わたしはかもめ2018年鴎の便り(8月)

便

8月12日

オリックス3x−2千葉ロッテ(京セラドーム)

オリックスがサヨナラで4連勝し4位に浮上した。2−2の延長10回2死一、二塁から中島の左前適時打で勝負を決めた。10回を抑えたローチが来日初勝利。ロッテは九回に安田の2点打で追い付いた粘りが実らず5連敗で5位に転落。

12345678910R
千葉ロッテ00000000202
オリックス0200000001x3x

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ロッテ安田2死満塁でプロ初安打、土壇場で大器片鱗[ニッカン]

土壇場で大器の片鱗を見せた。ロッテのドラフト1位、安田が2点を追う9回2死満塁でプロ初安打、初打点となる2点適時打を放った。カウント2−2からの6球目、外角低めのフォークに食らいついての右前打。10日のデビューから12打席目で出た一打で試合を振り出しに戻した。「ずっとチャンスで打ててなかった。打席で膝が震えてたんですが、あの場面で1本出てよかった」と安堵した。

手にしていたのは、松やにで真っ黒のバットだった。2回の第1打席までは真新しいバットを使っていたが、前日までの2戦を含め5度の得点圏で凡退。「清田さんに『練習用でいってみろよ』と言われて」。形状は86センチ、890グラムのメープル素材で試合用と同じでも、心持ちが違った。この日の試合前フリー打撃で5本の柵越えを打った、汗の染み込んだ相棒。「縁起がいいので、もう少し使っていきたい」とうなずいた。

家族がスタンドで見守る地元大阪で1本目が出たが、チームは延長10回サヨナラ負け。口元を引き締め「これで満足せず、勝利に貢献できるように1本1本、積み重ねていきたい」と誓った。履正社で高校通算65本塁打を放った、大きな期待を背負うルーキー。甲子園の季節に、プロの第1歩を踏み出した。

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ロッテ安田がプロ初安打&初打点「ボールは両親に」[ニッカン]

ロッテのドラフト1位、安田尚憲内野手がプロ初安打を放ち、初打点をマークした。2点を追う9回2死満塁のカウント2−2から右前への2点適時打。6球目の外角低めのフォークに食らいつき、しぶとく一、二塁間を破った。

試合を土壇場で振り出しに戻した一打に、ガッツポーズをしながら一塁へ。プロ12打席目で出た1本に、「何とか1本と思っていました。ああいう場面だったので緊張しましたが、何とか食らい付いていくことが出来て良かった。(ガッツポーズは)自然に出ました」とホッとした表情をみせた。

2軍戦では三塁、一塁を守ってきたが、1軍では指名打者で出場。「福浦さんから『ベンチにいなくてもいいから、しっかり準備しろ』と言われて。(ベンチで)応援したい気持ちもありますが、裏で走ったりしています」と、不慣れなDHでも必死に準備を重ねてきた。

地元大阪で1軍デビューのチャンスをもらい、家族らがスタンドで見守る前で初安打を決めた。「ボールは両親に渡したいです」と話したルーキー。「チームの勝利が最優先。勝利に貢献できるように、毎日毎日、必死にやっていきたい」とさらなる活躍を誓った。

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ロッテ5連敗も安田が初安打、初先発の種市が力投[ニッカン]

ロッテがサヨナラ負けを喫し、5連敗となった。2点を追う9回2死満塁からドラフト1位、安田尚憲内野手のプロ初安打、初打点となる2点適時打で追いつくも、延長10回2死無走者から安打と四球でピンチを招き、最後はオリックス中島にサヨナラ打を浴びた。

プロ初登板初先発の2年目右腕、種市は6回を2失点にまとめる力投。井口資仁監督は「種市がいい投球をして、安田にようやく1本が出て、いい展開になったと思ったんですが」と渋い表情だった。

借金は5となり、5位に転落。巻き返しに向け、「負けは僕の責任。(チームには)いいものも出ている。選手は思い切ってやって欲しい」と力を込めた。

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ロッテD1・安田、プロ初Hが同点2点打!意地の一打もチームは5連敗[サンスポ]

D1位・安田(履正社高)がプロ初安打で初打点をマークした。0−2の9回2死満塁でフォークボールを捉え、右前へ2点打を放った。「チャンスを潰してきていたので嬉しい。地元で何とか1本と思って食らいついていった」。10日に初昇格し、初安打までは10打数無安打1四球だった。チームはサヨナラ負けで5連敗。5位転落にも井口監督は「若い選手達のいいものが出つつある」と前向きだった。

