2月3日2月3日ミスターダブルが本領を発揮した。シート打撃でロッテのドラフト4位、菅野剛士外野手（24＝日立製作所）は1ボールからの2球目、高めの直球を強振した。相手は12年新人王、13年セーブ王の益田。「1球見て強いボールだと感じたので、大きくじゃなくコンパクトに振ろうと決めました」。打球が右中間へ落ちる間に二塁へ到達した。
次の打席も元守護神の西野から一、二塁間を破る右前打。2日間で4打数3安打に、井口監督から「1番振れてるんじゃないですか」と、べた褒めされた。171センチと小柄ながら、回転軸で広角へ強い打球を飛ばす。新人離れした存在感で角中、荻野、清田、加藤らとの外野の開幕スタメン争いに食い込みそうだ。
明大時代は東京6大学新の28二塁打を樹立。プロでも2日のシート打撃から早くも2本目の二塁打をマークした。だが走塁改革を進める井口ロッテの要求はそれで終わらない。「コーチ陣から三塁まで行けと指示されました。次の機会は三塁打にしたい」。この時期、チャレンジしての走塁死はOK。ミスターダブルはプロの世界で、ミスタートリプルへの“進化”を遂げる。
ロッテ井口資仁監督がドラフト4位、菅野をべた褒めした。
「1番振れてるんじゃないですか」。
ロッテのドラフト1位、安田尚憲内野手（18＝履正社）が打撃投手からプロ1号柵越えを放った。右投手相手に、中堅やや右方向へ打ち上げた。
2日の初フリー打撃では、7本の柵越えはいずれもマシンから。人間相手の“プロ初アーチ”に「いったなという感じはありました。外だと力んで引っ張ろうとしすぎちゃう。悪い癖ですね。明日以降はそういうところも修正していきたい」と話した。
ロッテは2月1日から行っている「あなたがチョコを渡したい選手」投票の途中経過を発表した。3日の午前9時時点で、この日20歳の誕生日を迎えた成田翔投手がトップに立っている。
投票はロッテ「ガーナミルクチョコレート」とのタイアップによるバレンタイン限定企画で、独身選手が対象となる。1位の選手は石垣島キャンプで表彰される他、ガーナチョコレート1年分が贈られる。（キャンペーンサイト＝https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=neoi-lalimi-eda21dac69cd8b4e7b9544a98ce6918f）
成田は「本当ですか？昨年、優勝させてもらったので、今年はないかなと考えています。でも投票をしていただいているファンの皆様に感謝です。今年はキャンプでしっかりとアピールして1軍に定着できるように頑張ります」とコメントしている。
1位になった選手に投票した人から抽選で5人に、選手から直接サイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利をプレゼント。また投票者全員の中から抽選でロッテ戦観戦ペアチケットを5人に、お菓子詰め合わせを30人にプレゼントする。
昨年は成田が平沢と接戦の末に1位に輝いた。募集は2月12日まで。
ロッテは3月30日からの楽天3連戦（ZOZOマリン）と、4月10日からの西武3連戦（ZOZOマリン）の6試合の来場者プレゼントを3日、発表した。
ロッテの試合、イベント、来場特典の日程が記載されたマリーンズ卓上カレンダーで、希望者先着10万人に配布する。各試合の開場時間から試合終了まで、各入場ゲートで配られる。
ロッテのドラフト4位・菅野剛士外野手（24）＝日立製作所＝が3日、沖縄・石垣島キャンプで行われた実戦形式のシート打撃で二塁打を含む2安打を放った。小兵ながら力強いフルスイングが魅力。即戦力ルーキーが早くもアピールに成功した。
石垣島に吹き荒れる強風を切り裂くスイング。菅野が、痛烈な一打を放った。
「高めの真っ直ぐです。1球目が強い球だと感じたのでコンパクトにいきました」。
シート打撃2日目、第1打席の相手は2013年のセーブ王、益田。右中間を破る打球で一気に二塁まで到達した。2打席目も西野から右前打を放ち、この日は2打数2安打。前日も有吉から一塁線への二塁打を放っており、シート打撃2日間で4打数3安打、しかも2二塁打をマークした。
