わたしはかもめ2018年鴎の便り(6月)

便

6月19日

阪神1−3千葉ロッテ(甲子園)

ロッテが3連勝。1回、中村と角中の適時二塁打で2点を先制し、2回に荻野の適時打で加点した。石川は5回1失点でリーグトップに並ぶ8勝目。阪神はメッセンジャーが立ち上がりに失点し、4敗目。打線もつながりを欠いた。

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ロッテ石川、交流戦4勝目、18試合制で初の快挙[ニッカン]

ロッテ石川歩投手(30)が「日本生命セ・パ交流戦」最多勝となる4勝目を挙げた。阪神打線を5回5安打1失点に抑え、チームを勝利に導いた。18試合制となってから交流戦4勝は初の快挙。4番角中勝也外野手(31)は3安打1打点で締めて、打率4割1分2厘は交流戦首位打者に立った。投打の主役が活躍し、リーグ再開に向けて弾みをつけた。

本調子でないなりに、石川はきっちり最少失点に抑えた。初めて立つ甲子園のマウンドは低く、投げにくく感じた。「真っ直ぐが全然いってなかった。相手の打ち損じが多かっただけで、自分で抑えた感はないです」と反省した。投球回は今季自己最短の5回。それでも3回無死一、三塁のピンチではカットボールをコーナーに操り、本塁を踏ませなかった。

これが勝ち頭たるゆえんだ。女房田村は「コントロールがいい。交流戦の勝ち星もそこに尽きる」と言った。「今日は調子が良くなさそうだったから、球を増やしたら苦しくなる」。球威がない時、球種を絞ってもきっちり四隅に投げられる。打ち損じ“させる”投球ができる。

7回を無失点に抑えた前回DeNA戦を筆頭に、過去3試合は「すごい良かったと思います」と自画自賛の好調ぶりだった。だが状態に関係なくゲームをつくる方が重要。5月22日の日本ハム戦から自身5連勝。交流戦4勝は、雨天順延など日程の巡り合わせも手伝って18試合制となった15年以降初の記録となった。

これでチームは交流戦を3連勝締め。4月18日以来の貯金を手にした。井口監督は「ようやく貯金ができました。これからリーグ戦に戻りますけど、残りの試合も彼の働きはもっと大事になる」と全幅の信頼を置く。ボルシンガーと並んで早くも8勝目。石川は「自分で今日の課題もわかってますし、パ・リーグの打者は甘い球を逃してくれない。調整し直して、また状態を上げてきます」と頼もしかった。

ロッテ石川が交流戦4勝目。交流戦が18試合制になった15年以降、投手の4勝は初めて。今季8勝はリーグトップのアルバース(オリックス)ボルシンガー(ロッテ)に並んだ。ロッテの投手2人が6月までに8勝を挙げたのは、05年の渡辺俊、小林宏(ともに9勝)以来13年ぶり。

ロッテは4月18日(8勝7敗)以来の勝ち越し。パ5球団の貯金は15年4月18日にオリックス以外が勝ち越して以来。全チーム60試合以上消化では13年7月5日(オリックス以外に貯金)以来になる。

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ロッテ石川が5連勝で8勝目「助けられてラッキー」[ニッカン]

ロッテ石川歩投手が5回を5安打1失点にまとめ、自身5連勝となる8勝目を手にした。交流戦4勝は、18試合制となった05年以降では初の快挙となった。

本調子ではなかったが、3回無死一、三塁のピンチを無失点にしのぐなど上下左右に丁寧に投げ分けた。井口監督は「明日、明後日は試合がないので」と6回から中継ぎ陣を投入。石川は今季自己最短の5回で降板したが、最少失点で役割を果たした。

チームを3連勝と、2ヶ月ぶりの貯金生活に導いた右腕は「4勝できたのは、前回まで状態が良かったから。今日は野手の方に助けられたのでラッキーでした。真っ直ぐもいってなかったし、相手の打ち損じが多かったので、自分で抑えた感はないです」と淡々。

ロッテは11勝7敗で交流戦を終えた。

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鉄人ウグイス嬢谷保恵美さん、風邪予防「何でも」[ニッカン]

