ロッテ・テスト生の前ソフトバンク大隣が4日、初めてフリー打撃に登板した。井口監督らが見守る前で香月、根元に49球。直球に、時折スライダーを交えて安打性の当たり3本に抑え、合格へ前進した。
力強いストレートでファウルを奪い、「指にかかったボールは差し込めた部分もある。次はある程度結果を求められるので準備していきたい」と、7日のシート打撃に備えた。
ロッテ・ドラフト1位の安田尚憲内野手(18=履正社)が“プロ初打点”を挙げた。
4日、走者三塁でのシート打撃で、同5位・渡辺啓太投手(24=NTT東日本)の外角ストレートを高々と中堅へ打ち上げた。初犠飛に「フリー打撃からセンター方向を意識していた。ようやく芯に当たりました。フライだけど、最後に良いスイングができた」。初安打は第2クールにお預けも、笑顔で第1クールを締めた。
ロッテ井口資仁監督が第1クールを終え充実の表情を浮かべた。
初日こそ大雨に泣いたが、3日連続で予告通りシート打撃を実施。「第1クールでこれだけ投手の生きた球を見ることはない。打者の方はだいぶゲーム感覚が戻ってきたと思います」。
ロッテの先発候補左腕のエドガー・オルモス投手(27=レッドソックス3A)が早くもキャラ立ちしている。
入団会見で俳優ジョニー・デップ似だなと思ったが、球団公式ツイッター動画では早くも「マリーンズノ、ジョニー・デップデス」と挨拶。さらに「本日のオルモス様」という“冠コーナー”までできた。これは同じくイケメンで人気を博した韓国出身右腕イ・デウン(15、16年在籍)以来。カメラを向けると瞬時にナイススマイルを浮かべる、何ともフォトジェニックな助っ人だ。
アジャに待望の今季1号が飛び出した。ロッテ井上晴哉内野手(28)が4日のシート打撃で、投手宮崎から1ボール後の2球目を左翼後方へ。チーム内ではルーキー藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)らに次ぐ3本塁打目となった。
「真っ直ぐ、ちょい詰まり。朝バッティング練習から感じが良かったです。2人に先を越されていたので」と安堵。なお盗塁はここまで二盗2つで成功率100%だが「そっちはあんまりうれしくない。ケガだけしないように」と苦笑いだった。
ロッテは本拠地開催の3月31日、4月1日の楽天戦で、中学生以下の来場者全員にマリーンズ・キッズキャップを配布すると4日、発表した。
ホワイト、ピンク、ブルーの3色から先着でカラーを選べる。配布時間は午前11時から7回裏終了まで。帽子を手にしたドラフト1位、安田尚憲内野手(18=履正社)は「キャップがもらえるのは子供にとってはとても嬉しいと思います。当日は春休み期間にあたると思うので、ぜひ多くの方に見に来てもらって、キャップをかぶって欲しいと思います」とコメントした。
ロッテの沖縄・石垣島キャンプにテスト参加している前ソフトバンク・大隣憲司投手(33)が4日、打撃投手を務めた。
直球を中心にスライダーを織り交ぜて49球。「まだ100%ではないですが、自分のフォームで指にかかった球もありました」とベテランらしく、確実にストライクゾーンに投げ込んだ。打者に打たせるのが役割だが、安打性の当たりは香月に1本、根元に柵越えを含む2本だけ。力のある球を披露した。
2013年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表にも選ばれた左腕は「求められる結果を出さないといけない」と必死。井口監督も「以前見たときより、良くなっている。アピールして欲しい」とシート打撃、紅白戦でもチャンスを与えて見極める予定だ。
予想外の寒さと雨に見舞われたが、初日以外はシート打撃など実戦形式の練習も実施。第1クールを終えた井口監督は「この時期に打者も投手の生きた球を見られて、昨年のシーズンの感覚が戻ってきたと思う」と振り返った。第2クールも引き続きシート打撃などを行うが「サインや牽制など、より細かく密度を上げる。第3クールが紅白戦なので、選手を見極めていきたい」と話した。
昨季限りでソフトバンクを自由契約になり、入団テストを受けている大隣が初めてフリー打撃に登板した。
