オリックスの吉田正が全3打点をたたき出した。1回に7号2点本塁打で先制し、2−2の8回2死一、二塁で決勝の中前適時打を放った。山本が2勝目。ロッテは毎回走者を出したが、得点はドミンゲスの2ランのみと拙攻だった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
オリックス | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 3 |
ロッテはオリックス3連戦に1勝2敗で負け越し、借金3の5位で交流戦を迎えることになった。
プロ2度目の先発となった土肥星也投手は5回2/3を2失点にまとめた。失点は1回1死一塁から吉田正に許した2ランのみで、被安打もこの1本と内野安打の2つだけだった。
初先発だった20日のソフトバンク戦は4回2死で交代を告げられた。「今日は前回より1イニング長く投げられましたし、先頭を出したのも6回(の内野安打)だけだった。自分的には、良かったかな」。勝敗は付かなかったが、成長を示した。
井口資仁監督は「よく頑張ってくれたと思う。何とか白星を付けてあげたかったですけどね」と話し、交流戦も先発ローテに残すことを明言した。
ロッテのマット・ドミンゲス内野手(28)が2試合連続となる6号2ランを放った。
2打席連続弾をマークした前日に続き、5番一塁で先発出場。2点を先行されて迎えた4回無死一塁の第2打席で、オリックス田嶋の変化球を左翼フェンス奥へ運び、同点に追いついた。
直近6試合で5発。来日してから通算9安打中6本が本塁打で「そういう数字が出ていることに驚いている。しっかり一定のミートポイントで捉えられているということ」とうなずいた。
前日26日に2打席連続本塁打のドミンゲスが、4回無死一塁で一時同点となる6号2ラン。5本はすべて直球だったが、チェンジアップを捉え「ゾーンを上げて、変化球も頭に入れて対応した」と技術の高さも見せた。最近6試合で5発、来日して9安打のうち本塁打が6本という驚異的な数字に「自分でも驚いているけど、あくまでヒットの延長。ミートを心がけている」と極意を明かした。
ロッテ・土肥星也投手は27日、オリックス戦(わかさ京都)で自身プロ2度目となる先発登板に臨み、2−2の同点のまま5回2/3を2失点でマウンドを降りた。試合は好投も報われず、8回に中継ぎが打たれ2−3で敗れた。
土肥は立ち上がりに「抜けた真っ直ぐ」を吉田正に2ランされ先制されたが、その後は快投。被安打わずか2で「全体的によかった。前回よりもイニングも多く投げられた」と先発起用に応えた。
前回20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)にプロ2年目で初先発。4回2/3で降板し今回は初勝利も期待されたが、次回にお預け。井口監督は「よく頑張った。次回もやってくれると思うし、何とか白星をつけてあげたい」と期待をかけた。
土肥は「勝ちがつけばいいですが、次回も自分の投球ができるように。チームにいい流れが持ってこられるようにしたい」と意欲をみせた。
ロッテは好機であと1本が出ず、10残塁に終わった。2−2の6回2死一、二塁で田村が左中間に鋭い打球を放ったが、T−岡田に好捕された。7回も無死一、二塁で無得点。井口監督は「守備にやられた」と相手の集中力をたたえた。
21勝24敗と3つの負け越しで交流戦を迎える。井口監督は「毎年交流戦で差がつくので、しっかり戦いたい。6〜8番の清田、井上、鈴木が頑張ってくれないと打線がつながらない」と奮起を促した。
ロッテの新外国人マット・ドミンゲス内野手(28)は27日、オリックス11回戦(わかさ京都)の4回に6号2ランを放ち、2試合連続の本塁打を記録した。
0−2の4回無死一塁、変化球をとらえ左翼席にライナーで突き刺した。「打ったのはチェンジアップ。同点に追いつくことができてよかった。いい感じでスイングできている」と手応え十分な一発を振り返った。
前日26日のオリックス戦(ほっと神戸)では2打席連続の本塁打。ここ6試合で5発、ここまで9安打のうち6本が本塁打と驚異的なペースで量産している。
接戦で敗れたが大砲は好調だ。0−2の4回無死一塁、ロッテ・ドミンゲスは左翼へ2試合連続の同点6号2ラン。直球に滅法強く、これまで5本塁打は全てストレートだったが、この日は1ボール2ストライクからチェンジアップを捉えた。
「ゾーンを上げて変化球も頭に入れた」と対応力は進化。ここ6試合5本塁打、来日9安打のうち6発が本塁打の長打力には「自分でも驚いているよ」と目を見開いていた。
ロッテの新外国人マット・ドミンゲス内野手(28)のバットが止まらない。チームは2−3と敗れたが、0−2だった4回無死一塁、左中間席へ2試合連続となる同点6号2ランを放り込んだ。
「ゾーンを上げて、変化球も頭に入れた。失投を逃さないことだけを心がけたよ」。
カウント1ボール2ストライクからのチェンジアップを完璧につかまえた。これまでの5本塁打は全て、得意の直球を打ったものだったが、課題だった変化球への対応も日に日に進化している。
これでここ10試合で6本塁打、ここ6試合でも5発と絶好調。来日9安打で6本塁打の長打力は昨季、リーグワーストの95本塁打に終わったチームの起爆剤になりえる存在。ただ、これだけの量産には本人も「考えられないね。数字に驚いているよ」と苦笑いを浮かべていた。
