わたしはかもめ2018年鴎の便り(6月)

便

6月16日

千葉ロッテ1−0巨人(ZOZOマリン)

ロッテは1回1死三塁で中村の二ゴロの間に1点を先制した。ボルシンガーは来日初完投を4安打完封で飾り、7連勝でリーグトップに並ぶ8勝目を挙げた。巨人は打線が1失点で完投した田口を援護できず今季6度目の零敗を喫した。

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「安心して任せられる」/井口監督[ニッカン]

ロッテはボルシンガーが巨人打線を4安打完封。井口資仁監督のコメント。

「1番いい投球だった。安心して任せられる」。

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ロッテ・ボルシンガー、涌井と作戦会議でトップ8勝[ニッカン]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が来日初完投初完封で、ハーラートップタイの8勝目を挙げた。初回のリードを守りきる「スミ1完封」。巨人打線に三塁を踏ませず、散発4安打に抑え込んだ。シーズン7連勝は球団外国人史上初の快挙。ともに完投の巨人田口との投手戦を制し、チームの連敗を2で止めた。

ボルシンガーは入魂の112球目に、勝負球ナックルカーブを選んだ。大きく内角に落とす。巨人の代打大城に空を切らせると、両手で力強くガッツポーズ。両腕を広げ歩み寄った女房田村と、熱い抱擁を交わした。「少ないチャンスから味方が1点取ってくれた。楽しく自分のピッチングができた」。初回の1点のリードを守りきった。

4月6日ぶりの中5日も何のその。糸を引くように変化球を操った。投手コーチとのミーティングには前日投げた涌井に入ってもらい、打者の傾向をインプット。唯一のピンチといっていい無死一、二塁の場面を初回に迎えたが、「要注意の打者」に挙げていた陽岱鋼と阿部を、ともに内角を意識させてからの外角球で手玉に取った。

「ポジティブ・シンキングは偉大」が信条。スライダーとカーブ、動く速球でゴロの山を築く投球スタイルが持ち味だ。「ランナーを出してもパニックにはならない。ゴロを打たせてダブルプレーにすればいい。取れると思っている」。初対戦の相手を研究する勤勉さに加え、自信と、余裕がある。

5月4日の日本ハム戦から、全て違うチームを相手に7連勝。外国人投手の球団連勝記録を更新した。これまでは援護点の多さに助けられたこともあった。だが今回は来日初完投にして完封勝利。井口監督は「1番いい投球だった。安心して任せられる」と信頼を寄せた。

まもなく一緒に来日しているローレン夫人(31)が第1子の男児を出産予定。「今日は何回投げるの?」と送り出され、朝、幕張の空を見上げながらゲームプランを考えた。9回投げたと、愛妻に胸を張って言える。

ボルシンガーが来日初完封勝ち。巨人戦は初登板で、2リーグ制後に巨人戦初登板で完封勝ちは、この日と同じ「スミ1完封」だった16年5月27日岩貞(阪神)以来11人目。外国人投手では09年10月2日ランドルフ(横浜)以来4人目だ。ボルシンガーは5月4日日本ハム戦から7連勝。これまでロッテの外国人投手は6連勝(過去5人)が最高で、7連勝は球団史上初めて。

マイク・ボルシンガー
1988年1月29日生まれ、米国テキサス州出身。アーカンソー大から10年ドラフト15巡目(全体451位)でDバックス入りし、14年メジャーデビュー。15年にドジャースで6勝するなど、メジャー通算48試合で8勝19敗、防御率4.92。今年ロッテに入団し、3月31日楽天戦で来日初登板初勝利。今季年俸は9200万円(推定)。185センチ、97キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ・ボルシンガー7連勝は球団の外国人史上初[ニッカン]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が来日初完封勝ち。

巨人戦は初登板で、2リーグ制後に巨人戦初登板で完封勝ちは、この日と同じ「スミ1完封」だった16年5月27日岩貞(阪神)以来11人目。

外国人投手では09年10月2日ランドルフ(横浜)以来4人目だ。ボルシンガーは5月4日日本ハム戦から7連勝。これまでロッテの外国人投手は6連勝(過去5人)が最高で、7連勝は球団史上初めて。

