最下位からのチーム立て直し策、第1弾だ。ロッテは1日、千葉・鴨川で秋季キャンプをスタート。初日から約9時間に及ぶ猛練習だったが、井口新監督は「大地(鈴木)はサード、奨吾(中村)はセカンドにコンバートします」と構想を明かした。今季全試合で二塁スタメンだった鈴木と、主に三塁を守った中村を入れ替える。意図は伏せたが、送球に安定感がある鈴木を一塁までの距離が長い三塁に置くことで、守備力向上を図るようだ。
鈴木は早速、三塁でノックを受けた。プロ入り以来、遊撃が主戦場だったが、今季、二塁に移ったばかり。2年連続のコンバートとなるが「色んなポジションを出来た方がいい」と前向き。5日に行われる紅白戦は紅組の「5番三塁」で出場予定。「実戦を大事にしたい。ミスもして、勉強したい」と、試合の中で三塁の感覚を磨いていく。
ロッテ井口資仁監督が最下位からのチーム立て直し策を明かした。
千葉・鴨川で秋季キャンプをスタートし「大地(鈴木)はサード、奨吾(中村)はセカンドにコンバートします」と守備力向上を図る。
ロッテ堀幸一2軍打撃コーチ兼育成担当(48)が名ノックを披露した。
1日、千葉・鴨川で秋季キャンプが開始。1、2軍とも内野守備コーチがまだ就任していないため、堀コーチがノッカー役を務めた。サブグラウンドでノックバットを振り続けた。「狙ったところにいかない。もっと、うまくならないと」と控えめだったが、強い打球を絶妙なところに放っていた。受けた選手からは「良い球、来てました」と声が上がった。
もっとも、堀コーチ本人は「ある程度、強く振らないといけない。腰が持つかな」と、苦笑いで初日を振り返っていた。
ロッテは1日、千葉・鴨川の秋季キャンプで紅白戦を行うと発表した。
5日午前11時からで、鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場で行う。入場無料。
井口資仁監督(42)は「5日に紅白戦を行います。ぜひ多くの方にお越しいただき、選手達に声援を送っていただければと思っています。5日の紅白戦だけではなく、キャンプ期間中は3日からの3連休もありますので、ぜひ機会を見つけて来ていただき、頑張って練習をしている選手達を見てあげて欲しいと思っています」と呼び掛けた。
ロッテは1日、千葉・鴨川で秋季キャンプをスタートした。
初日は午前9時からの歓迎セレモニーに続き、同15分からアップ開始。井口資仁監督(42)の意向で、アップは30分ほどで終了。その後は、野手は昼食を挟まず、メイン球場とサブグラウンドをグループごとにローテーションしながら、打撃や守備練習に取り組んだ。締めのロングティーで全体練習が終わったのは、午後2時半。それから、ようやくランチタイムとなり、それ以降は個別練習となった。
昨年までは、午前中いっぱいを使ってアップと強化メニューに取り組み、打撃や守備の全体練習は午後からだった。今年は、やり方を大きく変えた。午後の個別練習は、一部のピックアップ選手をのぞけば、何をやるかは個々に任された。最後の選手が球場を離れたのは、午後6時10分。およそ9時間に及んだ。
初日を終えた井口監督は「良い練習が出来ました。午前中は誰1人、休むことなく、密度の濃い練習を短い時間でも出来ました。午前中で、みんなヘトヘトですが、良いこと。課題として、自立を掲げている。午後は個人個人がどうするか。それを見るのも楽しみです」と満足そうに話した。
ロッテ清水直行投手コーチ(41)が1日、チームに挨拶に訪れた。
ニュージーランド野球連盟GM補佐を務めており、ニュージーランドで活動してきた。古巣のロッテのコーチ就任が決まり、いったん帰国した。この日、始まった千葉・鴨川の秋季キャンプを訪れ、井口監督らに挨拶。「まだユニホームを着ていないので実感が湧きませんが、マリーンズが来シーズンへ、また始まる初日に来られて良かったです。こんなもんじゃないと思って、マリーンズのことは気になっていました。何とか力になれるようにという思いでいます」と、決意を口にした。
ロッテは1日、千葉・鴨川の鴨川市営球場で秋季キャンプをスタートした。
午前9時から歓迎セレモニーが行われた。新しく就任した井口資仁監督(42)が挨拶。「今日から来シーズンへ向け、ほぼ全員でスタートします。(最下位という)今年の成績は言うまでもありません。心、体、技、全てを磨き、実りあるキャンプにしたいと思います」と話した。
例年は30人前後で行っているが、今年は福浦、涌井、内、大谷らをのぞく51人が参加。大所帯でのスタートとなった。
