セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||||
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順位 | 選手名 | 球団 | 得票数 | 順位 | 選手名 | 球団 | 得票数 | |
★1 | 松坂大輔 | 中 | 394,704 | 先発投手 | ★1 | 菊池雄星 | 西 | 195,477 |
2 | 菅野智之 | 巨 | 244,188 | 2 | 千賀滉大 | ソ | 172,623 | |
3 | 大瀬良大地 | 広 | 192,092 | 3 | 山岡泰輔 | オ | 156,316 | |
4 | メッセンジャー | 神 | 179,583 | 4 | 上沢直之 | 日 | 114,184 | |
5 | ブキャナン | ヤ | 114,850 | 5 | 岸孝之 | 楽 | 92,764 | |
6 | 東克樹 | デ | 77,103 | 6 | 涌井秀章 | ロ | 89,918 | |
7 | 秋山拓巳 | 神 | 28,995 | 7 | 則本昂大 | 楽 | 76,843 | |
8 | 野村祐輔 | 広 | 20,773 | 8 | 多和田真三郎 | 西 | 43,850 | |
9 | 石川雅規 | ヤ | 14,085 | 9 | 石川歩 | ロ | 41,851 | |
10 | 吉見一起 | 中 | 13,635 | 10 | 西勇輝 | オ | 40,861 | |
★1 | 上原浩治 | 巨 | 344,939 | 中継投手 | ★1 | 宮西尚生 | 日 | 348,952 |
2 | 鈴木博志 | 中 | 207,789 | 2 | モイネロ | ソ | 207,752 | |
3 | 今村猛 | 広 | 188,915 | 3 | 益田直也 | ロ | 141,626 | |
4 | 石山泰稚 | ヤ | 161,576 | 4 | 黒木優太 | オ | 140,035 | |
5 | マテオ | 神 | 95,529 | 5 | 平井克典 | 西 | 99,137 | |
★1 | 山ア康晃 | デ | 476,185 | 抑え投手 | ★1 | 増井浩俊 | オ | 443,580 |
2 | 中ア翔太 | 広 | 188,757 | 2 | 松井裕樹 | 楽 | 243,861 | |
3 | ドリス | 神 | 142,426 | 3 | 森唯斗 | ソ | 145,910 | |
4 | 田島慎二 | 中 | 135,597 | 4 | 内竜也 | ロ | 130,378 | |
5 | カミネロ | 巨 | 101,807 | 5 | 増田達至 | 西 | 112,939 | |
★1 | 小林誠司 | 巨 | 373,189 | 捕手 | ★1 | 森友哉 | 西 | 353,879 |
2 | 會澤翼 | 広 | 260,283 | 2 | 甲斐拓也 | ソ | 304,365 | |
3 | 大野奨太 | 中 | 186,698 | 3 | 田村龍弘 | ロ | 137,087 | |
4 | 梅野隆太郎 | 神 | 167,716 | 4 | 嶋基宏 | 楽 | 129,546 | |
5 | 中村悠平 | ヤ | 150,264 | 5 | 清水優心 | 日 | 99,718 | |
★1 | 岡本和真 | 巨 | 296,610 | 一塁手 | ★1 | 山川穂高 | 西 | 399,650 |
2 | 新井貴浩 | 広 | 287,998 | 2 | 中田翔 | 日 | 236,091 | |
3 | 坂口智隆 | ヤ | 238,480 | 3 | 内川聖一 | ソ | 223,506 | |
