日本ハムが開幕3連敗後に4連勝した。2回にレアードの2号ソロで先制し、3回に中田の適時二塁打などで2点を加えた。マルティネスは4安打2失点の完投で来日初勝利を挙げた。ロッテは終盤に追い上げたが、届かなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北海道日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 3 |
ロッテは日本ハム・マルティネスに9回4安打2失点と抑えられた。井口資仁監督のコメント。
「コントロール良く投げられて、ゴロばっかりでしたね。4安打じゃ勝てない」。
ロッテ李杜軒内野手(29)が反撃の2点打を放った。
日本ハム・マルティネスを打ちあぐね、打線は7回まで散発2安打に沈黙。完封負けペースだった8回2死一、二塁で9番加藤の代打に立つと、低め145キロをすくい上げた。打球は高々と舞い上がり中堅フェンス際へ。1点差に迫る2点二塁打とした。
ソフトバンク時代の14年以来、自身4年ぶりのNPBでの安打。井口監督に「外国人投手に強いから。思い切って振ってくれた。結果を出さないといけない選手なので、よく打ってくれたと思います」とたたえられると「監督の期待に応えられて良かった。逆方向を意識しました。4年前のヒット?全然覚えてないです」と笑った。
ロッテの先発マイク・ボルシンガーに来日初黒星が付いた。
2回先頭、勝負球のナックルカーブが高く浮いた。日本ハム・レアードに左翼席中段まで運ばれると、3回にも中軸に2二塁打含む3連打。以降は持ち直し、6回まで8安打3失点と粘ったが打線の援護がなかった。「先発の仕事としては全体的にまとめられた感じ。レアード選手のホームランと(3回1死二塁での)中田選手の二塁打はボールが高く浮いてしまった。失投だった。そのあとは何とか3失点でゲームはつくれたが、序盤の失点はいけなかった。粘って粘って6回を踏ん張れたかと思います」と振り返った。
ロッテは6日、ZOZOマリンのパーティールーム「フィールドテラス・スイート」(三塁側30人部屋)で開催される、統計学者とデータで楽しむ野球観戦パーティーを4月12日の西武戦で行うと発表した。
同パーティーでは、一般社団法人日本セイバーメトリクス協会会長で、江戸川大学客員教授の鳥越規央氏がトークショー形式で解説。最新のデータと、参加者にプレゼントされる選手名鑑をもとに分かりやすく説明する。
また当日はゲストとして、元ロッテ投手で現在は球団職員の上野大樹氏も参加。プレーヤー視点からデータの見方、生かし方などを解説する。
先着30人限定で、価格は税込みで1人8000円。フィールドテラススイート特製弁当とフリードリンクが付く。申し込み方法は球団ホームページまで。
上野氏は「15年まで現役をしていたので、投手のデータの見方、生かし方、マウンド心理や攻め方などを参加された皆様に分かりやすく説明ができればと思っています。自分も初めてのイベントなので楽しみにしています」とコメントしている。
前日5日のオリックス戦(京セラ)では18安打だった打線が、相手先発のマルティネスに翻弄され、わずか4安打で2得点。井口監督も「制球もよくクイックに立ち遅れてゴロばかり。4安打では勝てないね」とため息が漏れた。先発のボルシンガーが6回3失点と粘っただけに「試合は作ってくれたから次も頑張ってもらいたい」と気持ちを切り替えた。
ロッテの李杜軒が4年ぶりに安打をマークした。0−3の8回2死一、二塁で代打として打席に入るとマルティネスの速球を中越えへ2点二塁打とした。打点を挙げるのは5年ぶりとなり「嬉しい。監督の期待に応えられて良かった」と笑顔で話した。
