わたしはかもめ2018年鴎の便り(2月)

便

2月2日

ロッテ1位安田、ゴジラ超えフリー打撃で柵越え7発[ニッカン]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18=履正社)が、プロ初の屋外フリー打撃で83スイング中7本の柵越えを放った。尊敬する松井秀喜氏の巨人新人時の初屋外フリーは、48スイング中4本。本家“ゴジラ”に負けない力強い打球を中堅方向へ飛ばした。

その後のシート打撃は空振り三振と一ゴロに倒れたが「球が思ったより速くて最初は手が出なかった。結果は気にせず、まずはこういうスイングができるというのを見せたい」と振り返っていた。

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走る井口ロッテ、今季盗塁1号はなんとアジャ井上[ニッカン]

115キロの巨体が迷わずスタートを切った。キャンプ2日目、シート打撃で一塁走者になったロッテ井上は2死一塁、カウント1−1の場面で酒居のモーションを盗んだ。「あのタイミングしかないですね。セーフになって良かったです(笑)」。走塁改革を掲げるチームの“今季1号盗塁”はまさかの重量級アジャ。井上にとっても“1軍初盗塁”となった。

元横浜ヘッドコーチの島田誠臨時走塁コーチには「月1個で6盗塁」を厳命された。体重3ケタも関係ない。走ろうという意識付けが結果につながる。「グリーンライトを勝ち取れ」と話していた井口監督も「個人が1つ走ればチームの盗塁数は10、20と増える。スタートを切らないとコトは起きない」とうなずいた。

もっとも、本来期待される役割は和製大砲。「盗塁1号より、1号本塁打を奪われちゃったことが今日1番、あ〜って感じです」。嬉しさよりも、目の前でルーキー藤岡裕に1発を見せつけられた悔しさが上回った。

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「10、20と増える」/井口監督[ニッカン]

走塁改革を掲げるロッテの“今季1号盗塁”は115キロの井上が決めた。

井口資仁監督は「個人が1つ走ればチームの盗塁数は10、20と増える。スタートを切らないとコトは起きない」と語った。

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ロッテ福浦がシート打撃で“初安打”/今日の1番[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(42)が“今季初安打”を放った。沖縄・石垣島は晴天に恵まれ、キャンプ初日にはできなかったシート打撃を敢行。ベテランは最初の打席で、投手酒居から中前打をマークした。

井口監督から「福浦も(ドラフト1位の)安田も全員が横一線」と予告されて始まったサバイバルキャンプで、きっちり存在感を示した。

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ロッテ、3・30開幕戦でフリースポンチョ配布[ニッカン]

ロッテは2日、今季本拠地開幕戦である3月30日の楽天戦の来場者プレゼントとして、マリーンズ・フリースポンチョ(アウトドアプロダクツ製)を配布すると発表した。

当日のチケット発売はTEAM26(ファンクラブ)ゴールド会員限定先々行Web抽選発売が2月9日〜11日、TEAM26会員スペシャルシート先行発売が2月13日〜14日、TEAM26会員先行発売が2月18日〜20日、一般発売が3月1日から。

ポンチョを手にした鈴木大地内野手(28)は「開幕のナイターはまだ肌寒い部分がありますので、このフリースポンチョは最高ですね。野球観戦だけではなく、家に戻っても活用できそうですね」とコメントした。

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ロッテD1・安田、ゴジラ超え7発!井口監督「昔の自分とは雲泥の差」[サンスポ]

ロッテは2日、沖縄・石垣島キャンプで初の実戦形式となるシート打撃を行った。ドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社高=は、1打席目で空振り三振を喫するホロ苦い“プロデビュー”となったが、フリー打撃では7本の柵越えを放つ非凡さを披露。他球団のスコアラー陣も警戒感を強めた。

沖縄らしく照りつけた日差しのもとで、安田がプロの洗礼を浴びた。

「自分の打撃ができませんでした。スピード感、コントロールはやはり高校生とは違います」。

シート打撃の1打席目はカウント1−1の状況でスタート。初球、有吉の外角速球を見逃し、2球目は落差のある変化球にバットが空を切った。2打席目は二木と対戦し、一ゴロに倒れた。

