2月11日2月11日| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 紅組 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | x | 7 |
| 白組 | 0 | 2 | 0 | 6 | 1 | 2 | 0 | 4 | x | 15 |
| 打順 | 守備 | 名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中 | 伊志嶺 | 5 | 4 | 1 | 0 |
| 2 | 左一 | 細谷 | 4 | 2 | 1 | 5 |
| 3 | 三 | 鈴木 | 2 | 2 | 1 | 0 |
| 打三 | 高濱 | 2 | 1 | 0 | 0 | |
| 4 | 一指 | 井上 | 4 | 3 | 1 | 1 |
| 左 | 肘井 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 5 | 指 | ドミンゲス | 3 | 2 | 0 | 0 |
| 左 | 肘井 | 1 | 1 | 1 | 0 | |
| 6 | 捕 | 宗接 | 2 | 2 | 1 | 0 |
| 捕 | 柿沼 | 2 | 2 | 0 | 0 | |
| 7 | 遊二 | 平沢 | 4 | 3 | 1 | 0 |
| 8 | 二遊 | 三木 | 4 | 4 | 1 | 0 |
| 9 | 右 | 三家 | 4 | 2 | 1 | 0 |
| 打順 | 守備 | 名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 遊 | 藤岡 | 5 | 5 | 1 | 2 |
| 2 | 左 | 岡田 | 3 | 3 | 1 | 0 |
| 打右 | ペゲロ | 2 | 2 | 2 | 1 | |
| 3 | 二 | 中村 | 4 | 3 | 2 | 5 |
| 二 | 大木 | 1 | 1 | 1 | 0 | |
| 4 | 三 | 安田 | 5 | 4 | 1 | 0 |
| 5 | 右左 | 清田 | 5 | 5 | 4 | 4 |
| 6 | 指 | 福浦 | 1 | 1 | 0 | 0 |
| 走 | 安田 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 打 | 李 | 4 | 4 | 2 | 1 | |
| 7 | 捕 | 吉田 | 3 | 3 | 1 | 0 |
| 捕 | 金澤 | 2 | 2 | 1 | 0 | |
| 8 | 一 | 根元 | 5 | 5 | 2 | 2 |
| 9 | 中 | 加藤 | 4 | 3 | 0 | 0 |
| 名前 | 投球回 | 安打 | 三振 | 四球 | 死球 | 失点 | 自責 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 二木 | 3 | 3 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 |
| チェン | 3 | 11 | 2 | 1 | 0 | 9 | 9 |
| 大嶺祐 | 2 | 4 | 0 | 1 | 0 | 4 | 4 |
| 名前 | 投球回 | 安打 | 三振 | 四球 | 死球 | 失点 | 自責 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 種市 | 3 | 4 | 1 | 4 | 1 | 5 | 5 |
| 南 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 有吉 | 2 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 |
| 永野 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 |
昨季はパ・リーグ6球団で唯一100本塁打に届かなかったロッテ打線が爆発した。石垣島での紅白戦は両軍合わせて7本ものアーチが乱れ飛ぶ“空中戦”。
井口資仁監督は「喜んで良いのか分からないけど」と冗談を飛ばしつつ「甘い球をしっかり捉えていた。低めを見逃して高めをしっかり振って、なおかつ長打になっていた」と納得の様子だった。
