ロッテは0-1の3回に藤岡裕のプロ初打点となる適時打や菅野の2点打などで4点を奪って逆転し、4回に荻野のソロで加点した。1点差に迫られたが、救援4投手が無失点で逃げ切った。楽天はプロ初登板の池田が3回に崩れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東北楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 5 |
ロッテのルーキーコンビが2年ぶりの開幕カード勝ち越しをもたらした。1点を追う3回にドラフト2位の藤岡裕大内野手(24)がプロ初打点となる同点打。同4位の菅野剛士外野手(24)も開幕から3戦連続安打となる2点適時打で続いた。新人2人が計3打点を挙げる活躍。若い力を推進力に、井口ロッテが好発進した。
ぎこちない笑顔が並んだ。藤岡裕と菅野がそろって上がった、ともに初めてのお立ち台。ファンの大歓声に迎えられる中、「緊張します…。こういう場に多く立てるように、頑張っていきたい」と同じフレーズに決意を込めた。
打席では、そんな初々しさを感じさせない勝負強さをみせた。1点ビハインドの3回無死二塁。まずは藤岡裕が打った。外角低めの直球を右前にはじき返す同点打。「チャンスだったので積極的にいこうと。ボール気味でしたけど、何とか食らいつけてよかった」。1点を勝ち越して、なお1死二、三塁の絶好機では菅野が決めた。外角低めのフォークをたたき、投手の伸ばしたグラブをかすめて中前へ。「得点が欲しかった場面。飛んだところがよかったです」とうなずいた。
社会人を経て入団した同い年。互いがいい刺激になっている。菅野が「前の打順でどんどん打って、勢いをつけてくれる。その波に乗っていけるので心強い」と言えば、藤岡裕は負けん気をのぞかせる。前日3月31日にプロ初打点を先に挙げられ「やっぱり悔しかった。これからも負けないように努力したい」と力を込めた。
普段はあまり野球の話をしないという。それでも、言葉こそ違えど、同じ仕事を目標に掲げた。「勝ちにつながるヒットを打っていきたい」(菅野)。「チームが勝つために走者がいるときに、どれだけ打てるか」(藤岡裕)。ルーキーコンビの切磋琢磨がチーム力を底上げし、巻き返しへの上昇気流を生んでいく。
ロッテ福浦が好機での凡退に悔しさをにじませた。
7回1死一、二塁で見逃し三振。3回に3戦連続安打となる中前打を放ち、2000安打まで残り35本としたが「何とか一、二塁の場面で打ちたかった。あそこで打たないと…。チャンスで打っていけるように頑張りたい」と表情を引き締めていた。
ロッテが1点差で逃げ切り、開幕カード勝ち越しを決めた。
井口資仁監督は「ルーキー2人だけじゃなく、全員はしっかり試合に入っている。チーム全体に活気がある。次のカードもしっかり戦いたい」。
ロッテが1点差で逃げ切り、開幕カード勝ち越しを決めた。
井口資仁監督(43)は「(鈴木)大地の2つのバントもよかったし、菅野も(3回1死二、三塁から)よく打ってくれた。(中村の次打者初球での盗塁など)いい形で相手にプレッシャーをかけられている。キャンプからやってきたことを、この3試合出せている」と手応えを示した。
9回に3戦連続でマウンドに上がり、2奪三振の3者凡退に抑えた内については「試合前から、3点差以内なら行くぞ、と伝えていた。しっかり抑えてくれて、(今後も抑えは)このパターンになるかなと思う」と評価した。
1点を追う3回無死二塁で、ドラフト2位の藤岡裕大内野手(24)がプロ初打点となる右前への同点打。1点を勝ち越し、なお1死二、三塁からは同4位の菅野剛士外野手(24)が、開幕から3戦連続安打となる2点適時打で続いた。
