ヤクルトは1−1の7回にバレンティンの13号ソロで勝ち越すと、西浦のソロと代打雄平の適時三塁打で畳み掛けた。ハフが6回1失点と好投し、2番手の中尾が1回無失点で4勝目を挙げた。ロッテは打線がつながりに欠けた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
東京ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | x | 4 |
ロッテ有吉優樹投手(27)がヤクルトを相手にプロ2度目の先発。しかし“先発初勝利”はまたおあずけとなった。
2回に先頭バレンティンに二塁打され、その後、1死一、三塁のピンチで大引に左前適時打を打たれて先制を許した。
それでも大崩れせず、キレのある直球と低めに集まる変化球を織り交ぜ、5回1/3を6安打1失点、3三振4四球。雨が降る中、粘りの投球をみせた。
悪天候で試合開始が50分遅れたが「中継ぎの時と同じように肩を作って、行かなかったら休んで、また作ってと今までの経験が生きたと思う」。
反省点としては「先頭バッターを出した回が、失点やピンチに繋がっていますし、2アウトからのフォアボールも次の課題」と話した。
同点の7回に大谷が3失点とつかまり、1−4で敗戦。井口監督は「7回は任せているので。全体的に球が高かったけど、次は修正してくれるでしょう」と振り返った。先発の有吉はプロ初先発した23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に続く雨の中での試合で6回途中1失点と、試合を作った。「雨はもう慣れた。2死からの四球など無駄球が多かった」と、次回への課題を口にした。
ロッテは4度、得点圏に走者を送ったが、清田の内野ゴロの間に挙げた1点に終わった。井口監督は「1点では勝てない。チャンスで1本が出なかった」と嘆いた。
要所でハフに力負けした。2回2死三塁で田村が空振り三振に倒れ、5回2死一、三塁では中村が見逃し三振に終わった。清田は「コントロールがいい。直球も力を入れたら150キロくらい出る。打ちづらかった」と相手左腕をたたえた。
ロッテの井口資仁監督は30日、29日の試合に出場せず連続出場がプロ野球歴代2位の1939試合で途切れた阪神の鳥谷敬内野手について「自分としても悲しいし、つらいこと。出続けたすごさは、みんなが分かっている。敬意を表したい」と話した。
鳥谷が1年目のオフから自主トレーニングを一緒に行うなど、公私にわたって親交が深い。記録は止まったが、井口監督は「誰もが認める選手。チームリーダーとして引っ張っていって欲しい」とエールを送った。
中継ぎから転向した2年目のロッテ・有吉は、2度目の先発も初勝利を逃した。
雨で開始が50分遅れたが、「中継ぎの経験が生きた」と何度も肩を作り直して登板。2回2死満塁では山田哲を144キロ直球で捕邪飛に打ち取るなど、5回1/3を6安打1失点。試合は7回に4番手の大谷が3失点して敗れたが、井口監督は「有吉は粘った。少ないチャンスにあと1本が出なかった」と及第点。有吉は「先頭打者を出したのが課題」と次回登板に向けて修正点を挙げた。
ロッテ・井口資仁監督(43)も阪神・鳥谷敬内野手(36)のプロ野球歴代2位となる連続試合出場が途切れたことを惜しんだ。
神宮球場でのヤクルト戦前に報道陣に対応し、「ここで途切れたことは自分としても悲しいし、辛い」と29日のソフトバンク戦(甲子園)を欠場し、2004年9月から続いた連続試合出場が1939試合で途切れたことにコメントした。
鳥谷とは井口監督が現役時代のオフに行っていた沖縄での自主トレーニングをともにしてきた。井口監督は「(自分も)現役をやってきたから(その記録の偉大さが)分かる。誰もが認める選手なので、ここからまた頑張って欲しい」とエールを送った。
ロッテは4度、得点圏に走者を送ったが、清田の内野ゴロの間に挙げた1点に終わった。
要所でハフに力負けし、井口監督は「1点では勝てない。チャンスで1本が出なかった」と嘆いた。
清田は「コントロールがいい。直球も力を入れたら150キロくらい出る。打ちづらかった」と相手左腕をたたえた。
降雨のため、試合開始が遅れている。
ブルペンのビニールシートが外され、先発予定のヤクルト・ハフはベンチを出て、ブルペンで投球練習を開始しようとしている状態。なお、ロッテの先発は有吉。
場内には試合開始を18時30分として、準備を進めるとアナウンスされた。