ロッテが今季最多の12得点。2-3の4回に田村の2点打で逆転し、大嶺翔が3ラン。5回に井口が2ラン、7回にはダフィーが2回のソロに加えて2ランを放った。新人の佐々木が2勝目。ソフトバンクは今季ワーストの失点。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 2 | 0 | 5 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 12 |
福岡ソフトバンク | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 7 |
最下位で貧打にあえいでいたロッテが、ド派手な猛打で連敗を2で止めた。今季最多となる1試合5本塁打を含む9安打で、今季初めてとなる2桁12得点。ソフトバンクを豪快に寄り切り、今季ヤフオクドーム初勝利を手にした。チーム打率は2厘上がり、1割9分7厘。ようやく2割も見え、巻き返しのきっかけになる?
最後の1発は、バックスクリーンにたたきこんだ。10−3の7回1死一塁、不振でとうとう8番まで打順が落ちたダフィーが、この試合2本目となる6号2ランを放った。2回先頭の鈴木の6号ソロから、重ねること計5発。前日までは12球団最少20本塁打の軽量打線が、ソフトバンク打線のお株を奪った。伊東監督も「珍しく、打線が爆発したね。2回のソロ2発が効きました」と手放しで褒めた。先発佐々木が初回に3失点していた。直後の1発は、反撃ののろしだった。
「闘魂」。ロッテベンチのホワイトボードに、やや角張った字体で書かれていた。書いたのは、他ならぬ伊東監督だった。試合前、泥にまみれた高校時代を思い出していた。母校・熊本工のグラウンドのネット裏には、「闘魂」「根性」と大書きされたボードが置いてあった。「練習中、いつも見ながらやっていた。これだけやられたら、少しは意地を見せて欲しい。もう、気持ちしかないでしょう」。ソフトバンクには、まだ1勝しかしていなかった。プレーボール直前、フェルトペンを取り出すと「遊びで」したためた。
最初の1発を放った鈴木は「監督が書いたんですか!?今日は絶対に負けられない。みんな思ってました」と、気持ちが勝った。5回に日本通算250号となる今季1号2ランを放った井口も「諦めずに上を向いていきたい」と熱かった。
敵地でやっと勝ち、ベンチは沸いた。4安打1点で敗れた今カード初戦。甘い球を見逃し、内容は最悪に近かった。試合後、野手だけの緊急ミーティングが開かれた。伊東監督は「察してくれ」と中身は伏せたが、気持ちを出せと、首脳陣が厳しい言葉で叱咤していた。この日は好球を逃さず、攻めて、振って、5本塁打12得点。「今日の勝ちをつなげたい」。伊東監督の心中には、借金を20から減らすことしかない。
ロッテが5本塁打、12得点でヤフオクドーム今季初勝利。ロッテは今季45試合目で初の2桁得点。ここまでパ・リーグでは、唯一ロッテだけ2桁得点の試合がなかった。また1試合5本塁打以上は15年5月21日西武戦以来で、これも今季初。ヤフオクドームでの1試合5発は、過去10度記録した3本塁打を上回り、球団史上最多となった。
ロッテが5本塁打を含む9安打で、今季初の2ケタ12得点で打ち勝ち、連敗を2で止めた。伊東勤監督のコメント。
「珍しく、打線が爆発したね。2回のソロ2発が効きました。これだけやられたら、少しは意地を見せて欲しい。もう、気持ちしかないでしょう。今日の勝ちをつなげたい」。
ロッテ井口資仁内野手(42)が日本通算250号となる今季1号2ランを放った。
7−3の5回1死一塁で、ソフトバンク加治屋の高め144キロを左越えに放り込んだ。かつて在籍したホークスの本拠地で放ち、ソフトバンクのファンからも温かい拍手を受けた。
ダイエー時代のプロ1年目で打った1号(97年5月3日、近鉄山崎慎太郎からの満塁本塁打)と同じ球場だった。敵地でのヒーローインタビューでは「この球場で打てて嬉しいですね。1号はだいぶ前。忘れました。ここで8年、プレーした。感謝しています」と笑顔で話した。
節目に王手をかけて、今季に臨んだ。「早く1本、打ちたい。良いところで、チームの勝ちにつながるところで打てれば」と話していた。その言葉通り、打ち合いの試合で、貴重な追加点となった。
「今年は出ないかな、と思ってました(笑)。1本出て、ホッとしています。投手はフル回転している。野手が、もっと点を取ってあげないと」と、これからもチームを助ける働きをするつもりだ。