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ロッテ・ボルシンガー初完封で女房役田村に「感謝」[ニッカン]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手が来日初完投初完封で、ハーラートップタイの8勝目を挙げた。

味方が初回に奪った1点のリードを守りきる「スミ1完封」。三塁を踏ませない安定した内容で、初対戦の巨人打線を散発4安打に抑えた。

5月4日の日本ハム戦から負けなしで、球団外国人史上初のシーズン7連勝。相手先発の田口には昨年完封されていたが、ともに完投の投手戦を制してチームの連敗を2で止めた。「味方が少ないチャンスをものにして1点取ってくれて、楽しく自分のピッチングができた。いつも田村に相手打者の傾向を聞いていて、彼がいないと自分の投球ができないくらい信頼している。本当に感謝している」と話し、お立ち台で女房役の田村の肩を組んで喜んだ。

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ロッテ、「おもてなしプロジェクト」5月の月間表彰[ニッカン]

ロッテは16日、ZOZOマリンで「おもてなしプロジェクト」5月の月間表彰を実施した。クルー、職員がより良い接客対応を行う意識向上を目的に、15年から毎月表彰を行っている。

飲食クルー3人、ファンクラブクルー1人、グッズクルー1人、警備員2人、インターン1人、ボランティア1人の9人が表彰された。

表彰式には藤岡裕大内野手も参加し、表彰状と観戦チケット、サイン色紙を贈った。

山室晋也球団社長は「交流戦は普段は足を運んでいただける機会の少ないセ・リーグのファンの方々もたくさんお越しいただきました。そして多くの方からZOZOマリンスタジアムのサービスは素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。チームもここから連勝を続けていけると確信しています。チームの勝利とサービスが連動した、より一層ファンの皆様に喜んでいただき楽しんでもらえるスタジアムづくりをしていきたいと思います」とコメントした。

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ロッテ・ボルシンガー、Gを1−0完封!チーム助っ投初7連勝で8勝目[サンスポ]

ロッテは16日、巨人2回戦(ZOZOマリン)に1−0で勝ち、連敗を2で止めた。先発のマイク・ボルシンガー投手(30)が巨人打線を散発4安打に抑え、来日後初完封で自身7連勝とともにリーグトップに並ぶ8勝目を挙げた。

大胆に内角を攻めたかと思えば、次は打ち気をそぐ変化球で翻弄。「強力打線なのは分かっていたから、次はどんな球が来るか打者に考えさせようと思った」と笑顔を見せた。1回に守備のミスで無死一、二塁とされたが「低めに球を動かせば抑えられる」と自分に言い聞かせ、ピンチを乗り切ると波に乗った。

直球、カーブ、スライダーを巧みに織り交ぜ、ゴロアウトに仕留める持ち味を発揮。1回の1点を守りきっての“スミ1”勝利は、球団では1992年5月17日のオリックス戦での園川一美以来26年ぶりで、外国人投手では初。5月4日の日本ハム戦から自身7連勝も、チームの外国人投手では2002年のミンチーらの6連勝を超えた。

今月末には夫人のローレン(31)さんが日本で第1子となる男児の出産を予定するなど、公私ともに日本の文化を受け入れようとしている。この成績にも「野手に感謝しているし、チームが勝てる投球を考えている結果」と、控えめな答えが返ってきた。

井口監督(ボルシンガーについて)
「守備のミスでずるずるいきそうなところを抑えて、1人で頑張ってくれた。安心して任せられる投手。」
データBOX
(1)
ロッテの外国人・ボルシンガーが来日初完封勝利。2リーグ制(1950年)以降、巨人戦に初登板で完封したのは、2016年5月27日の阪神・岩貞祐太(○1−0、1回の1点のみのスミ1完封)以来、史上11人目。外国人投手では09年10月2日の横浜・ランドルフ(○1−0)以来9年ぶり4人目。交流戦で記録したのは、14年5月28日の楽天・則本昂大(○4−0)に次いで4年ぶり2人目。
(2)
ロッテの外国人投手で7連勝は球団新記録。これまでの最多は53年のカイリー、86年の荘勝雄、95年のヒルマン、2002年ミンチーらの6連勝だった。