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ロッテ・種市、デビュー戦で好投「最初は足が震えた」[サンスポ]

ロッテの2年目の種市が先発でプロ初登板し、6回2失点と好投した。勝敗は付かなかったが、失点は白崎の2ランだけで「最初は足が震えたが、1球目に強い球でストライクが取れて緊張は抜けた。自分の投球ができた」と胸を張った。

150キロに迫る速球とフォークボールで押し、無四球と制球力も光った。青森・八戸工大一高からドラフト6位で入団。青森から駆けつけた両親と3人の兄弟に「いいところは見せられたかな」と笑った。井口監督は「いい投球。勝ちを付けてやれなかったのは僕の責任。次は勝たせてやりたい」と褒めた。

加藤(1番に入って3安打)
「積極的にいこうとした結果がいい方に出た。良くも悪くも積極性が売りなので続けたい。」
小林投手コーチ(初先発の種市に)
「期待以上。特に無四球だったことが評価できる。」

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ロッテ・安田、2点打でプロ初安打!井口監督「やっぱり何か持っている男」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位ルーキー安田がプロ初安打で初打点をマークした。0−2の9回2死満塁で右前へ2点適時打。土壇場で追い付く一打に、一塁へ向かいながらガッツポーズを繰り返した。チームは延長の末に敗れたものの「ああいう場面だったので緊張したが、食らいつけて良かった。ボールは両親に渡したい」と感慨深そうに振り返った。

10日に初昇格し、この3連戦で先発出場を続けたが、初安打までは10打数無安打1四球だった。井口監督は「いいところで1本出た。やっぱり何か持っている男」とたたえた。

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ロッテD1・安田に待望のプロ初安打&初打点「正直、打席で膝が震えていました」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(19)=履正社高=が12日、オリックス戦(京セラ)で待望のプロ初安打を記録した。9回2死満塁、凡退なら試合が終了する場面。外角に逃げようとするフォークボールをとらえた。

「正直、打席で膝が震えていました。何とか1本、食らいついていこうということだけ考えていました」。

一、二塁を抜ける打球で走者2人が生還。初安打は一時同点となる2打点もただきだした。

初昇格した10日から数えて12打席目。その間、得点圏に走者を置く場面は5度あったが安打が出ない。

最後の打席の前で声をかけてくれたのが清田だった。

「練習用のバットを使ってみたら」。

試合用とは別に、打撃練習で松ヤニスプレーがたっぷり噴き付けられ、グリップも真っ黒になったバット。しかし、その手にはしっくりとなじんだ。3試合とも慣れないDHでの出場で、福浦からは「ベンチにいなくてもいいから、しっかり準備をしろ」とアドバイスも受けた。

「チャンスをずっと潰してきた。しんどいなと思うときもあったから、地元(大阪)で1本出てくれたのは本当によかった」と笑顔をみせた。

どんなスーパールーキーでも、初めの1打がなければ先へは進めない。井口監督は「安打が出なくてシュンとしていたから“今日は(安打が)でるぞ”といったら、いいところで回ってきましたね」とルーキーの初安打を喜んだ。

試合には敗れ5連敗で7月21日以来の5位に後退したが、この日は2年目の種市が初先発で6回2失点と好投。井口監督は「連敗はしているが、若い選手達でいいものが出つつある」と前向きにとらえた。

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ロッテ、ドラ1安田、プロ初安打が同点打、指揮官「持ってる」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・安田の足は震えていた。0−2の9回2死満塁。山本のフォークに食らいつくと、打球は一、二塁間を抜けた。同点の2点適時打。12打席目で待望のプロ初安打初打点に、何度も右拳を握り「1本出なくてしんどいときもあったけど、地元の大阪で最後に出て良かった」と笑った。井口監督も「いいところで出た。持っている男はああいうところで回ってくる」と喜んだ。

10日に初昇格し、3試合連続スタメン。慣れないDH出場だが、福浦にアドバイスをもらい、ベンチ裏で体を動かし快音を響かせた。それでもチームはサヨナラ負けで5連敗を喫し、5位に転落。「チームの勝利が最優先。貢献できるようにしたい」。新たな一歩を踏み出した19歳は、すぐに表情を引き締めた。

種市(プロ2年目初登板初先発。6回5安打2失点で勝ち負け付かず)
「自分のボールは投げられたが、できれば無失点に抑えて勝ちたかった。」

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ロッテの2年目・種市、プロ初登板初先発で堂々6回2失点、井口監督「いいピッチングだった」[スポニチ]

