わたしはかもめ2018年鴎の便り(1月)

便

1月22日

ロッテ4位菅野、幼なじみ茂木、横尾に負けられない[ニッカン]

幼なじみと再びプロの舞台で相まみえる。ロッテのドラフト4位、菅野剛士外野手(24、日立製作所)が22日、楽天茂木と日本ハム横尾への負けん気をのぞかせた。ロッテ浦和球場はあいにくの吹雪。室内練習場のフリー打撃で鋭いスイングを連発し「しっかりとらえ、振れている感覚がある」とうなずいた。

ヘッドに重心を置いた910グラムのバットは、かつて茂木が使用していたモデル。社会人1年目から愛用している。昨年17本塁打をマークした楽天のリードオフマンとは小学生のころ、武蔵府中リトルのチームメートだった。「小さい頃から知ってる友達。野球で言ったら幼なじみみたいなもんです」。小6時には茂木が1番、菅野と横尾が3、4番を打って、全国大会決勝まで進んだ。

しかし昨日の友は今日の敵…。大学時代は菅野が明大、茂木が早大、横尾が慶大と東京6大学リーグでしのぎを削った。2年の時をへて、今度はパ・リーグで3人がそろった。「2人は僕より2年先にプロを経験してる。学ぶところもありますが、負けられない」。

視察した井口監督が「しっかり回転で打てる。うちにいないタイプの打者」と期待する中距離打者。旧友とのライバル物語は、1軍の舞台で続きを描く。

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「うちにいないタイプの打者」/井口監督[ニッカン]

室内練習場でロッテのドラフト4位菅野のフリー打撃を視察した井口資仁監督のコメント。

「しっかり回転で打てる。うちにいないタイプの打者」。

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井口監督「マクレの精神で」スローガンポスター掲載[ニッカン]

ロッテは22日、今季のチームスローガンポスターを製作、掲載開始したと発表した。500部を刷って千葉市の球場内外、オフィシャルグッズショップ、提携商業施設、公共施設などに掲載している。

新スローガンの「マクレ」には、「一気に追い抜く」の意味と、勝ちまくる、打ちまくるなど「〜しまくる」の意味がある。またカタカナの「レ」を折れ線グラフに見立て、16年3位、17年最下位から18年は1位に上昇することを示す。

広告ポスターは通常、オープン戦の日程を告知する2月から始まるため、1月中の球団ポスター作成は異例だ。担当者は「新監督のスタートで非常に注目を集めていることもあり、これを機に新たなスローガンもしっかりとファンの方に認知してもらい、定着をさせたいという考えのもと、井口監督をメインに起用する形で制作しました」とコメント。

モデルとなった井口資仁監督(43)は「2018年マリーンズを象徴する分かりやすいスローガンだと思います。練習をしまくり、チーム内で競争をしまくり、打ちまくり、勝ちまくりたいと思います。2017年は最下位とこれ以上ないほどの悔しい思いをしました。新たな1年はこの位置から一気に抜くという強い気持ちで挑みたいと思います。ファンの皆様の期待に自分達は『マクレ』の精神で応えたいと思います」と話した。

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日本シリーズは12回制に、第8戦以降は無制限[ニッカン]

プロ野球の実行委員会が22日、東京都内で開かれ、日本シリーズの第7戦までの延長規定を、これまでの15回から12回までに変更することを決めた。

12回を終えて同点の場合は引き分けとなる。レギュラーシーズンの規定に合わせた変更で、第8戦以降は従来通り、決着がつくまで無制限で行う。

台湾出身の楽天の宋家豪投手に新人王の資格を与えることが承認された。

投球せずに敬遠四球にすることができる「申告敬遠」や、投球動作の「2段モーション」を反則投球としないなどのルールブックの変更も12球団に確認され、今季から適用されることが決まった。25日の12球団監督会議で説明される。

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ロッテ・井口監督、D4菅野に期待「外野争いに加わって欲しい」[サンスポ]

ロッテ新人合同自主トレは22日、雪のため室内練習場で行われた中、D4位・菅野(日立製作所)は「状態も上がって振れてきています」と自慢のフルスイングで打撃練習を敢行した。視察した井口監督も「パワフルでうちには少ないタイプ。左翼でも右翼でもポジション争いに加わって欲しい」と期待。東海大相模高の先輩、巨人・菅野と縁戚関係はないが「ぜひ打席に立ってみたい」と勝負を熱望している。

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ロッテ・井口監督が「マクレ」ポーズのスローガンポスターを掲出、500部作製で認知度アップ[サンスポ]

