄は5月22日の35試合目でなくなった例がある。05年の楽天が4月30日、29試合目で自力1位が消滅しているが、この年は、上位3チームによるプレーオフで優勝が争われたため、自力Vは残った。
右脇腹痛で戦列を離れているロッテ・角中勝也外野手(29)が、約1ヶ月ぶりに実戦復帰した。「3番・DH」でスタメン出場し、3打席で2三振と1四球。伊東監督は「まずは(2軍の)2、3試合を見る」と語っており、早ければ19日の楽天戦(ZOZO)で復帰する。
角中は3月に発症した右脇腹痛を開幕直後に発症。4月13日から登録を外れている。「1ヶ月ぶりの試合にしては、そこそこボールを見ることができたのではないかなと思います。1日でも早くという気持ちもありますが、今はしっかりと調整をしていきたいと思います」と語った。
不振で2軍落ちしているロッテ・石川歩投手(29)の1軍昇格が正式に決まった。
この日は7回を5安打1失点、3四死球。最速は149キロで、99球でまとめた。23日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で復帰する可能性が濃厚で「前回よりもかなり手ごたえを感じています。自分の思うようにボールをコントロールすることができている。状態はとてもいいです」と自信をのぞかせた。
ロッテの自力優勝の可能性が消滅した。16日の西武戦(ZOZOマリン)に2−3で敗れ6連敗。首位の楽天が日本ハム戦(秋田)に勝利したため、自力優勝の可能性が消滅した。
ロッテはここまで37試合で9勝27敗1分けで勝率2割5分。
この日は5回に3点を先制され、その裏、清田のタイムリーで1点を返し、8回にダフィーの適時打で1点差に迫ったが、及ばなかった。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が16日、出場登録日数が8年に達し、国内移籍が可能なフリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。外国人では8人目。
「ケガなくここまでよくやれたのは誇りに思っている。皆さんに感謝したい」。米国出身。07年6月にソフトバンク入団。阪神、再びソフトバンクを経て、昨季からロッテ入りし、通算72勝をマークしている。来季も国内でプレーすれば、外国人枠を外れる。
ロッテは、ミシュランシェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」がZOZOマリンの外周グルメゾーンに新登場すると発表した。
08年から9年連続でミシュランガイドで1つ星を獲得している「La BOMBANCE」(ラ・ボンバンス)の料理長、岡元信シェフがプロデュース。岡元シェフは「この『揚げ物屋 OKAMOTO』は、2017年4月に六本木ヒルズで開催された日本酒イベント『CRAFT SAKE WEEK』で初めて登場したレストランです。当初はそのイベントのみの実施の予定でした。マリーンズさんからお誘いいただき急遽、登場させていただくことになりました。レストランの味をスタジアムで味わえるよう、しっかりと料理を提供させていただきます」と意気込んだ。
おもなメニューは次の通り。
ロッテのドラフト5位右腕、有吉優樹投手(26)が16日、千葉市の幕張東小学校を訪問。新1年生の児童89人にランドセルカバーを贈呈した。
ロッテの新小学校1年生への交通安全を目的としたランドセルカバー配布は12年度からスタート。同市内の34校に無償配布している。ドラフト制以降のタイ記録となる新人の開幕10試合連続無失点をマークした有吉は「新1年生の皆さんには先生の言うことをしっかりと聞いて、楽しい学校生活を送って欲しいと思います。自分も同じ1年生として頑張るので、応援をしてもらえたら嬉しいなあと思います」と呼びかけた。
この嵐はどこまで続くのか。あと1点届かず、ロッテは今季初の6連敗で借金は18。首位楽天に16.5ゲーム差となり、37試合目にして早くも自力優勝の可能性が消滅してしまった。
「今日も先に点を取られた。先発が我慢できない。打つ方はよくなってくるようになったが、それ以上はいけない…」。伊東監督のここ数試合の談話は同じ色合いだ。
3、4回のピンチをしのいできたチェンが5回に崩れた。1死から4連打を浴び、致命的な3点を失った。その裏に清田、8回にはダフィーの適時打で反撃の姿勢は見せたが、それまで。チーム打率は依然として1割台に低迷している。
