わたしはかもめ2018年鴎の便り(6月)

便

6月10日

阪神2−3千葉ロッテ(甲子園)

ロッテが藤岡裕の3打点の活躍で逆転勝ち。3回に二ゴロで1点を返し、1−2の5回1死満塁で右前に2点打を放った。7回2失点のボルシンガーが自身6連勝で7勝目。2点先取した阪神は高橋遥が5回途中3失点と粘れなかった。

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千葉ロッテ0010200003
阪神2000000002

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ロッテ・ボルシンガー7勝トップタイ、防御率も3位[ニッカン]

ロッテのボルシンガーがハーラートップタイの7勝目を挙げた。初回に詰まらせた打球が左翼前に落ちる2点適時打を許したが「アンラッキーだったけど、それも野球の一部。切り替えて、2回からは自分の投球が出来た」。追加点を許さず7回を2失点。先発の仕事をしっかり果たした。

最速は143キロ。「自分の球速はあれくらい。球種をミックスして打ち取らないといけない」。序盤はカーブとスライダーを多投。軌道を植え付けた後半に直球を配して、緩急を巧みに操った。来日後初の打席でも、落ち着いて2つの犠打を成功。ともに得点につながり「決められて良かった。練習の成果が出たね」と満足そうに笑った。

5月4日以降は6戦6勝と抜群の安定感。この日で規定投球回にも達し、防御率(2.38)もリーグ3位に躍り出た。「歴史のある球場で投げられて嬉しかった」という右腕が、チームの連敗を2で止めた。

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ロッテ・ボルシンガー7勝「満足」初甲子園にも対応[ニッカン]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手が、2戦連続サヨナラ失策負けの負の流れを断ち切った。7回を5安打2失点にまとめ、リーグトップタイの7勝目。

初回に2点の先制を許したが「次の点を与えずに抑えていけば、(味方が)点を取ってくれると信じていた。今日の内容には満足してます」とうなずいた。

5月4日の日本ハム戦から自身負けなしの6連勝。6戦連続クオリティースタート(投球回6以上、自責3以下)と安定感が光る。初めての甲子園のマウンドに「初回は他の球場と比べて低いなと思ったが、2回以降はマウンドのことは頭になかった」と対応力の高さをみせた。

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[プロ野球番記者コラム]ロッテ鈴木のパワースポット神宮が勝ち癖呼び覚ます[ニッカン]

「パワースポット」。辞書にはエネルギーや霊的な力が満ちている特別な場所、とある。ロッテの交流戦3カード目は名古屋ナイターだったため、午前中を使ってお隣、三重の伊勢神宮を参拝してきた。木漏れ日が神秘的な空間をつくりだし、軽いケガなら一瞬で治るんじゃないか、というような気さえした。

さて鈴木大地内野手(28)である。プロ7年目の今季、思うようにスタートを切れなかった。4月には早々に3試合、4試合連続無安打があった。開幕から1ヶ月経った5月4日時点で打率1割台。現役時代には鈴木をベンチの隣に座らせ、内野守備や打撃のノウハウを伝授した井口監督も「こんなにシーズン最初からつまずいたことってないんじゃないですかね」と気に掛けていた。

5月半ばになっても調子は上がらない。開幕から5番打者だったが、同17日には9番まで下げられた。ここで成績を見てみたい。今、6月7日時点で、今季最長の9試合連続安打中なのだ。つまり交流戦に入ってから、3カード全試合でヒットを打っている。

このタイミングで何があったか。その1つに、伊勢神宮ならぬ「神宮球場」があるのではと思っている。交流戦のスタートはヤクルト戦だった。

「僕自身、神宮で試合ができることが嬉しい。しかも今回は、タイミング良く母校の優勝を見られた。僕もここをきっかけに、また良いスタートを切りたい」。

5月31日の試合前の談話だ。この日のナイター前、東洋大が東都大学リーグの優勝を決めた。鈴木は同リーグ中大卒の井上と、スタンドで一緒に母校の歓喜を見届けた。

何せ強かった。鈴木の大学2年時から4年時を取材していた。春秋計8回あるリーグ戦で5回優勝。うち4回は全日本大学選手権2連覇など、その後の全国大会まで制している。もちろん攻守の中心選手だった。

