「千葉のゴジラ」のプロトップクラスの肉体が明らかになった。
26日、新人選手身体測定で、ロッテ・ドラフト1位の安田尚憲内野手(18=履正社)は体重96キロのうち80%の76.8キロが筋肉と判明。首位打者2度の角中(昨年72キロ)や清田(同73キロ)を上回った。楠コンディショニングディレクターは「高校生では桁外れの数値。筋肉量ではプロのレギュラー選手より多く、末恐ろしい」。打球を飛ばすのに必要な背筋力も、通常トップアスリートが体重の5倍程度と言われる中、6倍を記録。大砲になる土台は、既に備わっている。
大リーグ挑戦を目指し、ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使した涌井秀章投手(31)が、ロッテに残留する意思を固めたことが26日、分かった。関係者によれば、長年の夢だったメジャー挑戦に向けてオファーを待ったが、現状でメジャー契約の提示はなかったとみられる。前例のなかった宣言残留を認めてくれたロッテへの感謝の気持ち、愛着も強く、熟考した末に2月に始まる春季キャンプを前に決断を下した。
メジャー挑戦を目指し、海外FA権の行使表明から79日、涌井が選んだのはロッテ残留だった。米球界関係者によれば、数球団からオファーは届いたが、メジャー契約はなかったとみられる。マイナー契約でも挑戦する覚悟を持った時期もあったようだが、メジャー経験者や周囲に相談。悩んだ末、前例のなかった宣言残留を認めてくれたロッテにプレーで恩返しすることを決断した。
退路を断ち、夢のメジャー挑戦を決意した。涌井が保持する海外FA権は国内他球団への移籍も可能だったが、FA権行使と同時に選択から除外。メジャーかロッテの2択に絞って、オファーを待った。ロッテからは昨年中に残留した場合の条件は提示済み。交渉のリミットは設定せず、涌井の決断を尊重する方針を示してくれた。今後は再度、交渉の場を設け、サインする運びになりそうだ。
このオフ、メジャーのFA市場の動きは記録的なスローペースだといわれる。日本人選手もダルビッシュ(ドジャースFA)、上原(カブスFA)、イチロー(マーリンズFA)、青木(メッツFA)の所属先が未定。メジャーの春季キャンプが始まる2月中旬頃まで待つことも選択肢の1つではあるが、ロッテもチーム編成の最中。メジャーのFA市場の動向には関係なく、2月の春季キャンプ(沖縄・石垣島)前が自ら決めた期限だったようだ。
去就が決まらず、精神的には落ち着かなかっただろうが、トレーニングは順調に進んでいるようだ。今月中旬まで楽天岸らと米ハワイで自主トレ。帰国後もチームメートの内、益田らと千葉・館山市内でトレーニングを継続した。関係者によれば、体の状態は万全で、キャンプ初日から通常のメニューを消化できるとみられる。メジャーへの思いは胸にしまって、ロッテの優勝に全力を尽くす。
大リーグ挑戦を目指し、ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使した涌井秀章投手(31)が、ロッテに残留する意思を固めたことが26日、分かった。
関係者によれば、長年の夢だったメジャー挑戦に向けてオファーを待ったが、現状でメジャー契約の提示はなかったとみられる。
前例のなかった宣言残留を認めてくれたロッテへの感謝の気持ち、愛着も強く、熟考した末に2月から始まる春季キャンプを前に決断を下した。
ロッテ角中勝也外野手(30)が26日、母校の初センバツ出場を祝福した。
日本航空石川(在籍時は日本航空二)は09年、17年と2度夏の甲子園に出場しているが、いずれも2回戦で敗退。
この日、ZOZOマリンで練習を行い「センバツ初出場、おめでとうございます。自分は甲子園には行けませんでしたが、後輩たちの頑張りは嬉しいですし、自分にとっても励みになります。自信を持って、元気よく堂々とプレーして、1つでも多く勝てるように頑張ってもらいたいですね」と話した。
ロッテ関谷亮太投手(26)が母校、日大三(東京)のセンバツ出場決定を喜んだ。
26日、ZOZOマリンで練習を行い「最近(甲子園に)出ても勝ってない。僕も高3の夏に2回戦で東北高校に負けました。監督さんの喜ぶ顔が見たい。頑張って欲しいです」と後輩達にエールを送った。