台湾出身。2006年に高校生ドラフト4巡目でソフトバンクに入ったが、16年限りで戦力外となっていた。今春のキャンプでテストを受けてロッテに入団。「これからも1打席1打席、集中して結果を出すしかない」と表情を引き締める。井口監督は「外国人投手に強いので起用した。次につながる」と及第点を与えた。
ロッテは6日、ZOZOマリンスタジアムのパーティールーム「フィールドテラス・スイート」(三塁側、30人収容)で、統計学者とともにデータで楽しむ野球観戦パーティーを4月12日の西武戦で行うと発表した。
江戸川大客員教授で日本セイバーメトリクス協会の鳥越規央会長によるトークショーを中心に、最新のデータと参加者にプレゼントされる選手名鑑を使い分かりやすく解説する。当日は元ロッテ投手で現在は球団職員の上野大樹氏も参加、選手側の視点からデータの見方、活かし方など伝える。上野氏は「2015年まで現役だったので、マウンド心理や攻め方などを分かりやすく説明できればと思っています」とコメントした。
先着30人限定で、1人税込み8000円(特製弁当、フリードリンク付き)。申し込み方法など詳細は球団公式HPで。
今年はあっという間に終わってしまった印象の桜だが、今週訪れた比叡山(滋賀・大津市)は参道こそ満開だったが山の上はまだつぼみ。いかに気温に左右される花なのかと思い知った。
携帯もスマホもない時代、大学入試などの合格を「サクラサク」と風情ある電報で伝えていた。今季のプロ野球では13人の新人が「サクラサク」、開幕1軍を勝ち取った。早くも勝利を挙げたり、スタメンで結果を残した選手もいる。一方で、キャンプから話題を集めた日本ハムの清宮幸太郎内野手らは無念の2軍スタートとなった。
開幕の数日前、イースタン・リーグに出場するロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(履正社高)に会った。2軍行きが告げられた際、「実力がないのは分かっていた。1日も早く上がってきたい」と語るその目は潤んでいた。しかし、久しぶりに見た安田の表情からは悲壮感が消え、実に晴れ晴れとして野球に打ち込む18歳だった。
「正直、今は楽な気持ちでやれています。ファームですが結果も出ているので」。
その数日前には初本塁打、連日安打も出ている。レベルの違いがあるのはもちろんだが、何より大器を悩ませていたのは周囲の喧噪ではなかったか。オープン戦ではプロの球に対応できず「自分のスイングを」と言い続けていた。とはいえ、結果を残さなければいけない焦りもあっただろう。何より、打てなくてもメディアに囲まれ「どうだ?」と聞かれる。きっと「見ての通りだよ!」と叫びたかっただろうが、ぐっとこらえている姿に心苦しさを感じていた。
だからファームで見た笑顔にほっとした。いずれプロとしてプレッシャーと戦うときは必ず来る。そのときまで、じっと養分を蓄えてつぼみが開くのを待てばよいのだと思う。
ソメイヨシノばかりが取り上げられるが、日本には約300種類以上の桜があるという。2月に咲く寒桜、八重桜など4月下旬以降や5月になって花開く桜、フダンザクラのように秋から冬に芽吹く桜もある。
5月、いや夏以降にも「サクラサク」が届くルーキーもいるはずだ。
開幕2戦目に井口監督に初勝利を届けたロッテの新外国人ボルシンガーは2回にレアードに先制ソロを浴びるなど6回3失点。球団では毎日時代の53年カイリー以来65年ぶりとなる来日初登板初勝利から2試合連続白星は逃した。
ただ、無風でボールが打者の手元で動きにくいとされるドーム球場でも最低限の仕事は果たし「粘って粘って踏ん張れた」と手応え十分。井口監督も「試合はつくった」と評価した。
ロッテは4月12日の西武戦(午後6時15分開始)において、ZOZOマリンのパーティールーム「フィールドテラス・スイート」(三塁側)で統計学者とデータで楽しむ野球観戦パーティーを開催すると発表した。