明大時代の通算二塁打28本は東京六大学記録。プロでも“ミスター・ダブル”の片鱗をのぞかせるが、この日の二塁打には「三塁も狙えた。そういうチーム方針（先の塁を狙う）なので反省です」と振り返った。
視察したオリックス・曽我部直樹スコアラーは「広角に長打が打てる。ポジション争いしてくるでしょう」と分析した。現時点で角中以外に外野のレギュラーは決まっていないだけに、チャンスありだ。
井口監督も「1番バットが振れている。（競争は）期待するところだし、ルーキーの活躍は刺激になる」と歓迎。菅野が、キャンプ3日目で開幕スタメンに近い位置につけた。
D3位・山本（三菱自動車岡崎）が、初めて打撃投手を務め「緊張してしまって…」と初球がまさかの死球。ぶつけた細谷に3度も謝ったといい「逆に『気にせずどんどん内角に投げてこい』と言ってもらえてよかった」と安堵の表情を見せた。続くドミンゲスにはストライクも入り、変則左腕は「僕の投げ方にとまどっているようでした」と手応えをつかんだ様子だった。
昨季は独立リーグ、ルートインBCリーグ富山で活躍し、入団テストを受けているペゲロがシート打撃で本塁打を放った。相手はかつて抑えだった西野。「タイミング良く強いスイングができた」と自賛する一打はぐんぐん伸び、左中間のフェンスを越えた。
長打力不足のチームが探し求める右の大砲候補だ。明るい性格でチームに溶け込もうとする姿勢も目立つ。「チャンスをいただいているので、これからもっとアピールしたい」と意欲的だった。
ドラフト4位新人の菅野（日立製作所）がシート打撃で2日連続の二塁打を放った。明大時代に28本の二塁打を放ち、東京六大学リーグの通算最多記録を更新した。早くも持ち味を発揮しているが「まだ第1クール。この調子を維持しないと」と浮かれていない。
益田の直球をはじき返し、右中間を深々と破った。「1球目で速く感じたので大きいのを狙わずコンパクトに強くいった」と実績のある投手にしっかりと対応。井口監督は「ボール球を見極めるし、今のところ1番振れている。外野のレギュラー争いに入ってきて欲しい」と目を細めた。
ロッテは3日、ロッテのガーナミルクチョコレートとタイアップしたバレンタイン企画「あなたがチョコを渡したい選手」の投票の3日午前9時現在の途中経過を発表した。
1位は成田翔投手の3400票で2位・原嵩投手が3390票とデッドヒートを展開している。以下、3位・平沢大河内野手（2385票）、4位・二木康太投手（1815票）、5位・佐々木千隼投手（1345票）。成田は「投票していただいているファンの皆様に感謝です。キャンプでしっかりとアピールして1軍に定着できるように頑張ります」とコメントした。投票は12日まで。
1位は石垣島キャンプで表彰され、ガーナチョコレート1年分が贈られる。1位になった選手に投票した中から抽選で5人に選手から直接サイン入りグッズ、記念写真が撮れる権利が当たる。また投票者全員の中から抽選でロッテ戦の観戦ペアチケット5人、お菓子の詰め合わせを30人にプレゼントする。
ロッテは3日、3月30日からの楽天3連戦（ZOZOマリン）と4月10日からの西武3連戦（同）の計6試合の来場者に、試合やイベントなどの日程が記載された卓上カレンダーを先着10万人に配布すると発表した。配布は各試合の開場から試合終了まで、各入場ゲートで行う。
ロッテのドラフト4位・菅野（日立製作所）がシート打撃で2打数2安打。13年最多セーブの益田から二塁打を放つなど、開幕スタメンへ猛アピールを見せた。
「（益田の）1球目を見た時点で強いボールと感じた。コンパクトに振ることを心掛けました」。高めの直球を確実に捉え、右中間に運んだ。2打席目も西野から右前打。明大時代に東京六大学リーグ最多の通算28二塁打を放った即戦力の外野手は2日間で2二塁打含む4打数3安打と持ち味を発揮している。
井口監督も「1番振れているね」と絶賛。前日のシート打撃でも同2位の藤岡裕（トヨタ自動車）が一発を放ち、新人が連日の活躍だ。複数の新人が開幕スタメンとなれば球団では69年の有藤通世（スポニチ本紙評論家）、広瀬宰以来49年ぶりとなる。