ロッテは26日、今季の「ALL for CHIBAデー」の日程を発表した。地元千葉県のために戦う日としてサンライズレッドのCHIBAユニホームを着用し、右袖にはフレンドシップ協定を結ぶ県内11市のロゴワッペンを付ける。
今年はホーム12試合での開催に加え、ビジター11試合でもCHIBAユニを着用する。
日程は以下の通り。
同じ名前は時にちょっと紛らわしい。数年前、広島−ロッテ戦の現場で、広島担当が同期かつ同姓の記者だった。後ろから「おい、鎌田」と呼ばれて2人同時に振り返り、苦笑いした覚えがある。
さて、ロッテの台湾出身左腕チェン・グァンユウ投手(27)が今オフ、マーリンズの元中日チェン・ウェイン投手(32)と自主トレを敢行した。「チェンさんはスター。優しかった」と嬉しそうだった。台北で一緒にしゃぶしゃぶも食べたらしい。笑顔で収まるツーショットは両方チェン。通訳を介さずに話していると「そのせりふはどっちのチェン?」と混乱してきた。
聞けば台湾では「チェン」が最も多い名字だそう。日本でいう佐藤さんだ。ちなみに佐藤は人口の約1.5%を占める。だが何がびっくりって、台湾には「チェン・グァンユウ」が約12万人もいるという。総人口を約2300万人とすると0.5%。200人に1人が同姓同名ということになる。12月に台北で参加した野球教室で、チェンは小学生のチェン・グァンユウくんを指導した。名前を聞いて「ホントに!?」と盛り上がり、一緒に写真を撮ってきた。ご縁である。
さらに漢字も同じ「陳冠宇」に絞ろう。台湾では小学生から社会人、プロに至るまで全選手のデータを登録、管理しているそう。携帯で見せてもらった。現役では88年生まれから06年生まれまで、21人の陳冠宇選手が野球界で頑張っている。
「21人いますけど、プロは僕だけです」。トレードマークのニッコリもなんだか誇らしげだ。数え切れないほどいるチェンさんの中で、「チェンといえばロッテのチェン・グァンユウ」と皆が浮かぶようなブレークを期待している。全国名字ランキング189位の鎌田で紛らわしいなんて思ったことを、反省しています。
ロッテのD1位・安田(履正社高)が26日、すでに主力級の肉体であることが判明した。新入団選手の身体測定結果が公表され、安田の筋肉量は76.8キロで体重98キロの80%。角中の約85%にもひけをとらず、楠コンディショニングディレクターは「高校生では桁外れ。筋肉量ならトップクラスの選手よりも多い」と驚嘆。安田は「これに満足せずもっとパワーアップしたい」と話した。
ロッテは26日、「千葉県のために戦う日」として県内フレンドシップ協定を結んだ11市のロゴワッペンを右袖に付け、ホーム12試合、ビジター11試合で「CHIBAユニホーム」を着用すると発表した。
日程は次の通り。
小学6年時、ロッテドラフト4位・菅野は武蔵府中リトルで3番を任され、全国大会決勝まで進んだ。1番は楽天の茂木、4番には日本ハムの横尾が座る強力打線。一足先にプロで活躍するこの2人がいるステージについに駆け上がった。
「昔から知っている友達ですよ。2人は野球の幼なじみですね」。
東海大相模から明大へ進むと、茂木(当時早大)、横尾(当時慶大)と再会。左打ちの外野手は東京六大学では通算28二塁打のリーグ新記録を樹立した。負けない成績は残せたが、15年ドラフトでは指名漏れし「ショックだった」と振り返る。茂木と横尾はプロの世界へ行ってしまった。
1メートル71と小柄なことも評価を下げたと言われる。高校時代は2番で当てにいくタイプだったが、大学の途中からは「振って走る」と180度の意識改革。社会人から始めた筋力トレーニングも奏功し、菅野のフルスイングはプロの目に留まった。「パワフル。オリックスの吉田正みたい」と井口監督は評価し、開幕スタメン候補として注目している。
バットは社会人1年目から使う「茂木モデル」だ。2年前、茂木に「どんなのを使っているの?」と聞き、もらったバットが手になじんだ。910グラムでヘッド寄りの重心。全身で振る菅野の力を効率的にボールに伝え、プロの扉を開いてくれた。これも「縁」だ。