◇潜入、継続する力

球界の「継続は力」に潜入する。4月23日、連続2215試合出場の日本記録を持つ衣笠祥雄氏が死去。5月29日には、阪神鳥谷敬内野手(36)の記録が同2位の1939試合でストップした。続けることの偉大さがフォーカスされる今、歩みを止めない“鉄人”達に思いを聞いた。

「サブローーーー」でおなじみ、ロッテの場内アナウンスを務める谷保恵美さん(52)。1軍公式戦担当が5月18日で1700試合、6月1日で連続1500試合に到達した。「つば九郎から、うちのキャラクター担当を通してメッセージが来ました。『まだまだだな』って」。あの人気マスコットと、刺激し合っている。

“1軍デビュー”は91年の川崎球場。複数人で回す球団が多い中、96年10月からは1人で皆勤賞。手洗いうがいは欠かせない。冷えないよう夜は首にタオルを巻いて寝る。風邪菌が胃酸に弱いと聞くと、水の飲み込み方も気を付けるようになった。「テレビで見て、良さげなものはやってみます」。のどが商売道具だ。

ピンチはあった。05年はホーム最終戦で40度の高熱が。「初芝さんの引退試合で。椅子にもたれてふわふわしながら、何とか終えました」。携帯電話を持っていなかった頃、通勤中に電車が止まると近くのカーディーラーに飛び込んだ。「電話を借りて、開場しといて!って伝えて。何とかタクシーで来たら、風で中止になってました」と笑う。

勝って「試合終了でございます」と伝える瞬間が1番嬉しい。夢がある。「千葉のお客さんと、マリンで優勝が見たいです」。まだ、辞められない。

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ロッテ、4・18以来貯金1、角中は交流戦トップ打率.412[サンスポ]

ロッテは19日、阪神最終戦(甲子園)に3−1で勝利。交流戦を3連勝、4月18日以来の貯金1で締め、22日の西武戦(ZOZOマリン)からリーグ戦再開に臨む。

井口監督が「相手もいい投手なので早めに点を取りたい」と思い描いた通りの展開だった。一回1死二塁から3番中村が「メッセンジャーは本調子じゃなかったのかも。甘い球をうまくとらえられた」と先制の右中間二塁打。さらに4番角中が「1、2、3番がお膳立てしてくれたから」と右翼線への適時二塁打で続き、主導権を握った。

先発の石川も5回1失点と好投して、3連勝。交流戦では角中の打率.412、チーム打率.278(ともに19日現在)が12球団1位をマークした。それでも指揮官は「取れる試合もあったし、交流戦優勝も狙えた。リーグ戦に戻ってもしっかりやりたい」と気を緩めない。勢いを保ったまま、今度はパ・リーグで5位からの浮上を目指す。

データBOX

今季の交流戦はパ・リーグが勝ち越しを決めたため、パの勝率1位球団が賞金1000万円を獲得する。勝率1位の可能性を残すのはオリックスとロッテの2球団。オリックスは20日の阪神戦に勝つか引き分けで勝率1位が決定。負けるとロッテ、ソフトバンクと勝率.611で並ぶ。同一リーグ間で勝率が並んだ場合は直接対決がないため、TQB(得失点率差)の数値が大きい球団が上位となる。19日現在のTQBはオリックスが.137、ロッテが.067、ソフトバンクが.034。ソフトバンクは3番目でロッテを上回れない。TQBでロッテがオリックスを逆転するにはオリックスが最低でも10点差で負けなければならない。

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ロッテ・石川がトップ8勝[サンスポ]

先発の石川は5回5安打1失点。5月29日のヤクルト戦(神宮)から4戦全勝だ。それでも「(初の甲子園は)マウンドも低くて風景がちょっと…。状態もよくなかった。もっと長いイニングを投げないといけない」と反省が口をついた。8勝目は同僚のボルシンガーらと並ぶリーグトップ。「修正する部分は分かっている。もう1度しっかり調整していかないと」と再開するリーグ戦に意識を切り替えた。

荻野(2回に適時打)
「(投手の)石川もバントを決めてくれたので、いい流れで打席に入らせてもらった。走者をかえせてよかった。」

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ロッテが10月回に2点先制、角中「1、2、3番が仕事。自分も流れに乗せてもらった」[サンスポ]