4 | ロペス | デ | 173,579 | 4 | T−岡田 | オ | 131,904 | |
5 | ビシエド | 中 | 168,877 | 5 | 井上晴哉 | ロ | 92,520 | |
★1 | 山田哲人 | ヤ | 409,817 | 二塁手 | ★1 | 浅村栄斗 | 西 | 452,080 |
2 | 菊池涼介 | 広 | 366,175 | 2 | 中村奨吾 | ロ | 219,654 | |
3 | 吉川尚輝 | 巨 | 165,734 | 3 | 本多雄一 | ソ | 171,506 | |
4 | 高橋周平 | 中 | 129,938 | 4 | 大城滉二 | オ | 89,758 | |
5 | 鳥谷敬 | 神 | 122,751 | 5 | 田中賢介 | 日 | 79,395 | |
★1 | 宮ア敏郎 | デ | 366,374 | 三塁手 | ★1 | 松田宣浩 | ソ | 392,262 |
2 | 福田永将 | 中 | 185,599 | 2 | レアード | 日 | 217,659 | |
3 | 川端慎吾 | ヤ | 173,575 | 3 | 鈴木大地 | ロ | 169,631 | |
4 | マギー | 巨 | 163,888 | 4 | 中村剛也 | 西 | 119,873 | |
5 | 安部友裕 | 広 | 146,529 | 5 | 小谷野栄一 | オ | 104,123 | |
★1 | 筒香嘉智 | デ | 431,571 | 外野手 | ★1 | 柳田悠岐 | ソ | 619,150 |
★2 | 青木宣親 | ヤ | 363,482 | ★2 | 秋山翔吾 | 西 | 526,265 | |
★3 | 鈴木誠也 | 広 | 354,249 | ★3 | 吉田正尚 | オ | 366,867 | |
4 | 丸佳浩 | 広 | 304,702 | 4 | 大田泰示 | 日 | 289,465 | |
5 | 糸井嘉男 | 神 | 298,545 | 5 | 中村晃 | ソ | 255,394 | |
6 | 大島洋平 | 中 | 290,629 | 6 | 西川遥輝 | 日 | 233,744 | |
7 | アルモンテ | 中 | 288,015 | 7 | 上林誠知 | ソ | 212,738 | |
8 | バレンティン | ヤ | 214,667 | 8 | 外崎修汰 | 西 | 159,052 | |
9 | 亀井善行 | 巨 | 181,021 | 9 | 荻野貴司 | ロ | 149,909 | |
10 | 平田良介 | 中 | 156,535 | 10 | 角中勝也 | ロ | 148,433 | |
★1 | 坂本勇人 | 巨 | 407,618 | 遊撃手 | ★1 | 源田壮亮 | 西 | 390,355 |
2 | 京田陽太 | 中 | 312,097 | 2 | 今宮健太 | ソ | 294,855 | |
3 | 田中広輔 | 広 | 236,088 | 3 | 安達了一 | オ | 134,087 | |
4 | 廣岡大志 | ヤ | 118,292 | 4 | 中島卓也 | 日 | 132,528 | |
5 | 大和 | デ | 110,635 | 5 | 藤岡裕大 | ロ | 123,694 | |
DH | ★1 | 近藤健介 | 日 | 359,394 | ||||
2 | デスパイネ | ソ | 252,715 | |||||
3 | 福浦和也 | ロ | 168,493 | |||||
4 | 栗山巧 | 西 | 147,995 | |||||
5 | マレーロ | オ | 99,481 |
有効枚数 | 無効枚数 | 投票総枚数 | 有効得票数 | |
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Web | 805,330 | 0 | 805,330 | 28,057,157 |