左打者の香月と根元に投げた約50球の大半は直球で、数球だけスライダーを交ぜた。詰まらせることが多く「いい球を投げられた。差し込めていた」と手応えありの様子だった。 井口監督は「シート打撃、紅白戦でもアピールして欲しい。期待している」と引き続き見守る考えを示した。
5日は練習休み。
ロッテの井上晴哉内野手(28)に4日、待望の“今季1号”が飛び出した。
沖縄・石垣島キャンプ4日目のシート打撃で、宮崎から左翼方向へ130メートルの特大弾。「真っ直ぐです。朝の打撃練習で感じがよかったので出るかな、と思っていました。2人も先に越されていたので」と笑顔があふれた。115キロの巨漢は、何と2日のシート打撃で本塁打より先に“チーム初盗塁”を記録。さらにこの日も盗塁に成功する意外性を発揮していた。しかし、新人のドラフト2位・藤岡裕、テスト参加のペゲロに本塁打では先を越されていただけに、ようやく本領発揮。井口監督は「井上はこの時期はいつも絶好調だが、1年間出続けろと言っている。それが大事」と言明した。
「あとはケガをしないように」と井上。4番復帰に全力を注ぐ。
ロッテは5日、新外国人のタナー・シェッパーズ投手(31)が夫人の出産のため、5日に米国に一時帰国すると発表した。12日に再来日する予定。
ロッテ・佐々木千隼投手(23)が4日、沖縄・石垣島キャンプ4日目に200球超えの熱投をみせた。キャンプ初日の1日に続く2度目の打撃投手で約40球を投げると、その足でブルペンへ。直球を主体に170球を上積みし、計200球を超えた。「いい球がつかめればと思って」と小林雅英投手コーチと相談し、納得いくまで投げ込んだ。
プロ入り後は初めてという球数に「大学時代には200球以上投げたこともありますが、体はきつかった。でも明日は休みなので大丈夫です」と笑顔だったのは、徐々に自分の感覚をつかみ始めてきたから。
ルーキーイヤーの昨季はキャンプの流れがつかめず、困惑するばかりだった。現在は落ち着いて投げられるようになり、多少のフォーム調整で制球力も上がっている。第3クールでは紅白戦に登板予定で「真っ直ぐをもうちょっと上げていきたい」と意気込んだ。
ロッテは4日、今季の開幕カードとなる楽天戦(ZOZOマリン)の週末2試合(3月31日、4月1日)で、中学生以下の来場者全員に「キッズキャップ」をプレゼントすると発表した。ホワイト、ピンク、ブルーの3色から好きなカラーを選べる(先着順)。配布時間は午前11時から7回裏終了まで、観戦チケットを提示した本人に1つプレゼント。ドラフト1位の安田尚憲内野手は「子供にとっては嬉しいと思います。春休み期間なので、ぜひ多くの方に見に来てもらって、キャップをかぶって欲しい」とコメントした。
ロッテのドラフト1位・安田(履正社)が3度目のシート打撃で「プロ初打点」をマークした。これまでの5打席無安打だったが、この日の2打席目でドラフト5位・渡辺(NTT東日本)の外寄りの直球に逆らわず、左中間深くへ大飛球。無死三塁の想定だったため、三塁走者がタッチアップで生還し中犠飛となった。
屋外では柵越えを意識しすぎて引っ張りの打球が強かったが、屋内練習場の打撃練習で修正。高校通算65本塁打の大砲候補は「ようやく芯に当たりました。センター方向を意識していたし、いいスイングができましたね」と笑みも浮かんだ。
6日からの第2クールは「初安打」や「初アーチ」も期待されるが、「結果も出したいですが、自分のスイングをしたい」と一歩ずつ進むつもりだ。
ロッテの入団テストを受けている前ソフトバンクの大隣が「合格」へ前進した。井口監督らが見守る中でフリー打撃に初登板。香月、根元を相手に直球、スライダーを49球投げ、安打性の当たりは3本に抑えた。
「指にかかったボールは差し込めた」。ファウルも17球とボールの切れも十分。指揮官は「昨年より良くなっている」と評価し、次回は7日のシート打撃に登板する。
ロッテの入団テストを受けている元ソフトバンク左腕・大隣が4日、井口資仁新監督(43)らが見守る「御前」でフリー打撃に初登板し、香月、根元を相手に直球、スライダーを49球投じ、安打性3本に抑える好投。合格へ大きく前進した。
「自分の投球フォームでしっかり投げられるかだけを考えました。指にかかったボールは差し込めていた」。