開幕カード勝ち越しに貢献した2人は、そろって初めてのお立ち台。藤岡裕は「チャンスだったので、積極的にいこうと思った。(打った球は)低かったですが打ててよかった」と初々しい笑顔をみせた。
菅野は「いいところに(打球が)飛んでくれたのでよかった」。緊張からコメントをかむ場面もみられ「(お立ち台に)多く立てるように、努力していきたい。次はかまないようにしたいです」と振り返った。
「空のF1」とも呼ばれるレッドブル・エアレースで昨季、年間総合優勝を果たした室屋義秀が、ファーストピッチセレモニーに登場した。
この試合は「レッドブル・エアレース千葉2018」(5月26、27日・千葉・幕張海浜公園)スペシャルデーとして開催。15年に続いて2度目の登場となった室屋は、見事なノーバウンド投球を披露し、大きな歓声を浴びた。
投球後は「投球が届いてよかったです。レッドブル・エアレースも、たくさんの人が観戦に来ますがマウンドは観客が近くて迫力がありました。コックピットの中は1人なので気楽です」とホッとした表情。今季のロッテのスローガン「マクレ」にちなみ、「コックピットで上昇していく時は上がるしかないので、Gがキツイですが、我慢して乗り切っています。マリーンズも上がっていくには、つらい時期もあるかもしれませんが、必ずや上昇すると信じていますので、頑張ってください。私もレッドブル・エアレース千葉2018で優勝できるよう頑張ります」とエールを送った。
ロッテは1日、井上晴哉内野手プロデュースの「豪快ホームランステーキ丼」(税込み800円)の販売を開始した。
ビッグサイズの肉と骨付きウインナーを大盛りご飯に乗せ、特製ソースをかけたバーベキューの醍醐味を味わえる一品。井上のように豪快に食らい尽くして欲しい思いから作られた。
3月31日の開幕2戦目楽天戦で2打席連続本塁打を放ち、井口監督に監督初白星を贈った井上は、「まるでバーベキューをしているような感覚になるメニューにしたいと思ったので、お肉やご飯の組み合わせに合うオリジナルBBQソースで作ってもらいました。豪快で美味しいので、ぜひ食べてください。僕の、昨日のホームランのような味です!」とPRした。
ロッテの球団キャラクター「謎の魚」が3月30日から始めたツイッターのフォロワー数が、開設2日間で早くも2万人を超えた。
1日は「本日はエープリルフールです。ということでウソをつこうかと思いましたが、私の存在自体がウソのようなものなので、やっぱりやめました。ちなみに現在、伊勢湾の辺りをプカプカと浮いています。鳥羽が近いです。真珠を探しています。私は海女です。それはウソです。グフフフ」とつぶやいている。
ロッテは1日、楽天3回戦(ZOZOマリン)に5−4で競り勝ち、開幕カードを2勝1敗で勝ち越した。
先制された直後の3回無死二塁で、ドラフト2位・藤岡裕大内野手(25)=トヨタ自動車=が「積極的に振っていった」と右前へプロ初打点となる同点適時打。4位・菅野剛士外野手(25)=日立製作所=も1死二、三塁から中前に2点打を放った。
同学年の2人はともに大学、社会人を経ての入団。開幕戦で3安打デビューの藤岡裕が「2戦目に菅野が打点を挙げて、刺激になっていた。3安打より打点の方が価値がある」といえば、菅野も「あいつが先に打ってくれているから、楽な気持ちでいける」と互いを認め合う。
「2人が結果を出すから活気があるね」と井口監督。ルーキーの相乗効果がチームの雰囲気も変えている。
ロッテ先発の酒居は打線の援護に助けられて何とか粘り、勝利を手にした。6回途中4失点で「(3回に)先制されてもすぐ逆転してくれて楽に投げられた。白星は100パーセント野手のおかげ」と感謝した。
