わたしはかもめ2018年鴎の便り(3月)

便

3月2日

ロッテ・涌井、初登板へ調整「まずは無事に投げること」[サンスポ]

ロッテの涌井が2日、札幌市内の室内練習場で今季実戦初登板となる3日の日本ハム戦に向けて約1時間、調整した。「もう始まるなという感じ。毎年同じだが、最初は打者との距離感だけ。まずは無事に投げること」と力みなく話した。

海外フリーエージェント(FA)権を行使しての米大リーグ移籍がかなわず残留した。2月19日にキャンプを打ち上げた後も2軍と沖縄県石垣市に残って練習を続け「例年よりも1週間長く滞在していい調整ができた」と自信をうかがわせた。

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ロッテ井口監督、安田VS清宮スタメン対決提案へ「栗山さんに話を」[スポニチ]

ロッテの井口監督が3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、安田(履正社)と清宮(早実)のドラフト1位、スタメン対決を提案する考えを明かした。

「清宮が先発(出場)したら面白い。そしたらこっちも、先発させる。栗山さんに話をしようかな」。

清宮は1日の台湾・ラミゴ戦で4回の守備から途中出場し、5回に中堅フェンス直撃二塁打を放ったが、これまで先発出場は1試合。安田も対外試合の始まった2月17日の台湾・ラミゴ戦(石垣市営)以降7試合で先発3試合だが、ライバルの同時スタメンとなれば同日開催の侍ジャパン強化試合に負けない盛り上がりは必至だ。

「(安田は)最後まで行かせる。守備もやらせる。そこまでにどう変わるか?」。指揮官は当初、主力が合流する6日の巨人戦(ZOZOマリン)で1、2軍を判断する予定だったが、一流投手の球を見させるためにオープン戦完全帯同を決断した。

清宮との直接対決は高2秋の明治神宮大会決勝以来となる。現在16打席連続無安打の18歳に刺激を与える意味もある。「(清宮の二塁打は)見ましたよ。いいバッティングしていますね。負けないように頑張りたい」。スマートフォンで動画を見て、安田は駆り立てられるものを感じた。結果が出ない中で打席をもらえることにも「しっかり目に焼き付けて今後に生かしていきたい」と力を込めた。

北海道へ向かう羽田空港の搭乗ゲートは偶然、連続無安打の打席と同じ「16」だ。安田は長いトンネルを抜けると笑顔で誓った。

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ロッテ涌井、3日ハム戦先発へ、開幕投手最有力[スポニチ]

ロッテ開幕投手最有力の涌井が、3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で先発する。

海外FA権を行使し、残留したことなど考慮され、石垣島での2軍キャンプに残留し、調整してきた。「どれくらい、仕上がっているか楽しみ」と井口監督。4年連続、現役最多9度目の大役に向けエースが結果で示す。

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ドラ1安田、日本ハム・清宮とのプロ初対決へ闘志[報知]

ロッテ・安田尚憲内野手(18)が2日、3日のオープン戦・日本ハム戦(札幌D)で清宮幸太郎内野手(18)とのプロ初対決を制することを誓った。高校時代は「東の清宮、西の安田」と呼ばれたドラ1ライバル。高校日本代表の主軸の逸材が、北の大地で熱い火花を散らす。

心待ちにしていた一戦を前に安田は心を躍らせた。「ずっと意識してやってきた」清宮とのプロ初対決に向けて空路で札幌に移動。「明日の試合になると(清宮のことを)ちょっと考えてしまうかもしれないですね」と胸を高鳴らせた。

3日の日本ハム戦(札幌D)で両者が出場となれば、16年11月15日の明治神宮大会決勝(神宮)以来だ。試合では早実の清宮が初回にソロを放つと、安田も3回に3ラン、4回に決勝犠飛を放ち履正社を優勝へと導いた。あの日から約1年半ぶりの再戦となる。清宮が1日のラミゴ戦(札幌D)で二塁打を打った際の動画もチェック済みで「いいバッティングをしていた」と実力を認めつつ、「負けないように頑張りたい」と対抗心を燃やした。

自身にとっても大事な試合となる。ここまで対外試合8戦で18打数1安打の打率5分6厘、7戦16打席連続無安打中とプロの一線級の投手相手に壁に当たっているが、井口監督はオープン戦の最後まで安田を1軍に帯同させ英才教育を続けることを決めた。指揮官の期待に応えるためにも「自分のスイングをして1本出たら自信になると思う。自分のスイングをしたい」と安田。ライバルの前で浮上のきっかけをつかむ。

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