ロッテは井口資仁内野手(42)が日本通算250本塁打を達成したことを受け、「井口資仁選手250本塁打達成記念Tシャツ」を受注販売する。
5月26日午後6時より、マリーンズオンラインストアで受け付ける。税込み3200円。サイズは、S、M、L、F。受け付けは、6月2日午後11時59分まで。
ロッテが連敗を2で止めた。5本塁打を含む9安打で、今季初の2ケタ12得点で打ち勝った。
先発佐々木が初回に3点を先制されたが、直後の2回から反撃した。先頭鈴木が6号ソロ。2死から、ダフィーが5号ソロ。
4回に、田村の2点適時打で逆転すると、大嶺翔が2号3ランで続いた。5回には、井口が日本通算250号となる1号2ランを放った。6回には、内野ゴロの間に1点追加。最後は7回、ダフィーがこの試合2本目となる6号2ランを放った。
伊東勤監督(54)は「珍しく、打線が爆発したね。初回に3点取られ、今日もかと思ったが、よく挽回した。(佐々木は)2回からは自分の投球ができた。自分のペースで投げたから、結果、良いテンポで投げられた」と喜んだ。
ヤフオクドームでは、今季6試合目で初勝利。今カードも前日まで2連敗だった。「スイープされなくて良かった」と、同一カード3連敗阻止にホッとしていた。
ロッテ先発の佐々木千隼投手(22)が、6回6安打3失点で2勝目を挙げた。
初回、自らの暴投やボークもあり、3失点で先制を許した。だが、2回からは立ち直り、自己最多の8奪三振を奪った。プロ初登板初勝利を挙げた4月6日の日本ハム戦以来となる白星を手にした。
試合後は、反省が先に出た。「(初回は)勢いをつけないといけないのに、ああいうことをして申し訳ないです。(2回以降は)ずるずる行かないように、と思いました」と話した。
伊東監督は「2回からは自分の投球ができていた」と評価していた。
ロッテが2−3の4回にソフトバンク中田から5点を奪い、逆転した。
まず、1死満塁で田村龍弘捕手(23)が中前に2点適時打を放ち逆転。「打ったのはストレートです。三振だけはしないように気を付けました。打てて良かったです。(先発の)千隼(佐々木)を勝たせてあげたい。あとは守りです。このリードを最後までしっかり守り抜きたい」と話した。
さらに、次打者の大嶺翔太内野手(25)が2号3ランで続いた。初球のカーブを左翼席へ放り込むと、「1打席1打席大事にと思って打席に入っています。センター中心に心がけていましたが、うまく引っかかってくれました。逆転した後に、追加点を取ることが出来て良かったです。次の打席を大事にしていきたいです」と話した。
ロッテ井口資仁内野手(42)が日本通算250号となる今季1号2ランを放った。7−3の5回1死一塁で、ソフトバンク加治屋の高め144キロを左越えに放り込んだ。
かつて在籍したホークスの本拠地で放ち、「今年は打てないかと思っていたからね(笑)。やっと打つことが出来たね。やっとだね。ここ福岡で250号打てたのは何かあるのかな。素直に嬉しいね。まあ、それよりチームがね。今日の試合をしっかり勝って、チームに勢いがついてくれればいいね」と話した。
ロッテが0−3の2回、ソフトバンク中田からソロ2本を放ち、1点差に詰め寄った。
まずは、先頭で鈴木大地内野手(27)が右中間へ6号ソロ。カウント1ストライクからの2球目、内寄りのスライダーを引っ張った。
先発佐々木が1回に3点先制を許した直後の1発に「今日は何としても勝ちたい。ホームランは忘れて、切り替えて次の打席に入ります。取られた後、すぐに返すことが出来て、流れを少し戻すことが出来たのは良かった」と話した。
続いて、2死からダフィーが初球144キロを左中席へ放り込んだ。「何とかいいスイングをすることが出来たね。先にリードされてしまったが、2点返すことが出来て、ゲームはまだまだこれからだよ」と話した。
ロッテに新加入のロエル・サントス外野手(29)が25日、羽田空港着の航空機で来日した。26日に、ZOZOマリンで記者会見を行う。
サントスは、今春WBCでキューバ代表を務めた。「WBC以来の来日をとても興奮している。とにかく野球、野球。早く野球がしたい。ファンの皆様にお会いできるのも楽しみです。体調はとてもいいよ。体も動かしてきたからね!」と意気込みを口にした。
1軍昇格時期について、伊東監督は「会ってみて。コンディションを見てみないと」と話した。
ロッテは25日、ZOZOマリン名物の強風をモチーフにした新商品「“強風”うちわ」を、26日よりマリーンズストア各店にて販売開始すると発表した。600円。
