西武は2回に失策で1点を先行し、3回に浅村の18号2ラン、金子侑の3点二塁打、源田の適時打で一挙6点を加え、5回に源田の適時打で加点した。榎田は5回2失点で7勝目を挙げた。ロッテは有吉が3回途中7失点と崩れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 |
埼玉西武 | 0 | 1 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | x | 8 |
日本野球機構(NPB)は11日、「フレッシュオールスターゲーム2018」(7月12日・弘前市運動公園はるか夢球場)のスターティングメンバーを発表した。
打順 | 位置 | 氏名 | 球団 | 背番 |
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1 | 中 | 松原聖弥 | 巨 | 009 |
2 | 二 | 金子一輝 | 西 | 56 |
3 | 指 | 清宮幸太郎 | 日 | 21 |
4 | 三 | 村上宗隆 | ヤ | 55 |
5 | 一 | 安田尚憲 | ロ | 5 |
6 | 左 | 岩見雅紀 | 楽 | 13 |
7 | 右 | 戸川大輔 | 西 | 71 |
8 | 捕 | 古賀優大 | ヤ | 57 |
9 | 遊 | 大河 | デ | 23 |
投 | 種市篤暉 | ロ | 63 |
打順 | 位置 | 氏名 | 球団 | 背番 |
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1 | 遊 | 福田周平 | オ | 4 |
2 | 二 | 熊谷敬宥 | 神 | 4 |
3 | 一 | 川瀬晃 | ソ | 00 |
4 | 左 | 西村凌 | オ | 25 |
5 | 指 | 坂倉将吾 | 広 | 61 |
6 | 三 | 石垣雅海 | 中 | 32 |
7 | 中 | 島田海吏 | 神 | 53 |
8 | 捕 | 中村奨成 | 広 | 22 |
9 | 右 | 周東佑京 | ソ | 121 |
投 | 馬場皐輔 | 神 | 18 |
ロッテ井上晴哉内野手が、7月に入って5本目となる16号2ランを放った。
7点を先行されて迎えた5回2死三塁で、西武榎田のストレートをバックスクリーン左へ運ぶ2ラン。「秋から取り組んでいるボディーターンで、詰まったんですけどいってくれて良かった。意地がありますからね。あと(豪雨で被災した)地元広島に少しでも元気を与えられたらと思います」と振り返った。
試合は敗れ、前半戦最終カードは西武に負け越して終了したが、貯金2でシーズンを折り返した。井口資仁監督は「本人も自信になってるでしょう。後半も4番としてしっかりやって欲しい」と、“開眼”した大砲に期待を掛けた。
ソフトバンク中村晃外野手(28)が11日、マイナビオールスターゲーム2018に出場することがNPBから発表された。右手第2指基節骨骨折し辞退したロッテ荻野貴司外野手(32)の代役として選出された。
プロ11年目で初の球宴出場となる中村晃は「ちょっとびっくりしました。選ばれたからには楽しんでやりたい。純粋に野球を楽しめる。ヒットを打てればいいし、打てなくても楽しめたらいい」と、夢舞台で純粋に力と技の勝負に挑む。
ロッテの鈴木が2回に攻守で手痛いミスを犯した。一塁走者だった1死一塁の場面では田村の浅い中飛を安打と勘違いして三塁まで走り併殺。三塁の守備では1死二塁で、ゴロをさばいた遊撃手からの送球をそらして二塁走者の生還を許した。
勝っていれば前半戦を3位で終えていた試合。井口監督は「失策と走塁ミス。あれで一気に流れを持っていかれた」と嘆いた。
ロッテの有吉が3回途中まで投げて7安打7失点と打ち込まれた。2年目の今季、5月にプロ初先発してローテーション入りしてから最短での降板。「なかなかリズムに乗れず、こういう展開になってしまい申し訳ない」と肩を落とした。
