ロッテが逆転サヨナラ勝ちで勝率を5割に戻した。0−1の9回無死満塁で代打三木の投ゴロの間に追い付き、1死二、三塁から平沢の右前適時打で勝負を決めた。南が2勝目。巨人はカミネロが誤算で、交流戦の負け越しが決まった。
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巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2x | 2x |
ロッテ平沢大河内野手(20)が交流戦最年少のサヨナラ打で、パ・リーグに栄誉をもたらした!1−1の9回裏1死二、三塁。巨人カミネロから右前打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。この1勝で交流戦はパの9年連続勝ち越しが決定。パ6球団は賞金およびドラフト会議の指名順優先権もゲット。大きな一打となった。
ビショビショになりながらも最高の笑顔が飛び出した。平沢は一塁を回ると、先輩達からもみくちゃにされ、グラウンドに倒された。その上から容赦なくペットボトルの水が注がれた。「祝福の水? 初めてでしたし、いつもやる方だったので嬉しい」。交流戦史上最年少のサヨナラのヒーローは、初めてのサヨナラ打の喜びをかみしめた。
迷わず振り抜いた。同点の9回裏1死二、三塁。1ストライクから甘く入ってきた138キロフォークを右前へ運んだ。お立ち台で「僕が決めるという気持ちで打席に立ちました。勝ちにつながる一打だったので本当に良かった」と話すとスタンドは歓声に包まれた。
ロッテが「8番右翼」でスタメン出場した平沢大河内野手(20)のサヨナラ右前打で勝利。交流戦の勝ち越しを決めた。
1点を追う9回裏に巨人守護神カミネロを攻め、無死満塁の好機をつくった。ここで代打三木亮内野手(26)がたたきつけるバッティングで、高く跳ねる投ゴロを打って同点に。さらに平沢が1死二、三塁から138キロフォークを右前に運んだ。井口監督は「平沢は、この何日か早出と居残りでバッティングしている姿を見て、非常に調子が良かったので。今日は何とかやってくれると思った。三木もしっかりつないでくれて。若い選手がしっかりやってくれたのは大きい」と、同点打、サヨナラ打の2人をたたえた。
5月24日の日本ハム戦以来のスタメン出場となった平沢は父の日に活躍したことについて「こういう日に活躍できて嬉しいです。でもこういう日じゃなくても1試合1試合しっかりやるのが僕の立場。チャンスを生かすことができてよかった」と喜んだ。
スーパーレディースデーとして多くの女性向けイベントが行われる23日ロッテ−西武戦(ZOZOマリン、午後2時)で、女性向けの冊子「マリーンズ・レディースマガジン」が配布されることになった。
同マガジンをもらえるのは当日の観戦チケットを持つ女性先着1万5000人。「マリーンズ・イケメン5」に選ばれた平沢大河、吉田裕太、成田翔、中村奨吾、藤岡裕大の私服姿の写真や選手のプライベートな話などが盛りだくさん。野球の基本ルール、基礎用語集の説明ページなどもあり、オールカラーの全18ページで構成されている。
平沢は球団を通じ「私服撮影は恥ずかしかったですが、女性ファンの皆様が喜んでいただけたら嬉しいです。この冊子は選手の間でも話題になるのでぜひ当日、来場いただき読んでください」とコメントした。
ロッテは17日、巨人最終戦(ZOZOマリン)に2−1で逆転サヨナラ勝ち。平沢大河内野手(20)がサヨナラ打を放ち、チームは勝率を5割に戻した。
「僕が決めてやろうと思っていた。甘い球は思い切って振っていくつもりでした。最高です」。
もはやこれまでと思われた0−1の9回、無死満塁で代打の三木のたたきつけた投ゴロの間に同点に追い付き、なお1死二、三塁で平沢が打席に入った。鋭く振り抜くと打球は一、二塁間を滑るように抜け、高校時代にもなかった人生初のサヨナラ打に。ベンチで手荒い祝福を受けた。