ファウル17球はボールのキレが戻っている証しでもある。昨季ロッテの先発左腕はチェン・グァンユウの3勝のみ。通算52勝の左腕がかつての輝きを取り戻せれば、チームには大きな戦力となる。
次回は7日のシート打撃に登板する。「次はある程度、結果を求められる。しっかり準備をしていきたい」。修羅場をくぐってきた33歳に油断はない。
ロッテは開幕カード3月31日、4月1日の楽天戦(ZOZOマリン)に来場した中学生以下のファン全員へ「マリーンズ・キッズキャップ」をプレゼントすると発表した。
キッズキャップはホワイト、ピンク、ブルーの3色あり、先着順で好きなカラーを選べる。配布は午前11時〜7回裏終了まで。
キャップを持って写真におさまった安田は「キャップがもらえるのは子供にとってはとても嬉しいと思います。当日は春休み期間にあたると思うので、ぜひ多くの方に見に来てもらって、キャップをかぶって欲しいと思います」と話した。
ロッテのアジャこと井上晴哉内野手(28)が4日、シート打撃で推定130メートルの特大弾を放ち、レギュラー取りを猛アピールした。第1打席に宮崎の内角低めの直球を振り抜くと、打球は左翼ネット中段に突き刺さった。「ちょい詰まりでした」と会心の当たりではなかなったが、外国人級のパワーを改めて披露した。
2日のシート打撃ではドラフト2位の藤岡裕=トヨタ自動車=、3日はテスト生のBC富山・ペゲロが一発を放っており、「やっと出ましたね。2人に先を越されていたので」。ようやく飛び出したアーチに安どの表情を浮かべた。
走っても115キロの巨体を揺らしながら二盗を成功させ、今キャンプ“チームトップタイ”の2盗塁で「成功率は100%ですね」とニヤリと笑った。井口監督は「毎年この時期は絶好調ですから。これをどうやって1年間続けるか」と期待を寄せた。
ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社高=が4日、シート打撃に臨み、プロ“初打点”を挙げた。第1打席は一ゴロに倒れたが、第2打席では走者を三塁に置いた状態できっちりと中犠飛を放った。「ようやく芯に当たった。今日はフリー打撃からいい方向に打てていた」と試行錯誤しながら練習に取り組んでいる成果が現れた形だ。
2、3日目のシート打撃は無安打に終わっていただけに徐々に調子も上がってきた様子。井口監督は「2打席目の当たりも非常にいいですし、室内で毎日特打をやってますけど、打球方向がよくなってきた。まだまだ慣れるまでに時間はかかると思いますけど、随所にいい当たりは出している」と着実に成長している点を評価していた。
ロッテのドラフト4位・菅野剛士外野手(24)が4日、シート打撃で2打数1安打。2日から3度目のシート打撃と合わせ6打数4安打と好調をキープ。井口監督は「いいレギュラー争いができる選手。スタメンも考えてもいいような形にはなっている。最後まで頑張って欲しい」と高評価。「選球眼が非常にいいですし、思っていた以上に守備も足もいいですから。レギュラーとしてやっていける選手なのかなと思う」と開幕スタメンに太鼓判を押した。
また、この日で石垣島キャンプ第1クールが終了し「最初は天気予報が悪くてどうなるかと思いましたけど、しっかりと3日間実戦(練習)ができましたので、ほぼほぼ満足な第1クールだったと思う」と総括。初日以外は屋外でプレーできたことに安堵の表情を浮かべた。
第2クールに向けて指揮官は「第3クールに紅白戦を入れているので、そこに対してのサインプレーをやっていく。実戦に近い練習。選手は体もできてきているので(状態を)見極めたい」と抱負を語った。
ロッテは4日、新外国人、タナー・シェッパーズ投手(31)=レンジャーズ=が妻・ジェシカさん(30)の出産に立ち会うために石垣島キャンプを離れ、米国に一時帰国すると発表した。
12日にチームに再合流する予定。
ロッテのドラフト5位・渡辺啓太投手(24)=NTT東日本=が4日、石垣島キャンプ初のシート打撃に登板した。打者15人に対し、2安打2四球だった。外角のスライダーで2奪三振を奪うなど即戦力としての実力も発揮した。
石垣島キャンプでロッテの入団テストを受けている前ソフトバンク・大隣憲司投手(33)が4日、フリー打撃に初登板した。香月と根元に49球。「ほぼほぼ真っ直ぐ」で安打性3本に抑えた。