「もっと投手の球に慣れて、自分の打撃ができるようにならないといけない」と表情を引き締めたが、これには井口監督の“策略”があった。雨で室内での練習となった前日1日は、打撃の結果を気にしないよう、あえて投手ではなくマシンだけを打たせていたのだ。

その証拠にシート打撃前のフリー打撃では、83スイングのうちマシンだけなら中堅から右翼側へライナー性の柵越え弾を7本突き刺した。松井秀喜氏が1993年、巨人キャンプ1年目のフリー打撃で放った4発を上回る。オリックスの曽我部直樹スコアラーが「当たれば高校生離れしている。まさに松井のイメージ。慣れてきたらうちも警戒しないといけない」といえば、西武の黒瀬春樹スコアラーも「無駄がないスイング」と高く評価した。

まだまだ成長段階だが、伸びしろは無限大。井口監督も「飛距離とスピードは、昔の自分とは雲泥の差」と強い期待感を持って見守った。

ちょび知識
ドラフト制後(1966年以降)、ロッテ(前身球団を含む)の高卒新人選手で本塁打を放ったのは66年の木樽正明(投手、1本)、90年の林博康(1本)の2人だけ。千葉に本拠地を移転した92年以降はいない。なお、ドラフト制以前も含めた高卒新人の球団最多本塁打は55年に榎本喜八が記録した16本。

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ロッテD2・藤岡裕、今季の“チーム1号”!手応え十分「感触はよかった」[サンスポ]

実戦形式のシート打撃でロッテD2位・藤岡裕(トヨタ自動車)が酒居から今季の“チーム1号”を右翼席に放った。「打った感触はよかったです。しっかり振り抜けました」と手応え十分の一発となった。ただ、シート打撃のため勝手が分からず「どこまで(ダイヤモンドを)走っていいのか分からず、1周してしまいました」と照れ笑いしていた。

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ロッテD1・安田、実戦はほろ苦デビュー、井口監督「結果は気にしていない」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(履正社高)は沖縄・石垣島キャンプ2日目の2日、初めて実戦形式のシート打撃で打席に立ち無安打1三振に終わった。

第1打席は有吉相手にカウント1−1の状況から、見逃し、空振り三振に倒れた。二木との対戦となった2打席目は一塁ゴロだった。

シート打撃前に行われたフリー打撃では、マシンを含む83スイングで中堅から右方向にかけてライナー性の打球で7本の柵越え弾を放つなど、非凡さもみせた。

井口監督は「実戦の結果は気にしていない。まだ投手の球にタイミングが合っていないが、当たったときのスピード、距離はすごい」と期待を持ってルーキーを見守った。

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ロッテ、3・30開幕戦でフリースポンチョをプレゼント[サンスポ]

ロッテは2日、3月30日のシーズン開幕戦(ZOZOマリン、楽天戦)の来場者プレゼントとして、フリースポンチョ(アウトドアプロダクト製)を配布すると発表した。手にした鈴木大地内野手は「開幕のナイターはまだ肌寒いので最高です。野球観戦だけではなく、家に戻っても活用できそう」とコメントした。

チケットの発売はファンクラブ「TEAM26」のゴールド会員限定先々行ウェブ抽選は2月9日から同11日、会員のスペシャルシート先行発売は2月13、14日、会員先行発売は2月18日から同20日、一般発売は3月1日から。

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井口監督びっくり!巨漢アジャが走った“盗塁ゼロ男”が走塁改革実行[スポニチ]

12球団で最も早い実戦形式メニューとなったロッテのシート打撃中、誰も想像しないことが起こった。一塁にいた井上は、思い切ったスタートを切る。完全に盗んだ。捕手・吉田は投げることさえできない。滑り込むこともせず、体重115キロの巨漢が井口体制1号の盗塁を決めた。

「こんな感じでいいの?という感じ。最初に走ってセーフになれてよかった」。不思議な高揚感に包まれた。それもそのはず、プロ4年間で盗塁0、企図さえなかったのだ。

勢いがついたら止まらない。2度目の打席は無死二、三塁の想定で、昨季チーム最多7勝した二木から右前適時打。右翼から本塁へ送球された隙を逃さず、二塁を陥れる。「50メートルは7秒かからない(6秒8)し、島田さん(臨時走塁コーチ)からも“月1盗塁で年間6盗塁”と言われています」。自信が芽生えてきた。