ロッテは22日までに、井口資仁監督が「マクレ」のポーズを決めている2018年のチームスローガンポスター500部を作製、オフィシャルグッズショップや提携商業施設、公共施設などへの貼り出しを始めた。

通常オープン戦日程の告知が目的のため2月以降に掲出するが、1月から製作するのは異例。担当者は「新監督のスタートで注目を集めていることもあり、これを機に新たなスローガンもしっかりとファンの方に認知してもらい、定着をさせたい」としている。

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日本シリーズは12回制に、申告敬遠、2段モーションなどルール変更も確認[サンスポ]

プロ野球の実行委員会が22日、東京都内で開かれ、日本シリーズの第7戦までの延長規定を、これまでの15回から12回までに変更することを決めた。

12回を終えて同点の場合は引き分けとなる。レギュラーシーズンの規定に合わせた変更で、第8戦以降は従来通り、決着がつくまで無制限で行う。

台湾出身の楽天の宋家豪投手に新人王の資格を与えることが承認された。

投球せずに敬遠四球にすることができる「申告敬遠」や、投球動作の「2段モーション」を反則投球としないなどのルールブックの変更も12球団に確認され、今季から適用されることが決まった。25日の12球団監督会議で説明される。

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井口監督、ドラ4菅野の打撃絶賛「吉田正みたいなタイプ」[スポニチ]

ロッテの井口監督はさいたま市内の室内練習場で新人合同自主トレを視察し、ドラフト4位・菅野(日立製作所)の打撃を絶賛した。「あれだけ回転でしっかり打てる選手はなかなかいない。オリックスの吉田(正)みたいなタイプ。レギュラー争いをして欲しい」と期待する。

明大では東京六大学の通算二塁打記録(28本)を樹立し、侍ジャパン社会人代表でも中軸を任された。1メートル71と小柄だが、武蔵府中シニアで同期だった楽天・茂木モデルのバットを使い、パワーはある。東海大相模出身で、巨人・菅野と「親戚か?」と聞かれたことも多い。「血縁関係はないけど、大先輩で日本のエース。打席に立ってみたい」と目を輝かせていた。

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ロッテ、チームスローガンのポスター製作、井口監督「『マクレ』の精神で応えたい」[スポニチ]

ロッテは22日、2018年のチームスローガンである「マクレ」のポスターを500部製作し、球場内外、オフィシャルグッズショップ、提携商業施設、公共施設など掲載を開始したと発表した。

広告ポスターは通常、オープン戦日程を告知する2月から始まるが、井口新監督の就任で注目を集めていることから、新たなスローガンの認知度を高めたい考えだ。

「マクレ」は「捲る」や「〜まくれ」の2つの意味。ポーズで示される「レ」は折れ線グラフに見立てて「16年3位、17年6位、18年1位(を目指す)」を表す。

井口監督は「練習しまくり、チーム内で競争をしまくり、打ちまくり、勝ちまくりたいと思います。ファンの皆様の期待に自分達は『マクレ』の精神で応えたいと思います」と意気込んでいる。

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ロッテのドラ1安田、大雪で童心に帰る、ドラ2藤岡裕も「やばい、楽しい」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社=は突然の大雪で童心に帰った。

さいたま市内の室内練習場で新人合同自主トレを終えると、外は昼前から降り始めた雪で一面の銀世界。同2位の藤岡裕(トヨタ自動車)と雪玉を作るとコンクリートの壁へ何度もぶつけた。「(地元の)大阪でも雪は降りますけど、これはすごいですね」と安田。藤岡裕も「やばい、楽しい」と子供のようにはしゃいでいた。

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日本シリーズの延長規定変更、第7戦まで15回→12回に[スポニチ]

12球団の実行委員会が22日、東京都内で開かれ、日本シリーズの第7戦までの延長規定を、これまでの15回から12回までに変更することを決めた。12回を終えて同点の場合は引き分けとなる。レギュラーシーズンの規定に合わせた変更で、第8戦以降は従来通り、決着がつくまで無制限で行う。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「公式戦に準ずる」と説明した。

投球せずに敬遠四球にすることができる「申告敬遠」や投球動作の「2段モーション」を反則投球としないなどのルールブックの変更も12球団に確認され、今季から適用されることが決まった。25日の12球団監督会議で説明される。また、理事会では、3月11日に予定されているオープン戦6試合で、東日本大震災の犠牲者への追悼セレモニーを行うことを申し合わせた。

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日本シリーズは12回制に、第8戦以降は従来通り無制限で[スポニチ]

プロ野球の実行委員会が22日、東京都内で開かれ、2段モーションと申告敬遠についての野球規則委員会の決定が了承された。

また、日本シリーズの第7戦までの延長規定を、これまでの15回から12回で打ち切ることを決定。

12回を終えて同点の場合は引き分けとなる。第8戦以降は従来通り、決着がつくまで無制限で行う。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「(12回打ち切りは)公式戦に準ずる」と話した。