4月15日の西武戦(ZOZOマリン)で、最大風速17メートルの中、1−0で勝利したことを記念して作られた。強風関連グッズは球団初。選手へ勝利の風を吹かせることを願い、うちわの応援グッズとなった。
ロッテは25日、球団の新キャラクターが5月28日のオリックス戦(ZOZOマリン、午後2時試合開始)で初登場すると発表した。
球団によると、現在のところ、謎の多いキャラクターで、ZOZOマリン近くの幕張の浜に生息する魚の一種と思われる。26日のオリックス戦5回裏終了後の花火の打ち上げ時のビジョンにて、新キャラクターが花火打ち上げのコールを行う。さらに、28日の試合前午後1時10分ごろにビジョンに登場。さらに、5回裏終了時に本格登場する。
交流戦期間中のZOZOマリンのゲームにて時折、登場し、驚くべきパフォーマンスの数々をお見せする予定ともいう。
球団広報は「イーグルスのクロワシさんに後れを取った形になりましたが、こちらもインパクト十分の驚くべきキャラで、多くの野球ファンを虜にするのではないかと思っています。特に名前もなく、幕張の海とつながっている水槽の中を泳いでいる魚と聞いています。ただ、第2形態、第3形態と進化?するというウワサがあります。私もまだお会いしたことがないのですが、とてもワクワクしています。皆様も期待をしてください」とコメントしている。
ロッテは25日、ソフトバンク12回戦(ヤフオクドーム)に12−7で勝利。「6番・DH」で先発した井口資仁内野手(42)が5回、左翼席へプロ野球通算250号となる1号2ランを放った。
青学大を出てプロ1年目から8年過ごしたかつての本拠地が温かい拍手で包まれた。ベンチ前で記念ボードを手に、ファンに頭を下げた。「今年は打てないかと思った。福岡で打てたのは何かあるのかな」。逆転した4回の5得点も、12月に43歳になる球界最年長野手の懸命な走りでつかんだ三塁内野安打から始まった。
21年目の今季は代打出場が続いたかと思えば4番に入ることもあり、「ここ数年で準備が1番難しい」と言う。それでも、出番がなかった23日は5回からバットを振るなど準備を怠らず、ロッカールーム一番乗りから始まる試合前のルーティンは今も変わらない。
メジャーでの44本を合わせると294本塁打。21年連続のアーチをかけた井口は「使ってもらえるので、また1本ずつ積み上げたい」と意欲的だ。伊東監督がベンチのボードに自ら「闘魂」と書き入れて鼓舞した一戦に勝利。ベテランの真剣な姿が、どん底でもがくロッテに勇気を与える。
パの最下位に沈むロッテで、チームを鼓舞し続けているのが鈴木大地内野手(27)だ。6年目の今季は遊撃から二塁にコンバートされ、ここまで全試合に出場。打線が不振にあえぐ中、時には4番を任されるなどチームでただ1人、規定打席に到達している。
入団3年目の2014年からチームの主将を務めるほど、伊東監督からの信頼は厚い。連敗を重ねていた頃は「ファンに申し訳ない。明日こそ勝たないと…」と、心から責任を感じていた。21日の楽天戦で、8回に岸から起死回生の逆転本塁打を放った。こんなシーンを、もっとたくさん見られればと思う。
キューバ出身でロッテの新外国人、ロエル・サントス外野手(29)が25日、羽田空港着の航空機で来日。「日本でプレーできるのは光栄。最善を尽くせばきっと成功できる」と意気込んだ。
ロッテが5発12得点で鷹を粉砕した。
今季のロッテは前日までソフトバンクに1勝10敗。前夜も6回以降に3本塁打を浴びて逆転負けを喫していたが、この日は打線が爆発した。
先発の佐々木が1回、ソフトバンク・柳田に先制の中前適時打、内川に左越え10号2ランを浴びていきなり3点のリードを許したが、2回に鈴木とダフィーのソロで2点を返した。4回には1死満塁から田村が2点適時打を放ち逆転に成功。続く大嶺翔が左越え2号3ランを放ち、この回5点を追加した。
さらに5回には1死一塁で井口が通算250号となる1号2ラン。6回にも1点、7回にはダフィーがこの日2本目となる6号2ランを中越えに放って、鷹を突き放した。
ソフトバンクは7回に川崎の犠飛などで2点、8、9回にもそれぞれ1点を返したが及ばなかった。
通算250号となる本塁打を放った井口はお立ち台で、「打った瞬間いったと思いましたし、(プロ)1本目をこの球場で打って、また250号をこの球場で打てて本当に嬉しいです」と喜んだ。
