ロッテは0−1の7回、田村の2点適時打で逆転した。ボルシンガーは8回1失点と好投し、11連勝で両リーグ最多となる12勝目を挙げた。益田が今季初セーブ。オリックスは山岡が打線の援護に恵まれず7連敗で9敗目を喫した。
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | x | 2 |
ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が11連勝を飾った。キレのいい速球と、変化量の大きなカーブを武器にオリックス打線を8回6安打1失点に抑え、両リーグトップの12勝目をマーク。11試合での11連勝は、球団では1985年(昭60)の村田兆治以来。来日1年目にして、大エースの記録に肩を並べた。
ファンに「ボル神ガー」と呼ばれるのも納得の勝ちっぷりだった。ロッテ・ボルシンガーは感慨深げに喜びをかみしめた。「自分の力だけじゃできない記録。チーム一体となって試合に臨んだ結果だよ」。5月4日から無傷の11連勝。64年スタンカ(南海)15年マイコラス(巨人)の外国人最多記録に並んだ。登板11試合で11勝は、ロッテでは85年の「サンデー兆治」こと村田兆治までさかのぼる。
強風でボール先行になり、4度先頭打者に安打されても、8回をソロ1発のみの最少失点に抑えた。「大丈夫。いつでもゴロを打たせられる武器がある」。持ち球のナックルカーブが心の余裕を生む。マウンドで焦ることはまずない。
日本流の調整で日本の夏に順応した。自宅のある米テキサスをも上回る湿度と猛暑には和食で。「日本のものでパワーをつけたい。ご飯は力になる」。白米に肉野菜炒めをのせ、魚も積極的に食べた。また元来の勤勉な性格に、日本野球はハマった。投げない日もノートを持参し、配球を研究。登板前日に球場でその日の試合映像を見た後、家でも前回の自身のオリックス戦登板を復習する。「日本に来て、初めてルーティンが確立できた。日々の準備、努力1つ1つが実を結んでいると実感する」。
12勝も防御率2.07もリーグトップ。既に球団オプションで来季残留の方針が固まっており、井口監督は「球威、精度ともに上がっている。『エース』としてローテーションを回ってくれている。このまま最後まで投げて欲しい」と最大限の賛辞を贈った。
12勝中7勝がZOZOマリンで、本拠地登板は7戦全勝。ヒーローインタビューにももう慣れた。お立ち台に立つともらえる球団マスコット「マーくん」のぬいぐるみは自宅にたんまりある。「(6月末に生まれた)息子と奥さんと、たくさんのマーくんで家族写真を撮りたいね」。マーくんが家族の一員に思えてくるほどロッテになじんだ助っ人が、井口ロッテを中心で支える。
ボルシンガーが5月4日日本ハム戦から11連勝で12勝目を挙げた。外国人投手のシーズン11連勝は、64年スタンカ(南海)15年マイコラス(巨人)に並ぶタイ記録だ。ボルシンガーは5月4日から登板した11試合に全て白星。シーズンの連勝記録は13年田中(楽天)の24連勝だが、勝敗なしを挟まない連続登板勝利は03年斉藤和(ダイエー)13年田中の15戦15勝が最多。外国人投手の11戦11勝は初めてで、ロッテでは70年成田、85年村田に次いで3人目のタイ記録になる。
ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が11連勝を飾った。キレのいい速球と、変化量の大きなカーブを武器にオリックス打線を8回6安打1失点に抑え、両リーグトップの12勝目をマーク。11試合での11連勝は、球団では1985年(昭60)の村田兆治以来。来日1年目にして、大エースの記録に肩を並べた。
来日1年目のボルシンガーは、開幕11連勝の記録を持つ球団OB、村田兆治氏を知らなかった。通訳から「マサカリ投法」のフォームについてレクチャーされると、想像してくすり。「インターネットでチェックしておくから、今度また『知ってる?』って聞いて」と、ここでも勤勉さをのぞかせた。なお村田氏は8月21日の西武戦(東京ドーム)で始球式に登板するため、調べなくてももうすぐ生で見られます。
ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が11連勝を飾った。キレのいい速球と、変化量の大きなカーブを武器にオリックス打線を8回6安打1失点に抑え、両リーグトップの12勝目をマーク。
11試合での11連勝は、球団では1985年(昭60)の村田兆治以来。来日1年目にして、大エースの記録に肩を並べた。
ボルシンガーが5月4日日本ハム戦から11連勝で12勝目を挙げた。外国人投手のシーズン11連勝は、64年スタンカ(南海)15年マイコラス(巨人)に並ぶタイ記録だ。ボルシンガーは5月4日から登板した11試合にすべて白星。シーズンの連勝記録は13年田中(楽天)の24連勝だが、勝敗なしを挟まない連続登板勝利は03年斉藤和(ダイエー)13年田中の15戦15勝が最多。外国人投手の11戦11勝は初めてで、ロッテでは70年成田、85年村田に次いで3人目のタイ記録になる。
ロッテは井上晴哉内野手をイメージした「BIG SEIYA」Tシャツを21日からマリーンズオンラインストアで予約開始した。
大柄な井上をイメージし、通常マリーンズTシャツでは取り扱いが少ないBIGサイズ(XXL、XXXL)も取り扱う。税込み2800円でカラーはホワイト、ブラック。井上は「これまでオリジナルグッズはなかったので、とても嬉しいです。ビッグサイズがあるので自分も着られますね!サンプルをいただけるとのことなので、手元に届くのを楽しみにしています。皆様もぜひTシャツを着て応援してください」とコメントした。
ロッテは21日、オリックス16回戦(ZOZOマリン)に2−1で勝ち、2連勝で貯金を1とした。先発のマイク・ボルシンガー投手(30)は外国人投手タイとなる11連勝で、リーグを独走する12勝目を挙げた。
うだるような暑さも、抜群の安定感には影響しない。1回、2回と先頭打者を出しても「パニックにならず武器を使えばいいんだと、自分に言い聞かせた」とボルシンガー。カーブ、スライダーで打ち気をそらし、ピンチの芽を摘む。結局、5回に吉田正に許した本塁打1本のみ、8回6安打1失点で仕事を終えた。
パ・リーグでダントツの12勝。外国人投手のシーズン11連勝はプロ野球では1964年のスタンカ(南海)、2015年のマイコラス(巨人)に並び、登板11戦連続での勝利はボルシンガーが初の偉業だ。
「信じられないことだが、決して自分の力だけではない。(捕手の)田村がいつもリードしてくれるし、チーム一丸となって戦ってきた結果の数字」と控えめだ。
初めての日本だが、適応力の高さがボルシンガーの真骨頂。練習のルーティンをつかんだのも日本なら、「納豆だけは駄目だけど、日本人がよく食べるエネルギー源だから」と白米食を取り入れるなど、新しいチャレンジが支えている。
最多勝のタイトルも見えてくるが「魅力的だけど、次もクオリティスタートを目指してマウンドに上がることだけ」ときっぱり。まだまだ神がかりな投球は続きそうだ。
ロッテの田村が攻守でチームを引っ張った。0−1の7回1死二、三塁で2番手の吉田一の落ちる球を中前へ運び、逆転の2点適時打とし「何とかバットに当てようとしただけ」と安堵の表情を浮かべた。
守備では変化球が浮き気味だったボルシンガーを粘り強くリード。12勝目を挙げた相棒とお立ち台に並び「本当にすごい投手」と褒めちぎった。
ロッテは接戦を制し、2連勝。先発したマイク・ボルシンガー投手(30)が8回6安打1失点の好投を見せ、自身の登板で11連勝。両リーグトップの12勝目(1敗)を挙げた。1点を追う7回に田村龍弘捕手(24)の2点打で逆転した。
ボルシンガーが投げれば、勝てる。助っ人の力投が勝利を手繰り寄せた。まだ暑い日差しが少し残る午後5時開始の試合でも、テンポ良い投球は変わらず。140キロ台中盤の真っ直ぐに変化球を織り交ぜ、丁寧なピッチングだった。5回に1点を失ったものの、力投を続け味方打線の援護を待った。