ロッテは1日、千葉・鴨川市で秋季キャンプをスタート。井口資仁新監督(42)は早速、チーム改革に着手し、今季二塁手として全試合に出場した鈴木大地内野手(28)を三塁にコンバート。鈴木は5日の紅白戦に「5番・三塁」で出場する予定だ。
チームの主将で精神的支柱の鈴木はキャンプ初日のこの日、三塁でノックを受け、「やったことのあるポジションだし、来年の開幕まで時間はある。前向きにとらえています」とうなずいた。
秋季練習初日の10月21日に井口監督から告げられた。正確なスローイングを買われてのものだ。東洋大では1年から3年まで三塁手。プロ入り後も42試合に三塁手として出場している。井口監督によるチーム改革が始まった。
ロッテは1日、井口新監督の下、千葉県鴨川市で秋季キャンプを開始した。一部のベテランと主力を除く51選手が参加して全体練習を約4時間半行い、井口監督は「全員がライバルと争うことができる。はい上がるのは誰かを探していく」と意欲的に語った。
野手には速球を打つための下半身の使い方を課題とした。練習の最後には12選手に並んでティー打撃を繰り返させ「下半身を使って振り込めば必ず結果に結びつく」と説明。精力的に動き回り、気付いたことをメモに取る姿が目立った。
9日から台湾遠征があり、5日に紅白戦を組むなど実戦的な練習を行う。キャンプは13日まで。
ロッテが5日に行う紅白戦は、鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場にて午前11時にプレーボールとなる。井口監督は「ぜひ多くの方にお越しいただき、選手達に声援を送っていただければと思っています」と話した。
予定されているスタメン、登板投手は以下の通り。なお特別ルールで行う。
打順 | 守備 | 名前 |
---|---|---|
1 | 左 | 伊志嶺 |
2 | 指 | 岡田 |
3 | 二 | 中村 |
4 | 一 | 井上 |
5 | 三 | 鈴木 |
6 | 捕 | 田村 |
7 | 遊 | 平沢 |
8 | 指 | 細谷 |
9 | 右 | 肘井 |
10 | 中 | 三家 |
投手:大嶺祐→南→阿部→高野→宮崎→種市→安江
打順 | 守備 | 名前 |
---|---|---|
1 | 左 | 荻野 |
2 | 中 | 加藤 |
3 | 右 | 清田 |
4 | 指 | 角中 |
5 | 遊 | 大嶺翔 |
6 | 指 | 金沢 |
7 | 一 | 高浜 |
8 | 捕 | 吉田 |
9 | 三 | 香月 |
10 | 二 | 大木 |
投手:チェン→松永→益田→有吉→東條→成田
ロッテ・鈴木大地内野手(28)が三塁にコンバートされることが1日、分かった。千葉県鴨川市内で秋季キャンプが始まり、三塁でノックを受けた主将について、井口新監督は「大地(鈴木)は三塁をやってもらう。奨吾(中村)は二塁」と構想を明かした。
遊撃手として2度のベストナインに輝いたが、今季は二塁にコンバートされて全143試合でスタメン出場した。異例の2年連続コンバートの背景には今季、三塁からの送球ミスが相次いだこともある。送球面が安定している鈴木にホットコーナーが託された。
東洋大3年時以来の挑戦。既に10月21日の秋季練習初日に指揮官から告げられ「色々なポジションをできた方がいい。ゼロからのスタートだけど、時間はあるので練習します」と前向きだ。5日に行われる紅白戦は、紅組の「5番・三塁」で出場予定。9日からの台湾遠征でも3試合で三塁を守る。「秋に試合ができるので時間を大切にしてやっていきたい」と決意を込めた。
午前9時からスタートしたキャンプ初日。ロッテ野手陣の全体練習は午後2時半まで行われた。最後は12選手が並んでロングティーを行うなど徹底的に振り込み。井口監督は「密度の濃い練習だった。下半身を使って振り込むことが結果につながる。見ての通り選手がヘトヘトなのでいいこと」と満足げに振り返った。
個人練習も見守り、球場を後にしたのは午後6時すぎ。約9時間、精力的に動き回った。
ロッテの新投手コーチに就任した清水直行氏(41)が1日、千葉県鴨川市内で行われている秋季キャンプを訪れた。現在ニュージーランド野球連盟GM補佐兼代表統括コーチを務めているため正式合流は来年1月からとなるが、スーツ姿で選手らを前に「今までの経験を生かして、チームの勝ちに貢献できるように精一杯頑張ります」と挨拶した。
00年〜09年まで在籍した古巣のユニホームに再び袖を通す。今季は12球団ワーストのチーム防御率4.22だった投手陣の再建へ「こんなもんじゃないとずっと思っていたし、離れている間も気になっていた。お声が掛かって何とか力になれればという気持ち」と意気込みを語った。