0−1の3回、先頭打者の源田を内野安打で出塁させると浅村への初球が甘く浮いて2ランを浴びた。さらに2死満塁と攻められ、金子侑にも初球を3点二塁打された。「1年の半分に来て、新人で中継ぎだった昨季とは別物の疲れがある」と話していた不安が的中した。
日本野球機構は11日、「マイナビオールスターゲーム2018」の出場選手の変更を発表。ロッテ・荻野貴司外野手(32)が右手人差し指の骨折のため出場を辞退し、ソフトバンク・中村晃外野手(28)が補充された。中村晃は初出場で「ちょっとびっくりした。純粋に野球を楽しみたい」とコメント。荻野はオールスター終了後、ロッテの公式戦が10試合を終了する翌日まで、出場選手登録できない。
プロ野球のオーナー会議が11日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、世界野球ソフトボール連盟と2020年東京五輪組織委員会に、同五輪での競技順を当初の案通りソフトボール、野球の順に行うように要望することにした。正式な日程は、今月中旬の国際オリンピック委員会理事会で決まる。
オーナー会議では16年にソフトボールが先に実施されることを前提に五輪期間中の公式戦中断を決定したが、野球が先に行われる場合は代表合宿などを早める必要があり、中断期間が長くなることが懸念されている。
また、スポーツ振興くじの対象にプロ野球を加えることを見送ることなどが報告された。会議の冒頭では、西日本豪雨の犠牲者に黙祷をささげた。
せめてもの抵抗だ。0−7の5回2死三塁、ロッテ・井上は中堅左へ16号2ランを放った。「後半戦へ意地を見せたかった」。序盤の失点が響き、球宴前最終戦は敗れたが、借金30の昨季と比べれば貯金2は上々だ。
井上は扁桃炎から復帰した6月23日の西武戦以来16試合で打率.367、9本塁打、24打点。井口監督からは球宴期間も「神宮外苑で軟式野球したら?」と言われるほど、好調な背番号44のバットで後半戦の上位進出を狙う。
一方的に土俵を割ることはできなかった。0−7と大量リードされた5回2死三塁、ロッテ・井上は榎田の直球をバックスクリーン左へと突き刺した。
「詰まりましたけど、行ってくれた。意地がありますからね」。
序盤の大量失点が響き、試合は敗れたものの、井上は扁桃炎から復帰した6月23日の西武戦以来16試合で打率.367、9本塁打、24打点。球宴をはさむためにリーグ再開は16日の楽天戦になるだけに、井口監督には「もったいないから、神宮外苑で軟式野球してきたらどうだ?」と冗談を言われるほど、絶好調だ。
豪雨災害で苦しむ地元・広島を毎日、思う。「元気でやっている姿を見せたい」。故郷への思いもまた、アーチを量産する力になっている。
ロッテの有吉優樹投手(27)が、11日の西武戦(メットライフドーム)でプロ最短&ワーストの2回2/3、7安打7失点KOされた。2回1死二塁、味方失策で先制されると、2巡目との3回には5本の長短打を浴びるなど、6点を失った。
「チーム前半戦最後の試合。気合を入れていこうというなかで、リズムに乗れずこういった展開になってしまい申し訳ないです」と有吉。6月6日の中日戦(ナゴヤドーム)で先発初勝利を挙げて以来3連勝中だったが、痛すぎる今季2敗目となった。
オーナー会議では野球くじ導入見送りの経緯や、小学生から社会人、プロを対象にした「競技者登録システム」の導入を検討していることなどが報告された。
「基礎的なデータになる」と井原敦事務局長。また、東京五輪期間中の公式戦中断問題に絡み、当初想定していた「ソフトボール→野球」の競技日程になるよう、五輪組織委やWBSC(世界野球ソフトボール連盟)に要望を出すようオーナーから意見が出た。
ロッテの有吉優樹投手(27)が先発転向後、最短となる3回途中でKOを食らった。