「本当にいい時に在学させてもらって。大学で優勝を経験させてもらったのは良かったと思ってます」。

「負け癖」という言葉があるなら「勝ち癖」もあっていい。勝利に慣れる。簡単にはできない、貴重な経験は武器になる。

昔の曲を聞けば当時を思い出すように、母の味を食べれば童心に帰るように。鈴木は神宮に戻れば「打った」「勝った」「笑った」の記憶がよみがえるんじゃないだろうか。パ・リーグでは滅多にプレーできない場所だからこそ余計に。

今年は4年連続で務めた主将の重責もない。責任感が強い性格なのは重々承知だが、誰にも負けないのは「野球が好きなところ」と答える鈴木が純粋に、楽しそうに打っているところを、もっと見たいなあと思った。

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全3打点のロッテD2・藤岡裕「ストライクは全部打ってやるという気持ち」[サンスポ]

ロッテはルーキー藤岡裕の3打点で逆転勝ちした。3回は二ゴロで三塁走者をかえし、1−2の5回1死満塁では変化球を右前に運んで逆転2点適時打。「ストライクは全部打ってやるという気持ちだった。甘くきて良かった」と喜んだ。

7日の中日戦は、遊撃守備でサヨナラ失策を犯した。打撃で挽回し「小さくならないことを心がけた。引きずらずにやれて良かった」と安堵した。井口監督は「ミスはつきもの。どう成長するかが大事。いいところで1本出た」と評した。

阪神の先発投手、高橋遥は亜大で2学年後輩だった。「練習でも対戦したことがないのに、先輩だから打って当然と思われるから大変。本当にほっとした」と白い歯をこぼした。

ボルシンガー(6連勝でリーグトップの7勝目)
「マウンドが低く感じて1回は苦労したが、2回からはいい内容だった。変化球主体で打者のバランスを崩せた。」

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ロッテ・藤岡裕が3打点、ボルシンガーが7勝目[サンスポ]

ロッテが藤岡裕の3打点の活躍で逆転勝ち。3回に二ゴロで1点を返し、1−2の5回1死満塁で右前に2点打を放った。7回2失点のボルシンガーが自身6連勝で7勝目。2点先取した阪神は高橋遥が5回途中3失点と粘れなかった。

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ロッテ・ボルシンガー“パパの自覚”トップタイ7勝、夫人が第1子出産予定[スポニチ]

ロッテのボルシンガーが7回5安打2失点に抑え、6連勝でリーグトップタイの7勝目を挙げた。来日1年目の右腕は「ここ最近は序盤は直球主体、後半は変化球の配球を逆にした。バランスを崩せた」と胸を張った。

直球は140キロにも届かないが、カーブ、スライダーを織り交ぜて緩急を生かした。さらに配球パターンも変える投球術で2回以降は無失点に抑えた。開幕前はその風貌から「幕張のジョニー・デップ」と呼ばれる左腕オルモスに話題をさらわれたが、今や先発陣の柱になっている。

今月中旬にはローレン夫人(31)が待望の第1子を日本で出産予定。自然分娩で「産休」も考えておらず「登板日に生まれて勝てたら最高だよね」と笑う。史上初となった2試合連続サヨナラ失策負けの悪い流れも止めた。外国人投手では球団史上初の最多勝も夢ではない。

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ロッテ・ボルシンガー7回2失点で7勝目、自身は6連勝[スポニチ]

ロッテ・ボルシンガー投手(30)が10日の阪神との交流戦(甲子園)に先発し、7回98球を投げ、5安打2失点で7勝目(1敗)を挙げた。

初回に四球とバント安打などで1死二、三塁とし、糸井に左前2点適時打されて先取点を奪われた。2回は無死から鳥谷に右前打されたが、後続を抑えて無失点。3回以降は、ナックルカーブを有効に使って凡打の山を築き、スコアボードに「0」を並べた。

これで自身は5月4日の日本ハム戦から6戦6勝。チームの勝利が決まると、チームメートと笑顔でハイタッチをかわしていた。

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ロッテ藤岡裕、“先輩の意地”でプロ初3打点「負けられないと思った」[スポニチ]

