わたしはかもめ2017年鴎の便り(7月)

便

7月9日

オリックス4−0千葉ロッテ(京セラドーム)

オリックスが連敗を4で止めた。3回に今季初出場の吉田正の中前打で2点を先制。8回にロメロの適時打などで2点を加えた。ディクソンは7回5安打無失点で7勝目。ロッテは打線が振るわなかった。石川は8敗目。

123456789R
千葉ロッテ0000000000
オリックス00200002x4

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「そこを我慢できるかどうかだった」/伊東監督[ニッカン]

ロッテは7安打もつながらず完封負け。伊東勤監督のコメント。

オリックス・ディクソンに7回までで9三振。うち6つが、低めへのナックルカーブに空振り三振だった。「各自の頭には入っていたが、直球と同じ腕の振りで強く投げられ、振ってしまった。そこを我慢できるかどうかだったが、向こうの方が良かった」。

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ロッテ、今季初の同一カード3連勝逃す、石川8敗目[ニッカン]

ロッテは今季初の同一カード3連勝を逃した。

先発した石川歩投手(29)は8回を完投したが、12安打4失点。3回に内野安打など不運な当たりもあり、4安打で2点を先制された。8回は、味方の守備の乱れもあり、2点を追加された。

決して悪い投球ではなかったが、打線の援護もなく、リーグワーストとなる8敗目を喫した。出来については「最近では普通かなと思います」と、一時の絶不調は脱している。後半戦へ向け「自分が良い調整をして、また次ですね。頑張ります」と気持ちを切り替えていた。

伊東監督は「状態は勝てるぐらいの投球だった」と評価した。

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ロッテ・石川、初完投も8敗目「いつも通り投げられた。また次」[サンスポ]

今季10度目の零封負けで、初の同一カード3連勝はならなかった。石川が8回4失点で今季初めて完投したが、8敗目(1勝)を喫した。白星に恵まれない右腕は「いつも通り投げられた。また次ですね」と言葉少な。伊東監督は「打てなかった。石川は勝ってくれるかなという投球。あの回(2失点した3回)だけだった」と振り返った。

英二投手コーチ
「よく投げてくれた。巡り合わせで勝ち星がつかないが、本来の力強いボールがでてきている。」(石川の投球に)

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ロッテ・石川は8敗目も「最近の中では普通」[サンスポ]

ロッテの石川は援護を受けられずに8敗目を喫した。3回は吉田正に直球を中前にはじき返されて2点を先行された。7回までは力強い速球とカーブを使って無失点を続けたが、8回にロメロの適時打などで2点を追加された。

自身の状態については「(調子が上がっている)最近の中では普通」と話し、「良い調整をしてまた次」と切り替えを強調した。

伊東監督
「ディクソンにボール球を振らされた。1本出れば展開も違っていた。」(同一カード3連戦3連勝ならず)
井口
「ディクソンはかなりよかった。何とかしたかったが、また明日。」(6回の好機に併殺打)
英二投手コーチ
「力強い球を投げていた。これまではそういう球を投げられなかった。」(石川に)

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ロッテ石川、122球完投も8敗目「また頑張ります」[スポニチ]

ロッテ・石川が8回を122球で4失点完投も報われなかった。

リーグワーストの8敗目(1勝)を喫したが、力強い球が戻り好調をキープしており「いい調整をしてまた頑張ります」と後半戦を見据えた。打線は拙攻続きで今季10度目の零敗。今季初の同一カード3連勝を逃し、伊東監督は「今日、石川で(白星を)取れればチームが乗っていけると思ったが…」と悔しがった。

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ロッテ岡田、野手ワースト記録にあと1、開幕から40打席ノーヒット[スポニチ]

ロッテ・岡田が代打で二ゴロ。開幕から40打席ノーヒット。

野手のシーズン40打席以上連続無安打は、93年トーベ(オ)の53打席を筆頭に両リーグ22人目。ロッテでは57年中野(当時毎日=42打席)、99年ボーリック(52打席)に次ぎ3人目だ。また、野手の開幕からの連続打席無安打記録は69年浜村(西鉄)の41打席となっており、ワースト記録まであと1になった。

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ロッテ、伊東監督、同一カード3連勝ならず、球宴まで「最低でも2つ勝たないと」[スポニチ]

ロッテはオリックスに完敗。今季初の同一カード3連勝はならなかった。

打線は4度先頭打者が出塁したが後が続かず、伊東監督は「打てなかった。昨日一昨日と勝っていただけに、今日(先発の)石川で取れるようなことがあればチームが乗っていけたが…」と悔しさをにじませた。

