1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 |
中日 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 藤岡裕 | 5 | 3 | 1 |
2 | 左 | 菅野 | 4 | 2 | 2 |
左 | 大木 | 1 | 1 | 0 | |
3 | 二 | 中村 | 4 | 2 | 1 |
4 | 指 | 井上 | 3 | 1 | 0 |
打一 | 細谷 | 2 | 0 | 0 | |
5 | 三 | 鈴木 | 2 | 2 | 2 |
打一遊 | 三木 | 3 | 1 | 0 | |
6 | 右 | 清田 | 2 | 1 | 0 |
右 | ペゲーロ | 2 | 0 | 0 | |
7 | 一三 | 安田 | 3 | 0 | 0 |
捕 | 江村 | 1 | 0 | 0 | |
8 | 捕 | 吉田 | 2 | 0 | 0 |
打三遊 | 平沢 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 中 | 加藤 | 4 | 1 | 0 |
計 | 39 | 14 | 5 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 京田 | 5 | 4 | 2 |
2 | 指 | 亀澤 | 2 | 0 | 0 |
打指 | 大野奨 | 1 | 0 | 0 | |
3 | 左 | デルモンテ | 3 | 1 | 1 |
左 | 松井佑 | 2 | 2 | 1 | |
4 | 三 | 福田 | 3 | 2 | 0 |
走右 | 井領 | 2 | 0 | 0 | |
5 | 右 | モヤ | 3 | 0 | 0 |
三 | 堂上 | 2 | 0 | 0 | |
6 | 二 | 高橋 | 4 | 1 | 1 |
7 | 一 | 石岡 | 2 | 1 | 0 |
走中 | 友永 | 2 | 0 | 0 | |
8 | 捕 | 木下拓 | 3 | 2 | 0 |
捕 | 加藤 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 中 | 遠藤 | 2 | 1 | 1 |
走一 | 阿部 | 2 | 1 | 0 | |
計 | 39 | 15 | 6 |
名前 | 投球回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
西野 | 3 | 6 | 4 |
関谷 | 2 | 4 | 1 |
大谷 | 1 | 2 | 0 |
シェッパーズ | 1 | 1 | 1 |
有吉 | 1 | 0 | 0 |
永野 | 1 | 2 | 0 |
名前 | 投球回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
吉見 | 2 | 5 | 3 |
山井 | 2 | 4 | 2 |
大野雄 | 2 | 1 | 0 |
谷元 | 1 | 2 | 1 |
鈴木博 | 1 | 1 | 0 |
田島 | 1 | 1 | 0 |
開幕スタメンへ猛アピールだ。ロッテが1、2番新人コンビの活躍で22日、中日との接戦を制した。初回、1番遊撃のドラフト2位、藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)が初球を中前へ。続く左翼の同4位、菅野剛士外野手(24=日立製作所)が1ストライクから右中間三塁打を放ち、中日吉見から開始3球で先制した。就任後、初のNPB球団からの勝利に井口監督は「まだ打順も試している段階。今のところ好調ですね」と笑顔を隠さなかった。
特に藤岡裕は、3回に山井の真ん中高めストレートを右中間後方へ放り込む対外試合1号ソロ。7回も二塁打を放つ3安打で「少しずつ自信が出てきました。ずっと開幕スタメンという気持ちでやってます」。17、18日の台湾・ラミゴ戦では先発でも代打でも安打、二盗で勝負強さを見せた。平沢、三木との正遊撃手争いにも1歩リード。井口監督は「チームの中で頭ひとつ抜けている」と絶賛した。
