DeNAが逆転勝ちで3位に浮上した。0−1の7回に代打山下の適時打で同点とし、延長11回に大和の2点適時打と神里の適時三塁打で3点を勝ち越した。パットンが9回途中から10回まで抑えて2勝目。ロッテは打線が攻めきれず、連勝が3で止まった。
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横浜DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテは延長11回に勝ち越され、連勝が3でストップ。直近10試合の3敗は全て延長戦で敗戦。井口資仁監督のコメント。
「延長になればいい投手も出てくる。その前に決めきれない」。
ロッテが14日に限定販売した「ALL for CHIBA 習志野 ♯9福浦選手Tシャツ」と「ALL for CHIBA 習志野 ♯9福浦選手フェースタオル」が、マリーンズストアミュージアム店が開店10分、スタジアム店が開店5分で完売した。
これに伴い、15日午前10時からオンラインストアで受注販売を開始する。福浦和也内野手は「売り切れたの?本当に?それはすごいね。いつもいつもビックリだよ。ファンの皆様の期待をヒシヒシと感じるね。皆様の期待に応えられるように、そしてチームの勝利に貢献できるように精一杯、頑張ります」とコメント。
福浦はこの日のDeNA戦に8番指名打者で先発出場する。
ロッテは延長11回に勝ち越され、連勝が3で止まった。4月18日以来の貯金はならず、再び借金1となった。
この日は「ALL FOR CHIBAデー」で、全国大会金賞常連の習志野高吹奏楽部約250人が来場。同校OBである福浦和也内野手の応援に駆けつけ、打席では名物応援曲「レッツゴー習志野」を演奏して盛り上げた。
福浦は8番指名打者で3日の広島戦以来のスタメン出場。2回1死二、三塁の先制機では空振り三振、4回2死二塁は四球でつなぎ、6回1死は二ゴロに倒れた。2打数無安打1四球で9回に代打を送られた。
敗れたが「母校の後輩達の素晴らしい応援にすごく力をもらいました。本当にありがたかったです。期待に応えられなくて残念でしたが、また明日から頑張ります」と感謝した。
ロッテ清田育宏外野手が5月度の「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞した。
清田は5月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で延長12回2死一、三塁から左翼へサヨナラ打を放った。自身3度目のサヨナラ打で初の受賞。球団では16年9月の細谷以来の同賞となる。
14日、会見に臨んだ清田は「あの試合は助っ人のドミンゲスが9回に同点2ランを打ってくれて、最後にチャンスで僕につないでくれたチームの皆さんのおかげです。今年まだお立ち台に立っていなかったので、絶対決めてやると思って打席に立ちました。やっとチームの力になれたと思いました」と振り返った。
ロッテは延長11回に登板の田中がつかまり、3点を失って万事休す。井口監督は「(得点の)チャンスは6度くらいあったが、決めきれていない」と悔やんだ。5度目の登板となったD5位・渡辺(NTT東日本)は5回の無死満塁をしのぐなど5回6安打無失点で乗り切ったが、またしても勝ち星はつかず。1度、登録抹消となるが「0点に抑えられたのはよかった」と前向きだった。
ロッテの連勝は3で止まった。投手陣は先発の渡辺が5回無失点と好投したのをはじめ、粘りの投球を披露したが、打線が捕逸による1点のみに終わった。わずか1日で勝率5割を割り込み、井口監督は「延長戦になる前に決めないと」と悔しがった。
延長10回2死二、三塁でドミンゲスの当たりは中堅の正面を突き、サヨナラの好機を逃した。井口監督は「チャンスは6度くらいあった。詰めの弱さ」と嘆いた。
ロッテの福浦は、応援に特別参加した母校の千葉・習志野高の吹奏楽部から熱烈な応援を受けたが、2打数無安打に終わった。「後輩達の素晴らしい応援に力をもらった。本当にありがたかった。期待に応えられなくて残念だったが、また頑張る」と感謝を口にした。