ロッテは、井口資仁内野手(42)が25日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で通算250本塁打を達成したことを受けて、26日午後6時からマリーンズオンラインストアで「井口資仁選手250本塁打達成記念Tシャツ」の受注販売を開始する。価格は3200円(税込)。サイズはS、M、L、F。受付はは6月2日午後11時59分まで。
ロッテは25日、新キャラクターが28日のオリックス戦(ZOZOマリン、午後2時開始)で初登場すると発表した。現在のところ、謎の多いキャラクターでZOZOマリン近くの幕張の浜に生息する魚の一種とみられれるという。
26日のオリックス戦(ZOZOマリン)5回裏終了後の花火の打ち上げ時のビジョンで、新キャラクターが花火打ち上げのコールを行う。そして、28日の試合前、午後1時10分頃にビジョンに登場。さらに5回裏終了時に本格登場する予定だ。
現時点で謎が多くまだはっきりとしたことは分かっていない。ただ、今後も交流戦期間中のZOZOマリンでの試合で時折、登場し、驚くべきパフォーマンスの数々を見せる予定だという。
球団広報は「イーグルスのクロワシさんに後れを取った形になりましたが、こちらもインパクト十分の驚くべきキャラで、多くの野球ファンを虜にするのではないかと思っています。特に名前もなく、幕張の海とつながっている水槽の中を泳いでいる魚と聞いています。ただ、第2形態、第3形態と進化?するというウワサがあります。私もまだお会いしたことがないのですが、とてもワクワクしています。皆様も期待をしてください」とコメントしている。
ロッテは25日、ZOZOマリンスタジアム名物の強風をモチーフにした新商品「強風うちわ」を26日からマリーンズストア各店で発売すると発表した。価格は600円。
4月15日の西武戦(ZOZOマリン)で、最大風速17メートルの中、1−0で勝利を挙げたことを記念して作られた。強風関連グッズは球団初で、選手へ勝利の風を吹かせることを願った応援グッズだ。
打席から見える景色はあの頃と少し変わった。しかし、思い出深い場所には変わらない。7−3の5回1死一塁。ロッテ・井口が左翼席へ通算250号となる今季1号を叩き込んだ。ダイヤモンドを回り花束を手に一礼すると、敵地のファンからも歓声が上がった。
「この球場で打てて嬉しい。8年間プレーさせてもらって感謝している。(テラス席ができて)狭くなったし、チャンスがあるかなと思っていました」。
ダイエーで始まったプロ野球人生。新人だった97年にプロ1号を満塁弾で飾ったのも、この福岡だった。42歳での到達は最年長。昨年9月1日オリックス戦(QVCマリン)以来、足踏みが続いた。今季59打席目での快音に「今年は打てないかと思った。ホッとしています」と本音が漏れた。
汗が染みこんだグラウンドだ。01年、遊撃から二塁にコンバートされると、ひたすら猛練習を重ねた。遊撃では左の動きが多く前のめりになっていたが「体のバランスが良くなった」と打撃にも好影響をもたらした。また盗塁王を掲げてデータを重視するようになり「配球を研究して、どの球を絞って打つか考えるようになった」。この年、ゴールデングラブを獲得して盗塁王にも輝いた。
大リーグを経て、ロッテのユニホームで達成した日本通算250号は同時に日米通算294本。「300号」の大台は「だいぶ先ですよ」と球界最年長野手は笑いながらも「今年は使ってもらう機会が多いので、1本ずつ積み重ねていきたい」と先を見据えた。
チームも2年ぶりの1試合5発、今季初の2桁12得点で快勝した。試合前には伊東監督自らホワイトボードに「闘魂」と書き込み、ナインが体現した。初回3点のビハインドをはね返した、今季ヤフオクドーム6戦目での初勝利。メモリアルな夜に相応しい1勝だった。
ロッテドラフト1位ルーキーの佐々木が6回3失点で、プロ初登板初勝利を挙げた4月6日日本ハム戦(ZOZOマリン)以来49日ぶりの2勝目を手にした。
自身の連敗を4で止め「2回以降は踏ん張ることができた。勝たせてもらった試合で野手の方に感謝です」と振り返った。課題の初回に3失点。ベンチに戻ると、伊東監督からカツを入れられ目が覚めた。2回以降はフォークが切れ、無失点投球。指揮官は「2回以降は自分の投球ができていた」と評価した。
ロッテ新外国人のサントスが羽田空港着の航空機で来日した。
