ロッテ井口資仁監督が熊本での振り替え試合開催を提案した。熊本地震発生から2年の14日、ソフトバンク戦が雨天中止。「こういう日ですしね。ぜひ振り替えもヤフオクドームじゃなくて熊本でできたら」とファンを思いやり、左翼で約30分間、選手らと即席サイン会を行った。
今年は球宴第2戦も熊本開催。「1人でも多く出てもらわないと困る」とはっぱをかけた。
ロッテは試合の雨天中止決定後、井口資仁監督(43)を筆頭に左翼席に集まったファンに即席サイン会を行った。
この日は熊本地震発生からまる2年。「こういう日ですしね。せっかく地方で試合ができると思ったんですが。ぜひ振り替えもヤフオクドームじゃなくて熊本でできたら」と提案。「チーム方針としてファンサービスもうたってますしね」と話し、中止で残念がるファンを率先して笑顔にさせた。
最後は外野席から「井口コール」も起こり、一礼して球場を去った。
ソフトバンク戦の中止決定後、選手ら全員でグラウンドに出て挨拶し、井口監督らは約45分間にわたって即席サイン会を実施した。井口監督は「残念ですが、振り替え試合も熊本でできれば」と復興への思いを明かし、7月の熊本でのオールスター戦には「うちからも多くの選手に出てもらわないと」と望んだ。
ロッテは14日、ソフトバンク1回戦(熊本)が雨のため中止が決定すると県営藤崎台球場に集まったファンに即席のサイン会を行った。
午後1時開始予定だったが雨にグラウンドコンディション不良のため同3分に中止が伝えらると、全員で右翼スタンド前に姿をみせサインや握手でファンサービスを実施。井口監督をはじめ、鳥越ヘッドコーチ、荻野、清田、新人の藤岡裕、菅野、平沢らは45分近くもサインに応じた。
2年前の同日は熊本地震が発生した。井口監督は「こういう日だし、試合ができなかったのは残念ですが、できれば振り替え試合も熊本でできたら」と震災復興への思いを口にした。また荻野も「せっかくなのでサインができてよかった」と話した。
ロッテ・井口監督は被災地のために即席のサイン会を行った。「こういう日ですし(中止で)時間は存分にある」と率先し、30分間、選手らと左翼でペンを走らせた。
代替試合はヤフオクドームで開催されることが有力だが、2年前に1000万円を寄付している指揮官は「振り替えも熊本でできればいいなと思いますね」と熊本での「再試合」を熱望していた。
14日のソフトバンク戦(熊本)が中止となり、先発予定だったロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)はスライドはせず、次回は20日の西武戦(メットライフドーム)に先発することが決まった。
「明日(15日、ソフトバンク戦)は酒居です。ボルシンガーは金曜日(20日)」と小林雅英投手コーチは1度、ローテーションを飛ばすと語った。
二木が抹消されており、17日からのオリックス戦(ZOZOマリン)は石川、唐川、涌井の順に先発予定となっている。
ロッテの井口資仁監督(43)は14日、藤崎台県営球場で即席のサイン会を行った。2016年の熊本地震発生から2年のこの日、被災地で組まれたソフトバンク戦は雨天中止。落胆する外野席のファンのもとへ、背番号6は歩を進めた。
「こういう日ですし、(中止になって)時間は存分にあった」。
率先し、30分間、ペンを走らせた。鳥越ヘッド兼内野守備走塁コーチ、福浦、荻野、井上、中村らほとんどの選手達も左翼や内野で可能な限り、ファンの要望に応えた。
04年まではダイエーでプレーした指揮官は現役だった2年前、1000万円を被災地へ寄付するほど、熊本への思いはある。代替は通常ヤフオクドームで開催されるが「振り替えも熊本でできればいいと思います」と異例の熊本での「再試合」を熱望していた。
ロッテの井口資仁監督(43)は14日、ソフトバンク戦(熊本)が雨天によるグラウンド不良で中止となったことを受けて再度、熊本での試合開催を提案した。相手チームの主催試合ではあるが「グラウンドコンディションも悪かったのでしょうがない。せっかく地方で試合ができると思ったんですけど。是非、この振り替えをヤフオクドームじゃなくて、熊本でできたらいいなと思います」と、熊本のファンを思いやった。
中止決定後には選手やコーチ達とともに左翼席に詰めかけたファンに対して、サインなどのファンサービスを行った。「チーム方針としてファンサービスを謳っている。色んな取り組みを今まで以上にやっていくというのは球団と話している」と語った。
ロッテ・井口監督らが14日、即席サイン会を行った。中止を残念がるファンに挨拶へ赴くと、低い外野フェンスを挟んで自主的にサインを始めた。
熊本では7月にオールスターが開催される。ケガが多く、これまでは球宴に無縁だった9年目の荻野は「プロなら1度は出たいもの。ここに戻って来られるように頑張る」と誓った。