投票用紙 | 1,318,205 | 8,542 | 1,326,747 | |
合計 | 2,123,535 | 8,542 | 2,132,077 |
12球団のうち阪神、ロッテ、楽天の3球団は、ファン投票での選出メンバーがゼロだった。
阪神、楽天は25日現在でリーグ最下位となっている。阪神のファン投票での選出ゼロは09年以来、9年ぶりとなり、揚塩健治球団社長は「厳しいですね。非常に残念」と表情を曇らせた。また、外国人選手もファン投票選出は1人もおらず、こちらは97年以来21年ぶりとなった。
ロッテ石川が2年ぶりの2ケタ勝利に王手をかける。
26日の楽天戦へ向けて調整。交流戦トップの4勝をマークするなど自身5連勝中で、勝てば6月の「月間MVP」も視野に入る。ボルシンガーは一足先にリーグトップの9勝目を挙げており「自分もとは思います。負けないように」と“対抗心”を燃やした。
20日付の日刊スポーツ朝刊で、ロッテの“鉄人”うぐいす嬢、谷保恵美さん(52)を取り上げた。谷保さんは1軍戦の場内アナウンスを通算1700試合、連続で1500試合以上担当。紙面ではインタビューの一部しか載せられなかった。せっかくなので、残りを2回に分けて紹介したい。
ボルシンガー(ロッテ)が16日巨人戦で来日初完封勝利を挙げた。初回の1点を守りきったもので、外国人投手の「スミ1完封」は12年8月9日ロマン(ヤクルト)以来、6年ぶり。パ・リーグの外国人投手では95年8月15日グロス(日本ハム)06年9月19日デイビー(オリックス)に次いで3人目の珍しい完封勝ちだった。
今季の交流戦は外国人投手が活躍した。交流戦で3勝以上は6人いたが、そのうち4人はボルシンガー、カスティーヨ(西武)マルティネス(日本ハム)カラシティー(ヤクルト)の外国人投手だった。この4人に加え、メッセンジャー(阪神)アルバース(オリックス)ら16人の助っ人が勝利を挙げ、外国人投手は合計26勝を記録。交流戦は全体の24.3%、約1/4が助っ人の白星になる。交流戦が144試合行われた08年には外国人投手が31勝したが、108試合になってからは今季の26勝が最も多かった。
25日現在、リーグ戦を含めて外国人投手は92勝している。外国人選手枠が拡大され、96年に初めて助っ人の合計勝利数が100勝を突破。3人が同時に1軍選手登録可能となった02年には156勝へ増えた。過去最多は15年の165勝で、全体の勝利数に占める割合は19.6%だった。今季は394勝のうち92勝が外国人の白星だから、現在の占有率は23.4%。初めて助っ人の白星占有率が20%を超えるかもしれない。
勝利、防御率、勝率の投手3冠部門の上位に外国人投手が顔を出している。パ・リーグはボルシンガーの9勝がトップで、8勝のアルバースが2位タイ。セ・リーグでもメッセンジャーとガルシア(中日)が8勝で2位につけ、勝率と防御率の部門でも3傑にこの4人の名前がある。過去に両リーグで外国人の最多勝は96、02年の2度あるが、投手3冠部門を外国人が独占したケースはセ、パのどちらのリーグでもない。外国人投手を中心にタイトル争いが繰り広げられそうな今季は、史上初の助っ人独占が見られるか。
ロッテの球団キャラクター「謎の魚」が、26日の楽天戦(ZOZOマリン、午後6時15分開始)で第5形態に変化することが25日、判明した。
調査の結果、変化は5回裏終了時にバックスクリーン近くの外野エリアで行われると予想される。謎の魚は「すっかりワールドカップモードで寝不足の魚です。という訳で、ついにこの時が来ました。私の方も世間の注目を一身に浴びる準備が整いました。この変身した姿をお見せするのは皆様が初めてです。覚悟はよろしいですね。どういう風に変化するか?無敵状態です。細かいことはひみつのアッコちゃんです。あのチャックが開いて…。おっと、これ以上は言っちゃダメよ、ダメ、ダメ。それでは、さよなら、さよなら、さよなら。グフフフフフフフ」と意味深な予告。