鳴り物入りで入団した宮城・仙台育英高出身の黄金ルーキーも3年目。本来の遊撃を新人のD2位・藤岡裕(トヨタ自動車)に奪われ、活路を求めて一、三塁、外野もこなせるよう練習に取り組んだ。先発出場は今季9試合目で、5月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)以来。「8番・右翼」で起用した井口監督は「早出、居残り練習で調子もいい。何かやってくれると思っていた」と目を細めた。
この勝利でチームの交流戦勝ち越しが決まり、パ・リーグの9年連続となる勝ち越しも決まった。1つの結果が伸び盛りの20歳をまた一歩、成長させる。
酒居が4月29日以来となる先発登板。勝ち星こそつかなかったが、6回6安打1失点と好投し「4月よりも自分の納得のいくボールが投げられていると思う」と振り返った。開幕ローテーションを任されたものの、本来の球威がなく2軍で“ミニキャンプ”を敢行。その成果も出て、井口監督は「球速も出ていたし、次回が楽しみになった」と期待した。
ロッテの酒居は6回1失点で復調ぶりを示した。不振で2軍落ちし、4月29日以来の登板。「気合を入れてマウンドに向かった。4月よりも納得のいく球が投げられた」と充実感を漂わせた。
直球は140キロ台後半を計測し、力で巨人打線を抑えた。井口監督も「ストレートが(4月と)違った。ベース盤の上で強さがあった」と高評価した。
ロッテは平沢のサヨナラ安打で巨人にサヨナラ勝ち。2連勝でカード勝ち越しを決めた。9回に登板した4番手の南が2勝目(1敗)。巨人は5回に奪った1点を守れず連敗を喫し、8勝10敗と負け越して交流戦を終えた。
先制したのは巨人。5回1死から亀井、長野の連続安打で二、三塁のチャンスを作ると、吉川尚がロッテ先発の酒居の外角低めの変化球に対し、倒れ込むように飛びついてスクイズを決め、亀井が生還して先制した。
ロッテも6回、藤岡裕のヒットと内野ゴロで二死二塁のチャンスを作り、巨人先発の内海を降板させたが、2番手・沢村に清田が空振り三振に仕留められ、反撃はならなかった。
ロッテ救援陣も6、7回と得点圏に走者を置きながら追加点を許さない。打線は沢村、マシソンの中継ぎ陣の前に8回まで無得点に抑えられていたが、0−1で迎えた9回に登板した巨人の守護神・カミネロを攻め、無死満塁の好機を迎える。代打・三木の高いバウンドの投ゴロの間に三走・岡田が生還し同点とすると、さらに1死二、三塁から平沢が一二塁間を破る適時打を放ち、サヨナラ勝ちした。
歌手の荻野目洋子が17日、プロ野球交流戦のロッテ−巨人戦(ZOZOマリン)の試合開始前に国歌独唱を行った。
この日は「ALL FOR CHIBA 佐倉デー」として行われ、千葉・佐倉市出身の荻野目は往年のヒット曲「ダンシングヒーロー」が流れる中、フィールドに登場。スタンドから大きな歓声を受け、無事に歌い終えた。「緊張はなかったです。光栄で嬉しかった」と笑顔をみせ、千葉県に本拠地を置くロッテに「千葉の代表として頑張って欲しい」とエールを送った。
また荻野貴司外野手がこの日の登場曲にダンシングヒーローを選んだと聞き「嬉しいです。荻野さんという名前に親近感がありますね」と話した。
ロッテは17日、女性ファン向けイベント「スーパーレディースデー」として行われる23日の西武戦(ZOZOマリン、午後2時開始)で「マリーンズ・レディースマガジン」を女性客先着1万5000人に配布すると発表した。
女性ファンの投票で「マリーンズ・イケメン5」に選ばれた平沢大河内野手、吉田裕太捕手、成田翔投手、中村奨吾内野手、藤岡裕大内野手の私服姿の写真や選手のプライベートな話題のほか、野球の基本ルールや基礎用語集の説明などオールカラー全18ページで構成されている。