井口監督が「今日は福浦デー」と3日の広島戦以来8試合ぶりに先発に起用。福浦の打席では同校の名物応援「レッツゴー習志野」が約200人によって大音量で演奏され、満員の球場は大いに盛り上がった。
ロッテの清田育宏内野手が、5月のパリーグ「スカパー!サヨナラ賞」に選ばれた。
清田は5月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の延長12回に、自身3度目となるサヨナラ安打を放った。サヨナラ賞の受賞は初で、ロッテでは2016年9月の細谷圭内野手以来、6人目。清田は「ドミンゲスが9回に同点2ランを打ち、延長12回にみんながつないでボクに回してくれて打てたのもので、チームメートに感謝したい。大事なところで打ちチームが勝てたことで自信になった一打です。このような賞をいただけて幸せです」とコメントした。
後輩達の声援に応えられなかった。「美爆音」で知られるロッテ・福浦の母校・習志野の吹奏楽部約250人が右翼席に参戦した。
甲子園でも有名な「レッツゴー習志野」などを演奏したが、8試合ぶりの先発だったベテランは、0−0の2回1死二、三塁で空振り三振に倒れるなど2打数無安打。「後輩の素晴らしい応援に凄く力をもらいました。期待に応えられず残念でした」。チームも延長11回の末に敗れ、連勝は3でストップ。借金は再び1となった。
ロッテのドラフト5位ルーキー・渡辺啓太投手(24)が5回78球をを投げ6安打無失点と粘りの投球を見せたものの、3番手・大谷が打たれ5度目の先発でもプロ初勝利とはならなかった。
渡辺はこの日は毎回のように走者を背負い、5回には佐野、中川の安打と嶺井の犠打の処理で三塁に悪送球し無死満塁のピンチを招いたが、大和を右飛、神里を一ゴロ、田中を見逃しの三振に仕留め、1−0と勝ち投手の権利を持って5回でマウンドを南に譲り渡した。
だが、7回に3番手・大谷が2死から大和、神里、代打・山下に3連打され1点を奪われ同点に。渡辺の勝利投手の権利が消滅した。
渡辺は5月17日のプロ初登板から5試合目、ここ2試合は勝ち投手の権利を持って交代も、後を受けた投手陣がリードを守れず初勝利はお預けとなっている。
ロッテは14日に限定販売をした「ALL for CHIBA 習志野 福浦Tシャツ」(3000円、税込)と「ALL for CHIBA 習志野 福浦フェイスタオル」(1300円、税込)が、マリーンズストアミュージアム店で開店10分、スタジアム店が同5分で完売したことに伴い、15日午前10時からオンラインストアで緊急受注販売すると発表した。
福浦は「売り切れたの?本当に?それは凄いね。いつもいつもビックリだよ。ファンの皆様の期待をヒシヒシと感じるね。期待に応えられるように、そしてチームの勝利に貢献できるように精いっぱい、頑張ります」とコメントした。
セ、パ両リーグは14日、最も印象深いサヨナラ打を放った打者を表彰する5月度「スカパー!サヨナラ賞」を発表。ロッテ・清田育宏外野手(32)と、DeNA・山下幸輝内野手(25)が選ばれた。
5月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の延長12回2死一、三塁、井口監督初のサヨナラ勝ちを決める左前打を放った清田はZOZOマリンで会見し「緊張していましたけど、それまでヒーローになれてなかった。絶対、決めると思いました。少しボールでも振ろうと思いました」と喜びを語った。
山下は5月31日の楽天戦(横浜)の延長10回2死二塁、右翼へのサヨナラ打が対象となった。
ロッテが独特の雰囲気の中で先取点を奪った。
この日は「ALL for CHIBA習志野デー」として行われ、全国屈指の実力を持つ習志野市立習志野高校吹奏楽部が来場。ロッテの攻撃では右翼席で吹奏楽部と応援団との共同応援が実現した。
2回2死二、三塁、スペシャルコラボ応援が繰り出される中、相手の捕逸で1点を先行した。
高校野球の応援などでも有名な同校の吹奏楽部は、試合前イベントでも演奏を披露。クオリティーの高い“美爆音”に球場は大きな拍手に包まれた。
また、この日は同校出身の福浦和也内野手(42)が「8番・指名打者」で6月3日の広島戦(ZOZO)以来8戦ぶりの先発出場。第1打席は三振に倒れたが、外野席からは大音量で「レッツゴー習志野」が演奏された。
