わたしはかもめ2018年鴎の便り(5月)

便

5月4日

北海道日本ハム3−6千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテが連敗を3で止めた。1−3の5回に藤岡裕の同点打、井上の勝ち越し打などで5点を奪い逆転した。ボルシンガーが6回3失点で2勝目、内が5セーブ目。日本ハムは序盤に2度リードを奪ったが、先発の村田が5回に崩れた。

123456789R
千葉ロッテ0010500006
北海道日本ハム1020000003

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「痛いなんて言ったら、すぐに替えます」/井口監督[ニッカン]

ロッテ藤岡裕大が初回の守備で盗塁を試みたアルシアにタッチした際、左前腕を蹴られて落球(記録は危険なプレーでアウト)。

すぐ立ち上がれず手にも十分な力が入らなかったがプレーを続行し5回1死二塁の好機に同点右前適時打を放った。

井口資仁監督は「痛いなんて言ったら、すぐに替えますから(笑い)。ポジションを渡したくない気持ちが強いんじゃないですか」。

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ロッテ・ボルシンガーが清宮称賛「良い打者になる」[ニッカン]

4月20日西武戦以来の先発となったマイク・ボルシンガー投手(30)が6回3失点(自責3)と粘りの投球。

今季2勝目(1敗)を挙げ、チームの連敗を3でストップした。

注目のルーキー清宮は2打席連続三振を含む、3打数無安打に封じた。

第1打席は低めの116キロカーブを振らせて空振り三振に。第2打席ではカット気味にストライクゾーンの外角ぎりぎりに入ってくる139キロ直球で見逃し三振を奪った。

試合後は「うまく的を絞らせなかったから三振が取れた。でも良いスイングをしていたし、まだ若い。将来は良い打者になるんだろうなと思いながら投げていたよ」と清宮をたたえる余裕もみせた。

ボルシンガーは今季、登板4試合のうち3度クオリティースタート(QS=6回以上、自責3以下)を達成。唯一QSでなかった4月20日西武戦も5回0/3を2失点(自責0)だった。

また、この日の日本ハム戦は敵地・札幌ドームで粘投。風が吹かず、ボールが動かないため苦手なのではないかと言われていたドーム球場でも一定の結果を出した。

春先に比べ、球速も2〜3キロアップし「春は調整段階で、色んなことに適応しなければならなかった。今はそれぞれの球種をしっかり投げられているから、球速も上がっているんだと思う」と自信をのぞかせていた。

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ロッテ・藤岡裕、守備でアクシデントも適時打[サンスポ]

5回に2点打の菅野、2安打の平沢ら若手の活躍で連敗を3で止めた。中でも藤岡裕は、1回の遊撃守備でアルシアの危険なスライディングを受けて左前腕を痛めながら、「しびれた感じがあったが、試合に出るという強い気持ちだった」と5回に同点の適時打。井口監督も「けがにならなくてよかった。痛いといったらすぐに代えられてしまうからね」と、気迫のプレーをたたえた。

ボルシンガー(清宮から2三振を奪った)
「三振はよく制球できて、的を絞らせなかったから。いいスイングをしていたし、これから成長する選手だろうと将来性を感じた。」

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ロッテ、連敗3で止めるも日本ハム・清宮を警戒、ボルシンガーは「将来性感じた」[サンスポ]

ロッテは4日、日本ハム戦(札幌ドーム)に5−3で勝利。連敗を3でストップした。4月20日以来の先発登板となったボルシンガーは6回3失点。注目の日本ハムD1位・清宮との初対戦は「よくコントロールできて的を絞らせなかったからだね」と2つの見逃し三振と、一ゴロ失策で安打を許さなかった。それでも「スイングもよかったし、いい打者になるだろうと思ってマウンドから見ていた。若く、将来性も感じた」と大器を評した。

試合前には井口監督も「オープン戦のときからいいものがあると思ってみていた。彼が打つとチームが乗ってくるからね」と警戒。5日に先発予定の唐川も「対戦するので、試合の中で流れをみながら」と言いつつ、「映像を見ると打席では外よりに立っているみたい。(打たれると)雰囲気が出てしまう球場なのでしっかり考えて投げたい」と早くも対策を頭に描いていた。

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ロッテ藤岡裕が逆転口火!危険タックルで左腕負傷も気迫同点打[スポニチ]

その左手親指に力は入らない。だが、振り抜いた打球はぎりぎり二塁手の頭上を越えた。1点差に迫り、なお、5回1死二塁。ロッテのドラフト2位・藤岡裕は村田の105キロカーブを捉え、右前同点適時打を放った。この一打から一挙5得点の逆転劇が生まれた。

「(村田は)前の打席も変化球でカウントを取ってきた。また来ると思って狙った」。

初回2死一塁、アルシアの二盗で二塁のカバーに入り、タッチの際にスパイクが左前腕に突き刺さった。このプレーはリプレー検証の結果、危険なスライディングと判定され、アウト。しびれが引かず、ベンチへ治療に戻ったが「自分はまだ、レギュラーではない。誰かにチャンスを与えれば、いつチャンスが来るか分からない」と定位置に戻った。

「痛いなんて言えばすぐ、代えていた。ポジションを渡したくない気持ちが強い」と井口監督。連敗は3で止まり5月初勝利。ルーキーの見せた根性が逆転勝利を呼んだ。

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ロッテ・ボルシンガー2勝目、清宮から2奪三振「僕の制球が良く的を絞らせなかったが、いいスイング」[スポニチ]

ロッテのボルシンガーが2勝目を挙げた。1回、1番打者の西川に四球を与え、アルシアにあっさり適時打を許すなど序盤は不安定だったが、逆転してもらった後の5、6回は安打を許さず、6回3失点で白星をつかみ「先発の仕事はゲームをつくること。野手が援護をくれたし、チーム一丸で勝てた」と喜んだ。