平沢は「私服撮影は恥ずかしかったですが、女性ファンの皆さまに喜んでいただけたら嬉しいです。選手の間でも話題になるので、ぜひ来場いただき読んでください」とコメントした。
迷路の出口を見つけたのは20歳のバットだ。土壇場で1−1と同点とした9回1死二、三塁。ロッテの3年目・平沢は、巨人カミネロのフォークを無我夢中で引っ張った。右前へ「人生初」のサヨナラ打はチーム38イニングぶりの適時打になった。「(9回)自分に回ってくる。思い切り振ろうと思った。僕が決める気持ちだった」。
5月24日の日本ハム戦以来20試合ぶり、今季9度目のスタメン。井口監督は「この何日間か毎日、早出と居残りをやっていた。調子もいい」と大砲のドミンゲスに代える大胆起用。直球に振り負けまいと力が入っていた打撃フォームを「力の伝わるポイントを教えた」と試合中のベンチ裏など、見えないところで手を差し伸べてきた。
15年ドラフト1位。大型遊撃手と期待されたが、今季ドラフト2位の藤岡裕がショートの定位置を獲得した。一塁、三塁に「小学生以来」という外野も猛練習し、がむしゃらに1軍にしがみついた泥くささを認められた。
この一打、この1勝で交流戦パ・リーグの9年連続勝ち越しが決まった。チームも2年ぶりの交流戦勝ち越しで勝率5割に復帰した。「(平沢は)どんどん使っていきたい」と井口監督。「タイムリー欠乏症」を打破した愛弟子の躍動に表情も和らいでいた。
17日に行われたイースタンリーグのロッテ−日本ハム戦で、送球がロッテの三塁ランナーコーチを務めていた諸積コーチの顔面に直撃するアクシデントが起きた。
ロッテは6回無死一、二塁の場面で大木が三塁線へ送りバント。これを処理した日本ハムの投手・北浦が三塁へ送球したが、これが暴投となり、走者に指示を送っていた諸積コーチの顔面に直撃した。球場は騒然となり、プレーが一時ストップした。
倒れ込んだ諸積コーチの目の付近からは大量の流血が見られたが、立ち上がると自らの足でベンチ裏へと移動。堀コーチが代わって三塁のランナーコーチに入った。
ロッテがZOZOマリンで行われた17日の巨人戦に2−1でサヨナラ勝ちした。
巨人投手陣を打ち崩せず、無得点のまま1点差で迎えた9回。打線はこの回からマウンドに上がった巨人4番手カミネロを攻略した。
先頭・角中が中安打。岡田が代走で塁に出ると、清田が四球、鈴木のバント安打で無死満塁の絶好機を迎えた。代打・三木の投ゴロの間に三走の岡田が生還し同点。続く平沢が右前へ適時打を放ち逆転勝ちした。
「ALL for CHIBA 佐倉市デー」として開催された17日のロッテ−巨人戦(ZOZOマリン)のセレモニーで千葉県佐倉市出身で佐倉親善大使の歌手・荻野目洋子(49)が、国歌独唱を務めた。
試合では荻野、田村が急遽荻野目の大ヒット曲「ダンシングヒーロー」を登場曲に使用。「荻野選手は名前にも親近感がありますね。千葉代表として頑張って欲しいです」とエールを送っていた。
ロッテはスーパーレディースデーとして行われる6月23日の西武戦(ZOZOマリン、午後2時)で女性向けの冊子「マリーンズ・レディースマガジン」を当日の観戦券を持つ女性ファン先着1万5000人に配布すると発表した。
「マリーンズ・イケメン5」に選ばれた平沢大河、吉田裕太、成田翔、中村奨吾、藤岡裕大の各選手の私服姿、野球の基本ルール、基礎用語集の説明ページや、選手のプライベートな話が盛りだくさんのオールカラー、全18ページ。
平沢は「私服撮影は恥ずかしかったですが、女性ファンの皆様が喜んでいただけたら嬉しいです。この冊子は選手の間でも話題になるのでぜひ当日、読んでください」とコメントした。
サヨナラの瞬間、平沢は飛び切りの笑顔で喜びを爆発させた。「本当に最高です!勝てたことが1番嬉しい!」。先輩達からのウォーターシャワーの祝福が気持ち良かった。