ロッテは1回に2点を先制した。1死二塁から中村が右中間二塁打。「交流戦最後のゲームなので、石川さんに勝ちをつけられるように」と喜んだ。

続く角中も右中間へ二塁打。「1、2、3番が仕事をしたので、自分もその流れに乗せてもらった」と話した。

井口監督(石川に)
「球が高かった。交流戦の期間中、しっかり(ローテーションを)回ってくれた。」
荻野(2回に適時打)
「いい流れで打席に入らせてもらった。」

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ロッテ石川リーグトップタイ8勝、18試合制交流戦最多4勝「ラッキー」[スポニチ]

ロッテ・石川歩投手(30)が19日の阪神戦に先発し、5回5安打1失点でリーグトップタイとなる8勝目を飾った。交流戦4勝の活躍で、18試合制となった15年からの最多記録となった。交流戦ラストでパ・リーグ2位以上を確定させ、20日に阪神と激突するオリックスの結果次第で最終順位が決定する。

苦しくても勝利への道を切り開くのが役割だ。5回5安打1失点。90球降板に、石川の表情は甲子園の夜空と同様に晴れなかったが、それでも勝った。

「打ち損じもあったし、ラッキーです」。

球児にとっての聖地。石川の夏は滑川3年の富山大会3回戦までだった。プロ入り後も縁はなかった。人生初のマウンドは技術面で戸惑う。「マウンドが低く感じた」。ブルペンから状態は良くなかったが、さらに制球が定まらなくなる。

助けたのは女房役の田村だ。「投げやすく、ストライクの入る球を要求した」と直球系とシンカーで82球を占めた。カーブやスライダーを減らして配球を読まれるリスクより、テンポよく投げることを選んだ。

この夜、日本列島がサッカーW杯の日本代表戦に熱狂したが、石川は「何時からですか?それ(午後9時開始)なら、食事に出るし、見ませんね」とサラリ。常に打者をどう抑えるか、そればかりを考える30歳の頭を支配するのは野球と好物の「天ぷら」くらいだ。

18試合制になった15年以降では交流戦史上初の4勝。防御率1.01と安定し、リーグトップタイの8勝目。20日のオリックス次第だが、交流戦を勝ち越した「リーグ1位」に贈られる賞金1000万円の可能性も残し、チームを4月18日以来の貯金1に導いた。

ただ、余韻に浸る暇はない。「パ・リーグは甘いボールを見逃してくれない。もう1度、調整したい」。石川の目はすぐにペナントレースへと向いていた。

中村(初回1死二塁で決勝の適時二塁打。8回無死一塁の守備では逆シングルでのグラブトスで併殺打の美技)
「咄嗟だった。たまたまです。準備し、練習してできるようになればいい。」

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ロッテ・角中、交流戦4度目の猛打賞、6年ぶり首位打者も見えてきた![スポニチ]

ロッテの角中勝也外野手(30)が、交流戦最終戦となった19日の阪神戦(甲子園)で4打数3安打1打点と交流戦4度目の猛打賞。セ・リーグ相手に交流戦打率.412と打ちまくり、2012年(打率.349)以来となる首位打者も見えてきた。

「そこまで調子いい訳じゃないけど、勝利につながるヒットが出ているのはよかった」と振り返る背番号3。この夜は得意とするメッセンジャーから2安打、通算も9打数7安打6打点の打率.778と阪神の誇る強力助っ人との相性の良さを見せつけていた。

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ロッテ石川、交流戦単独トップ4勝目「これから乗ってくれる」[スポニチ]

石川で始まり、石川で締めた交流戦だった。ロッテの石川歩投手(30)が5回を5安打1失点に抑えて交流戦単独トップとなる無傷の4勝目を挙げた。リーグ戦と併せてもパ・リーグのトップに並ぶ8勝目(3敗)。チームは3連勝で貯金1とした。

「1点はいいと思って投げた。(初めての甲子園の)マウンドは投げずらかったが、何とか」。雨でぬかるんだマウンドに手を焼きながらも、2回までに3点の援護。石川は打たせて取る投球で順調に回を重ねた。交流戦初戦の白星から4戦4勝。同僚のボルシンガー、オリックスと8勝で並んだ。