キューバ代表として出場した3月のWBC以来の日本に「戻ってこられて嬉しい。チームが苦しいというのは聞いている。いち早く、としか言えないけど、とにかく野球。野球しか考えていない」。母国は現在オフシーズンだが「トレーニングは続けてきた。全く問題ない。時差ぼけを解消するだけ」と自信を見せた。26日に入団会見を行い、首脳陣と今後の予定などを話し合う。
42歳の井口は5回、左翼スタンドへ今季1号2ランを放ち、史上60人目となる通算250本塁打を達成。
ロッテは井口の通算250本塁打を記念し、26日午後6時からマリーンズオンラインストアで「井口資仁選手250本塁打達成記念Tシャツ」を受注販売すると発表した。価格は3200円(税込)。
ロッテ新人の佐々木が4月6日のデビュー戦以来、約1ヶ月半ぶりの2勝目を挙げた。1回に内川の2ランなどで3点を失ったが、2回以降はシンカーではなくフォークボールを軸にして修正し、6回まで無失点。新境地を切り開いた。
佐々木は「野手の方に勝たせてもらった。まだ反省の方が大きい」と笑顔はない。1回を終わって鈴木から「堂々と投げろ」と言われ「気が楽になった」という。これをきっかけに立ち直った。
最下位のロッテが12−7でソフトバンクを下し、連敗を2で止めた。
ロッテは初回に3点を先制されながら2回に2点を返して1点差にすると、4回には1死から内野安打と連続死球で築いた満塁の場面で9番・捕手の田村が中前へ逆転打。次打者の1番・大嶺翔が左翼スタンドへ貴重な追加点となる3ランを放ち、一挙に大量5得点を挙げ、その後も着実に加点した。
42歳の井口は5回、左翼スタンドへ今季1号2ランを放ち、史上60人目となる通算250本塁打を達成。試合後は「打った瞬間いったと思いました」と会心の一打を振り返り、「1本目をこの球場で打って、250号もこの球場で打てて本当に嬉しいです」とかつてのホームでの偉業達成に笑顔を見せた。
ダイエー(現ソフトバンク)時代のプロ1号は満塁弾。「大分昔のことなので忘れました」と照れたが、今は敵地となった相手ファンからも温かい拍手をもらい「ここで8年間プレーさせてもらったし、応援してもらって感謝しています」と一言。再び大きな拍手を浴びていた。
ロッテの井口が25日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で通算250号を放った。5回の第3打席で今季1号ツーラン。2016年9月1日のオリックス戦以来の本塁打となった。
「打ったのはストレート。今年は打てないかと思っていたからね(笑)。やっと打つことができたね。やっとだね。ここ福岡で250号打てたのは何かあるのかな。素直に嬉しいね」とコメント。続けて「まあ、それよりチームがね…。今日の試合をしっかり勝って、チームに勢いがついてくれればいいね」とチームの勝利を願った。
ロッテの新外国人で、3月のWBCキューバ代表だったロエル・サントス外野手が25日、羽田空港着の航空機で来日した。キューバ代表の真っ赤なパーカー姿で到着し、「WBCでプレーした場所にまた戻ってこられてうれしい。ロッテのファンも待ってくれている。それに応えられるようにしたい」と力を込めた。
チームは新助っ人のダフィー、パラデスが極度の不振。俊足を生かした打席での「走り打ち」が持ち味のサントスには、打線の起爆剤として期待がかかる。「チームが苦しいというのは聞いている。早く日本の気候や時差に(自身を)フィットさせて試合に出たい」。日本のプロ野球については「1人の野球人として尊敬するリーグ。世界の中でも最も優れたリーグの1つだ」とし、「そこでプレーできるのは光栄だし、自分が最善を尽くせばきっと成功できると思う」と話した。26日には来日会見を行う予定。
ロッテの新キャラクターが5月28日のオリックス戦(14時、ZOZOマリン)で初登場する。
5回裏終了時に本格見参。謎が多く、スタジアム近くの幕張の浜に生息する魚の一種とみられる。今後も交流戦期間中、ZOZOマリンで行われる試合で姿を現す。
球団広報は「イーグルスのクロワシさんに後れを取った形になりましたが、こちらもインパクト十分の驚くべきキャラで、多くの野球ファンを虜にするのではないかと思っています」と自信。「特に名前もなく、幕張の海とつながっている水槽の中を泳いでいる魚と聞いています。ただ、第2形態、第3形態と進化?するというウワサがあります。私もまだお会いしたことがないのですが、とてもワクワクしています。皆さまも期待をしてください」と話している。
ロッテは25日、ZOZOマリンスタジアム名物の「強風」をモチーフにした新商品「“強風”うちわ」を26日から販売開始すると発表した。