5月24日の日本ハム戦以来のスタメン起用に燃えた。1−1の9回1死二、三塁。「僕が決めるという気持ちで打席に立った」と、カミネロのフォークを振り抜き、一、二塁間を破った。チーム38イニングぶりの適時打が人生初の劇打となり、熱戦に終止符を打った。
4月末。本職は遊撃ながら、出場機会を求めて外野の守備練習も始めた。「高校NO.1ショート」の看板を背負って仙台育英から15年ドラ1で入団。そんなプライドも捨て、井口監督には「どんな形でもいいので1軍に置いてください」と直談判した。理由は「1軍にいることでしか学べないことがある」。2軍では味わえない緊迫感、途中出場までの準備の仕方など、成長のための経験を貪欲に求めた。試合前後には特打を行い、下半身主導のフォームを身に染み込ませた。努力の積み重ねが劇的勝利に結びついた。
「父の日」に“孝行息子”が交流戦勝ち越しを決めて5割復帰。井口監督は「結果で応えてくれてよかった」と満面の笑みを浮かべた。
ロッテは平沢大河内野手(20)が5月24日の日本ハム戦(ZOZO)以来のスタメン起用に応え人生初のサヨナラ打を放ち、連勝に導いた。チームは交流戦勝ち越しを決め、勝率も5割に復帰した。
1−1の9回1死二、三塁。「僕が決めるという気持ちで打席に立った」と、カミネロのフォークを右前に運んだ。劇打のヒーローはお立ち台で「僕が決めるという気持ちで打席に立ちました。勝ちにつながってよかったです」と声を弾ませた。
9回までは3度の得点圏を生かせず、13日のDeNA戦(ZOZO)の8回から37イニング連続適時打なしの深刻な“タイムリー欠乏症”も振り払う一打となった。
4月29日の日本ハム戦(ZOZO)以来、1ヶ月半ぶりの1軍先発となった酒居知史投手(25)が最速148キロの直球とスライダーを軸に6回6安打1失点の好投を披露した。
「今日は気合を入れていこうとマウンドに向かいました。4月よりも自分の納得のいくボールが投げられているかと思いますし、ファームでやってきたことが出せたかなと思います」と手応えを口にした。
打線の援護がなく2勝目はお預けとなったが、今後は先発ローテとして回ることが決定。井口監督も「ファームに行って直球のスピードも戻ってきた。彼本来の直球がよかった。次回が楽しみ」と、拍手を送った。
ロッテは女性向けのイベントを多数行う「スーパーレディースデー」として行われる23日の西武戦(ZOZO)で女性向けの冊子「マリーンズ・レディースマガジン」を当日の観戦チケットを持参した女性、先着1万5000人に配布すると発表した。
「マリーンズ・イケメン5」に選ばれた平沢大河内野手、吉田裕太捕手、成田翔投手、中村奨吾内野手、藤岡裕大内野手の私服姿の写真、野球の基本ルール、基礎用語集の説明ページや、選手のプライベートな話が納められている。盛りだくさんの内容でオールカラー、全18ページで構成されている。
イケメンNO.1に選ばれた平沢は「私服撮影は恥ずかしかったですが、女性ファンの皆様が喜んでいただけたら嬉しいです。この冊子は選手の間でも話題になるのでぜひ当日、来場いただき読んでください」と呼びかけていた。
千葉・佐倉市出身の歌手・荻野目洋子(49)が17日、日本生命セ・パ交流戦ロッテ−巨人戦(ZOZO)の試合前に国歌独唱を行った。
自身の代表曲「ダンシング・ヒーロー」が流れる中、登場すると、球場に美声を響かせた。
昨年6月4日の千葉・佐倉市の「長嶋茂雄記念岩名球場」で行われるイースタン・ロッテ戦でも国歌独唱を行っており、人生2度目の大役となった。
「そんなに緊張感はなかったです。光栄な気持ちで嬉しく思いながら(歌った)。千葉県民としてファンの皆さんが温かく見守ってくださって、声を掛けてくださった。嬉しい気持ちで歌わせていただきました」と感激した様子。「このまま千葉代表としてガンガン行って欲しいですね」とチームに向けてエールを送った。