キャンプイン前日、昨季の78盗塁から140盗塁を目指すと「走塁革命」を提言した井口監督。「1号」が井上だったことに「全然期待していない」と笑いながら、「行こうとする姿勢はいい。(井上)本人が1、2個でも全体で10、20個は増える」と歓迎した。シート打撃は投手は直球のみ、捕手も走ると分かっており、企図のほとんどはアウトだったが「走る」意識は着実に根付いている。

会心の初実戦かと思いきや、井上は「(新人の藤岡裕に)1号ホームランを打たれちゃった。それが今日、1番のショックな出来事…」と苦笑い。「本職」のバットでもアピールすると誓った。

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ロッテ・ドラ1安田にプロの洗礼、フリー7発もシート2タコ[スポニチ]

ロッテ・ドラフト1位の安田(履正社)はシート打撃で2打数無安打。有吉の落ちる球に空振り三振するなどプロの洗礼を浴びた。

ただ、午前の屋外フリー打撃は83スイングして7本がオーバーフェンス。柵越えは全てマシン相手だが、尊敬する松井秀喜氏の1年目の初フリー打撃(48スイング4発)を超えた。「追い風もあった。実戦でも打てるようにしたい」と謙虚に話していた。

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ロッテ・ドラ2藤岡裕2発デビュー!井口新体制1号でアピール[スポニチ]

2発デビューだ。ドラフト1位・安田より目立ったのはロッテ・ドラフト2位の藤岡裕(トヨタ自動車)だった。

シート打撃で酒居から右越えへ井口新体制1号。フリー打撃でも同6位左腕・永野(Honda)から一発と猛アピールした。「高めの球を上からかぶせられました。行ったと思いました」。強肩好守の遊撃手が、打撃でも魅せた。

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ロッテ、ドラ1安田“ゴジラ超え”初の屋外フリー打撃で柵越え7本[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)が2日、初の屋外フリー打撃に臨み、83スイングで7本の柵越えを披露した。

キャンプ初の晴天となったこの日、石垣市中央公園野球場には3ヶ所のケージが設置された。左右の打撃投手と打撃マシンを打ったルーキー。打撃投手相手には50スイングで柵越えは0だったが、マシンを相手にすると豹変。2度の連発を含む33スイングで7本のアーチを描いた。

尊敬する松井秀喜氏は新人だった1993年2月1日、初の屋外フリー打撃で48スイングで4本塁打だったが、柵越えではゴジラを上回ってみせた。

キャンプ初日は緊張もあって打撃練習では快音が聞かれず「明日(2日)は自分のスイングをしたい」と意気込んでいた背番号5。午前8時前からのアーリーワークにも自主参加し、ティー打撃を行うなど意欲的な取り組みで、高校通算65発の実力を発揮した。

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ロッテ走塁改革で“お化けフォーク”退治、天敵・千賀を攻略へ[スポニチ]

走塁改革で「お化けフォーク」を退治する。ロッテの島田臨時走塁コーチは仰天指令を出した。

「(ソフトバンクの)千賀にフォークを投げられるのは動かないからだ。フォークが低いと思えばすぐ、二塁に行け」。昨季3勝1敗、防御率1.67と抑え込まれた右腕を例に、強い口調で言った。

室内練習場の一塁ベースから二塁方向へ長さ3メートル、高さ1.5メートルの位置に3本のロープが等間隔に張られた。「スタートで体が浮くと塁は間に合わない」と島田コーチ。低姿勢のままトップスピードへ移行する矯正だ。

井口監督が掲げた盗塁数は昨季の78からほぼ倍増の140。島田コーチは選手個々に目標盗塁も与え、体重115キロの井上にも「月1個。シーズン6個」と号令し、井上も「走るチャンスは僕にもある」と意欲的だった。

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ロッテ、開幕戦でフリースポンチョ配布、鈴木「家でも使えそう」[スポニチ]