石垣市中央運動公園野球場で11日に行われた紅白戦で、紅組「2番左翼」で先発した細谷圭内野手（30）と、白組「3番二塁」の中村奨吾内野手（25）が、ともにトップとなる5打点をマークした（試合は15−7で白組の勝利）。
細谷は2回に今年の“チーム初本塁打”となる満塁弾を右翼スタンドへ運び、中村は4回と6回にいずれも左翼に2発をたたきこんだ。
井口監督は試合後「本塁打は球場の広さや風で影響されるし、そういう野球を僕もやろうとは思っていない」と話し、中村も「僕は本塁打を狙う打者じゃない。そこは勘違いしないように。左中間、右中間に強い打球を打った結果が、今日みたいになればいい」と気を引き締め直した。
ただ、ロッテの昨年のチーム本塁打は95本。パ・リーグの中で唯一100本に届かなかった。1位だったソフトバンク（164本）とは、実に69本もの差をつけられた。井口監督の言う通り、むやみやたらに本塁打を狙えば良い訳ではないが、打線が結果を出すことはシーズンに向けての明るい材料だ。
いい顔で笑うなあ。そう思いながら浦和寮で新聞を広げたのが2年前。
ロッテ原嵩投手（20＝専大松戸）が入寮したてのころだった。
16年1月21日の日刊スポーツには当時の高卒新人トリオ、平沢・成田・原がモデルを務めた東武百貨店のポスターが載っていた。そこへ原が帰ってきた。
「僕だけイケメンじゃないんですよ。（平沢）大河と（成田）翔、甲子園のスターに挟まれて。僕はオマケです」。
「いやいや、1番いい笑顔だよ」。
「僕は笑顔だけなんで（笑）」。
そんな会話をして、持っていた新聞をあげた記憶がある。
2年前は担当球団を持たない遊軍記者だった。今年ロッテ担当になり、石垣島キャンプで再会した原は1人黙々と陸上競技場の階段を上り下りしていた。本隊とは完全別メニュー。昨年11月に右肩鏡視下手術と右肘神経移行術を受け、リハビリ中だった。
「5月くらいから少しずつ投げ始めて、今年は（10月のみやざき）フェニックス・リーグで1イニングでも投げられたらベスト。そこが目標です」。全治は9ヶ月。白球と無縁のメニューを繰り返す様子は少し寂しそうにも見えた。「キャンプも先輩達に聞きたいこととかあるんですけど、それはキャッチボールできるようになってからですね」。
そんな長いリハビリ生活で、励みになっていることがある。2月12日までのバレンタイン企画「チョコを渡したい選手」投票で、2連覇がかかる成田と1位争いを繰り広げているのだ。
昨年は同期の成田、平沢がワンツーフィニッシュだった。「恥ずかしいです。僕が上位だといじられる」と照れ笑いする。ひたむきに努力する姿を、見ている人は見ている。だから上位なのだと思う。チョコを渡したい、は応援したいと同義とも思う。
原を初めて取材した日を思い出す。15年7月の高校野球千葉大会5回戦。専大松戸のエースとしてZOZOマリン（当時はQVCマリン）で7回10奪三振無失点の好投を演じた。コールドの最終回は全球ストレートの3者連続空振り三振。この夏、前年にガンで他界した母昭子さんとの「甲子園出場」の約束を果たした。「オマケ」なんかじゃなく、ちゃんと「主役」だった。
プロで本拠地球場となったZOZOマリンで、早くまた原の投げる姿が見たい。その時はきっと、「僕は笑顔だけ」と言ったビッグスマイルをマウンドで見せてくれるだろう。投票したファンと一緒に、復帰の日を待っている。
ロッテが2月1日からロッテ「ガーナミルクチョコレート」とタイアップし、バレンタイン限定で行っている「あなたがチョコを渡したい選手」の投票の締め切りが明日12日に迫った。
今日11日午前8時の時点で成田翔投手がトップに立っている。5位までは以下の通り。
成田は球団を通じ「本当ですか？素直に嬉しい気持ちです。ただ、まだ本日も入れて2日あるので、どうなるか分かりませんよね。キャンプ残り期間も精一杯、アピールして投票いただいているファンの皆様の期待に応えたいと思います」とコメント。
なお成田は昨年も同キャンペーンで1位だった。キャンペーンサイトはhttps://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=neoi-lalimi-eda21dac69cd8b4e7b9544a98ce6918f。
1位の選手は石垣島キャンプで表彰される他、ガーナチョコレート1年分をプレゼントされる。さらに、1位になった選手に投票したファンの中から抽選で5人に、選手から直接サイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利がプレゼントされる。
また投票者全員の中から抽選でロッテ戦観戦ペアチケット5人、お菓子の詰め合わせが30人にプレゼントされる。