担当者は「第5形態は事実上、最終形態だと聞いています。魚の中の魚。魚の頂点に君臨するお姿なので、とてもエレガントとのことです。戦闘能力も非常に高いと伺っています。リハーサルは厳重な警備の中、一部の人と魚しかその姿を見ることが許されませんでした。私もチョコっとだけ見せてもらいましたが、あまりのお美しく雄大な姿に鳥肌が立ちました。ファンの皆様も楽しみにしていただければと思います」とコメントした。
謎の魚は昨年5月26日のオリックス戦でデビュー。同28日に第2形態、6月11日に骨姿の第3形態、今年6月12日に頭部が巨大化した第4形態に変化した。
ロッテの球団キャラクター「謎の魚」が25日、26日の楽天戦(ZOZOマリン)で第5形態への変化を予告した。「すっかりW杯モードで寝不足の魚です。どういう風に変化するか?無敵状態です。細かいことはひみつのアッコちゃんです」とコメント。謎の魚は昨年5月にデビューし、今年6月12日のDeNA戦で第4形態に変化。第5形態が最終形としているが…。
ロッテの人気キャラクター「謎の魚」が、26日の楽天戦(ZOZOマリン)で第5形態への変化を予告した。
謎の魚は球団を通じ「すっかりW杯モードで寝不足の魚です。という訳で、ついにこの時が来ました。私の方も世間の注目を一身に浴びる準備が整いました。この変身した姿をお見せするのは皆さまが初めてです。覚悟はよろしいですね。どういう風に変化するか? 無敵状態です。細かいことはひみつのアッコちゃんです。あのチャックが開いて…。おっと、これ以上は言っちゃダメよ、ダメ、ダメ。それでは、さよなら、さよなら、さよなら。グフフフフフフフ」とコメントした。
球団の担当者は「第5形態は事実上、最終形態だと聞いています。リハーサルは厳重な警備の中、一部の人と魚しかその姿を見ることが許されませんでした。あまりのお美しく雄大な姿に鳥肌が立ちました。ファンの皆様も楽しみにしていただければと思います」としている。
昨年5月26日のオリックス戦でデビューした謎の魚は同28日に第2形態。6月11日には骨の第3形態へと変化。ことしは6月12日のDeNA戦で巨大化した第4形態へと変化していた。
ロッテの人気キャラクター・謎の魚が、26日の楽天戦で第5形態に変化する。
5回終了時の予定。「ついにこの時が来ました。覚悟はよろしいですね?」と謎の魚。担当者は「魚の頂点に君臨する姿でとてもエレガント。鳥肌が立ちました」と驚きの変化を予告した。17年5月にデビューし、第4形態まで披露したが、第5形態が最終段階と言われている。
ロッテは25日、人気キャラクター・謎の魚が26日の楽天戦(ZOZOマリン)で第5形態に変化すると発表した。5回裏終了時にバックスクリーン近くの外野エリアで変化が行われる予定だ。
謎の魚は「すっかりワールドカップモードで寝不足の魚です。という訳で、ついにこの時が来ました。私の方も世間の注目を一身に浴びる準備が整いました。この変身した姿をお見せするのは皆様が初めてです。覚悟はよろしいですね。どういう風に変化するか?無敵状態です。細かいことはひみつのアッコちゃんです。あのチャックが開いて…。おっとこれ以上は言っちゃダメよ、ダメ、ダメ。それでは、さよなら、さよなら、さよなら。グフフフフフフフ」と淀川長治的に含みを持たせた。
担当者は「第5形態は事実上、最終形態だと聞いています。魚の中の魚。魚の頂点に君臨するお姿なので、とてもエレガントとのことです。戦闘能力も非常に高いと聞いています。リハーサルは厳重な警備の中、一部の人と魚しかその姿を見ることが許されません。私もチョコっとだけ見ましたが、あまりに美しく雄大な姿に鳥肌が立ちました。ファンの皆様も楽しみにしていただければと思います」とコメントした。