「(2人は)いい選手なので、自分も負けられない」。“周回遅れ”でも1年で追いつくことができる。それが、野球の醍醐味だと菅野は考えている。
ロッテは26日、フレンドシップ協定を結ぶ千葉県内11自治体のロゴワッペンを右袖に付けたサンライズレッドの「CHIBAユニホーム」を着用するホーム12試合、ビジター11試合を発表した。
パ・リーグは26日、試合開始時間の入った今季公式戦の詳細日程を発表した。
セ・リーグと同時に開幕する3月30日は、日本ハム−西武(札幌ドーム)、ロッテ−楽天(ZOZOマリン)、ソフトバンク−オリックス(ヤフオクドーム)の3試合が、いずれも午後6時30分開始のナイターで行われる。クライマックスシリーズ(CS)の日程は後日発表される。
ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社=が“アジャ並み筋肉量”を誇ることが26日、明らかになった。新人8選手が20日に行った体力測定の結果が判明し、体重96キロのうち筋肉量は76.8キロ。これは11年の測定開始以降、井上が持つ86キロの最高記録に次ぐ記録。社会人から入団した体重114キロの巨漢打者にも見劣りしない数値をたたき出した。
楠コンディショニングディレクターは「卒業を控えた高校生だと考えるとケタ外れの数値。筋肉量ではレギュラーのトップクラスよりも多く18歳にして体ができ上がっている。末恐ろしいです」と高校通算65発の“ナニワのゴジラ”の身体能力に驚きを隠せなかった。
体幹の伸展力を示す数値は668Nm(ニュートンメートル)。これは背筋力の指標で、井上の695Nmに迫る歴代3位だ。「これに満足せず、トレーニングをこれからもシーズンも含めて定期的にしっかりと続けて、もっともっとパワーアップして成長をしていきたいです」と安田。驚異の“エンジン”を搭載したルーキーがさらなるスケールアップに励む。
ロッテの関谷亮太投手(26)が26日、母校・日大三高の選抜出場を祝福した。
ZOZOの室内練習場で自主トレを行った右腕は「頑張って欲しいです。最近(甲子園に)出ても勝てていない。自分も出て勝てていないのでアレですけど(笑)。上の方までいってもらいたいです。(小倉)監督さんの喜ぶ顔が見たいです」と後輩たちの奮闘に期待していた。
ロッテ・角中勝也外野手(30)が26日、センバツ初出場が決まった母校・日本航空石川の後輩達に祝福のコメントを寄せた。
ロッテは26日、県内フレンドシップ協定を行っている11市のロゴワッペンを右袖に付け、ホーム12試合、ビジター11試合でサンライズレッドの「CHIBAユニフォーム」を着用すると発表した。
日程は以下の通り。
並のドラ1でないことが数字で実証された。ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社=が既にプロのレギュラー級をしのぐ、驚異の肉体の持ち主であることが26日、分かった。
ロッテは20日に都内で行った身体測定のデータを公表。身長188センチ、体重96キロの安田の筋肉量は76.8キロ。チームでは114キロの巨漢、井上の86キロに次ぐ数値だった。昨年測定した筋肉量は角中72キロ、清田73キロ、福浦71キロ、鈴木66キロで、新人平均は66キロだったという。
楠コンディショニングディレクターは「卒業を控えた高校生と考えると桁外れの数値。このような高校生は見たことがありません。これからを考えると末恐ろしい」と驚嘆の言葉を並べた。
同ディレクターは「筋肉がしっかりとできあがり、筋肉量ではプロでレギュラーとしてやってきたトップクラスの選手よりも多い」と説明。「18歳にして体ができている。非常にびっくりしています」と目を白黒させた。
安田は「高校時代からトレーニングをしてきた成果なので、素直に嬉しい。満足せず、トレーニングを定期的に続けて、もっともっとパワーアップして成長をしていきたい」と意気込んだ。
ロッテは26日、県内フレンドシップ協定を結んでいる11市のロゴワッペンを右袖に付け、本拠地12試合とビジター11試合でも「CHIBAユニホーム」を着用して試合を行うと発表した。サンライズレッドのユニホームとともに、地元千葉県のために戦う。