わたしはかもめ2018年鴎の便り(7月)

便

7月1日

福岡ソフトバンク1−4千葉ロッテ(ZOZOマリン)

ロッテが3位タイに浮上した。5回に中村、角中の連続適時打で2点を先行。7回は犠飛、8回は平沢の適時打で加点した。酒居は7回5安打1失点と好投し2勝目を挙げた。ソフトバンクは投手陣が12四死球と乱れ、得点はソロのみ。

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千葉ロッテ0000201104
福岡ソフトバンク0000001001

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ロッテ酒居「死に物狂い」熱投で3ヶ月ぶり2勝[ニッカン]

ロッテがソフトバンクに連勝し、ソフトバンク、オリックスと3位タイで並んだ。先発酒居知史投手(25)が7回5安打1失点と好投。4月1日以来、3ヶ月ぶりの2勝目を挙げた。試合後には「プロ野球って本当に厳しいなと感じました。死に物狂いで勝ちを取りにいかないと勝てないことがすごく分かった」と正直な気持ちを打ち明けた。

井口監督が待ちに待った男の完全復調だ。7回、デスパイネに1発を浴び、なおも2死一、二塁。酒居はフォークで福田を空振り三振に仕留めてピンチをしのいだ。「変化球も全部腕を振って投げられた」。この日を象徴する1球だった。

開幕からローテの一角として期待された。だが4月1日に今季初勝利を挙げたものの直球が走らない。同30日に登録抹消され、約1ヶ月半の2軍調整。その間、大きな決断をした。今季導入したカットボールを封印したのだ。清水投手コーチは「真っ直ぐが走らないからカットに逃げていた。年とったらいくらでもできるんですよ。カットをなくして真っ直ぐをしっかり投げる原点に戻った。そこに自分で気づけたのが進歩だと思う」と説明した。

生き返った直球は最速147キロを記録した。井口監督も「今日はずっと球が強かった。先発陣の刺激になるし次回も期待している」とたたえた。酒居の復調でますます勢いに乗りそうだ。

パ・リーグは3位にソフトバンク、オリックス、ロッテの3球団が並んだ。各チーム70試合以上を消化し、3位に3球団が並ぶのは、79年7月29日のセ・リーグ以来39年ぶりの珍現象となった。

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ロッテ3位浮上!井口監督「継続して最後までやる」[ニッカン]

ロッテがソフトバンクに連勝し、3位タイに浮上した。先発酒居知史投手(25)が7回5安打1失点、6三振1四球と好投。4月1日以来、3ヶ月ぶりの今季2勝目(2敗)を挙げた。

打線も相手投手陣の12四死球の乱調に乗じて、中盤以降に4得点。酒居を援護した。

井口監督は「順位は別として、自分達の野球がしっかりできている。これを継続して最後までやることが大事。次はオリックス戦。初戦(の相手先発)はアルバース。何とか攻略できるようにやりたい」と、今季3敗を喫している左腕打倒へ意気込んだ。

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ロッテが4・19以来3位浮上!難敵ソフトに連勝、貯金今季最多タイ「3」[サンスポ]

ロッテは1日、ソフトバンク10回戦(ヤフオクドーム)に4−1で勝ち、2連勝を飾った。12四死球を足掛かりに効果的に得点を奪い、昨季苦戦した王者に快勝した。貯金を今季最多タイの「3」とし、ソフトバンク、オリックスに並び、4月19日以来のパ・リーグ3位に浮上。5球団がAクラス(3位以上)になる混戦の中、台風の目になろうとしている。

じわりと浸透する“イズム”が、勝利を引き寄せた。6安打ながら、12四死球に足も絡めて4得点。今季から指揮を執る井口資仁監督(43)は、戦略が結果につながり「塁に出て、いい形でしっかり1点を取りにいけている」と、手応え十分にうなずいた。

就任以来、選手には「四球は安打と同じ」と言い聞かせてきた。この日の相手先発はバンデンハーク。なかなか攻め切れないでいたが、勝機を見出したのは5回だ。

三塁前へのバント安打で出た荻野が、まず俊足でプレッシャーをかけた。2ボールから3球目で二盗に成功し、藤岡裕は四球を選んで好機拡大。中村、角中が適時打を放ち2点を先制した。7回にも死球の藤岡裕が生還し、8回に駄目押しのホームを踏んだのも四球で出た菅野だった。

今季は71試合を終えて274四死球で、昨季の同時期より38増。自身も7回に四球を選んだ中村は「球をしっかり見られている。3人で終わってしまうより、四球を1つ取れば相手もリズムに乗りにくくなる」と話す。

効率よく加点したチームは、昨季7勝18敗と大きく負け越したソフトバンクに連勝し、今季はここまで5勝5敗の五分。3日から、今度は3位に並んだオリックスとの直接対決に臨む。

「順位よりも、自分達の野球をやること」と井口監督。混沌とするパ・リーグの主役に、一気に躍り出る。

平沢(8回に適時打)
「最近は固定して使ってもらっているのでありがたいし、やりやすい。」
井上(7回1死満塁で大きな右犠飛)
「意外に伸びたので“入れ!”と思ったけど、ちょっと足りなかった。最低限の仕事はできた。」