謎の魚は2017年5月26日のオリックス戦でデビューし、同28日のオリックス戦で第2形態。同6月11日のヤクルト戦で第3形態(骨)、18年6月12日のDeNA戦には第4形態へ変化していた。
ロッテ・石川が9勝目を狙い26日の楽天戦に先発する。
ZOZOで投手練習に参加した右腕。チームではボルシンガーが9勝で勝ち頭となっているだけに「頑張ります。(ボルシンガーに)負けないようにしたい」と気を引き締めた。交流戦では4勝を挙げ、15年9月以来の月間MVPも視野に入ってきた。世間はサッカーW杯の日本の活躍に沸くが、「子供達に球場に来て欲しいですね」と野球選手としての自覚も見せていた。
昨年デビューしたロッテの「謎の魚」が26日の楽天戦(ZOZO)で事実上の最終形態となる第5形態に変身することが25日、判明した。5回終了時にバックスクリーン近くの外野エリアで姿を変える予定だ。
12日に頭が巨大化する第4形態になった人気キャラは「すっかりワールドカップモードで寝不足の魚です。という訳で、ついにこの時が来ました。私の方も世間の注目を一身に浴びる準備が整いました」と準備万端の様子。続けて、「あのチャックが開いて…。おっと、これ以上は言っちゃダメよ、ダメ、ダメ」と、変身のヒントを口にした。
また、22日より1体限定で発売している「等身大謎の魚BIGボブルヘッド人形」(357万円)は今だに売れていないという。
昨年からデビューし人気となっているロッテの公式キャラクター「謎の魚」が26日の楽天戦(ZOZO)にて第5形態に変化することが25日、判明した。
変化は5回裏終了時にバックスクリーン近くの外野エリアにて行われると予想される。
12日に第4形態に変身していた謎の魚は「すっかりワールドカップモードで寝不足の魚です。という訳で、ついにこの時が来ました。私の方も世間の注目を一身に浴びる準備が整いました。この変身した姿をお見せするのは皆様が初めてです。覚悟はよろしいですね。どういう風に変化するか?無敵状態です。細かいことはひみつのアッコちゃんです。あのチャックが開いて…。おっと、これ以上は言っちゃダメよ、ダメ、ダメ。それでは、さよなら、さよなら、さよなら。グフフフフフフフ」と、ボケ満載のコメント。
担当者は「第5形態は事実上、最終形態だと聞いています。魚の中の魚。魚の頂点に君臨するお姿なので、とてもエレガントとのことです。戦闘能力も非常に高いと伺っています。リハーサルは厳重な警備の中、一部の人と魚しかその姿を見ることが許されませんでした。私もチョコっとだけ見せてもらいましたが、あまりのお美しく雄大な姿に鳥肌が立ちました。ファンの皆様も楽しみにしていただければと思います」と呼びかけた。
謎の魚は昨年5月26日のオリックス戦でデビュー。5月28日のオリックス戦で第2形態。6月11日のヤクルト戦にて第3形態(骨)、本年6月12日の横浜DeNA戦に第4形態へと変化した。
ロッテの石川が26日の楽天戦に自身6連勝をかけて先発する。
勝てば今季9勝目となり、早くも2桁勝利に王手となる。「投げてみないと分からない。頑張るしかないですね」。僚友・ボルシンガーがリーグトップの9勝をマークしており、会心の投球でチームを貯金生活に導く。
ロッテ・石川歩投手(30)が26日の楽天戦に6連勝を狙って先発する。勝てば今季9勝目(3敗)となり、早くも二ケタ勝利に王手をかける。
石川は6月に入って3連勝中で、26日に白星を挙げれば6月の「月間MVP」も視野に入ってくる。
この日、石川はZOZOマリンで前日の調整に臨んだ。
交流戦で4勝をマークして、日本生命セ・パ交流戦で活躍した選手に贈られる「日本生命賞」に選ばれた。
賞金100万円をゲットしたが、「特に使う予定はありません」とサラリと交わした。
19日の阪神戦(甲子園)は5回を90球、被安打5で1失点。決して好調ではなく、「次に向けての課題が分かった。修正していく」と話していた。