ロッテの秋季キャンプが1日、千葉県鴨川市で始まった。
歓迎セレモニーでは、井口監督が「いよいよ今日から来季に向けてほぼ全員でスタートします。今年の成績は言うまでもありません。ここ鴨川で心、体、技、全てを磨き、実りあるキャンプにしたい」と挨拶した。指揮官はチーム内競争の激化を掲げ、今キャンプには異例となる51人もの選手が参加。最下位からの巻き返しに向けてスタートした。
ロッテは、一部のベテランと主力を除く51選手が参加する大所帯キャンプが千葉・鴨川市でスタートした。
初日から練習時間は9時間に及んだ。井口新監督は「誰ひとり休むことなく常に動いて、密度の濃い練習ができたと思います。はい上がるのは誰かを探していく」と充実感を漂わせた。9日から台湾遠征があり、5日に紅白戦を実施。今季から二塁にコンバートした鈴木を「5番・三塁」、侍ジャパン入りした中村を「3番・二塁」で起用する。
ロッテは1日、永野チーフスカウトらが富山・高岡市内のホテルで育成ドラフト1位の和田康士朗外野手(18)に指名挨拶を行った。
小川高(埼玉)では硬式野球部に所属せず、陸上部を経て、社会人野球のクラブチーム・都幾川倶楽部硬式野球団に所属した異色の経歴を持つ。身体能力の高さが魅力。「ホークスの柳田選手を大きな目標に掲げて、少しでも近づけるように頑張りたいと思います。そして、プロでもフルスイングを貫きたいと思っています。ファンの皆様の期待に応えられるように頑張ります」と意気込んだ。
ロッテの秋季キャンプが1日、千葉・鴨川市営球場で始まった。
井口新監督を迎え、総勢51選手が参加する異例の大所帯キャンプ。天候にも恵まれ、午前8時20分過ぎに球場入りした井口監督は、セレモニーで「今年の成績は言うまでもありません。来年に向けて、心体技全てを磨き、実りあるキャンプにしたいと思っています」と6年ぶり最下位からの巻き返しを約束した。
5日には紅白戦を実施。台湾遠征メンバーは8日まで参加し、残留メンバーは13日にキャンプを打ち上げる。
1、2軍総勢51人が参加したロッテの鴨川秋季キャンプが1日、千葉県の鴨川市営球場で始まり、井口色全開のキャンプ初日となった。
野手陣は午前9時45分から午後2時15分まで休憩なし。4時間半にわたり、バットを振り、身体を動かした。練習あるのみ。午後2時半以降は個別で課題に取り組み、アップ開始から9時間後の午後6時15分に最後の練習が終わった。
5日には紅白戦を実施する。井口資仁監督(42)は「はい上がってくるのは誰か。見極めたい。ライバル心で競争してもらう。練習した者が勝つ」と横一線からのスタートを強調すると同時に、強烈な競争心がもたらすレベルアップに期待した。今季最下位からの逆襲。すでにリセットの方針は伝えてある。全員がレギュラー候補だ。
ロッテは1日、秋季キャンプ中の11月5日に紅白戦を行うと発表した。
試合開始は午前11時で入場は無料。場所は鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場(鴨川市太尾866−1)
井口新監督は「ぜひ多くの方にお越しいただき、選手達に声援を送っていただければと思っています。5日の紅白戦だけではなくキャンプ期間中は3日からの3連休もありますので、ぜひ機会を見つけて来ていただき、頑張って練習をしている選手達を見てあげて欲しいと思っています」とコメントしていた。
ロッテから育成ドラフト1位指名された和田康士朗外野手(18)=BC・富山=が1日、「ホークスの柳田選手を大きな目標に掲げて、少しでも近づけるように頑張りたいと思います。そしてプロでもフルスイングを貫きたいと思っています」と決意を表明した。
この日、富山県・高岡市内のホテルで永野吉成チーフスカウト、小林敦担当スカウトから指名の挨拶を受けた。
和田は「ファンの皆さまの期待に応えられるように頑張ります。ちなみにですが、好きなお菓子はコアラのマーチです!」とちゃっかりロッテ製品もPRしていた。
最下位からの再建を目指すロッテの鴨川秋季キャンプが1日、千葉県の鴨川市営球場で始まった。
参加選手は51人で、井口資仁監督は「ほぼ全員でのスタートとなる。活気のあるキャンプにしたい」と話していたが、晴天にも恵まれて格好のキャンプ・インとなった。
球場では鴨川市による歓迎セレモニーが行われ、井口監督は「昨年の成績は言うまでもありません。心技体を磨き、今後に臨みたいと思っています」と力強く挨拶した。