2月3日に20歳の誕生日を迎えたロッテ・成田翔投手（20）が、1日から12日まで行うロッテ「ガーナミルクチョコレート」とタイアップしたバレンタイン限定企画「あなたがチョコを渡したい選手」の投票で3日、午前9時時点でトップになった。途中経過は以下の通り。
昨季は平沢との接戦を制した成田は「本当ですか？昨年、優勝させてもらったので、今年はないかなと考えています。でも投票をしていただいているファンの皆様に感謝です。今年はキャンプでしっかりとアピールして1軍に定着できるように頑張ります」とコメントした。
1位の選手は石垣島キャンプで表彰し、ガーナチョコレート1年分をプレゼントされる。また、1位になった選手に投票した中から抽選で5人に選手直筆サイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利が当たる。また、投票者全員の中から抽選でロッテ戦観戦ペアチケット5人、お菓子詰め合わせが30人に当たる。
ロッテは3月30日からの楽天3連戦（ZOZOマリン）と4月10日からの西武3連戦（ZOZOマリンスタジアム）の計6試合で試合日、イベント、来場特典などの日程が書かれた「マリーンズ・卓上カレンダー」を先着10万人（6試合合計）に配布すると発表した。時間は開場から試合終了まで。入場ゲートで配布される。
ロッテ・成田翔投手（20）が20歳の誕生日を迎えた3日、“ハタチの誓い”としてプロ初勝利を目標に掲げた。ベビーフェースの左腕は「自覚を持った行動をしていきたい。今年は初勝利を挙げることが目標。もちろん、そこで終わってしまわないように1つでも多く勝ちたい」と力強く約束した。
昨季4試合で0勝2敗1ホールド、防御率4.38。「去年は悔しいシーズンだった」。3年目の飛躍の鍵となるのが、巨人・田口から伝授されたカーブだ。これまで面識があった先輩左腕に願い出て1月にハワイで合同自主トレが実現。南国では腕の振り方やリリースポイントについて助言を受けた。「球速がないので、カーブで緩急を使うことと（球の）キレで勝負ができれば。カーブが使えれば打者のタイミングを外したり、目線もずらせると思う」とメリットを強調した。
この日は300メートルダッシュなど、下半身強化のメニューに取り組んだ。節目の年の飛躍する準備を着々と進める。
ロッテのドラフト4位・菅野剛士外野手（24）＝日立製作所＝が3日、「開幕5番・右翼」に名乗りを上げた。石垣島キャンプのシート打撃で2打数2安打。2日のシート打撃と合わせ実戦2試合で二塁打を含む4打数3安打、打率7割5分の猛アピールだ。「この調子でいきたい。できれば右翼でずっとやってきたので、右翼で勝負したい」とレギュラー取りに意欲を示した。他の右翼候補には清田、加藤らがいる。
菅野は第1打席で13年セーブ王・益田の高め直球をコンパクトに振り抜き、右中間へ運んだ。明大でリーグ新の28二塁打をマークした“ミスター・ダブル”は「二塁を回ったところでいけないと判断してしまった」と、三塁打にできなかったことを反省。かつての守護神・西野からも右前打を放ち、存在感を高めた。
井口監督も主軸候補の活躍に「（主軸は）期待しているところ」と賛辞を贈り「彼が頑張って打っているので、周りの外野陣もかなり良い刺激になっているんじゃないですか」と相乗効果も指摘した。「開幕スタメン？まだ全然見えてきてない。アピールは1年間通してやっていく」と菅野。このまま一気に突っ走る。
ロッテ・藤岡貴裕投手（28）が3日、キャンプ初のシート打撃に登板。打者13人に対し、4つの三振を奪った。3四球と課題も見つかったが、井口監督は「去年の秋からやってきている投球が随所に出ていた。紅白戦でも出てくるので楽しみ」と成長に目を細めた。
ロッテの7年目右腕、益田直也投手（28）が3日、石垣島キャンプ初のシート打撃に登板。打者13人に対し、被安打1に抑えた。井口監督は「益田はいい投球をしていた。彼も今年やってやろうという思いが強い選手。あの辺の年齢の選手が頑張ってくれるとチームとしてはありがたい」と評価した。