注目ルーキーの清宮から2三振を奪った。それでも「僕の制球が良く的を絞らせなかったが、いいスイングをしていた。若くて素晴らしい将来のある選手」と持ち上げた。

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平沢、清宮に負けん!6戦ぶり先発で2安打2得点[報知]

ロッテ・平沢大河内野手(20)が4打数2安打、2得点の活躍でチームの勝利に貢献。4月28日の日本ハム戦(ZOZO)以来、6試合ぶりのスタメン起用に応えた。

0−1の3回。先頭で打席に立つと、村田の真ん中低めのカーブを捉える中越え二塁打で出塁。荻野の遊ゴロで三塁に進み、続く藤岡裕の二ゴロで三塁から本塁へ突入。微妙なタイミングだったが、ヘッドスライディングで間一髪セーフとなった。井口監督も「ギャンブルスタートで、『ゴロ・ゴー』で行こうとは言っていた。内野陣もそれほど肩の強い選手はいない。思い切り突っ込もうというサインでいきました」と評価した。

2学年下の日本ハム・清宮とは自身が仙台育英3年時に高校日本代表のチームメートだった間柄。試合前には後輩の1軍での奮闘に対して「結果を出して上がってきた。(楽天の)岸さんからも打ちましたし、実力がある。自分は最初は打てなかった。1年目で打てるのはすごい」とルーキーの実力を認めつつ、「自分も負けないように頑張ります」と先輩の意地を見せることを誓っていた。

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ボルシンガー連敗止めた!6回3失点の粘投で2勝目[報知]

マイク・ボルシンガー投手(30)が、6回6安打3失点の粘投で2勝目(1敗)を挙げた。

初回先頭の西川に四球を与え、盗塁と内野ゴロで1死三塁のピンチを迎えると、アルシアの右前適時打で1点を奪われた。

3回には2死二塁から大田に左越え2ランを浴びてリードを広げられたが、打線が5回に5点を挙げ逆転に成功した。6回を投げ終えたところで、お役ご免となった。

7回からは大谷―シェッパーズ―内とつないで無失点リレーで逃げ切った。ボルシンガーは「早い回に失点してしまったけど、うちの打線が追いついてくれて、5点を取ってくれた。チーム一丸となって勝ててよかった」と打線に感謝していた。

チームの連敗を3で止めた井口監督は「投手は3点に抑えて、打者は5点取ろうと言っている。今日は6点。一気にいけた」と投打がかみ合ったことを勝因に挙げた。

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ドラ2藤岡裕、あわや大惨事…アルシアのスパイクが左腕を直撃[報知]

ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)が日本ハム・アルシアの危険な走塁で左腕を痛めた。

1回裏の守備中、1死一塁で、打席には清宮が入った。その初球に一塁走者のアルシアがスタート。二塁のベースカバーに入った藤岡裕が捕球し、タッチへ。ここでアルシアがスライディングした右足を上げ、スパイクが藤岡裕の左腕を直撃した。ボールがこぼれて判定はセーフとなったが、ルーキーは左腕を押さえたまま、うずくまり球場は一時騒然とした。

ここで井口監督がリクエストを要求。リプレー検証の結果、中村責任審判よりアルシアの危険プレーによるアウトが宣告された。

藤岡裕は1度ベンチで治療を行い、プレーに復帰した。

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井口監督、イチローとの思い出は…「隠し球」[報知]

マリナーズのイチロー外野手(44)が球団の特別アドバイザーに就任し、選手としては今季の残り試合に出場しないことが決まったことを受け、ロッテ・井口資仁監督(43)が4日の日本ハム戦(札幌D)前に、メジャーでもともに戦った1学年先輩との思い出を語った。

井口監督は「すごい決断ですよね」とイチローが第一線から距離を置くとした決断を尊重しつつ、「遅かれ早かれ、こういう時が来ると思っていた。僕より年齢が上ですから、どこまでやるんだろうなという楽しみはあった」と寂しそうな表情を浮かべた。

自身が2005〜08年までメジャーでプレーした際には食事にも行ったことがあったという。グラウンドでの思い出については「(会う度に)隠し球のことを一生言われ続けています」と苦笑い。イチローが日本球界在籍中だった1999年の試合で隠し球でアウトにしたことを思い出し、懐かしんでいた。

◇イチローの日本球界唯一の隠し球アウト

1999年7月3日、福岡ドームでのダイエー・オリックス戦で、5回に死球で出塁したイチローがニールの右前安打で二進。藤井が打席に入った時にリードをしようと塁を離れた瞬間に井口の隠し球でタッチアウト。左翼ニエベスから二塁井口へ転送された際に送球を確認しなかったために生まれた珍プレーだった。

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ロッテ・ドラ2藤岡裕が同点打、初回のラフプレーにもめげず[デイリー]

クールな表情の裏側に熱い気持ちがある。ロッテ・ドラフト2位の遊撃手・藤岡裕(トヨタ自動車)だ。「まだレギュラーじゃない。誰かにチャンスを渡したら、いつチャンスが回ってくるか分からない」。

1回裏の守備だ。先制打を放ったアルシアが2死一塁から二盗を試みた際に、左前腕部をスパイクされて落球。アルシアは三塁まで進んだ。リプレー検証で危険なプレーと判断されてアルシアはアウトになった。

激痛が走った。だが、治療して何もなかったような顔で守備に戻った。5回には1死二塁で同点打。試合後、「しびれた感じがする。でも擦り傷ですよ」と軽傷を強調した。

井口監督は言った。「痛いと言ったらすぐに代えます」。藤岡裕にとって怖い存在は、ライバル達より指揮官かもしれない。

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