すると1点を追う7回に打線が奮起。連続四球と犠打で1死二、三塁とすると、女房役の田村が逆転の中前2点打を放ち、試合をひっくり返した。
勝ち投手の権利を得たボルシンガーは8回もマウンドへ。2死から走者を出したものの、続く大城を右飛に仕留めて降板。9回を益田が抑えて接戦をものにした。
試合後、ボルシンガーは「信じられないくらい興奮している。ここまでの活躍は田村の存在が大きい。素晴らしいリード、僕のいいところを引き出してくれる」と感謝。「個人的には長い試合じゃなくてテンポよくリズムのいい試合をしたいと思っている。今日は野手に助けられながら粘っていいピッチングができた」と自身の投球を振り返った。「この球場の風は大好き。風を味方につけて、今後ともいいピッチングをしたい」と大歓声に応えた。
ロッテは21日、井上晴哉内野手(29)のオリジナルグッズ「BIG SEIYA」Tシャツ(2800円)の予約販売をオンラインストアで開始した。
日本選手最重量114キロの井上をイメージ。通常のS、M、L、XLだけでなく取り扱いが少ない超大型サイズのXXL、XXXLも取りそろえているのが特徴。井上は「これまでオリジナルグッズはなかったので、とても嬉しいです。ビックサイズがあるので自分も着られますね!」とコメントした。
右翼席のファンが「ボル神ガー」の応援タオルを振ると、ロッテ・ボルシンガーは笑顔で応えた。8回1失点。64年スタンカ(南海)、15年マイコラス(巨人)に並ぶ外国人記録のシーズン11連勝で、リーグトップを独走する12勝目を挙げた。
5回、吉田正に先制ソロを浴び、伏見にも二塁打を許した。犠打で1死三塁を迎えたが崩れない。「あそこで抑えたのが大きい」と後続を断ち、7回の逆転劇を呼び込んだ。
来日して身に付けたルーティンがある。まずは球場で集合し、全員でウオームアップを行う。米国にはない習慣。嫌がる外国人選手も多いが「米国ではルーティンをつくれなかった。今は日本のやり方でいいリズム」と順応している。
食事も日本流だ。「外国に来たらその土地の食べ物に挑戦したい」と、主食をお米に替え、肉や野菜炒めを乗せる。公私に優良な助っ人右腕を、井口監督も「安心して見ていられる」と信頼する。
ただの11連勝ではない。11戦11勝で本拠地7戦7勝。12勝に加え、防御率2.07、勝率.923もリーグトップの3冠だ。「連勝は個人ではできない。チームの努力」とおごらない右腕が、再びチームに貯金をもたらした。
ロッテ・ボルシンガーが8回1失点の好投で12勝目。64年スタンカ(南海)、15年マイコラス(巨人)に並ぶ外国人投手タイのシーズン11連勝を達成した。
破竹の11連勝でハーラートップを独走する12勝目。「信じられないくらい興奮している」と喜び、「(捕手の)田村が素晴らしいリードをしてくれた。彼がいなかったら僕はこの場にいない」と女房役へ最大の賛辞を送った。
これで本拠ZOZOマリンで7戦7勝。強風に苦しむ投手も多い中で「この風は大好き」と頼もしく語った。
ロッテが井上晴哉内野手をイメージした「BIG SEIYA」Tシャツを21日からマリーンズオンラインストアにて予約販売を開始した。
ビックな井上をイメージし、S・M・L・XLのほかに通常マリーンズTシャツでは取り扱いが少ない大きめのサイズ(XXL・XXXL)も展開。価格は2800円(税込)で、色はホワイトとブラック。
井上は「これまでオリジナルグッズはなかったので、とても嬉しいです。ビックサイズがあるので自分も着れますね!皆様もぜひTシャツを着て応援してください」と球団を通してコメントした。
長髪を浜風になびかせ、ロッテ・ボルシンガーが躍動した。来日1年目右腕が8回6安打1失点。リーグ最多12勝目をシーズン11連勝で飾った。外国人投手では64年のスタンカ(南海)、15年のマイコラス(巨人)に並ぶ史上3人目の最長タイ記録で、球団では85年の村田兆治以来。5月4日の日本ハム戦(札幌D)から2ヶ月半、11戦11勝で成し遂げた。
「信じられない。とても興奮している。村田のマサカリ投法?インターネットでチェックしてみる」。お立ち台で「ボル神ガー」タオルを広げて、笑った。