球宴まで残り3試合。「最低でも2つ勝たないといけない。また明日から頑張ります」と前を向いた。

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岡田、代打で凡退…開幕からの無安打が40打席に「結果が全て」[報知]

ロッテ・岡田幸文外野手(33)がノーヒットに終わり、開幕からの無安打が40打席(33打数)に伸びた。

この日は2点を追う8回先頭に代打で登場。黒木の直球に二ゴロに倒れ「結果が全てです」と悔しがった。通算570安打をマークしているプロ9年目。今季も3年連続で開幕スタメンを勝ち取ったが、30打席無安打が続くと、5月14日に7年ぶりに2軍へ。6月23日の再昇格後も「H」ランプをともせずにいる。

なお、デビュー2483打席連続本塁打なしは、すでにプロ野球記録。初打席からのくくりを除いても、赤星憲広(元阪神)が持つ2528打席連続ノーアーチが近づいている。

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石川、今季最多122球の初完投も勝利ならず[報知]

ロッテ・石川歩投手(29)が、8回4失点で8敗目。今季最多122球の初完投も勝利に結びつかず、チームは昨年7月5〜7日の西武戦以来となる同一カード3連勝を逃した。

援護に恵まれなかった。立ち上がりから安定した投球で、3回に2点を失ったものの、石川らしい投球は見せた。「もうちょっとしっかり抑えられた。自分がいい調整をして、また次ですね」。2日の日本ハム戦(ZOZO)では4回までパーフェクト投球も、5回途中で危険球退場。この日は少ない球数でマウンドを譲らず、6月6日の中日戦(ZOZO)から5試合にわたって34回1/3連続で四球を与えていない。

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ロッテ・石川8敗目も伊東監督評価「もったいなかった」[デイリー]

黒星だけが増える。8回4失点で8敗目(1勝)。ロッテ・石川は「自分の投球をして、頑張ります…」と言うしかなかった。

3回2死満塁で吉田正に2点適時打を浴びたが、石川らしい力強いボールが戻ってきた。8回の失点は三塁・中村の雑な守備が絡んでのもので、伊東監督は「あの回だけだった。もったいなかった」と評価していた。

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ロッテ今季10度目の完封負け、石川で落とし、伊東監督「打てなかったなあ」[デイリー]

9回2死一、二塁。打席にはロッテの代打ペーニャが立った。

7月2日の日本ハム戦でヒットを放って以来、10打数無安打。不振に陥り、8日からベンチを温めていた。

それでもこのシーンは1発が「ノドから手」だ。

しかし…期待の歓声は落胆のため息に変わる。平野のフォークに空振り三振だ。

今季10度目の完封負けだ。

伊東監督はこう言って嘆いた。

「打てなかったなあ…。前半に1点でも取っていれば、展開が変わっていた」。

オリックスの先発は6勝をマークしているディクソンだ。

1回に先頭・サントスの安打を足場に一死三塁。先制のチャンスをつかんだ。しかし鈴木、パラデスが連続三振に倒れた。

4回は加藤の右二塁打から1死一、三塁としたが、後続を断ち切られた。

ディクソンは速球が走り、変化球も切れて要所を締める投球を披露。特にボールになるナックルにロッテの打撃陣は幻惑された。

5回の1死一塁を逃し、6回の1死一、二塁では井口が遊ゴロ併殺打に倒れた。

7個の0を並べた。26打者で奪った安打は「5」ながら、「9」個の三振を喫した。

ディクソンには4月11日にも8回で1点しか奪えず、ゲームの方は1−11の大差負けをしている。

久しぶりの対戦で対策が十分でなかったのは確かなようだ。

あとはオリックスの黒木、平野の必勝継投の前に2個の0を追加するだけだった。指揮官、何よりも石川で勝てなかったことが悔しい。

1勝7敗。確かに黒星は大きく先行しているが、ここ2試合は力強いボールを投げる石川が戻ってきた。

「あの回だけだった。もったいなかった」と3回を振り返った。

先頭のマレーロが中前打で出塁し二盗にも成功。続く駿太は送りバントを失敗して、三塁を狙ったマレーロは憤死した。

だが、若月が0−2からしぶとく右にはじき返した。ここが勝負の岐路となった。2死後に大城の内野安打で満塁となる。

このピンチで、吉田正に2−1からの150キロストレートを中前に運ばれた。2点適時打となった。

8回の2失点は三塁中村の雑な守備から招いた結果だった…。

それでもこのカードを2勝1敗と勝ち越した。

伊東監督は、「石川で勝てばチームは乗っていけるのだが…」と話しつつ、「(球宴まで)あと3つ。最低でも2つ勝ちたい。また、明日から」と未練を捨てて、気持ちを切り替えた。

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