また、昨季途中で支配下選手登録された楽天・宋家豪投手(25)の新人王資格を承認した。

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井口監督、決意のポスター完成[報知]

ロッテ・井口監督の決意がにじみ出る新スローガン「マクレ」ポスターが完成した。

「マクレ」の「レ」を折れ線グラフに見立て、昨年最下位からの上昇を示した構図で、新監督就任による注目度上昇を受けて通常より1ヶ月ほど早く各所への掲出を開始。指揮官は「練習をしまくり、勝ちまくりたいと思います。ファンの皆様の期待に『マクレ』の精神で応えたい」と力強かった。

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井口監督「練習しまくり、勝ちまくる」、スローガンポスター完成[報知]

ロッテは2018年のチームスローガンポスターを制作し、22日から球場周辺や商業施設への掲出をスタートした。ポスターには井口監督を起用。新スローガン「マクレ」の「レ」を折れ線グラフに見立て、昨年最下位からの上昇を示している。

通常はオープン戦を告知する2月に合わせて制作するが、新監督就任による注目度などを考慮し、例年より早めて制作、掲出を行ったという。井口監督は「練習をしまくり、勝ちまくりたいと思います。ファンの皆様の期待に『マクレ』の精神で応えたいと思います」と力を込めた。

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日本シリーズ延長戦を第1〜7戦はレギュラーシーズンと同じ12回までに変更[報知]

プロ野球の実行委員会が22日、都内で行われ、これまで第1〜7戦は最長15回まで、第8戦以降は無制限とされていた日本シリーズの延長戦を、第1〜7戦はレギュラーシーズンと同じ12回までに変更することが決定した。

12回を終えて同点の場合は引き分けとなる。第8戦以降は従来通り回数無制限で決着をつける。

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ロッテ、新スローガンは「マクレ」、井口監督「打ちまくり、勝ちまくりたい」[デイリー]

ロッテは22日、「18年チームスローガンポスター」を500部製作し、球場内外、オフィシャルグッズショップ、提携商業施設、公共施設などに掲載を開始したと発表した。

担当者は「球団が制作をする広告ポスターは通常、オープン戦日程を告知する2月から始まるため1月に球団ポスターを制作するのは異例となります」と説明。その意図についてこう話した。

「新監督のスタートで非常に注目を集めていることもあり、これを機に新たなスローガンもしっかりとファンの方に認知してもらい、定着をさせたいという考えの下、井口監督をメインに起用する形で制作をしました」。

新スローガンの「マクレ」は「捲る(意味は一気に追い抜く)」に加え「〜まくれ。勝ちまくれ、打ちまくれ…など」2つの意味がある。

また、アクセントになっている「レ」を折れ線グラフに見立て、「16年・3位、17年・6位、18年・1位(上昇↑↑)」を示している。

井口資仁監督は「18年マリーンズを象徴する分かりやすいスローガンだと思います。練習をしまくり、チーム内で競争をしまくり、打ちまくり、勝ちまくりたい。17年は最下位とこれ以上ないほどの悔しい思いをしました。新たな1年はこの位置からイッキに追い抜くという強い気持ちで挑みたい。ファンの皆さまの期待に自分達は『マクレ』の精神で応えたいと思います」と改めて固い決意を表明していた。

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「申告敬遠」「2段モーション」今季から導入、プロ野球実行委で了承[デイリー]

日本野球機構(NPB)と12球団によるプロ野球実行委員会が22日、東京都内で開かれ、「申告敬遠制」と「2段モーション」などについてのルール改定を確認し、今季からの導入が決まった。

「申告敬遠制」は守備側の監督が、敬遠の意思を伝えれば投球せずに四球となるルール。米大リーグが試合時間の短縮を目的に昨季から実施しており、日本も歩調を合わせた。「2段モーション」問題はこれまで球界で混乱を招いてきたがプロでは、走者の有無にかかわらずボークを取らないことが決まった。

今月11日に行われたプロ、アマ合同の日本野球規則委員会で公認野球規則(ルールブック)を改定し、投球動作で「2段モーション」を反則投球とする項目が削除されることなどが決まった。これを踏まえてNPBが、この日の実行委員会で確認し了承された。

今後、25日に開催される12球団監督会議で現場サイドに詳細な運用などの説明をした上で今季から実施する。

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日本シリーズは12回制に、プロ野球実行委、延長規定を変更[デイリー]