ロッテは18年3月30日のホーム開幕戦(楽天戦)来場者プレゼントとして「マリーンズ・フリースポンチョ」(アウトドアプロダクツ製)を配布すると発表した。

鈴木は「開幕のナイターはまだ、肌寒い部分がありますので、このフリースポンチョは最高ですね。野球観戦だけではなく、家に戻っても活用できそうですね」と勧める。

チケット発売はTEAM26(ファンクラブ)ゴールド会員限定先々行Web抽選発売が2月9日〜11日、TEAM26会員スペシャルシート先行発売は2月13日〜14日、TEAM26会員先行発売が2月18日〜20日、一般発売は3月1日からとなる。

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ロッテ成田“田口カーブ”で翔け上がる、屈辱デビューイヤーをバネに[スポニチ]

◇大谷ロス俺が埋める、NEWスター候補生

「翔」と書いて「かける」と読む。屈辱のデビューイヤーだった昨季をバネにロッテ・成田は羽ばたくための秘密兵器を練った。

「元々カーブは持っていたんですが、腕の振りが緩かったりしたんです。田口さんに聞けばつかめるんじゃないかと思った」。

元々面識のある同じ左腕の巨人・田口に自主トレの同行を願い、ハワイへ。想像通りだった。「キャッチボールでも(カーブの)回転数が多かった。(打者の)目線を外せるし、タイミングもずらせる」。リリースポイント、体重移動、と根掘り葉掘り聞き、きっかけをつかんだ。

秋田商3年夏の秋田県大会では、39イニング55奪三振と猛威を振るった。甲子園初戦・龍谷戦での16奪三振完投で全国区になり「かける」の読みも認知が広がった。プロでは2年目の昨年9月29日のオリックス戦でプロ初先発する。ただ、T−岡田にプロ野球通算9万9999号、マレーロには同10万号のメモリアル弾を献上した。4試合で0勝2敗、防御率4.38の成績だった。

「悔しいシーズンだった。今季は全部の面でアピールし、先発にこだわりたいです」。3日は20歳の誕生日。昨年2月に「ロッテでチョコを渡したい独身選手」1位に輝いたイケメン左腕が、文字通り、1軍の道を翔け上がる。

[番記者寸評]
井口新監督は今季の定位置争いを「横一線」と公言し、キャンプでは1、2軍の枠が撤廃された。実戦形式の練習は絶好のアピールの場。切れのある直球、スライダーは定評があり、カーブの加わった新スタイルに注目。

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ドラ1安田、初フリー7発!ゴジラ松井超えた[報知]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社高=が2日、石垣島キャンプ初の屋外フリー打撃に臨み、83スイングでサク越え7本を放った。「球場もシチュエーションも全然違うので。風もありましたし、本数どうこうよりも、まずは自分のスイングをやっていきたい」。93年の巨人・松井秀喜(48スイングで4発)や16年ドラ1の平沢(52スイングで6発)をしのぐデビューも、控えめな言葉が並んだ。

理由の1つは7発全てがマシンを相手に放ったものだったからだ。初の実戦形式となるシート打撃では、2打数無安打。第1打席では有吉のフォークに空振り三振を喫した。「プロと高校野球の違いをすごく感じました」とプロのスピード感や制球力に脱帽した。

「マシンだけじゃなく、打撃投手の球、実戦の球、全てにおいて(打つ)確率を上げていきたい」。18歳のルーキーは全体練習後に室内練習場で特打を行った。努力と根性で壁を打ち砕いていく。

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ドラ2藤岡が今季“チーム1号”開幕遊撃スタメン猛アピール[報知]

ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)=トヨタ自動車=が2日、屋外初のシート打撃に臨み、今季の“チーム1号”を放った。

無死一塁、カウント1−1の設定で打席に立つと、酒居の初球、真ん中高めの直球を完璧に捉えた。打球は高々と舞い上がり、右翼フェンスを越える2ラン。スタンドのファンからは大きなどよめきと拍手が巻き起こった。

球団新人では97年の小坂(現2軍内野守備走塁コーチ)以来となる遊撃開幕スタメンを目標に掲げている即戦力ルーキー。「競争で勝ち残った選手が試合に出る。しっかり競争に食い込んで、開幕スタメンで出られるように結果を出したい」と語っていた通り、いきなり存在感を発揮した。

