わたしはかもめ2018年鴎の便り(6月)

便

6月5日

中日1−4千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

14安打を放ったロッテが3連勝。1−1の7回に中村の3号2点本塁打で勝ち越し、井上の適時打で加点した。石川が7回1失点でチーム最多に並ぶ6勝目。中日は2回以降二塁に進めず、又吉への継投も裏目に出て最下位に落ちた。

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千葉ロッテ1000003004
中日1000000001

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ロッテ石川6勝、代打出さず「エースですから」監督[ニッカン]

苦い思い出を振りほどくように右腕を振った。ロッテ先発の石川歩投手(30)は初回、いきなり無死満塁のピンチを招いた。警戒していた4番ビシエドに走者をためて回してしまった。「死ぬかと思いました…」。息を整える。4球目。内角を突くストレートで三ゴロ併殺に。最大のピンチを、最少失点で切り抜けた。

ナゴヤドームの公式戦登板は、ドラフト1位ルーキーだった14年以来。6回を16安打9失点と大炎上した。「一瞬よぎりました。腕を振ってもストライクが取れない」。滅多打ちの記憶がよみがえる。だがあの時とは実績も経験値も違う。探り探りの立ち上がりから一転。スコアボードにゼロを刻んでいった。

良い思い出だってある。富山・滑川高から中部大に進学。大学時代は春日井市に住んでいた。愛知は第2の故郷のようなもの。「当時はビンボーだったんで」と美食巡りもそこそこだったが、前夜は投手陣で決起集会を実施。「僕は登板前なんで酒は飲めない。でも楽しい感じでした」。大谷イチオシ店の焼き肉で心と体に栄養を注入した。

5月19日以降の直近15試合に絞ってみれば、先発投手で白星が付いたのはともに6勝の石川とボルシンガーのみ。井口監督は「エースですからね」と6回2死一、三塁の勝ち越し機でも代打を出さず、7回までマウンドを託した。ビジター6連戦ウイークの目標は借金完済。石川は「ああいう回(初回のピンチ)がなくなればいいですけど」と反省を忘れなかったが、これでチームも自身も3連勝。先陣を切ってきっちり勝ちをもたらした。

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ロッテ石川6勝「ああいう回が」初回ピンチを反省[ニッカン]

ロッテ石川歩投手(30)が7回1失点でチームトップタイの6勝目を挙げた。

初回にいきなり無死満塁のピンチを招いたが、4番ビシエドを三ゴロ併殺、5番平田を右飛に打ち取って最少失点でこらえた。2回以降は散発3安打と持ち直し、自身3連勝でチームも3連勝に導いた。

「ああいう回がなくなればいいかなと思いますけど。田村のリードが良かった」と反省を忘れなかったが、井口資仁監督は「最近はいつもあんな感じ。その後はしっかり抑えてくれる」と信頼して7回までマウンドを任せた。

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土岐田麗子「地元でできて嬉しい」ロッテ戦で始球式[ニッカン]

ロッテは12日のDeNA戦(ZOZOマリン、午後6時15分開始)でタレントの土岐田麗子(34)がファーストピッチセレモニーを務めると5日、発表した。

土岐田は千葉出身で「私の地元千葉で始球式ができて嬉しいです!!初めての体験ですが、頑張りますので応援してください!!」と意気込んでいる。

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中村、4・20以来3号V弾!ロッテ3連勝[サンスポ]

ロッテは5日、中日1回戦(ナゴヤドーム)に4−1で勝ち3連勝。中村奨吾内野手(26)が4月20日以来の3号2ランで試合を決めた。

同点のままこう着していた局面を一発で変えた。7回1死一塁、中村が「気持ちよかった」と振り返った会心の本塁打は、ロッテファンの待つ左翼席に吸い込まれた。続く角中からも4連打で1点を追加。この回3点を奪い、勝負を決めた。

打率が3割を切りスイングが「ちょっと小さくなっていた」という自覚はあった。余裕がなくなり、当てたい気持ちがはやるのを「落ち着いて打席に入った。技術的なこともあるけど、最後は気持ち」と手応え十分のフルスイングで克服した。

これで借金は2。「5割に戻して帰りたい」と、この日からの敵地6連戦を“借金完済ウイーク”に定めた井口監督。まずは好スタートを切った。

石川(1回に連打などで1失点も、7回5安打1失点で6勝目)
「(1回は)しっかり投球できず、探り探りになってしまった。ああいうのをなくさないと。」
鈴木(3安打と好調)
「投手との間合いが取れているからだと思う。ただ(走者がいて三振の)1打席目のように、チャンスで打たないといけない。」

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ロッテ・角中、先制打含む2安打「いい流れで先に点取れたのは良かった」[サンスポ]

