日本ハムが2位に浮上した。1回、中田の犠飛、中島の適時内野安打などで4点を挙げた。加藤が7回途中まで1失点で2勝目。ロッテは来日初登板のオルモスが立ち上がりに3四球と自らの2失策で自滅し、5位に転落した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
北海道日本ハム | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | x | 6 |
「幕張のジョニー・デップ」ことロッテの左腕オルモスが来日初登板で黒星を喫した。初回に2度の牽制悪送球や不運な内野安打4本などが重なり4失点。5回4安打4失点に「2回以降は落ち着いて良いピッチングができた。でも初回が全てだった」と反省した。
井口監督は次回も先発の機会は与えると明言した上で「次がダメだったらもう難しい。2回以降の投球を見せて欲しい」と話した。
ロッテ・オルモスが来日初登板で黒星を喫した。
井口資仁監督は「次がダメだったらもう難しい。2回以降の投球を見せて欲しい」。
ロッテの4番井上晴哉内野手(28)がチームで唯一の打点を挙げた。6回表1死一、二塁の場面で、相手左腕加藤のカーブを左前へ運んだ。
この日、4打数2安打1打点だった井上はパ・リーグ5位タイの22打点を挙げていることについて「去年みたいにがっつきがなくなったんで、意外に冷静にボール球を見極めてバットを出すことができている。ストレートはファウルでも良いかなという割り切りが出来ている。それが良い結果になっている」と分析。
ただチームが連敗を喫したため笑顔はなく「4番にいる以上は勝ちにつながる打点を挙げないといけない」と話した。
「幕張のジョニー・デップ」が撃沈した。ロッテの新外国人左腕エドガー・オルモス投手(28)が来日初先発。初回に3四球と自身の2度の牽制悪送球、不運な内野安打4本などが重なり4失点。2回以降は立ち直ったが5回4安打4失点(自責2)、4三振4四球で初黒星を喫した。
試合後は「初回は本当に苦しかった。2回以降は落ち着いて良いピッチングができた。でも初回が全てだった」と反省した。
井口監督は「初回はアウトにできるところをアウトにできなかったり、浮き足だってしまった。ストレートもだいぶ走っていて、2回以降はしっかり投げていた。ただ、2回以降良ければいいってものでもない」と苦言を呈した上で、もう1度チャンスを与えることを明言。「次がダメだったらもう難しい。2回以降の投球を見せて欲しい」と求めた。
オルモスも「今日の2回から5回までの投球を、次の初回にやっていきたい。どんどん攻撃的な投球をして、四球を出さないように気を付けたい」と課題を口にした。
連敗で借金は今季ワーストの4。初先発した新外国人左腕のオルモスは、1回の立ち上がりに連続四球と牽制悪送球、暴投と乱調。3者連続の内野安打と不運も重なり4点を失った。その後は5回まで無安打だっただけに「1回は興奮して取り乱してしまった」と悔やんだ。井口監督は「点の取られ方が悪い。次は(今日の)2回以降の(ような)投球をみせてくれれば」と次回登板のチャンスを与えた。
ロッテのオルモスが先発して来日初登板したが黒星を喫した。1回、1番の西川に四球を与えると、牽制悪送球で三塁へ進め、さらに暴投で先制点を献上。続く大田にも四球と牽制悪送球を繰り返して自滅し「悪送球で取り乱した。投げ急いでしまった」と悔やんだ。
チームは2試合連続で先発投手が崩れて黒星を重ね、大型連休中の9連戦を3勝6敗で終えて5位に転落した。井口監督は「先発が序盤に点を取られることが多い。初回に取られると反撃に出づらい」と苦言を呈した。