ロッテの2年目・種市篤暉投手(19)がオリックス戦でプロ初登板初先発。6回5安打2失点で、勝ち負けはつかなかった。

「初球は直球と決めていた。投げる前に足が震えていたが、強い直球でストライクが取れて緊張が取れた」と振り返ったように、先頭の宮崎への初球に力強い149キロを投げ込んだ。初回はわずか9球で三者凡退に抑えた。

しかし2回1死から伏見に中前打されると、続く白崎に変化球を左翼席へと運ばれた。それでも3回以降は本塁を踏ませない。最速150キロの直球に、落差のある決め球フォークボールを武器に6回まで投げ抜き、4三振を奪った。「思った以上に冷静に周りが見えたし、マウンドは投げやすかったです」と堂々と振り返った19歳。今後への大きな期待を抱かせる78球に、井口監督も「いいピッチングだった。本塁打1本で試合をつくってくれた。勝ちを付けられなかったのは僕の責任。良い姿を見せてくれた」と目を細めた。

青森から駆けつけた家族も見守る前で、立派な第1歩を踏み出した種市。「両親には恩返しというか、いいところを見せられたと思う」と安どしながらも「できれば無失点に抑えて勝ちたかった。初勝利、次に持ち越しですね」とさらなる高みを見据えた。

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ロッテのドラ1・安田が12打席目で待望初ヒット「無我夢中」完封負け目前、満塁で同点打[スポニチ]

ロッテのドラフト1位ルーキー、安田尚憲内野手(19)が13日、京セラドーム大阪で行われたオリックス戦で12打席目にして待望のプロ初安打。2点差を追う最終回、2死満塁で同点に追いつく殊勲の一打を放ってプロ初打点もマークした。

安田は10日の3連戦初戦から3試合連続で「7番・DH」として先発。それまでの3打席では全てフライに終わっていた。だが、0−2で迎えた9回、2死満塁の場面で、オリックス4番手・山本からカウント2ボール2ストライクの6球目フォークボールを右前へ弾き返し、走者2人を迎え入れた。

10日のオリックス戦は4打席に立って空振り三振、遊飛、四球、遊ゴロで3打数無安打。翌11日も4打席に立って二ゴロ、遊飛、見逃し三振、右飛で4打数無安打。2試合計8打席連続でノーヒットが続いていた。この日は2回の第1打席で無死一、三塁の先制機に真ん中直球を打って三ゴロ。先頭で入った5回の第2打席は高めの直球に中飛、7回は2死走者なしで右飛だった。

安田はプロ初安打を振り返り「これまでチャンスでなかなか打てていなかったので、無我夢中にボールに食らいつこうと思った。抜けてくれと思って走って、抜けたのを見てホッとしたというか、やっとチームに貢献できたと思った」と胸をなで下ろした。

地元で家族らが見守る前で勇姿を見せ「初安打を大阪で打てたのは良かった。(初安打の)ボールは取っておこうと思います」と記念球を握りしめた。

安田は履正社高(大阪)時代に高校通算65本塁打したスラッガー。高校時代は東の清宮(幸太郎、早実−日本ハム)、西の安田と並び称された。高校通算111本塁打の清宮は5月2日の楽天戦(札幌D)に「6番・DH」で先発し、プロ初打席でフェンス直撃の中越え二塁打を放つ衝撃デビュー。「5番・一塁」で先発した同9日のオリックス戦(京セラD)でプロ24打席目にして初本塁打をマークしている。

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ドラ1安田、地元・大阪で凱旋プロ初安打初打点!記念球は両親に[報知]

ロッテの安田尚憲内野手(19)がプロ初安打を放った。10日の昇格後、6度目の得点圏となる9回2死満塁のチャンスで一時同点となる2点打で初打点も挙げた。

プロ初安打の味は格別だった。安田は一塁を回ると、手をたたいて、ベンチに向かってガッツポーズを繰り出した。喜びを爆発させたルーキーは「何とか抜けてくれと思った。ホッとしました。やっとチームに貢献できた」と安堵の表情を浮かべた。

0−2の9回2死満塁。「緊張で膝が震えていた」中で、カウント2―2からの6球目、山本の136キロのフォークを振り抜いた。打球は一、二塁間を破る一時同点の2点打。10日に初昇格し12打席目、6度目の得点圏で快音を響かせ「どんな球にも食らいついていこうと。これまでチャンスで打てていなかったので、最後に地元の大阪で打ててよかった」と大粒の汗を拭った。