5回途中で球数が100球を超え「序盤に無駄球が多すぎた」と反省。それでも井口監督は「馬力のある投球で試合をつくってくれた」とねぎらった。
ルーキーの活躍が止まらない。ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(25)と同4位・菅野剛士外野手は1日、楽天3回戦(ZOZOマリン)でそろって適時打を放った。
藤岡裕は3回無死二塁から右前に同点の適時打を放つと、負けじと菅野も1死二、三塁で中前に2点打でこの回4点を奪うビッグイニングを演出した。
開幕戦でも3安打の藤岡裕はプロ初打点の打席を「打ったのはストレート。とにかく走者を進めるバッティングをしようと思っていました。強引になり過ぎないように行った結果が、こういう形になってくれてよかったと思います」、前日に続く安打の菅野も「フォークボール。いいところに飛んでくれた。追加点が欲しい場面だったので抜けてくれてよかったです」と話した。
ロッテは1日、前日3月31日の楽天戦で2本塁打を放った井上晴哉内野手がプロデュースした「豪快ホームランステーキ丼」(800円)を、ZOZOマリンスタジアムで発売開始したと発表した。
ビッグサイズの肉、骨付きウィンナーを大盛りご飯にのせ、特製ソースをたっぷりかけたバーベキューの醍醐味を味わえる丼で、“アジャ”こと井上のように豪快に食らい尽くして欲しいとの願いを込めて作られた。発売店舗はガナドール(フロア1 外野ライトスタンド下。外野席チケット所持者のみ購入できる)。
井上は「まるでBBQをしているような感覚になるメニューにしたいと思ったので、お肉やご飯の組み合わせに合うオリジナルソースで作ってもらいました。豪快に美味しいですので、ぜひ食べてください。僕の昨日の本塁打のような味です!」とアピールしている。
2人の新人がチームを開幕戦勝ち越しに導いた。1点を追う3回無死二塁でロッテ・藤岡裕が「チャンスだったので積極的にいった」と、プロ初打点となる同点の右前打。2−1と逆転した後、なお1死二、三塁では菅野が2点中前打を放ち、「いいところに飛んでくれた」と相好を崩した。
昨季の最下位から井口新政権で船出した開幕3連戦は2勝1敗。3試合で5盗塁するなど機動力を生かし、好スタートを切った。新生ロッテの象徴が、開幕スタメンに名を連ねた新人2人だ。3試合で5安打の藤岡裕は「いいスタートが切れた」。3安打3打点の菅野も「同期であいつ(藤岡裕)が打ってくれると気持ちが楽になる」と相乗効果を強調した。井口監督も「マリーンズのカラーが出せた3試合だった」と手応えを口にした。
ロッテ・荻野が今季チーム1号を放った。4回先頭の打席で浜矢の内角フォークを左翼席に運び「ボディーターンで打てた」と口にした。
昨オフ就任した金森打撃コーチの指導で、バットを体から離さずに回転で打つ打法に取り組む。荻野は「引きつけて打つことは僕だけじゃなくチーム全体で意識している」と、金森効果を口にした。
ロッテは1点差を守り切り、楽天に連勝。開幕カード勝ち越しを決めた。
楽天1点リードの3回。ロッテ打線がプロ初登板の楽天先発・池田を捉える。ルーキー藤岡裕のプロ初打点となる右適時打で同点に追いつくと、無死二、三塁から遊撃手・茂木のエラーで勝ち越し。池田に代わって登板した2番手・濱矢を攻め、菅野がセンターへ2点適時打を放ち、リードを3点に広げる。4回には、荻野の1号ソロで4点リードとする。
6回に、銀次、代打・藤田のタイムリーなどで、3点を挙げられ、1点差に迫られるも楽天の反撃はここまで。あと1点が遠かった。
投げては2年目の先発・酒居が5回1/3を投げ、8安打4失点。2番手以降の松永、有吉、シェッパーズ、内が楽天打線を無失点に抑えた。ロッテの球団キャラクターである「謎の魚」の公式ツイッターのフォロワーが2日間で2万人を超えた。