ロッテの角中が1回、先制適時打を放った。二塁打で出た先頭の荻野を藤岡裕と中村は進められなかったが、4番打者が巧みな左前打で本塁に迎え入れた。「打ったのは直球。2連勝中のいい流れで先に点を取れたのは良かった」と話した。7回も中村が2ランを放った後、左前打で出塁した。

「先制や勝負を決める打点を挙げたい」と常々語る。5月31日のヤクルト戦で連続試合安打が5で1度途切れたが、6月に入って4戦連続安打と好調を維持している。

荻野(3安打で5試合連続の複数安打)
「しっかり下半身でタイミングが取れている。」

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ロッテ・石川が6勝目、井口監督「1回以降はよく抑えた」[サンスポ]

ロッテの石川は7回5安打1失点で6勝目を挙げた。150キロ近くを投げられる速球は140キロ前後だったが「球速は求めていない」と得意のシンカーなど変化球を丁寧に投げた。

先制した後の1回は「ペースをつかめなかった」と反省する。京田と大島に安打を浴び、アルモンテは四球で無死満塁。それでもビシエドを三ゴロ併殺打とする間の1点にしのぎ、尻上がりに調子を上げた。井口監督は「1回は球が走っていなかったが、あれ以降はよく抑えた。最近はあんな感じ」と苦笑いだった。

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土岐田麗子が12日のロッテ−DeNAで登板「地元、千葉で始球式ができて嬉しい」[サンスポ]

ロッテは5日、タレントの土岐田麗子が12日のDeNA戦(ZOZOマリン、午後6時15分開始)でファーストピッチセレモニーを行うと発表した。土岐田は球団を通じ「私の地元、千葉で始球式ができて嬉しいです!!初めての体験ですが頑張りますので応援してください」とコメントした。

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ロッテ中村、35戦ぶり一発がV弾、3連勝導く3号2ラン[スポニチ]

打った瞬間、敵地は静まりかえった。1−1の7回1死一塁、ロッテ・中村の一撃が均衡を破った。又吉の144キロをナゴヤドームの左翼席中段へ。決勝の3号2ラン。4月20日の西武戦以来35試合、158打席ぶりの待望の一発になった。

「1ヶ月半ぶりです。気持ちよかった」。

井口監督から「サーティーサーティー(30本塁打、30盗塁)に1番近い」と言われた男は5月までは打率3割を超え、期待に応える。より一層マークは厳しくなり、両リーグトップの9死球を受けている。ただ、ひるむことはなかった。

「(死球は)自分はラッキーだと思う。当てられても逃げずに向かっていきます」。決勝弾の打席、初球に内角高めへ145キロを見せられても、恐れることなく踏み込み続けて3球目を叩いた。強い姿勢が勝利を呼んだ。

この回、2番・藤岡裕から一発を含む6連打で畳みかけ、決着。3試合連続2桁の14安打と打線も好調だ。「(中村は)なかなか、思い切りがなかった。いい打撃でした」と指揮官も背番号8の復調を感じた様子だ。

チームは4度目3連勝で借金も2。それでも中村は「チャンスメークもしないといけない」とさらなる課題を自らに課していた。

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ロッテ石川、粘りの6勝、初回は「死ぬかと思った」[スポニチ]

ロッテ・石川は7回5安打1失点と粘り、チームトップタイの6勝目を挙げた。

初回無死満塁と大ピンチを招いたが、ビシエドを三ゴロ併殺打に打ち取り、最少失点で切り抜ける。直球は140キロ前後だったが、変化球と制球力でカバー。「(初回は)死ぬかと思った。(併殺打は)ラッキーだった」と反省したが、井口監督は「初回以降よく抑えた」と安定感を評価していた。

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ロッテ・鈴木が今季3度目猛打賞、ナゴヤドームで打率.444[スポニチ]

ロッテの鈴木大地内野手(28)は5日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季3度目の猛打賞を放った。「投手との間合いが取れている」と鈴木。これでナゴヤドームでは通算27打数12安打の打率.444と相性は抜群だ。

ただ、2回無死一塁の場面では空振りの三振に倒れており「1打席目のようなところで打てればもっとよかった」と満足はしていなかった。

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ロッテ・角中が先制打、打点を挙げれば脅威の勝率9割[スポニチ]

ロッテの角中勝也外野手(31)は5日の中日戦で先制打を放った。初回2死三塁、R・マルティネスの150キロを左前へ。「連勝のいい流れだったので今日も先制したいと思っていました」と4番の仕事を果たした。

チームは中村の決勝3号2ランなどで3連勝。これで角中が打点を挙げた10試合は9勝1敗の勝率9割。借金2と黒星先行しているが「角中伝説」は白星を呼び続けている。

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ロッテ、中村、好投の先発石川に応えるV弾「早く取りたかった。完璧」[スポニチ]