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ロッテ・荻野、攻めの走塁で勝ち引き寄せた[サンスポ]

荻野が足で勝利を引き寄せた。1回の第1打席で中前打を放つと、打球が左中間方向に転がったのを見て「迷わず走ろうと思った」と二塁を陥れた。犠打で三塁に進むと「どんな打球でもゴーサインだったので」と、中村の二ゴロで生還。この1点が決勝点になった。井口監督が進める走塁改革の“申し子”は「走る意識は今までより強い。勝ててよかった」と笑顔だった。

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ロッテ・ボルシンガーが“スミ1”初完封、自身7連勝でリーグトップに並ぶ8勝目[サンスポ]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が16日、巨人戦(ZOZOマリン)で来日後初完封勝利し自身7連勝、リーグトップに並ぶ8勝目を挙げた。

「守備のミスもあるし、立ち上がりからピンチになることもある。それが野球。切り抜けられて調子が上がったよ」。

1回、不運な中前へのポテンヒットと野選で無死一、二塁とされたが、「1点は仕方ない。でも低めに動く球を投げられたら抑えられる」と落ち着いていた。陽を空振り三振、4番の岡本を右飛、阿部も見逃し三振で断ち切った。

直球、カーブ、スライダーをうまく織り交ぜ内角を攻めたかと思えば、外角へ打ち気をそらす。来日後は7回0/3が最長だったが、「8回を投げ終えて少し疲れていたけど、コーチたちは何も聞いてこなかったので、もう1度気持ちを入れた」と9回のマウンドへ。

112球で初完封。1回の1点を守りきっての“スミ1”も、球団では1992年5月17日のオリックス戦での園川一美以来を記録した。

5月4日の日本ハム戦(札幌ドーム)から自身7連勝は、チームの外国人投手では2002年のミンチーの6連勝を超えた。好投の理由は、あくなき探求心だ。登板前夜に相手のビデオを見るのはルーティーンワークだが、ローテーションの巡り合わせも利用している。

5月11日の西武戦(メットライフ)で涌井が先発して以降、カード2戦目はボルシンガーの順番で、「必ず涌井投手の投球を見て、相手打線の特徴、クセなどを確認している」という。

ラウンドを離れたところでも、日本を知ろうと心がけている。今月末には来日中の夫人、ローレンさん(31)が日本国内で第1子となる男児の出産を予定。外国人選手の多くは夫人を母国に返し、立ち会うため一時離日するのがほとんど。極めて異例で言葉の問題など不安要素もあるはずだが、球団関係者によると同じ外国人選手の夫人たちが協力し、出産のバックアップをしているという。

「今、うちで最も安定している投手。安心して任せられる」と井口監督。あくなき探求心と家族、周辺の支えがボルシンガーの好投の要因の1つかもしれない。

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ロッテ・荻野、足で唯一の得点「ギャンブルだった」[サンスポ]

ロッテの荻野が1回に足を生かし、この日唯一の得点を挙げた。先頭打者で左中間に落とすと、迷うことなく二塁へ。「打った瞬間に行けると思った」と、好走塁で無死二塁とした。

藤岡裕のバントで三塁に進み、中村の二ゴロで生還した。「ギャンブル(スタート)だった。当たった瞬間に走った。チームが勝てたので良かった」と控えめに喜んだ。

井口監督(ボルシンガーに)
「1番いい投球だった。安心して任せられる投手。」
田村(ボルシンガーを好リード)
「1点差なのでホームランも駄目。緊張した。完封してくれて良かった。」

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ロッテ、ZOZOマリンの「おもてなしプロジェクト」9人を表彰[サンスポ]