マリーンズストア各店にて販売。価格は600円。
選手へ勝利の風を吹かせることを願う、うちわの応援グッズ「“強風”うちわ」は、4月15日西武戦(ZOZOマリンスタジアム)で最大風速17メートルの中、見事1−0で勝利を挙げたことを記念してつくられたグッズで、強風関連グッズは球団初となる。
かつての本拠地で、昨年から準備されていた記念ボードを誇らしげに掲げた。5回1死一塁。井口が、待望の通算250号を左翼席へ。古巣相手の1号2ランは、97年のデビュー戦で放ったプロ1号満塁アーチと同じ場所へ吸い込まれた。
ダイエー時代の恩師、ソフトバンクの王球団会長も見つめる中での一発。「今年は出ないかもと思っていたので、ホッとしています。ここで8年間プレーさせてもらいましたし、感謝しています。この球場で打てて良かった」と振り返った。
日米通算21年目。メジャーでの4年があるとはいえ、40代での到達は初めて。今季から日本球界最年長となったが、練習量は若い頃から落とさない。「足が動かなくなったらダメ。若い選手の刺激にならないと」と20代に負けじと走り込む。
オフの切り替えもさすがだ。試合後は数分で球場から姿を消す。「休日は(野球は)何もしない。趣味をしますね。日立の海で船を借りて釣りしたり、ハマチを自分でさばいたりします」。昨オフはホノルル・マラソンにまな娘と2度目の参加。公私の充実が円熟の時を支えている。
開幕直前に福岡市内の焼き肉店で行われた決起集会。「(昨年のCSで)ここで負けてのスタート。そういう思いを持ち続けて戦おう」と乾杯の音頭を取った。メジャー44発を加え、日米通算300号まで6本。「使ってもらう機会が多いし、1本ずつ積み上げたい。まだまだ諦めず上にいきます」。勢いづいた打線は2年ぶりの5本塁打で、昨年7月以来の2ケタ得点。ベテランのバットは、まだまだ衰えを知らない。
ロッテが5本塁打を放ち、昨年7月22日の楽天戦(コボスタ)以来の2ケタ得点となる12得点。連敗を2でストップした。
初回にいきなり3点を先制され、嫌な空気が漂ったが、この日の打線は違った。2回にすぐさま鈴木、ダフィーの一発で反撃し、4回は大嶺翔が2号2ラン。5回は井口が史上60人目の通算250号を放てば、7回はダフィーがこの日2本目の6号でとどめを刺した。
1試合5発は15年5月21日の西武戦(西武プリ)以来、2年ぶり(中村、クルーズ2、デスパイネ2)。ドラフト1位の佐々木にも2勝目がついた。
ベンチのホワイトボードに「闘魂」と直筆で記した伊東監督は「珍しく打線が爆発したね。3点取られてダメと思ったけど、挽回してくれた。(闘魂は)試合前に書いたんだ。それしかないでしょう」と大量得点での連敗ストップに一息ついていた。
ロッテのドラフト1位、佐々木千隼投手(22)が、4月6日・日本ハム戦(ZOZOマリン)以来となる2勝目を挙げた。
4連敗中で迎えたプロ6度目の先発。初回こそ制球が定まらず、内川の2ランなどでいきなり3点を失ったが、打線が今季初の2ケタ得点を奪うビッグプレゼント。2回以降は立ち直り、6回を6安打3失点、8奪三振、無四死球でマウンドを降りた。
「試合の流れとして、初回をしっかり抑えて、チームに勢いをつけなくてはいけないのに、ああいう形で失点してしまい申し訳ないです。2回以降はこれ以上の失点をしないように踏ん張る事ができたと思います。野手の人に助けてもらいました」と感謝した。
ロッテは、井口資仁内野手(42)の通算250本塁打を記念し、26日午後6時から6月2日午後11時59分までマリーンズオンラインストアで「井口資仁選手250本塁打達成記念Tシャツ」(税込3200円)を受注販売する。
井口は25日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で4点リードの5回1死一塁から左翼スタンドへ史上60人目の250号を放った。
ロッテ・井口資仁内野手(42)が、プロ野球60人目の通算250本塁打をマークした。
この日は「6番・DH」でスタメン出場。4点リードの5回1死一塁から1号左越え2ラン。古巣相手に、慣れ親しんだ球場でメモリアル弾を放った。
「今年は打てないと思っていたからね。やっと打つことができたね。やっとだね。ここ福岡で250号打てたのは何かあるのかな。素直に嬉しいね」と喜んだ。
42歳5ヶ月での到達。メジャーでも44本塁打を放っており、日米通算300号まではあと6本に迫っている。