好機を何度も築きながら勝ち越せないもどかしい展開をロッテ・中村が救った。初回に先制し直後に追い付かれた。勝ち越し機を再三逃した7回1死一塁、中村は「石川さんが粘っていたので早く取りたかった」と、中日2番手又吉から左越えに決勝の3号2ランを放った。感触については「完璧でした」と勝利を呼び込んだ一打を振り返った。守備でも6回にアルモンテの難しい打球をさばいて併殺を完成して貢献した。

チームはこれで3連勝、パ・リーグが強い交流戦はなかなかゲーム差が詰まらないが借金は2となり5割復帰も見えてきた。中村自身も.299と3割まであと一歩。「1打席1打席集中するだけ」と浮かれることなく次の試合を見据えていた。

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野球の言魂(コトダマ)、ロッテ・小林雅投手コーチ編[スポニチ]

◇君島圭介のスポーツと人間

現役時代は守護神として、メジャーの大舞台も経験した。そのロッテ・小林雅英投手コーチ(44)が、今季から先発を担う若手投手陣に対して投げかけた言葉だ。

「勝ちたいという欲が出てきたら、ぶった切る」。

今季、ロッテの先発ローテーションに入った2年目の有吉、土肥、ドラフト5位入団のルーキー・渡辺(NTT東日本)の3人は交流戦2カード目を終えて合計8試合に先発登板しているが、1人も勝ち星が付いていない。クオリティースタートを達成しても打線の援護がない不運な試合もある。だが、小林コーチは「それが野球、先発投手の宿命です。彼らは1番目に投げる投手。まだまだ半人前でさえない。健気に投げていくのが使命です」と突き放した。

小林コーチは彼らを数字で判断しない。目を光らせるのは「野球に対する姿勢」だ。 「人間は欲が出てくる。でも謙虚にやらないといけない。欲はトレーニングとか準備とか違う方向に出して欲しい」。

3投手は全員が社会人野球の出身。球界では「即戦力」と位置づけられるが、小林コーチは半人前でさえない、と言った。「僕がプロに入ったのはちょうど渡辺と同じ年」。日体大、東京ガスを経てロッテ入りした小林コーチのスタートも24歳と遅い。それでも日米実働13年で通算234セーブを達成した経験則がある。

6月4日のZOZOマリンスタジアムでロッテの先発投手陣が調整練習を行った。小林コーチは若い投手に語りかけた。「俺が入団したときの年俸はこれだけだった。でも、こういう感じで上がっていくんだぞ」。そして、「いいなあ、お前らは。これから億のお金を稼ぐチャンスがあるんだから」と続けた。

仕事の分担化が確立した現代の野球で、先発投手が必ず完投する必要性は少ない。「勝ちたいという欲が出てきたら、ぶった切る」という言葉の真意は試合を背負い込むな、なのだろう。小林コーチは「勝利投手の権利を優先しては投手交代のタイミングを誤る」とも言った。勝敗の責任はベンチの首脳陣が背負う。その覚悟があるから、言葉も重い。

君島圭介(きみしま・けいすけ)
1968年6月29日、福島県生まれ。プロ野球やJリーグのほか、甲子園、サッカー選手権、花園ラグビーなど高校スポーツの取材経験も多い。現在はプロ野球遊軍記者。

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野球くじ導入見送り、国会関係者「条件面折り合わず」[スポニチ]

導入見送りの方向となった、プロ野球を対象にしたスポーツ振興くじ(野球くじ)について5日、国会関係者が取材に応じ「協議をしてきたが条件面などで折り合わず、今回は先送りになった」と話した。

NPB側はくじの売り上げにかかわらず一定額を受け取ることなどを要望したとされるが、超党派の国会議員でつくるスポーツ議員連盟が検討した結果、「難しい」との結論に至った。とりまとめの内容は、5月下旬に斉藤惇コミッショナーに伝えられたという。

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益田、球団タイ通算112ホールド達成「感謝の思いです」[報知]

ロッテ・益田直也投手(28)が、球団タイ記録となる通算112ホールド目を挙げた。4−1の8回にマウンド上がると打者3人を完璧に抑えて今季初ホールドをマークし、1996〜2012年まで名リリーフとして活躍した薮田安彦氏と並んだ。

益田は2011年ドラフト4位で入団。ルーキーイヤーから72試合に登板。16年まで5年連続50試合登板を果たすなどフル回転でここまで来た。球団史に名を残す「自分1人の力で達成できた訳ではない。使ってきてくれた監督や守ってくれている野手にも感謝の思いです」と周囲への感謝を口にした。