統計学者で一般社団法人日本セイバーメトリクス協会・鳥越規央会長(江戸川大名誉教授)が、トークショー形式で最新データをもとに開設する。また、当日はゲストとして元ロッテの上野大樹氏(球団職員)も参加。選手の視点からデータの見方などを語る。
先着30人限定で1人、8000円(税込) 。フィールドテラススイート特製弁当、フリードリンク付。申し込み方法などの詳細は球団ホームページまで。
上野氏は「15年まで現役をしていたので、投手のデータの見方、生かし方、マウンド心理や攻め方などを参加された皆様に分かりやすく説明が出来ればと思っています。自分も初めてのイベントなので楽しみにしています」とコメントした。
ロッテは4月12日の西武戦(ZOZO)で、統計学者とともにデータで楽しむ野球観戦パーティーをパーティールーム「フィールドテラス・スイート」(三塁側30人部屋)で実施する。
統計学者で一般社団法人日本セイバーメトリクス協会会長、江戸川大学客員教授の鳥越規央氏が、トークショー形式で最新のデータと参加者にプレゼントされる選手名鑑を元に解説する。
また、ゲストとして元ロッテ投手で現在はロッテ球団職員の上野大樹氏も参加する。上野氏は「データの見方、生かし方、マウンド心理や攻め方などを参加された皆様に分かりやすく説明が出来ればと思っています。自分も初めてのイベントなので楽しみにしています」とファンに呼びかけた。
価格は8000円(税込)で、フィールドテラススイート特製弁当、フリードリンク付。申し込み方法等詳細は球団HPまで。
開幕2戦目に来日初勝利を挙げたロッテ・ボルシンガーが、6回3失点で初黒星を喫した。
井口監督は「しっかりと試合を作ってくれた」と評価したが、本人は2回にレアードに浴びた一発、3回の中田の適時二塁打を悔やんだ。「ボールが高く浮いた。失投だった」。それでも最後は「粘って粘って6回を踏ん張れたと思う」と収穫を口にしていた。
今春の石垣島キャンプでテスト合格して入団したロッテの李杜軒が結果を出した。
3点差を追った8回2死一、二塁。加藤の代打で登場し、マルティネスの145キロストレートをたたいた。打球は中堅への2点二塁打となった。
「監督の期待に応えようと思っていた。とにかく結果が出てよかった」と振り返った。
16年にソフトバンクを解雇されて、台湾に帰国。無所属のまま、台湾プロ野球でチャンスを待ち続けた。
その李杜軒に声を掛けたのは井口監督で、合格後は代打の切り札として期待していた。岡山共生高卒で日本人扱いだ。新外国人のドミンゲス、ペゲーロが不振からファームで調整を続けている現在、欠かせぬ戦力になりつつある。
今季4打席目でのヒットに「嬉しい。これからもいい準備をして結果を出したい」と意気込んでいた。
ロッテは6日、ZOZOマリンスタジアム内の「フィールドテラス・スイート」(三塁側30人部屋)で、統計学者と共にデータで楽しむ「野球観戦パーティー」を4月12日に開催すると発表した。当日は西武戦(18時15分試合開始)。
統計学者で一般社団法人日本セイバーメトリクス協会会長・江戸川大学客員教授の鳥越規央氏がトークショー形式で最新のデータを駆使。参加者に渡される選手名鑑をもとに分かりやすく解説する。
また、当日のゲストとして元ロッテの投手で、現在は球団職員の上野大樹(うえのひろき)氏も参加。プレーヤーの視点からデータの見方、活かし方などを解説する。
※フィールドテラス・スイート(先着30人限定)。価格は1人・8000円(税込み)。フィールドテラススイート特製弁当、フリードリンク付だ。
申し込み方法等詳細はHPを。
上野氏は「15年まで現役をしていたので、投手のデータの見方、活かし方、マウンド心理や攻め方などを参加された皆さまに分かりやすく説明ができればと思っています。自分も初めてのイベントなので楽しみにしています」と張り切っていた。