菅野も負けていない。この日の2安打は右中間、左中間への三塁打。「野手の間を抜く、追い求める打球が打てた」と、いずれも藤岡裕を生還させた。東京6大学リーグの二塁打記録を持つミスターダブルは着々とトリプルへ進化。開幕戦でルーキー2人が同時に先発出場すれば、ロッテでは97年の小坂誠(現2軍内野守備走塁コーチ)&清水将海(現バッテリーコーチ)以来、21年ぶりになる。
石垣島で残留調整を続ける荻野ら、上位打線候補は他にもいる。だが菅野は「藤岡の勢いに乗せてもらった。1、2番の働きとしては合格点と思う」と同期とのコンビネーションに自信を得た。藤岡裕は「出ないことには始まらない。開幕スタートするために、オープン戦まで結果を残していかないと」。2人で5安打3打点を稼いだフレッシュマンが、新生ロッテの起爆剤になっている。
ロッテ井口資仁監督が中日との練習試合で対外試合1号ソロを含む3安打のドラフト2位藤岡裕を絶賛。
「チームの中で頭1つ抜けている」/井口監督「誰が見ても、チームの中で頭1つ抜けている」。
1、2番新人コンビが活躍し、ロッテが井口資仁監督(43)のもとでNPB球団から初勝利を挙げた。
初回、1番遊撃でフル出場したドラフト2位の藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)が初球を中前打。2番左翼の同4位、菅野剛士外野手(24=日立製作所)が1ストライクから右中間へ適時三塁打を放ち、中日吉見から開始わずか3球で先制点をもぎ取った。
藤岡裕は3回に右中間ソロ、7回にも二塁打を放って5打数3安打1打点。菅野は7回も適時三塁打で4打数2安打2打点と活躍した。前日の広島戦はともに3打数無安打だったが、本領を発揮。井口監督は1、2番起用について「色々試している段階で、打席を多く与えたかった。今のところ好調ですね。昨日もいいあたりだった」と話し、藤岡裕について「誰が見てもチームの中で頭1つ抜けている」とたたえた。
ドラフト1位の安田尚憲内野手(18=履正社)は7番に入り、本職の三塁ではなく初めて一塁でスタメン出場。3打数無安打で、6回裏の守備からベンチに下がった。
ロッテは22日、マリーンズ公式ユーチューブチャンネルに、石垣島春季キャンプ中にアップした特別動画24本の総再生回数が55万回だったと発表した。なお、再生回数ベスト5は次の通り。
球団のSNS担当者は「トップ5のうち4つが新人選手に関する動画であることから、新加入選手への期待、注目度の高さがうかがえる数値となりました。一方で平沢選手は入団時から変わらずの人気を維持しています。平沢選手の動画は再生回数だけではなく、コメント数が多く何度も見る方が多いのも特徴的です」とコメント。
ロッテは15年からユーチューブへの特別動画投稿に力を入れており、今年もチームの舞台裏動画などをマリーンズ公式ユーチューブチャンネルで発信予定。
https://www.youtube.com/user/marinesTVOfficial
ロッテは22日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行うオープン戦期間中のイベントを以下の通り、発表した。
ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)=トヨタ自動車=が22日、中日との練習試合(北谷)に「1番・遊撃」で先発出場し“プロ1号”を放った。強肩と確実性のある打撃が武器のルーキーが開幕スタメンに、また一歩近づいた。
どんよりとした雲を切り裂くように、右中間に放物線を描いた。「高めの真っ直ぐだと思います」という山井の137キロを捉えた一発で、スタンドをどよめかせた。