これまで勝ちパターンの8回を任されていたシェッパーズが2軍落ち。今後は勝利の方程式を任されるであろう右腕は「もっと点差が少ないところで投げたり、同点の場面だったり色んなシチュエーションがあると思うけど、経験してきているんで」と頼もしかった。

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石川、7回1失点でチームトップタイ6勝[報知]

ロッテ・石川歩投手(30)が7回5安打1失点の好投でチームトップタイの6勝目(3敗)を挙げた。

初回こそ制球が定まらず、失点したが、立て直しに成功。2回以降は得点圏に走者を進ませなかった。

防御率は試合前の2.67から2.54に向上した。

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中村、35戦ぶり3号2ランで“借金返済ウィーク”快勝発進[報知]

ロッテ・中村奨吾内野手(26)が決勝の3号2ランを放った。1−1の7回1死一塁で内寄りに入ってきた直球をフルスイング。真芯で捉えた打球はファンの待つ左翼席中段に吸い込まれた。

4月20日の西武戦(メットライフ)以来、35戦ぶりの一発。「(先発の)石川さんが頑張っているので何とか早く点を取ってあげたかった。粘り強く攻めていければと思っていたし、よかったです」。ベンチに戻って来ると石川らナインとハイタッチを交わし、破顔一笑だった。

開幕直後から首位打者争いをしてきたが、徐々にペースダウンしていた。相手投手の攻めは厳しさを増した。6月に入り打率は3割を切ったが焦らずに自分の仕事を全うすることを心掛ける。「打率を上げたいというのはありますけど、四球で出塁すればチャンスも広がるし、下げ幅も少なくなる」。己の欲を捨てて、井口監督が掲げる「四球=ヒット」の教えを実践。この日も3四球を選び、23四球はチームトップ。主軸としてのチームへの貢献度は日に日に増すばかりだ。

交流戦はこれで4勝3敗と勝ちが先行した。井口監督が「今週で借金を全部返したい」という“借金返済ウィーク”の初戦。背番号8が大きな仕事を果たし、快勝発進した。

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角中、交流戦絶好調!4戦連続安打で先取点[報知]

ロッテ・角中勝也外野手(31)が4戦連続安打となる適時打を放った。0−0の初回2死三塁のチャンスでマルティネスの150キロの直球を流し打ち、三遊間を破った。「連勝中のいい流れだったので、今日も先制したいと思っていました。先に点を取れたのは良かったですが、追いつかれてしまったので、またみんなで点を取っていきたいです」と主砲。交流戦に入りこの試合まで21打数8安打、打率3割8分1厘と絶好調の男がこの日も快音を響かせた。

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6・12DeNA戦で土岐田麗子が始球式「初めての体験ですが頑張ります」[報知]

ロッテは5日、12日のDeNA戦(ZOZO)でタレントの土岐田麗子(34)が始球式を行うと発表した。

土岐田は「私の地元千葉で始球式ができて嬉しいです!! 初めての体験ですが頑張りますので応援してください!!」と胸を躍らせた。

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ロッテが3連勝、中村が勝ち越し2ラン「久しぶりで気持ちよかった」[デイリー]

好機を再三逃して重苦しかった雰囲気を、一振りで変えた。

ロッテの不動の3番打者、中村が1−1の7回1死一塁で2ラン本塁打。4月20日以来の3号で3連勝を呼び込み「久しぶりで気持ちよかった。頑張っていた石川さんに早く点を取ってあげたかったので良かった」と会心の笑みを見せた。

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ロッテ・石川がチームトップタイの6勝目、中村が決勝弾、中日は最下位転落[デイリー]

ロッテの先発・石川歩投手が7回5安打1失点でチームトップのボルシンガーに並ぶ6勝目(3敗)を挙げ、チームを3連勝に導いた。

石川は1点リードした初回の立ち上がりに2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、併殺の間に1点を失ったが、その後は立ち直り、打線の援護を待った。

打線は1−1の7回に、1死一塁から中村の左翼席への3号2ランで勝ち越すと、井上の適時打で1点を加えた。

決勝弾の中村は「石川さんが頑張って投げていたので何とか点を取りたいと思っていました。(本塁打は)完璧でした。1打席1打席集中できています」とファンの声援に応えていた。

荻野は5試合連続マルチとなる3安打、鈴木も3安打。打線は先発野手全員安打の14安打を放った。

中日は先発したマルティネスが5回5安打1失点と踏ん張ったが、2番手の又吉が1回1/3を6安打3失点と大誤算。打線も2回以降は3安打無得点に抑え込まれ、交流戦は2勝5敗となった。ヤクルトが勝ったため、入れ替わりで最下位に転落した。

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