プロ野球の実行委員会が22日、東京都内で開かれ、日本シリーズの第7戦までの延長規定を、これまでの15回から12回までに変更することを決めた。

12回を終えて同点の場合は引き分けとなる。レギュラーシーズンの規定に合わせた変更で、第8戦以降は従来通り、決着がつくまで無制限で行う。

台湾出身の楽天の宋家豪投手に新人王の資格を与えることが承認された。

投球せずに敬遠四球にすることができる「申告敬遠」や、投球動作の「2段モーション」を反則投球としないなどのルールブックの変更も12球団に確認され、今季から適用されることが決まった。

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[千葉魂]親友との約束、育成ドラフト1位指名の和田[千葉日報]

その部屋には、まだなにもなかった。山積みの荷物がマリーンズ寮の自室に運ばれてきたとき、ルーキーの和田康士朗外野手が一番最初に取り出したものがあった。1枚の色紙。そこにはサインと共に「野球頑張れ!」と書かれていた。嬉しそうに手にすると机の上の目立つところに置いた。

「プロ入りが決まった際に友達からもらいました。中学校1年の時のクラスメート。気が合って、その時から今までずっと付き合いがあります。彼が1年先にプロに入って、今回、マリーンズに指名していただいた時に、もらいました」。

色紙はサンフレッチェ広島で活躍する松本泰志選手からのもの。中学時代のクラスメートで気が合った。当時、体育では短距離は和田。長距離が松本。周囲からそう言われ、運動神経を競い合い、意識し、切磋琢磨した仲だ。結局、短距離で負けることはなかったが、長距離で勝つことも出来なかった。当時から部活動ではなく、クラブチームでサッカーをしていることは知っていたが、その本当の実力は知らない。サッカーをしても遊ばれるかのようで、本領を発揮してくれることはなかったからだ。高校は別々の学校に進学。親友は1年生の時からサッカーの全国大会に出場するなど活躍。自身は野球を辞め、陸上部で走り幅跳びの選手としての日々を送っていた。6メートル45。それが和田の当時の幅跳びとしての記録だった。

野球を再開するキッカケは別の友達だった。高校1年の夏。埼玉県大会初日の初戦をボーッとテレビで見ていると小中学校での野球のチームメートがベンチ入りしているのを知った。相手は名門・花咲徳栄高校。驚いたのと同時に沸々と野球への未練が湧きだした。高校1年の3学期に陸上部に退部届を出すと、地元のクラブチーム入り。野球を再開した。高校を卒業のタイミングで前年にクラブチームの先輩が独立リーグのチームにテストで合格をして入団をしていたことから「自分も腕試しに」とトライアウトを受験。するとドラフト1位という破格の扱いで入団が決まった。大きな自信を掴んだ。そして今度は次なる欲が湧いてきた。NPBでのプロ入り。今まで思い描いていなかった夢を現実の目標に捉えるようになっていた。

時を同じくして中学校の時に運動神経を競い合っていた親友もJリーガーになっていた。サンフレッチェ広島に入団。5月にはカップ戦でデビューを果たすと12月にはU−20で日本代表デビューと飛躍をしていた。それらの情報が耳に入るたびに刺激へと変えた。ホークス柳田悠岐外野手の打撃動画をYouTubeで食い入るように見てはフォームとスイングを参考にした。「悔いが残らないように」といつもどんな時も柳田ばりのフルスイングを繰り返した。その姿がマリーンズスカウト陣の眼に留まる。「将来性を感じる面白い人材」と昨年10月に行われたドラフト会議の育成1位で指名された。指名を受けた時、一番最初に浮かんだのはやはり中学校1年生の時から運動神経を競い合った友の顔だった。

「彼にはすぐに自分から報告をしました。『本当に?お互い頑張ろうな』と言ってくれた。向こうは日本代表だし、試合にも出ている。雲の上にいる。早く追いついて切磋琢磨できる存在になりたい」。

年の暮れの12月31日。中学校時代の友達達と集まった際に色紙とサインペンを持って行った。「何かエールを書いてくれ」。お願いをすると嬉しそうにペンを走らせてくれた。大事な1枚となった。それを手にマリーンズ寮に入寮した。高校時代は陸上部の走り幅跳びの選手だった異色の男の新しいチャレンジが始まった。

「他の選手を見ていると体の大きさが違うし、動きも違う。自分もしっかりと体を大きくして技術も伸ばしていきたいと思う」。

2軍グラウンドで行われている新人合同自主トレでも、そのフルスイングは目につく。一日も早く支配下選手として登録され、1軍の舞台でその打撃を披露したい。一歩も二歩も先を行く親友に見せたいフルスイングがある。
(千葉ロッテマリーンズ・梶原紀章)

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