「打者の感じを見ていて、指にかかった球、自分のフォームで投げられた球は差し込めていた部分もある。いい部分もあれば、悪いところというか100%じゃないかもしれないですけど、随所にそういう(感触のいい)球が投げられた」と手応えを感じた様子だった。次回は7日にシート打撃に登板予定。
ロッテは4日、ZOZOで開催する3月31日、4月1日の楽天戦にて来場した中学生以下の子供全員に「マリーンズ・キッズキャップ」をプレゼントすること発表した。
キッズキャップはホワイト、ピンク、ブルーの3色で、好みのカラーを選べる(カラーは先着順でなくなり次第終了します)。
配布時間は午前11時〜7回裏終了まで。配布対象は当日の試合観戦チケットを提示した中学生以下の本人1人につき1個。
連日猛練習で開幕1軍を目指している安田は「キャップがもらえるのは子供にとってはとても嬉しいと思います。当日は春休み期間にあたると思うので、ぜひ多くの方に見に来てもらって、キャップをかぶって欲しいと思います」とちびっ子ファンの来場を心待ちにしていた。
ロッテにテスト生として参加している前ソフトバンク・大隣憲司投手(33)が4日、フリー打撃に登板。合格に向けて順調な調整具合を見せた。
香月と根元の左打者を相手に約50球。過去にはこの時期、打撃投手を務めたことはないが早い調整で首脳陣にアピールしている。「指にかかったボールを投げることができた。自分のフォームでいかに投げることができるかです」。力のある真っ直ぐで詰まらせるシーンも多く見られた。
7日はシート打撃、11日は紅白戦に登板する。「今後は右打者も相手にする。結果を求められている」と前を見据えた。井口監督は「復活して欲しい」と望んでおり、左腕は期待に応える固い決意でいる。
ロッテは4日、新外国人のシェッパーズ投手が、夫人の出産に立ち会うために米国へ一時帰国すると発表した。5日にチームを離れ、12日に再合流する予定。
今季、プロ2年目を迎えた佐々木千隼投手(23)がブルペンで170球の投げ込みを行った。
午前中にはフリー打撃に登板しており、この日の球数は220球前後となった。
「去年よりいいかもしれない。レベルが少しずつ上がっていると思います」。真っ直ぐが伸びて、変化球が低めに集まった。佐々木が噛みしめるように話した。
昨年、プロ1年目のキャンプでは流れをつかめず、付いていくのがやっとだった。今年は違う。苦い経験を生かして、キャンプにすんなり入った。
小林雅投手コーチからは「(早めに)投げ込むように」と指示が出ており、第1クール最終日での実践となった。
2年目のテーマは「力のある真っ直ぐを投げること」だ。
相手を務めた味園ブルペン捕手は「去年と全然違う。力に勢いもあった。より高いレベルを目指しているのでしょう」と評した。
新人王の呼び声高かった昨年は15試合に登板して4勝(1完投)7敗、防御率4.22だった。
今季の目標は規定投球回数クリアと2ケタ勝利。佐々木に飛躍の雰囲気が漂う。
テスト生としてキャンプに参加中の前ソフトバンク・大隣憲司投手がフリー打撃に登板して約50球を投げた。
香月と根元を相手に真っ直ぐ主体に力のある投球を披露した大隣は「状態は上がってきている。いい感じでボールに指がかかった」と手応えを口にし、「今後も上げていきたい」と話した。過去には、キャンプ第1クールから打撃投手を務めたことはなく、例年にない早い調整でアピールを続けている。
7日にはシート打撃に登板する。
ロッテは4日、3月31日、4月1日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム、いずれも14時試合開始)で来場した中学生以下の子どもたち全員に「マリーンズ・キッズキャップ」をプレゼントすると発表した。
キッズキャップはホワイト、ピンク、ブルーの3色で、好みのカラーを選べる。(カラーは先着順でなくなり次第終了)
ルーキーの安田尚憲内野手は「キャップがもらえるのは子供にとってはとても嬉しいと思います。当日は春休み期間にあたると思うので、ぜひ多くの方に見に来てもらって、キャップをかぶって欲しいと思います」と来場を呼びかけていた。