ロッテは16日、ZOZOマリンのスタッフ、職員の接客意識向上を目的とした「おもてなしプロジェクト」の5月の月間表彰を行った。今季2度目の発表では飲食クルー3人、ファンクラブクルー1人、グッズクルー1人、警備員2人、インターン1人、ボランティア1人の9人が表彰された。

球場内で行われた表彰式では藤岡裕大内野手が、表彰状と観戦チケット、サイン色紙を贈呈した。山室晋也球団社長は「交流戦は普段は足を運んでいただける機会の少ないセ・リーグのファンにもたくさんお越しいただきました。より一層、ファンの皆さまに喜んでいただき、楽しんでもらえるスタジアム作りをしていきたいと思います」とコメントした。

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ボル様8勝目!投手3冠狙える、巨人戦での完封はロッテ球団史上初[スポニチ]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が16日、巨人打線を散発4安打に抑え、来日初完封でリーグトップタイの8勝目を挙げた。巨人戦での完封勝利は球団史上初の快挙。球団助っ人の「1−0」完封は1996年のエリック・ヒルマン以来22年ぶりで、15日に菅野に零封されたばかりのチームにとっても、痛快な「完封返し」となった。

背番号86は女房役の田村と抱き合った。112球目のナックルカーブで代打・大城を空振り三振。年俸9000万円の優良助っ人が来日初完封で、ハーラートップタイ8勝目。菅野に完封された前夜の屈辱をお返しした。

「初回を切り抜けたことで調子良く、投げることができたよ」。

初回無死では不運な安打と野選で無死一、二塁とされたが、ひるまない。「内角を攻めて打者に考えさせた」。3番・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)には内角をえぐり、スライダーで空振り三振。2死後、阿部は3球連続で内角直球を見せた後、最後は外角のナックルカーブで見逃し三振だ。警戒していた2人を抑えて勢いに乗った。

球団助っ人では96年のヒルマン以来の「1−0」完封で、さらに「スミ1」。7連勝は助っ人の球団新記録だ。当初は“お騒がせ”助っ人だった。開幕前の3月3日の日本ハム戦では食事が合わず、嘔吐し、2回5失点。公式戦初先発の3月31日の楽天戦では試合前に賞味期限が1年過ぎた栄養ドリンクを飲み、周囲を慌てさせた。

序盤は6回で交代する試合が多く、今月、第1子男児を出産予定のローレン夫人から「いつ、7回投げるの?」と尻を叩かれた。これに発奮。この日も千葉市内の自宅で「今日は何イニング?」と聞かれ、満点快投した試合後に来場した本当の妻と抱き合った。

負ければ、交流戦勝率第1位の可能性は完全消滅する中で「初回はずるずるいってもおかしくないところをよく抑えた」と井口監督。防御率2.06もリーグ2位となった。助っ人は「これからもチームが勝つチャンスをつくりたい」と謙虚だった。

ヒルマン以来22年ぶり
ボルシンガー(ロ)が初回裏の1点を守り切り来日初完封。ロッテ投手の1−0完封は4月26日楽天戦の涌井以来。外国人では96年4月17日オリックス戦のヒルマン以来22年ぶりとなった。また、チームで交流戦の完投完封は13年5月19日広島戦の大嶺以来5人目(6度目)で、巨人戦はボルシンガーが初めて。
助っ投最多は11連勝
5月4日、日本ハム戦からは7連勝。外国人のシーズン最多連勝は64年スタンカ(南海)、15年マイコラス(巨)の11だが、チームでは10年マーフィーまで5人が達成した6を抜く最多記録になった。

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ロッテ、荻野の足で虎の子1点もぎ取った「飛んだ瞬間」[スポニチ]

ロッテが荻野の足で虎の子の1点を奪った。初回、先頭で中堅やや左への打球に迷わず、二塁を狙った。

左中間方向へ走る中堅・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)がそのままでは二塁へ送球しづらい体勢だと判断したからだ。「(打球が)飛んだ瞬間、行けると思った」と結果は二塁打。1死三塁とし、ベンチからのギャンブルスタートの指示もあり、中村の二ゴロで見事、生還した。