林球団本部長は新外国人の獲得について「野手で可能ならば4番だが、そう都合よくはいかない」と渋い表情。一方で指揮官への信頼は「全く変わりません。伊東さんを中心に本来の力を発揮して欲しい」と明言した。
「上を見て戦っていくしかない。ファンは一生懸命応援している。意地を見せなきゃ」。伊東監督の前向きの言葉が救いだ。
長いトンネルに入り込んでしまったのか。今季初の6連敗。借金は「18」となり、「20」の大台も視界に入ってきた。さらにだ…37試合目にして自力Vの可能性が消えた。
「今日も先に点を取られた。先発が我慢できない。3、4点が続いている。打つ方はよくなってくるようになったが、それ以上はいけない…」。伊東監督のこのコメントに、今のロッテが凝縮されている。
3、4回の1死二、三塁を何とかしのいできたチェンが5回に崩れた。1死から秋山以下に4連打を浴びて、いまの打線には致命的な3点を失った。
その裏、先頭の根元が二塁打すると、清田が右へ適時打。逆転への火が燃え上がったかに思えたが、それも一瞬だった。平沢が遊ゴロ併殺打だ。
8回にもダフィーが2死三塁から適時打を放ったものの、そこまでだった。
2回の1死一塁を清田が併殺打でつぶし、3回の1死二塁もモノにできなかった。7回の無死一、二塁では清田が送りバントを失敗した。
指揮官は、「上位がなかなか機能しない。細かいミスが結構出た。その辺をしっかりとやらないと」と宙を見つめて振り返った。
1割台のチーム打率は続く。伊東監督はこの日、2番にパラデスを置いた。「(投手)コーチの目からの意見を入れてみた。結局、1回も当たらなかったね」。パラデスは3三振に倒れた。
林球団本部長は新外国人の獲得について、「野手で可能ならば4番だが、そう都合よくはいかない」と話したが、一方で、伊東監督に対して、「(信頼は)全く変わりません。伊東さんを中心に本来の力を発揮するようにやって欲しい」と全幅の信頼を置いていることを明かした。
トンネルの中であっても、「そう暗くならないでよ。しょうがない。悲愴感を漂わせたって」と自分を二重三重に取り囲む報道陣に話しかけた。
そして、「上を見て戦っていくしかない。ファンは一生懸命応援している。意地を見せなきゃ」。トンネルはいつまでも続かない。指揮官は抜け出すその時をにらんでいる。
ロッテのドラフト5位ルーキー・有吉優樹投手(26)=千葉県大網白里市出身=が16日、千葉市立幕張東小学校を訪問。新小学校1年生の児童89人にランドセルカバーを贈呈した。
ロッテは新小学校1年生への交通安全を目的にしたランドセルカバーの配布を12年度から行っており、今年で6回目。千葉市内の34校に無償配布している。
今年はリニューアルデザインで、球団公式マスコットキャラクターのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんが手を挙げて、横断歩道を渡るイメージとなっている。
有吉投手は「新1年生の皆さんには先生の言うことをしっかりと聞いて楽しい学校生活を送って欲しいと思います。また、自分も同じ1年生として頑張るので、応援をしてもらえたら嬉しいなあと思います」と笑顔で子供達と触れあっていた。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が16日、出場選手登録が8年に達し、国内移籍が可能となるフリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。外国人では8人目となる。
日本通算72勝(65敗)を挙げている右腕は「これまでしっかりやってきた。ケガをしなかったし、自分の思った以上の成績を残せたかなと思う。自慢であり、誇りに思っている。周囲の方々に感謝したい」と話した。
スタンリッジは米国出身。07年6月にソフトバンク入団。10年から阪神、14年に再びソフトバンクでプレーし、16年からはロッテでローテーションの一角として活躍している。来季も日本球界でプレーすれば、外国人選手の枠を外れる。
ロッテは16日、ZOZOマリンの新名物として、ミシュランシェフがプロデュースする「揚げ物屋 OKAMOTO」が球場外周グルメゾーンに新登場すると発表した。
08年から9年連続、ミシュランガイドで一つ星を獲得し続けている「La BOMBANCE」(ラ・ボンバンス)の料理長・岡元信シェフがプロデュースするもので、キッチンカーで登場した。
出店日はロッテの主催試合日で、営業時間は開場時間の1時間前から。主なメニューは「こだわり出汁にゅうめん」(700円)、「揚げたこやき」(600円)、「とり天」(400円)、「メンチカツ」(200円)など。