5回に先制ソロを浴びたが、崩れなかった。なお1死三塁を遊ゴロ2つで最少失点に切り抜けた。ZOZOで7戦7勝。「この風は大好きです。風を味方につけている」。140キロ台前半の直球を動かし、ナックルカーブ、スライダーは風でブレーキを利かせた。
初めて味わう酷暑にも順応する。「故郷の米テキサスも暑いけど、日本の夏がこれほどとは。湿気が多いね」。ビタミンCを多く取り、白米でエネルギーを補給。夏バテ予防に励む。
チームは2連勝で貯金1。井口監督は「エースとして、周りも乗ってくる」と立役者を絶賛した。12勝で3差のハーラートップを独走する右腕は「最多勝という言葉に魅力を感じる」。防御率も2.07で両リーグ1位に浮上したエースが、ロッテに追い風を吹かせる。
ロッテのボルシンガーが、8回6安打1失点でシーズン11連勝を飾った。64年のスタンカ(南海)、2015年のマイコラス(巨人)に並ぶ外国人最長タイで、球団では85年の村田兆治以来。「信じられない。とても興奮している。自分の力だけじゃできない。チーム一体となった」と声を弾ませた。
5回に吉田正に先制ソロを浴びたが、なお1死三塁で追加点を許さず。女房役の田村が7回1死二、三塁から中前に逆転2点打を放った。
来日1年目右腕はハーラートップを独走する12勝目。チームも2連勝で貯金1とした。
ロッテは21日、井上晴哉内野手(29)をイメージした「BIG SEIYA」Tシャツ(税込2800円)の予約販売をマリーンズオンラインストアで開始した。
BIGなアジャ・井上をイメージし、Sサイズから通常のマリーンズTシャツでは取り扱いが少ないBIGサイズ(XXL・XXXL)もそろえた。
カラーはホワイト、ブラックの2色。井上は「これまでオリジナルグッズはなかったので、とても嬉しいです。ビックサイズがあるので自分も着られますね!サンプルをいただけるとのことなので手元に届くのを楽しみにしています。皆様もぜひTシャツを着て応援してください」とコメントを添えた。
11連勝を達成しても、決して感謝の心を忘れない。ロッテ・ボルシンガーはそんな助っ人だ。
「自分の力だけではない。チーム一体となって(選手)それぞれが努力して勝った。そんな気持ちの表れだと思います」。
64年スタンカ(南海)、15年マイコラス(巨人)に並ぶ外国人投手では史上3人目となるシーズン11連勝。球団史だけではなく、日本球界に大きな足跡を残した。
5回、吉田正に先制の一発を浴びた。なお1死三塁としたが慌てない。「マイナスとは考えない。ゴロを打たせる武器と技術があると思う」。この言葉通り、杉本と安達を遊ゴロに打ち取った。
感謝の心と自信。この姿勢が打線の奮起を呼び込む。この日も7回1死二、三塁で田村が逆転打を放った。
井口監督は「日頃から努力している」と称え、こう言った。「エースとしてローテを回っている」。
これで12勝(1敗)。最多勝も視界に入るが「チームの助けになるように毎日、毎日やっていきたい」とボルシンガー。大口はない。感謝の心がある。
ロッテ・ボルシンガーが、8回1失点の好投で12勝目(1敗)。5月4日に2勝目を挙げて以来、負けなしの11連勝となった。
5回、吉田正に右翼席へソロを運ばれたが、その後は得点を許さず。緩急を駆使し、低めを丁寧につく投球で流れを引きよせた。
本拠地では7戦7勝と圧倒的な強さ。頼もしい助っ人は「この風大好き。風を味方につけてしっかりした投球ができる。今後ともしっかり投げたい」と、うなずいた。
ロッテは21日、井上晴哉内野手をイメージした「BIG SEIYA」Tシャツを同日からマリーンズオンラインストアで予約販売を始めたと発表した。
BIGな井上をイメージしており、通常マリーンズTシャツでは取り扱いが少ないBIGサイズ(XXL・XXXL)を取り扱う。
井上は「これまでオリジナルグッズはなかったので、とても嬉しいです。ビッグサイズがあるので自分も着られますね!サンプルを頂けるとのことなので手元に届くのを楽しみにしています。皆さまもぜひTシャツを着て応援してください」と大喜びだった。