チームは3連勝で貯金1。右腕は「今日に関しては野手の方に感謝したい。交流戦いい形で終われた。(チームも)これから乗ってくれるでしょう」と22日からのリーグ戦再開を見据えた。

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ロッテ石川、単独トップ交流戦4勝目、パ・トップタイ8勝目[スポニチ]

ロッテの石川歩投手(30)が5回を5安打1失点に抑えて交流戦単独トップとなる無傷の4勝目を挙げた。リーグ戦と併せてもパ・リーグのトップに並ぶ8勝目(3敗)。チームは3連勝で貯金1とした。

2回までに3点の援護をもらった石川は打たせて取る投球で順調に回を重ねた。交流戦は4戦4勝。同僚のボルシンガー、オリックスと8勝で並んだ。

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ロッテ・石川 交流戦4戦4勝、18試合制の15年以降最多[デイリー]

およそ勝利投手らしくないロッテ・石川のコメントだった。

「もっと長いイニングを投げないといけない。申し訳ない…」。

5回を90球、被安打5で1失点。交流戦4勝目は18試合制になった15年以降で単独最多となった。

これで今季8勝目だ。だが、威勢のいい言葉はやはり出てこない。「自分の中で次に向けての課題が分かった。修正していく」。神妙な表情が浮かんだ。

ブルペンから調子が悪いと自覚した。思った以上に低い甲子園のマウンドに面食らった。井口監督が「球がいっていなかった。高かった」と言うように2回以外はピンチを招き、4回には高山に適時打を浴びた。

だが、女房役の田村は「要所では低めに来ていた。やはりコントロールがいい」と悪ければ悪いなりに抑える石川の実力に太鼓判を押した。

「パの打者は甘い球を見逃してくれない。状態を上げていく」。初登板の甲子園で白星を挙げて、22日からのリーグ戦再開をにらむ石川だった。

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ロッテ・石川が交流戦無傷の4連勝、5回1失点「交流戦をいい形で終えられた」[デイリー]

ロッテ先発・石川歩投手が交流戦無傷の4連勝をマークした。4度目の先発も、阪神打線を5回1失点に抑えた。チームは交流戦を11勝7敗で全日程を終え、石川がこの勝ち越しを大きく支えた。

チームが通算1勝3敗と負け越していた阪神のメッセンジャーとの投げ合いでも、落ち着いたマウンドさばきを披露。序盤で3点の援護をもらうと、阪神打線の反撃は4回2死から高山に許したタイムリーによる1点に抑えた。

5回で5安打2四球、1奪三振の内容でハーラートップタイの8勝目(3敗)を挙げた石川は、ヒーローインタビューで「1点はいいかなって投げていました。マウンドの状態は良くなくて投げにくかったんですけど、今日に関しては野手の方に感謝したい。交流戦をいい形で終えられて良かった」と振り返った。

打線は初回、阪神先発のメッセンジャーから先頭の荻野が四球で出塁すると、続く藤岡裕が犠打バントで1死二塁。ここで中村が中堅右へ先制の二塁打を放った。角中も右中間への適時二塁打で続き、2点を奪った。2回にも2死二塁から荻野の左前適時打で加点した。

6回以降は、南、大谷、益田、内とつなぐ継投で逃げ切り、チームは3連勝で貯金も1とした。

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ロッテ、中村が先制打、交流戦3戦3勝の先発・石川を援護[デイリー]

ロッテが速攻を見せた。1回、先発のメッセンジャーから先頭の荻野が四球を選んで出塁した。

続く藤岡裕がキッチリと送った。1死二塁。ここで中村が中堅右へ先制となる二塁を放った。「打ったのはストレートです。交流戦最後のゲームなので石川さんに勝ちを付けられるように頑張ります」と中村。

角中も右中間への適時二塁打で続き、「打ったのはカーブです。1番、2番、3番が仕事をしたので自分もその流れに乗せてもらいました」と振り返った。

メッセンジャーとは通算4試合で1勝3敗と負け越している。

井口監督は「いい投手なので1点を確実に取る作戦でいきたい」と話していたが、試合の流れをつかんだ。

2回にも1死後、田村が安打で出塁すると、石川がうまく送って2死二塁。荻野が三遊間を割って田村が3点目の本塁を踏んだ。

交流戦3戦3勝の先発・石川にとっては大きな援護点をもらった。

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