ロッテのルーキー・藤岡裕大内野手(24)は10日の阪神との交流戦(甲子園)に「2番・遊撃」でスタメン出場。阪神の先発で、亜大の2年後輩の高橋遥からチーム全打点となる3打点を叩き出す活躍を見せた。

2点を追う3回1死一、三塁からニゴロで、3走・田村が生還。1点を追う5回1死満塁からは、スライダーを完璧に捉えて逆転の右前2点適時打した。

いずれも亜大時代の2年後輩から放ったもので、お立ち台では「先輩として負けられないと思っていた」と“先輩の意地”を強調。プロ初の3打点には「チームの勝利に貢献できたことが嬉しい。ランナーを返せてよかった」と笑顔を見せていた。

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ドラ2藤岡裕、亜大後輩の高橋からV打[報知]

ロッテ・藤岡裕大内野手(24)が4月29日の日本ハム戦(ZOZO)以来となる決勝打を放った。

1−2の5回1死満塁で亜大の後輩左腕・高橋の真ん中低めのスライダーを右前に運んだ。逆転2点適時打で試合を決めたドラ2ルーキーは「チャンスだったのでストライクは全部振りにいくつもりでした。スライダーが甘めに入ってきてくれたので上手く引っかかってくれた感じです。大学の後輩ですし、打ててよかったですね」と笑みをこぼした。

7日の中日戦(ナゴヤD)では延長10回に自身の失策でサヨナラ負けを喫していただけに、チームの全3打点をたたき出し汚名を返上した。「引きずらずにやれたことがよかった」と安堵した。

井口監督は「いいところで1本でましたね。ミスはつき物。そこでどう自分で成長していくか」と名誉挽回の活躍に目を細めていた。

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すごいぞ!ボルシンガー、6連勝でリーグトップタイ7勝[報知]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が自身6連勝でパ・リーグトップタイの7勝目を挙げた。

初回に1死二、三塁で糸井に左前に“ポテンヒット”を打たれ2点を失うも、その後は140キロ前後の直球とナックルカーブを低めに集めて猛虎打線を手玉に取った。

7回を投げ5安打7奪三振、3四球2失点の好投。6戦連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)と絶好調の助っ人右腕が、2試合連続サヨナラ負けの悪い流れを吹き飛ばした。

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ロッテ・ボルシンガー、ハーラートップタイ7勝目、自身6連勝憧れ甲子園で飾った[デイリー]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手が憧れの甲子園でハーラートップタイの7勝目を挙げた。7回を被安打5で2失点。これで5月4日から自身6連勝だ。

1回、糸原への与四球と植田のバント処理の拙守が絡み1死二、三塁。糸井に不運な2点適時打を浴びたが、2回以降は「気持ちを切り替えて、自分の投球に徹した」という。

前半は真っ直ぐ主体、後半は変化球を多めに投げる。これまでのパターンを逆にした。「打者に変化球のイメージを植え付けて真っ直ぐを投げた」。

今春センバツをテレビ観戦し、甲子園に対し「素晴らしい球場」という印象を持った。思った通りだった。「歴史的な球場だ。アメリカにもいくつかあるが、そんな球場で投げて嬉しい」。送りバントも2度決めて助っ人右腕が笑顔で甲子園を後にした。

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ロッテ・藤岡裕、亜大の後輩・高橋遥撃ち、逆転2点打「打てて良かった」[デイリー]

ロッテ・藤岡裕が先輩の貫禄を見せた。1点を追った5回に鈴木の右前打を足場に1死満塁の好機を築いた。ここで藤岡裕が0−1から高橋遥のスライダーを右前にはじき返した。逆転の2点タイムリーとなった。

藤岡裕にとって高橋遥は亜大の2年後輩。ともに昨年、ドラフト2位でプロ入りした。「チャンスだったのでストライクは全部振りにいくつもりでした。スライダーが甘めに入ってきてくれたのでうまく引っかかってくれた感じです」と振り返り、「大学の後輩ですし、打てて良かったですね」と話していた。

第1打席はスライダーを見逃しの三振。3回の第2打席は1死、一、三塁で、二ゴロの間に1点が入った。

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