第1打席の中前打で先制のホームを踏み、7回の中前打では相手の緩慢な動きを見て二塁を陥れた。計3安打。紅白戦を含む実戦7試合で打率.435(23打数10安打)、6打点と驚異の数字をたたき出している。
「初めから開幕スタメンという気持ちでしかない」と言い切る藤岡裕に、井口監督も「誰が見ても(全選手の中で)頭1つ抜けていますね」と目を細める。開幕戦に遊撃で先発出場すればチームの新人では1997年の小坂誠以来、21年ぶりの快挙。藤岡裕が、ロッテの未来を変える男になるかもしれない。
ロッテ(前身球団を含む)の新人で開幕戦に先発したのは2014年の井上晴哉(4番・DH)が最後。遊撃では1950年の河内卓司(7番)、57年の中野健一(1番)、64年の石黒和弘(同)、65年の山崎裕之(7番)、69年の広瀬宰(同)、97年の小坂誠(2番)の過去6人が出場。なお、新人の開幕戦での最多安打は97年の小坂の3安打。本塁打は50年の戸倉勝城、97年の清水将海が放っている。
打席数を確保するため、初めて「7番・一塁」で先発出場したD1位・安田(履正社高)は、3打数無安打。慣れない守備で記録に残らないミスも出て「やはり一塁は緊張しました。練習しないといけませんね」と肩を落とした。一方、「2番・左翼」のD4位・菅野(日立製作所)は2本の三塁打を放つ活躍で「自分が追求する打撃ができた」と笑顔だった。
ドラフト4位新人の菅野(日立製作所)が中日との練習試合に「2番・左翼」で先発して2本の三塁打を放った。「右中間と左中間に自分が求める打球を打てた」とうなずいた。
明大時代に東京六大学リーグの通算最多記録を更新する28本の二塁打を放って「ミスター二塁打」との異名を取ったが、この日はさらに1つ先の塁まで走った。走塁改革を掲げている井口監督は「練習通り、打った瞬間から三塁を狙うという走りだった」と喜んだ。
ロッテは22日、球団の公式YouTubeチャンネルに沖縄・石垣島キャンプ(2月1日〜19日)の様子などをアップした特別動画24本の総再生回数が55万回を達成したと発表した。
ベスト5は以下の通り。
SNS担当者は「トップ5のうち4つが新人選手に関する動画であることから新加入選手への期待、注目度の高さがうかがえる数値となりました」とコメントした。
ロッテのD2位・藤岡裕には、昨年の新人王・京田(中日)、源田(西武)のような活躍をする可能性を感じる。この日の第1打席の中前打、第2打席の右中間への本塁打は、いずれも内角球を力負けせずに捉えた。
パンチ力がある分、打撃に関しては、昨年の現時点での2人よりも上だろう。守備も堅実で、強肩は魅力。ロッテには平沢ら有望な内野手がいるが、現時点では正遊撃手候補の1番手だ。
D1位・安田は無安打に終わったものの、打撃に関しては豊かな将来性を感じた。何よりも構えがいい。気になるクセが1つもないほどの自然体でボールを待つ。
膝にほどよいゆとりがあってボールを呼び込めるから、左方向にも強い打球を飛ばせる。清宮(日本ハム)よりも、素直なスイングをしている。順調に成長すれば今季中にレギュラーを手にできるのではないか。それほどの期待を抱かせる逸材だ。
プロ野球を対象としたスポーツ振興くじを導入するための検討を始めたことについて日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は22日、超党派の国会議員でつくるスポーツ議員連盟から、くじの対象をプロ野球に広げることの可否を検討して欲しいと昨年5月に再要請されていたことを明らかにした。要請を受け、NPBの中期経営計画小委員会で検討を進めていた。
21日に那覇市内で小委員会を開いた後、12球団の代表者が合流して意見を交換した。井原事務局長によると、具体的な実施時期は決まっておらず、方法についてもスポーツ議連からは、サッカーの「BIG」のようにコンピューターが無作為に勝敗を選ぶ「非予想型」という以外には示されていないという。