初回から3イニング連続で先頭打者を出すなど、テンポが悪かった。3回無死一塁から浅村に2ランを被弾するなど、7安打7失点(自責6)。「獅子おどし打線」の餌食となった左腕は「チームとして前半戦最後の試合なので気合を入れていこうという中で、なかなかリズムに乗れずこういった展開になってしまい申し訳ないです」と肩を落とした。
プロ野球のオーナー会議が11日、都内で行われ、20年東京五輪の競技日程について、NPBは東京五輪・パラリンピック組織委員会などに対して「ソフトボール→野球」の開催順を要望することを決めた。
NPBは16年に「ソフト→野球」の開催順を前提に五輪期間中(7月24日〜8月9日)の公式戦中断を決定。競技日程は7月中旬にIOC理事会で決定するが、組織委からは新たに「野球→ソフト」の案を示されていた。
野球が先の場合、直前合宿の関係から公式戦の中断が前倒しされ、中断期間が長くなる可能性が出てくる。議長の白井オーナーは「五輪の日程は尊重しなくてはいけないが、プロ野球の日程の組み方をそう簡単に変える訳にはいけない」と説明。出席者の1人は「野球が先になった場合、ソフトボールの期間中に公式戦を再開するのかしないのか、という議論になる可能性がある」と話した。
4番が似合うようになったロッテ・井上が意地の一発だ。
5回2死三塁。榎田の140キロストレートを中堅に16号2ラン。「詰まったが行ってくれた」。球宴休みに入るが、井口監督から「神宮の朝野球に行ってこい」と好調キープを命じられ、「後半戦も期待に応えたい」と意気込んだ。
4番が似合うようになったロッテ・井上が豪快な1発で前半戦を締めた。
7点差を追った5回。2死から中村が三塁打で出塁すると、フルカウントから榎田の140キロストレートをバックスクリーン左へ運んだ。16号2ラン。
「本来の打球で、詰まったが行ってくれた。意地がありますからね」と振り返った。
チームは今季、この日も含めて榎田に4戦4敗となった。それでも意地は見せつけた。
打点はこれで「59」。過去4年の総本塁打数は「4」、合計打点は「34」で、まさに、“覚醒”だ。
今季は新外国人・ドミンゲスの調整遅れもあって、井口監督は開幕4番に起用した。
例年、「春男」と呼ばれて、5月以降は調子を落として、ファームだった。
だが、今季は踏ん張った。体調不良もあって6月13日にファーム落ちしたが、23日に復帰するとプロ初の満塁弾を放った。以降は活躍を続けている。
13日から球宴休みに入る。井口監督は井上に「もったいないよ、神宮の朝の軟式野球に行って打って来い」と声を掛けたという。
もちろん冗談で、好調をキープして欲しいという願いからだ。
井上は「ダメな時も我慢して使ってもらった。これからも失敗した時は受け止めて、好調に持っていくように努力したい」と気持ちを引き締めた。
故郷・広島は甚大な豪雨被害にあった。「地元に元気でやっていますという姿を届けたい。少しでも元気を与えることができたら」と力強く話した。
日本プロ野球機構(NPB)は11日、ロッテの荻野貴司外野手が、「右示指(人差し指)基節骨粉砕骨折」のため、オールスターゲームを辞退したと発表した。補充選手として、ソフトバンクの中村晃外野手が加わったとした。中村晃は球宴初出場となる。
荻野は9日の西武戦での打撃時に、スイングした際に投球を手に受け、その後、ベンチに退いていた。
荻野は監督推薦での初出場が決まっていたが、10日の公示で出場選手登録を抹消されていた。
プロ野球のオーナー会議が11日、東京都内で開かれ、2020年東京五輪の大会組織委員会に対して、ソフトボール、野球の順に競技を行うようにできる限り働き掛けることを決めた。組織委から日本野球機構(NPB)には複数の日程案が示されており、NPBによると今月中旬の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で決まる。
オーナー会議はソフトボールから先に競技が実施されることを前提に2016年に五輪期間中の公式戦の中断を決めた。だが、野球が先に行われる場合は五輪開幕前から代表合宿などを行う必要があり、公式戦の中断期間が長くなるため反対意見がある。