ロッテの新外国人、マット・ダフィー内野手(28)が、9試合ぶりの本塁打を放った。
打撃の状態がなかなか上がらず、この日は来日初の8番で出場。2回に2点差に迫ってなお2死走者なしから左翼席へ5号。「何とかいいスイングをすることができたね」と手応えを口にしていた。
ロッテのキャプテン、鈴木大地内野手(27)が、早くも自己最多タイの6号を放ち、反撃の口火を切った。
初回に3点を先制された直後の2回、先頭で中田のスライダーを右翼スタンドへ3試合ぶりの一発。24日の同カードでは適時失策を犯しただけに「取られた後、すぐに返すことができて、流れを少し戻すことができたのは良かった」と振り返った。
ロッテが獲得した新外国人、ロエル・サントス外野手(29)が25日、羽田空港着の航空機で来日した。26日に入団会見を行う。
今春のWBCにキューバ代表として出場し、“走り打ち”でおなじみ。「WBC以来の来日にとても興奮している。とにかく野球、野球。早く野球がしたい。ファンの皆様にお会いできるのも楽しみです。体調はとてもいいよ。体も動かしてきたからね!」とアピールした。
ロッテは25日、球団の新キャラクターを28日のオリックス戦(ZOZO)でお披露目すると発表した。
現在のところ、謎の多いキャラクターとのことで、球場近くの幕張の浜に生息する魚の一種とか。2本足が生えたフグやハリセンボンのようなシルエットだ。球団広報は「イーグルスのクロワシさんに後れを取った形になりましたが、こちらもインパクト十分の驚くべきキャラで、多くの野球ファンを虜にするのではないかと思っています。特に名前もなく、幕張の海とつながっている水槽の中を泳いでいる魚と聞いています。ただ、第2形態、第3形態と進化?するというウワサがあります。私もまだお会いしたことがないのですが、とてもワクワクしています。皆様も期待をしてください」とファンをあおった。
今季最多5本塁打で初の2桁12得点。遅まきながらソフトバンク戦2勝目を挙げたロッテ・伊東監督は「初回の3点でダメかと思ったが、よく挽回した」と選手をねぎらった。ベンチのホワイトボードには指揮官が書いた『闘魂』の2文字。「(昨日やられて)意地を見せて欲しかった」と満足そうだった。
キューバ出身のロッテの新外国人・サントスが25日、来日した。「WBC以来の来日にとても興奮している。とにかく野球、野球。早く野球がしたい。体調はとてもいいよ。体も動かしてきたからね!」とコメント。伊東監督は起用法について「本人にコンディションを聞いてから」と話した。26日にZOZOマリンで記者会見を開く。
42歳のベテラン、ロッテ・井口がプロ通算250本塁打をマークした。
5回、一塁に鈴木を置いて、加治屋のストレートをジャストミートすると、打球は左翼席で弾んだ。45試合目にして今季1号が記念のアーチとなった。
「今年は出ないと思っていたから、取りあえず1本出てよかった」と笑った。
ソフトバンク(当時はダイエー)はかつて8年間在籍したチームだ。観客席からはいまでも当時の井口を知るファンから熱い声援が飛ぶ。
「ここ福岡で250号を打ったのは何かあるのかな。素直に嬉しい。この球場は狭くなったしね。チャンスがあると思っていたよ」。
いまでも若手に交じって元気に汗を流す42歳。「上を向いて行きたい」と自分にエールを送るように話した。
ロッテは25日、井口資仁内野手が通算250本塁打を達成したことを受けて、26日・18時からマリーンズオンラインストアで「井口資仁選手250本塁打達成記念Tシャツ」を受注販売すると発表した。
詳細は以下の通り。
ロッテのルーキー佐々木が6試合目の先発で2勝目を挙げたが、心からの笑顔はなかった。
「勢いをつけなければいけないところで、またやってしまった。申し訳ない…」−。
課題である立ち上がりの悪さを悔やみ、そして反省した。
初回、先頭の川崎に2−0から右へ運ばれ、今宮の3球目に暴投を犯した。その今宮に川崎を三塁に送られ、柳田に中前先制打を喫した。
さらに4番内川には2−1から138キロの内角真っ直ぐをジャストミートされた。10号2ランは左翼席に消えた。ソフトバンクのスコアボードに「3」が刻まれた。
それでも2回以降は立ち直った。伊東監督がカツを入れれば、鈴木は「堂々と投げろ!」とお尻をポンとたたいて激励した。
「ズルズルいかないように心がけた」と振り返るように、投球テンポを意識して、右腕をしならせた。田村の「今日はフォークがいいぞ」のアドバイスを受けて右打者への武器とした。左打者には宝刀シンカーをズバズバ投げ込んだ。