手荒い祝福を受けながらロッテ・平沢大河内野手は叫んだ。「最高!嬉しい!」。
1点を追う9回、無死満塁から代打・三木の投ゴロ間に同点とし、なお1死二、三塁。平沢がカミネロの変化球を右前へ運んでプロ3年目、105試合目で初のサヨナラ打だ。
「決めてやる」と誓って現実にした。裏付けは豊富な練習量だ。12日からのZOZO6連戦。早出特打、そして試合後は室内練習場で打ち込んだ。課題は“下半身で打つ”だ。
遊撃の座は藤岡裕に譲って一塁、三塁、そして外野をこなして出場機会を得てきた。
「チャンスをいただいている。プラスに考えて1試合、1試合しっかりやっていかないといけない」。
この日も試合後は室内練習場に足を運んだ。父の日。父・政幸さんへの贈り物は努力した最高の結果だった。
4月29日の日本ハム戦以来の先発となった酒居知史投手が6回を被安打6で1失点。結果を出した。
降板後の第一声は「今日は気合を入れていこうとマウンドに向かいました」だった。
ムリもない。4月29日の試合では1、2回とも2死からの四球が失点の呼び水となった。
翌30日には出場選手登録を抹消された。5試合で1勝1敗の成績だった。
ファームで得たものは大きかった。96球で与四球は0だった。
145キロ超のストレートを軸にカーブ、スライダー、そしてフォームを織り交ぜて巨人打線を牛耳った。
マウンドでは落ち着き払っていた。
5回の失点は1死二、三塁から吉川尚のスクイズによるものだった。
「4月よりも自分の納得のいくボールが投げられているかと思いますし、2ヶ月ファームでやってきたことが出せたかなと思います」(酒居)
井口監督は「ストレートがよかった。(以前よりも)4、5キロ違ったし、力もあった」と評価した。もちろん、次回も先発だ。
ロッテは17日、「スーパーレディースデー」として開催される23日の西武戦(ZOZOマリンスタジアム・14時開始)で、女性向けの冊子「マリーンズ・レディースマガジン」を当日の観戦チケットを持っている女性客先着1万5000人に配布すると発表した。
「マリーンズ・イケメン5」に選ばれた平沢大河内野手、吉田捕手、成田翔投手、中村奨吾内野手、藤岡裕大内野手の私服姿の写真、選手のプライベートな話などオールカラーで全18ページ。
平沢は「私服撮影は恥ずかしかったですが、女性ファンの皆さまが喜んでいただけたら嬉しいです。この冊子は選手の間でも話題になるのでぜひ当日、来場いただき読んでください」熱く呼びかけていた。
千葉県・佐倉市出身の佐倉親善大使、歌手・荻野目洋子が試合前に国歌独唱を披露。「ALL for CHIBA 佐倉市デー」の花を添えた。
試合前セレモニーの一環で、荻野目が野球関係で国家を独唱したのは、昨年6月4日の「長嶋茂雄記念岩名球場リニューアルオープン」以来、2度目。
素晴らしい歌声でファンを魅了し、「それほど緊張しませんでした。とても光栄なことで嬉しく思いました」と振り返った。
登場すると、ロッテベンチのみならず巨人ベンチ、そして球場全体からかけ声が飛んで盛り上がった。
荻野目は小、中学生時代を佐倉市で過ごしており、「(ロッテは)地元の代表ですからね。代表としてガンガン行って欲しい」とエールを送った。
荻野目は1980年代を代表する大ヒット曲「ダンシング・ヒーロー」が再ブレーク中だ。
試合では荻野と田村が急遽、この代表曲を登場曲に使用していた。
プロ野球セ・パ交流戦は17日、パ・リーグが通算55勝とし、9年連続13度目の勝ち越しを決めた。
パの52勝、セの44勝で迎えたこの日、オリックスが7−1でDeNAを、ロッテが巨人で2−1を、楽天が8−0で勝ったため、全日程終了を待たずに勝ち越しが決まった。
ちなみにセ・リーグの勝ち越しは2009年の1度だけとなっている。