ロッテの新外国人左腕、エドガー・オルモス投手(28)が6日、日本ハム戦(札幌ドーム)で来日初登板した。
いきなり先頭の1番・西川に四球を与え、牽制悪送球で三塁まで進まれ暴投で安打なしのまま1点を献上。続く2番・大田も四球、またも牽制悪送球で三塁に進まれた。清宮、鶴岡、松本と不運な内野安打3連続で、結局1回に奪われた4点が最後まで響いた。
ただ、2回以降は5回まで3者凡退。自身は「2回以降は落ち着いて投げられた。次は1回からこの投球をしたい」とラテン系らしい前向きさをみせた。しかし、井口監督は「2回以降よければいいという問題じゃない。2度も同じような形で点の取られ方が悪い。あれでは反撃に出づらい」と手厳しい。次回もチャンスを与える方針だが、結果を出せなければローテーションに残れるかは微妙だ。
新外国人では主砲として期待されたマット・ドミンゲス内野手(28)はDHで初出場となった前日5日は2三振。この日も無安打に終わった。こちらも井口監督は「いい当たりが正面を突いたのもあるし、あと何試合かはみないといけない」と猶予を与えた。
今季入団のマイク・ボルシンガー投手(30)はすでに4試合に登板して2勝1敗、タナー・シェッパーズ投手(31)も14試合に登板し防御率4.15ながら、抑えの内につなぐポジションを任されている。そのほか李杜軒内野手は開幕1軍だったが現在は2軍、ペゲーロ外野手はいまだ1軍出場はない。
先発投手はコマ不足で、打線も角中がイースタン・リーグでは出場しているものの1軍復帰のメドはまだ立っていない。6日に敗れ借金は今季ワーストの4。助っ人が浮上のきっかけを作ることはできるだろうか。
初回が全てだった。来日初先発の新外国人左腕、ロッテ・オルモスは初回に四球と牽制悪送球で無死三塁とされ、暴投で失点の独り相撲。その後も4本の内野安打など4失点し、初黒星を喫した。
「投げたい気持ちが強く投げ急いだ」。2回以降無安打で5回4失点だったが、井口監督は「2回以降、良ければいいという問題ではない」とばっさり。「千葉のために戦う」との意思を込めたサンライズレッドユニホームでは今季6戦6敗。借金も最多の4に膨らんだ。
ロッテのオルモス投手(28)が6日、札幌ドームで行われた日本ハム9回戦で来日初登板初先発。初回から4安打を浴びて1つの押し出しを含む3四球、自ら2度の牽制悪送球、暴投1つという大乱調で4点を失いながら2回以降は立ち直り、結局5回4安打4失点で降板した。
オルモスは初回、乱れに乱れた。1番・西川をいきなり四球で歩かせると、続く2番・大田泰の時に一塁へ牽制悪送球して一気に無死三塁。さらに自らの暴投であっさり先制点を失うと、大田泰にも四球を与え、さらに2度目の一塁牽制悪送球で再び無死三塁のピンチに陥った。3番・アルシアは空振り三振に仕留めたものの、4番・中田の右犠飛で2失点目。
いったんは2死走者なしとなったものの、終わらない。5番・清宮に三塁への内野安打を許すと、6番・鶴岡と7番・松本には2者連続で遊撃への内野安打を許して3者連続内野安打で2死満塁。続く8番・渡辺に四球を与えて押し出しで3点目を失うと、9番・中島にはこの回4本目の内野安打を許して4点目を失った。
これで打者一巡。初回から早くも2打席目に入った西川は見逃し三振に終わったが、オルモスが初回に投じた球数は51球を数えた。
だが、2回以降はまるで”別人”のように立ち直った。オルモスは2回、3回、4回を3イニング連続で3者凡退。5回は先頭・大田泰に四球を与えたが、アルシアを併殺打に仕留めてこの回も3人で終えた。結局、打たれた安打は全て初回で全て内野安打だった。投球内容は5回で108球を投げ、4安打4失点。4三振を奪い、与えた四球は4つだった。