ロッテは11日、沖縄・石垣島キャンプで2度目の紅白戦を行った。前日10日に続き「1番・遊撃」で先発出場したドラフト2位・藤岡裕大内野手（24）＝トヨタ自動車＝は、2試合連続で打点を挙げて、存在感を示した。
「ちょっと内寄りの真っ直ぐ。追い込まれていましたが、いい感じで逆（左）方向に押し込めました」。
4回一死満塁。左腕のチェンから左前への適時打を放って2者生還。前日も3安打1打点を挙げているが「守備に反省があった」。この日は守りも無難にこなした。
井口監督も「どっしりと構えているし、自信があるのか、いいところで1本が打てる。楽しみです」と期待は大きい。即戦力として、着々と開幕1軍の目標に歩みを進めている。
2度目の紅白戦は、2回のチーム1号となる細谷の満塁弾を号砲に、計7本の本塁打が飛び交った。2回にソロ、8回に3ランの清田はこの日が32歳の誕生日で「シーズンにバースデー弾を打てないので」と照れ笑い。昨季は出場79試合と不本意なシーズンだっただけに「アピールしたい」と意気込んだ。また2打席連続アーチの中村も「甘い球を打てた結果ですが、まだ投手も仕上がっていないから」と冷静だった。
ロッテは11日、体調不良を訴えていた香月一也内野手（21）が沖縄・石垣市内の病院で検査を受け、インフルエンザA型と診断されたと発表した。ロッテの選手でインフルエンザ感染が確認されたのは江村直也捕手（25）、和田康士朗外野手（19）、酒居知史投手（25）、田村龍弘捕手（23）、荻野貴司外野手（32）に続いて6人目で、球団では注意を呼びかけている。
4年目の中村が紅白戦で4回に3ラン、6回には2ランを放った。ともに左翼席に豪快に運んだが「狙った訳ではないので、勘違いしないように。シーズンでは右中間に強い打球を狙っていく」と自らに厳しく言った。
今季は本職の二塁手に戻り、定位置争いに挑んでいる。昨季は不振が続き、夏前まで打率1割に届かなかったが、後半戦で下半身重視の打撃フォームに見直し、最終的には85試合に出場して打率2割7分5厘まで持ち直した。さらなる飛躍を期し「今は形にこだわりたい」と話した。
32歳の誕生日を迎えた清田が紅白戦で2本塁打を含む4安打4打点と大暴れした。若手の台頭で外野の定位置争いは激しいが「緊張感がある。人のことを気にしてもしょうがないので、自分のできることをやりたい」と気を引き締めた。
2回に左越えへソロを運ぶと、8回には左中間へ3ラン。元中日の和田一浩氏の打撃を参考に、キャンプで右手の押し込みを重視しており「練習でやっている通りにできたので良かった」と手応えを口にした。
ロッテは11日、沖縄・石垣島キャンプで前日10日に続いて2度目の紅白戦を行った。
ドラフト1位・安田尚憲内野手（履正社高）は、白組の「4番・三塁」でスタメン。6回の第4打席で右前打を放ち、2試合連続安打となった。また同じく白組「1番・遊撃」の同2位・藤岡裕大内野手（トヨタ自動車）も4回1死満塁で左前に2点打を放ち、2試合連続で打点を挙げる活躍をみせた。
試合は2回に細谷がチーム1号となる満塁弾、中村が2打席連続など6回までに5本の本塁打が飛び出した。
ロッテは11日、ロッテのガーナミルクチョコレートとタイアップしたバレンタイン企画「あなたがチョコを渡したい選手」の最終中間結果を発表した。
11日午前8時現在、トップは成田翔投手の32395票で、2位を原嵩投手（29444票）が追走している。以下、3位・平沢大河内野手（8957票）、4位・二木康太投手（6703票）、5位・佐々木千隼投手（5604票）。投票は明日12日まで。成田は「素直に嬉しいですが、まだ2日あるのでどうなるか分かりませんよね。キャンプ残り期間も精一杯アピールして、ファンの期待に応えたいと思います」とコメントした。
1位は石垣島キャンプで表彰され、ガーナチョコレート1年分が贈られる。1位になった選手に投票した中から抽選で5人に選手から直接サイン入りグッズ、記念写真が撮れる権利が当たる。また投票者全員の中から抽選でロッテ戦の観戦ペアチケット5人、お菓子の詰め合わせを30人にプレゼントする。
計7発が乱れ飛んだロッテの紅白戦。2打席連発で猛アピールしたのは4年目の中村だ。4回1死一、二塁からチェンのスライダーを左越えに運ぶと、6回1死一塁でも再びスライダーを左越えへ。VTRのようだった。
「2本ともたまたま。狙うような打者じゃないです。ただ、（本塁打が）出るにこしたことはないですね」。2日続けて3番で出場し、3ランに2ランで5打点。長打力に走力を兼ね備えた大型内野手は、前日の紅白戦でも本塁で間一髪アウトになる中越え適時三塁打を放った。「チャンスでは何とかしようという気持ち」と今季に懸ける集中力がある。