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ボルシンガー記録づくしの8勝目、球団スミ1完封は園川以来26年ぶり[スポニチ]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が16日の巨人戦(ZOZOマリン)で記録づくしの8勝目を4安打完封で飾った。

「チームも相手投手(田口)も素晴らしかった。自分の投球をすることができたよ」。

球団助っ人の完封勝利は2012年グライシンガー以来6年ぶり。「1−0」完封ならば96年のヒルマン以来だ。また初回の1点だけでの「スミ1」完封は92年の園川以来26年ぶりだった。

また、助っ人のシーズン7連勝は球団新記録になった。

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ロッテ、おもてなしプロジェクトで9人表彰[スポニチ]

ロッテは16日、おもてなしプロジェクト5月の月間表彰を実施した。ZOZOマリンのクルー、職員がよりよい接客対応を行う意識向上を目的に2015年から月1回、行っている。今回は飲食クルー3人、ファンクラブクルー1人、グッズクルー1人、警備員2人、インターン1人、ボランティア1人の9人が表彰された。

表彰式には藤岡裕大内野手(24)も参加し、表彰状と観戦チケット、藤岡からはサイン色紙がプレゼントされた。山室晋也社長は「交流戦は普段は足を運んでいただける機会の少ないセ・リーグのファンの方々も沢山お越しいただきました。そして多くの方からZOZOマリンスタジアムのサービスは素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。チームもここから連勝を続けていけると確信しています。チームの勝利とサービスが連動したより一層、ファンの皆様に喜んでいただき楽しんでもらえるスタジアム作りをしていきたいと思います」とコメントした。

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ロッテ、23日に初の「ピンクリボン活動」募金、広がる鳥越コーチの切なる思い[スポニチ]

ロッテは6月23日の西武戦(ZOZOマリン、午後2時開始)で行う「スーパーレディースデー」で乳がん検診の早期受診など推進する「ピンクリボン活動」に沿う取り組みを初めて実施する。試合前の午後0時35分から20分間、井口監督、鳥越ヘッドコーチが募金活動を行う。

昨年まで担当だったソフトバンクでは毎年、母の日に近い試合開催日にこの活動が行われ、今季で9度目を数えた。きっかけは昨季までソフトバンクの内野守備走塁コーチだった鳥越裕介ヘッドコーチの悲しい別れからだ。2008年に妻・万美子さん(享年34)を乳がんで亡くし、同じ苦しみを味わって欲しくないと始めた。

「1人でも(助かって欲しい)という気持ち」と毎年、イベントでは声を詰まらせ、来場した女性ファンへ必死の呼びかけをした。チームは変わったが井口監督の呼びかけもあり、また、機会に恵まれた。球場への行き帰りに使うのは10年前、妻が乗っていた車だ。「手放せないんだよ…」。時は過ぎたが、心は止まったままだ。

古巣でも同イベントは継続されている。さらに今季からは中村晃が1安打で1万円を啓発活動を行う「NPO法人ハッピーマンマ」へ寄付すると決めた。「昨年まで鳥越コーチがやっていた活動を引き継いでいきたいと思った」と中村晃。10年近くかけて訴え続けた思いは年輪のように広がり続けている。

当日は乳がんのセルフチェックブースも設置される。失った時間は取り戻せない。ただ、失う前ならば間に合う。背番号88の叫びに耳を傾け、1人でも多くの女性が行動に移して欲しいと願う。

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ボルシンガー、巨人戦初登板完封「楽しく投球ができた」球団助っ人初の7連勝[報知]

ボルシンガーがガッツポーズを繰り出してほえた。9回2死一塁。一発なら逆転の場面をしのぎ、女房役の田村と抱擁を交わして喜んだ。「本当に素晴らしい試合になった。少ないチャンスで点を取ってくれて楽しく自分の投球ができた」。リーグトップタイの8勝目。球団助っ人初となる7連勝を散発4安打、来日初完投初完封で彩った。