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ロッテ・酒居、3ヶ月ぶり2勝目[サンスポ]

先発の酒居は7回5安打1失点の好投で、4月1日以来の2勝目を手にした。「真っ直ぐもよかったし、変化球でしっかり腕が振れた」と失点は7回にデスパイネに浴びたソロ本塁打のみ。開幕ローテーションに加わったものの調子が上がらず、4月末には2軍でミニキャンプを敢行。「プロの厳しさを知ったし、迷惑をかけてきた。これから期待に応えたい」と意欲をみせた。

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ロッテ、足を絡めて6安打で4点、井口監督「いい形で点を取れた」[サンスポ]

ロッテは6安打だったが、12四死球に足も絡めて4点を奪った。井口監督は「いい形で点を取れた。自分達の野球ができている」と目を細めた。

2点を先制した5回は三塁前へのバント安打で出た荻野が、俊足でプレッシャーをかけた。2ボールにさせてから3球目で二盗に成功し、藤岡裕も四球で好機拡大。続く中村と角中が適時打を放って主導権を握った。角中は「これを続けていきたい」と語った。

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ロッテ、3位浮上、楽天以外はAクラス、25年ぶり珍事[スポニチ]

ロッテは6安打ながら、18度出塁した。ヒット数の倍となる12四死球を得たのだ。4得点全ては、その四死球から生まれた。

「四死球を点にしたり、しっかりした攻撃ができていました」。

今季最多四死球に井口監督はしてやったりの表情だった。5回1死二塁、藤岡裕が四球でつなぐと中村、角中が連続適時打。7回は3連続の四死球で1死満塁とし、井上の右犠飛で無安打で3点目を得た。8回は菅野の四球で1死二塁とし、平沢が左前打。好機はことごとくものにした。

「四球はヒット」が指揮官の口癖だ。「打ちたい気持ちが強いと、ボールも振ってしまう」と「四球=安打」の評価を就任時、チームに伝えた。6位に沈んだ昨季、143試合での387四球(1試合平均2.7個)はリーグ最少。今季は71試合終了時点で同3位の229個を選び、1試合平均は3.2個だ。比例するように三振数はリーグ最少の418で、1試合平均の数は昨季の7.7から5.9へと大幅に減った。

「しっかり球を見られている」と決勝打を放った中村。連勝で貯金を今季最多タイの3とし、4月19日以来の3位タイへ浮上した。「自分たちの野球ができている」と井口監督。12球団最少の36本塁打と長打力は見劣りするが、長所を伸ばし、好位置につける。ちなみに上位の西武、日本ハムは四球の数も1、2位と多い。

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ロッテ、酒居、4月1日以来の2勝目「気持ちを引き締め直せた2軍の時間でした」[スポニチ]

ロッテの酒居は4月1日の楽天戦以来となる2勝目を挙げた。

7回5安打1失点。140キロ台中盤の直球には威力があった。不調で4月30日に出場選手登録から外れ、1ヶ月半、2軍で直球を磨いた。「プロの世界は厳しい。生半可な気持ちではマウンドに立てない。気持ちを引き締め直せた2軍の時間でした」。次代を担う2年目がようやく本領発揮だ。

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中村、先制V打で3位浮上[報知]

ロッテは中村奨吾内野手(26)の先制V打と角中勝也外野手(31)の適時打による2点を守り抜き、2連勝で4月17日以来の3位に浮上した。

両軍無得点の5回1死一、二塁のチャンスで中村が左前適時打を放ち先取点を挙げると、なおも一、二塁で角中にも中前打が飛び出した。

7回には井上の右犠飛、8回にも平沢の左前適時打でリードを広げた。

先発・酒居が7回を1失点で3か月ぶりの2勝目を挙げた。

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酒居が3ヶ月ぶり2勝目、4月17日以来の3位タイ浮上[報知]

ロッテの酒居知史投手(25)が7回101球、5安打1失点の好投で4月1日以来、3ヶ月ぶりの2勝目(2敗)を挙げた。チームは4月17日以来の3位タイに浮上した。

3点リードで迎えた7回。1死からデスパイネに左翼越えにソロを被弾。さらに2死一、二塁となり一打逆転のピンチを招いたが、代打・福田を空振り三振に仕留めて乗り切った。

その後は8回を益田、9回を内が抑えて逃げ切った。

チームは5月17日に今季最大の借金6もあったが、1ヶ月半で貯金3にまで盛り返してきた。

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ロッテ・酒居が3ヶ月ぶりの勝利、チーム3位浮上に導く[デイリー]

2年目右腕のロッテ・酒居が7回1失点と好投し、4月1日以来、3ヶ月ぶりの2勝目。チームを3位に押し上げる価値ある白星となった。

「迷惑をかけてきたので良かった。直球も変化球も変わらず腕を振れた」と安堵の笑みをみせた。

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