ロッテが連敗を喫し、今季ワーストの借金4となった。来日初先発のエドガー・オルモス投手(28)が初回に4失点すると、打線も沈黙。6回に藤岡裕、中村、井上の3連打で1点を返し、完封負けを阻止するのがやっとだった。
9連戦を3勝6敗で終えた井口監督は「勝てる試合を取れなかったこともあった。先発陣がなかなかきつい。9連戦で中継ぎが何イニング投げているんだという話になる」と先発陣の奮起を求めた。
“幕張のジョニー・デップ”ことロッテのエドガー・オルモス投手(28)が今季初登板初先発し、5回4安打4失点(自責2)で来日初勝利はお預けとなった。
初回、先頭の西川に四球を与えると、一塁への牽制悪送球で一気に三塁まで進まれ、続く大田の打席でワイルドピッチ。早々と失点した。その後も4本の内野安打と2四球が絡み、4失点。1イニングを投げ終えるのに自身の背番号と同じ51球を費やす苦しい立ち上がりとなった。
しかし、2回以降は立ち直り、得意のスライダーを軸に5回までの4イニングを無安打投球と変身した姿を見せた。助っ人左腕は「初登板で興奮した。特に初回はね。どんどん投げたい気持ちが強く投げ急いでしまった。牽制の悪送球で取り乱したところもあったし、内野安打も不運だった。2回以降は気持ちよく、投げられたんだけどね」と反省を口にした。
幕張のジョニー・デップことロッテの新外国人のオルモスが来日初登板初先発したが初黒星。早くも土俵際に追い込まれた。
井口監督が言った。「浮き足立っていた。点の取られ方が悪い。次はあるが、ダメなら…」。この先は言わなくても分かる。
1回、先頭の西川に四球を与えると乱れに乱れた。「初登板で興奮した。牽制の悪送球で取り乱したし」と話すように、一塁への悪送球を2個犯して自らの首を絞めた。
4本の内野安打と押し出し四球も絡んで4失点。「初回が全てだった」と助っ人左腕は悔しそうだった。
だが2回以降は別人のように立ち直り、打者12人に無安打で0を4個並べた。「次回は四球を出さない。2回以降の投球をする」。デップ似の甘い表情はなかった。
ロッテの新外国人左腕、エドガー・オルモス投手(28)が今季初先発したが、初黒星を喫した。5回を被安打4で4失点。
「初登板で興奮した。特に初回はね。どんどん投げたい気持ちが強かった。投げ急いだ。牽制の悪送球で取り乱したところもあった」と言いながら、こう付け加えるのを忘れなかった。「2回以降は気持ちよく投げることができたのだが」。
この言葉通り、2つの顔を見せた。
1回、先頭の西川に四球を与えると乱れに乱れた。一塁への悪送球を2個犯して自分の首を絞めた。暴投も飛び出した。
4本の内野安打と押し出し四球も絡んで4失点。51球を要した。
だが、2回以降は別人のように立ち直った。落ち着いたマウンドさばきで、勢いのあるストレートや制球がきいた変化球を投げ込んだ。
打者12人に無安打で0を4個並べた。
井口監督は「(初回は)浮き足だっていた。点の取られ方が悪い。攻撃の雰囲気も悪くなる」と指摘した。
だが、2回以降の投球が次回のチャンスとなった。「次がダメなら…」。言わなくても後の言葉はわかる。
幕張のジョニー・デップが次回、“最高の顔”を見せることができるか。
ロッテの反撃への一打を放ったのは井上だった。
4点を追った6回。1死後、藤岡裕と中村の連続安打で一、二塁。
ここで井上が1−1から加藤の106キロカーブをうまくすくい上げた。打球は左翼への適時打となった。
「(中村)奨吾がつないでくれたチャンスだったので、とにかく走者を返そうという気持ちでした。チャンスで打ててよかった」。
5日の同カードでは特大の4号2ランを放った。「みんながつないでくれるので応えたい」と話していた直後だけに、こちらも“タイムリー”な一打となった。これで今シーズンの打点は「22」となった。