昨季は85試合で打率.275、9本塁打、32打点、11盗塁。前半戦の不振がなければ打率3割も狙えた。「昨季の後半は福浦さんや大村さん（2軍打撃コーチ）に言われ、顎を引きました」。目線を落としたことで、課題だった低めの変化球を見逃す確率が上がり、安定感が増した。
井口監督は「サーティーサーティー（30本塁打30盗塁）に1番近い」とその潜在能力を高く評価する。最下位に沈んだ昨季、日本人で最多本塁打は鈴木の11。中村のような和製大砲候補が頭角を現すことを願っている。今季は守備の負担を軽減させるべく、昨季守った遊撃や三塁から、早大時代の本職である二塁にコンバートした。「期待する選手の1人。頑張って（定位置を）獲って欲しい」と井口監督。その構想には「3番・二塁」での開幕スタメンがある。
「（3番起用は）まだ、全員が出ている訳じゃない」。この危機感が中村をさらなる高みへ押し上げる。
この日32歳の誕生日を迎えたロッテ・清田も2発を含む4安打4打点の大暴れだ。
ドラフト4位の菅野（日立製作所）も加わり、外野のレギュラー争いは激化したが「人のことを気にしてもしようがないのでできることをやる」。同じ右打者の和田一浩氏（元中日）の打撃を参考に右手の押し込みを重視し、打撃は上向いている。
ロッテドラフト1位の安田（履正社）は前日の紅白戦に続き「4番・三塁」で出場。6回にチェンから右前打を放ち、2試合連続安打とした。
「左投手だったので外の変化球に泳がされないようにと思いました。修正できた」。同2位・藤岡裕（トヨタ自動車）も4回無死満塁から左前2点打。2試合連続のタイムリーに「追い込まれていたけど、逆方向へ押し込めました」と納得の表情だった。
福浦は通算2000安打にあと38本。ロッテで2000安打以上は榎本喜八2276安打、有藤道世2057安打と2人。達成すれば球団史上3人目だ。
出場試合数は2152試合。チーム最多記録は前記榎本の2161試合だから2000安打より先に1位浮上となりそう。福浦は1500安打を1428試合で達成。過去、1500安打した後、2000安打まで最も試合数がかかったのは谷繁元信（中）の745試合。福浦は1500安打以降724試合に出場しており、大台達成に向けペースを上げたいところだ。
ロッテ・中村の野球をやっている姿はトップクラスになれる雰囲気がある。井口監督が言うようにシーズン30本塁打を狙うだけの資質はあったが、昨季まではバットに当たらない回数の方が多かったように思う。
成長の跡を感じたのは、初回2死の四球だった。2ボール2ストライクから2球連続、二木のボールを見送り、一塁へ歩いた。このあたりが、昨年と比べて成長しつつある点だと感じた。早大時代の「本職」である二塁へコンバートされたことも心理的にプラスに働いていると感じた。
2本目の左越えへの一発は、変化球をうまく拾った形になった。あれは相当、手首が強くなければ打てない。センター中心に右方向へも本塁打を打てる打者だが、こういう当たりも増えてくれば相手チームにとっては嫌だ。井口監督は3番に座って欲しいだろうし、その力は十分にある。
ロッテは11日、香月一也外野手（21）が石垣市内の病院で検査を受け、インフルエンザA型と診断されたと発表した。
10日には田村龍弘捕手（23）と荻野貴司外野手（32）、酒居知史投手（25）が感染していたと発表したばかりだった。
すでに江村直也捕手（25）、和田康士朗外野手（19）も罹患しており、選手は6人目となった。
ロッテは「ロッテ ガーナミルクチョコレート」と協力し、バレンタイン限定「あなたがチョコを渡したい選手」投票の最終中間発表（11日、午前8時）を行った。投票は12日まで行われる。
2連覇に大きく近づいた成田は「本当ですか？素直に嬉しい気持ちです。ただ、まだ2日あるのでどうなるか分かりませんよね。キャンプ残り期間も精一杯、アピールして投票いただいているファンの皆様の期待に応えたいと思います」とコメントした。
ロッテの独身選手の中から、バレンタインにチョコをあげたい選手への投票を呼びかける。1位の選手は石垣島キャンプで表彰され、ガーナチョコレート1年分がプレゼントされる。1位選手へ投票した中から抽選で5人に選手からサイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利がプレゼントされる。