公式ツイッターは3月30日から開始。4月1日の発表ということで、謎の魚は「本日はエイプリルフールです。ということでウソをつこうかと思いましたが、私の存在自体がウソのようなものなので、やっぱりやめました。ちなみに現在、伊勢湾の辺りをプカプカと浮いています。鳥羽が近いです。真珠を探しています。私は海女です。それはウソです。グフフフ」と、謎のコメントを残した。
ロッテが30日の楽天戦(ZOZOマリン)で2本塁打を放った井上晴哉内野手(28)の「ステーキ丼」を発売開始した。体重が公称114キロの井上がプロデュースしたメニューで、「豪快ホームランステーキ丼」と新主砲にふさわしいネーミングだ。ビッグサイズの肉、骨付きウィンナーを大盛のご飯にのせ、特製ソースをたっぷりかけたバーベキューの醍醐味を味わえる、大食漢の井上も満足の出来栄え。
井上は「まるでBBQをしているような感覚になるメニューにしたいと思ったので、お肉やご飯の組み合わせに合うオリジナルBBQソースで作ってもらいました。豪快に美味しいですのでぜひ食べげください。僕のホームランのような味です!」とPRしていた。
ルーキーコンビのバットでチームを2年ぶりの開幕カード勝ち越しへと導いた。0−1の3回無死二塁。ドラフト2位・藤岡裕が反撃の流れを呼び込んだ。池田の真ん中低めの直球を右中間にはじき返した。同点打でプロ初打点を挙げ、「チャンスでどんどん振っていくしかないと思っていた。バットの先でしたけど落ちてくれてよかった」と笑みをこぼした。
前日31日の試合で同4位の菅野がプロ初打点をマークした。自身は開幕戦で3安打を放ったが、「走者がいないところで打っても意味がない」と喜びは薄かった。一転、この日は価値ある殊勲打。「菅野が先に打点を稼いだというのもあって自分も走者がいるところで走者をかえせる打撃がしたかった」と同期の活躍を発奮材料に変えた。
菅野も負けじと続いた。2−1の3回1死二、三塁の好機で浜矢の外角のスライダーを叩くと、打球は投前で高く弾んで中前に抜ける2点適時打となり、「飛んだところがよかった。こういう安打で勝つこともある」と謙虚に喜んだ。
井口監督は「藤岡裕も菅野もそうですけどチーム全体が活気がある」と現状を分析する。即戦力ルーキーがもたらす相乗効果は今のロッテに欠かせないものになりつつある。
ロッテが1点差ゲームを制し、2年ぶりの開幕カード勝ち越しを決めた。
先発・酒居が6回途中4失点とピリっとしなかったが、打線が奮起した。3回にドラフト2位・藤岡裕の同点適時打、同4位・菅野の2点適時打などで4点を奪い逆転に成功。4回には荻野に今季1号ソロが飛び出した。
6回に3点を奪われ、1点差に詰め寄られたが、酒居の後は松永、有吉、シェッパーズ、内の継投で逃げ切った。
ロッテ・荻野貴司外野手(32)が今季1号を放った。4−1の4回先頭。浜矢の真ん中に甘く入ったフォークを左翼スタンドに放り込んだ。
「ボディーターンで打てました。それだけです」と淡々と振り返った。昨秋キャンプ中から6年ぶり現場復帰した金森打撃コーチの指導のもと、体の軸回転を意識した打法に取り組んできた。
今季は50盗塁以上での盗塁王獲得を井口監督から厳命されている男が、足ではなくバットで存在感を示した。
ロッテのドラフト4位・菅野剛士外野手(24)=日立製作所=が2戦連続で打点を挙げた。
2−1の3回1死二、三塁のチャンスで外角低めのフォークを腕を精いっぱい伸ばして打つと、打球は投手の前で大きく弾み、浜矢のジャンプしたグラブのわずかに上を通過して中前に抜けた。「いいところに飛んでくれてよかったです。追加点が欲しい場面だったので抜けてくれてよかったです」と笑みをこぼした。