この日、「投げてみないと分からない。身体の状態ですね」と慎重な姿勢を見せた。
僚友・ボルシンガーが23日の西武戦(ZOZOマリン)でリーグトップの9勝目を挙げた。「頑張るしかないですね」と表情を引き締めた。
昨季は3勝11敗に終わったが、今季は好調をキープしている。石川の快投とともに、貯金を「1」としたい。
ロッテは25日までに夏のビッグイベントとして初開催する「MAKUHARI SUMMER STADIUM」の初回となる7月7日(土)の日本ハム戦(ZOZOマリン・14時試合開始)で、来場者先着2万人にサマースタジアムグッズ(タオル&ハット)をプレゼントすると発表した。
サーフブランド“BILLABONG(ビラボン)”デザインによるサマーユニホームをモチーフとしたグッズとなる。
当日、選手は新たに誕生するサマーユニホームを着用するほか、様々なイベントを実施する。
絶好調の井上晴哉内野手は「ユニホームのデザインと同じくタオルとハットも斬新でビックリです。夏らしいというか、バカンスの感じ。今年も暑いと思いますが、このユニホームで今年の夏を乗り越えたいと思います。1番似合っているのはアジャ(井上選手のあだ名)とファンの方に言ってもらえるように活躍したいです」と大張り切りだった。
ロッテは25日、昨年デビューし、人気者となっている公式キャラクター「謎の魚」が26日の楽天戦(ZOZOマリン・18時15分試合開始)で、“第5形態”に変化すると発表した。
調査の結果、判明したもので、5回裏終了時にバックスクリーン近くの外野エリアで行われると予想される。
謎の魚は「すっかりワールドカップモードで寝不足の魚です。という訳で、ついにこの時が来ました。私の方も世間の注目を一身に浴びる準備が整いました。この変身した姿をお見せするのは皆さまが初めてです。覚悟はよろしいですね」と不気味な予告弾を放った。
だが、「どういう風に変化するか?、無敵状態です。細かいことはひみつのアッコちゃんです。あのチャックが開いて…。おっと、これ以上は言っちゃダメよ、ダメ、ダメ。それでは、さよなら、さよなら、さよなら。グフフフフフフフ」。
「ひみつのアッコちゃん」を引き合いに出したり、映画評論家・淀川長治さんの口調をまねるなどノリノリの様子だ。
担当者は「第5形態は事実上、最終形態だと聞いています。魚の中の魚。魚の頂点に君臨するお姿なので、とてもエレガントとのことです。戦闘能力も非常に高いと伺っています」と話した。
リハーサルは厳重な警備の中、一部の関係者しかその姿を見ることができなかったそうで、「私もチョコっとだけ見せてもらいましたが、あまりのお美しく雄大な姿に鳥肌が立ちました。ファンの皆さまも楽しみにしていただければと思います」と興奮気味だった。
「謎の魚」は昨年5月26日のオリックス戦でデビュー。5月28日のオリックス戦で第2形態。6月11日のヤクルト戦で第3形態(骨)に変身した。
今年6月12日のDeNA戦で第4形態へと変化をしていた。
なお、6月22日から1体限定で発売を開始した定価357万円=税込=の「等身大サイズの謎の魚BIGボブルヘッド人形」は3件の問い合わせがあったが、成約には至っていない。
力強さがあった。魂のこもったスイングから繰り出された打球は大きな弧を描き、スタンドに吸い込まれていく。井上晴哉内野手は悠々とダイヤモンドを回った。復帰2試合で3発。1本目は復帰初戦(23日埼玉西武戦、ZOZOマリンスタジアム)、3点ビハインドからのプロ入り後、初となる満塁弾で逆転勝利を呼び込んだ。2本目と3本目は翌24日の埼玉西武戦。2打席連続でセンター方向へと飛び込んでいった。2試合で3発8打点。扁桃炎を患い2軍落ち。しかし最短10日で復帰した長距離砲は即座に結果を出した。様々な想いが入り乱れる中での打席だったが、ひとたび打席に立つと心を無にし、集中した。