NPBは野球振興事業に年間約1億円を使っている。球団譲渡の際に参入球団から支払われる野球振興協力金4億円を積み立てているが、今後2、3年で底を突くために新たな財源を模索している。
ロッテの新リードオフマンは確実性だけではなく、長打力もある。3回。「1番・遊撃」で出場したドラフト2位・藤岡裕(トヨタ自動車)は同点ソロを右中間席中段へ運び「強く振れたのが良かった。少しずつ自信が出てきた」と充実した表情だ。高校通算65本塁打を誇る1位の安田(履正社)よりも先に「プロ1号」を放った。
初回は吉見から中前打し、7回は谷元から中堅やや右の打球を50メートル5秒9の快足で二塁打にした。ともに2番の4位・菅野(日立製作所)の適時三塁打で生還し、5打数3安打3得点。実戦は23打数10安打6打点の打率.435と好調な上、4四球もあり、出塁率はついに5割に達した。
長さ86センチ、重さ890グラムのバットは先端に重心があり「フルスイングではなく、ボールをバットの芯に強くぶつける感覚」とミート力が最大の特長だ。トヨタ自動車時代は同じ遊撃に1年先輩の源田(現西武)がいたため外野へ回ったことがあるが、強打に加え、守備力も高い。高校時代は投手兼任で遠投120メートルの強肩。昨年、アップシューズのまま、ブルペンで150キロを計測したこともある。
井口監督は「誰が見てもチームの中で抜けている」と絶賛し、球団では97年小坂誠(現2軍内野守備走塁コーチ)以来21年ぶりとなる遊撃の開幕先発は濃厚だ。「開幕スタメンの気持ちでやっている。(スタメンで)出ないことには始まりません」。亜大時代に指名漏れし、悔しさをバネにプロ入りした24歳。開幕スタメンは目標ではなく、ノルマだ。
ドラフト2位の藤岡裕と1、2番コンビを組んだロッテ・ドラフト4位の菅野も2本の三塁打を含む2安打2打点と活躍した。初回は無死一塁で吉見から右中間三塁打を放ち、藤岡裕を生還させる先制打。外野のレギュラーを争う24歳は「思い描いている打球が打てた」と目尻を下げた。
「7番・一塁」で出場したドラフト1位の安田は3打数無安打。同じ大阪府吹田市出身の吉見との「同郷対決」は一ゴロに終わったが「対戦できたのはいい経験になりました」と前向きに捉えていた。
ロッテの新人開幕スタメンは14年に「4番・DH」で出場した井上晴哉が最後。
同一年に2人以上は97年の2人(小坂誠、清水将海)、球団が創設された50年(当時毎日)の5人(戸倉勝城、三宅宅三、河内卓司、今久留主淳、榎原好)の2度しかない。
ロッテは「マリーンズ公式ユーチューブチャンネル」にアップした石垣島春季キャンプ特別動画24本の総再生回数が、55万回となったと発表した。再生回数ベスト5は以下の通り。
球団SNS担当者は「トップ5のうち4つが新人選手に関する動画であることから新加入選手への期待、注目度の高さがうかがえる数値となりました。一方で平沢選手は入団時から変わらずの人気を維持しています。平沢選手の動画は再生回数だけではなくコメント数が多く何度も見る方が多いのも特徴的です」とコメントした。
https://www.youtube.com/user/marinesTVOfficial
ロッテは3月17日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)の試合後、応援団による応援決起集会を行うと発表した。新たな応援歌の発表も予定されている。また、3月21日の阪神戦(同)では試合前セレモニーとして新加入選手紹介を行う。
プロ野球を対象としたスポーツ振興くじの導入へ向けた検討を、日本野球機構(NPB)と12球団が始めたことが22日、分かった。野球振興事業などに使う財源確保が狙いで、21日に那覇市内でくじ導入を検討する小委員会を実施。12球団の代表者で意見を交換した。導入に強く反対する球団はないという。
野球くじは1940年代に1度は実施も、69年に「黒い霧事件」が発覚。野球賭博に絡む八百長に関与した選手が永久失格になるなどしたことから、球界ではくじの導入に強い抵抗があった。15年に超党派の国会議員によるスポーツ議員連盟から要請を受けた際も、オーナー会議で否決。同年10月には巨人の選手による野球賭博関与が発覚し、議論は立ち消えになっていた。