ロッテの石垣キャンプにテスト生として参加しているBC富山のフランシスコ・ぺゲロ外野手（29）が3日、シート打撃でアピール弾を放った。西野から左中間スタンドへ強烈な一撃に思わずガッツポーズが飛び出した。
ロッテは3日、3月30日からの楽天3連戦（ZOZO）と4月10日からの西武3連戦（ZOZO）の6試合にて試合・イベント・来場特典の日程が記載されたマリーンズ・卓上カレンダーを6試合合計で希望者先着10万人に配布すると発表した。
配布時間は各試合開場時間から試合終了時まで。配布場所は各入場ゲートとなっている。
2月1日よりロッテ「ガーナミルクチョコレート」とタイアップし、バレンタイン限定で行っている“あなたがチョコを渡したい選手”の投票は3日午前9時の時点で成田翔投手（20）がトップとなっている。
1位：成田3400票、2位：原3390票、3位：平沢2385票、4位：二木1815票、5位：佐々木1345票。
この日、20回目の誕生日を迎えた成田は「本当ですか？昨年、優勝させてもらったので、今年はないかなと考えています。でも投票をしていただいているファンの皆様に感謝です。今年はキャンプでしっかりとアピールして1軍に定着できるように頑張ります」と白い歯を見せた。
キャンペーンサイトはhttps://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=neoi-lalimi-eda21dac69cd8b4e7b9544a98ce6918f。
1位の選手は石垣島キャンプで表彰される他、ガーナチョコレート1年分をプレゼント。さらに、1位になった選手に投票した人の中から抽選で5人に選手から直接サイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利をプレゼントする。
また、投票者全員の中から抽選でマリーンズ戦観戦ペアチケット5人に、お菓子の詰め合わせが30人にプレゼントされる。
昨年は成田と平沢が接戦を演じた末に成田が1位になったが、2位の原がマクレるか。
募集は2月1日より12日まで。
ロッテのドラフト4位・菅野剛士外野手（24）＝日立製作所＝が3日、シート打撃で“ミスターダブル”の片鱗を見せつけた。
打球は右中間を割った。余裕の二塁打となったが、三塁も狙えた。「反省です」と振り返ったが、明大時代に東京六大学リーグ記録となる通算28本の二塁打をマーク。早くも持ち味を発揮している打撃は連日、注目の的だ。
この日は13年のセーブ王・益田の高めの真っ直ぐを二塁打にし、西野からも右前打。前日2日は有吉から一塁線を突破する二塁打を放っている。
「自分のスイングでプロの投手にどんな反応をするか、試したかった。振りの強さが長所です。そこは変えずにいきます」。身長171センチとプロとしては小柄だが、武器となり得るパンチ力を秘めている。
2月1日のキャンプ・インからテスト生として参加している前富山GRNサンダーバーズのフランシスコ・ぺゲロ外野手（29）がシート打撃で豪快な1発を放った。
西野の真っ直ぐを振り抜くと、打球は左中間スタンドに消えた。
「常に自分のスイングをすることを心がけている。チャンスをいただいているので、いいタイミングで打ててよかった」と納得の表情を浮かべた。
ペゲロはドミニカ共和国出身で06年から14年までSF・ジャイアンツに所属し、ボルチモア・オリオールズ3Aを経て、メキシコ・リーグから17年に富山サンダーバーズに入団。昨季は70試合に出場して打率.387、20本塁打、52打点を挙げている。
井口監督は「いいホームランだった。ウチは長打力が欠けているので補うことができるのでは」と期待していた。
ペゲロもまた、「1本出たので、また明日からアピールしていきたい」と意気込んでいた。
今季、プロ3年目を迎えた左腕・成田翔投手が20歳の誕生日を迎えた。
もっとも本人は「（これからも）やることは変わらない。1年間、野球に集中してやっていきたい」。