「悔しかった。やりきれない気持ちでした。今年はシーズン1年間、全部出るつもりで1月からやってきたのに、体調不良になって首脳陣の期待を裏切ってしまった。情けない気持ちでした。だから、復帰したら結果を出そうと。迷惑をかけた分の責任を取る方法は結果を出すしかないと思っていました」。
体の異変は突然、襲ってきた。甲子園でのタイガース戦が雨天中止となった11日。帰京の新幹線の中で体に異変を感じた。体の重さと首の痛みを感じた。最初はここまでの疲労の蓄積だと思った。翌朝、体温を測ると38.9度。まさかの高熱に頭が真っ白になった。この日はZOZOマリンスタジアムでベイスターズとのナイトゲーム。どうすべきか悩んだが自身の使命と今季にかける想いは足を球場へと向けさせた。
「自分の中で葛藤があった。せっかくここまで試合に出ることができている。体調不良を訴えて、チャンスを手放すようなことになってもいいのかと。だから我慢して気合で熱を下げて試合に出ようと。一方でチーム優先の想い。ベストな状態ではない自分が試合に出て足を引っ張るようなことがあってはならない。その2つの気持ちが自分の中でぶつかっていた」。
最後は野球人としてベストではない自分の状態をチームに隠すことを良しとしなかった。球場入りする際も体がふらついたこともあり覚悟を決めた。病院に行って点滴を打った。井口資仁監督からは「とりあえず今日は休め。明日、元気になってくれたらいい」と即抹消とはせず、1日の休養を与えられた。ここまでガムシャラに頑張ってきた背番号「44」への嬉しい配慮だった。そんな指揮官への想いに応えるべく、1日で直すと気合を入れてベッドに入り、迎えた翌朝。しかし、想いとは裏腹に熱はさらに上がった。再度、病院に行き今度はドクターストップがかかる形で1軍抹消が決まった。「悔しさと自分への情けなさしかなかった」と期待に応えられなかった自分を責めた。肩を落とし病院を出ようとした時、携帯電話がなった。西野敬2軍マネージャーからだった。電話に出ると「代わるからちょっと待って」と言われた。そして聞き慣れた優しい声が聞こえた。井口監督だった。
「しっかりと熱を下げて、この機会に1回また状態を戻して帰ってこい」。
その言葉に置き場のない悔しい想いはスッと晴れた。こうなってしまったものはもう仕方がない。出直すしかない。最高の状態でチームに貢献できる選手としてまた1軍に戻る。そう決意し、ひたすら静養に徹した。ただ1軍の試合時間になると気になって目が覚めた。自宅のテレビで見ていると安静にしている体が興奮で火照った。「試合を見てしまうとどうしても興奮して熱が出てしまう。そんな感じだった」と振り返る。
井上の気迫は通じた。4日で高熱が下がると5日目には体を動かせるようになった。19日の2軍戦で実戦復帰を果たし、21日のイースタンリーグ・ジャイアンツ戦(ジャイアンツ球場)で4安打8打点。一発回答で23日のライオンズ戦にて最短10日で1軍へと戻ってきた。そしてすぐに最高の結果で期待に応えた。
「オレがやらないといけないという責任感と、オレがやってやるという気持ちで試合に挑んでいます。もう2度とこんな悔しい想いはしたくはない。再スタート。ここから全部出るつもりで責任を持ってやっていきます」。
1軍再合流した時に井口監督にかけられた言葉がある。「プロ野球は今からだぞ!」。シーズンを通じて1軍にいたことがない井上にとってはここからは未知の世界。しかしプロで実績を重ねた指揮官はここからがプロ野球の醍醐味あふれる時期が始まると言った。その言葉の意味を肌で感じるために背番号「44」は魂のスイングを重ねる。本塁打は初の2桁10本に到達した。ただ、まだまだ先へ。暑い夏を超えた先に見えるものを探す旅は続く。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)