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ドラ1安田衝撃デビュー“ゴジラ超え”サク越え7発[報知]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社高=が2日、石垣島キャンプ2日目で初の屋外フリー打撃に」臨み、打撃投手とマシン相手に計83スイングでサク越え7本を放った。93年の巨人・松井秀喜(48スイングで4発)をしのぐゴジラ超えの衝撃デビューを飾った。

1日の打撃練習では「少し、力んで自分のスイングができていなかった。明日から実戦入ってくる。そこで自分らしいスイングができたら。どんどんアピールして1軍に残れるようにしたい」と語っていたが、強烈な印象を残した。

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ホーム開幕戦でフリースポンチョ[報知]

ロッテは2日、3月30日のホーム開幕戦・楽天戦の来場者プレゼントとしてマリーンズ・フリースポンチョ(アウトドアプロダクツ製)を配布することが決定したと発表。

当日のチケット発売はTEAM26(ファンクラブ)ゴールド会員限定先々行Web抽選発売2月9日〜11日、TEAM26会員スペシャルシート先行発売2月13日〜14日、TEAM26会員先行発売2月18日〜20日、一般発売3月1日から。

フリースポンチョを着た鈴木大地内野手は「開幕のナイターはまだ肌寒い部分がありますので、このフリースポンチョは最高ですね。野球観戦だけではなく、家に戻っても活用できそうですね」と満面の笑みを浮かべていた。

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ロッテ・安田、フルスイングで“三振デビュー”「プロと高校の投手は全然違う」[デイリー]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手=(18)=が2日、フルスイングでの“三振デビュー”を飾った。

力強く振り抜いた。だが、ボールはストンと落ちて、バットは空を切ってしまった。

「プロと高校の投手は全然違う」。プロの洗礼に唇をかんだ。

キャンプ2日目から始まったシート打撃。初の対戦相手は有吉だった。昨季、新人ながら53試合に登板して2勝をマークしている。

無死二、三塁。カウント1−1の状況設定。ストライクを見逃し、最後はフォークにやられた。

「緊張して待ちの姿勢になった」と振り返り、こう続けた。

「プロの投手は甘い球はこない。自分のスイングができる球が来たら振る。ボールの見極めとタイミングが大事です」。次の打席は種市の前に一ゴロ。全力で一塁に走った。

フリー打撃では82スイングで7本のサク越えを見せた。「これからどんどんバットを振っていきます」。プロの洗礼は受けても将来の4番候補らしいデビューとなった。

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ロッテのドラ2藤岡裕が“プロ1号”、遊撃レギュラー獲りをアピール[デイリー]

「守備でアピールしたい」と話していたドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)=トヨタ自動車=がチーム第1号本塁打を放った。

キャンプ2日で始まったシート打撃。藤岡裕はプロ初打席で酒居と対戦した。昨季、新人ながら5勝を挙げた実力派だ。

無死一塁、カウント1−1の設定。ストライクで1−2となったが、藤岡裕は真ん中高めの速球をジャストミート。打球は右翼フェンスを越えた。

「上からかぶせられたので、感触はよかった。風のフォローもありましたからね」。

即戦力候補ルーキーは“プロ1号”を淡々と振り返った。

この直前、遊撃争いをする平沢が有吉から三塁打を放っていただけに、抜群のアピール弾となった。

強肩でいざ捕球したら間違いない。これが藤岡への評価だ。これを忘れていない。

「打撃は水物です。打った打たないは関係ない。守備は100パーセントできます」という。

その守備だが「上と下のバランスが狂っている」と矯正に取り組んでいる。

井口監督は「嬉しいですね。1年目から必死にポジションを取りにいっている。競争です。しっかりやってもらいたい」と目を細める。

競争−。3年目の平沢には手ごわい競争相手だ。「ここで(平沢が)ポジションを取られたら何年も取れない」とゲキを忘れない。

キャンプではドラ1の安田と相部屋。「高校生ですごく可愛い。年が離れていますからね。彼、遠慮せずに話すし、結構マジメだと思いますよ」。

社会人出身の24歳ルーキーがちょっと余裕を見せた。

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ロッテ・ドラ1安田、初の屋外フリー打撃で7発[デイリー]