また、投票者全員の中から抽選でロッテ戦観戦ペアチケットが5人、お菓子の詰め合わせは30人に当たる。
応募は2月12日まで、キャンペーンサイトで行っている。テスト生のBC富山・ペゲロの合格が、決定的となった。
紅白戦の8回先頭では左翼ネット直撃の推定130メートル弾を放つなど、2打数2安打1打点の活躍。紅白戦は2戦で打率8割、1本塁打、3打点。井口監督は「最終結果は明日ですけど、これだけ結果を出しているので戦力になる1人だと思っている」と獲得に前向きな言葉を残した。前ソフトバンクの李も2戦で打率4割、1本塁打、2打点とアピールした。
ロッテが11日、石垣島キャンプの紅白戦で両軍合わせて7発の“大花火大会”を披露した。号砲は紅組の細谷だった。両軍無得点の2回2死満塁、高めの直球を右中間席に運んだ。「元々低めが好きですけど、それは応用。基本は高めを打つことを心がけている」と練習の成果を強調した。
2回、白組の清田が左翼席に自身の32度目の誕生日を祝う一撃をぶち込むなど、2本塁打を含む5打数4安打4打点。「1本目は高めの真っ直ぐ。練習通りにバットが出せた」と手応えを得た。さらに中村も4回にチェンの高めに浮いたスライダーを左翼席に運ぶ決勝3ラン。6回にも2ランを放ち4打数3安打5打点と活躍し「甘い球を打てている結果です」と胸を張った。
昨季は12球団ワーストタイの95本塁打。だが、井口監督は長打力を磨くことに特化せず、機動力を生かして得点力を上げる野球を目指す。一方で昨秋から金森打撃コーチとともに「低めを捨てて、高めを打つ」意識をナインに植え付けさせてきた。この日、テスト生以外の3人が放った5発も「好球必打」が徹底されてのもの。シーズンでも数多くの“花火”が見られるかもしれない。
ロッテは11日、香月一也内野手（21）が石垣市内の病院でインフルエンザA型と診断されたと発表した。当面は宿舎にて隔離の上、静養する。
チーム内では田村龍弘捕手（23）と荻野貴司外野手（32）、育成1位・和田康士朗外野手（19）＝BC富山＝もインフルエンザで離脱中。選手のインフルエンザの感染者は既に復帰している江村直也捕手（25）も含めると6人目となった。
ロッテ・中村奨吾内野手（25）が11日、紅白戦で白組の「3番・二塁」で先発。2−5の4回。同点に追いつきなおも1死一、二塁のチャンスで勝ち越しの3ランを左翼席にたたき込んだ。さらに、6回にも2ランを放ち5打点の活躍を見せた。
昨季は主に三塁を守り、85試合に出場。打率2割7分5厘、自己最多の9本塁打、32打点を挙げた。今季からは二塁にコンバートされ、「誰にも譲らないつもりでやります」と語っていた14年のドラ1。意気込みを体現した2発だった。
ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手（24）＝トヨタ自動車＝が11日、紅白戦で白組の「1番・遊撃」で先発出場。2−5の4回の第3打席。1点を返し、なおも1死満塁のチャンスでチェンから左前に2点適時打を放ち、同点とした。
前日10日は4打数3安打1打点の活躍。2日続けてアピールした。
ロッテの清田育宏外野手（32）が11日、紅白戦に臨み、白組の「5番・右翼」で先発。0−5の2回先頭で“バースデー弾”を放った。昨季7勝を挙げている、開幕投手候補の二木から左越えに一発。この日は自身の32回目の誕生日。スタンドからは祝福の声と大きな拍手が鳴り響いた。
ドラフト4位で即戦力新人の菅野＝日立製作所＝が加入。ここに加藤を加えた右翼の定位置争いは激しいが、持ち前のパンチ力を示しアピールに成功した。
ロッテの新外国人、マット・ドミンゲス内野手（28）＝Rソックス＝が11日、カブスと契約合意したと米メディアに報じられたダルビッシュ有投手（31、ドジャースFA）について評価の妥当性を語った。
ダルビッシュとの対戦では13年シーズンに1試合2本塁打を放つなど、通算で打率3割、3本塁打を挙げている“ダル・キラー”は右腕の6年総額約137億円とされる大型契約について「ニュースで聞いたよ。素晴らしいこと。いい投手なので実力からいうと当然だよ」と話した。
ロッテの涌井秀章投手（31）が11日、今キャンプ5度目のブルペンに入り、捕手を座らせて直球のみ57球。フォームを確かめながら、コーナーに構えたミットを目掛けて投げ込んだ。
6日に捕手を立たせ29球、7日は捕手が片膝立ちで32球、8日からは捕手を座らせて44球、10日には49球を投げている。