NPBの井原敦事務局長によると、昨年5月になってスポーツ議員連盟から野球くじの導入を検討して欲しいと再び要請があったという。それを受けてNPBの中期経営計画小委員会で検討を進めていた。球界関係者は「デリケートな問題。丁寧な対応を考えている」としている。早ければ19年から実施される可能性がある。
Jリーグなどを対象としたスポーツ振興くじの16年度の収益金は約1118億円。収益の一部が各スポーツ団体などに助成されており、野球くじが導入されればNPBと12球団が行う野球振興事業も助成の対象となる。
昨年11月の斉藤惇コミッショナーの就任により、野球くじ導入への動きは一気に本格化した。斉藤コミッショナーは、NPBにくじ導入の検討を再要請したスポーツ議員連盟の幹事長・遠藤利明衆院議員(元五輪担当相)の元を今年1月に訪問。話し合いの中で野球人口の減少に対する危機感、財源不足などの現状を伝えたという。
NPBの野球振興事業の年間費用は約1億円。球団譲渡の際に参入球団から支払われる野球振興協力金4億円を積み立てているが、今後2〜3年で底を突くために新たな財源確保の必要に迫られていた。斉藤コミッショナーは証券などビジネス畑出身。アマも含めた球界全体の資金の必要性を以前から訴えており、解決策の1つが野球くじ導入といえる。
2人が対面した際に、遠藤議員側からは「導入するなら(コンピューターが無作為に勝敗を選ぶ)BIGになる。賭博性はゼロ」との話もあった。あくまで「非予想型」という点も実現への大きなポイントとなる。
ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)=トヨタ自動車=が、球団21年ぶりの新人開幕遊撃スタメンへ大きく前進した。22日の中日との練習試合に「1番・遊撃」で出場。“プロ1号”を含む3安打を放ち、開幕ショートの大本命に躍り出た。
強烈なインパクトを残した。「打ってやる、という強い気持ちを出していきました」。プレーボール直後の中前安打で猛攻の口火を切ると、3回には右中間へ豪快なアーチ。7回には中堅やや右への“中前安打”を果敢な走塁で二塁打とした。
実戦7試合で打率4割3分5厘、1本塁打、6打点。井口監督は「守備でもいい動きをしているし、肩も強い。低めの選球眼もいい」と目を細め、今後も数多く打席に立たせて英才教育を施す考えを示した。ロッテの新人が遊撃で開幕スタメンを射止めれば、97年の小坂以来。平沢、三木らライバルを引き離し、21年ぶりの快挙へ走り続けている。
ロッテは3月17日のソフトバンクとのオープン戦(ZOZO)後、応援団による決起集会を行う。その場で新たな応援歌もお披露目される予定という。同21日の阪神とのオープン戦(同)前には、グラウンドで新加入選手紹介も行われる。
さらに、17日のソフトバンク戦、18日の巨人戦、3月21日の阪神戦では、ボールパークステージイベントとして、キャラクターやチアパフォーマーのダンスショーも実施される。
ロッテは21日、毎年恒例の「開幕カウントダウン!!マリーンズ・ホームタウン壮行会」を3月18日の巨人とのオープン戦(ZOZO)の試合後、午後4時よりJR海浜幕張駅南口にて開催をすると発表した。
内容はマリーンズチアパフォーマー、キャラによるダンスや選手が参加してのトークショーを予定。詳細は決定次第、改めてホームページにて発表する。
ロッテのドラフト2位・藤岡裕(トヨタ自動車)が、中日との練習試合(北谷)で本塁打を含む3安打と大暴れした。「強く振れたのが良かった。少しずつ自信が出てきた」。
3回には先頭で山井から右越えに本塁打した。遊撃手での開幕戦先発出場を平沢や三木と争う。井口監督は「チームの中で抜けている」と絶賛した。
ロッテは22日、ZOZOマリンスタジアムでのオープン戦期間中に行うイベントの詳細を発表した。