課題にはやはり「ゲームの入り方が難しいと思う。どうにかしないと…」と話したが、24打者に与四死球は「0」。前回18日の西武戦での与四球は「6」だった。強力ソフトバンク打線から三振を「8」個奪った。
1つ1つの課題に向き合い、乗り越えようとするルーキー。「次につなげていければ」と最後はキッと前をにらんだ。
「遅まきながら」でも、「やっと」でもいい。ロッテがソフトバンク戦12試合目でやっと2勝目を挙げた。
「珍しく(打線が)爆発した。初回の3点でダメかと思ったが、よく挽回してくれた」。伊東監督が心からの笑顔を浮かべた。
今季45試合目で初の2ケタ得点となる「12」、そして「5本塁打」も今季初だ。
1回、先発のルーキー佐々木が課題となっている立ち上がりの悪さを見せた。ボールの先行だ。先頭・川崎には2−0から右に運ばれ、自らの暴投も絡んで1死三塁。柳田に中前に先制適時打を運ばれた。続く内川には10号2ランを左翼席にたたき込まれた。
指揮官が「ダメかと…」と思ったのも無理はないが、この夜は打率1割台にあえぐ打線が発奮した。右へ左へ、そして中堅へと放物線を描いた。
2回に鈴木が6号ソロを右に放り込めば、ダフィーが左中間席に5号ソロ。4回には中田の乱調に乗じて1死満塁とすると、田村が中前へ逆転の2点打を放った。なお一、二塁。ここで大嶺翔が左翼席に試合の流れをしっかりと呼び込む2号3ランを運んだ。
5回には井口が一塁に鈴木を置いて、プロ通算250本塁打となる今季1号を左翼席に打ち込んだ。7回にはダフィーが来日初となる1試合2本目の6号2ランを中堅にたたき込んだ。
佐々木は2回以降は立ち直った。テンポのいい投球を心がけて右腕をしならせた。6回を被安打「6」で「3」失点、プロ2勝目をマークした。
伊東監督は1回を終えてベンチに帰ってきた佐々木に「カツを入れた」そうで、「最初はあっちこっちに行っていた。でも(2回以降は)自分の投球ができるようになった。自分のペースでいいテンポになった」と修正力をほめた。
ベンチのホワイトボードには「闘魂」の2文字があった。伊東監督が自ら書いたものだった。前夜はソフトバンクのクリーンアップの本塁打攻勢でやられた。「それしかないでしょう。やり返して意地を見せて欲しかった。スイープされなくてよかった」。
終盤、ソフトバンクがジワジワと追い上げたが、土肥、東條、大谷、そして守護神・内を投入して5点差で振り切った。
「明日につなげていきたい」と指揮官。ナインの頑張りがなによりも嬉しい。26日からは本拠地でオリックス3連戦。「遅まきながら」、そして「やっと」火がついた打線が上昇へのきっかけをつかんだ。
ロッテの井口資仁内野手が5回、通算250本塁打となる今季1号2ランを放った。
1死一塁で、ソフトバンクの2番手、加治屋の直球を左翼席へと運んだ。
プロ17年目、42歳での記念弾となった。
ロッテは25日、新キャラクターが28日のオリックス戦(ZOZOマリン・14時試合開始)で初登場すると発表した。26日オリックス戦の5回裏終了後の花火打ち上げの際、ビジョンで新キャラクターが花火打ち上げのコールを行い、さらに28日5回裏終了時に本格登場する。
現時点で謎が多い新キャラクターだが、今後も交流戦期間中のZOZOマリンスタジアムのゲームでたまに登場し、驚くべきパフォーマンスの数々を披露する予定。
ロッテの広報担当は「イーグルスのクロワシさんに後れを取った形になりましたが、こちらもインパクト十分の驚くべきキャラで、多くの野球ファンを虜にするのではないかと思っています」と自信満々。さらにこう続けた。
「特に名前もなく、幕張の海とつながっている水槽の中を泳いでいる魚と聞いています。ただ、第2形態、第3形態と進化?するというウワサがあります。私もまだお会いしたことがないのですが、とてもワクワクしています。皆さまも期待をしてください」。新キャラクターの登場が楽しみになってきた。
ロッテは25日、ZOZOマリンスタジアム名物である“強風”をモチーフにした新商品、「“強風”うちわ」を26日からマリーンズストア各店で販売を開始すると発表した。価格は600円。
今年の4月15日(土)の西武戦(ZOZOマリンスタジアム)で最大風速17メートルの強風が吹いたが、見事1−0で勝利を挙げたことを記念して作られたグッズ。強風関連グッズは球団で、選手へ勝利の風を吹かせることを願い、うちわの応援グッズとなっている。