敗れはしたが、存在感は際立っていた。ドミンゲスが2試合連発の6号2ランを放った。0−2の4回無死一塁。田嶋の浮いたチェンジアップをジャストミート。打った瞬間にバットを放り投げると、打球は左翼席に着弾。「変化球が来ると思ってストライクゾーンを上げて待っていた。うまく反応できた」と納得の表情を浮かべた。
量産態勢に入った。26日の同カード(ほっと神戸)では来日初の2打席連発を披露し、直近出場6試合で5本塁打。今季9安打中、一発は6本と驚異の本塁打率を残している。残念ながらアーチを放った試合の連勝は4で止まったが「今はしっかりミートできている」と自信たっぷり。勢いは本物だ。
今後は他球団のマークも厳しくなることが予想される。それでもドミ砲は「投手はストライクゾーンで勝負してこないといけない。失投を逃さないようにしたい」と強気。29日からの交流戦でもセ界の投手陣を震え上がらせる。
ロッテは2度目の先発となった土肥星也投手(22)が初回に吉田正に2ランを浴びたが、その後は立ち直り、5回2/3を2安打2失点の粘投を見せた。一方で打線が決定打を欠き、接戦を落とし、今季初の3カード連続勝ち越しを逃した。
0−2の4回にマット・ドミンゲス内野手(29)が2試合連続となる左越え2ランで同点とするも、5、6、7、9回と得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。
土肥は「(被弾は)抜けた高めの真っ直ぐを打たれた。その前の打者の四球で出してしまったのが痛かった。でも、6回途中まで投げて先頭を出したのは6回だけだった。そこはよかった。前回よりも1イニング多く投げられた。少しずつ増やしていければ」と振り返った。
井口監督は「土肥はよく頑張ったと思います。前回よりよくなっている。イニングも増えていますし次回はやってくれると思う。何とか白星をつけてあげたかった」と話した。
ロッテのマット・ドミンゲス内野手(29)が2試合連発を放った。
0−2の4回無死一塁でオリックスのドラフト1位・左腕・田嶋から左越え2ラン。カード3連戦で3本目のアーチを描いた助っ人砲は「打ったのはチェンジアップだよ。同点に追いつくことが出来て良かった。いい感じでスイングすることが出来ているよ」と笑みをこぼした。
ロッテのマット・ドミンゲス内野手の勢いが止まらない。4回無死一塁で田嶋のチェンジアップを左翼席中段へ同点の6号2ラン。連日のアーチで9安打のうち6本が本塁打となった。 5本がストレートだったが「変化球が来るかもとゾーンを上げていた。うまく反応できた」。変化球もこなし始め「しっかりボールを芯で捉えているからね」と自信満々だった。
先発したロッテの左腕・土肥が1発を悔やんだ。1回1死後、山足に四球を与えた。続く吉田正に0−1から高めのストレートを右翼に運ばれ、先制の7号2ランとなった。
「球が抜けて高めに行った。でも、その前に四球で走者を出してしまった…」。
以後は140キロ前後のストレートにカーブ、スライダー、チェンジアップなどの変化球を交えて決定打を許さなかった。
4回、ドミンゲスに同点の6号2ランを飛び出した。
だが、6回だ。若月の内野安打から1死一塁。山足を迎えて暴投を犯し、若月は二進した。その山足は打ち取ったが、吉田正の打席で再び暴投。若月は三進した。
カウントがツーボールとなり、ベンチは敬遠策を取り、田中をマウンドに送った。
5回2/3を78球、被安打2で2失点。土肥は「(今回は)6回表までいけたので良かったと思います」と収穫を口にした。
プロ2年目での初先発となった20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)。初勝利の権利をつかむまであと1人で降板した。
井口監督は「よく投げてくれた。次回、やってくれると思う。何とか白星を付けてやりたい」と評価した。
前日、土肥は「欲張らずに投げていきたい」と話していた。
次回の先発も「自分の投球をして(チームに)いい流れを持って来られたら」と前を向いた。 2年目左腕に初白星の日は近い。
ロッテ・ドミンゲスがサラリと言った。「(投手は)研究してくるだろう。でも、投手はストライクゾーンで勝負しなければいけない時もある」26日の同カードで連続本塁打を放ったが、この日も2点を追った4回だ。一塁に角中を置いて、1−2から田嶋のチェンジアップを左翼席中段に運んだ。1度は同点となる6号2ランとなった。
これで9本の安打のうち本塁打が6本。失投を逃さない。今後、マークがきつくなってくるが、ドミンゲスは冒頭の言葉のように冷静だった。
これまでの5本塁打は全部ストレートだった。だが、この日は変化球に対応した。
「ストレートを狙いつつ、変化球が来るかもしれないと頭に入れて、(ストライク)ゾーンを上げていた感じ。うまく反応できた」。
メジャー42発男が本格的な夏場を前にして、打撃は右肩上がりだ。「ボールをしっかりと芯で捉えているからね」。交流戦での打棒が楽しみになってきた。
ロッテ・ドミンゲスの勢いが止まらない。26日の同カードで連続本塁打を放ったが、この日もやった。2試合連続弾。
2点を追った4回。先頭の角中が四球で出塁すると、1−2から田嶋の変化球を左翼席中段に運んだ。同点の6号2ラン。
これで9本の安打のうち6本が本塁打だ。
「打ったのはチェンジアップだよ。同点に追いつくことができて良かった。いい感じでスイングすることができているよ」。
26日の2本塁打はともにストレートで、失投を逃さなかった。6発目は変化球にもうまく対応した。
メジャー42発の助っ人が夏場を迎えて本領を発揮してきた。