ロッテ・DeNA戦が行われる14日のZOZOマリンスタジアムで、BCリーグ栃木ゴールデンブレーブス・村田修一内野手(37)のサイン入りユニホームなどが販売された。
この日のロッテ・DeNA戦は「エイジェック・スペシャルナイター」として実施される。人材の総合プロデュース企業「エイジェック」は、BC栃木の親会社に当たるため、ZOZOマリン球場前での“男グッズ”販売が実現した。
村田は昨オフに巨人を自由契約となり、NPB復帰を目指して現在はBC栃木で奮闘中。ロッテの本拠地での村田グッズ販売という珍しい光景に、試合前から多くのファンが足を止めていた。
ロッテ・ドラフト5位の渡辺(NTT東日本)が5度目の先発でもプロ初勝利を逃した。5回を被安打6で無失点に「早い回に降りて先発としての仕事は…」と反省したが、勝利投手の権利を持って降板。だが7回に大谷が同点打を浴びた。7日の中日戦でも同様のパターンだった。井口監督は「1度、下(2軍)で調整させる。次まで調整して欲しい」と期待した。
ドラフト5位・渡辺啓太投手がまたもやプロ初白星を逃がした。
5回を78球、被安打6で無失点。勝ち投手の権利を持って降板したが、7回に3番手の大谷が2死一、二塁から田中浩の代打・山下に同点打を浴びた。
7日の中日戦でも5回を4失点ながら勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。
しかし、9回2死から守護神の内が同点の2点二塁打を喫して初勝利は消えていた。
だが、渡辺はこう言って前を向いた。
「立ち上がり力んでしまったんですが、3回以降はコントロールを意識して投げることができました」。
ピンチを何度も招いた。1回1死二塁、2回無死一、二塁、4回1死一塁。140キロ前後のストレートにカットボール、スライダーなどの変化球を駆使して粘って切り抜けた。
社会人時代から「決して大崩れしないタイプ」と評されてきた。
5回の自らの失策も絡んだ無死満塁も得点を許さず中継ぎ陣に後を託したが…。
反省を忘れない。
「点を与えなかったことは良かったんですが、早い回にマウンドを降りて先発としての仕事はできなかったかなと思います」。
井口監督はそんなルーキーを「1度、下で調整させる。まだ伸びしろがある。次の機会までしっかり調整してローテに食い込んで欲しい」と期待した。
ロッテは14日、同日に限定販売をした「ALL for CHIBA 習志野 #9福浦選手Tシャツ」(販売価格3000円=税込み)、「ALL for CHIBA 習志野 #9福浦選手フェイスタオル」(販売価格1300円=税込み)がマリーンズストアミュージアム店が開店10分、スタジアム店が5分で完売したと発表した。
これに伴い、15日の午前10時からオンラインストアで受注販売を開始する。
福浦は「売り切れたの?本当に?それはすごいね。いつもいつもビックリだよ。ファンの皆さまの期待をヒシヒシと感じるね。皆さまの期待に応えられるように、そしてチームの勝利に貢献できるように精一杯、頑張ります」と気持ちを新たにしていた。
ロッテ・清田育宏外野手(32)が14日、パ・リーグの「5月度月間スカパー!サヨナラ賞」を初受賞。ZOZOマリンスタジアム内で会見に臨んだ。
5月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で6−6で迎えた延長12回裏2死一、三塁。玉井から左前にサヨナラの安打を運んだ。試合時間は4時間41分。ロッテは今季初のサヨナラ勝ちだった。
「今年は1度もお立ち台に上がっていないので絶対に決めてやろうと。スリーボールワンストライクだったので四球もあるかなと考えたが、少々ボールでもいこうと思った」。
清田は殊勲打のシーンを振り返った。
セ・リーグはDeNAの山下幸輝内野手(25)で同選手も初受賞となった。
5月31日の楽天戦(横浜スタジアム)で3−3で迎えた延長10回裏2死二塁。右翼へサヨナラ安打を放った。プロ4年目で初のサヨナラ打だった。
両選手には(株)スカパーJSATからトロフィーと賞金30万円が贈られた。