ロッテ・ドラフト1位の安田尚憲内野手(18)=履正社=が、屋外で初フリー打撃。82スイングで、7本のさく越えだった。

高卒ながら球団の期待値は大きく、キャンプ1軍スタート。高校通算65発の大砲が、豪打で潜在能力をアピールした。

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ロッテ・ドミンゲス、初フリーで快音「感触は非常に良かった」4番候補の新助っ人[デイリー]

ロッテの新外国人選手、マット・ドミンゲス内野手(28)が初のフリー打撃を行った。

左腕の石田打撃投手を相手に36スイングでフェンス越えはなかったものの、中堅中心に鋭い打球を飛ばした。ヒット性の当たりは13本だった。

マシンでは25スイング中、ヒット性の当たりは3本で、そのうちの1本は右翼フェンスを越えた。

時差ボケも取れたようで、「慣れてきたよ」と初のフリー打撃を振り返った。

「(打撃の)感触は非常によかった。外で打ててよかったよ。これでルーティンに入っていけるかな」。

例年、キャンプスタートでは、「(打球を)上げるのではなく、タイミングを取ってライナーで打つことを意識している」と話し、さらにこう続けた。

「キャンプが進めば(打球を)上げていくよ」。

4番打者候補として期待されている。「アメリカでそれなりに本塁打を打ってきた。期待されているのは分かっているし、(力を)発揮したいね」。

日本食もOK。「(日本の)肉はおいしいね」と笑顔を浮かべていた。

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ロッテ、3・30ホーム開幕楽天戦でポンチョ配布を発表[デイリー]

ロッテは2日、18年シーズンのホーム開幕戦となる3月30日の楽天戦(18時30分試合開始)で、来場者プレゼントとして「マリーンズ・フリースポンチョ」(アウトドアプロダクツ製)を配布すると発表した。

当日のチケット発売はTEAM26(ファンクラブ)ゴールド会員限定先々行Web抽選発売2月9日〜11日、TEAM26会員スペシャルシート先行発売2月13日〜14日、TEAM26会員先行発売2月18日〜20日、一般発売は3月1日〜となる。

鈴木大地内野手は「開幕のナイターはまだ肌寒い部分がありますので、このフリースポンチョは最高ですね。野球観戦だけではなく、家に戻っても活用できそうですね」と話していた。

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[千葉魂特別版・キャンプ日記]トライする姿勢評価[千葉日報]

午前5時に目が覚めると外に出た。宿舎周辺を40分のジョギングで汗を流すと井口資仁監督は嬉しそうな表情を浮かべた。「今日は外で練習ができそうだね」。キャンプインの2月1日は雨が降り続き、室内練習場での練習。2日目にしてグラウンドでの全体練習が実現した。メイン球場とサブ球場に分かれての練習。そして実戦形式のシート打撃を入念に行った。

「トライしたことを責めることはしない。逆にトライできる状況で躊躇するようなことがあれば、少し厳しく言わせてもらうかもしれない。次の塁を積極的に狙う姿勢を常に見せて欲しい。ピッチャーがワンバウンドのボールを投げれば、走者は必ず次の塁を狙う意気込みで走って欲しい。トライしないのは罪。それくらいの気持ちでやってもらいたい」。

指揮官の期待通り、シート打撃では走者は次から次へと積極果敢な走塁を試みた。「塁に出たら走れ」。プロ入り後、公式戦で盗塁をしていない井上晴哉内野手も成功した。一方でたくさん、アウトになった。それでよかった。その姿勢に確かな手応えを感じた。

自主練習は午前7時半からスタート。全体練習が9時から開始。それでも日が沈んでも室内練習場は快音が鳴り響いた。「俺は早く帰る。最後まで見ていたいけど、それはどうも迷惑みたい。私達に任せてくださいとコーチに言われちゃったから」と練習前に苦笑いを浮かべて早めの戻りを宣言していた指揮官も結局、最後まで見守った。マリーンズの濃く熱い日々はまだまだ続く。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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