ロッテは11日、1日より「ガーナミルクチョコレート」とタイアップし、バレンタイン限定で行なっている“あなたがチョコを渡したい選手”の最終中間発表で、午前8時点で成田翔投手（20）がトップとなっていることを発表した。投票が12日で締め切りとなる。
首位を快走している成田は「本当ですか？素直に嬉しい気持ちです。ただ、まだ本日も入れて2日あるので、どうなるか分かりませんよね。キャンプ残り期間も精一杯、アピールして投票いただいているファンの皆様の期待に応えたいと思います」。
なお、成田は昨年も同キャンペーンで1位となっている。
1位の選手は石垣島キャンプで表彰される他、ガーナチョコレート1年分をプレゼント。さらに、1位になった選手に投票したファンの中から抽選で5人に選手から直接サイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利がプレゼントされる。また、投票者全員の中から抽選でマリーンズ戦観戦ペアチケット5人、お菓子の詰め合わせを30人にプレゼントされる。募集は12日まで行います。
ロッテ・清田育宏外野手が32歳の誕生日を迎えた11日、自らバースデー弾2発の祝砲を打ち上げた。
キャンプイン後、かつて西武、中日で活躍した和田一浩氏の動画を繰り返して見た。これまで左半身の動きに気を使ってきたが「右半身の動きを参考にしよう」と意識し、練習に取り組んできた。
1本目は2回に二木の真っ直ぐを左へソロ。2本目は八回に大嶺祐の変化球を左中間へ運ぶ3ランだ。
「右腕、右足、右足首、右ヒザ…これまで練習でやってきたことができたかな」。
昨年、春先に左肩を負傷し、その影響で79試合の出場にとどまり3本塁打、21打点、打率.203。新人・菅野らの台頭に「人のことを気にしても仕方ない」。復活へ向け“気にする”のは和田氏の現役時代の残像だ。
体調不良を訴えていた香月一也内野手（21）が石垣市内の病院で、インフルエンザA型と診断された。当面は宿舎で隔離の上、静養をする。
インフルエンザ罹患者はこれで6人目。復帰した選手もいるが、井口監督は「普通のカゼとは違う。自己管理をするしかない」と注意を呼びかけている。
ロッテは11日、2月1日からロッテ「ガーナミルクチョコレート」とタイアップし、バレンタイン限定で行っている『あなたがチョコを渡したい選手』の中間投票結果を発表した。
11日・8時現在で成田翔投手（20）がトップに立っている。連覇なるか大いに注目される。
なお、投票は12日が締め切りとなる。
ベスト5は以上の通り。
成田投手は「本当ですか？素直に嬉しい気持ちです。ただ、まだ本日も入れて2日あるので、どうなるか分かりませんよね」とコメントした。
また、「キャンプ残り期間も精一杯、アピールして投票していただいているファンの皆様の期待に応えたいと思います」と張り切っていた。
1位の選手は石垣島キャンプで表彰される他、ガーナチョコレート1年分をプレゼントされる。さらに、1位になった選手に投票した人の中から抽選で5人に選手から直接サイン入りグッズ、選手と記念写真が撮れる権利がプレゼントされることになっている。
また、投票者全員の中から抽選でマリーンズ戦観戦ペアチケットを5人、お菓子の詰め合わせを30人にプレゼントする。
ルーキーが目立つキャンプの中で、この日は先輩達が存在感を見せつけた。2月11日が誕生日の清田育宏外野手が2本塁打を放てば、細谷圭内野手も満塁本塁打。そして今季より遊撃から二塁へコンバートし挑む中村奨吾内野手が2本塁打5打点。それぞれがアピールを繰り返した。 「（中村）奨吾は今年、セカンドにコンバートして期待をしているうちの1人。ただ決してポジションを与えている訳ではない。しっかりと結果を残して自分でポジションをつかんで欲しいと思っている」。
井口資仁監督は新人だけではなくチーム全体がガムシャラに首脳陣にアピールしようと打ち、走り、守り、声を出している姿を評した。中でも今年、一皮むけようと必死になる背番号「8」の姿が目に留まっている。元々はおとなしい性格だが今年は貪欲で必死さにあふれている。自ら変わろうとしている姿勢を頼もしそうに見つめた。
「次のクールである程度、1、2軍を分けるという話をしている。そういう意味でもみんなしっかりとアピールをしてくれている。明日の紅白でもそういった姿をしっかりと見せて欲しい。楽しみにしている」。
今クールをもって、井口マリーンズ最初の振り分けが行われる。残されたアピールの場で、どのようなパフォーマンスをそれぞれが見せるか。若き指揮官は楽しみに凝視する。
（千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章）