昨年は4試合に登板した。うち2試合は先発だったが、2敗に終わった。
「いい経験をさせてもらいました」と振り返り、「（今年は）いい結果を出していきたい」と意欲を見せた。
現在、投球フォームの軸を意識して投げ込んでいる。「シャドーなどでこのフォームを固めて実戦で少しでもアピールしたい」。
アルコールが解禁となるが、「それはほどほどに」と“20歳の誓い”を立てていた。
新外国人、マイク・ボルシンガー投手（30）が13日の紅白戦に登板する。井口監督からは「ケガをしないように」と言われており、1、2回の予定。
この日、ブルペンで40球の投球練習。順調にキャンプを過ごしているようで、「早い時期の調整はなんの問題もない」と話した。
メジャーで8勝をマークしたボルシンガーには先発ローテ入りの期待がかかっている。投球練習後にはファンのサインに気さくに応じるなど、早くも良き助っ人ぶりを発揮していた。
ロッテは3日、ロッテ「ガーナミルクチョコレート」とタイアップした、バレンタイン限定“あなたがチョコを渡したい選手”の中間結果を発表した。
午前9時の時点でトップとなっている成田翔投手（20）は「本当ですか？昨年、優勝させてもらったので、今年はないかなと考えています。でも投票をしていただいているファンの皆さまに感謝です。今年はキャンプでしっかりとアピールして1軍に定着できるように頑張ります」と明るくコメントした。昨年は平沢大河内野手との接戦を制しており、V2なるか注目だ。
ベスト5は以上の通り。
1位の選手は石垣島キャンプで表彰される他、ガーナチョコレート1年分がプレゼントされる。
1位になった選手に投票した人の中から抽選で5人に選手から直接サイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利がプレゼントされる。また、投票者全員の中から抽選でマリーンズ戦観戦ペアチケットが5人、お菓子の詰め合わせが30人にプレゼントされる。
投票は12日まで。キャンペーンサイトURLはhttps://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=neoi-lalimi-eda21dac69cd8b4e7b9544a98ce6918f。
ロッテは3日、3月30日からの楽天3連戦、4月10日からの西武3連戦（ともにZOZOマリンスタジアム）の6試合で、試合・イベント・来場特典の日程が記載された「マリーンズ・卓上カレンダー」を6試合合計で希望者先着10万人に配布すると発表した。
島民も驚くほどの肌寒い1日となった。寒風吹きすさぶ中、そして小雨がちらつく中、井口マリーンズは野外で練習を続けた。ただ、誰1人、寒さを口にすることはなかった。ひたすら目の前の練習に集中し1球1打を大切に練習を繰り返した。連日、行われたシート打撃では藤岡貴裕投手、益田直也投手ら中堅組が登板した。井口資仁監督が昨秋から投手陣に注文していたのはストレート中心でグイグイと押していく投球。それを実践した。野手ではルーキー組が目立った。前日、本塁打を記録した藤岡裕大内野手に負けじとこの日は菅野剛士外野手が2打数2安打でアピール。チーム内が活性化している。
凍えるような寒さの中、微動だにせずに選手達の動きを凝視していた井口監督は練習後に手ごたえを口にした。
「新人が存在感を出してくれるのは大きい。入団をしたらルーキーとか何年目とか関係ない。遠慮なく暴れてくれたらいい。それを見て、他の選手がどう思うか。刺激を受けて、またチームが活性化する。その競争が大事」。
この日も日が暮れても室内練習場に場所を移しての練習が続いた。「マクレ」のチームスローガン通り、「練習しマクレ」、「打ちマクレ」の日々は始まったばかりだ。寒さも雨も吹き飛ばす熱きマリーンズの春季キャンプ。気温の上昇とともにさらなる熱気が生まれるに違いない。
（千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章）