初回に無死一、二塁のピンチを迎えたが冷静だった。前日3打点の陽を外角のスライダーで空振り三振、岡本を右飛に打ち取った。仕上げは要注意人物に挙げていた阿部。内角直球を続けて追い込み、外角のナックルカーブで見逃し三振に料理した。「(阿部は)引っ張る打者だと感じていた。外一辺倒にならないように内を突いた」。前日の試合から感じ取った打者の様子や打球の傾向を頭に入れて、配球に生かした。無失点で切り抜けた結果、打線が裏の攻撃で決勝の1点を奪取。球団の“スミ1”でのシャットアウトは92年に園川一美が達成して以来26年ぶりの快挙となった。

美人妻のローレン夫人(31)が今月26日に第1子となる長男を出産予定。名前は「ルークかジャック」にするつもりだ。登板前夜、夫人に「明日は何回まで投げるの?」と聞かれたが、あえて答えは出さなかった。試合前に「空を見上げながら自分に期待しながら球場に来たよ。それが完封につながってよかった」と目尻を下げた。最愛の妻と間もなく生まれてくるベビーに贈る完封劇でもあった。

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本当にすごいぞ!ボルシンガー!完封で球団助っ人新7連勝[報知]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が4安打完封。球団助っ人新の7連勝でパ・リーグトップタイの8勝目を挙げた。

初回に無死一、二塁のピンチを迎えたが陽、岡本、阿部の主軸を抑えて好スタート。流れに乗った助っ人右腕は2回2死から14人連続アウトを奪うなどテンポの良さを見せた。 チームは連敗を2で止め、借金1。交流戦残り2戦。4月18日以来の貯金生活へ、勢いを生んだ。

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ロッテ・ボルシンガー、散発4安打完封でリーグトップタイ8勝目[デイリー]

ロッテ・ボルシンガーが三塁を踏ませない散発4安打に抑え、来日初完封でリーグトップに並ぶ8勝目。「楽しく、自分のピッチングができた。毎回、チームに勝ちが付くようにと思って投げている」。

チームは借金完済目前。右腕の存在感は高まるばかりだ。

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ロッテ・ボルシンガー、来日初完投初完封で8勝目、G打線を手玉[デイリー]

ロッテの先発・ボルシンガーは来日初の完封で8勝目。自身7連勝となった。

尻上がりに調子を上げた。初回、無死一、二塁では陽岱鋼、岡本、阿部を打ち取り、ピンチ脱出。2回、2死一、二塁では坂本勇を三ゴロに仕留めた。

直球は140キロ台前半ながら、独特な軌道を描くパワーカーブで巨人打線を幻惑。散発4安打に封じ込め、112球でスコアボードの9つの0を刻んだ。

打線は初回、先頭・荻野の二塁打などで築いた1死三塁の好機から、中村の二ゴロの間に先制。虎の子の1点を守り抜いた。

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ロッテ、おもてなし月間表彰に藤岡が参加、サイン色紙と観戦チケットをプレゼント[デイリー]

ロッテは16日、ZOZOマリン内で「おもてなしプロジェクト5月の月間表彰」を実施した。

これはZOZOマリンスタジアムでクルー、職員がよりよい接客対応を行う意識向上を目的にしている。15年から月1回の表彰を行っている。今回は今年の2回目。

飲食クルー3人、ファンクラブクルー1人、グッズクルー1人、警備員2人、インターン1人、ボランティア1人の計9人が表彰された。

表彰式には藤岡裕大内野手も参加。表彰状と観戦チケット、藤岡選手サイン色紙がプレゼントされた。

山室晋也社長は「交流戦は普段は足を運んでいただける機会の少ないセ・リーグファンの方々もたくさんお越しいただきました。多くの方からサービスは素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。チームの勝利とサービスが連動したより一層、ファンの皆さまに喜んでいただき、楽しんでもらえるスタジアム作りをしていきたいと思います」と話していた。

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