ZOZOマリンでのオープン戦はいずれも13時試合開始。次の日程で行う。
ロッテは22日、「マリーンズ公式ユーチューブチャンネル」に石垣島春季キャンプ中にアップした特別動画24本の総再生回数が55万回だったと発表した。
再生回数ベスト5は次の通り。
SNS担当者は「トップ5のうち4つが新人選手に関する動画であることから新加入選手への期待、注目度の高さがうかがえる数値となりました。一方で平沢選手は入団時から変わらずの人気を維持しています。平沢選手の動画は再生回数だけではなくコメント数が多く何度も見る方が多いのも特徴的です」と分析した。
ロッテは15年からユーチューブへの特別動画投稿に力を入れている。今年もチームの舞台裏動画など様々な動画をマリーンズ公式ユーチューブチャンネルを通して積極的に情報発信していく。
https://www.youtube.com/user/marinesTVOfficial
プロ野球を対象としたスポーツ振興くじを導入するための検討を、日本野球機構(NPB)と12球団が始めたことが22日、関係者の話で分かった。導入に強く反対する球団はないという。
21日に那覇市でくじ導入を検討する小委員会が開かれ、その後、12球団の代表者でくじの方式などについて意見を交換した。
プロ野球界では1940年代に「野球くじ」が行われたことがあるが、その後は実施されていない。1969年に発覚した「黒い霧事件」で、野球賭博に絡む八百長に関与した選手が永久失格処分になった反省もあり、慎重な姿勢を貫いてきた。
「ナイスゲーム!」。井口資仁監督は試合後、大きな声で選手達をねぎらった。前日、0−7でカープに敗れた。指揮官はまずベンチの元気のなさを指摘した。迎えたこの日のゲーム。マリーンズは活気にあふれ、一塁側のドラゴンズベンチを飲み込んでいた。一時は逆転を許した。すると、さらにベンチは声であふれ返った。「ここから!ここから!」と全員で相手に向かった。一塁ベースコーチとして三塁側マリーンズベンチはるか遠くに立つ鳥越裕介ヘッドコーチまでハッキリと聞こえるほどの音量だった。
「今日は初回から最後までいい声が出ていた。ベンチ内が盛り上がっていた。今年は1年間、これでいこう。最後の最後までどんな時も明るく元気でみんなでチームを鼓舞する。そんなチームでありたい」。
勝利で終えると指揮官は選手達とそう約束した。初回から積極的に攻めた。「投手は立ち上がりが難しい。そこをたたく」との金森栄治打撃コーチの指示通りの一気呵成の攻撃で3点を先制した。先制適時打を放った菅野剛士外野手は二塁でスピードを緩めることもなく、躊躇なく三塁へと向かった。春季キャンプで行ってきた積極的走塁を実践してみせた。逆転を許して迎えた3回には先頭の藤岡裕大内野手がスタンドの右中間の深い場所に打球を放り込み同点とすると、鈴木大地内野手の適時打で勝ち越し。さらに清田育宏外野手の左前打で左翼が後逸したのを見ると鈴木は一塁からイッキにホームまで駆け抜ける。7回にも藤岡裕、菅野のルーキー1、2番コンビで貴重な追加点をたたき出した。怒涛の攻めだった。
「広い球場ではない中での積極的走塁。相手にプレッシャーを与えることができた。逆転されてからのベンチの雰囲気も良かった。今年は最後までこれでいく!次は同じパ・リーグとの試合。楽しみだね」。
スタメンを外れた選手達も虎視眈々と出番を待ち、一チャンスで応えるなどチームが1つとなり集中し、活気みなぎる野球を展開した。これこそが井口マリーンズの姿。濃厚な日々を過ごした石垣島キャンプの成果を見せた1日となった。23日に高知に移動。今度はライオンズとの連戦に挑む。日々、予習と復習を繰り返しながら進化を続けるマリーンズはまだまだこんなものではない。最高の姿は3月30日、イーグルスとの開幕戦でベールを脱ぐ。最高の1年は始まったばかりだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)