スタジオジブリのアニメーション映画「崖の上のポニョ」のキャラクター「ポニョ」似の即戦力ルーキーが、開幕戦から3戦連続安打。水を得た魚のように躍動している。
ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)=トヨタ自動車=がプロ初打点を挙げた。
0−1の3回無死二塁のチャンスで直球を右前にはじき返す同点適時打。「とにかくランナーを進めるバッティングをしようと思ってました。強引になり過ぎないようにいった結果が、こういう形になってくれてよかったと思います」と謙虚に喜んだ。
ロッテは1日、井上晴哉内野手(28)がプロデュースした「豪快ホームランステーキ丼」(800円)をZOZOマリンで販売開始したと発表した。販売店舗はガナドール(フロア1 外野ライトスタンド下)で、外野席チケットを購入した人のみ購入可能。
「豪快ホームランステーキ丼」は、ビッグサイズの肉、骨付きウィンナーを大盛のライスにのせ、特製ソースをたっぷりかけたバーベキューの醍醐味を味わえる逸品に仕上がっている。
3月31日の楽天戦(ZOZO)では自身初の2打席連発を放つなど大活躍だった井上は「まるでBBQをしているような感覚になるメニューにしたいと思ったので、お肉やご飯の組み合わせに合うオリジナルBBQソースで作ってもらいました。豪快に美味しいですのでぜひ食べてください。僕の昨日のホームランのような味です!」と熱烈な口調でオススメしていた。
タクトを振る新指揮官にとって、2人の新人はいまやチームの牽引者だ。ロッテのドラフト2位・藤岡裕(トヨタ自動車)と同4位の菅野(日立製作所)。井口監督は言った。
「(2人が)結果を出してチーム全体に活気がある。みんながしっかりと試合に入っている」。
3連戦に勝ち越して、お立ち台に呼ばれたのは24歳のコンビ。1点を追った3回無死二塁。藤岡裕が池田の2−1からの真っ直ぐを捉えた。打球は右前への同点適時打。プロ初打点に「最低でも進塁させようと食らいついた。打てないのは悔しいじゃないですか」と振り返った。“ライバル”の菅野が前日の第2戦で打点を挙げていた。同期として負けられなかった。
その菅野は1点を勝ち越してなお1死二、三塁。代わったばかりの浜矢から二遊間を割る2点打だ。プロ初の左腕との対決にも「外寄りの球だった。内野を抜ける打球を、と思った。体が残ってくれた」とサラリと流した。
荻野は2人をこう評価する。「新人らしくないというか、いい意味で堂々としている」。井口監督は「いい形で(シーズンに)入ることができた。さあ、次のカードもしっかりと」。2人のルーキーが新生ロッテを熱くしている。
ロッテが接戦を制して、開幕カード2勝1敗と勝ち越した。
ロッテは1点を追う3回、一挙4点を奪って逆転に成功。無死二塁から藤岡裕の右前適時打で反撃開始すると、相手の適時失策で加点。さらに菅野が2点適時打を放った。
4回には先頭の荻野が、浜矢の変化球を左翼席前列にたたき込んで加点した。
6回には先発の酒居が楽天の反撃で1点差に迫られたが、この回途中からの継投策が奏功。松永、有吉、シェッパーズ、内とつないで逃げ切った。5回1/3を4失点の酒居は今季初勝利。
楽天は6回に銀次、代打・藤田の連続適時打などで1点差に迫ったが、その後の終盤の好機を生かせなかった。プロ初登板初先発の池田は2回1/3を4失点で降板。3回に3連打と味方の失策も絡み、4点を失った。
ロッテ・井口監督は「鈴木大地の2つのバントなど、キャンプからやっていることがこの3試合出来ている。中継ぎ投手も完璧に抑えてくれた。次のカードも楽しみ」と振り返った。