5回の第2打席から清田に練習用のバットを使うように促された。なかなか快音の出ない後輩への“気分転換”のススメだった。ベテランの福浦からもDHで臨む試合中の準備について「ずっとベンチにいなくてもいい」と助言をもらい、ベンチ裏でダッシュやバットを振るなどして打席に向かった。頼れる先輩達からのアドバイスも生きた。

昇格初日はビジター用のヘルメットではなく、ホーム用のヘルメットをかぶったまま打撃練習を行った。泥だらけの練習用のユニホームのまま試合に出そうになり、「それはさすがにアカンやろ!」と先輩達から突っ込まれるなど、19歳らしい一面も見られた。

スタンドには母・多香子さんら親族と履正社高時代の友人、知人も応援に駆けつけた。昨年のドラフト会議後、多香子さんに人生で初めて手紙を書いて贈った。「今まで育ててくれて、ありがとう。プロ野球で頑張ってきます」と、厳しい世界で戦う決意を込めた。7月のフレッシュオールスター(弘前)では初めてプロの試合に家族を呼んだが、この試合以外の2軍戦では一切、声を掛けなかった。1軍の舞台で晴れ姿を見せたいとの思いからだった。「この喜びを誰に1番に届けたいか?との質問には「家族ですね。この3日間もずっと来てくれていたので」と即答。記念のボールは両親にプレゼントする。

安田は「この1本に満足せずに1本、1本積み重ねていきたい」とさらなる成長を誓えば、井口監督も「“持ってる男”にはいいところで回って来るのかなと思った。もっともっとチャンスを与えてあげたい」と褒めたたえ、今後も起用し続ける方針を明かした。

チームは延長10回サヨナラ負けで今季2度目の5連敗。7月21日以来の5位転落となったが、ドラ1ルーキーの姿は一際輝いていた。

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安田プロ初安打も…延長10回サヨナラ負けで5位転落[報知]

ロッテはドラフト1位・安田尚憲内野手(19)が0−2の9回2死満塁からプロ初安打となる2点適時打で一時同点に追いついたが、延長10回2死一、二塁から岩下が中島に左前にサヨナラ打を浴び、力尽きた。

プロ初登板初先発の種市が6回5安打2失点の好投も初勝利はお預け。今季2度目の5連敗となった。借金は5に膨れ上がり、オリックスと入れ替わって7月21日以来の5位に転落した。

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ドラ1安田、プロ初安打初打点「ボールは両親に」[報知]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(19)が「7番・DH」で3試合連続のスタメン出場し、プロ初安打を放った。

0−2の9回2死満塁の絶好機で山本から右前にプロ初打点となる同点2点打を放った。「何とか1本と思っていました。なかなか無い貴重な経験だと思いますし、あういう場面だったので緊張しました。何とか食らい付いていくことが出来て良かったです。ボールは両親に渡したいです」と興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

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ドラ1安田、プロ初安打は土壇場9回2死満塁から同点2点打[報知]

ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(19)が「7番・DH」で3試合連続のスタメン出場し、プロ初安打を放った。

0−2の9回2死満塁の絶好機で山本から右前に同点2点打を放った。

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種市、6回2失点デビューも…援護なく初勝利お預け[報知]

ロッテはプロ初登板初先発の種市篤暉投手(19)が6回5安打2失点の好投。2回に白崎に2ランを浴びたが、要所を抑えて先発としての役割は十分果たした。

最速150キロの直球とフォークを軸にクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成したが、打線の援護がなく08年の唐川以来となる10代勝利はお預けとなった。

青森・三沢市出身。八戸工大一高から16年ドラフト6位で入団した。この日は地元から両親、兄、姉が応援に駆け付けた。家族の前での快投でローテ定着アピールに成功した。

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ロッテ・安田、プロ初安打初打点、ドラ1若武者が存在感「ボールは両親に渡したい」[デイリー]

ロッテドラフト1位・安田尚憲内野手(19)が起死回生の一打を放った。

2点を追った9回2死満塁。2−2から山本の変化球を捉えた。打球は右翼へゴロで抜ける同点の2点適時打となった。プロ初安打、初打点。

「打ったのはフォークです。何とか1本と思っていました。なかなかない貴重な経験だと思いますし、ああいう場面だったので緊張しました。何とか食らい付いていくことができて良かったです。ボールは両親に渡したいです」。

10日に1軍合流を果たし、スタメンでの出場を続けてきた。井口監督はチャンスで迷うことなく安田を打席に送り出した。

試合は10回、サヨナラ負けを喫したが、若武者がしっかりと存在感を示した。

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