連日の打点となったドラ2ルーキー、藤岡裕は「ヒットも四球も選べているのでいいと思います。もっともっとここに立てるように努力していきたい」と白い歯を見せた。
さらに同じルーキーで、プロ初打点のドラ4の菅野は「いいスタートが切れて嬉しい。チャンスだったので積極的にいこうと思っていた。きっちりボールを見極めることもできた。こういう場に多く立てるようにこれからも頑張っていきます」と胸を張った。
開幕2試合で4安打と打撃好調なロッテの1番・荻野が今季初アーチを放った。
4回、先頭打者として打席に入ると、浜矢の変化球を左翼席前列にたたき込んだ。
「打ったのはフォークかな?ボディターンで打てました」。
荻野は3回もやはり先頭打者だったが、左前安打で出塁し、藤岡裕の適時打で同点の本塁を踏んでいる。
ロッテドラ2の藤岡裕が3試合目のスタメンでプロ初打点をマークした。
1点を追った3回無死一塁。池田の2−1からの139キロストレートを右前にはじき返した。同点打。
「とにかく走者を進めるバッティングをしようと思っていました。強引になり過ぎないように行った結果がこういう形になった。良かったと思います」。
ドラ4の菅野は31日の試合でプロ初の打点(1)を挙げているが、この日も貴重な追加点となる2点打を放った。
3回、1点を勝ち越してなお1死二、三塁。替わった浜矢から中前に運んだ。「打ったのはフォークです。よいところに飛んでくれてよかったです。追加点がほしい場面だったので抜けてくれてよかったです」と振り返った。
レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ日本人唯一のレースパイロット・室屋義秀選手が始球式を務めた。
室屋選手は「投球が届いて良かったです。レッドブル・エアレースもたくさんの人が観戦に来ますがマウンドは観客が近くて迫力がありました。コックピットの中は1人なので気楽です。(マクレにちなんで)コックピットで上昇していくときは上がるしかないので、Gがキツイですが、我慢して乗りきっています」と話した。
そして「マリーンズも上がっていくには、ツライ時期もあるかもしれませんが、必ずや上昇すると信じていますので頑張ってください。私もレッドブル・エアレース千葉2018で優勝できるよう頑張ります」とロッテへのエールとともに自身へも気合を入れていた。
「レッドブル・エアレース千葉2018」は5月26日(土)、27日(日)に開催される。
ロッテは1日、ロッテのキャラクター、「謎の魚」が3月30日からツイッターを始めて、2日間で2万人を越えるフォロワーになったと発表した。
エープリルフールである4月1日のツイートは次の通り。
「本日はエープリルフールです。ということでウソをつこうかと思いましたが、私の存在自体がウソのようなものなので、やっぱりやめました。ちなみに現在、伊勢湾の辺りをプカプカと浮いています。鳥羽が近いです。真珠を探しています。私は海女です。それはウソです。グフフフ」。
ロッテは1日、井上晴哉内野手のプロデュースによるメニューの発売を開始したと発表した。
「豪快ホームランステーキ丼」(価格・800円)をフロア1外野ライトスタンド下のガナドールで販売。外野席チケットを持っている人のみが購入できる。
ビッグサイズの肉・骨付きウインナを大盛りのご飯にのせ、特製ソースをたっぷりかけており、バーベキューの醍醐味を味わえる。
井上のように豪快に食らい尽くして欲しいと考え、作られたフードメニュー。
井上は「まるでBBQをしているような感覚になるメニューにしたいと思ったので、お肉やご飯の組み合わせに合うオリジナルBBQソースで作ってもらいました。豪快に美味しいので、ぜひ食べてください。僕の昨日のホームランのような味です!」と味見を呼びかけていた。